JP2015026405A - アクチュエータ、光ピックアップ、及びディスク装置 - Google Patents

アクチュエータ、光ピックアップ、及びディスク装置 Download PDF

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東吾 小島
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Abstract

【課題】組立作業性を向上し、製造コストを低減することができるアクチュエータ、光ピックアップ、及びディスク装置を提供する。【解決手段】ディスク装置の光ピックアップが備えるアクチュエータは、可動部と、可動部を移動可能に支持する固定部と、を備える。可動部は、筐体部と、筐体部を挟んで対向する位置に設けられる同一仕様の複数の駆動基板と、を有する。各駆動基板は、可動部を駆動するための巻線部材と、巻線部材に電流を供給するための配線パターンと、を有する。配線パターンは、巻線部材を挟んで対向する位置に設けられる複数の電極と、巻線部材の一方端から分岐して複数の電極に接続される導電経路と、を含む。【選択図】図4

Description

本発明は、アクチュエータにより対物レンズを駆動する光ピックアップを備えるディスク装置に関する。
映像、音声又は情報を記録するディスク記録媒体としては、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、BD(Blu-ray(登録商標) Disc)などが知られている。これらのディスク記録媒体に対して情報の記録又は再生を行うディスク装置では、光ピックアップが、ディスク記録媒体の情報記録面に対してレーザ光を照射し、情報の記録を行う。また、光ピックアップは、ディスク記録媒体の情報記録面で反射したレーザ光を検出することにより情報の読出しを行う。このとき、光ピックアップは、トラッキング制御及びフォーカス制御などを行うために、アクチュエータにより対物レンズの位置を調整する。
たとえば、特許文献1のアクチュエータでは、トラッキング制御用コイル及びフォーカス制御用コイルが設けられた一対のプリントコイル基板が、対物レンズのレンズホルダの両側面に取り付けられている。このレンズホルダは、サスペンションにより、固定部に対して移動可能に支持されている。このサスペンションは、インサート成形によりレンズホルダと一体に成形された線状弾性部材であり、その一端は固定部に接続されている。
特開2010−257520号公報
しかしながら、特許文献1のように、サスペンションをレンズホルダと一体にインサート成形すると、金型コストが高くなる。また、装置をリワークする際、アクチュエータの補修又は部材の交換がし難いために作業性が悪くなる。そのため、アクチュエータを新調する場合が多く、リワークの際に部品の損失が大きいという問題がある。
本発明は、上記の問題点に鑑み、組立作業性を向上し、製造コストを低減することができるアクチュエータ、光ピックアップ、及びディスク装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一の局面によるアクチュエータは、可動部と、可動部を移動可能に支持する固定部と、を備え、可動部は、筐体部と、筐体部を挟んで対向する位置に設けられる同一仕様の複数の駆動基板と、を有し、各駆動基板は、可動部を駆動するための巻線部材と、巻線部材に電流を供給するための配線パターンと、を有し、配線パターンは、巻線部材を挟んで対向する位置に設けられる複数の電極と、巻線部材の一方端から分岐して複数の電極に接続される導電経路と、を含む。
この構成によれば、固定部により移動可能に支持される可動部に複数の駆動基板が設けられる。また、各駆動基板では、導電経路が、巻線部材の一方端から分岐し、巻線部材を挟んで対向する位置に設けられる複数の電極に接続される。そのため、複数の駆動基板を同一仕様とすることができる。従って、構成が簡易となり、組立作業性を向上させることができる。また、リワークの際、各部材の交換等が可能であるため、部品の損失を低減することができる。よって、組立作業性を向上し、製造コストを低減することができる。
上記構成において、可動部に電力を供給する給電部材をさらに備え、筐体部に、各駆動基板間を電気的に接続する中継基板が設けられるとともに、給電部材と駆動基板との接触を防止するための接触防止部材が突設され、接触防止部材の少なくとも一部が、中継基板に形成される開口を通じて、中継基板よりも側面の外側に突出してもよい。
この構成によれば、中継基板に妨げられることなく、給電部材の近傍に接触防止部材を突設することができる。そのため、給電部材を取り付ける際に、給電部材が駆動基板に接触して短絡することを防止することができる。さらに、中継基板の開口に接触防止部材を挿通することにより、筐体部に中継基板を設ける際に、中継基板を正確に位置決めすることができる。
また、上記構成において、駆動基板は、紫外線の照射により硬化する接着材を用いて筐体部に設けられ、筐体部には、筐体部の駆動基板が設けられる配設面及び該配設面の隣接面に開口する凹部が形成され、凹部は、隣接面に対して傾斜する内壁を含む傾斜部を有し、接着材が凹部に充填されてもよい。
この構成によれば、紫外線の照射により硬化する接着材を用いることにより、筐体部に駆動基板を容易に設けることができる。また、凹部が傾斜部を有することにより、凹部に接着材を流し込むとき、接着材を凹部の下側の先端にまで隙間なく充填し易くすることができる。
また、上記構成において、可動部は、各駆動基板間を電気的に接続する複数の中継基板をさらに有し、各中継基板は、互いに面対称な形状であって、互いに異なる導電パターンを有していてもよい。
この構成によれば、複数の中継基板の形状が互いに面対称であるので、各中継基板に同一形状の基体を用いることができる。従って、製造コストを低減することができる。
また、上記目的を達成するために、本発明の一の局面による光ピックアップは、上記のアクチュエータを備えることを特徴とする。
この構成によれば、固定部により移動可能に支持される可動部に複数の駆動基板が設けられる。また、各駆動基板では、導電経路が、巻線部材の一方端から分岐し、巻線部材を挟んで対向する位置に設けられる複数の電極に接続される。そのため、複数の駆動基板を同一仕様とすることができる。従って、構成が簡易となり、組立作業性を向上させることができる。また、リワークの際、各部材の交換等が可能であるため、部品の損失を低減することができる。よって、組立作業性を向上し、製造コストを低減することができる。
また、上記目的を達成するために、本発明の一の局面によるディスク装置は、上記の光ピックアップを備えることを特徴とする。
この構成によれば、固定部により移動可能に支持される可動部に複数の駆動基板が設けられる。また、各駆動基板では、導電経路が、巻線部材の一方端から分岐し、巻線部材を挟んで対向する位置に設けられる複数の電極に接続される。そのため、複数の駆動基板を同一仕様とすることができる。従って、構成が簡易となり、組立作業性を向上させることができる。また、リワークの際、各部材の交換等が可能であるため、部品の損失を低減することができる。よって、組立作業性を向上し、製造コストを低減することができる。
本発明によると、組立作業性を向上し、製造コストを低減することができるアクチュエータ、光ピックアップ、及びディスク装置を提供することができる。
本実施形態に係る光ディスク装置を搭載するBDレコーダの斜視図である。 本実施形態に係る光ディスク装置の上面図である。 本実施形態に係る光ディスク装置の内部構造を示す上面図である。 本実施形態に係るレンズアクチュエータを示す斜視図である。 可動部の斜視図である。 可動部の構成を説明するための斜視展開図である。 サスペンションワイヤの端部近傍に突設されるワイヤストッパの一例を示す局所斜視図である。 プリントコイル基板が設けられたレンズホルダの上面図である。 溝部の形状を説明するための断面図である。 プリントコイル基板が設けられたレンズホルダを前側から見た側面図である。 レンズホルダの前側に設けられたプリントコイル基板の着磁パターンを示す図である。 プリントコイル基板の構成を説明するための分解斜視図である。 プリントコイル基板の配線構造を示す図である。
以下に、本発明の実施形態について、光ディスク装置1を例に挙げて、図面を参照しながら説明する。なお、光ディスク装置1は、本発明のディスク装置の一例である。
図1は、本実施形態に係る光ディスク装置を搭載するBDレコーダの斜視図である。図1に示すように、光ディスク装置1は、BDレコーダ100に搭載されており、ディスクトレイ1aに載置された光ディスクDCを内部に搬送(ローディング)し、光ディスクDCから情報の読み取りを行う。光ディスクDCは、たとえば、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、BD(Blu-ray Disc:登録商標)などの光ディスク記憶媒体である。
<光ディスク装置の構成>
図2Aは、本実施形態に係る光ディスク装置の上面図である。図2Bは、本実施形態に係る光ディスク装置の内部構造を示す上面図である。図2A及び図2Bに示すように、光ディスク装置1は、前述のディスクトレイ1aと、光ピックアップ2と、を備えている。
光ピックアップ2は、レーザダイオード(不図示)と、対物レンズ31を含む光学系(不図示)と、フォトダイオード(不図示)と、レンズアクチュエータ3と、を備えている。
レーザダイオードは、レーザ光を出力する半導体レーザ素子である。レーザダイオードは、たとえば、波長が661nmのDVD用のレーザ光を出力する第1レーザダイオード(不図示)と、波長が405nmのBD用のレーザ光を出力する第2レーザダイオード(不図示)と、を含んで構成される。光学系は、レーザダイオードから出力されたレーザ光を光ディスクDCに導く光学素子群(対物レンズ31を含む)で構成されている。光学系を経由したレーザ光は、対物レンズ31により光ディスクDCの情報記録面に集光される。これにより光ディスクDCには、レーザ光による光スポットが形成される。集光したレーザ光は、この情報記録面にて反射されたのち、光学系を経由して、フォトダイオードに導かれる。フォトダイオードは、光ディスクDCにて反射されたレーザ光(反射光)を受光して光電変換し、受光した反射光の強さに応じた電気信号を生成する。この電気信号は、反射光の強さを反映しており、光ディスクDCに記録された情報を含んでいる。
また、光学系と光ディスクDCとの間には、レンズアクチュエータ3が設けられている。レンズアクチュエータ3は、2個の対物レンズ31(たとえば、後述するDVDレンズ31a及びBDレンズ31b)を搭載しており、この対物レンズ31の位置を調節することが可能である。
<レンズアクチュエータの構成>
次に、レンズアクチュエータ3の具体的な構成を説明する。図3は、本実施形態に係るレンズアクチュエータを示す斜視図である。
なお、図3において、X方向は光ディスクDCのラジアル方向に対応し、Y方向は光ディスクDCのタンジェンシャル方向に対応している。また、Z方向は鉛直方向と略平行である。X方向、Y方向、及びZ方向はそれぞれ直交している。また、以下では、X方向の一方側(たとえば図3の右下に向かう方向の側)を右と呼び、X方向の他方側(たとえば図3の左上に向かう方向の側)を左と呼ぶ。また、Y方向の一方側(たとえば図3の右上に向かう方向の側)を前と呼び、Y方向の他方側(たとえば図3の左下に向かう方向の側)を後と呼ぶ。また、Z方向の一方側(たとえば図3の上に向かう方向の側)を上と呼び、Z方向の他方側(たとえば図3の下に向かう方向の側)を下と呼ぶ。これらの対応関係は、後述する図4〜11にも同様に適用される。
図3に示すように、レンズアクチュエータ3は、固定部3aと、プリント基板3bと、サスペンションワイヤ3cと、可動部3dと、を含んで構成されている。
固定部3aは、可動部3dを移動可能に支持しており、可動部3dを移動させるためのマグネットなどを有している。プリント基板3bは、光ピックアップ2全体を制御する制御部(不図示)から信号(たとえば制御信号)が入力され、レンズアクチュエータ3の駆動制御を行うための制御回路部である。プリント基板3bは、たとえば接着材、半田、又はねじ止めなどにより固定部3aの後側の側面に設けられている。
サスペンションワイヤ3cは、可動部3dを支持する線状の給電部材であり、レンズアクチュエータ3のX方向の左右両側に複数設けられている。各サスペンションワイヤ3cの一端は固定部3aに固定されている。また、その他端は、後述するワイヤ支持部321の精度孔321aを経由して、可動部3dの後述する中継基板34に半田付けされている。また、サスペンションワイヤ3cは、たとえば金属材料などの導電性材料を用いて形成されており、固定部3aに設けられた給電部(不図示)から伝送される電力を可動部3dに供給する。なお、この電力は、中継基板34を介して、後述する可動部3dのプリントコイル基板35に供給される。
次に、可動部3dの構成について説明する。図4は、可動部の斜視図である。なお、図4では、可動部3dの構成を理解し易くするために、サスペンションワイヤ3cの一部を省略して図示している。また、図5は、可動部の構成を説明するための斜視展開図である。図4及び図5に示すように、可動部3dは、2個の対物レンズ31と、レンズホルダ32と、レンズプロテクタ33と、一対の中継基板34と、一対のプリントコイル基板35(駆動基板)と、を含んで構成されている。
レンズホルダ32は2個の対物レンズ31の保持部材として用いられる筐体部である。2個の対物レンズ31は、たとえばDVDレンズ31a及びBDレンズ31bであり、Y方向に並んで配置されている。また、2個の対物レンズ31の間には、レンズプロテクタ33が設けられている。
X方向におけるレンズホルダ32の両側面には、たとえば接着材、半田、又はねじ止めなどにより、一対の中継基板34が設けられている。一対の中継基板34には、形状が左右対称(面対称)で材質が同一の樹脂基板が用いられている。各中継基板34には、たとえばPCBなどの樹脂材料を用いて形成された樹脂基板の主面に、互いに異なる導電パターンが形成されている。この導電パターンは、サスペンションワイヤ3cの端部近傍が半田を用いて電気的に接続される電極と、一対のプリントコイル基板35と電気的に接続される電極と、各電極間を電気的に接続する導電経路と、を含んで構成されている。各中継基板34の導電パターンを介して、一対のプリントコイル基板35が電気的に接続されるとともに、サスペンションワイヤ3cから伝送される電力が一対のプリントコイル基板35に供給される。また、中継基板34には、後述するワイヤストッパ322が挿通される開口341が形成されている。
また、X方向におけるレンズホルダ32の両側面には、ワイヤ支持部321とワイヤストッパ322とが突設されている。ワイヤ支持部321には、可動部3d(特に中継基板34)に対するサスペンションワイヤ3cの取り付け位置を精度良く規制するための精度孔321aが形成されている。この精度孔321aにサスペンションワイヤ3cを挿通することにより、サスペンションワイヤ3cを中継基板34の所定の位置に取り付ける際、取り付け位置のズレを抑制することができる。
ワイヤストッパ322は、サスペンションワイヤ3cの端部とプリントコイル基板35との接触を防止するための接触防止部材であり、サスペンションワイヤ3cの端部の先端近傍に突設されている。図6は、サスペンションワイヤの端部近傍に突設されるワイヤストッパの一例を示す局所斜視図である。図6に示すように、ワイヤストッパ322の一部は、中継基板34に形成された開口341を通じて、中継基板34よりも、レンズホルダ32のX方向の側面の外側に突出している。こうすれば、中継基板34に妨げられることなく、サスペンションワイヤ3cの端部近傍にワイヤストッパ322を突設することができる。そのため、サスペンションワイヤ3cを取り付ける際に、サスペンションワイヤ3cがプリントコイル基板35に接触して短絡することを防止することができる。よって、レンズアクチュエータ3の組み立て工程(特にサスペンションワイヤ3cの半田付け工程)での、半田ショートを防止することができる。さらに、中継基板34の開口341にワイヤストッパ322を挿通することにより、レンズホルダ32に中継基板34を設ける際に、中継基板34を正確に位置決めすることができる。
また、Y方向(所定方向)におけるレンズホルダ32の両側面(両端面)には、たとえばUV硬化剤324を用いて、一対のプリントコイル基板35が設けられている(図4参照)。UV硬化剤324は、紫外線の照射により硬化する接着材である。紫外線の照射により硬化するUV硬化剤324を用いることにより、レンズホルダ32にプリントコイル基板35を容易に設けることができる。
図7は、プリントコイル基板が設けられたレンズホルダの上面図である。図7に示すように、レンズホルダ32のY方向の両側面(両端面)には、それぞれ、溝部323が2個ずつ形成されている。これらの溝部323は、レンズホルダ32にプリントコイル基板35を固定するためのUV硬化剤324が充填される凹部であり、レンズホルダ32の前側及び後側の各側面においてX方向の両端近傍に形成されている。
図8は、溝部の形状を説明するための断面図である。なお、図8は、図7の一点鎖線A−Aに沿う溝部323の断面を示している。図8に示すように、溝部323は、レンズホルダ32のY方向の端面(側面)、及びこの端面の隣接面(Z方向の上面)に開口している。また、溝部323は、第1及び第2平坦部323a、323bと、第1及び第2平坦部323a、323bの間に設けられる傾斜部323cとを含んで構成されている。第1及び第2平坦部323a、323bは、X方向及びZ方向と略平行な内壁を有している。また、Y方向において、第1平坦部323aの深さ(レンズホルダ32の端面と内壁との間の距離)は第2平坦部323bの深さよりも大きくなっている。また、傾斜部323cは、レンズホルダ32の上面、及び第1及び第2平坦部323a、323bの各内壁に対して傾斜する内壁を有している。傾斜部323cの内壁は、第1及び第2平坦部323a、323bの各内壁と連続的に接続されている。
図8のように、溝部323が傾斜部323cを有することにより、レンズホルダ32のY方向の側面にプリントコイル基板35の主面を当接した状態で上面側から、溝部323にUV硬化剤324を流し込むとき、UV硬化剤324を溝部323の下側の先端にまで隙間なく充填し易くすることができる。
次に、プリントコイル基板35について説明する。図9は、プリントコイル基板が設けられたレンズホルダを前側から見た側面図である。また、図10は、レンズホルダの前側に設けられたプリントコイル基板の着磁パターンを示す図である。一対のプリントコイル基板35は、仕様(たとえば、構造、材質、形状、及び配線パターンなど)が同一の部材である。また、各プリントコイル基板35は、1個のトラッキング制御用コイル353と、その両側に配置される2個のフォーカス制御用コイル354とを有する。トラッキング制御用コイル353はトラッキング制御を行うためのコイル部材であり、フォーカス制御用コイル354はフォーカス制御を行うためのコイル部材である。これらのコイル部材353、354(巻線部材)は、中継基板34から供給される電力により駆動され、たとえば図10のような着磁パターンを示す。
図11は、プリントコイル基板の構成を説明するための分解斜視図である。また、図12は、プリントコイル基板の配線構造を示す図である。各プリントコイル基板35は、図11に示すように、接着材等を用いて貼り合わせた第1及び第2コイル基板351、352を含んで構成される。なお、各プリントコイル基板35を構成するコイル基板は、図11の例に限定されず、1個であってもよいが、複数(たとえば2〜4個)であることが望ましい。プリントコイル基板35を複数のコイル基板で構成すれば、プリントコイル基板35の感度が向上するため、レンズアクチュエータ3を精度よく駆動させることができる。
各プリントコイル基板35において、図11及び図12に示すように、第1コイル基板351では、樹脂基板に、第1トラッキングコイルパターン353aと、第1及び第2フォーカスコイルパターン354a、354bと、ビアホールB1〜B6と、配線パターンと、が形成されている。なお、樹脂基板はたとえばPCBなどの樹脂材料を用いて形成されている。また、第1コイル基板351の配線パターンは、第1〜第3トラッキング電極Tr1〜Tr3と、第1〜第4フォーカス電極F1〜F4と、ビアホールB1〜B6の内側に形成された導電経路と、を含んでいる。
また、第2コイル基板352では、樹脂基板に、第2トラッキングコイルパターン353bと、第3及び第4フォーカスコイルパターン354c、354dと、ビアホールB7〜B12と、配線パターンと、が形成されている。なお、たとえばPCBなどの樹脂材料を用いて形成されている。また、第2コイル基板352の配線パターンは、ビアホールB7〜B12の内側に形成された導電経路を含んでいる。
第1及び第2コイル基板351、352には、形状及び材質が同一の樹脂基板が用いられている。また、各プリントコイル基板35において、第1及び第2トラッキングコイルパターン353a、353bがトラッキング制御用コイル353を構成している。また、第1及び第3フォーカスコイルパターン354a、354cが2個のフォーカス制御用コイル354のうちの一方を構成している。また、第2及び第4フォーカスコイルパターン354b、354dが2個のフォーカス制御用コイル354のうちの他方を構成している。なお、図11及び図12では、第1及び第2トラッキングコイルパターン353a、353bと、第1〜第4フォーカスコイルパターン354a〜354dとが、コイル状の平面的な配線パターンにより形成されたコイル部材となっている。これらのコイル部材は、図11及び図12に限定されず、たとえば螺旋状に巻いた導体線で形成されるコイル素子であってもよい。
また、図12に示すように、各プリントコイル基板35において、第1トラッキング電極Tr1は、ビアホールB1及びB7を経由する配線パターンを介して、第2トラッキングコイルパターン353bの一方の端部と電気的に接続されている。第2トラッキングコイルパターン353bの他方の端部は、ビアホールB8及びB2を経由する配線パターンを介して、第1トラッキングコイルパターン353aの一方の端部と電気的に接続されている。第1トラッキングコイルパターン353aの他方の端部は、分岐点Pにおいて二股に分岐する配線パターンを介して、第2及び第3トラッキング電極Tr2、Tr3と電気的に接続されている。
また、各プリントコイル基板35において、第1フォーカス電極F1は、第1フォーカスコイルパターン354aの一方の端部と電気的に接続されている。第1フォーカスコイルパターン354aの他方の端部は、ビアホールB3及びB9を経由する配線パターンを介して、第3フォーカスコイルパターン354cの一方の端部と電気的に接続されている。第3フォーカスコイルパターン354cの他方の端部は、ビアホールB10及びB4を経由する配線パターンを介して、第2フォーカス電極F2と電気的に接続されている。
また、各プリントコイル基板35において、第3フォーカス電極F3は、ビアホールB5及びB11を経由する配線パターンを介して、第4フォーカスコイルパターン354dの一方の端部と電気的に接続されている。第4フォーカスコイルパターン354dの他方の端部は、ビアホールB12及びB6を経由する配線パターンを介して、第2フォーカスコイルパターン354bの一方の端部と電気的に接続されている。第2フォーカスコイルパターン354bの他方の端部は第4フォーカス電極F4と電気的に接続されている。
次に、各プリントコイル基板35間の配線構造について、図12を参照して説明する。まず、各プリントコイル基板35のトラッキング制御用コイル353を駆動するための配線構造について説明する。なお、以下では、レンズホルダ32の前側に設けられるプリントコイル基板35を第1プリントコイル基板35aと呼び、後側に設けられるに設けられるプリントコイル基板35を第2プリントコイル基板35bと呼ぶ。また、レンズホルダ32の左側に設けられる中継基板34を第1中継基板34aと呼び、右側に設けられるに設けられる中継基板34を第2中継基板34bと呼ぶ(図5参照)。
第1プリントコイル基板35aの第1トラッキング電極Tr1は、第1中継基板34aの導電パターンを介して、サスペンションワイヤ3cと電気的に接続されている。第1プリントコイル基板35aの第2トラッキング電極Tr2は、第1中継基板34aの導電パターンを介して、第2プリントコイル基板35bの第3トラッキング電極Tr3と電気的に接続されている。第2プリントコイル基板35bの第1トラッキング電極Tr1は、レンズホルダ32の右側の第2中継基板34bの導電パターンを介して、サスペンションワイヤ3cと電気的に接続されている。このような配線構造により、各プリントコイル基板35のトラッキング制御用コイル353は、給電部(不図示)からサスペンションワイヤ3c及び中継基板34を介して供給される電力により駆動される。
次に、各プリントコイル基板35のフォーカス制御用コイル354を駆動するための配線構造について説明する。第1プリントコイル基板35aの第1フォーカス電極F1は、第1中継基板34aの導電パターンを介して、サスペンションワイヤ3cと電気的に接続されている。第1プリントコイル基板35aの第2フォーカス電極F2は、第1中継基板34aの導電パターンを介して、第2プリントコイル基板35bの第3フォーカス電極F3と電気的に接続されている。第2プリントコイル基板35bの第4フォーカス電極F4は、第1中継基板34aの導電パターンを介して、サスペンションワイヤ3cと電気的に接続されている。このような配線構造により、各プリントコイル基板35における2個のフォーカス制御用コイル354のうちの一方(第1プリントコイル基板35aにおける第1及び第3フォーカスコイルパターン354a、354cで構成されるフォーカス制御用コイル354、及び、第2プリントコイル基板35bにおける第2及び第4フォーカスコイルパターン354b、354dで構成されるフォーカス制御用コイル354)は、給電部(不図示)からサスペンションワイヤ3c及び中継基板34を介して供給される電力により駆動される。
また、第2プリントコイル基板35bの第1フォーカス電極F1は、レンズホルダ32の右側の第2中継基板34bの導電パターンを介して、サスペンションワイヤ3cと電気的に接続されている。第2プリントコイル基板35bの第2フォーカス電極F2は、第2中継基板34bの導電パターンを介して、第1プリントコイル基板35aの第3フォーカス電極F3と電気的に接続されている。第1プリントコイル基板35aの第4フォーカス電極F4は、第2中継基板34bの導電パターンを介して、サスペンションワイヤ3cと電気的に接続されている。このような配線構造により、各プリントコイル基板35における2個のフォーカス制御用コイル354のうちの他方(第1プリントコイル基板35aにおける第2及び第4フォーカスコイルパターン354b、354dで構成されるフォーカス制御用コイル354、及び、第2プリントコイル基板35bにおける第1及び第3フォーカスコイルパターン354a、354cで構成されるフォーカス制御用コイル354)は、給電部(不図示)からサスペンションワイヤ3c及び中継基板34を介して供給される電力により駆動される。
このように、本実施形態に係る光ディスク装置1の光ピックアップ2が備えるレンズアクチュエータ3は、可動部3dと、可動部3dを移動可能に支持する固定部3aと、を備える。可動部3dは、レンズホルダ32と、レンズホルダ32を挟んで対向する位置に設けられる同一仕様の複数のプリントコイル基板35と、を有する。各プリントコイル基板35は、可動部3dを駆動するためのコイル部材と、コイル部材に電流(電力)を供給するための配線パターンと、を有する。(なお、コイル部材は、たとえば、第1及び第2トラッキングコイルパターン353a、353bで構成されるトラッキング制御用コイル353、第1〜第4フォーカスコイルパターン354a〜354dで構成される2個のフォーカス制御用コイル354である。)配線パターンは、第1トラッキングコイルパターン353aを挟んで対向する位置に設けられる複数のトラッキング電極Tr2、Tr3と、第1トラッキングコイルパターン353aの一方端から分岐して複数のトラッキング電極Tr2、Tr3に接続される導電経路と、を含む。
こうすれば、固定部3aにより移動可能に支持される可動部3dに複数のプリントコイル基板35が設けられる。また、各プリントコイル基板35では、導電経路が、第1トラッキングコイルパターン353aの一方端から分岐し、第1トラッキングコイルパターン353aを挟んで対向する位置に設けられる複数のトラッキング電極Tr2、Tr3に接続される。そのため、複数のプリントコイル基板35を同一仕様とすることができる。従って、構成が簡易となり、組立作業性を向上させることができる。また、リワーク(たとえば部材の再利用)の際、各部材の交換等が可能であるため、部品の損失を低減することができる。よって、組立作業性を向上し、製造コストを低減することができる。
また、本実施形態のレンズアクチュエータ3は、可動部3dに電力を供給するサスペンションワイヤ3cをさらに備える。レンズホルダ32には、各プリントコイル基板35間を電気的に接続する中継基板34が設けられるとともに、サスペンションワイヤ3cとプリントコイル基板35との接触を防止するためのワイヤストッパ322が突設される。また、ワイヤストッパ322の少なくとも一部が、中継基板34に形成される開口341を通じて、中継基板34よりも側面の外側に突出している。
こうすれば、中継基板34に妨げられることなく、サスペンションワイヤ3cの近傍にワイヤストッパ322を突設することができる。そのため、サスペンションワイヤ3cを取り付ける際に、サスペンションワイヤ3cがプリントコイル基板35に接触して短絡することを防止することができる。さらに、中継基板34の開口341にワイヤストッパ322を挿通することにより、レンズホルダ32に中継基板34を設ける際に、中継基板34を正確に位置決めすることができる。
また、本実施形態のレンズアクチュエータ3では、プリントコイル基板35は、紫外線の照射により硬化するUV硬化剤324を用いてレンズホルダ32に設けられる。レンズホルダ32には、レンズホルダ32のプリントコイル基板35が設けられる配設面及び該配設面の隣接面に開口する溝部323が形成される。溝部323は、隣接面に対して傾斜する内壁を含む傾斜部323cを有している。UV硬化剤324はこの溝部323に充填される。
この構成によれば、紫外線の照射により硬化するUV硬化剤324を用いることにより、レンズホルダ32にプリントコイル基板35を容易に設けることができる。また、溝部323が傾斜部323cを有することにより、溝部323にUV硬化剤324を流し込むとき、UV硬化剤324を溝部323の下側の先端にまで隙間なく充填し易くすることができる。
また、本実施形態のレンズアクチュエータ3では、可動部3dは、各プリントコイル基板35間を電気的に接続する一対の中継基板34をさらに有し、各中継基板34は、互いに面対称な形状であって、互いに異なる導電パターンを有している。
この構成によれば、一対の中継基板34の形状が互いに面対称であるので、各中継基板34に同一形状の基体を用いることができる。従って、製造コストを低減することができる。
以上、本発明について実施形態をもとに説明した。なお、上述の実施形態では、光ディスクDCに対して情報の読み取りを行う光ディスク装置1を挙げて説明しているが、本発明の適用範囲はこの例に限定されない。光ディスク装置1は、ディスク記録媒体に対して情報の読み出し及び書き込みのうちの少なくとも一方を行うディスク装置であればよい。たとえば、光ディスク装置1は、BDプレイヤ、DVDプレイヤ、DVDレコーダ、パーソナルコンピュータなどに搭載されるディスク装置であってもよい。
また、上述の実施形態では、光ディスク装置1はBDレコーダ100に搭載されているが、本発明の適用範囲はこの例に限定されない。光ディスク装置1は、ディスク記録媒体に記録された情報の再生、及び/又は、ディスク記録媒体に情報を記録する電子機器であってもよい。たとえば、光ディスク装置1は、BDプレイヤ、BDレコーダ、DVDプレイヤ、DVDレコーダなどであってもよい。
また、上述の実施形態では、レンズホルダ32が2個の対物レンズ31を保持しているが、本発明の適用範囲はこの例に限定されない。レンズホルダ32は、1以上の対物レンズ31を保持していればよい。また、各対物レンズ31は、光ピックアップ2が備えるレーザダイオードの構成に応じたものを用いることができる。また、複数の対物レンズ31が並べて配置される方向も特に限定しない。たとえば、上述の実施形態において、複数の対物レンズ31はX方向に並べて配置されていてもよい。
また、上述の実施形態では、たとえば図3のように1対(言い換えると2個)のプリントコイル基板35がレンズホルダ32のY方向の両端面に設けられるが、本発明の適用範囲はこの例示に限定されない。少なくともレンズホルダ32のY方向の両端面に設けられていれば、プリントコイル基板35は複数(たとえば3個以上)であってもよい。さらに、上述の実施形態では、1対(言い換えると2個)の中継基板34がレンズホルダ32のX方向の両端面に設けられるが、本発明の適用範囲はこの例示に限定されない。プリントコイル基板35の数に応じて、中継基板34も複数(たとえば3個以上)であってもよい。
また、上述の実施形態では、一対の中継基板34に左右対称(面対称)な形状の樹脂基板(すなわち基体)が用いられているが、本発明の適用範囲はこの例示に限定されない。各中継基板34の樹脂基板(すなわち基体)は同一形状であってもよい。
また、上述の実施形態では、ワイヤストッパ322の一部が開口341を通じて中継基板34よりもレンズホルダ32のX方向の側面の外側に突出しているが、本発明の適用範囲はこの例に限定されない。全てのワイヤストッパ322は、開口341を通じて中継基板34よりもレンズホルダ32のX方向の側面の外側に突出していてもよい。
また、本発明の構成は、上述の実施形態のほか、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。すなわち、上述の実施形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の技術的範囲は、上述の実施形態の説明ではなく、特許請求の範囲によって示されるものであり、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内に属する全ての変更が含まれると理解されるべきである。
100 BDレコーダ
1 光ディスク装置
1a ディスクトレイ
2 光ピックアップ
3 レンズアクチュエータ(アクチュエータ)
3a 固定部
3b プリント基板
3c サスペンションワイヤ(給電部材)
3d 可動部
31 対物レンズ
31a DVDレンズ
31b BDレンズ
32 レンズホルダ(筐体部)
321 ワイヤ支持部
321a 精度孔
322 ワイヤストッパ(接触防止部材)
323 溝部(凹部)
323a 第1平坦部
323b 第2平坦部
323c 傾斜部
324 UV硬化剤(接着材)
33 レンズプロテクタ
34 中継基板
341 開口
35 プリントコイル基板(駆動基板)
351 第1コイル基板
352 第2コイル基板
353 トラッキング制御用コイル(巻線部材の一部)
353a、353b 第1、第2トラッキングコイルパターン
354 フォーカス制御用コイル(巻線部材の一部)
354a〜354d 第1〜第4フォーカスコイルパターン
DC 光ディスク
Tr1〜Tr3 トラッキング電極
F1〜F4 フォーカス電極
P 分岐点
B1〜B12 ビアホール

Claims (6)

  1. 可動部と、前記可動部を移動可能に支持する固定部と、を備え、
    前記可動部は、筐体部と、前記筐体部を挟んで対向する位置に設けられる同一仕様の複数の駆動基板と、を有し、
    各駆動基板は、前記可動部を駆動するための巻線部材と、前記巻線部材に電流を供給するための配線パターンと、を有し、
    前記配線パターンは、前記巻線部材を挟んで対向する位置に設けられる複数の電極と、前記巻線部材の一方端から分岐して前記複数の電極に接続される導電経路と、を含むことを特徴とするアクチュエータ。
  2. 前記可動部に電力を供給する給電部材をさらに備え、
    前記筐体部に、各駆動基板間を電気的に接続する中継基板が設けられるとともに、前記給電部材と前記駆動基板との接触を防止するための接触防止部材が突設され、
    前記接触防止部材の少なくとも一部が、前記中継基板に形成される開口を通じて、前記中継基板よりも前記側面の外側に突出することを特徴とする請求項1に記載のアクチュエータ。
  3. 前記駆動基板は、紫外線の照射により硬化する接着材を用いて前記筐体部に設けられ、
    前記筐体部には、前記筐体部の前記駆動基板が設けられる配設面及び該配設面の隣接面に開口する凹部が形成され、
    前記凹部は、前記隣接面に対して傾斜する内壁を含む傾斜部を有し、
    前記接着材が前記凹部に充填されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のアクチュエータ。
  4. 前記可動部は、各駆動基板間を電気的に接続する複数の中継基板をさらに有し、
    各中継基板は、互いに面対称な形状であって、互いに異なる導電パターンを有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のアクチュエータ。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載のアクチュエータを備えることを特徴とする光ピックアップ。
  6. 請求項5に記載の光ピックアップを備えることを特徴とするディスク装置。
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