JP2003272208A - 光ピックアップ - Google Patents

光ピックアップ

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JP2003272208A
JP2003272208A JP2002078795A JP2002078795A JP2003272208A JP 2003272208 A JP2003272208 A JP 2003272208A JP 2002078795 A JP2002078795 A JP 2002078795A JP 2002078795 A JP2002078795 A JP 2002078795A JP 2003272208 A JP2003272208 A JP 2003272208A
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JP
Japan
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laser
pickup
semiconductor laser
optical pickup
laser diode
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JP2002078795A
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Yoshiaki Sato
芳明 佐藤
Toshihiko Honma
俊彦 本間
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Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体レーザからの放熱性を向上させた光ピ
ックアップを提供すること。 【解決手段】 ピックアップベース9に搭載した半導体
レーザ、即ち、レーザダイオード1から発したレーザビ
ームを用いる。レーザダイオードとこれに隣接した隣接
部との間に熱伝導性樹脂15を介在させ、半導体レーザ
をピックアップベースに固定した。上述の隣接部は、ピ
ックアップベースであってもよいし、またレーザダイオ
ードの放熱を促進するための放熱板であってもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体レーザから
発したレーザビームを用いる光ピックアップに関する。
【0002】
【従来の技術】最近のパーソナルコンピュータ等の電子
機器には光ディスクドライブが搭載されることが多い。
光ディスクドライブに使用可能な光学的記録媒体として
CD(CD−R、CD−RW、CD−ROM、及びオー
ディオCD等を含む)及びDVD(DVD−ROM、D
VD−R,DVD−RAM等を含む)が知られている。
CD及びDVDをここでは纏めて光ディスクと呼ぶ。
【0003】このような光ディスクにデータを記録した
り再生したりするには、光ピックアップが使用される。
その光ピックアップは、光ディスクの径方向に移動可能
な金属製のピックアップベースと、このピックアップベ
ースに保持された発光素子としての半導体レーザ、受光
素子、及び光学系とを備えている。半導体レーザはレー
ザビームを発生するためのものである。受光素子は光デ
ィスクからの反射光を検知するためのものである。光学
系はそのレーザビーム若しくは光ディスクからの反射光
を導くためのものである。
【0004】半導体レーザはレーザビームの発生に付随
して発熱する。特に、光ディスクにデータを記録できる
光ピックアップにおいては、出力の大きい半導体レーザ
を用いるため、発熱量も大きく、放熱不足により半導体
レーザが熱による破壊を起こす虞がある。そのため、半
導体レーザからの放熱を促進する必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般的には、ピックア
ップベースに半導体レーザを接触させて放熱を行ってい
る。しかし、薄型ピックアップベース等の特殊なピック
アップでは、半導体レーザをピックアップベースに機械
的に接触させることができない場合がある。その場合に
は、半導体レーザの放熱性に問題を生じることが懸念さ
れる。
【0006】それ故に本発明の課題は、半導体レーザか
らの放熱性を向上させた光ピックアップを提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ピック
アップベース(9)に搭載した半導体レーザ(1)から
発したレーザビームを用いる光ピックアップにおいて、
前記半導体レーザとこれに隣接した隣接部(9)との間
に熱伝導性樹脂(15)を介在させ、前記半導体レーザ
を前記ピックアップベースに固定したことを特徴とする
光ピックアップが得られる。
【0008】前記熱伝導性樹脂の熱伝導率は少なくとも
10W/m・Kであってもよい。
【0009】前記隣接部は前記ピックアップベースであ
ってもよい。
【0010】前記隣接部は、前記半導体レーザの放熱を
促進するための放熱板であってもよい。
【0011】上記括弧内の符号は、理解を容易にするた
めに付したものであり、一例にすぎず、これらに限定さ
れない。
【0012】
【発明の実施の形態】図1を参照して、本発明の実施の
形態に係る光ピックアップの概要について説明する。
【0013】図示の光ピックアップは、パーソナルコン
ピュータ等の電子機器に搭載される光ディスクドライブ
に使用可能なものであり、レーザビームを発生する半導
体レーザであるレーザダイオード1を発光素子として用
いている。レーザダイオード1から発せられたレーザビ
ームはビームスプリッタ2により分岐され、一部はモニ
タ装置3に入射する。レーザビームの他部はコリメート
レンズ4、立ち上げミラー5、及び対物レンズ6を介し
て光ディスク7に照射する。モニタ装置3はレーザビー
ムの強度を検出する。検出された強度は、レーザダイオ
ード1の駆動の制御に使用される。こうして、レーザダ
イオード1から発せられたレーザビームを用いて光ディ
スク7にデータを記録できるようにしている。
【0014】また、光ディスク7からの反射光は、対物
レンズ6、立ち上げミラー5、コリメートレンズ4、及
びビームスプリッタ2などを介して受光素子としてのホ
トダイオード8に入射する。こうして、レーザダイオー
ド1から発せられたレーザビームを用いて光ディスク7
からデータを再生できるようにしている。
【0015】図1に加えて図2及び図3をも参照して、
光ピックアップを具体的に説明する。
【0016】レーザビームの経路に配置されたビームス
プリッタ2、コリメートレンズ4、立ち上げミラー5、
及び対物レンズ6等の様々な光学素子を纏めて、ここで
は光学系と呼ぶ。この光学系、レーザダイオード1、モ
ニタ装置3、及びホトダイオード8は、金属製のピック
アップベース9に保持される。ピックアップベース9は
光ディスクドライブに対しガイド穴11を用いて移動可
能に搭載される。なお、ピックアップベース9の上面に
固定された上カバー10を取り外した状態を示す図3か
ら明らかなように、ピックアップベース9はレーザダイ
オード1を取り付けるためのダイオード取付部12を一
体に有している。
【0017】さらに図4をも参照して、ダイオード取付
部12に対するレーザダイオード1の取り付けを具体的
に説明する。
【0018】レーザダイオード1は横断面が円形の円筒
部13を有している。一方、ピックアップベース9に設
けられたダイオード取付部12には、レーザダイオード
1の円筒部13を受け入れるための凹部が形成されてい
る。レーザダイオード1の円筒部13をダイオード取付
部12の凹部に挿入する。そして、レーザダイオード1
とこれに隣接した隣接部、即ち、ダイオード取付部12
とのクリアランス14に熱伝導率の高い熱伝導性樹脂1
5を介在させる。熱伝導性樹脂15が充填又は塗布によ
りクリアランス14に周方向で間隔をもつ複数箇所に配
されることは好ましい。
【0019】熱伝導性樹脂15としては、熱伝導率が少
なくとも10W/m・Kのものを用いる。
【0020】この熱伝導性樹脂15の熱伝導率は、通常
の放熱に使用されるシリコンの熱伝導率が0.25W/
m・Kであることに比べ、十分に高いことがわかる。
【0021】次に、図1−図3に戻り、上述した光ピッ
クアップの作用について説明する。
【0022】レーザダイオード1から発したレーザビー
ムはピックアップベース9の凹部を通して前述したビー
ムスプリッタ2に入射する。レーザビームの発生に付随
してレーザダイオード1は発熱する。しかし、熱伝導率
の高い熱伝導性樹脂15を通してピックアップベース9
に伝熱することで、十分な放熱能力が確保されるので、
レーザダイオード1が自己の発熱により破壊されること
を防止できる。
【0023】したがって、レーザダイオード1の発光量
を高めて光ディスクに対する記録速度又は書き込み速度
を上げることが可能である。また、放熱のための機械的
な接触が不要であるため、光ピックアップの構造を簡略
化でき、製造工数の削減による生産性の向上を図ること
ができる。
【0024】なお、上述の隣接部品は、レーザダイオー
ド1の放熱を促進するためのダイオード取付部12とレ
ーザダイオード1間に配置された放熱板(図示せず)で
あってもよい。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
半導体レーザからの放熱性を向上させた光ピックアップ
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る光ピックアップの概
要を説明するための説明図である。
【図2】図1の光ピックアップを具体的に示した斜視図
である。
【図3】図2の光ピックアップの上カバーを取り外した
状態を示した斜視図である。
【図4】図3の要部を示した概略断面説明図である。
【符号の説明】
1 レーザダイオード 2 ビームスプリッタ 3 モニタ装置 4 コリメートレンズ 5 立ち上げミラー 6 対物レンズ 7 光ディスク 8 ホトダイオード 9 ピックアップベース 10 上カバー 11 ガイド穴 12 ダイオード取付部 13 レーザダイオードの円筒部 14 クリアランス 15 熱伝導性樹脂
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D117 AA02 CC07 HH01 KK23 5D119 AA03 AA33 AA38 BA01 BB01 BB02 BB04 FA05 FA32 FA35 MA09 NA02 5D789 AA03 AA33 AA38 BA01 BB01 BB02 BB04 FA05 FA32 FA35 MA09 NA02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピックアップベースに搭載した半導体レ
    ーザから発したレーザビームを用いる光ピックアップに
    おいて、前記半導体レーザとこれに隣接した隣接部との
    間に熱伝導性樹脂を介在させ、前記半導体レーザを前記
    ピックアップベースに固定したことを特徴とする光ピッ
    クアップ。
  2. 【請求項2】 前記熱伝導性樹脂の熱伝導率は少なくと
    も10W/m・Kである請求項1に記載の光ピックアッ
    プ。
  3. 【請求項3】 前記隣接部は前記ピックアップベースで
    ある請求項1又は2に記載の光ピックアップ。
  4. 【請求項4】 前記隣接部は、放熱板である請求項1又
    は2に記載の光ピックアップ。
JP2002078795A 2002-03-20 2002-03-20 光ピックアップ Withdrawn JP2003272208A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006216114A (ja) * 2005-02-02 2006-08-17 Funai Electric Co Ltd 光ピックアップ及びそれを備えた光ディスク装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006216114A (ja) * 2005-02-02 2006-08-17 Funai Electric Co Ltd 光ピックアップ及びそれを備えた光ディスク装置
CN100373479C (zh) * 2005-02-02 2008-03-05 船井电机株式会社 光学拾取器及与包含有该光学拾取器的光盘设备
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