JP2003132570A - 光ピックアップ装置 - Google Patents

光ピックアップ装置

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JP2003132570A
JP2003132570A JP2001325912A JP2001325912A JP2003132570A JP 2003132570 A JP2003132570 A JP 2003132570A JP 2001325912 A JP2001325912 A JP 2001325912A JP 2001325912 A JP2001325912 A JP 2001325912A JP 2003132570 A JP2003132570 A JP 2003132570A
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JP
Japan
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optical pickup
pickup device
semiconductor laser
laser
optical
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JP2001325912A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Sato
芳明 佐藤
Hiroyuki Okuda
裕之 奥田
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Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体レーザからの放熱性を向上させた光ピ
ックアップ装置を提供すること。 【解決手段】 レーザダイオード1から発したレーザビ
ームを用いる。そのレーザダイオードを、熱伝導率の高
い支持部材を介して光学ベース10に支持した。支持部
材は、レーザダイオードと光学ベースとに接触した金属
製の板状部品15と、その板状部品を光学ベースに圧接
させる固定バネ14とよりなってもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体レーザから
発したレーザビームを用いる光ピックアップ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】最近では、パーソナルコンピュータ等の
電子機器には光ディスクドライバが搭載されることが多
い。光ディスクドライバに使用可能な記録媒体の1つと
してCD−R(compact disc recordable)、CD−R
W(compact disc rewritable)が知られている。CD
−Rは追記が繰り返し可能な記録媒体であって、CD−
RWは書き換え可能な記録媒体であるが、CD−ROM
やオーディオCD(CD−DA)と互換性がある。CD
−R、CD−RWへの書込みには専用の装置と書込み用
アプリケーションが必要であるが、CD−R、CD−R
Wからの読出しは通常のCD−ROMドライブで実行で
きる。CD−R、CD−RW、CD−ROM、オーディ
オCD、及びDVD−ROM、DVD−R,DVD−R
AM等をここでは纏めて光ディスクと呼ぶ。
【0003】このような光ディスクにデータを記録した
り再生したりするには、光ピックアップ装置が使用され
る。その光ピックアップ装置は、光ディスクの径方向に
移動可能な装置本体と、この装置本体に保持された発光
素子としての半導体レーザ、受光素子、及び光学系とを
備えている。半導体レーザはレーザビームを発生するた
めのものである。受光素子は光ディスクからの反射光を
検知するためのものである。光学系はそのレーザビーム
若しくは光ディスクからの反射光を導くためのものであ
る。
【0004】半導体レーザはレーザービームの発生に付
随して発熱するため、放熱不足が生じると熱による破壊
を発生しやすい。放熱を促進するため、従来、装置本体
と半導体レーザとの間にクリアランスをもたせたり、さ
らには半導体レーザに放熱板を付設したりしている。前
者は「ホルダー方式」と呼ばれ、また後者は「放熱板方
式」と呼ばれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】光ピックアップ装置の
組み立てに際しては、半導体レーザの発光点位置の調整
作業が必須である。その調整作業に当たっては、半導体
レーザを駆動しつつ位置移動させなければならない。こ
のような調整作業を実施するときに、「ホルダー方式」
や「放熱板方式」では放熱能力が不足し、熱により半導
体レーザが破壊される虞がある。
【0006】それ故に本発明の課題は、半導体レーザか
らの放熱性を向上させた光ピックアップ装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、半導体
レーザ(1)から発したレーザビームを用いる光ピック
アップ装置において、熱伝導率の高い支持部材(14、
15)を介して前記半導体レーザを金属製の装置筐体
(10)に支持したことを特徴とする光ピックアップ装
置が得られる。
【0008】前記支持部材は、前記半導体レーザと前記
装置筐体とに接触した熱伝導率の高い金属製の板状部品
(15)を含んでもよい。
【0009】前記支持部材は、前記板状部品を前記装置
筐体に圧接させる固定バネ(14)をさらに含んでもよ
い。
【0010】前記支持部材は、前記半導体レーザを前記
装置筐体に対し可動に支持するものであってもよい。
【0011】前記支持部材は、前記装置筐体と前記半導
体レーザとの間のクリアランスに充填されて両者を接着
した、金属類と同等の熱伝導率をもつ材料よりなっても
よい。
【0012】上記括弧内の符号は、理解を容易にするた
めに付したものであり、一例にすぎず、これらに限定さ
れない。
【0013】
【発明の実施の形態】図1を参照して、本発明の実施の
形態に係る光ピックアップ装置の概要について説明す
る。
【0014】図示の光ピックアップ装置は、パーソナル
コンピュータ等の電子機器に搭載される光ディスクドラ
イバに使用可能なものであり、レーザビームを発生する
半導体レーザであるレーザーダイオード1を発光素子と
して用いている。レーザーダイオード1から発せられた
レーザビームはビームスプリッタ2により分岐され、一
部はモニタ装置3に入射する。レーザピームの他部はコ
リメートレンズ4、立ち上げミラー5、及び対物レンズ
6を介して光ディスク7を照射する。モニタ装置3はレ
ーザビームの強度を検出する。検出された強度は、レー
ザーダイオード1の駆動の制御に使用される。こうし
て、レーザーダイオード1から発せられたレーザビーム
を用いて光ディスク7にデータを記録できるようにして
いる。
【0015】また、光ディスク7からの反射光は、対物
レンズ6、立ち上げミラー5、コリメートレンズ4、及
びビームスプリッタ2などを介して受光素子としてのホ
トダイオード8に入射する。こうして、レーザーダイオ
ード1から発せられたレーザビームを用いて光ディスク
7からデータを再生できるようにしている。
【0016】図1に加えて図2をも参照して、光ピック
アップ装置を具体的に説明する。
【0017】レーザービームの経路に配置されたビーム
スプリッタ2、コリメートレンズ4、立ち上げミラー
5、及び対物レンズ6等の様々な光学素子を纏めて、こ
こでは光学系と呼ぶ。この光学系、レーザダイオード
1、モニタ装置3、及びホトダイオード8は、装置筐体
である光学ベース10に保持される。光学ベース10は
光ディスクドライバに対しガイド穴11を用いて移動可
能に搭載される。なお、光学ベース10はその大部分、
特に、レーザダイオード1を取り付けるためのダイオー
ド取付部12を、熱伝導率の高い金属にて作られたもの
である。
【0018】図3及び図4を参照して、ダイオード取付
部12に対するレーザダイオード1の取り付けを具体的
に説明する。
【0019】ダイオード取付部12には、レーザダイオ
ード1よりも十分に径が大きくかつ十分に深い横断面円
形の凹部13を設ける。さらに、凹部13の開口の近傍
に弾力性をもつ複数の金属製の固定バネ14を配し、ダ
イオード取付部12に固定する。ここでは、二つの固定
バネ14が凹部13の径方向で対向する位置にある。
【0020】一方、レーザダイオード1は横断面が円形
であるが、その周囲には熱伝導率の高い金属製の矩形の
板状部品15が固定されている。板状部品15は、凹部
13の開口よりも大きい寸法を有するものであり、前述
した従来の「放熱板方式」における放熱板と同等なもの
であってもよい。
【0021】板状部品15を凹部13に橋渡すように配
置し、ダイオード取付部12と固定バネ14との間に挟
ませる。この結果、板状部品15は固定バネ14により
ダイオード取付部12に圧接される。ここで、固定バネ
14及び板状部品15は合わせて、レーザダイオード1
をダイオード取付部12に支持するための支持部材とし
て働く。
【0022】レーザダイオード1の一部は凹部13に挿
入される。レーザダイオード1から発したレーザビーム
は凹部13を通して前述したビームスプリッタ2に入射
する。レーザービームの発生に付随してレーザダイオー
ド1は発熱する。しかし、熱伝導率の高い板状部品15
及びダイオード取付部12を通して光学ベース10に伝
熱することで、十分な放熱能力が確保されるので、レー
ザダイオード1が自己の発熱により破壊されることを防
止できる。その上、レーザダイオード1に固定した板状
部品15を固定バネ14によりダイオード取付部12に
圧接させた構造であるため、レーザダイオード1の位置
移動を容易に実施できる。即ち、レーザダイオード1の
位置を、ダイオード取付部12に沿ったX方向、Y方
向、及びこれらに直交するZ方向において簡単に微調整
できる。したがって、光ピックアップ装置の組み立てに
際し、レーザダイオード1を駆動しつつ発光点位置を調
整する調整作業を問題なく実施できる。
【0023】勿論、調整作業の完了後には、従来の光ピ
ックアップ装置と同様に、レーザーダイオード1はダイ
オード取付部12にしっかりと固定される。
【0024】なお、光学ベース10とレーザダイオード
1との間に金属類と同等の熱伝導率をもつ液状の材料若
しくは接着剤を充填して、これらを互いに接着すること
によっても同等の効果が得られる。
【0025】また、固定バネの数は三以上であってもよ
い。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
半導体レーザからの放熱性を向上させた光ピックアップ
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る光ピックアップ装置
の概要を説明するための説明図である。
【図2】図1の光ピックアップ装置を具体的に示した斜
視図である。
【図3】図2の光ピックアップ装置の要部の詳細を示し
た斜視図である。
【図4】図3のX−Z面に沿って得られた断面図であ
る。
【符号の説明】
1 レーザーダイオード 2 ビームスプリッタ 3 モニタ装置 4 コリメートレンズ 5 立ち上げミラー 6 対物レンズ 7 光ディスク 8 ホトダイオード 10 光学ベース 11 ガイド穴 12 ダイオード取付部 13 凹部 14 固定バネ 15 板状部品
フロントページの続き Fターム(参考) 5D117 AA02 CC07 HH01 KK04 KK22 5D119 AA33 BA01 FA32 FA35 5D789 AA33 BA01 FA32 FA35

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体レーザから発したレーザビームを
    用いる光ピックアップ装置において、熱伝導率の高い支
    持部材を介して前記半導体レーザを金属製の装置筐体に
    支持したことを特徴とする光ピックアップ装置。
  2. 【請求項2】 前記支持部材は、前記半導体レーザと前
    記装置筐体とに接触した熱伝導率の高い金属製の板状部
    品を含む請求項1に記載の光ピックアップ装置。
  3. 【請求項3】 前記支持部材は、前記板状部品を前記装
    置筐体に圧接させる固定バネをさらに含む請求項2に記
    載の光ピックアップ装置。
  4. 【請求項4】 前記支持部材は、前記半導体レーザを前
    記装置筐体に対し可動に支持するものである請求項1−
    3のうちのいずれか一つに記載の光ピックアップ装置。
  5. 【請求項5】 前記支持部材は、前記装置筐体と前記半
    導体レーザとの間のクリアランスに充填されて両者を接
    着した、金属類と同等の熱伝導率をもつ材料よりなる請
    求項1に記載の光ピックアップ装置。
JP2001325912A 2001-10-24 2001-10-24 光ピックアップ装置 Withdrawn JP2003132570A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006216114A (ja) * 2005-02-02 2006-08-17 Funai Electric Co Ltd 光ピックアップ及びそれを備えた光ディスク装置
JP2009272003A (ja) * 2008-05-08 2009-11-19 Alpine Electronics Inc 光ピックアップの放熱構造

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Effective date: 20050104