JP4785695B2 - 光ピックアップ装置 - Google Patents

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本発明は、光ディスク装置に収納される光ピックアップ装置に関し、特に、分割回折格子が内蔵された回折格子ホルダが接着材を用いてハウジングに固着された光ピックアップ装置に関する。
従来の光ピックアップ装置100の構成を、図6を参照して説明する(下記特許文献1を参照)。従来の光ピックアップ装置では、トラッキング誤差を検出する方法として、プッシュプル法が採用されている。
図6を参照して、発光源101は、記録再生の光束を放射させる半導体レーザーから成る。コリメータレンズ102は、発光101から発生した光ビームを並行ビームに変換する機能を有する。ビームスプリッタ103は、コリメータレンズ102からの並行ビームを透過させると共に、光ディスク109からの反射ビームを反射させる機能を有する。対物レンズ108は、光ビームを光ディスク109の情報記録面に集光させる機能を有し、さらに、光ディスク109からの反射ビームを並行ビームに変換するものである。光束レンズ104は、反射ビームを適当な大きさに絞り込むレンズである。光検出器105は、2つに分割された領域を有し、これらの領域の出力差は、差動増幅器106によって取り出されて、トラッキング誤差信号となる。さらに、このトラッキング誤差信号は、増幅器107によって増幅され、増幅された信号により対物レンズ108の誤差が調整される。
しかしながら、上述構成の光ピックアップ装置100では、対物レンズ108が点線で示す位置に並進した場合、光検出器105上のスポットも点線で示された位置に並進する。従って、集光スポットが光ディスク109のトラックの真ん中にあっても、光検出器105の上部と下部との受光量が等しくならないことがあった。即ち、オフセットが発生する問題があった。
さらに、光ディスク109が傾いた場合でも、集光スポットが光ディスク109上の所定の場所にあっても上記と同様に、光検出器105の上部と下部との受光量が不均等になるという問題があった。
この問題を解決する方法として数々の方法が提案されている。例えば、下記特許文献2では、その図6に開示されているように、複数に分割された形状の分割回折格子が開示されている。この分割回折格子では、回折格子を上部領域と下部領域とに直線的な分割線により分割し、上部領域と下部領域とでは回折格子の周期が180度異なっている。このような分割回折格子を用いることで、上記オフセットの発生が極めて小さくなり、さらに、集光スポットの配置等に要求される精度が緩和される。
特公平4−1412号公報(第1−3頁、第1−3図) 特開平9−81942号公報(第1−2,7頁、第6図)
光ピックアップ装置に上記の分割回折格子を組み込む場合、分割回折格子の位置調整が必要とされる。具体的には、レーザ光の進行方向に対して略直交する面に於ける角度の調整や、分割回折格子の分割される方向に対して略直交する方向に対する調整が必要とされる。このような調整を行うために、分割回折格子は、回動自在に固着された2つのホルダを組み合わせたホルダ組立体の状態で、接着材を用いてハウジングに固着されている。
しかしながら、ホルダ組立体のハウジングへの固着に用いる接着材が、上記した2つのホルダの間に侵入すると、ホルダ組立体をハウジングに固着したのちの分割回折格子の回動方向への調整が困難になる問題があった。
一方、ノートパソコン等の携帯用電子機器は薄型化が進行しており、これらに内蔵される光ディスク装置に用いられる光ピックアップ装置に関しても薄型化が要求される。近年に於いては、厚みが例えば3mm程度の薄型の光ピックアップ装置が登場してきている。
しかしながら、このような薄型の光ピックアップ装置では、ホルダ組立体をハウジングに固着する際に用いる接着材がはみ出てしまう問題があった。特に、光ピックアップ装置の厚み方向に接着材が突出するようにはみ出ると、突出する接着材が光ディスク装置を構成する他の機器に接触してしまうので、光ピックアップ装置を光ディスク装置に装着できない問題が発生する恐れがある。
本発明はこのような問題を鑑みて成されたものであり、本発明の主な目的は、分割回折格子を具備する光ピックアップ装置に於いて、分割回折格子が組み込まれたホルダをハウジングに組み込んだのちに、分割回折格子の回動方向の調整を容易にする光ピックアップ装置を提供することにある。
本発明は、光記録媒体からの読み出し、または光記録媒体への書き込みの少なくとも一方を行う光ピックアップ装置において、光学素子が組み込まれるハウジングと、分割回折格子が内蔵されて前記ハウジングに組み込まれる回折格子ホルダとを具備し、前記ハウジングのフレームを部分的に除去することで凹状領域が設けられ、前記回折格子ホルダは、内部に前記分割回折格子が収納された第1ホルダと、前記第1ホルダと回動自在に嵌合可能な接続部を有して接着材を介して前記ハウジングに固着される第2ホルダとから成り、前記第2ホルダに、位置を調節する位置調整用治具が当接可能であり且つ前記接着材の前記第1ホルダ側への流出を抑制し得る突出部を設けると共に、前記凹状領域が設けられた領域に面する前記第2ホルダを突出させて、前記突出部が形成されたことを特徴とする。
本発明の光ピックアップ装置では、分割回折格子が組み込まれる第1ホルダと、この第1ホルダと回動自在に結合される第2ホルダとから成る回折格子ホルダを具備し、位置調整用治具が当接可能であり且つ第1ホルダ側への接着材の流出を防止する突出部を第2ホルダに設けた。従って、接着材を用いて回折格子ホルダをハウジングに接着しても、第2ホルダとハウジングとの間に塗布された接着材は、第1ホルダ側に流出しない。従って、第2ホルダをハウジングに固着したのちでも、第1ホルダは回動可能な状態を維持しているので、第1ホルダを回動させて分割回折格子の回動方向への調整が確実に行われる。
さらに、上記した突出部は、回折格子ホルダの一方向への移動を行うための位置調整用治具が当接するための部位としても機能している。従って、接着材の漏出を防止するための手段を別途に設ける必要が無いことから、光ピックアップ装置の構成を簡素化してコストが低減される。
以下に本発明に係るピックアップ装置の一実施の形態を図面を参照して説明する。
図1を参照して、本実施の形態の光ピックアップ装置10における概略的構成を説明する。図1(A)は、光ピックアップ装置10を全体的に示す斜視図であり、図1(B)は、光ピックアップ装置10に内蔵される光学素子を部分的に抜き出して図示した説明図である。
図1(A)および図1(B)を参照して、本発明は、光記録媒体からの読み出し、または光記録媒体への書き込みの少なくとも一方を行う光ピックアップ装置において、光学素子が組み込まれるハウジング11と、分割回折格子が内蔵されてハウジング11に組み込まれる回折格子ホルダ14とを具備し、回折格子ホルダ14は、内部に分割回折格子が収納された第1ホルダと、第1ホルダと回動自在に嵌合可能な接続部を有して接着材を介してハウジング11に固着される第2ホルダとから成る。さらに、第2ホルダに、第2ホルダの位置を調節する位置調整用治具が当接可能であり且つ接着材の第1ホルダ側への流出を抑制し得る突出部を設ける構成とされている。ここで、回折格子ホルダ14の具体的構成は、図2を参照して後述する。
図1(A)を参照して、光ピックアップ装置10を説明するための各方向について説明すると、X方向は光ピックアップ装置10の縦方向であり、Y方向は光ピックアップ装置10の横方向であり、Z方向は光ピックアップ装置の厚み方向であり、これらの方向は光ピックアップ装置10の構造を説明するための便宜上のものである。さらに、X−Y平面は光記録媒体(不図示)の記録面に対して平行な面であり、Z方向は光記録媒体の記録面に対して略直交する方向である。
本実施の形態に於いて、光記憶媒体として、例えば、CD−ROM、DVD−ROMなどの読出し専用の光ディスクや、CD−R、DVD−R、DVD+Rなどの追記型の光ディスクや、CD−RW、DVD−RW、DVD+RW、DVD−RAMなどの書込み/消去や書換え可能なタイプの光ディスクなどといった各種光ディスクが挙げられる。
また、光学素子とは、ハウジング11に収納されて、光記録媒体に記録されたデータの再生や、データの記録に寄与する素子である。具体的には、図1(B)を参照すると、発光器23、回折格子ホルダ14、ハーフミラー28、光学ヘッド24、FMD29、非点収差発生板26、27、光検出器13等が光学素子として光ピックアップ装置10に内蔵される。これらの光学素子の中でも、電気信号のやりとりが必要とされる素子(発光器23、光学ヘッド24、FMD29等)は、フレキシブルシートを経由して互いに電気的に接続される。
ハウジング11は、光ピックアップを構成する各光学素子が収容される箱形のものや、箱に類似したものを意味する。本実施の形態では、光検出器13等の各種光学素子は、所定の位置にて所定の角度で、ハウジング11の内部に固定されている。また、ハウジング11は、マグネシウム(Mg)を含有するダイカスト合金が用いられて形成されている。さらに、本実施形態では、ハウジング11は非常に薄く形成されており、その厚さ(Z方向の長さ)は例えば3mm程度である。さらにまた、ハウジング11は光ピックアップ装置10の最外周面を構成しており、光ピックアップ装置10を構成する各種光学素子は、ハウジング11の再外周面よりも内側に位置している。
発光器23は、LD(laser diode:レーザーダイオード)とも称され、光記録媒体への情報の記録または光記録媒体からの情報の読み出しを行うために、レーザ光を照射させる機能を有する。さらに、発光器23は、不図示のLDD(LD driver:レーザードライバ)により制御され、LDDから電流が供給されることで、光検出器13は所定の波長のレーザ光を所定の強度で射出する。
回折格子ホルダ14は回折格子が内蔵されたホルダであり、側面にはレーザ光が通過するための開口部が設けられている。回折格子ホルダ14に内蔵される回折格子は、光の回折を利用して、発光器23から射出されたレーザ光を1つのメインビームと、2つのサブビームとに分離させる機能を有する。回折格子ホルダ14の具体的な構成は図2を参照して後述する。さらに、図示はされていないが、光ピックアップ装置10には、発光器23から出射されたレーザ光を集めるダイバージェントレンズが装備される。
ハーフミラー28は、入射されるレーザ光を部分的に透過させ、残りの部分のレーザ光を反射する機能を有する。ハーフミラー28は、光の透過性に優れるガラスを材料として形成される。
FMD29は、Front Monitor Diode(フロントモニターダイオード)の略称であり、発光器23からハーフミラー28を経由して出力されるレーザ光をモニタして、発光器23の出力を所定の値に制御するためにフィードバックを掛ける素子である。
光学ヘッド24は、対物レンズ30が組み込まれた組立体であり、対物レンズ30は、Y方向およびZ方向に沿って微小移動が可能なように、組み込まれている。光学ヘッド24と光記録媒体との相対的な微少位置合せは、光検出器13の出力に応じて調整されて行われる。また、光学ヘッド24を備える光ピックアップ装置は、Y方向に沿って移動可能とされ、光学ヘッド24を備える光ピックアップ装置は、光ディスクの内周側と外周側との間を往復移動が可能なように構成されている。
非点収差発生板26、27は、非点収差法のために設けられたものである。非点収差発生板26、27をレーザ光が通過することにより非点収差が発生され、このようなレーザ光が光検出器13の上面に照射されることで、光学ヘッド24のサーボ機構が動作される。
光検出器13は、Photo Diode IC(フォトダイオードIC)とも称され、PDICと略称される場合もある。上記した各光学素子を通過したレーザ光は、光検出器13の上面に照射され、光検出器13は光路の末端に位置している。図1(A)に示すように、光検出器13は、搭載プレート12の上面に載置され、搭載プレート12の下面は接着材を用いてハウジング11のフレーム16の内側側面に貼着されている。
以上の概略的構成の光ピックアップ装置10に於いて、レーザ光が通過する経路(光路)は次の通りである。図1(B)を参照して、先ず、発光器23から所定の波長のレーザ光が出射され、回折格子ホルダ14に内蔵された分割回折格子にて回折されたのちに、ハーフミラー28に対して照射されると、レーザ光の一部分はハーフミラー28にて反射されて光学ヘッド24側に入射する。一方、ハーフミラー28を通過した残りの部分のレーザ光は、FMD29に照射されて、FMD29の出力が発光器23にフィードバックされることにより、発光器23から出力されるレーザ光の強度が所定の値に調整される。
光学ヘッド24に入射したレーザ光は、光学ヘッド24に内蔵された不図示のミラーによりその進行方向がZ方向に矯正される。即ち、不図示の光記録媒体の記録面に対して略直交する方向にレーザ光の進行方向が矯正され、このようなレーザ光は、レンズ30を通過して不図示の光記録媒体の記録面に照射される。
不図示の光記録媒体の記録面にて反射されたレーザ光は、再び光学ヘッド24の内部を通過して、ハーフミラー28、非点収差発生板26、27を通過したのちに、光検出器13に照射される。そして、光検出器13の出力に従って、光学ヘッド24を構成するレンズホルダに装備されたレンズ30のフォーカスサーボまたはトラッキングサーボが行われる。フォーカスサーボが行われるときは、図1(B)に示すZ方向に沿って、光学ヘッド24を構成するレンズ30を備えたレンズホルダが移動される。また、トラッキングサーボが行われるときは、同図のY方向に沿って、光学ヘッド24を構成するレンズ30を備えたレンズホルダが移動される。
以上が、本実施形態の光ピックアップ装置10の概略的構成およびその内部に於ける光路に関する説明である。本実施の形態では、上述したように、複数に分割された分割回折格子を使用しているので、オフセットの発生が極めて小さくなり、さらに、集光スポットの配置等に要求される精度が緩和される等のメリットがある。
図2を参照して、分割回折格子が内蔵された回折格子ホルダ14の構成を説明する。図2(A)は、光軸方向(レーザ光が進行する方向)に沿って第1ホルダ15と第2ホルダ17とを分離した状態を示す分解斜視図であり、図2(B)は、回折格子ホルダ14に内蔵される分割回折格子22を示す斜視図である。
図2(A)を参照して、回折格子ホルダ14は、略円筒状の外形形状の第1ホルダ15と、第2ホルダ17とから成る組立体である。第1ホルダ15および第2ホルダ17は、樹脂材料を射出成形するなどして形成されたものである。
第1ホルダ15の端部には厚み方向に突出する円筒状の第1接続部18が備えられている。そして、第2ホルダ17には孔状の第2接続部19が設けられている。第1ホルダ15の第1接続部18の外径は、第2ホルダ17の第2接続部19の内径よりも若干小さく設定されている。このことにより、第1ホルダ15の第1接続部18を、第2ホルダ17の第2接続部19に挿入嵌合しても、レーザ光の進行方向を中心軸にして両者は回動自在な状態で結合される。
図2(B)を参照して、分割回折格子22は、ガラスなどのレーザ光を透過させる材料を、フォトエッチング等の加工を行うことで凹凸を設けたものである。分割回折格子22の上部面と下部面とでは、回折格子の周期が180度異なっている。詳しく説明すると、分割回折格子22が平面視されたときに、分割回折格子22の中央部付近に設けられ分割回折格子22を二分する直線状分割線31(分割される方向)を境にして、分割回折格子22を構成する平面視長方形の上部面(第一面部)の周期構造と、分割回折格子22を構成する平面視長方形の下部面(第二面部)の周期構造とが、180度ほど異なっている。係る構成により、回折された1次のレーザ光、−1次のレーザ光の上半面と下半面との間に、180度の位相差を発生させることができる。
なお、光ピックアップ装置の設計/仕様などにより、二種類の平面視長方形の周期構造部を備える二分割回折格子22に代えて、例えば、三種類の平面視長方形の周期構造部を備える三分割回折格子(不図示)や、四種類の平面視長方形の周期構造部を備える四分割回折格子(不図示)などの複数種類の平面視長方形の周期構造部を備える複数分割回折格子(不図示)が用いられてもよい。
上記した構成の分割回折格子22が第1ホルダ15の内部に所定の角度にて固定される。具体的に説明すると、分割回折格子22の面方向は、レーザ光が入射する方向に対して垂直な方向とされ、分割線31は、のちに第2ホルダ17が移動される方向に対して垂直方向に延ばされるようにして、分割回折格子22が第1ホルダ15の内部に配置される。
分割回折格子の面方向は、分割回折格子22にレーザ光が入射されるときに、レーザ光の光軸方向に対して略直交する方向とされている。また、分割回折格子22が平面視されたときに分割回折格子22を二分割させる分割線31の延長方向は、のちに第2ホルダ17が移動される方向に対して略直交する方向とされると共に、分割回折格子22にレーザ光が入射されるときのレーザ光の光軸方向に対して略直交する方向とされている。
図3を参照して、回折格子ホルダ14のハウジング11への取り付け構造を説明する。図3(A)および図3(B)は、ハウジング11に於いて回折格子ホルダ14が取り付けられる部分を拡大した斜視図であり、図3(A)は、図1(A)の状態の光ピックアップ装置10を上方斜めから見た図であり、図3(B)は、図1(A)の状態の光ピックアップ装置10を下方斜めから見た図である。
図3(A)を参照して、上記した構成で組み立てられた回折格子ホルダ14は、ハウジング11の凹状の領域にはめ込まれる。ハウジング11には、回折格子ホルダ14が充分に収納可能な大きさの窪み領域が設けられている。さらに、回折格子ホルダ14に内蔵された分割回折格子の位置を適正なものにするために、ハウジング11に設けた窪み領域はX方向に沿って大きく形成される。このことにより、回折格子ホルダ14をハウジング11にはめ込んだのちでも、X方向に沿って回折格子ホルダ14とハウジング11との相対的な位置を調節することが出来る。
また、回折格子ホルダ14の厚みは、ハウジング11の厚みよりも薄く形成されているので、Z方向に関して回折格子ホルダ14はハウジング11から突出せずに収納されている構成となっている。
さらに、図3(A)を参照して、ハウジング11の回折格子ホルダ14がはめ込まれる領域の周辺部には、複数の凹状領域が設けられている。ここで、凹状領域とはハウジング11を厚み方向(Z方向)に内側に窪ませた領域である。具体的には、第1ホルダ15が収納される部分の両側に、凹状領域21C、21Dが設けられている。凹状領域21C、21Dは、第1ホルダ15をハウジング11に固着するために塗布される接着材が収納される部位である。さらに、第2ホルダ17が収納される部位の両側に、凹状領域21A、21Bが設けられる。凹状領域21A、21Bは、第2ホルダ17をハウジング11に固着させるために塗布される接着材が収納される部位である。これらの凹状領域を設けることで、回折格子ホルダ14を接着するために使用される接着材が凹状領域に収納され、接着材の厚み方向(Z方向)への突出が抑止される。
図3(B)を参照して、回折格子ホルダ14が収納される部分の光ピックアップ装置10を他の主面から見ると、回折格子ホルダ14の第2ホルダ17は、ハウジング11のフレーム16によりカバーされており、第1ホルダ15は厚み方向に露出している。このことにより、回折格子ホルダ14のハウジング11の厚み方向への離脱を防止できる。さらに、第1ホルダ15はフレーム16によりカバーされていないので、回折格子ホルダ14をハウジング11にはめ込んだのちの、第1ホルダ15の回動が可能となっている。
フレーム16を部分的に除去することで凹状領域21Eが設けられており、この凹状領域21Eが設けられた領域に面する第2ホルダ17を厚み方向(Z方向)に突出させて、突出部20が形成されている。そして、凹状領域21Eと突出部20とにより接着材を貯留させる領域が構成されている。凹状領域21Eに突出部20が面することで、この領域に塗布される接着材の第1ホルダ15側への流出が防止される。例えば、凹状領域21Eに塗布された接着材が第1ホルダ15側に流出し、第1ホルダ15と第2ホルダ17との境界に侵入して両者が接合されると、第2ホルダ17を回動調整することが困難になる問題が発生する。本実施の形態では、突出部20を設けることで、接着材の流出を抑止して、この問題を回避している。さらに、突出部20にも接着材が接触することで、接着材と第2ホルダ17とが接触する面積が大きくなり、両者の接続強度が向上する。
突出部20は、上記した接着材の漏出を抑止する機能を有すると共に、回折格子ホルダ14のX方向への位置調整を行うときに、位置調整用治具が当接する部位としても機能する。不図示の挟持可能な位置調整用治具によって第2ホルダ17の上下が挟まれ、不図示の位置調整用治具により、第2ホルダ17の突出部20を押圧することで、回折格子ホルダ14のX方向に沿った位置調整が行われる。
さらに、突出部20は、第2ホルダ17の第1ホルダ側の端部付近において、第2ホルダ17の外面を突出させて設けられている。このような位置に突出部20を設けることで、凹状領域21Eに収納可能な接着材の量を増大させて、塗布された接着材の第1ホルダ15側への流出を防止している。
ここで、上記接着材としては、紫外線が照射されることにより硬化する性質を有する所謂紫外線硬化型接着材を採用することが好適である。紫外線硬化型接着材を接着材として採用することで、紫外線を外部から照射することで、塗布された液状の接着材を素早く固化させることが可能となり、生産性を向上できると共にハウジング11に収納される回折格子ホルダ14の位置精度を向上させることができる。ここで、紫外線硬化型接着材としては、エポキシ系のものとアクリル系のものがある。
さらに、本実施の形態に於いて、回折格子ホルダ14を固着させる接着材として採用される紫外線硬化型接着材としては、アクリル系のものが好適である。アクリル系の紫外線硬化型接着材は、一般的に、エポキシ系のものと比較すると耐薬品性や耐湿性、機械的強度等の点に於いて若干劣る。しかしながら、アクリル系の樹脂材料は安価であり、さらに回折格子ホルダ14に要求される位置精度もそれほど高くない。従って、本実施の形態ではアクリル系の紫外線硬化型接着材を使用して回折格子ホルダ14をハウジング11に固着している。このことにより、光ピックアップ装置10の製造コストを低減できる。
一方、例えば、図1に示すように、光検出器13が搭載された搭載プレート12はハウジング11に接着されるが、光検出器13に要求される位置精度が非常にシビアであるため、エポキシ系の紫外線硬化型接着材を用いて搭載プレート12はハウジング11に接着される。このように、要求される位置精度に応じて、アクリル系の接着材とエポキシ系の接着材とを使い分けることで、光ピックアップ装置10の品質を確保しつつ製造コストを低減させることができる。
以上が光ピックアップ装置10の構成である。このように構成される光ピックアップ装置10は、回折格子ホルダ14をハウジング11に組み込んだのちでも、第1ホルダ15を回動調整することができるので、回折格子ホルダ14に内蔵された分割回折格子を所定の位置にて所定の角度に正確に配置させることができる。
図4、図5および上記した各図を参照して、光ピックアップ装置10の製造方法を以下に説明する。図4は、回折格子ホルダ14がハウジング11に取り付けられる状態を示す斜視図であり、図5は、回折格子ホルダ14の位置調整に用いられる位置調整用治具の形状を示す図である。
光ピックアップ装置10の製造は、光ピックアップ装置10を構成する各光学素子をハウジング11に収納して接着材により固定することで達成される。これらの光学素子の中でも回折格子ホルダ14は、内蔵される分割回折格子が所定の位置および角度にて配置されるように調整されたのちに、ハウジング11に固着される。さらに、回折格子ホルダ14のハウジング11への固着は、最終の工程にて行われる必要は無く、ハーフミラーや光検出器の固着を行う前の中間的工程として行われても良い。
回折格子ホルダ14のハウジング11への固着を順番に説明すると、第1ホルダ15および第2ホルダ17から成る回折格子ホルダ14を組み立てる工程と、回折格子ホルダ14をハウジング11の窪み部に収納させる工程と、回折格子ホルダ14のX方向への位置調整を行ったのちに第2ホルダ17をハウジング11に固着する工程と、回折格子ホルダ14の第1ホルダ15を回動調整したのちに第1ホルダ15をハウジング11に固着する工程とから成る。これらの各工程を以下にて図を参照して説明する。
先ず、図2(A)を参照して、第1ホルダ15の第1接続部18を、第2ホルダ17の第2接続部19に嵌合させて回折格子ホルダ14を組み立てる。ここで、第1ホルダ15と第2ホルダ17とは、回動自在な状態で組み立てられている。
次に、図3(A)を参照して、組み立てられた回折格子ホルダ14をハウジング11の所定の窪み部に収納させる。この状態では、回折格子ホルダ14はただ単にハウジング11に収納されたのみであり、機械的な固定は行われていない。
次に、図3(A)(B)を参照して、X方向に於ける回折格子ホルダ14の位置調節を行う。具体的には、回折格子ホルダ14の第2ホルダ17の外部を突出させた突出部20を含む周辺部を不図示の挟持可能な位置調整用治具にて所定量移動させることにより、回折格子ホルダ14をX方向に沿って所定量変位させる。
なお、光ピックアップ装置の設計/仕様などにより、例えば図5に示す位置調整用治具40が用いられて、回折格子ホルダ14の第2ホルダ17のX方向に沿った位置調整が行われてもよい。
ここで、図5を参照して、回折格子ホルダ14の位置調整に用いられる偏心ピンである位置調整用治具40の構成を説明する。図5に示す位置調整用治具40は、回折格子ホルダ14と接する略円柱形をした細径の第1ピン41と、第1ピン41に続き第1ピン41よりも大きい直径であって略円柱形をした太径の第2ピン42と、第2ピン42に続き第2ピン42よりも大きい直径の略円柱形をした治具本体43とを備えるものとして形成されている。
位置調整用治具40の左側の端部は、細径の第1ピン41と、太径の第2ピン42とを備えるものとして形成されている。また、細径の第1ピン41は、位置調整用治具40の長手方向に沿った中心線に対し、偏芯した状態で太径の第2ピン42から突設された偏芯ピンとして形成されている。
図3(A)(B)に示す回折格子ホルダ14のX方向への位置調整を行う方法について詳細に説明する。先ず、ハウジング11に収納された回折格子ホルダ14に発光器23からレーザ光を照射させ、回折格子ホルダ14に内蔵された分割回折格子により回折された3つのレーザ光を検出する。このレーザ光は、不図示の制御手段により検出され、X方向に沿った分割回折格子の補正量が算出される。そして、この補正量に応じて回折格子ホルダ14をX方向に沿って移動させる。分割回折格子が平面視されたときに分割回折格子を二分割させる分割線の延長方向に対して略直交する方向とされると共に、分割回折格子にレーザ光が入射されるときのレーザ光の光軸方向に対して略直交する方向に沿って、回折格子ホルダ14を移動させる。この移動のために第2ホルダ17を上下挟持可能な不図示の位置調整用治具を使用する。
図3(A)(B)を参照して、第2ホルダ17を上下挟持可能な不図示の位置調整用治具を用いて回折格子ホルダ14を移動させる方法は次の通りである。先ず、回折格子ホルダ14をX方向に沿って移動させるために、第2ホルダ17を挟持可能な不図示の位置調整用治具を、突出部20のX方向に於ける端部側面、又は、突出部20および突出部20の周辺部に当接させる。次に、不図示の位置調整用治具をX方向に沿って動かすと、この位置調整用治具により突出部20がX方向に沿って押圧される。このことにより、第2ホルダ17を含む回折格子ホルダ14全体がX方向に沿って所定量変位され、その位置が正規の位置になるように補正される。例えば、図2(B)を参照して、分割線31により分割される分割回折格子22の上部領域と下部領域に照射されるレーザ光が所定の面積になるように、回折格子ホルダ14の位置補正が行われる。
光ピックアップ装置の設計/仕様などにより、例えば図5に示す位置調整用治具40が用いられて、回折格子ホルダ14の第2ホルダ17のX方向に沿った位置調整が行われてもよい。例えば、図3(A)(B)に示す回折格子ホルダ14をX方向に沿って移動させるために、先ず、位置調整用治具40の第1ピン41を第2ホルダ17の凹部または凸部に合せる。次に、位置調整用治具40の治具本体43を回動させると、治具本体43とは偏心して位置している第1ピン41により、第2ホルダ17の凹部または凸部がX方向に沿って押圧される。このように回折格子ホルダ14がX方向に沿って位置補正されてもよい。
次に、接着材を用いて第2ホルダ17をハウジング11に接着する。具体的には、図3(A)を参照して、ハウジング11の一方の面に露出する第2ホルダ17の両端と、ハウジング11との間に接着材を塗布する。ここでは、ハウジング11を窪ませて2つの凹状領域21A、21Bが設けられており、これらの凹状領域は回折格子ホルダ14が収納される窪み部と連続している。第2ホルダ17の固着に用いられる接着材は、凹状領域21A、21Bに収納されるので、使用される接着材の外部(特に厚み方向)への突出が抑制されている。
さらに、図3(B)を参照して、ハウジング11の他の面に露出する第2ホルダ17とハウジング11のフレーム16との間に接着材を塗布する。ここでは、フレーム16を部分的に切り欠いて形成された略矩形箱状の凹状領域21Eに接着材を塗布する。ここで、接着材が塗布される略矩形箱状の凹状領域21Eは、紙面上にて上下側方および右側側方がフレーム16の側壁によって囲まれ、左側側方が第2ホルダ17の外壁に設けた略矩形板状の突出部20により囲まれている。従って、凹状領域21Eに塗布された液状の接着材の外部への流出は抑止されている。
本工程では、回折格子ホルダ14の位置を固定するために、第2ホルダ17は接着材を用いてハウジング11に固着される必要がある。しかしながら、回動方向の回折格子ホルダ14の調整を行うために、第1ホルダ15の回動自在な状態は保持される必要がある。ここで、上記したように、凹状領域21Eに塗布された液状の接着材が第1ホルダ15側に流出して、第1ホルダ15と第2ホルダ17との境界に侵入して両者が固着されると、第1ホルダ15の回動調整ができなくなってしまう虞がある。本実施形態では、凹状領域21Eに面する第2ホルダ17の外面に突出部20を設けることで、この突出部20に塗布された接着材の流出を抑止している。このことにより、第2ホルダ17を接着材によりハウジング11に固着しても、第1ホルダ15は回動自在な状態に維持される。
ここで、第2ホルダ17の固着に使用される接着材としては、上記したアクリル系の紫外線硬化型接着材が好適であり、この種の接着材が使用された場合は、塗布された接着材に紫外線が照射されて硬化される。
次に、図3(A)を参照して、回折格子ホルダ14の第1ホルダ15を回動方向に調整したのちに第1ホルダ15の位置を固定する。具体的には、回折格子ホルダ14を通過するレーザ光をモニタリングしつつ、レーザ光が回折格子ホルダ14に内蔵される分割回折格子の所定の位置に照射されるように、第1ホルダ15を位置調整用治具によって回動させる。
図3(A)(B)に示す第1ホルダ15の回動は、図5に構成を示した位置調整用治具40の第1ピン41を、第1ホルダ15の凸状部位または凹状部位に当接させて、治具本体43を回動させることにより行われる。上記した工程にて回折格子ホルダ14の第2ホルダ17は既にハウジング11に固着されているが、第1ホルダ15は未だハウジング11に固着されていないので、第1ホルダ15は回動可能な状態である。第1ホルダ15の回動調整が終了したのちに、ハウジング11の凹状領域21C、21Dに接着材を塗布し、塗布された接着材に紫外線を照射させて接着剤を硬化させる。
以上の工程により、回折格子ホルダ14におけるX方向および回動方向に対する位置調整が行われて、回折格子ホルダ14は、ハウジング11の所定の位置に固着される。
回折格子ホルダ14がハウジング11に固着された後は、残りの光学素子(ハーフミラーや光検出器等)をハウジング11に固着して、光ピックアップ装置10が完成する。
上記した光ピックアップ装置10を備える光ディスク装置は、例えば、ノート型またはデスクトップ型のコンピュータ、CDプレーヤ、DVDプレーヤ等の音響機器等に装備可能である。
本発明に係る光ピックアップ装置の一実施の形態を示す図であり、(A)は一方向から眺めた斜視図であり、(B)は内装される光学素子の説明図である。 光ピックアップ装置の回折格子ホルダおよび分割回折格子を示す図であり、(A)は回折格子ホルダの分解斜視図であり、(B)は回折格子ホルダに内装される分割回折格子の斜視図である。 光ピックアップ装置の要部を示す図であり、(A)は一方向から眺めた斜視図であり、(B)は他方向から眺めた斜視図である。 光ピックアップ装置の製造工程の途中段階を示す斜視図である。 光ピックアップ装置の製造に用いられる位置調節用治具を示す図であり、(A)は側面図であり、(B)は正面図である。 従来の光ピックアップ装置の一形態を示す図である。
符号の説明
10 光ピックアップ装置
11 ハウジング
12 搭載プレート
13 光検出器
14 回折格子ホルダ
15 第1ホルダ
16 フレーム
17 第2ホルダ
18 第1接続部
19 第2接続部
20 突出部
21A、21B、21C、21D、21E 凹状領域
22 分割回折格子
23 発光器
24 光学ヘッド
26 非点収差発生板
27 非点収差発生板
28 ハーフミラー
29 FMD
30 レンズ
31 分割線
40 位置調整用治具
41 第1ピン
42 第2ピン
43 治具本体

Claims (5)

  1. 光記録媒体からの読み出し、または光記録媒体への書き込みの少なくとも一方を行う光ピックアップ装置において、
    光学素子が組み込まれるハウジングと、分割回折格子が内蔵されて前記ハウジングに組み込まれる回折格子ホルダとを具備し、
    前記ハウジングのフレームを部分的に除去することで凹状領域が設けられ、
    前記回折格子ホルダは、内部に前記分割回折格子が収納された第1ホルダと、前記第1ホルダと回動自在に嵌合可能な接続部を有して接着材を介して前記ハウジングに固着される第2ホルダとから成り、
    前記第2ホルダに、位置を調節する位置調整用治具が当接可能であり且つ前記接着材の前記第1ホルダ側への流出を抑制し得る突出部を設けると共に、前記凹状領域が設けられた領域に面する前記第2ホルダを突出させて、前記突出部が形成されたことを特徴とする光ピックアップ装置。
  2. 前記分割回折格子が分割される方向に対して略直交する方向に、前記第2ホルダと前記ハウジングとの相対的な位置を調節したのちに、前記接着材を用いて前記第2ホルダは前記ハウジングに固着され、
    前記第1ホルダは、回動方向に調整されたのちに前記接着材を用いて前記ハウジングに対して固着されることを特徴とする請求項1記載の光ピックアップ装置。
  3. 前記位置調整用治具にて前記突出部を押圧することで、前記第2ホルダの位置調整を行うことを特徴とする請求項1記載の光ピックアップ装置。
  4. 前記突出部を、前記第2ホルダの外壁に於ける前記第1ホルダ側の端部に設けることを特徴とする請求項1記載の光ピックアップ装置。
  5. 前記接着材は、紫外線硬化型接着材であることを特徴とする請求項1記載の光ピックアップ装置。
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