JP2006012328A - レーザホルダおよび光ピックアップ装置 - Google Patents

レーザホルダおよび光ピックアップ装置 Download PDF

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重晴 白根
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Abstract

【課題】ディスクに対し高品位なレーザ光のスポットが形成可能とされたレーザホルダおよび光ピックアップ装置を提供する。
【解決手段】レーザ光を出射するレーザダイオード3が取り付けられる第一調整部材10と、この第一調整部材10に対し位置調整が可能とされた第二調整部材20と、この第二調整部材20に対し位置調整が可能とされた第三調整部材30とを備えるレーザホルダ3とされ、第一調整部材10に、レーザダイオード3から出射されるレーザ光の方向を調整可能とさせる第一ねじ60が取り付けられ、第二調整部材20に、レーザダイオード3から出射されるレーザ光の光軸方向Lに略沿ってレーザダイオード3の位置を調整可能とさせる第二ねじ70が取り付けられた。前記レーザホルダ5が、光学系部品を備えるハウジング300に取り付けられることで、光ピックアップ装置1が構成された。
【選択図】図5

Description

本発明は、例えば光ディスク装置に装備され、ディスクに対し高精度なレーザ光のスポットが形成可能とされたレーザホルダおよび光ピックアップ装置に関するものである。
図7は、従来の光ピックアップ装置の一形態を示す説明図である。
レーザドライバ510からレーザダイオード520へ電流が流されて、レーザダイオード520からレーザ光が出力される。レーザダイオードは、「LD」と呼ばれている。「LD」は、「Laser Diode 」の略称とされる。LD520は、レーザホルダ530内に収容されている。レーザホルダは、LDを保持するものとされていることから、LDホルダ等と略称される。レーザドライバは、「LDD」等と呼ばれている。レーザドライバ(LDD)は、「LD Driver 」の略称とされ、LD520を駆動させてLD520からレーザ光を出射させるレーザ駆動回路とされている。LDD510からLD520に電流が供給され、LD520から出射されたレーザ光により、ディスク600に情報の記録が行われたり、ディスク600に記録された情報が再生されたりされる。
LDホルダ530内のLD520から出力されたレーザ光は、回折格子540、ダイバージェントレンズ550、ハーフミラー560、対物レンズ570を介して、ディスク600に照射される。ハーフミラー(Half Mirror )は、「HM」と略称される。また、対物レンズは、「Objective Lens」と呼ばれ、「OBL」と略称される。
ディスク600から反射されたレーザ光の一部は、フォトダイオードIC580に当てられる。フォトダイオードIC(Photo Diode IC)は、「PDIC」と略称される。PDIC580は、光を受けて、その信号を電気信号に変えて、光学式ピックアップ装置501のレンズホルダ(図示せず)のサーボ機構(図示せず)を動作させるためのものとされている。サーボ機構とは、制御の対象とされるものの状態を測定し、基準値と比較して、自動的に修正制御を行わせる機構のものを意味する。
また、LD520から出力されるレーザ光の一部は、フロントモニタダイオード590に入る。LD520から出射されたレーザ光の一部は、HM560の裏側において、フロントモニタダイオード590により検出される。フロントモニタダイオード(Front Monitor Diode )は、「FMD」と略称される。フロントモニタダイオード(FMD)は、レーザダイオード(LD)から出力されるレーザ光をモニタして、レーザダイオード(LD)の制御のためにフィードバックをかけるものとされる。
前記LDD510、前記LD520、前記PDIC580、前記FMD590は、フレキシブルプリント回路体505に通電可能に接続される。フレキシブルプリント回路体は、「FPC」と略称され、「FPC」は、「Flexible Printed Circuit」の略称とされる。フレキシブルプリント回路体(FPC)は、複数の回路導体505pが絶縁シート505qに印刷されて、例えば銅箔などの金属箔505pが絶縁シート505qに並設され、その上に保護層(図示せず)が設けられたものとされる。
上記FPC505、上記LDD510、上記LD520を備える上記LDホルダ530、上記回折格子540、上記ダイバージェントレンズ550、上記HM560、上記OBL570、上記PDIC580、上記FMD590は、ハウジング(図示せず)に装備される。ハウジングとは、部品が収容される箱形のもの等の物が入れられる箱や、箱に類似
したものを意味するものとされる。
光学式ピックアップ装置501は、上述した各種のものを備えるものとして構成されている。光学式ピックアップ装置501は、図示されたもの以外に、他のもの(図示せず)も備えるものとされているが、図7においては、それらの他のものは、便宜上、省略した。
光学式ピックアップ装置501が用いられて、メディア600における情報などのデータの再生または記録が行われる。メディア600として、例えば、CDやDVDが挙げられる。「CD」は、「Compact Disc」の略称とされる。また、「DVD」は、「Digital Versatile Disc」もしくは「Digital Video Disc」の略称とされる。光ピックアップ装置501は、前記各種の光ディスク600に記録されたデータを再生させたり、書込み可能もしくは書換え可能とされた光ディスク600にデータを記録させたりするものとされている。
また、従来のものとして、例えば短波長のレーザダイオードが光源として用いられる場合とされても光軸のずれを極めて小さくさせることが可能とされた光ディスク記録再生装置の光ピックアップ装置というものがある(例えば特許文献1参照)。
特開2003−16659号公報(第1,2頁、第1,2,5図)
近年、より高精度な光ピックアップ装置の提供が市場から要求されている。例えば、図7に示す光ピックアップ装置501を、より高精度なものとして構成させる場合、レーザ光の光路に位置する各光学系部品520,540,550,560,570,580,590を、より高い精度で不図示のハウジングに配設させる必要性が生じる。
光ピックアップ装置の光学系の調整が行われるときに、例えばハウジングに対するLD520の三次元(X軸方向、Y軸方向、Z軸方向)の位置や、LD520の向きを最適なものとさせて、LDホルダ530内のLD520から出射されるレーザ光の光軸や光路を最適なものとさせることは、重要なこととされる。LDホルダ530内のLD520の向きを最適なものに調整させることは、光学系全体の収差を最適なものとさせるために、重要なこととされている。収差とは、レンズなどを通る光線が正しく一点に集められないことを意味する。
また、OBL570からディスク600にレーザ光が照射されるときに、ディスク600のデータ記録部650にできるレーザ光のスポットSPは、重要なものとされる。スポットとは、一点が明るく照らされた状態のものを意味する。LDホルダ530内のLD520から出射されたレーザ光がOBL570において集光されて、ディスク600に情報の記録が行われたり、ディスク600に記録された情報が再生されたりされる。そのときに、ディスク600に形成された微小なピット(穴、凹み)や、グルーブ(溝)や、ウォブル(蛇行)などに、最適な大きさのレーザ光のスポットSPが当てられる。また、レーザ光のスポットSPは、レンズホルダの外乱の影響を受け難いものがよいものとされている。このように、OBL570からディスク600に照射されて形成されるレーザ光のスポットSPは、最適なスポットとして実現されることが重要なこととされる。
近年、DVDプレーヤなどに装備される記録用光ピックアップ装置501に対し、ディスク600のデータ記録部650に、高精度なスポットSPいわゆる高品位なスポットSPが形成可能とされるものが要求されてきている。また、DVDよりもさらに高密度化された次世代のディスクいわゆる「Blu-ray Disc」に対応した光ピックアップ装置において
も、ディスクのデータ記録部に、高品位なスポット光が形成可能とされるものが要求されてきている。「Blu-ray 」とは、従来のCDやDVDで、信号の読み書きに用いられていた赤色のレーザに対し、高密度記録が実現されるために採用された青紫色のレーザを意味する。
高性能な光ピックアップ装置が実現されるためには、OBL570からディスク600に照射されて形成されるレーザ光のスポットSPが高精度なものとされて、最適なスポットとされることが必要不可欠なこととされる。また、そのような高性能な光ピックアップ装置が実現されるためには、LD520から出射される光路や光軸を精度よく調整可能なLDホルダが必要とされる。
本発明は、上記した点に鑑み、ディスクに対し高品位なレーザ光のスポットが形成可能とされたレーザホルダおよび光ピックアップ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係るレーザホルダは、レーザ光を出射するレーザダイオードが取り付けられる第一調整部材と、該第一調整部材に対し位置調整が可能とされた第二調整部材と、該第二調整部材に対し位置調整が可能とされた第三調整部材とを備え、該第一調整部材に、該レーザダイオードから出射される該レーザ光の方向を調整可能とさせる第一ねじが取り付けられ、該第二調整部材に、該レーザダイオードから出射される該レーザ光の光軸方向に略沿って該レーザダイオードの位置を調整可能とさせる第二ねじが取り付けられたことを特徴とする。
上記構成により、レーザダイオードから出射されるレーザ光の方向調整や、レーザダイオードから出射されるレーザ光の光軸方向に略沿ったレーザダイオードの位置調整は、精度よく行われることとなる。レーザホルダの第一調整部材に取り付けられた第一ねじが回動されることにより、レーザダイオードから出射されるレーザ光の方向調整は、精度よく行われることとなる。また、レーザホルダの第二調整部材に取り付けられた第二ねじが回動されることにより、レーザダイオードから出射されるレーザ光の光軸方向に略沿ったレーザダイオードの位置調整は、精度よく行われることとなる。このようにして、レーザダイオードから出射されるレーザ光の光軸調整や光路調整が精度よく行われるので、レーザダイオードを備えるレーザホルダが取り付けられた光ピックアップ装置内において、ディスクに対し高品位なレーザ光のスポットが形成されることとなる。
請求項2に係るレーザホルダは、請求項1記載のレーザホルダにおいて、前記第一調整部材と、前記第二調整部材とは、前記レーザダイオードから出射される前記レーザ光の方向が調整されるときに、支点として機能する第一連結部により繋げられたことを特徴とする。
上記構成により、レーザホルダを構成する第一調整部材と、第二調整部材とは、分離されることなく一体のものとして構成されることとなる。また、レーザホルダを構成する第一調整部材と、第二調整部材とは、第二調整部材に対してレーザダイオードの向きを変えることが可能とされた第一連結部により繋げられているので、レーザダイオードから出射されるレーザ光の方向調整が行われるときに、第一連結部が支点となって、第二調整部材に対し、第一調整部材の向きが動かされる。従って、第一調整部材に取り付けられたレーザダイオードの方向調整は、精度よく行われることとなる。
請求項3に係るレーザホルダは、請求項2記載のレーザホルダにおいて、前記第一連結部は、一方の連結部と、他方の連結部とを備え、前記第一調整部材は、略矩形平板状に形成され、該一方の連結部は、該第一調整部材の第一角部に設けられ、該他方の連結部は、
該第一調整部材において、該第一角部の対角部とされる第二角部に設けられ、前記第二調整部材は、略矩形平板状に形成され、該一方の連結部は、該第一調整部材の該第一角部に対応した該第二調整部材の第一角部に設けられ、該他方の連結部は、該第二調整部材において、該第一角部の対角部とされる第二角部に設けられたことを特徴とする。
上記構成により、レーザダイオードから出射されるレーザ光の方向調整は、無理なく容易に行われることとなる。略矩形平板状をした第一調整部材の第一角部と、略矩形平板状をした第二調整部材の第一角部とは、第一連結部を構成する一方の連結部により繋げられ、且つ、略矩形平板状をした第一調整部材の第二角部と、略矩形平板状をした第二調整部材の第二角部とは、第一連結部を構成する他方の連結部により繋げられているので、第二調整部材に対する第一調整部材の方向調整が行われて、レーザダイオードから出射されるレーザ光の方向調整が行われるときに、第一角部側の一方の連結部および第二角部側の他方の連結部が支点となって、第二調整部材に対し、第一調整部材の向きが動かされる。レーザダイオードを備える略矩形平板状の第一調整部材は、第一角部に設けられた一方の連結部と、第一角部の対角部とされる第二角部に設けられた他方の連結部とが支点となって、略矩形平板状の第二調整部材に対し、揺動される。従って、レーザダイオードから出射されるレーザ光の方向調整は、精度よく容易に行われることとなる。
請求項4に係るレーザホルダは、請求項3記載のレーザホルダにおいて、前記第一調整部材の前記第一角部および前記第二角部以外の角部を、該第一調整部材の第三角部とし、前記第二調整部材の前記第一角部および前記第二角部以外の角部を、該第二調整部材の第三角部としたときに、該第一調整部材の該第三角部に、前記第一ねじに対応したねじ孔が設けられ、該第一ねじは、該ねじ孔に螺合され、該第一ねじは、該第一調整部材の該第三角部に対応する該第二調整部材の該第三角部に当接されたことを特徴とする。
上記構成により、レーザダイオードから出射されるレーザ光の方向調整は、精度よく行われることとなる。第一調整部材の第三角部に設けられたねじ孔に第一ねじが螺合され、第一ねじは、第二調整部材の第三角部に当接され、第一ねじが回動されることで、第一調整部材の第三角部と、第二調整部材の第三角部との間が、広げられたり狭められたりされるので、レーザダイオードを備える略矩形平板状の第一調整部材は、第一角部に設けられた一方の連結部と、第一角部の対角部とされる第二角部に設けられた他方の連結部とが支点となって、略矩形平板状の第二調整部材に対し、揺動される。従って、レーザダイオードから出射されるレーザ光の方向の微調整は、第一ねじを回動させることにより、精度よく行われることとなる。
請求項5に係るレーザホルダは、請求項1〜4の何れか1項に記載のレーザホルダにおいて、前記第一ねじは、雄ねじとして形成され、該雄ねじに対応した雌ねじ孔が、略平板状の前記第一調整部材に設けられ、該雌ねじ孔に螺合された該雄ねじの先端部が、略平板状をした前記第二調整部材の平面部に当接されたことを特徴とする。
上記構成により、レーザダイオードから出射されるレーザ光の方向調整は、精度よく行われる。雄ねじとして形成された第一ねじが、略平板状をした第一調整部材の雌ねじ孔に螺合され、第一ねじの先端部が、略平板状をした第二調整部材の平面部に当接され、第一ねじが回動されることで、第二調整部材に対し、レーザダイオードを備える第一調整部材の方向調整が行われる。従って、レーザダイオードから出射されるレーザ光の方向の微調整は、第一ねじを回動させることにより、精度よく行われる。
請求項6に係るレーザホルダは、請求項1〜5の何れか1項に記載のレーザホルダにおいて、前記第二調整部材と、前記第三調整部材とは、前記レーザダイオードから出射される前記レーザ光の前記光軸方向に略沿って該レーザダイオードの位置が調整されるときに
、支点として機能する第二連結部により繋げられたことを特徴とする。
上記構成により、レーザホルダを構成する第二調整部材と、第三調整部材とは、分離されることなく一体のものとして構成されることとなる。また、レーザホルダを構成する第二調整部材と、第三調整部材とは、第三調整部材に対してレーザダイオードの位置を変えることが可能とされた第二連結部により繋げられているので、レーザダイオードから出射されるレーザ光の光軸方向に略沿ってレーザダイオードの位置が調整されるときに、第二連結部が支点となって、第三調整部材に対し、第二調整部材の位置が動かされる。従って、第二調整部材に続く第一調整部材に取り付けられたレーザダイオードの位置調整が行われるときに、レーザ光の光軸方向に略沿ったレーザダイオードの位置調整は、比較的容易に行われることとなる。
請求項7に係るレーザホルダは、請求項6記載のレーザホルダにおいて、前記第二調整部材は、第一角部と、該第一角部の対角部とされる第二角部と、該第一角部および該第二角部以外の角部とされる第三角部とを少なくとも備える略矩形平板状に形成され、前記第二連結部は、該第二調整部材の該第三角部に設けられ、前記第三調整部材は、第一角部と、該第一角部の対角部とされる第二角部と、該第一角部および該第二角部以外の角部とされる第三角部とを少なくとも備える略矩形平板状に形成され、該第二連結部は、該第二調整部材の該第三角部に対応した該第三調整部材の該第三角部に設けられたことを特徴とする。
上記構成により、レーザダイオードから出射されるレーザ光の光軸方向に略沿ったレーザダイオードの位置調整は、比較的容易に行われることとなる。略矩形平板状をした第二調整部材の第三角部と、略矩形平板状をした第三調整部材の第三角部とは、第二連結部により繋げられているので、第三調整部材に対する第二調整部材の位置調整が行われて、レーザダイオードから出射されるレーザ光の光軸方向に略沿ったレーザダイオードの位置調整が行われるときに、第二調整部材の第三角部と第三調整部材の第三角部とを繋ぐ第二連結部が支点となって、第三調整部材に対し、第二調整部材の位置が動かされる。従って、第二調整部材に続く第一調整部材に取り付けられたレーザダイオードの位置調整が行われるときに、レーザ光の光軸方向に略沿ったレーザダイオードの位置調整は、比較的容易に行われることとなる。
請求項8に係るレーザホルダは、請求項7記載のレーザホルダにおいて、前記第二調整部材において、前記第三角部の対角部を第四角部とし、前記第三調整部材において、前記第三角部の対角部を第四角部としたときに、該第二調整部材の該第四角部に、前記第二ねじに対応した第二ねじ孔が設けられ、該第二ねじは、該第二ねじ孔に螺合され、該第二ねじは、該第二調整部材の該第四角部に対応する該第三調整部材の該第四角部に当接されたことを特徴とする。
上記構成により、レーザダイオードから出射されるレーザ光の光軸方向に略沿ったレーザダイオードの位置調整は、比較的容易に行われる。第二調整部材の第四角部に設けられたねじ孔に第二ねじが螺合され、第二ねじは、第三調整部材の第四角部に当接され、第二ねじが回動されることで、第二調整部材の第四角部と、第三調整部材の第四角部との間が、広げられたり狭められたりされるので、略矩形平板状の第二調整部材は、第二調整部材の第三角部と第三調整部材の第三角部とを繋ぐ第二連結部が支点となって、略矩形平板状の第三調整部材に対し、揺動される。従って、第二調整部材に続く第一調整部材に取り付けられたレーザダイオードの位置調整が行われるときに、レーザ光の光軸方向に略沿ったレーザダイオードの位置調整は、第二ねじを回動させることにより、比較的容易に行われることとなる。
請求項9に係るレーザホルダは、請求項1〜8の何れか1項に記載のレーザホルダ
において、前記第二ねじは、雄ねじとして形成され、該雄ねじに対応した雌ねじ孔が、略平板状の前記第二調整部材に設けられ、該雌ねじ孔に螺合された該雄ねじの先端部が、略平板状をした前記第三調整部材の平面部に当接されたことを特徴とする。
上記構成により、レーザダイオードから出射されるレーザ光の光軸方向に略沿ったレーザダイオードの位置調整は、比較的容易に行われる。雄ねじとして形成された第二ねじが、略平板状をした第二調整部材の雌ねじ孔に螺合され、第二ねじの先端部が、略平板状をした第三調整部材の平面部に当接され、第二ねじが回動されることで、第三調整部材に対し、第二調整部材の位置調整が行われる。従って、第二調整部材に続く第一調整部材に取り付けられたレーザダイオードの位置調整が行われるときに、レーザ光の光軸方向に略沿ったレーザダイオードの位置調整は、第二ねじを回動させることにより、比較的容易に行われることとなる。
請求項10に係るレーザホルダは、請求項1〜9の何れか1項に記載のレーザホルダ
において、前記レーザダイオードは、前記第一調整部材に設けられた貫通孔に嵌め合わせられたことを特徴とする。
上記構成により、レーザダイオードは、確実にレーザホルダの第一調整部材に取り付けられることとなる。レーザダイオードは、第一調整部材に設けられた貫通孔に嵌め合わせられているので、レーザホルダの第一調整部材に対してレーザダイオードの位置がずらされたり、レーザダイオードが第一調整部材から不用意に抜け落とされたりされるといった不具合の発生は防止され、レーザダイオードは、レーザホルダの第一調整部材に確実に固定される。従って、レーザホルダの第一調整部材に嵌着されたレーザダイオードから出射されるレーザ光の方向調整や、レーザダイオードから出射されるレーザ光の光軸方向に略沿ったレーザダイオードの位置調整は、精度よく確実に行われることとなる。
請求項11に係る光ピックアップ装置は、請求項1〜10の何れか1項に記載のレーザホルダが、光学系部品を備えるハウジングに取り付けられることで構成されたことを特徴とする。
上記構成により、ディスクに対し高品位なレーザ光のスポットを形成可能とさせた光ピックアップ装置が構成されることとなる。レーザダイオードから出射されるレーザ光の方向や、レーザダイオードから出射されるレーザ光の光軸方向に略沿ったレーザダイオードの位置を精度よく調整できるレーザホルダが用いられることにより、レーザダイオードを備えるレーザホルダが光学系部品を備えるハウジングに取り付けられるときの取付作業は、精度よく行われることとなる。レーザダイオードを備えるレーザホルダが、光学系部品を備えるハウジングに取り付けられるときに、レーザホルダに装備された第一ねじや第二ねじが調整されることにより、光学系部品に対するレーザ光の光軸調整や光路調整は、精度よく行われることとなる。従って、ディスクに対し高品位なレーザ光のスポットを形成可能とさせた光ピックアップ装置が提供されることとなる。
以上の如く、請求項1記載の発明によれば、レーザダイオードから出射されるレーザ光の方向調整や、レーザダイオードから出射されるレーザ光の光軸方向に略沿ったレーザダイオードの位置調整を、精度よく行うことができるものとなる。レーザホルダの第一調整部材に取り付けられた第一ねじが回動されることにより、レーザダイオードから出射されるレーザ光の方向調整は、精度よく行われる。また、レーザホルダの第二調整部材に取り付けられた第二ねじが回動されることにより、レーザダイオードから出射されるレーザ光の光軸方向に略沿ったレーザダイオードの位置調整は、精度よく行われる。このようにし
て、レーザダイオードから出射されるレーザ光の光軸調整や光路調整が精度よく行われるので、レーザダイオードを備えるレーザホルダが取り付けられた光ピックアップ装置内において、ディスクに対し高品位なレーザ光のスポットを形成させることができる。
請求項2記載の発明によれば、レーザホルダを構成する第一調整部材と、第二調整部材とを、分離させることなく一体のものとして構成させることができる。また、レーザホルダを構成する第一調整部材と、第二調整部材とは、第二調整部材に対してレーザダイオードの向きを変えることが可能とされた第一連結部により繋げられているので、レーザダイオードから出射されるレーザ光の方向調整が行われるときに、第一連結部が支点となって、第二調整部材に対し、第一調整部材の向きが動かされる。従って、第一調整部材に取り付けられたレーザダイオードの方向調整を精度よく行うことができる。
請求項3記載の発明によれば、レーザダイオードから出射されるレーザ光の方向調整を、無理なく容易に行うことができるものとなる。略矩形平板状をした第一調整部材の第一角部と、略矩形平板状をした第二調整部材の第一角部とは、第一連結部を構成する一方の連結部により繋げられ、且つ、略矩形平板状をした第一調整部材の第二角部と、略矩形平板状をした第二調整部材の第二角部とは、第一連結部を構成する他方の連結部により繋げられているので、第二調整部材に対する第一調整部材の方向調整が行われて、レーザダイオードから出射されるレーザ光の方向調整が行われるときに、第一角部側の一方の連結部および第二角部側の他方の連結部が支点となって、第二調整部材に対し、第一調整部材の向きが動かされる。レーザダイオードを備える略矩形平板状の第一調整部材は、第一角部に設けられた一方の連結部と、第一角部の対角部とされる第二角部に設けられた他方の連結部とが支点となって、略矩形平板状の第二調整部材に対し、揺動される。従って、レーザダイオードから出射されるレーザ光の方向調整を精度よく容易に行うことができる。
請求項4記載の発明によれば、レーザダイオードから出射されるレーザ光の方向調整を、精度よく行うことができるものとなる。第一調整部材の第三角部に設けられたねじ孔に第一ねじが螺合され、第一ねじは、第二調整部材の第三角部に当接され、第一ねじが回動されることで、第一調整部材の第三角部と、第二調整部材の第三角部との間が、広げられたり狭められたりされるので、レーザダイオードを備える略矩形平板状の第一調整部材は、第一角部に設けられた一方の連結部と、第一角部の対角部とされる第二角部に設けられた他方の連結部とが支点となって、略矩形平板状の第二調整部材に対し、揺動される。従って、第一ねじを回動させることにより、レーザダイオードから出射されるレーザ光の方向の微調整を精度よく行うことができる。
請求項5記載の発明によれば、レーザダイオードから出射されるレーザ光の方向調整は、精度よく行われる。雄ねじとして形成された第一ねじが、略平板状をした第一調整部材の雌ねじ孔に螺合され、第一ねじの先端部が、略平板状をした第二調整部材の平面部に当接され、第一ねじが回動されることで、第二調整部材に対し、レーザダイオードを備える第一調整部材の方向調整が行われる。従って、第一ねじを回動させることにより、レーザダイオードから出射されるレーザ光の方向の微調整を精度よく行うことができる。
請求項6記載の発明によれば、レーザホルダを構成する第二調整部材と、第三調整部材とを、分離させることなく一体のものとして構成させることができる。また、レーザホルダを構成する第二調整部材と、第三調整部材とは、第三調整部材に対してレーザダイオードの位置を変えることが可能とされた第二連結部により繋げられているので、レーザダイオードから出射されるレーザ光の光軸方向に略沿ってレーザダイオードの位置が調整されるときに、第二連結部が支点となって、第三調整部材に対し、第二調整部材の位置が動かされる。従って、第二調整部材に続く第一調整部材に取り付けられたレーザダイオードの位置調整が行われるときに、レーザ光の光軸方向に略沿ったレーザダイオードの位置調整
は、比較的容易に行われる。
請求項7記載の発明によれば、レーザダイオードから出射されるレーザ光の光軸方向に略沿ったレーザダイオードの位置調整を、比較的容易に行うことができるものとなる。略矩形平板状をした第二調整部材の第三角部と、略矩形平板状をした第三調整部材の第三角部とは、第二連結部により繋げられているので、第三調整部材に対する第二調整部材の位置調整が行われて、レーザダイオードから出射されるレーザ光の光軸方向に略沿ったレーザダイオードの位置調整が行われるときに、第二調整部材の第三角部と第三調整部材の第三角部とを繋ぐ第二連結部が支点となって、第三調整部材に対し、第二調整部材の位置が動かされる。従って、第二調整部材に続く第一調整部材に取り付けられたレーザダイオードの位置調整が行われるときに、レーザ光の光軸方向に略沿ったレーザダイオードの位置調整は、比較的容易に行われる。
請求項8記載の発明によれば、レーザダイオードから出射されるレーザ光の光軸方向に略沿ったレーザダイオードの位置調整は、比較的容易に行われる。第二調整部材の第四角部に設けられたねじ孔に第二ねじが螺合され、第二ねじは、第三調整部材の第四角部に当接され、第二ねじが回動されることで、第二調整部材の第四角部と、第三調整部材の第四角部との間が、広げられたり狭められたりされるので、略矩形平板状の第二調整部材は、第二調整部材の第三角部と第三調整部材の第三角部とを繋ぐ第二連結部が支点となって、略矩形平板状の第三調整部材に対し、揺動される。従って、第二調整部材に続く第一調整部材に取り付けられたレーザダイオードの位置調整が行われるときに、レーザ光の光軸方向に略沿ったレーザダイオードの位置調整は、第二ねじを回動させることにより、比較的容易に行われる。
請求項9記載の発明によれば、レーザダイオードから出射されるレーザ光の光軸方向に略沿ったレーザダイオードの位置調整は、比較的容易に行われる。雄ねじとして形成された第二ねじが、略平板状をした第二調整部材の雌ねじ孔に螺合され、第二ねじの先端部が、略平板状をした第三調整部材の平面部に当接され、第二ねじが回動されることで、第三調整部材に対し、第二調整部材の位置調整が行われる。従って、第二調整部材に続く第一調整部材に取り付けられたレーザダイオードの位置調整が行われるときに、レーザ光の光軸方向に略沿ったレーザダイオードの位置調整は、第二ねじを回動させることにより、比較的容易に行われる。
請求項10記載の発明によれば、レーザホルダの第一調整部材に、確実にレーザダイオードを取り付けることができる。レーザダイオードは、第一調整部材に設けられた貫通孔に嵌め合わせられているので、レーザホルダの第一調整部材に対してレーザダイオードの位置がずらされたり、レーザダイオードが第一調整部材から不用意に抜け落とされたりされるといった不具合の発生は防止され、レーザダイオードは、レーザホルダの第一調整部材に確実に固定される。従って、レーザホルダの第一調整部材に嵌着されたレーザダイオードから出射されるレーザ光の方向調整や、レーザダイオードから出射されるレーザ光の光軸方向に略沿ったレーザダイオードの位置調整は、精度よく確実に行われる。
請求項11記載の発明によれば、ディスクに対し高品位なレーザ光のスポットが形成可能とされた光ピックアップ装置を構成させることができる。レーザダイオードから出射されるレーザ光の方向や、レーザダイオードから出射されるレーザ光の光軸方向に略沿ったレーザダイオードの位置を精度よく調整できるレーザホルダが用いられることにより、レーザダイオードを備えるレーザホルダが光学系部品を備えるハウジングに取り付けられるときの取付作業は、精度よく行われる。レーザダイオードを備えるレーザホルダが、光学系部品を備えるハウジングに取り付けられるときに、レーザホルダに装備された第一ねじや第二ねじが調整されることにより、光学系部品に対するレーザ光の光軸調整や光路調整
は、精度よく行われることとなる。従って、ディスクに対し高品位なレーザ光のスポットが形成可能とされた光ピックアップ装置を提供することができる。
以下に本発明に係るレーザホルダおよび光ピックアップ装置の一実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係るレーザホルダの一実施形態を示す斜視図、図2は、レーザホルダにレーザダイオードとねじとが取り付けられた状態を示す斜視図、図3(a)は、レーザホルダにレーザダイオードとねじとが取り付けられた状態を示す平面図、図3(b)は、レーザホルダにレーザダイオードとねじとが取り付けられた状態を示す正面図、図4(a)は、レーザホルダを示す正面図、図4(b)は、図4(a)に示すレーザホルダを斜め上側から見た図である。また、図5は、本発明に係る光ピックアップ装置の一実施形態を示す分解斜視図、図6は、同じく光ピックアップ装置を示す斜視図である。
この明細書における光ピックアップ装置1の各方向について、図5および図6を用いて説明すると、X軸方向が光ピックアップ装置1の奥行き方向とされ、Y軸方向が光ピックアップ装置1の高さ方向もしくは上下方向とされ、Z軸方向が光ピックアップ装置1の幅方向とされる。また、図1,図2,図3(a)に示された光軸方向Lは、図5および図6の如く、光ピックアップ装置1のZ軸方向に沿ったものとされている。なお、この明細書におけるX軸方向、Y軸方向、Z軸方向の定義は、光ピックアップ装置1を説明するための便宜上のものとされる。
光学式ピックアップ装置1(図5,図6)が用いられて、メディアにおける情報などのデータの再生または記録が行われる。メディアとして、例えば、CD−ROM,DVD−ROMなどの読出し専用の光ディスクや、CD−R,DVD−R,DVD+Rなどの追記型の光ディスクや、CD−RW,DVD−RW,DVD+RW,DVD−RAM,Blu-ray Discなどの書込み/消去や書換え可能なタイプの光ディスクなどといった各種光ディスクが挙げられる。
上述した如く、「CD」は、「Compact Disc」の略称とされる。また、「DVD」は、「Digital Versatile Disc」もしくは「Digital Video Disc」の略称とされる。また、「CD−ROM」もしくは「DVD−ROM」の「ROM」は、「Read Only Memory」の略称とされ、CD−ROMもしくはDVD−ROMは、データ読出し専用のものとされている。また、「CD−R」または「DVD−R」もしくは「DVD+R」の「R」は、「Recordable」の略称とされ、CD−RまたはDVD−RもしくはDVD+Rは、データの書込みが可能なものとされている。また、「CD−RW」または「DVD−RW」もしくは「DVD+RW」の「RW」は、「ReWritable」の略称とされ、CD−RWまたはDVD−RWもしくはDVD+RWは、データの書換えが可能なものとされている。また、「DVD−RAM」は、「Digital Versatile Disc Random Access Memory 」の略称とされ、データの読み書き・消去が可能なものとされている。
光ピックアップ装置1は、前記各種の光ディスクに記録されたデータを再生させたり、前記書込み可能もしくは書換え可能な各種光ディスクにデータを記録させたりするものとされている。光ピックアップ装置1は、CD系のメディアと、DVD系のメディアと、Blu-ray Disc系のメディアとに対応したものとされる。
光ピックアップ装置1を構成するハウジング300に、各種光学系部品が装備されている。上述した如く、ハウジングとは、部品が収容される箱形のもの等の物が入れられる箱や、箱に類似したものを意味するものとされている。光学系部品として、例えば、レーザ
ダイオード、1/2波長板、1/4波長板、回折格子、ダイバージェントレンズ、プリズム、コリメータレンズ、ハーフミラー、レフレクトミラー、対物レンズ、フロントモニタダイオード、アナモレンズ、フォトダイオードICなどが挙げられる。
光学系部品とされるレーザダイオードについて説明する。レーザドライバ(図示せず)からレーザダイオード3へ電流が流されて、レーザダイオード3からレーザ光が出力される。レーザダイオード3は、波長が約405nm(ナノメータ)の青紫色のレーザ光を出射する発光素子とされている。上述した如く、レーザダイオードは、「LD」と呼ばれている。「LD」は、「Laser Diode 」の略称とされている。
LD3は、FPCなどのフレキシブル基板(図示せず)の回路導体に通電可能に接続される複数の端子部3tと、各端子部3tが突設される略円板状の基部3aと、基部3aに続く略円柱形の本体部3bとを備えるものとして構成されている。上述した如く、「FPC」は、「Flexible Printed Circuit」の略称とされている。
不図示のレーザドライバから不図示のFPCを通ってLD3に電流が供給され、これによってLD3から出射されたレーザ光により、ディスクに情報の記録が行われたり、ディスクに記録された情報が再生されたりされる。LD3からレーザ光が出射されるときに、LD3から熱が発せられる。
LD3は、放熱特性に優れるアルミニウム合金製のレーザホルダ5に取り付けられている。また、LD3を備えるレーザホルダ5は、金属製のハウジング300に装着される。上述した如く、レーザホルダは、LDを保持するものとされていることから、LDホルダ等と略称されている。
波長が約405nmの青紫色のレーザ光を出射するLD3に代えて、例えば、波長が約650〜660nmの赤色レーザ光を出射するLDが用いられたものも使用可能とされる。また、波長が約405nmの青紫色のレーザ光を出射するLD3に代えて、例えば、波長が約780〜790nmの赤色レーザ光を出射するLDが用いられたものも使用可能とされる。LDホルダ5に装着されるLDとして、各種LDが使用可能とされる。
また、他のレーザドライバ(図示せず)から他のレーザダイオード103へ電流が流されて、他のレーザダイオード103からレーザ光が出力される。不図示の他のレーザドライバから他のLD103に電流が供給されて、他のLD103から出射されたレーザ光により、ディスクに情報の記録が行われたり、ディスクに記録された情報が再生されたりされる。他のLD103からレーザ光が出射されるときに、他のLD103から熱が発せられる。他のLD103は、放熱特性に優れるアルミニウム合金製の他のレーザホルダ105に取り付けられている。また、他のLD103を備える他のLDホルダ105は、金属製のハウジング300に装着されている。
光学系部品とされる対物レンズについて説明する。対物レンズ200は、LD3またはLD103から出されたレーザ光をディスク上に集光させる役割を果たすものとされている。上述した如く、対物レンズは、「Objective Lens」と呼ばれ、「OBL」と略称されている。合成樹脂製のOBL200は、合成樹脂製のレンズホルダ210に装着されている。
ディスクに対し、OBL200を備えるレンズホルダ210のフォーカスサーボが行われるときに、OBL200を備えるレンズホルダ210は、図6に示すY軸方向に沿って動かされる。また、ディスクに対し、OBL200を備えるレンズホルダ210のトラッキングサーボが行われるときに、OBL200を備えるレンズホルダ210は、図6に示
すZ軸方向に沿って動かされる。
フォーカスとは、焦点やピントを意味する。また、トラッキングとは、光を用いて、ディスクに設けられた微小なピット(穴、凹み)や、グルーブ(溝)、ウォブル(蛇行)などを追跡観測し、螺旋状に描かれた軌道の位置を定めることを意味する。上述した如く、サーボもしくはサーボ機構とは、制御の対象とされるものの状態を測定し、測定したものと基準値とを比較して、自動的に修正制御を行わせる機構のものを意味する。
光学系部品とされるフォトダイオードICについて説明する。フォトダイオードIC250は、ディスクから反射されたレーザ光を受けて、その信号を電気信号に変えて、光学式ピックアップ装置1を構成するOBL200付レンズホルダ210のサーボ機構(図示せず)を動作させるための光検出器とされている。上述した如く、フォトダイオードIC(Photo Diode IC)は、「PDIC」と略称されている。
光ピックアップ装置1(図5,図6)を構成するハウジング300は、マグネシウム(Mg)を含有するダイカスト合金が用いられて形成されている。また、光ピックアップ装置1を構成するハウジング300は、上記各部品が装備されるハウジング本体301と、ハウジング本体301から突設され光ディスク装置(図示せず)を構成する第一ガイド軸(図示せず)と合わせられる第一ガイド部311と、第一ガイド部311に対し反対側に向けてハウジング本体301から突設され光ディスク装置(図示せず)を構成する第二ガイド軸(図示せず)と合わせられる一対の第二ガイド部312,312とを備えるものとして形成されている。
図5および図6に示す光学式ピックアップ装置1は、上記LD3,103と、上記LDホルダ5,105と、上記レンズホルダ210に取り付けられた上記OBL200と、上記PDIC250と、上記ハウジング300とを少なくとも備えるものとされている。図5および図6に示す光学式ピックアップ装置1は、上記LD3,103、上記LDホルダ5,105、上記レンズホルダ210に取り付けられた上記OBL200、上記PDIC250、上記ハウジング300以外に、各種光学系部品などの他の部品を備えるものとされているが、ここでは、他の部品に関する詳細な説明を省略する。
図1〜図4の如く、LDホルダ5は、LD3(図1〜図3)が取り付けられる略平板状の第一調整部材10と、この第一調整部材10に対し略平行に設けられた略平板状の第二調整部材20と、この第二調整部材20に対し略平行に設けられた略平板状の第三調整部材30とを備えるものとして構成されている。
詳しく説明すると、LDホルダ5(図1〜図4)は、レーザ光を出射するLD3(図1〜図3)が取り付けられる略平板状の第一調整部材10と、第一調整部材10に続き、第一調整部材10に対して略平行に設けられ、且つ、第一調整部材10に対し位置調整が可能とされた略平板状の第二調整部材20と、第二調整部材20に続き、第二調整部材20に対して略平行に設けられ、且つ、第二調整部材20に対し位置調整が可能とされた略平板状の第三調整部材30とを備えるものとして構成されている。
LDホルダ5を構成する第一調整部材10に、LD3から出射されるレーザ光の方向を調整可能とさせる第一ねじ60が取り付けられる。また、LDホルダ5を構成する第二調整部材20に、LD3から出射されるレーザ光の光軸方向Lに略沿ってLD3の位置を調整可能とさせる第二ねじ70が取り付けられる。
このようなLDホルダ5が構成されていれば、LD3から出射されるレーザ光の方向調整や、LD3から出射されるレーザ光の光軸方向Lに略沿ったLD3の位置調整は、精度
よく容易に行われる。LDホルダ5の第一調整部材10に取り付けられた第一ねじ60が回動されることにより、LD3から出射されるレーザ光の方向調整は、精度よく容易に行われる。また、LDホルダ5の第二調整部材20に取り付けられた第二ねじ70が回動されることにより、LD3から出射されるレーザ光の光軸方向Lに略沿ったLD3の位置調整は、精度よく容易に行われる。
このようにして、LD3から出射されるレーザ光の光軸調整や光路調整が精度よく行われるので、LD3を備えるLDホルダ5が取り付けられた光ピックアップ装置1(図5,図6)内において、不図示のディスクに対し、高品位なレーザ光のスポットが形成される。
図1〜3,図5,図6の如く、合計二本の位置調整用ねじ60,70が用いられて、LDホルダ5に取り付けられたLD3から出射されるレーザ光の光軸調整や光路調整が行われる。また、図3(b)の如く、LDホルダ5を正面側から見たときに、第一ねじ60と、第二ねじ70とは、略矩形状のLDホルダ5の対角線上に略位置するものとされる。
図1の如く、第一ねじ60は、工具とされるプラスドライバ(図示せず)に対応した頭部60cと、頭部60cに続くねじ本体部60bと、頭部60cの反対側とされるねじ本体部60bの先端部60aとを備えるものとして形成されている。第一ねじ60と同じく、第二ねじ70も、工具とされる不図示のプラスドライバに対応した頭部70cと、頭部70cに続くねじ本体部70bと、頭部70cの反対側とされるねじ本体部70bの先端部70aとを備えるものとして形成されている。
図1の如く、LDホルダ5を構成する第一調整部材10と、第二調整部材20とは、一対の連結部40,40により繋げられている。詳しく説明すると、LDホルダ5を構成する第一調整部材10と、第二調整部材20とは、LD3から出射されるレーザ光の方向が調整されるときに、支点として機能する一対の第一連結部40,40により繋げられている。
第一連結部40により、LDホルダ5を構成する第一調整部材10と、第二調整部材20とが繋げられていれば、第一調整部材10と、第二調整部材20とは、分離されることなく一体のものとして構成される。また、LDホルダ5を構成する第一調整部材10と、第二調整部材20とは、第二調整部材20に対してLD3の向きを変えることが可能とされた一対の第一連結部40,40により繋げられているので、LD3から出射されるレーザ光の方向調整が行われるときに、一対の第一連結部40,40(図3(b))が支点となって、第二調整部材20に対し、第一調整部材10の向きが動かされる。従って、第一調整部材10に取り付けられたLD3の方向調整は、精度よく容易に行われる。
図1および図4(a)の如く、LDホルダ5を構成する第一調整部材10は、第一角部11と、第一角部11の対角部とされる第二角部12と、第一角部11および第二角部12以外の角部とされる第三角部13と、第三角部13の対角部とされる第四角部14とを備える略矩形平板状のものとして形成されている。略矩形平板状をした第一調整部材10の略中央部に、LD3が挿入される貫通孔18が設けられている。貫通孔18の大径部18aは、LD3の基部3aに対応して設けられたものとされている。また、貫通孔18の小径部18bは、LD3の本体部3bに対応して設けられたものとされている。
また、図1の如く、貫通孔18の大径部18aの開口部18hに、面取り部18mが設けられている。この面取り部18mは、LD3がLDホルダ5の貫通孔18,28に挿入されるときに、LD3の基部3aが、貫通孔18の大径部18aに挿入され易くさせるために設けられたものとされている。
また、第一調整部材10の基壁部10aに形成された貫通孔18の小径部18bの開口部18h側に、面取り部18nが設けられている。この面取り部18nは、LD3がLDホルダ5の貫通孔18,28に挿入されるときに、LD3の本体部3bが、貫通孔18の小径部18bに挿入され易くさせるために設けられたものとされている。
「面取り」とは、面と面との交わりの角(かど)に、斜面または丸みを付けることをいう。「面取り」が設けられることにより、嵌め合いが容易とされたり、角に応力が集中されることが緩和されたり、作業者が負傷するといったことが防止されたりされる。面取り部18m,18nは、略斜面とされるC面取りとして形成されていてもよく、また、略湾曲面とされるR面取りとして形成されていてもよい。
また、図1および図4(a)の如く、LDホルダ5を構成する第一調整部材10の略中央部に設けられた貫通孔18は、接着剤(図示せず)が流し込まれるための複数の固定部18cを備えるものとされている。固定部18cが略凹形状に形成されることで、固定部18cに適量の接着剤が注入可能とされる。LDホルダ5を構成する第一調整部材10の貫通孔18に、LD3が挿入され(図2,図3)、第一調整部材10の貫通孔18の各固定部18cに、不図示の接着剤が流し込まれることで、LD3は、LDホルダ5に固定される。
図4(a)の如く、LDホルダ5を正面から見たときに、第一調整部材10の第一角部11と、第二角部12とが、対角線(図示せず)で結ばれ、且つ、第一調整部材10の第三角部13と、第四角部14とが、対角線(図示せず)で結ばれたものと仮定された場合、第一角部11と第二角部12とを結ぶ不図示の対角線と、第三角部13と第四角部14とを結ぶ不図示の対角線とは、略直交する。第一角部11と第二角部12とを結ぶ不図示の対角線と、第三角部13と第四角部14とを結ぶ不図示の対角線とは、貫通孔18の略中心において交差する。
また、LDホルダ5を構成する第二調整部材20は、第一角部21と、第一角部21の対角部とされる第二角部22(図4(a))と、第一角部21および第二角部22以外の角部とされる第三角部23(図1,図4)と、第三角部23の対角部とされる第四角部24とを備える略矩形平板状のものとして形成されている。略矩形平板状をした第二調整部材20の略中央部に、LD3が挿通される貫通孔28(図1,図4(a))が設けられている。この貫通孔28は、LD3の本体部3bに対応して設けられたものとされている。
図4(a)の如く、LDホルダ5を正面から見たときに、第二調整部材20の第一角部21と、第二角部22とが、対角線(図示せず)で結ばれ、且つ、第二調整部材20の第三角部23と、第四角部24とが、対角線(図示せず)で結ばれたものと仮定された場合、第一角部21と第二角部22とを結ぶ不図示の対角線と、第三角部23と第四角部24とを結ぶ不図示の対角線とは、略直交する。第一角部21と第二角部22とを結ぶ不図示の対角線と、第三角部23と第四角部24とを結ぶ不図示の対角線とは、貫通孔28の略中心において交差する。
また、LDホルダ5を構成する第三調整部材30は、第一角部31と、第一角部31の対角部とされる第二角部32(図4(a))と、第一角部31および第二角部32以外の角部とされる第三角部33(図1,図4)と、第三角部33の対角部とされる第四角部34とを備える略矩形平板状のものとして形成されている。略矩形平板状をした第三調整部材30の略中央部に、LD3から出射されるレーザ光が通される貫通孔38(図4(a))が設けられている。
図4(a)の如く、LDホルダ5を正面から見たときに、LDホルダ5を構成する第三調整部材30は、第一調整部材10や第二調整部材20よりも横長に形成された略直方体状のものとして形成されている。
略矩形平板状をした第一調整部材10の略中央部に設けられた貫通孔18の小径部18bと、略矩形平板状をした第二調整部材20の略中央部に設けられた貫通孔28と、略矩形平板状をした第三調整部材30の略中央部に設けられた貫通孔38とは、中心が一致され、且つ、直径が同じ寸法のものとして形成されている。
図1の如く、第一連結部40は、略矩形ブロック状に形成された一方の連結部41と、略矩形ブロック状に形成された他方の連結部42とを備えるものとして構成されている。
図1および図4の如く、第一連結部40を構成する一方の連結部41は、略矩形平板状に形成された第一調整部材10の第一角部11に設けられている。第一連結部40を構成する一方の連結部41は、第一調整部材10の第一角部11に対応した略矩形平板状の第二調整部材20の第一角部21に設けられている。
また、図1および図4(a)の如く、第一連結部40を構成する他方の連結部42は、第一調整部材10において、第一角部11の対角部とされる第二角部12に設けられている。第一連結部40を構成する他方の連結部42は、第二調整部材20において、第一角部21の対角部とされる第二角部22に設けられている。
一対の連結部41,42が、LDホルダ5の第一角部11,21と、第一角部11,21の対角部とされる第二角部12,22とに設けられていれば、LD3から出射されるレーザ光の方向調整は、無理なく容易に行われる。
略矩形平板状をした第一調整部材10の第一角部11と、略矩形平板状をした第二調整部材20の第一角部21とは、第一連結部40を構成する一方の連結部41により繋げられ、且つ、略矩形平板状をした第一調整部材10の第二角部12と、略矩形平板状をした第二調整部材20の第二角部22とは、第一連結部40を構成する他方の連結部42により繋げられているので、第二調整部材20に対する第一調整部材10の方向調整が行われて、LD3から出射されるレーザ光の方向調整が行われるときに、第一角部11,21側の一方の連結部41および第二角部12,22側の他方の連結部42が支点となって、第二調整部材20に対し、第一調整部材10の向きが動かされる。
LD3を備える略矩形平板状の第一調整部材10は、第一角部11に設けられた一方の連結部41と、第一角部11の対角部とされる第二角部12に設けられた他方の連結部42とが支点となって、略矩形平板状の第二調整部材20に対し、揺動される。従って、LD3から出射されるレーザ光の方向調整は、精度よく容易に行われる。
図1の如く、第一調整部材10の第三角部13に、第一ねじ60に対応した第一ねじ孔16が設けられている。図2および図3(a)の如く、第一ねじ60は、第一調整部材10に貫通形成された第一ねじ孔16に螺合される。第一調整部材10の第三角部13の第一ねじ孔16に螺合された第一ねじ60の先端部60aは、第一調整部材10の第三角部13に対応する第二調整部材20の第三角部23の平面部20aに当接される。
このような構造のLDホルダ5が構成されていれば、LD3から出射されるレーザ光の方向調整は、精度よく行われる。第一調整部材10の第三角部13に設けられたねじ孔16に、第一ねじ60の本体部60bが螺合され、第一ねじ60の先端部60aが、第二調整部材20の第三角部23の平面部20aに当接され、第一ねじ60が回動されることで
、第一調整部材10の第三角部13と、第二調整部材20の第三角部23との隙間45が、広げられたり狭められたりされる。
このようにすることで、LD3を備える略矩形平板状の第一調整部材10は、第一角部11に設けられた一方の連結部41と、第一角部11の対角部とされる第二角部12に設けられた他方の連結部42(図1,図3(b))とが支点となって、略矩形平板状の第二調整部材20に対し、揺動される。従って、LD3から出射されるレーザ光の方向の微調整は、第一ねじ60を回動させることにより、精度よく行われる。
例えば、図3(b)の如く、各調整用ねじ60,70が装備されたLDホルダ5を正面から見たときに、一方の連結部41と、他方の連結部42と、第一ねじ60とが、不図示の線により結ばれた場合、三角形が描かれる。図3(b)の如く、各調整用ねじ60,70が装備されたLDホルダ5を正面から見たときに、一方の連結部41と、他方の連結部42と、第一ねじ60とは、三角形が描かれた状態で配設される。
また、図3(b)の如く、各調整用ねじ60,70が装備されたLDホルダ5を正面から見たときに、第一調整部材10の第一角部11に設けられた一方の連結部41と、第一調整部材10の第二角部12に設けられた他方の連結部42とが、対角線(図示せず)で結ばれたものと仮定した場合、第一ねじ60(図2,図3)が回動されると、第二調整部材20に対し、第一調整部材10は、一方の連結部41と他方の連結部42とを結ぶ不図示の対角線を中心として揺動される。
図1の如く、第一ねじ60は、雄ねじ60として形成されている。雄ねじ60に対応した雌ねじ孔16が、略平板状の第一調整部材10に設けられている。図2および図3(a)の如く、第一調整部材10の雌ねじ孔16に螺合された第一雄ねじ60の先端部60aが、略平板状をした第二調整部材20の第一調整部材10側の平面部20aに当接される。
このような構造のLDホルダ5が構成されていれば、LD3から出射されるレーザ光の方向調整は、精度よく行われる。雄ねじ60として形成された第一ねじ60が、略平板状をした第一調整部材10の雌ねじ孔16に螺合され、第一ねじ60の先端部60aが、略平板状をした第二調整部材20の平面部20aに当接され、第一ねじ60が回動されることで、第二調整部材20に対し、LD3を備える第一調整部材10の方向調整が行われる。従って、LD3から出射されるレーザ光の方向の微調整は、第一ねじ60を回動させることにより、精度よく行われる。
図1および図4(b)の如く、LDホルダ5を構成する第二調整部材20と、第三調整部材30とは、連結部50により繋げられている。この連結部50は、LD3(図1〜図3)から出射されるレーザ光の光軸方向L(図1〜図3(a))に略沿って、第一調整部材10に取り付けられたLD3の位置が調整されるときに、支点として機能するものとされている。
即ち、LDホルダ5を構成する第二調整部材20と、第三調整部材30とは、LD3から出射されるレーザ光の光軸方向Lに略沿って、第一調整部材10に取り付けられたLD3の位置が調整されるときに、支点として機能する第二連結部50により繋げられている。
第二連結部50により、LDホルダ5を構成する第二調整部材20と、第三調整部材30とが繋げられていれば、第二調整部材20と、第三調整部材30とは、分離されることなく一体のものとして構成される。また、LDホルダ5を構成する第二調整部材20と、
第三調整部材30とは、第三調整部材30に対してLD3の位置を変えることが可能とされた第二連結部50により繋げられているので、LD3から出射されるレーザ光の光軸方向Lに略沿って、第一調整部材10に取り付けられたLD3の位置が調整されるときに、第二連結部50(図2,図3)が支点となって、第三調整部材30に対し、第二調整部材20の位置が動かされる。従って、第二調整部材20に続く第一調整部材10に取り付けられたLD3の位置調整が行われるときに、レーザ光の光軸方向Lに略沿ったLD3の位置調整は、比較的容易に行われる。
図1および図4(b)の如く、第一調整部材10と、第二調整部材20と、第三調整部材30とは、一つのものとされ、LDホルダ5は、第一調整部材10と、第二調整部材20と、第三調整部材30とが、一つのものとして一体成形されて構成されている。
第二調整部材20と、第三調整部材30とを繋ぐ第二連結部50は、第二調整部材20の第三角部23にのみ設けられている。第二調整部材20と、第三調整部材30とを繋ぐ第二連結部50は、第二調整部材20の第三角部23に対応した第三調整部材30の第三角部33にのみ設けられている。上記第一連結部40は、一対の連結部41,42を備えるものとして構成されているが、第二連結部50は、単一の連結部50として形成されている。
LDホルダ5の第三角部23,33に単一の第二連結部50が設けられていれば、LD3から出射されるレーザ光の光軸方向Lに略沿ったLD3の位置調整は、比較的容易に行われる。
略矩形平板状をした第二調整部材20の第三角部23と、略矩形平板状をした第三調整部材30の第三角部33とは、第二連結部50により繋げられているので、第三調整部材30に対する第二調整部材20の位置調整が行われて、LD3から出射されるレーザ光の光軸方向Lに略沿って、第一調整部材10に取り付けられたLD3の位置調整が行われるときに、第二調整部材20の第三角部23と第三調整部材30の第三角部33とを繋ぐ第二連結部50が支点となり、第三調整部材30に対し、第二調整部材20の位置が動かされる。
従って、第二調整部材20に続く第一調整部材10に取り付けられたLD3の位置調整が行われるときに、レーザ光の光軸方向Lに略沿ったLD3の位置調整は、比較的容易に行われる。
第二連結部50は、第二調整部材20と第三調整部材30とを繋ぐ結合部51と、結合部51の一側に設けられた湾曲状の一方の肉盗み部52と、結合部51の他側に設けられた湾曲状の他方の肉盗み部53とを備えて形成されている。このような形状のものとして第二連結部50が形成されていれば、第二連結部50が支点とされて、第三調整部材30に対し第二調整部材20が動かされるときに、第二調整部材20は、容易に可動されることとなる。
図1の如く、第二調整部材20の第四角部24に、第二ねじ70に対応した第二ねじ孔27が設けられている。図2および図3(a)の如く、第二ねじ70は、第二調整部材20に貫通形成された第二ねじ孔27に螺合される。第二調整部材20の第四角部24の第二ねじ孔27に螺合された第二ねじ70の先端部70aは、第二調整部材20の第四角部24に対応する第三調整部材30の第四角部34の平面部30aに当接される。
図3(b)の如く、ねじ60,70が装備されたLDホルダ5を正面側から見たときに、第二連結部50が設けられた第三角部23の対角部とされる第二調整部材20の第四角
部24に、第二ねじ70が位置するものとされている(図2,図3(a))。
このような構造のLDホルダ5が構成されていれば、LD3から出射されるレーザ光の光軸方向Lに略沿ったLD3の位置調整は、比較的容易に行われる。第二調整部材20の第四角部24に設けられたねじ孔27に、第二ねじ70の本体部70bが螺合され、第二ねじ70の先端部70aが、第三調整部材30の第四角部34の平面部30aに当接され、第二ねじ70が回動されることで、第二調整部材20の第四角部24と、第三調整部材30の第四角部34との隙間55が、広げられたり狭められたりされる。
このようにすることで、略矩形平板状の第二調整部材20は、第二調整部材20の第三角部23と、第三調整部材30の第三角部33とを繋ぐ第二連結部50が支点となって、略矩形平板状の第三調整部材30に対し、揺動される。従って、第二調整部材20に続く第一調整部材10に取り付けられたLD3の位置調整が行われるときに、レーザ光の光軸方向Lに略沿ったLD3の位置調整は、第二ねじ70を回動させることにより、比較的容易に行われる。
図1の如く、第二ねじ70は、雄ねじ70として形成されている。雄ねじ70に対応した雌ねじ孔27が、略平板状の第二調整部材20に設けられている。図2および図3(a)の如く、第二調整部材20の雌ねじ孔27に螺合された第二雄ねじ70の先端部70aが、略平板状をした第三調整部材30の第二調整部材20側の平面部30aに当接される。
このような構造のLDホルダ5が構成されていれば、LD3から出射されるレーザ光の光軸方向Lに略沿ったLD3の位置調整は、比較的容易に行われる。雄ねじ70として形成された第二ねじ70が、略平板状をした第二調整部材20の雌ねじ孔27に螺合され、第二ねじ70の先端部70aが、略平板状をした第三調整部材30の平面部30aに当接され、第二ねじ70が回動されることで、第三調整部材30に対し、第二調整部材20の位置調整が行われる。従って、第二調整部材20に続く第一調整部材10に取り付けられたLD3の位置調整が行われるときに、レーザ光の光軸方向Lに略沿ったLD3の位置調整は、第二ねじ70を回動させることにより、比較的容易に行われる。
図1〜図3の如く、LD3は、第一調整部材10の略中央部に設けられた貫通孔18に嵌め合わせられる。第一調整部材10に設けられた貫通孔18にLD3が挿入されるときに、レーザダイオード3を構成する基部3aの停止面3s(図1)が、レーザホルダ5を構成する第一調整部材10の基壁部10aの停止面10s(図1)に当接される。また、図2および図3の如く、第一調整部材10の略中央部に設けられた貫通孔18に、LD3が挿入されたときに、不図示の治工具が用いられて、LDホルダ5の第一調整部材10に対するLD3の加締め加工が行われる。
このようにすることで、LD3は、確実にLDホルダ5の第一調整部材10に取り付けられる。LD3は、第一調整部材10の略中央部に設けられた貫通孔18に、加締め加工が行われて嵌め合わせられているので、LDホルダ5の第一調整部材10に対してLD3の位置がずらされたり、LD3が第一調整部材10から不用意に抜け落とされたりされるといった不具合の発生は防止され、LD3は、LDホルダ5の第一調整部材10に確実に固定される。従って、LDホルダ5の第一調整部材10に嵌着されたLD3から出射されるレーザ光の方向調整や、LD3から出射されるレーザ光の光軸方向Lに略沿ったLD3の位置調整は、精度よく確実に行われる。
また、第一調整部材10の貫通孔18の各接着固定部18c(図2,図3)に、不図示の接着剤が流し込まれることで、LD3は、LDホルダ5に確実に接着固定される。前記
接着剤は、LD3をLDホルダ5に確実に固定させると共に、LD3から発せられる熱を外部に放熱させる役目を果たすものとされる。放熱特性をもつ接着剤として、例えば、スリーボンド社製:放熱シリコーン接着・シール剤などが挙げられる。放熱シリコーン接着・シール剤として、例えばスリーボンド(商標)1225Bなどが挙げられる。
LD3(図1〜図3)が取り付けられ、且つ、各位置調整用ねじ60,70を備えるLDホルダ5が、図5および図6の如く、OBL200やPDIC250などの各種光学系部品を備えるハウジング300に取り付けられることで、光ピックアップ装置1が組み立てられて構成される。
LDホルダ5の第三調整部材30に対応した装着部330が、ハウジング300に設けられ、前記LDホルダ5は、ハウジング300のLD装着部330に取り付けられる。LD3および各調整用ねじ60,70を備えるLDホルダ5が、ハウジング300に装着されるときに、他のねじ(図示せず)などの止具や、接着剤などの取付部材が用いられて、前記LDホルダ5は、ハウジング300に固定される。
上記LDホルダ5が、各種光学系部品を備えるハウジング300に取り付けられていれば、ディスクに対し高品位なレーザ光のスポットを形成可能とさせた光ピックアップ装置1が構成される。
LD3から出射されるレーザ光の方向や、LD3から出射されるレーザ光の光軸方向Lに略沿ったLD3の位置を精度よく調整できるLDホルダ5が用いられることにより、LD3を備えるLDホルダ5が各種光学系部品を備えるハウジング300に取り付けられるときの取付作業は、精度よく行われる。
LD3を備えるLDホルダ5が、各種光学系部品を備えるハウジング300に取り付けられるときに、LDホルダ5に装備された位置合せ用の第一ねじ60や、位置合せ用の第二ねじ70が調整されることにより、各種光学系部品に対するレーザ光の光軸調整や光路調整は、精度よく容易に行われる。従って、ディスクに対し高品位なレーザ光のスポットを形成可能とさせた光ピックアップ装置1が、光ディスク装置(図示せず)の組立メーカなどに提供されることとなる。
LD3と、各位置調整用ねじ60,70とを備えるLDホルダ5が、各種光学系部品を備えるハウジング300に固定され、LD3,103や、PDIC250などの電気/電子部品に、不図示のフレキシブル基板が通電可能に接続されて、各種光学系部品に対し、LD3から出射されるレーザ光の光軸調整や光路調整が行われる。このようにして、光ピックアップ装置1が精度よく組み立てられる。
LDホルダ5に対するLD3の取付構造は、ハウジング300の各種光学系部品に対するレーザ光の光軸調整や光路調整が精度よく行われる構造のものとされているので、光軸調整や光路調整が精度よく行われた光ピックアップ装置1を、光ディスク装置(図示せず)の組立メーカなどに提供することができる。
光ピックアップ装置1が組み立てられたのちに、光ピックアップ装置1のハウジング300の第二ガイド部312,312に、光ディスク装置(図示せず)を構成する第二ガイド軸(図示せず)が合わせられる。また、光ピックアップ装置1のハウジング300の第一ガイド部311に、光ディスク装置(図示せず)を構成する第一ガイド軸(図示せず)が合わせられる。光ピックアップ装置1のハウジング300は、前記第一ガイド軸および前記第二ガイド軸に支持された状態で、光ピックアップ装置1のZ軸方向に沿って移動される。
上記光ピックアップ装置1を備える不図示の光ディスク装置は、例えば、ノート型パソコンや、デスクトップ型パソコンなどのパソコンや、CDプレーヤや、DVDプレーヤなどの音響機器などに装備可能なものとされる。パソコンは、パーソナルコンピュータ(Personal Computer )の略称とされる。
本発明のレーザホルダおよび光ピックアップ装置は、図示されたものに限定されるものではない。本発明のものは、その要旨を逸脱しない範囲において、種々変更可能なものとされる。
本発明に係るレーザホルダの一実施形態を示す斜視図である。 レーザホルダにレーザダイオードとねじとが取り付けられた状態を示す斜視図である。 (a)はレーザホルダにレーザダイオードとねじとが取り付けられた状態を示す平面図、(b)はレーザホルダにレーザダイオードとねじとが取り付けられた状態を示す正面図である。 (a)はレーザホルダを示す正面図、(b)は(a)に示すレーザホルダを斜め上側から見た図である。 本発明に係る光ピックアップ装置の一実施形態を示す分解斜視図である。 同じく光ピックアップ装置を示す斜視図である。 従来の光ピックアップ装置の一形態を示す説明図である。
符号の説明
1 光ピックアップ装置(光ピックアップ装置)
3 LD(レーザダイオード)
5 LDホルダ(レーザホルダ)
10 第一調整部材
11,21,31 第一角部
12,22,32 第二角部
13,23,33 第三角部
14,24,34 第四角部
16 第一ねじ孔(ねじ孔)
18 貫通孔
20 第二調整部材
20a,30a 平面部
27 第二ねじ孔(ねじ孔)
30 第三調整部材
40 第一連結部(連結部)
41 一方の連結部(連結部)
42 他方の連結部(連結部)
45,55 隙間(間)
50 第二連結部(連結部)
60 第一ねじ(ねじ)
60a,70a 先端部
70 第二ねじ(ねじ)
300 ハウジング
L 光軸方向

Claims (11)

  1. レーザ光を出射するレーザダイオードが取り付けられる第一調整部材と、該第一調整部材に対し位置調整が可能とされた第二調整部材と、該第二調整部材に対し位置調整が可能とされた第三調整部材とを備え、該第一調整部材に、該レーザダイオードから出射される該レーザ光の方向を調整可能とさせる第一ねじが取り付けられ、該第二調整部材に、該レーザダイオードから出射される該レーザ光の光軸方向に略沿って該レーザダイオードの位置を調整可能とさせる第二ねじが取り付けられたことを特徴とするレーザホルダ。
  2. 前記第一調整部材と、前記第二調整部材とは、前記レーザダイオードから出射される前記レーザ光の方向が調整されるときに、支点として機能する第一連結部により繋げられたことを特徴とする請求項1記載のレーザホルダ。
  3. 前記第一連結部は、一方の連結部と、他方の連結部とを備え、前記第一調整部材は、略矩形平板状に形成され、該一方の連結部は、該第一調整部材の第一角部に設けられ、該他方の連結部は、該第一調整部材において、該第一角部の対角部とされる第二角部に設けられ、前記第二調整部材は、略矩形平板状に形成され、該一方の連結部は、該第一調整部材の該第一角部に対応した該第二調整部材の第一角部に設けられ、該他方の連結部は、該第二調整部材において、該第一角部の対角部とされる第二角部に設けられたことを特徴とする請求項2記載のレーザホルダ。
  4. 前記第一調整部材の前記第一角部および前記第二角部以外の角部を、該第一調整部材の第三角部とし、前記第二調整部材の前記第一角部および前記第二角部以外の角部を、該第二調整部材の第三角部としたときに、該第一調整部材の該第三角部に、前記第一ねじに対応したねじ孔が設けられ、該第一ねじは、該ねじ孔に螺合され、該第一ねじは、該第一調整部材の該第三角部に対応する該第二調整部材の該第三角部に当接されたことを特徴とする請求項3記載のレーザホルダ。
  5. 前記第一ねじは、雄ねじとして形成され、該雄ねじに対応した雌ねじ孔が、略平板状の前記第一調整部材に設けられ、該雌ねじ孔に螺合された該雄ねじの先端部が、略平板状をした前記第二調整部材の平面部に当接されたことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のレーザホルダ。
  6. 前記第二調整部材と、前記第三調整部材とは、前記レーザダイオードから出射される前記レーザ光の前記光軸方向に略沿って該レーザダイオードの位置が調整されるときに、支点として機能する第二連結部により繋げられたことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載のレーザホルダ。
  7. 前記第二調整部材は、第一角部と、該第一角部の対角部とされる第二角部と、該第一角部および該第二角部以外の角部とされる第三角部とを少なくとも備える略矩形平板状に形成され、前記第二連結部は、該第二調整部材の該第三角部に設けられ、前記第三調整部材は、第一角部と、該第一角部の対角部とされる第二角部と、該第一角部および該第二角部以外の角部とされる第三角部とを少なくとも備える略矩形平板状に形成され、該第二連結部は、該第二調整部材の該第三角部に対応した該第三調整部材の該第三角部に設けられたことを特徴とする請求項6記載のレーザホルダ。
  8. 前記第二調整部材において、前記第三角部の対角部を第四角部とし、前記第三調整部材において、前記第三角部の対角部を第四角部としたときに、該第二調整部材の該第四角部に、前記第二ねじに対応した第二ねじ孔が設けられ、該第二ねじは、該第二ねじ孔に螺合され、該第二ねじは、該第二調整部材の該第四角部に対応する該第三調整部材の該第四角
    部に当接されたことを特徴とする請求項7記載のレーザホルダ。
  9. 前記第二ねじは、雄ねじとして形成され、該雄ねじに対応した雌ねじ孔が、略平板状の前記第二調整部材に設けられ、該雌ねじ孔に螺合された該雄ねじの先端部が、略平板状をした前記第三調整部材の平面部に当接されたことを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載のレーザホルダ。
  10. 前記レーザダイオードは、前記第一調整部材に設けられた貫通孔に嵌め合わせられたことを特徴とする請求項1〜9の何れか1項に記載のレーザホルダ。
  11. 請求項1〜10の何れか1項に記載のレーザホルダが、光学系部品を備えるハウジングに取り付けられることで構成されたことを特徴とする光ピックアップ装置。
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JP2009118966A (ja) * 2007-11-13 2009-06-04 Olympus Medical Systems Corp 光源ユニット

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