JP4698366B2 - 光ピックアップ装置およびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、光ディスク等のメディアに記録されたデータを再生させることや、メディアにデータを記録させることが可能な光ピックアップ装置およびその製造方法に関するものである。
図11は、従来の光ピックアップ装置の一形態を示す説明図である。
光ピックアップ装置501が用いられて、メディア(図示せず)における情報などのデータの再生または記録が行われる。メディアとして、例えば、CD(Compact Disc)等の光ディスク(図示せず)が挙げられる。
レーザドライバ530からレーザダイオード540へ電流が流されて、レーザダイオード540からレーザ光が出力される。レーザとは、例えば誘電放出を利用して光の増幅を行うものを意味する。レーザ(LASER )は、「light amplification by stimulated emission of radiation 」の略称である。レーザダイオード(laser diode )は、「LD」と略称される。レーザドライバ530は、LD540を駆動させてLD540からレーザ光を出させるレーザ駆動回路530を構成するものである。このようなことから、レーザドライバは、「LD driver 」等と呼ばれ「LDD」と略称される。LDD530からLD540に電流が供給され、LD540から出射されたレーザ光により、ディスク900に情報の記録が行われたり、ディスク900に記録された情報の再生が行われたりする。
LD540から出力されたレーザ光は、回折格子560、中間レンズ570、ハーフミラー600、対物レンズ710を介して、ディスク900に照射される。回折格子560は、光の回折を利用して、LD540から出射されたレーザ光を幾つかのビーム(図示せず)に分ける。ハーフミラー(half mirror )は、「HM」と略称される。また、対物レンズ(objective lens)は、「OBL」と略称される。OBL710は、ディスク900の信号部910へレーザ光を集光させる役目を果たす。
また、LD540から出力されるレーザ光の一部は、フロントモニタダイオード650に入る。フロントモニタダイオード(front monitor diode )は、「FMD」と略称される。FMD650は、LD540から出力されるレーザ光をモニタして、LD540を制御するためにフィードバックをかけるものとされている。
また、ディスク900から反射されたレーザ光の一部は、フォトダイオードIC820に当てられる。フォトダイオードIC(photo diode IC)は、「PDIC」と略称される。PDIC820は、光を受けて、その信号を電気信号に変えて、ピックアップ装置501のレンズホルダ720のサーボ機構(図示せず)を動作させるための信号を出力する。サーボもしくはサーボ機構とは、制御の対象とされるものの状態を測定し、測定したものと基準値とを比較して、自動的に修正制御を行わせる機構のもの等を意味する。
LDD530、LD540、回折格子560、中間レンズ570、HM600、FMD650、OBL710が装着されたレンズホルダ720、PDIC820は、ハウジング510に装備される。ハウジングとは、例えば、部品が収容される箱形のもの等の物が入れられる箱や、箱に類似したものを意味する。
また、LDD530、LD540、FMD650、PDIC820は、フレキシブルプ
リント回路体520に通電可能に接続されている。フレキシブルプリント回路体(flexible printed circuit)は、「FPC」と略称される。FPCが製造される工程について説明すると、例えば銅箔などの金属箔となる複数の回路導体520cが絶縁シート520sに印刷されて、絶縁シートに回路導体が並設される。その上に保護層(図示せず)が設けられてFPCが構成される。FPC520は、絶縁シートの両面に回路導体が設けられた二層フレキシブルプリント基板いわゆる両面フレキシブルプリント基板として形成されている。
光ピックアップ装置501は、上述した各種のものを備えるものとして構成されている。なお、光ピックアップ装置501は、図示されたもの以外に、他の構成要素(図示せず)も備えるが、図11においては、それらの構成要素は、便宜上、省略した。
LD540などにFPC520が接続され、そののちに、LD540の位置決めが行われつつ、ハウジング510にLD540が装備される。
光ピックアップ装置501のLD540から出射されたレーザ光は、OBL710を通り抜け、プレーヤ本体内に装備されたCD等の光ディスク900に当てられる。LD540から出射されたレーザ光により、光ディスク900に情報の記録が行われたり、光ディスク900に記録された情報が再生されたりする。光ピックアップ装置501による情報の記録または再生は、このように行われる。
また、従来の他の光ピックアップ装置として、例えば、発光素子や受光素子を確実に位置決めして取り付けることができ、これらの素子に不要な応力を与えることなく、さらに放熱効果を高めることが可能とされた光ピックアップ装置がある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−141821号公報(第3頁、第1−5図)
しかしながら、図11に示す上記従来の光ピックアップ装置501にあっては、LD540がFPC520全体に接続された状態で、ハウジング510に精度よく確実にLD540を装備させることは、難しい作業とされていた。図11においては、光ピックアップ装置501の構成が分かり易くされるために、FPC520は、部分的に示されているが、実際には、FPC520の全体は、ハウジング510の大半を覆うほど、広い面積のフレキシブルプリント回路体520とされている。
ハウジング510にLD540を装備させるときに、LD540からレーザ光を出射させながら、LD540をハウジング510に備え付ける。そのときに、LD540に接続されたFPC520全体が邪魔となり、ハウジング510に、LD540を装備させ難いことが問題とされていた。
光ピックアップ装置501の製造工程に難しい作業が行われると、光ピックアップ装置501の歩留まりが低下し、その結果、光ピックアップ装置501の価格が上昇することが懸念される。
また、例えば、光ピックアップ装置501を構成するハウジング510に不用意に衝撃が加えられたときに、光ピックアップ装置501を構成するハウジング510からLD540いわゆる発光素子540が外れることも心配される。
本発明は、上記した問題を解決することにある。本発明は、上記した点に鑑み、確実に
発光素子が装備可能とされた光ピックアップ装置およびその製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る光ピックアップ装置は、ハウジングに装備されると共に、光を出射する発光素子と、該発光素子に接続されると共に、該発光素子に電気を供給する電力供給機器と接続される機器接続部が設けられた回路体と、該機器接続部を前記回路体の本体から取り除くことにより構成される第一回路部材及び第二回路部材と、該回路体の第一回路部材及び第二回路部材が接続される相手側回路体とを備え、該相手側回路体には前記第一回路部材の接続部に対応した相手側接続部及び前記第二回路部材の接続部に対応した相手側接続部が設けられ、該相手側回路体に該回路体の第一回路部材及び第二回路部材がそれぞれ半田付けされたことを特徴とする。
上記構成により、確実に発光素子が装備された光ピックアップ装置が構成される。従来の光ピックアップ装置にあっては、回路体全体を備える発光素子が光ピックアップ装置に装備されるときに、回路体全体に遮られて、光ピックアップ装置に発光素子を装備させる作業は、困難な作業とされていた。しかしながら、発光素子に接続される回路体と、回路体が接続される相手側回路体とが別体とされていれば、回路体を備える発光素子が光ピックアップ装置に装備されるときに、相手側回路体に遮られ、光ピックアップ装置に発光素子を装備させることができないという不具合の発生は回避される。前記回路体には発光素子に電気を供給する電力供給機器と接続される機器接続部が設けられ、該機器接続部を前記回路体の本体から取り除くことにより構成される第一回路部材及び第二回路部材を相手側回路体に半田付けすることによって該相手側回路体に接続されることにより、相手側回路体から回路体を介して発光素子に電気が送られる。
請求項2に係る光ピックアップ装置は、請求項1に記載の光ピックアップ装置において、前記発光素子を収容可能な保持部材と、該保持部材を装備可能なハウジングとをさらに備え、該保持部材に該発光素子が挿着され、該ハウジングに該保持部材が位置決めされた状態で、該ハウジングに該保持部材が装着されたことを特徴とする。
上記構成により、保持部材に収容された発光素子は、確実にハウジングに装備される。発光素子を収容可能な保持部材に発光素子が挿着されていれば、発光素子の位置調整は容易に行われる。発光素子が収容可能な保持部材が用いられることにより、ハウジングに対する発光素子の装備作業は、容易に実行可能となる。
請求項3に係る光ピックアップ装置は、請求項1又は2に記載の光ピックアップ装置において、前記発光素子が収容される保持部材と、該保持部材が装備されるハウジングとをさらに備え、該ハウジングは、周壁と、該周壁内を区画形成する隔壁とを有し、前記回路体が接続された該発光素子は、該保持部材に挿着され、該保持部材に対応して、該周壁と該隔壁とに囲まれた収容部が該ハウジングに設けられ、該収容部に該保持部材が装着されたことを特徴とする。
上記構成により、発光素子が収容された保持部材は、確実にハウジングに装着され続け易くなる。従来の光ピックアップ装置においては、例えば、光ピックアップ装置を構成するハウジングや保持部材などに不用意に衝撃などが加えられたときに、光ピックアップ装置を構成するハウジングから発光素子を収容した保持部材が外れることがあった。しかしながら、発光素子を収容した保持部材が、ハウジングの収容部に装着されていれば、光ピックアップ装置を構成するハウジングや保持部材などに不用意に衝撃などが加えられても、発光素子を収容した保持部材は、ハウジングから外れ難くなる。
請求項4に係る光ピックアップ装置は、請求項1記載の光ピックアップ装置において、前記機器接続部を前記回路体の本体から除去させ易くする切欠き部が、該回路体に設けられたことを特徴とする。
上記構成により、回路体を備える発光素子は、光ピックアップ装置に装備され易くなる。不要とされた機器接続部を回路体の本体から除去させ易くする切欠き部が、回路体に設けられているので、前記機器接続部の除去作業は容易に行われる。前記機器接続部の除去作業が効率よく行われるので、光ピックアップ装置の製造作業は効率よく行われる。
請求項5に係る光ピックアップ装置の製造方法は、発光素子に該発光素子に電気を供給する電力供給機器と接続される機器接続部が設けられた回路体を接続し、該電力供給機器から該回路体を通して該発光素子に電気を供給して該発光素子から光を出射させつつハウジングに該発光素子を位置決め装備させ、その後、該機器接続部を前記回路体の本体から取り除くことにより第一回路部材及び第二回路部材を構成し、前記第一回路部材に設けられた接続部を該接続部に対応して相手側回路体に設けられた相手側接続部に半田付けすると共に、前記第二回路部材に設けられた接続部を該接続部に対応して前記相手側回路体に設けられた相手側接続部に半田付けし、前記回路体を前記相手側回路体に接続することを特徴とする。
上記構成により、発光素子は、確実にハウジングに装備される。発光素子に電気を供給する電力供給機器と接続される機器接続部が設けられた回路体を通して該電力供給機器から該発光素子に電気を供給して該発光素子から光を出射させつつ、回路体が接続された発光素子をハウジングに位置決め装備させるので、発光素子は、ハウジングに確実に装備される。また、ハウジングに発光素子を装備させた後に、該機器接続部を前記回路体の本体から取り除くことにより構成される第一回路部材及び第二回路部材を相手側回路体に半田付けさせるので、ハウジングに発光素子を装備させるときに、回路体全体が邪魔となって、ハウジングに発光素子を装備させ難くなるということは回避される。ハウジングに発光素子を装備させるときには、発光素子が接続された第一回路部材及び第二回路部材に相手側回路体が半田付けされていないので、ハウジングに発光素子を位置決め装備させているときに、相手側回路体が位置決め作業の邪魔となることはない。従って、ハウジングに発光素子を確実に装備可能な光ピックアップ装置の製造方法が提供される。
請求項6に係る光ピックアップ装置の製造方法は、請求項5に記載の光ピックアップ装置の製造方法において、前記発光素子を収容可能な保持部材に該発光素子を挿着させた状態で、前記ハウジングに該保持部材を位置決めさせつつ装着させることを特徴とする。
上記構成により、保持部材に収容された発光素子は、確実にハウジングに装備される。発光素子を収容可能な保持部材に発光素子が挿着されていれば、発光素子の位置調整は容易に行われることとなる。発光素子が収容可能な保持部材が用いられることにより、ハウジングに対する発光素子の装備作業は、容易に実行可能となる。
請求項7に係る光ピックアップ装置の製造方法は、請求項5又は6に記載の光ピックアップ装置の製造方法において、前記ハウジングに、周壁と、該周壁内を区画形成する隔壁とを設け、前記発光素子を収容可能な保持部材に、前記回路体が接続された該発光素子を挿着させ、該保持部材に対応して、該周壁と該隔壁とに囲まれた収容部を該ハウジングに設け、該収容部に該保持部材を位置決めさせつつ装着させることを特徴とする。
上記構成により、発光素子が収容された保持部材は、確実にハウジングに装着され続け易くなる。従来の光ピックアップ装置においては、例えば、光ピックアップ装置を構成するハウジングや保持部材などに不用意に衝撃などが加えられたときに、光ピックアップ装置を構成するハウジングから発光素子を収容した保持部材が外れることがあった。しかしながら、ハウジングを構成する周壁と、周壁内を区画形成する隔壁とに囲まれた収容部に、発光素子が挿着された保持部材を装着させれば、光ピックアップ装置を構成するハウジングや保持部材などに不用意に衝撃などが加えられても、発光素子を収容した保持部材は、ハウジングから外れ難くなる。また、ハウジングを構成する周壁と、周壁内を区画形成する隔壁とに囲まれた収容部に、発光素子が挿着された保持部材を位置決めさせつつ装着するときに、発光素子が接続された回路体に、相手側回路体は半田付けされていないので、回路体全体が邪魔となり、発光素子が挿着された保持部材をハウジングに装備させ難いという不具合の発生は回避される。従って、発光素子が挿着された保持部材は、相手側回路体などに邪魔されることなく、確実にハウジングに装着される。
請求項に係る光ピックアップ装置の製造方法は、請求項5記載の光ピックアップ装置の製造方法において、前記発光素子に電気を供給して該発光素子を光らせる電力供給機器との接続を果たした前記回路体の機器接続部を、該回路体から除去させ易くするために、該回路体に切欠き部を設け、該切欠き部を基準にして、該回路体の本体から該機器接続部を取り除くことを特徴とする。
上記構成により、回路体の機器接続部は、回路体の本体から容易に除去される。回路体に切欠き部が設けられているので、回路体の本体から機器接続部を取り除くための接続部除去作業は、回路体の切欠き部を基準にして迅速に行われる。
上記構成により、ハウジングに発光素子が確実に装備された光ピックアップ装置が構成される。従来の光ピックアップ装置にあっては、回路体全体を備える発光素子が光ピックアップ装置に装備されるときに、回路体全体に遮られて、光ピックアップ装置に発光素子
を装備させる作業は、困難な作業とされていた。しかしながら、ハウジングに発光素子を装備させた後に、発光素子に接続された回路体を相手側回路体に半田付けさせて光ピックアップ装置を製造するので、ハウジングに発光素子を装備させるときに、回路体全体が邪魔となって、ハウジングに発光素子を装備させ難くなるということは回避される。ハウジングに発光素子を装備させるときには、発光素子が接続された回路体に相手側回路体が半田付けされていないので、ハウジングに発光素子を位置決め装備させているときに、相手側回路体が位置決め作業の邪魔となることはない。従って、ハウジングに発光素子が確実に装備された光ピックアップ装置の提供が可能となる。
以上の如く、請求項1に記載の発明によれば、確実に発光素子が装備された光ピックアップ装置を構成させることができる。従来の光ピックアップ装置にあっては、回路体全体を備える発光素子が光ピックアップ装置に装備されるときに、回路体全体に遮られて、光ピックアップ装置に発光素子を装備させる作業は、困難な作業とされていた。しかしながら、発光素子に接続される回路体と、回路体が接続される相手側回路体とが別体とされていれば、回路体を備える発光素子が光ピックアップ装置に装備されるときに、相手側回路体に遮られ、光ピックアップ装置に発光素子を装備させることができないという不具合の発生は回避される。前記回路体には発光素子に電気を供給する電力供給機器と接続される機器接続部が設けられ、該機器接続部を前記回路体の本体から取り除くことにより構成される第一回路部材及び二回路部材を相手側回路体に半田付けすることによって該相手側回路体に接続されることにより、相手側回路体から回路体の第一回路部材及び第二回路部材を介して発光素子に電気が送られる。該機器接続部が前記回路体の本体から取り除かれていない状態において、該機器接続部に設けられた機器接続部に電力供給機器を接続することにより発光素子に電気を供給することができるので、回路体を通して該電力供給機器から該発光素子に電気を供給して該発光素子から光を出射させつつ、回路体が接続された発光素子をハウジングに位置決め装備させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、保持部材に収容された発光素子を、確実にハウジングに装備させることができる。発光素子を収容可能な保持部材に発光素子が挿着されていれば、発光素子の位置調整は容易に行われる。発光素子が収容可能な保持部材が用いられることにより、ハウジングに対する発光素子の装備作業は、容易に実行可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、発光素子が収容された保持部材を、ハウジングに確実に装着させ続けることができる。従来の光ピックアップ装置においては、例えば、光ピックアップ装置を構成するハウジングや保持部材などに不用意に衝撃などが加えられたときに、光ピックアップ装置を構成するハウジングから発光素子を収容した保持部材が外れることがあった。しかしながら、発光素子を収容した保持部材が、ハウジングの収容部に装着されていれば、光ピックアップ装置を構成するハウジングや保持部材などに不用意に衝撃などが加えられても、発光素子を収容した保持部材は、ハウジングから外れ難くなる。
請求項4に記載の発明によれば、回路体を備える発光素子を、光ピックアップ装置に装備させ易くすることができる。機器接続部を回路体の本体から除去させ易くする切欠き部が、回路体に設けられているので、回路体の機器接続部の除去作業は容易に行われる。不要とされた機器接続部の除去作業が効率よく行われるので、光ピックアップ装置の製造作業は効率よく行われる。
請求項5に記載の発明によれば、発光素子に該発光素子に電気を供給する電力供給機器と接続される機器接続部が設けられた回路体を接続し、該電力供給機器から該回路体を通して該発光素子に電気を供給して該発光素子から光を出射させつつ、回路体が接続された
発光素子をハウジングに位置決め装備させるので、発光素子は、ハウジングに確実に装備される。また、ハウジングに発光素子を装備させた後に、発光素子に接続された回路体を相手側回路体に半田付けさせるので、ハウジングに発光素子を装備させるときに、回路体全体が邪魔となって、ハウジングに発光素子を装備させ難くなるということは回避される。ハウジングに発光素子を装備させるときには、前記回路体の本体から機器接続部を取り除くことにより構成される第一回路部材及び第二回路部材に相手側回路体が半田付けされていないので、ハウジングに発光素子を位置決め装備させているときに、相手側回路体が位置決め作業の邪魔となることはない。従って、第一回路部材及び第二回路部材を用いて発光素子への通電を行えるようにしてハウジングに発光素子を確実に装備可能な光ピックアップ装置の製造方法を提供できる。
請求項6に記載の発明によれば、保持部材に収容された発光素子を、確実にハウジングに装備させることができる。発光素子を収容可能な保持部材に発光素子が挿着されていれば、発光素子の位置調整は容易に行われることとなる。発光素子が収容可能な保持部材が用いられることにより、ハウジングに対する発光素子の装備作業は、容易に実行可能となる。
請求項7に記載の発明によれば、発光素子が収容された保持部材を、ハウジングに確実に装着させ続けることができる。従来の光ピックアップ装置においては、例えば、光ピックアップ装置を構成するハウジングや保持部材などに不用意に衝撃などが加えられたときに、光ピックアップ装置を構成するハウジングから発光素子を収容した保持部材が外れることがあった。しかしながら、ハウジングを構成する周壁と、周壁内を区画形成する隔壁とに囲まれた収容部に、発光素子が挿着された保持部材を装着させれば、光ピックアップ装置を構成するハウジングや保持部材などに不用意に衝撃などが加えられても、発光素子を収容した保持部材は、ハウジングから外れ難くなる。また、ハウジングを構成する周壁と、周壁内を区画形成する隔壁とに囲まれた収容部に、発光素子が挿着された保持部材を位置決めさせつつ装着するときに、発光素子が接続された回路体に、相手側回路体は半田付けされていないので、回路体全体が邪魔となり、発光素子が挿着された保持部材をハウジングに装備させ難いという不具合の発生は回避される。従って、発光素子が挿着された保持部材は、相手側回路体などに邪魔されることなく、確実にハウジングに装着される。
請求項に記載の発明によれば、回路体の機器接続部を、回路体の本体から容易に除去させることができる。回路体に切欠き部が設けられているので、回路体の本体から機器接続部を取り除くための接続部除去作業は、回路体の切欠き部を基準にして迅速に行われる。
以下に本発明に係る光ピックアップ装置およびその製造方法の一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る光ピックアップ装置およびその製造方法の一実施形態を示す分解斜視図、図2は、光ピックアップ装置を構成する保持部材内の発光素子に回路体が接続される状態を示す斜視図、図3は、同じく保持部材内の発光素子に回路体が接続される状態を示す斜視図、図4は、同じく保持部材内の発光素子に回路体が接続される状態を示す斜視図、図5は、回路体を備える発光素子がハウジングに装備される状態を示す分解斜視図、図6は、回路体を備える発光素子がハウジングに装備された状態を示す斜視図、図7は、回路体の一部が回路体の本体から除去された状態を示す分解斜視図、図8は、回路体に相手側回路体が接続される状態を示す分解斜視図、図9は、回路体に相手側回路体が接続された状態を示す斜視図、図10は、光ピックアップ装置が組み立てられる状態を示す分解斜視図である。
光ピックアップ装置1(図1,図10)が用いられて、メディア(図示せず)における情報などのデータの再生または記録が行われる。メディアとして、例えば、CD系列の光ディスクや、DVD系列の光ディスクなどが挙げられる(何れも図示せず)。「CD」は、「Compact Disc」(商標)の略称である。また、「DVD」は「Digital Versatile Disc」(登録商標)の略称である。
光ディスクについて詳しく説明すると、光ディスクとして、例えば、「CD−ROM」,「DVD−ROM」などのデータ読出し専用の光ディスクや、「CD−R」,「DVD−R」,「DVD+R」などのデータ追記型の光ディスクや、「CD−RW」,「DVD−RW」,「DVD+RW」(登録商標),「DVD−RAM」,「HD DVD」(登録商標),「Blu-ray Disc」(商標)などのデータ書込み/消去やデータ書換え可能なタイプの光ディスクなどが挙げられる。
「CD−ROM」もしくは「DVD−ROM」の「ROM」は、「Read Only Memory」の略称である。「CD−ROM」もしくは「DVD−ROM」は、データ/情報読出し専用のものである。また、「CD−R」または「DVD−R」もしくは「DVD+R」の「R」は、「Recordable」の略称である。「CD−R」または「DVD−R」もしくは「DVD+R」は、データ/情報の書込みが可能なものである。また、「CD−RW」または「DVD−RW」もしくは「DVD+RW」の「RW」は、「Re-Writable 」の略称である。「CD−RW」または「DVD−RW」もしくは「DVD+RW」は、データ/情報の書換えが可能なものである。また、「DVD−RAM」は「Digital Versatile Disc Random Access Memory」の略称である。「DVD−RAM」は、データ/情報の読み書き/消去が可能なものである。
また、「HD DVD」は「High Definition DVD」の略称である。「HD DVD」は、従来のDVD系列のものと互換性をもたせ、且つ、従来のDVD系列のディスクよりも記憶容量の大きいものである。従来のCDには、赤外レーザが用いられていた。また、従来のDVDには、赤色レーザが用いられていた。しかしながら、「HD DVD」の光ディスクに記録されたデータ/情報が読み出されるときには、青紫色レーザが用いられる。また、「Blu-ray」とは、従来の信号の読み書きに用いられていた赤色のレーザに対し
、高密度記録が実現されるために採用された青紫色のレーザを意味する。
また、光ディスクとして、例えばディスク両面に信号面が設けられ、データ書込み/消去やデータ書換えが可能とされた光ディスク(図示せず)等も挙げられる。また、光ディスクとして、例えば二層の信号面が設けられ、データ書込み/消去やデータ書換えが可能とされた光ディスク(図示せず)等も挙げられる。また、例えば三層の信号面が設けられ、データ書込み/消去やデータ書換えが可能とされた「HD−DVD」用光ディスク(図示せず)等も挙げられる。また、例えば四層の信号面が設けられ、データ書込み/消去やデータ書換えが可能とされた「Blu-ray Disc」用光ディスク(図示せず)等も挙げられる。
光ピックアップ装置1は、前記各種光ディスクに記録されたデータを再生させたり、前記書込み可能もしくは書換え可能な各種光ディスクにデータを記録させたりするときに用いられる。光ピックアップ装置1は、CD系のメディアや、DVD系のメディア等に対応する。この光ピックアップ装置1は、複数のメディアに対応することができる。
レーザドライバ30(図1,図8〜図10)からDVD用発光素子41(図1〜図8)へ電流が流されて、DVD用発光素子41からレーザ光が出力される。レーザドライバ30(図1,図8〜図10)は、フレキシブル回路体20(図10)を構成する相手側回路体27(図1,図8〜図10)に装備されている。レーザドライバ30が装備された相手側回路体27から回路体24(図1〜図9)を経由して、DVD用発光素子41に電流が流されて、DVD用発光素子41からレーザ光が出射される。
DVD用発光素子41(図1〜図5)は、波長が約630〜670nm(ナノメータ)のレーザ光を出射するDVD用レーザダイオード(LD)である。DVD用LD41は、金属製保持部材51いわゆる金属製ホルダ51内に収容されている。光ピックアップ装置1の設計/仕様により、例えば、DVD用発光素子41に代えて、CD用発光素子が第一ホルダ(51)内に収容されたものも使用可能とされる。LDがホルダ内に収容されることから、このホルダは、レーザホルダやLDホルダ等と呼ばれることもある。
レーザドライバ30(図1,図8〜図10)は、第一のLD41(図1〜図8)を駆動させて第一のLD41からレーザ光を出射させるレーザ駆動回路とされている。レーザドライバは、LDを駆動させるドライバとされていることから、LDドライバ(LD driver )と呼ばれたり、LDDと略称されたりする。LDD30から第一のLD41に電流が供給されて、第一のLD41から出射されたレーザ光により、DVD±Rなどの光ディスクに情報の記録が行われたり、DVD±Rなどの光ディスクに記録された情報が再生されたりする。
また、レーザドライバ30(図1,図8〜図10)からCD用発光素子42(図1,図8)へ電流が流されて、CD用発光素子42からレーザ光が出力される。レーザドライバ30が装備された相手側回路体27からCD用発光素子42に電流が流されて、CD用発光素子42からレーザ光が出射される。
CD用発光素子42(図1,図8)は、波長が約770〜805nmのレーザ光を出射するCD用レーザダイオード(LD)である。CD用LD42は、金属製保持部材52いわゆる金属製ホルダ52内に収容されている。光ピックアップ装置1の設計/仕様により、例えば、CD用発光素子42に代えて、DVD用発光素子が第二ホルダ(52)内に収容されたものも使用可能とされる。
LDD30(図1,図8〜図10)は、第二のLD42を駆動させて第二のLD42(
図1,図8)からレーザ光を出射させるレーザ駆動回路とされている。LDD30から第二のLD42に電流が供給されて、第二のLD42から出射されたレーザ光により、CD−Rなどの光ディスクに情報の記録が行われたり、CD−Rなどの光ディスクに記録された情報が再生されたりする。
各種電子部品を繋ぐフレキシブル回路体20(図10)は、メイン回路体29(図1,図8〜図10)と、メイン回路体29に続く相手側サブ回路体27と、相手側サブ回路体27に接続されるサブ回路体24(図1〜図8)とを備えて構成される。
フレキシブル回路体20として、フレキシブルプリント回路体が用いられた。フレキシブルプリント回路体(Flexible Printed Circuit)は、「FPC」と略称されている。FPCは、複数の回路導体(図示せず)が絶縁シートに印刷されて、例えば銅箔などの金属箔(図示せず)が絶縁シートに並設され、その上に保護層(図示せず)が設けられて形成される。各図において、各回路体20,24,27,29の回路導体および保護層が省略されて、各回路体20,24,27,29が示されている。各回路体20,24,27,29は、便宜上、簡略化されたものとして示されている。
第一のLD41から出力されたレーザ光は、中間光学部品70を通り抜け、偏光ビームスプリッタ80内を略直角に反射して通り抜け、レフレクトミラー100において略直角に反射され、コリメータレンズ110(図9)を通り抜け、ミラー120(図1,図5〜図9)において略直角に反射され、対物レンズ210(図1,図10)を通り抜けて、光ディスクに照射される。
第二のLD42から出力されたレーザ光は、PBS80内を略直進して通り抜け、レフレクトミラー100において略直角に反射され、ミラー120において略直角に反射され、OBL210を通り抜けて、光ディスクに照射される。
DVD用LD41から出力されたレーザ光の光路が、PBS80内を略直角に反射して通り抜けるのに対し、CD用LD42から出力されたレーザ光の光路は、PBS80内を略直進して通り抜ける。この点で、DVD用レーザ光の光路と、CD用レーザ光の光路とは異なる。しかしながら、他の光路においては、DVD用レーザ光の光路およびCD用レーザ光の光路とも同じ光路とされている。
中間光学部品70(図1,図5)は、第一のLD41または第二のLD42から出射されたレーザ光を集めるものとされている。中間光学部品70は、例えば、中間レンズ、ダイバージェントレンズ、カップリングレンズ、センサレンズなどと呼ばれて、取り扱われることもある。
偏光ビームスプリッタ80(図1,図5〜図8)は、DVD用レーザ光の波長やCD用レーザ光の波長により異なる特性をもつ。例えば、DVD用発光素子41(図5〜図8)から出射されたDVD用レーザ光が偏光ビームスプリッタ80に入射されたときに、偏光
ビームスプリッタ80は、これの内部においてDVD用のレーザ光を略直角に反射させる。また、例えば、CD用発光素子42(図1,図8)から出射されたCD用レーザ光が偏光ビームスプリッタ80に入射されたときに、偏光ビームスプリッタ80は、これの内部においてCD用のレーザ光を略直進させる。偏光ビームスプリッタは、例えばPBSと略称して用いられる。「PBS」は、「polarized beam splitter 」もしくは「polarizing
beam splitter」の略称である。
レフレクトミラー100(図1,図5〜図8)は、例えば、一部のレーザ光を反射させたり、特定のレーザ光を透過させたりする。レフレクトミラー100は、光学的特性に優
れるガラスが用いられて形成されている。レフレクトミラー(reflect mirror)は、「RM」と略称される。光ピックアップ装置1の設計/仕様などにより、RM100に代えて、例えば、ハーフミラーが用いられたものも使用可能とされる。
コリメータレンズ110(図9)は、LD41,42側すなわちRM100側からこのレンズに入射された光を平行光にして、ミラー120側に出射させる。平行光とは、光線が広がらずにどこまでも平行に進む光を意味する。これに対し、拡散光とは、さまざまな方向に光を拡散させて照射させる光源の光を意味する。コリメータレンズ(collimator lens )は、例えば「CL」と略称される。
ミラー120(図1,図5〜図9)は、レーザ光を略直角に全反射させる。
対物レンズ210(図1,図10)は、LD41またはLD42から出射されたレーザ光を光ディスクの信号部へ集光させる役割を果たす。対物レンズ(objective lens)は、「OBL」と略称される。OBL210は、レンズホルダ220に装着されている。OBL210を備えるレンズホルダ220は、複数のサスペンションワイヤ230によって、移動可能に支持されている。また、各サスペンションワイヤ230は、制御基板250に取り付けられている。
光ディスクに対し、OBL210を備える前記レンズホルダ220のフォーカスサーボが行われるときに、OBL210を備えるレンズホルダ220は、上下方向に沿って動かされる。また、光ディスクに対し、OBL210を備えるレンズホルダ220のトラッキングサーボが行われるときに、OBL210を備えるレンズホルダ220は、左右方向に沿って動かされる。OBL210によって絞られたレーザ光の焦点が、光ディスクの信号層に合わせられるときに、OBL210に装着されたレンズホルダ220は、アクチュエータ200により上下左右に駆動される。この明細書における「上」,「下」,「左」,「右」の定義は、光ピックアップ装置を説明するための便宜上の定義とされる。
フォーカスとは、焦点やピントを意味する。また、トラッキングとは、光を用いて、光ディスクに設けられた微小なピット(穴、凹み)や、グルーブ(溝)、ウォブル(蛇行)などを追跡観測し、螺旋状に描かれた軌道の位置を定めることを意味する。
アクチュエータとは、例えば、エネルギーを並進運動または回転運動に変換させる駆動装置を意味する。アクチュエータ200は、例えば、OBL210が装着されるレンズホルダ220と、電流が流されることで発生する電磁力によりレンズホルダ220を駆動させる各コイルと、コイルに向かい合わせられ常に磁束を発生する磁石と、磁石が取り付けられるヨークとを備えて構成される。
LD41,42(図1,図8)側からRM100の表側にレーザ光が照射されたときに、大部分のレーザ光は反射される。RM100を反射した大部分のレーザ光は、CL110(図9)を透過し、ミラー120にて全反射され、OBL210(図1,図10)を透過して光ディスクに照射される。しかしながら、一部のレーザ光は、RM100(図1,図5〜図8,図10)を透過し、受光素子150(図1,図5〜図7,図10)に照射される。
また、光ディスクから反射されOBL210(図1,図10)を透過してミラー120(図1,図5〜図9)を反射しCL110(図9)を通り抜けたレーザ光が、RM100(図1,図5〜図8,図10)に照射されたときに、大半のレーザ光は、RM100を透過し、略平板状光学部品310(図1,図5〜図8)を透過して、フォトダイオードIC320(図1,図8,図10)に当てられる。
また、第一のLD41または第二のLD42から出力されるレーザ光の一部は、RM100を透過して受光素子150(図1,図5〜図7,図10)に照射される。第一のLD41または第二のLD42から出射されたレーザ光の一部は、RM100の裏側において、受光素子150により検出される。この明細書における「表」,「裏」の定義は、光ピックアップ装置を説明するための便宜上の定義とされる。
受光素子150は、レーザ光の一部が照射されるフロントモニタダイオードである。受光素子150は、LD41(図1〜図8)や、LD42(図1,図8)から出力されるレーザ光をモニタして、LD41,42の制御のためにフィードバックをかけるものとされている。フロントモニタダイオード(front monitor diode )は、「FMD」と略称される。
また、光ディスクから反射されたレーザ光の一部は、OBL210(図1,図10)を通り抜け、ミラー120(図1,図9)において略直角に反射され、CL110(図9)、RM100(図1,図5〜図8)、光学部品310を通り抜けて、フォトダイオードIC320(図1,図8,図10)に当てられる。
光学部品310(図1,図5〜図8)は、略平板状に形成され、レーザ光の非点収差を発生させる。非点収差が発生されたレーザ光は、フォトダイオードIC320に当てられる。
フォトダイオードIC320は、光ディスクから反射されたレーザ光を受けて、その信号を電気信号に変え、光ディスクに記録された情報を検出するための光検出器である。また、フォトダイオードIC320は、光ディスクから反射されたレーザ光を受けて、その信号を電気信号に変えて、光ピックアップ装置1を構成するOBL210付レンズホルダ220のサーボ機構を動作させるための光検出器でもある。フォトダイオードICは、例えば、フォトダイオード(photo diode )と、集積回路(integrated circuit)とが組み合わせられて構成される。フォトダイオードIC(photo diode IC)は、「PDIC」と略称される。
上記各種部品は、金属/合成樹脂製のハウジング10(図1,図5〜図10)に装備される。ハウジングとは、例えば、装置、部品などの物が収容される箱形のものや、箱に類似したものを意味する。
ハウジング10は、上記各部品が装備されるハウジング本体10aと、ハウジング本体10aから突設され第一シャフト(図示せず)と移動可能に合わせられる一対の第一軸受部10b,10bと、第一軸受部10b,10bに対し反対側に向けてハウジング本体10aから突設され第二シャフト(図示せず)と移動可能に合わせられる第二軸受部10cとを備えるものとして形成されている。ハウジング10は、例えば、射出成形が可能であって耐熱性を有する熱可塑性の合成樹脂材料が用いられて形成されている。
第一軸受部10b,10bと、第二軸受部10cとは、例えば、射出成形が行われてハウジング本体10aと一体成形されている。第一軸受部10b,10bと、第二軸受部10cと、前記ハウジング本体10aとは、同一の材料が用いられて射出成形により一つのものとして形成されている。
合成樹脂材料が用いられハウジング10が形成されることにより、ハウジング10の軽量化が図られる。従って、ハウジング10を備える光ピックアップ装置1の軽量化が図られる。また、合成樹脂材料が用いられ射出成形法に基づいてハウジング10が形成される
ことにより、図1および図5に示す複雑な形状のハウジング10とされていても、効率よく大量にハウジング10が生産される。
射出成形が可能であって耐熱性を有する熱可塑性の合成樹脂材料として、例えば熱安定性性や、絶縁特性などの電気的特性や、機械的特性や、寸法安定性などに優れるポリフェニレンサルファイド樹脂(poly phenylene sulfide:PPS)等のポリアリーレンサルファイド系樹脂などが挙げられる。PPSを基材としたものとして、例えば、大日本インキ化学工業製:DIC(登録商標)等が挙げられる。具体的なPPSとして、例えば、大日本インキ化学工業製:DIC・PPS_FZ−2100等が挙げられる。
光ピックアップ装置1の設計/仕様などにより、PPSなどの合成樹脂に代えて、例えば、亜鉛や、アルミニウムなどの非鉄金属や、亜鉛や、アルミニウムを含有する合金が用いられて、ハウジングが形成されたものも使用可能とされる。亜鉛や、アルミニウムは、耐食性に優れたものとされ、鉄よりも比重の小さい非鉄金属とされている。
上記各種部品がハウジング10(図1,図10)に装備されたのちに、ハウジング10の上面に、ハウジング10内の各種のものを保護する被覆板400が被せられる。被覆板400は、放熱性に優れる薄肉金属板が用いられてプレス成形されている。被覆板400は、ねじ450等の止具450が用いられてハウジング10に固定される。
この光ピックアップ装置1(図1,図10)は、レーザ光を出射する各LD41,LD42(図1,図8)と、LD41に通電可能に接続されるサブ回路体24(図1〜図8)と、サブ回路体24が通電可能に接続される相手側サブ回路体27(図1,図8〜図10)と、相手側サブ回路体27に続くメイン回路体29(図1,図8〜図10)と、各LD41,42および各回路体24,27,29が装備されるハウジング10とを備えるものとして構成されている。
LD41にサブ回路体24が半田付けされ(図4,図5)、相手側サブ回路体27にサブ回路体24が半田付けされて(図9)、LD41と、サブ回路体24と、相手側サブ回路体27とが、通電可能に接続される。
これにより、確実にLD41が装備された光ピックアップ装置1が構成される。従来の光ピックアップ装置501(図11)にあっては、回路体520全体を備えるLD540が光ピックアップ装置501に装備されるときに、回路体520全体に遮られて、光ピックアップ装置501にLD540を装備させる作業は、困難な作業とされていた。
しかしながら、LD41(図1)に通電可能に接続されるサブ回路体24と、サブ回路体24が通電可能に接続される相手側サブ回路体27とが別体とされていれば、サブ回路体24を備えるLD41が光ピックアップ装置1のハウジング10に装備されるときに、相手側サブ回路体27またはメイン回路体29に遮られ(図10)、光ピックアップ装置1を構成するハウジング10にLD41を装備させることができないという不具合の発生は回避される。LD41(図1〜図8)に通電可能に接続されたサブ回路体24が、半田材5(図9)によって相手側サブ回路体27に通電可能に接続されることにより、相手側サブ回路体27からサブ回路体24を介してLD41に電気が送られる。
半田材として、環境に配慮された鉛を含有しない半田いわゆる鉛フリー半田が用いられた。半田材として、鉛フリー半田が用いられていれば、例えば光ピックアップ装置1(図1,図10)もしくは光ピックアップ装置1に装備されたフレキシブル回路体20(図10)が廃棄されるときに、鉛により自然環境に影響が及ぶということは、回避される。鉛フリー半田として、例えば、千住金属工業社製:エコソルダ(登録商標)などが挙げられ
る。具体的に説明すると、鉛フリー半田として、例えば、千住金属工業社製:エコソルダM30などが挙げられる。また、リフロータイプの鉛フリー半田として、例えば、千住金属工業社製:エコソルダL21などが挙げられる。なお、前記鉛フリー半田に代えて、通常の半田材が用いられたものも使用可能とされる。通常の半田材として、例えば、千住金属工業社製:スパークルペーストOZ(登録商標)などが挙げられる。
サブ回路体24(図4,図5)にLD41が半田付けされたり、相手側サブ回路体27(図9)にサブ回路体24が半田付けされたり、相手側サブ回路体27にLDDが半田付けされたり、メイン回路体29に各種電子部品が半田付けされたりして、各部が通電可能に接続されるために、各回路体24,27,29の基部は、耐熱性に優れるポリイミド系樹脂などの耐熱性合成重合体が用いられて形成されている。ポリイミド(polyimide)は、「PI」と略称される。ポリイミド樹脂が用いられて基部が形成されたFPCとして、例えば、日東電工社製:ニトフレックス(登録商標)や、東レ・デュポン社製カプトン(登録商標)などが挙げられる。
日東電工社製ニトフレックス(登録商標)の商品として、例えば、高精細FPC(両面)、高精細FPC、微細接続FPC、高絶縁信頼性FPC、高耐熱性FPC、高屈曲FPCなどが挙げられる。また、東レ・デュポン社製カプトン(登録商標)の商品として、例えば、Hタイプ、Vタイプ、SuperVタイプ、ENタイプ、KJタイプなどが挙げられる。東レ・デュポン社製カプトン(登録商標)は、約−269℃の極低温から約+400℃の高温までの広い温度範囲に使用可能なものとされている。
図1〜図8の如く、サブ回路体24は、一層の回路導体(図示せず)を有する回路部材21,22を複数備えるものとして構成されている。サブ回路体24は、一層の回路導体を有する回路部材21,22を二枚備えて構成されている。各回路部材21,22は、LD41に半田付けされている。
一層の回路導体を有する回路部材21,22がハウジング10に装備されていれば、安価な光ピックアップ装置1が構成される。二層の回路導体を有する回路部材(図示せず)は、一層の回路導体を有する回路部材21,22よりも高価とされる場合がある。例えば、二層の回路導体を有する回路部材の一枚の価格と、一層の回路導体を有する回路部材21,22の二枚の価格とを比較した場合、二層の回路導体を有する回路部材の一枚の価格よりも、一層の回路導体を有する回路部材21,22の二枚の価格のほうが安価となる場合がある。安価な回路部材21,22が光ピックアップ装置1のハウジング10に装備されることにより、安価な光ピックアップ装置1が構成される。
サブ回路体24は、LD41からレーザ光を出射させるときに電気が流される一層のシグナル用回路導体を有する第一回路部材21と、LD41からレーザ光が出射されたときに電気が流される一層のグランド用回路導体を有する第二回路部材22とを備えるものとして構成されている。
このような回路部材21,22がハウジング10に装備されていれば、安価な光ピックアップ装置1が構成される。二層の回路導体を有する回路部材21,22は、一層の回路導体を有する回路部材21,22よりも高価とされる場合がある。安価な一層のシグナル用回路導体を有する第一回路部材21と、安価な一層のグランド用回路導体を有する第二回路部材22とがLD41に接続され、第一回路部材21および第二回路部材22に電気が流されることで、LD41からレーザ光が出射される。なお、シグナルとは、信号を意味する。また、グランドとは、接地を意味する。
この光ピックアップ装置1(図1,図10)は、LD41を収容可能なホルダ51(図
1〜図5)を備えている。ホルダ51内にLD41が挿着された状態で、LD41にサブ回路体24が半田付けされる。
LD41(図1〜図4)に略丸棒状の端子部41aが設けられて、LD41の本体(図示せず)から端子部41aが突設されている。また、LD41の端子部41aに対応した略丸孔状の第一接続部21aが、サブ回路体24を構成する第一回路部材21に設けられている。サブ回路体24の第一回路部材21に、略丸孔状の第一接続部21aが穿設されている。また、LD41の端子部41aに対応した略丸孔状の第一接続部22aが、サブ回路体24を構成する第二回路部材22に設けられている。サブ回路体24の第二回路部材22に、略丸孔状の第一接続部22aが穿設されている。
先ず、LD41の端子部41aに、第一回路部材21の第一接続部21aが合わせられる(図1〜図4)。次に、LD41の端子部41aに、第二回路部材22の第一接続部22aが合わせられる(図4,図5)。その後、第一回路部材21の第一接続部21aおよび第二回路部材22の第一接続部22aが、LD41の端子部41aに、まとめて半田付けされる。
サブ回路体24(図1〜図5)を構成する第一回路部材21に、第二接続部21b(図8)が設けられている。第一回路部材21の第二接続部21bに対応した相手側接続部25b(図9)が、相手側サブ回路体27に設けられている。相手側サブ回路体27の相手側接続部25bに、第一回路部材21の第二接続部21bが合わせられて、相手側サブ回路体27の相手側接続部25bに、第一回路部材21の第二接続部21bが半田付けされる。
また、サブ回路体24(図1〜図5)を構成する第二回路部材22に、第二接続部22b(図8)が設けられている。第二回路部材22の第二接続部22bに対応した相手側接続部26b(図9)が、相手側サブ回路体27に設けられている。相手側サブ回路体27の相手側接続部26bに、第二回路部材22の第二接続部22bが合わせられて、相手側サブ回路体27の相手側接続部26bに、第二回路部材22の第二接続部22bが半田付けされる。
このように半田付けが行われることにより、各回路部材21,22を備えるサブ回路体24は、確実に相手側サブ回路体27に通電可能に接続される。サブ回路体24を構成する各回路部材21,22の第二接続部21b,22bに、相手側サブ回路体27の相手側接続部25b,26bが半田付けされることにより、サブ回路体24と、相手側サブ回路体27との接続は、確実に行われる。
図1および図5の如く、この光ピックアップ装置1は、LD41を収容可能なホルダ51と、ホルダ51を装備可能なハウジング10とを備えている。ホルダ51(図1〜図5)の収容部内にLD41が挿着されている。ハウジング10の収容部15r(図5)内に、LD41を備えるホルダ51が精度よく位置決めされた状態で、ハウジング10にホルダ51が装着される(図6〜図8)。
これにより、ホルダ51に収容されたLD41は、精度よく確実にハウジング10に装備される。LD41を収容可能なホルダ51内に、サブ回路体24が接続されたLD41が挿着されていれば、LD41の位置調整は容易に行われる。LD41が収容可能なホルダ51が用いられることにより、ハウジング10に対するLD41の装備作業は、容易に実行可能となる。
図1および図5の如く、このハウジング10は、略平板状の基壁11と、基壁11に対
し略直交する略環状の周壁12と、周壁12内を区画形成する略平板状の隔壁15とを有するものとして形成されている。サブ回路体24(図4,図5)が半田接続されたLD41は、ホルダ51の収容部内に挿着されている。ホルダ51に対応して、周壁12と隔壁15とに囲まれた収容部15r(図1,図5)が、ハウジング10に設けられている。周壁12と隔壁15とに囲まれた収容部15r内に、サブ回路体24が半田接続されたLD41を備えるホルダ51が装着されている(図6〜図8)。また、LD41の端子部41a(図1〜図5)は、ハウジング10の周壁12内に位置している(図6〜図8)。
これにより、LD41が収容されたホルダ51は、確実にハウジング10に装着され続け易くなる。従来の光ピックアップ装置501(図11)においては、例えば、光ピックアップ装置501を構成するハウジング510やLD540が収容されたホルダ(図示せず)などに不用意に衝撃などが加えられたときに、光ピックアップ装置501を構成するハウジング510からLD540を収容したホルダが外れることがあった。
しかしながら、LD41(図5〜図8)を収容したホルダ51が、ハウジング10の収容部15r内に装着されて、LD41の端子部41a(図1〜図5)が、ハウジング10の周壁12内に位置するものとされていれば、光ピックアップ装置1を構成するハウジング10やホルダ51などに不用意に衝撃などが加えられても、LD41を収容したホルダ51は、ハウジング10から外れ難くなる。
ハウジング10(図6)に、LD41を備えたホルダ51を精度よく位置決め装備させるために、ホルダ51内のLD41からレーザ光を出射させつつ、ホルダ51をハウジング10に位置決め装備させる。そのために、LD41に電気を供給してLD41を光らせる電力調整供給機器(図示せず)を用いる。サブ回路体24の機器接続部23bに、電力調整供給機器(図示せず)の接続部(図示せず)を繋げる。不図示の電力調整供給機器からサブ回路体24を介してLD41に電気が流されることで、LD41が発光する。
LD41を備えるホルダ51が精度よくハウジング10に位置決め装備されたのちに、図7の如く、不要とされたサブ回路体24の一部23bを、サブ回路体24の本体23aから除去する。そのために、不要とされたサブ回路体24の一部23bをサブ回路体24の本体23aから除去させ易くする略湾曲状の切欠き部21c,22c(図2〜図5)が、サブ回路体24に設けられている。
このようなサブ回路体24が用いられていれば、光ピックアップ装置1の組立工程において、サブ回路体24を備えるLD41は、光ピックアップ装置1のハウジング10に装備され易くなる。不要とされたサブ回路体24の一部23bをサブ回路体24の本体23aから除去させ易くする略湾曲状の切欠き部21c,22cが、サブ回路体24に設けられているので、サブ回路体24の不要となった機器接続部23bの除去作業は、比較的容易に行われる。不要とされたサブ回路体24の機器接続部23bの除去作業が効率よく行われるので、光ピックアップ装置1の製造作業は効率よく行われる。
不要とされたサブ回路体24の機器接続部23bが、サブ回路体24の本体23aから除去された後に、図7および図8の如く、略湾曲状の切欠き部21c,22cの痕跡は残される。
次に光ピックアップ装置1の製造方法について詳しく説明する。光ピックアップ装置1の製造方法について、簡単に上述されているが、以下に光ピックアップ装置1の製造方法を図面に基づいて詳細に説明する。
先ず、LD41(図2〜図4)に略丸棒状の端子部41aを設け、LD本体から端子部
41aを突設させる。また、LD41の端子部41aに対応した略丸孔状の第一接続部21a,22aをサブ回路体24に設け、サブ回路体24に接続部21a,22aを穿設させる。
次に、LD41を収容可能なホルダ51にLD41を挿着させ、その状態で、サブ回路体24をLD41に半田付けさせる。サブ回路体24を折り曲げた後に、サブ回路体24をLD41に半田付けさせる。サブ回路体24を構成する第一回路部材21および第二回路部材22を、LD41が収容されたホルダ51に沿って略直角に折り曲げた後に(図4)、レーザ光を出射するLD41に通電可能に接続されるサブ回路体24の略丸孔状接続部21a,22aを、LD41の略丸棒状端子部41aに半田付けさせる。LD41の端子部41aにサブ回路体24の第一接続部21a,22aを合わせて、LD41の端子部41aにサブ回路体24の第一接続部21a,22aを半田付けさせる。
次に、図5および図6の如く、サブ回路体24およびサブ回路体24が半田接続されたLD41を、ハウジング10に装備させる。サブ回路体24が略直角に折り曲げられると共に、サブ回路体24が半田付けされたLD41をハウジング10に装備させる。その時に、LD41からレーザ光を出射させつつ、LD41をハウジング10に位置決め装備させる。その後、図9の如く、サブ回路体24が通電可能に接続される相手側サブ回路体27に、サブ回路体24を半田付けさせる。
このような光ピックアップ装置1の組立工程手順に基づいて、光ピックアップ装置1が組み立てられることにより、LD41は、精度よく確実にハウジング10に装備される。サブ回路体24が半田接続されたLD41からレーザ光を出射させつつ、サブ回路体24が半田接続されたLD41をハウジング10に位置決め装備させるので、LD41は、ハウジング10に精度よく確実に装備される。また、ハウジング10にLD41を装備させた後に、LD41に半田接続されたサブ回路体24を相手側サブ回路体27に半田付けさせるので、ハウジング10にLD41を装備させるときに、回路体20全体(図10)が邪魔となって、ハウジング10にLD41を装備させ難くなるということは回避される。
ハウジング10(図5,図6)にLD41を位置決め装備させるときには、LD41が半田接続されたサブ回路体24に、相手側サブ回路体27(図8〜図10)は未だ半田付けされていないので、ハウジング10にLD41を位置決め装備させているときに、相手側サブ回路体27が位置決め作業の邪魔となることはない。従って、ハウジング10にLD41を精度よく確実に装備可能な光ピックアップ装置1の製造方法を、光ピックアップ装置1の製造メーカ等に提供することができる。
LD41(図5〜図7)を収容可能なホルダ51に、サブ回路体24が半田接続されたLD41を挿着させた状態で、ハウジング10内にホルダ51を位置決めさせつつ装着させる。
これにより、ホルダ51に収容されたLD41は、確実にハウジング10に装備される。LD41を収容可能なホルダ51内に、サブ回路体24が半田接続されたLD41が挿着されていれば、LD41の位置調整は容易に行われることとなる。LD41が収容可能なホルダ51が用いられることにより、ハウジング10に対するLD41の装備作業は、容易に実行可能となる。
ハウジング10(図1,図5)が設計/製造されるときに、略平板状の基壁11と、基壁11に対し略直交する略環状の周壁12と、周壁12内を区画形成する隔壁15とを設ける。また、LD41が収容されるホルダ51に対応して、周壁12と隔壁15とに囲まれた収容部15rをハウジング10に設ける。光ピックアップ装置1の組立作業を行うと
きに、LD41を収容可能なホルダ51に、サブ回路体24が半田接続されたLD41を挿着させる。また、ハウジング10の収容部15r内に、ホルダ51を位置決めさせつつ装着させる。
これにより、LD41が収容されたホルダ51は、確実にハウジング10に装着され続け易くなる。従来の光ピックアップ装置501(図11)においては、例えば、光ピックアップ装置201を構成するハウジング510やホルダ(図示せず)などに不用意に衝撃などが加えられたときに、光ピックアップ装置501を構成するハウジング510からLD540を収容したホルダが外れることがあった。
しかしながら、ハウジング10(図1,図5〜図8)を構成する周壁12と、周壁12内を区画形成する隔壁15とに囲まれた収容部15rに、LD41が挿着されたホルダ51を装着させれば、光ピックアップ装置1(図1,図10)を構成するハウジング10やホルダ51などに不用意に衝撃などが加えられても、LD41を収容したホルダ51は、ハウジング10から外れ難くなる。
また、ハウジング10(図5,図6)を構成する周壁12と、周壁12内を区画形成する隔壁15とに囲まれた収容部15rに、LD41が挿着されたホルダ51を位置決めさせつつ装着するときに、LD41が半田接続されたサブ回路体24に、相手側サブ回路体27(図8〜図10)は未だ半田付けされていないので、回路体20全体(図10)が邪魔となり、LD41が挿着されたホルダ51をハウジング10に装備させ難いという不具合の発生は回避される。従って、LD41が挿着されたホルダ51は、相手側サブ回路体27などに邪魔されることなく、精度よく確実にハウジング10に装着される。
光ピックアップ装置1を構成するハウジング10(図6)に、LD41を収容したホルダ51を位置決めさせつつ装着させるときに、LD41に半田付けされたサブ回路体24に、電気を供給可能な電力調整供給機器(図示せず)の通電部(図示せず)を接続させ、電力調整供給機器からサブ回路体24を通してLD41に電気を流すことで、LD41からレーザ光を出射させる。
これにより、LD41は、精度よく確実にハウジング10に装備される。電力調整供給機器からサブ回路体24を通してLD41に電気を供給することにより、LD41からレーザ光が出射される。LD41から出射されたレーザ光に基づいて、ハウジング10にLD41を精度よく確実に位置決め装備させる。
光ピックアップ装置1を構成するハウジング10(図6)に、LD41を収容したホルダ51を位置決めさせつつ装着させる工程について詳しく説明すると、先ず、LD41に電気を供給してLD41を光らせる電力調整供給機器(図示せず)の通電接続部(図示せず)と、LD41に半田付けされたサブ回路体24の機器接続部23bとを繋げる。次に、電力調整供給機器からサブ回路体24を経由させてLD41に電気を流して、LD41からレーザ光を出射させつつ、ハウジング10の収容部15rに、LD41が挿着されたホルダ51を位置決め装備させる。その後、図7の如く、電力調整供給機器と通電可能に繋げられたサブ回路体24の機器接続部23bを、サブ回路体24の本体23aから取り除く。
これにより、ハウジング10の収容部15rにLD41付ホルダ51が精度よく確実に装備された光ピックアップ装置1が構成される。電力調整供給機器からサブ回路体24(図6)を経由させてLD41に電気を供給することにより、LD41からレーザ光が出射される。LD41から出射されたレーザ光に基づいて、ハウジング10の収容部15rに、LD41付ホルダ51を精度よく確実に位置決め装備させる。その後、電力調整供給機
器と通電可能に繋げられたサブ回路体24(図7)の機器接続部23bを、サブ回路体24の本体23aから取り除く。さらに、その後、サブ回路体24(図9)と、相手側サブ回路体27との半田付けを行う。
LD41(図5〜図7)に電気を供給してLD41を光らせる電力調整供給機器の通電部との接続を果たしたサブ回路体24の機器接続部23bを、サブ回路体24から除去させ易くするために、図2の如く、サブ回路体24を構成する第一回路部材21に、略湾曲状の一対の第一切欠き部21c,21cを設ける。
また、LD41(図5〜図7)に電気を供給してLD41を光らせる電力調整供給機器の通電部との接続を果たしたサブ回路体24の機器接続部23bを、サブ回路体24から除去させ易くするために、図2の如く、サブ回路体24を構成する第二回路部材22に、略湾曲状の一対の第二切欠き部22c,22cを設ける。
第一回路部材21に設けられた略湾曲状の一対の第一切欠き部21cと、第二回路部材22に設けられた略湾曲状の一対の第二切欠き部22cとを基準にして、サブ回路体24の本体23aから機器接続部23bを取り除く(図7)。サブ回路体24(図2〜図4)に設けられた一対の第一切欠き部21c,21c間を切断し、サブ回路体24に設けられた一対の第二切欠き部22c,22c間を切断して、サブ回路体24の本体23aから機器接続部23bを切り離す(図7)。
これにより、サブ回路体24の機器接続部23bは、サブ回路体24の本体23aから容易に除去される。サブ回路体24に略湾曲状の一対の各切欠き部21c,21c,22c,22cが設けられているので、サブ回路体24の本体23aから機器接続部23bを切り離して、サブ回路体24の本体23aから機器接続部23bを取り除くための接続部除去作業は、サブ回路体24に設けられた一対の略湾曲状各切欠き部21c,21c,22c,22cを基準にして迅速に行われる。
LD41(図2〜図6)に電気を供給してLD41を光らせる電力調整供給機器の通電部との接続を果たしたサブ回路体24の機器接続部23bを、図7の如く、サブ回路体24の本体23aから取り除くことで、複数の回路部材21,22が構成される(図1,図7,図8)。サブ回路体24(図2〜図6)の本体23aから機器接続部23bが除去されることで、二枚の回路部材21,22が構成される(図1,図7,図8)。
サブ回路体24(図2)は、一層のみの回路導体を備えている。サブ回路体24を折曲げて(図3,図4)、サブ回路体24の両端部21e,22eをLD41に半田付けさせた後に(図4〜図6)、LD41に電気を供給してLD41を光らせる電力調整供給機器との接続を果たした機器接続部23bを、サブ回路体24の本体23aから切断することで(図7)、一層のみの回路導体を有する回路部材21,22が複数構成される。
詳しく説明すると、サブ回路体24(図2〜図4)の両端部21e,22eをLD41に半田付けさせた後に(図4〜図6)、LD41に電気を供給してLD41を光らせる電力調整供給機器との接続を果たした機器接続部23bを、サブ回路体24の本体23aから切断することで(図7)、LD41からレーザ光を出射させるときに電気が流される一層のみのシグナル送信用回路導体を有する第一回路部材21と、LD41からレーザ光が出射されたときに電気が流される一層のみのグランド用回路導体を有する第二回路部材22とが構成される。光ピックアップ装置1の設計/仕様により、例えば、第一回路部材(21)に、一層のみのグランド用回路導体が設けられ、第二回路部材(22)に、一層のみのシグナル送信用回路導体が設けられたものも使用可能とされる。
サブ回路体24(図5,図6)を備えるLD41付ホルダ51が、ハウジング10の収容部15rに位置決め装備された後に、LD41に電気を供給してLD41を光らせる電力調整供給機器の通電部との接続を果たしたサブ回路体24の機器接続部23bを、サブ回路体24の本体23aから取り除く(図7)。その後、サブ回路体24の本体23aを相手側サブ回路体27に半田付けさせる(図9)。
光ピックアップ装置1の組立工程を行うときに、サブ回路体24の本体23aは、相手側サブ回路体27に確実に半田付けされる。サブ回路体24を備えるLD41付ホルダ51がハウジング10に位置決め装備された後に、電力調整供給機器の通電部との接続を果たしたサブ回路体24の機器接続部23bを取り除くので、サブ回路体24の本体23aは、相手側サブ回路体27に確実に半田付けされ、サブ回路体24の本体23aと、相手側サブ回路体27との接続が確実に行われる。
上記各種部品がハウジング10(図1,図10)に装備されたのちに、ねじ450が用いられて、ハウジング10に薄肉板金製被覆板400が固定される。
上記光ピックアップ装置1の製造方法に基づいて、光ピックアップ装置1が作製される(図10)。
上記光ピックアップ装置1の製造方法に基づいて、光ピックアップ装置1が作製されていれば、ハウジング10にLD41付ホルダ51が確実に装備された光ピックアップ装置1が構成される。従来の光ピックアップ装置501(図11)にあっては、回路体520全体を備えるLD540が光ピックアップ装置501に装備されるときに、回路体520全体に遮られて、光ピックアップ装置501に発光素子540を装備させる作業は、困難な作業とされていた。
しかしながら、ハウジング10にLD41付ホルダ51を装備させた後に、ホルダ51内のLD41に接続されたサブ回路体24を相手側サブ回路体27に半田付けさせて光ピックアップ装置1を製造するので、ハウジング10にLD41付ホルダ51を装備させるときに、回路体20全体(図10)が邪魔となって、ハウジング10にLD41を装備させ難くなるということは回避される。
図5および図6の如く、ハウジング10にLD41付ホルダ51を位置決め装備させるときには、LD41が接続されたサブ回路体24に、相手側サブ回路体27(図1,図8〜図10)は未だ半田付けされていないので、ハウジング10にLD41付ホルダ51を位置決め装備させているときに(図5,図6)、相手側サブ回路体27(図1,図8〜図10)が、LD41付ホルダ51のハウジング位置決め作業の邪魔となることはない。従って、ハウジング10にLD41付ホルダ51が確実に位置決め装備された光ピックアップ装置1を、光ディスク装置(図示せず)の製造メーカ等に提供することができる。
光ピックアップ装置1は、例えば、ノート型パーソナルコンピュータ(図示せず)や、ラップトップ型パーソナルコンピュータ(図示せず)や、デスクトップ型パーソナルコンピュータ(図示せず)などのコンピュータや、CDプレーヤなどの音響機器や、DVDプレーヤなどの音響/映像機器(図示せず)などに装備可能とされる。光ピックアップ装置1は、例えば、これらに組み付けられる不図示の光ディスク装置に装備される。
本発明の光ピックアップ装置は、図示されたものに限定されるものではない。また、本発明の光ピックアップ装置の製造方法は、図示されたものに限定されるものではない。例えば、「Blu ray Disc」の光ディスクに対応した光ピックアップ装置に、本発明のものが適用されてもよい。本発明のものは、その要旨を逸脱しない範囲において、種々変更可能
とされる。
本発明に係る光ピックアップ装置およびその製造方法の一実施形態を示す分解斜視図である。 光ピックアップ装置を構成する保持部材内の発光素子に回路体が接続される状態を示す斜視図である。 同じく保持部材内の発光素子に回路体が接続される状態を示す斜視図である。 同じく保持部材内の発光素子に回路体が接続される状態を示す斜視図である。 回路体を備える発光素子がハウジングに装備される状態を示す分解斜視図である。 回路体を備える発光素子がハウジングに装備された状態を示す斜視図である。 回路体の一部が回路体の本体から除去された状態を示す分解斜視図である。 回路体に相手側回路体が接続される状態を示す分解斜視図である。 回路体に相手側回路体が接続された状態を示す斜視図である。 光ピックアップ装置が組み立てられる状態を示す分解斜視図である。 従来の光ピックアップ装置の一形態を示す説明図である。
符号の説明
1 光ピックアップ装置
5 半田材
10 ハウジング
10a ハウジング本体
10b,10c 軸受部
11 基壁
12 周壁
15 隔壁
15r 収容部
20 フレキシブル回路体(回路体)
21 第一回路部材(回路部材)
21a,22a 第一接続部(接続部)
21b,22b 第二接続部(接続部)
21c 第一切欠き部(切欠き部)
21e,22e 端部
22c 第二切欠き部(切欠き部)
22 第二回路部材(回路部材)
23a 本体
23b 機器接続部(一部)
24 サブ回路体(回路体)
25b,26b 相手側接続部
27 相手側サブ回路体(回路体)
29 メイン回路体(回路体)
30 LDD(レーザドライバ)
41,42 LD(発光素子)
41a 端子部
51,52 ホルダ(保持部材)
70 中間光学部品
80 PBS(偏光ビームスプリッタ)
100 RM(レフレクトミラー)
110 CL(コリメータレンズ)
120 ミラー
150 FMD(受光素子)
200 アクチュエータ
210 OBL(対物レンズ)
220 レンズホルダ
230 サスペンションワイヤ
250 制御基板
310 光学部品
320 PDIC(フォトダイオードIC)
400 被覆板
450 ねじ(止具)

Claims (8)

  1. ハウジングに装備されると共に、光を出射する発光素子と、該発光素子に接続されると共に、該発光素子に電気を供給する電力供給機器と接続される機器接続部が設けられた回路体と、
    該機器接続部を前記回路体の本体から取り除くことにより構成される第一回路部材及び第二回路部材と、
    該回路体の第一回路部材及び第二回路部材が接続される相手側回路体と
    を備え、
    該相手側回路体には前記第一回路部材の接続部に対応した相手側接続部及び前記第二回路部材の接続部に対応した相手側接続部が設けられ、
    該相手側回路体に該回路体の第一回路部材及び第二回路部材がそれぞれ半田付けされたことを特徴とする光ピックアップ装置。
  2. 前記発光素子を収容可能な保持部材と、
    該保持部材を装備可能なハウジングと
    をさらに備え、
    該保持部材に該発光素子が挿着され、
    該ハウジングに該保持部材が位置決めされた状態で、該ハウジングに該保持部材が装着されたことを特徴とする請求項1に記載の光ピックアップ装置。
  3. 前記発光素子が収容される保持部材と、
    該保持部材が装備されるハウジングと
    をさらに備え、
    該ハウジングは、周壁と、該周壁内を区画形成する隔壁とを有し、
    前記回路体が接続された該発光素子は、該保持部材に挿着され、
    該保持部材に対応して、該周壁と該隔壁とに囲まれた収容部が該ハウジングに設けられ、
    該収容部に該保持部材が装着されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の光ピックアップ装置。
  4. 前記機器接続部を前記回路体の本体から除去させ易くする切欠き部が、該回路体に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の光ピックアップ装置。
  5. 発光素子に該発光素子に電気を供給する電力供給機器と接続される機器接続部が設けられた回路体を接続し、
    該電力供給機器から該回路体を通して該発光素子に電気を供給して該発光素子から光を出射させつつハウジングに該発光素子を位置決め装備させ、
    その後、該機器接続部を前記回路体の本体から取り除くことにより第一回路部材及び第二回路部材を構成し、
    前記第一回路部材に設けられた接続部を該接続部に対応して相手側回路体に設けられた相手側接続部に半田付けすると共に、前記第二回路部材に設けられた接続部を該接続部に対応して前記相手側回路体に設けられた相手側接続部に半田付けし、前記回路体を前記相手側回路体に接続することを特徴とする光ピックアップ装置の製造方法。
  6. 前記発光素子を収容可能な保持部材に該発光素子を挿着させた状態で、前記ハウジングに該保持部材を位置決めさせつつ装着させることを特徴とする請求項5に記載の光ピックアップ装置の製造方法。
  7. 前記ハウジングに、周壁と、該周壁内を区画形成する隔壁とを設け、
    前記発光素子を収容可能な保持部材に、前記回路体が接続された該発光素子を挿着させ、
    該保持部材に対応して、該周壁と該隔壁とに囲まれた収容部を該ハウジングに設け、
    該収容部に該保持部材を位置決めさせつつ装着させることを特徴とする請求項5又は6に記載の光ピックアップ装置の製造方法。
  8. 前記発光素子に電気を供給して該発光素子を光らせる電力供給機器との接続を果たした前記回路体の機器接続部を、該回路体から除去させ易くするために、該回路体に切欠き部を設け、該切欠き部を基準にして、該回路体の本体から該機器接続部を取り除くことを特徴とする請求項5に記載の光ピックアップ装置の製造方法。
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