JP2001110902A - 自己整列コンタクトをもつ半導体素子及びその製造方法 - Google Patents

自己整列コンタクトをもつ半導体素子及びその製造方法

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JP2001110902A JP2000275536A JP2000275536A JP2001110902A JP 2001110902 A JP2001110902 A JP 2001110902A JP 2000275536 A JP2000275536 A JP 2000275536A JP 2000275536 A JP2000275536 A JP 2000275536A JP 2001110902 A JP2001110902 A JP 2001110902A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自己整列コンタクトをもつ半導体素子及びそ
の製造方法を提供する。 【解決手段】 本発明による自己整列コンタクトをもつ
半導体素子は、導電領域31、導電ライン34、及び前
記導電ライン34と前記導電領域31とを電気的に接続
させるコンタクトプラグ44を含む。前記導電ライン3
4は、前記コンタクトプラグ44の側壁を通じて電気的
に接続され、前記導電領域31は、前記コンタクトプラ
グ44の底部を通じて電気的に接続され、前記コンタク
トプラグ44の平断面の面積は、上部から下部にいくほ
ど縮小する。これによれば、下部に形成される導電領域
と上部に形成される導電ライン34とをコンタクトプラ
グ44を使って接続させる際に、コンタクトプラグ44
を導電ライン34の形成後に自己整列方式で形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体素子及びその
製造方法に関し、詳細には、自己整列コンタクトをもつ
半導体素子及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体素子を製造するには、各種の物質
からなるパターン、例えば、金属膜パターン、半導体物
質膜パターン、絶縁膜パターンなどを所定の順番で半導
体基板上に積層しなければならない。前述のようなパタ
ーンを半導体基板上に形成するときには、下部膜パター
ンを基準としてマスクを整列させ、かつ、写真エッチン
グ工程を施すことで上部膜パターンを形成することが一
般的である。近年、半導体素子の集積度が高くなるに従
い、写真エッチング工程でのマスク整列マージンが減少
され、その結果、下部膜パターンと上部膜パターンを正
確に整列することが困難になりつつある。前記マスク整
列マージンの減少は半導体素子の集積度の向上を妨げ、
実際に半導体素子の動作特性にも悪影響を与える虞があ
る。
【0003】したがって、以下では、図面を参照しなが
ら、従来の技術により下部膜パターンと上部膜パターン
を整列させる場合に発生する問題点を詳細に説明する。
【0004】図1及び図2を参照すれば、半導体基板1
0の上部に層間絶縁膜12を形成する。次に、層間絶縁
膜12内に、半導体素子のジョンクション領域14、例
えば、ソース領域またはドレイン領域とコンタクトする
コンタクトプラグ16を下部膜パターンで形成する。次
に、コンタクトプラグ16が形成された半導体基板10
の上部に導電膜を形成した後、写真エッチング工程を施
して上部膜パターンで導電ライン18を形成する。しか
し、導電ライン18をパターニングするための写真エッ
チング工程において、極小の整列マージンの影響によっ
て、最終的にパターニングされた導電ライン18とコン
タクトプラグ16が好ましいコンタクト(図1の20参
照)を形成できず、誤整列して形成される。
【0005】図1に示すように、下部膜パターンである
コンタクトプラグ16と上部膜パターンである導電ライ
ン18が正確に整列されないと、半導体素子の動作特性
に影響を及ぼすことになる。すなわち、コンタクトプラ
グ16と導電ライン18との間のコンタクト面積の減少
はコンタクト抵抗を上昇させ、その結果半導体素子の動
作速度が損なわれる。また、下部膜パターンと上部膜パ
ターンを好ましい整列マージン内で整列させる技術的な
手段が提供されない限り、今後の半導体素子の集積度の
向上に限界がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みて成されたものであり、その目的は、自己整列コンタ
クトをもつ半導体素子を提供することである。
【0007】さらに、本発明の他の目的は、写真エッチ
ング工程の整列マージンに影響されない半導体素子の製
造方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明による自己整列コンタクトをもつ半導体素子
は、導電領域、導電ライン、及び前記導電ラインと導電
領域とを電気的に接続させるコンタクトプラグを含む半
導体素子に関するものであって、前記導電ラインは前記
コンタクトプラグの側壁を通じて電気的に接続され、前
記導電領域は前記コンタクトプラグの底部を通じて電気
的に接続され、前記コンタクトプラグの平断面の面積は
上部から下部に向かって縮小する。
【0009】導電ラインの幅方向と同じ方向への前記コ
ンタクトプラグの底部の幅は、前記導電ラインの線幅に
よって自己整列された幅であることが好ましい。
【0010】導電ラインの幅方向と同じ方向への前記コ
ンタクトプラグの上部の幅は、前記導電ラインの線幅よ
り大きいことが好ましい。
【0011】前記導電領域は、ビットラインコンタクト
パッド、ワードラインコンタクトパッド、ソース領域、
ドレイン領域、ゲート電極または層間配線でありうる。
【0012】前記導電ラインは、ビットライン、ワード
ラインまたは層間配線でありうる。
【0013】前記他の目的を達成するために、本発明に
よる半導体素子の製造方法の一態様は、先ず、半導体基
板上に導電領域を形成する。前記導電領域は、ビットラ
インコンタクトパッド、ワードラインコンタクトパッ
ド、ソース領域、ドレイン領域、ゲート電極、または多
層配線構造を備える半導体集積回路素子の層間配線であ
る。次に、導電領域が形成された半導体基板の全面に第
1層間絶縁膜を形成する。次に、前記第1層間絶縁膜上
に前記導電領域と接続される導電ラインを形成する。前
記導電ラインは、半導体集積回路素子の層間配線、ワー
ドラインまたはビットラインなどである。その後、前記
導電領域の上部に形成された前記第1層間絶縁膜、前記
導電ライン及び前記第2層間絶縁膜を除去して前記導電
領域を露出させるコンタクトホールを形成する。それか
ら、前記コンタクトホールの内部に導電物質を充填して
前記導電ラインと前記導電領域とを接続させる。
【0014】前記導電ラインは、ダマシン工程を行って
形成することもできる。まず、前記第1層間絶縁膜上
に、前記導電ラインが形成されるための開口をもつ絶縁
膜パターンを形成する。次に、前記開口内に前記導電ラ
インを形成する。
【0015】前記コンタクトホールを形成する段階は、
以下のように行う。
【0016】まず、前記導電ラインの線幅よりも大きい
幅を有する感光膜パターンを、前記第2層間絶縁膜上に
形成する。次に、前記感光膜パターンをエッチングマス
クとして前記第2層間絶縁膜をエッチングし、前記導電
ラインを露出させる。それから、前記エッチングされた
第2層間絶縁膜をエッチングマスクとして前記導電ライ
ン及び前記第1層間絶縁膜をエッチングし、前記導電領
域を露出させるコンタクトホールを形成する。場合によ
っては、前記導電ラインを露出させた後に、感光膜パタ
ーンを除去してもよい。
【0017】前記コンタクトホールを形成する段階は、
以下のように進める。
【0018】先ず、前記第2層間絶縁膜上に感光膜パタ
ーンを形成する。ここで、前記感光膜パターンの幅が前
記導電ラインの線幅よりも大きくなるように形成する。
その後に、前記感光膜パターンをエッチングマスクとし
て前記第2層間絶縁膜をエッチングし、前記導電ライン
を露出させる。次に、前記エッチングされた第2層間絶
縁膜をエッチングマスクとして前記導電ラインをエッチ
ングすることで前記第1層間絶縁膜を露出させる。次
に、前記露出された第1層間絶縁膜をエッチングして前
記導電領域を露出させるコンタクトホールを形成する。
場合によっては、前記導電ラインを露出させた後に、前
記感光膜パターンを除去してもよい。
【0019】前記コンタクトホールの上部の断面積は、
下部の断面積より大きいことが好ましい。
【0020】さらに、前記他の目的を達成するために、
本発明による半導体素子の製造方法の他の態様は、先
ず、半導体基板の上部に導電領域を形成する。前記導電
領域はビットラインコンタクトパッド、ワードラインコ
ンタクトパッド、ソース領域、ドレイン領域、ゲート電
極または層間配線などである。次に、前記導電領域が形
成された半導体基板の全面に第1層間絶縁膜を形成す
る。次に、前記第1層間絶縁膜上に、前記導電領域と接
続される導電ラインを形成する。ここで、前記導電領域
と接続される部分が所定の幅以上に断線されるように形
成する。前記導電ラインは、ビットライン、ワードライ
ンまたは層間配線などである。それから、前記導電ライ
ン上に第2層間絶縁膜を形成する。次に、前記導電領域
の上部に形成された前記第1層間絶縁膜、前記導電ライ
ンの断線部分の内に充填された第2層間絶縁膜、及び前
記断線部分の上部に形成された第2層間絶縁膜を除去し
てコンタクトホールを形成する。その後に、前記コンタ
クトホールの内部に導電物質を充填させて前記導電ライ
ンと前記導電領域とを接続させる。
【0021】前記断線された導電ラインは、ダマシン工
程を行って形成できる。先ず、前記第1層間絶縁膜上
に、前記所定の幅で断線された導電ラインが形成される
ための開口をもつ絶縁膜パターンを形成する。次に、前
記開口に前記所定の幅で断線された導電ラインを形成す
る。
【0022】前記コンタクトホールを形成する段階は、
以下のように進める。
【0023】先ず、前記第2層間絶縁膜上に感光膜パタ
ーンを形成する。ここで、前記導電ラインの線幅及び断
線幅よりも大きい横幅及び縦幅をもつ感光膜パターンを
形成する。次に、前記感光膜パターン及び前記断線され
た導電ラインをエッチングマスクとして、前記断線部分
の上部に形成された第2層間絶縁膜、前記断線部分内に
充填された第2層間絶縁膜、及び前記断線部分の下部に
形成された第1層間絶縁膜をエッチングして前記導電領
域を露出させるコンタクトホールを形成する。
【0024】前記コンタクトホールを形成する段階は、
以下のように進める。
【0025】先ず、前記導電ラインの線幅及び断線幅よ
りも大きい横幅及び縦幅をもつ感光膜パターンを、前記
第2層間絶縁膜上に形成する。次に、前記感光膜パター
ンをエッチングマスクとして前記断線部分の上部に形成
された第2層間絶縁膜をエッチングし、前記断線された
導電ラインを露出させる。その後に、前記エッチングさ
れた第2層間絶縁膜及び前記断線された導電ラインをエ
ッチングマスクとして前記断線部分内に充填された第2
層間絶縁膜及び前記断線部分の下部に形成された第1層
間絶縁膜をエッチングし、前記導電領域を露出させるコ
ンタクトホールを形成する。場合によっては、前記断線
された導電ラインを露出させた後に、前記感光膜パター
ンを除去する段階をさらに行ってもよい。
【0026】前記コンタクトホールは、上部の断面積が
下部の断面積よりも大きいことが好ましい。
【0027】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、添付した
図面に基づき、本発明による自己整列コンタクトをもつ
半導体素子及びその製造方法を詳細に説明する。しか
し、本発明の実施形態は各種の形態に変形でき、本発明
の技術的範囲が詳述する実施形態に限定されるものでは
ない。本発明の実施形態は、本発明が属する技術分野に
おいて通常の知識を有する者に本発明をより完全に説明
するために提供されるものである。なお、図中の層また
は領域の厚さは説明の明確性のために誇張されたもので
ある。また、図中、同一の符号は同一の要素を表わす。
また、ある層が他の層または基板の上部にあると記載し
た場合、当該ある層は、他の層または基板の上部に直
接、あるいは、その間に第3の層を介在して存在するこ
とを意味する。また、図面を参照して本発明を詳細に説
明するに当たって、X軸方向は導電ラインの幅方向であ
り、Y軸方向は導電ラインの長手方向であり、Z軸方向
は半導体基板上に各種のパターンを積層する方向であ
る。各図面の左側には、図面の理解を助けるために空間
座標系を示している。
【0028】以下、図3ないし図16に基づき、本発明
の第1実施形態による半導体素子の製造方法について説
明する。ここで、図3、図5、図7、図9、図11、図
13及び図15はX方向断面図であり、図4、図6、図
8、図10、図12、図14及び図16はY軸方向断面
図である。
【0029】図3及び図4を参照すれば、先ず、半導体
基板30の上部に導電領域31を形成する。次に、導電
領域31が形成された半導体基板30の上部に第1層間
絶縁膜32を形成する。導電領域31は、ビットライン
コンタクトパッド、ワードラインコンタクトパッド、ソ
ース領域、ドレイン領域、ゲート電極または多層配線構
造を備える半導体素子の場合には、層間配線である。第
1層間絶縁膜32は、シリコン酸化膜、シリコン窒化
膜、シリコン酸化窒化膜、USG(Undoeped
Silicate Glass)、BSG(BoroS
ilicateGlass)膜、BPSG(BoroP
hosphoSilicate Glass)膜、PE
−TEOS(Plasma Enhanced Tet
raEthylOrthoSilicate)膜、TE
OS膜またはO3−TEOS膜などである。
【0030】次に、第1層間絶縁膜32の上部に導電膜
を蒸着した後、写真エッチング工程を行い、導電ライン
34を形成する。導電ライン34は、不純物がドーピン
グされたポリシリコン膜、銅膜、金膜、アルミニウム
膜、銀膜、タングステン膜、シリサイド膜またはこれら
の組み合わせ膜から形成される。また、導電ライン34
は単一膜から形成することもでき、二重膜以上の層状構
造で形成することもできる。例えば、タングステンシリ
サイド膜を第1膜として形成し、不純物がドーピングさ
れたポリシリコン膜を第2膜として形成して、導電ライ
ン34を二重膜に形成することもできる。
【0031】図5及び図6を参照すれば、導電ライン3
4が形成された半導体基板の全面に第2層間絶縁膜36
を形成する。第2層間絶縁膜36は、シリコン酸化膜、
シリコン窒化膜、シリコン酸化窒化膜、USG膜、BS
G膜、BPSG膜、PE−TEOS膜、TEOS膜また
はO3−TEOS膜などである。第2層間絶縁膜36の
上部表面の平坦度が不良の場合には、第2層間絶縁膜3
6が形成された半導体基板の全面を平坦化してもよい。
前記第2層間絶縁膜36の上部表面を平坦化させるため
に、化学機械的研磨法、エッチバック方法または熱的リ
フロー方法を用いることができる。
【0032】図示してはいないが、前記導電ライン34
は、ダマシン工程を行って形成することができる。ダマ
シン工程を適用するために、第1層間絶縁膜32上に導
電ラインを限定するための開口を備える第2下部層間絶
縁膜を形成する。次に、前記開口を充填する導電膜を形
成した後に、前記導電膜を前記第2下部層間絶縁膜の上
部表面と実質的に同一のレベルに平坦化させる。する
と、前記導電ライン34が第2下部層間絶縁膜内に形成
される。それから、第2下部層間絶縁膜の上部に第2上
部層間絶縁膜をさらに形成する。第2下部層間絶縁膜及
び第2上部層間絶縁膜は、シリコン酸化膜、シリコン窒
化膜、シリコン酸化窒化膜、USG膜、BSG膜、BP
SG膜、PE−TEOS膜、TEOS膜またはO3−T
EOS膜などである。
【0033】第2層間絶縁膜36を形成した後に、第2
層間絶縁膜36の上部に感光膜パターン38を形成し、
第2層間絶縁膜36の上部表面を第1幅W1及び第2幅
2で露出させる。このとき、第1幅W1は、導電ライン
34の線幅Dよりも大きく形成してもよい。本発明によ
る第1実施形態の場合、最終的に形成されるコンタクト
の幅が導電ライン34の線幅Dによって自己整列される
ため、コンタクトを限定する感光膜パターン38を形成
するとき、大きい整列マージンを確保することになる。
これについては後述する。第2層間絶縁膜36の上部に
感光膜パターン38を形成するため、感光膜を形成する
前に反射防止膜(図示せず)を形成することもできる。
反射防止膜を形成した場合、露光工程を施して感光膜パ
ターンを形成するときに、導電ライン34などで反射波
が発生することを防止でき、感光膜パターン38のプロ
ファイルが損傷されることを防止できる。
【0034】図7及び図8を参照すれば、感光膜パター
ン38をエッチングマスクとして第2層間絶縁膜36を
エッチングすることで導電ライン34の上部表面及び導
電ライン34の左右側の第2層間絶縁膜40を露出させ
る。前記エッチング工程は、異方性ドライエッチング方
法、例えば、反応性エッチング方法を用いて行なう。前
記エッチング工程のエッチング終了点は、導電ライン3
4の上部表面であることが好ましい。その一方、エッチ
ング工程が終われば、感光膜パターンの第1幅W1が導
電ライン34の線幅Dよりは大きいため、図7に示され
るように、導電ライン34の左右側に第2層間絶縁膜の
一部40が露出される。
【0035】図9及び図10を参照すれば、感光膜パタ
ーン38及び導電ライン34の左右側に露出された第2
層間絶縁膜(図7の40参照)をエッチングマスクとし
て導電ライン34をエッチングする。前記エッチング工
程は、異方性ドライエッチング方法、例えば反応性イオ
ンエッチング方法を用いて行なう。ドライエッチングの
ための反応ガスを選択する際には、第2層間絶縁膜36
よりも導電ライン34を速くエッチングできる反応ガス
を選択する方がよい。すなわち、第2層間絶縁膜36に
対する導電ライン34のエッチング選択比が大きい反応
ガスを選択する。したがって、導電ライン34がポリシ
リコンを含んでいる場合にはCF4またはCF6を含む反
応ガスをエッチングガスとして用い、導電ライン34が
アルミニウムを含んでいる場合にはBCl3、BCl3
Cl2、CCl4+Cl2+BCl3またはSiCl4+C
2を含む反応ガスをエッチングガスとして用い、導電
ライン34が金または銀を含んでいる場合にはC2Cl2
2、Cl2またはCClF3を含む反応ガスをエッチン
グガスとして用い、導電ライン34が遷移金属を含んで
いる場合にはCF4+O2、NF3+H2またはSF6+O2
を含む反応ガスをエッチングガスとして用い、導電ライ
ン34がシリサイド物質を含んでいる場合にはCF4
2、NF3、SF6+Cl2またはCF4+Cl2を含む反
応ガスをエッチングガスとして用い、導電ライン34が
タングステンを含んでいる場合にはSF6を含む反応ガ
スをエッチングガスとして用いる。前記エッチング工程
を通じて導電ライン34がエッチングされれば、第1層
間絶縁膜を露出させるコンタクトホール42が形成され
る。その一方、コンタクトホール42の形成中に導電ラ
イン34のみがエッチングされて除去されるのではな
く、導電ライン34の左右側の第2層間絶縁膜(図7の
40参照)までエッチングされるため、コンタクトホー
ル42の側壁に傾斜面が形成される。また、導電ライン
34のエッチングが完了したとき、第1層間絶縁膜32
の露出幅W3が導電ライン(図7の34参照)の線幅
(図7のD参照)よりも大きい場合がある。しかし、エ
ッチング工程を正確に調節することにより、第1層間絶
縁膜32の上部が導電ライン34の線幅Dと同じ幅で露
出されるようにすることもできる。図9に示したよう
に、第1層間絶縁膜32の上部表面が導電ライン(図7
の34参照)の線幅(図7のD参照)よりも大きいか、
あるいは同じ幅W3で露出されるため、導電ライン34
をエッチングする段階が終われば、導電ライン34は断
線(図10のO参照)される。
【0036】図11及び図12を参照すれば、導電ライ
ン(図7の34参照)の線幅(図7のD参照)よりも大
きいか、あるいは同じ幅(図9のW3参照)で露出され
た第1層間絶縁膜32をエッチングして、コンタクトホ
ール42の底部を延長させる。前記エッチング工程のエ
ッチング終了点は、導電領域31の上部表面であること
が好ましい。前記導電領域31は、ビットラインコンタ
クトパッド、ワードラインコンタクトパッド、ソース領
域、ドレイン領域、ゲート電極または多層配線構造を備
える半導体素子の場合には、層間配線である。前記第1
層間絶縁膜32をエッチングする工程は、異方性ドライ
エッチング法、例えば、反応性イオンエッチング法を用
いて行なう。第1層間絶縁膜32をエッチングして導電
領域31を露出させる過程で、コンタクトホール42の
傾斜した側壁もエッチングされる。したがって、延びた
コンタクトホール42が導電領域31を露出させる幅
は、導電ライン(図7の34参照)の線幅(図7のD参
照)よりも大きい場合もある。しかし、延びたコンタク
トホール42が導電ライン34の線幅Dよりも大きい幅
に導電領域を露出させるとしても、延長させられたコン
タクトホール42が導電領域31を露出させる幅は導電
ライン34の線幅Dによって自己整列されるということ
には変わりない。
【0037】以上では、導電領域31を露出させるコン
タクトホール42を多数回に亘ってのエッチング工程を
行うことによって形成している。しかし、工数を減らす
ために、感光膜パターン38をエッチングマスクとして
第2層間絶縁膜36、導電ライン34及び第1層間絶縁
膜32を順次エッチングして、導電領域31を露出させ
るコンタクトホール42を単一工程で形成することもで
きる。また、感光膜パターン38をエッチングマスクと
して第2層間絶縁膜36をエッチングして導電ライン3
4の上部表面及び導電ラインの左右側の第2層間絶縁膜
(図7の40参照)を露出させた後、導電ラインの左右
側の第2層間絶縁膜(図7の40参照)をエッチングマ
スクとして導電ライン34及び第1層間絶縁膜32を順
次エッチングして導電領域31を露出させるコンタクト
ホール42を形成することもできる。
【0038】図13及び図14を参照すれば、感光膜パ
ターン(図11の38参照)を除去する。その一方、導
電領域31を露出させるコンタクトホール42を形成す
る過程で、感光膜パターン(図11の38参照)を構成
する有機物質によってコンタクトホール42が汚染され
る場合もあり、導電領域31に自然酸化膜が形成されて
いる場合もある。したがって、コンタクトホール42の
内部を洗浄して前記有機物質及び自然酸化膜を除去する
ことが好ましい。特に、以降に形成されるコンタクトプ
ラグ(図16の44参照)と導電ライン34との電気的
接続はコンタクトプラグ(図16の44参照)の側壁を
通じてなされるため、前記有機物質は必ず除去されるべ
きである。なぜなら、有機物質が導電ライン34とコン
タクトプラグ(図16の44参照)との接触界面に存在
すると、コンタクト抵抗が上昇して半導体素子の動作速
度が損なわれるからである。コンタクトホール42の内
部を洗浄する工程は、ドライクリーニング法を用いて行
うことが好ましい。
【0039】一方、この実施形態では、感光膜パターン
(図11の38参照)をコンタクトホール42の形成後
に除去することもできる。また、第2層間絶縁膜(図7
の36参照)をエッチングして導電ライン(図7の34
参照)の上部表面及び導電ラインの左右側の第2層間絶
縁膜(図7の40参照)を露出させた後に、直ちに感光
膜パターン(図7の38参照)を除去することもでき
る。感光膜パターン(図7の38参照)をコンタクトホ
ール42の形成前に除去した場合、コンタクトホール4
2の内部が感光膜パターン(図7の38参照)を構成す
る有機物質によって汚染されることを防止できる。ま
た、感光膜パターン(図7の38参照)をコンタクトホ
ール42の形成前に除去する場合には、コンタクトホー
ル42を形成してからも第2層間絶縁膜36が導電ライ
ン34の上部に存在するように、第2層間絶縁膜36を
十分な厚さで形成することが好ましい。なぜなら、コン
タクトホール42を形成する前に感光膜パターン(図7
の38参照)を除去すれば、コンタクトホール42の形
成中に第2層間絶縁膜36がエッチバックされるからで
ある。
【0040】図15及び図16を参照すれば、コンタク
トホール42の内部及び第2層間絶縁膜36の上部に導
電物質を蒸着して導電膜を形成する。なお、前記コンタ
クトホール42には傾斜面が形成されているので、導電
膜の段差塗布性が良好になり、ボイドなどの欠点が発生
することを防止できる。次に、導電膜が形成された半導
体基板の上部を平坦化させる。前記導電膜は、アルミニ
ウム膜、銅膜、金膜、銀膜、不純物がドーピングされた
ポリシリコン膜、タングステン膜、白金膜、タングステ
ンシリサイド膜、チタニウムシリサイド膜またはこれら
の組み合わせ膜などである。前記平坦化段階は、化学機
械的研磨方法またはエッチバック方法を用いて行なう。
前記平坦化段階の平坦化終了点は、導電ライン34の上
部表面であることが好ましい。前記平坦化工程によって
導電ライン34の上部表面が露出されると、導電ライン
34と導電領域31とを接続させるコンタクトプラグ4
4が形成される。コンタクトプラグ44が形成される
と、導電ライン34と導電領域31との間に自己整列さ
れたコンタクトが形成される。前記導電膜を形成する前
にコンタクトプラグ44と第1層間絶縁膜32との接着
力を向上させ、かつ、コンタクトプラグ44を構成する
物質が第1層間絶縁膜32に拡散されることを防止する
ために、バリア金属膜(図示せず)を形成することもで
きる。前記バリア金属膜は、Ti/TiN膜から形成す
ることができる。しかし、前記バリア金属膜はTi/T
iN膜に限定されないことは、本発明が属する技術分野
において通常の知識を有する者にとって当然なことであ
る。
【0041】その一方、本発明による第1実施形態によ
って形成されるコンタクトプラグ44は、導電ライン3
4を貫通するように形成される。すなわち、従来の技術
によって形成されるコンタクトプラグは、導電ライン3
4よりも先に形成されるために導電ライン34を貫通で
きないのに対し、本発明の実施形態によるコンタクトプ
ラグ44は導電ライン34よりも後で形成されるため、
導電ライン34を貫通するように形成できる。コンタク
トプラグ44が導電ライン34を貫通するために、コン
タクトプラグ44と導電ライン34との電気的接続はコ
ンタクトプラグ44の側壁を通じてなされることにな
る。
【0042】また、本発明の第1実施形態で形成される
コンタクトプラグ44においては、XY平面と平行する
ように切り取った断面(以下’平断面’と呼ぶ)の面積
がコンタクトプラグ44の上部から下部にいくほど小さ
くなる。その理由は、コンタクトプラグ44が形成され
るコンタクトホール42の上部は大きい整列マージンを
もち、導電ライン34の線幅よりも大きい幅に形成され
た感光膜パターンによって限定されるのに対し、コンタ
クトホール42の下部は基本的に導電ライン34の線幅
によって自己整列されるからである。
【0043】(第2実施形態)以下、図17ないし図2
3に基づき、本発明による半導体素子の製造方法に対す
る第2実施形態を詳細に説明する。半導体基板の上部に
導電領域を形成する段階及び導電領域が形成された半導
体基板の全面に第1層間絶縁膜を形成する段階は、図3
及び図4に基づき述べた第1実施形態と同様に行う。
【0044】続いて、図17に示すように、第1層間絶
縁膜32の上部に導電物質を蒸着して導電膜を形成す
る。次に、導電膜を所定の写真エッチング技術によりパ
ターニングして第1幅Dを線幅として備える導電ライン
34’を形成する。なお、第1実施形態で形成された導
電ライン(図5の34参照)の場合には、導電ライン
(図5の34参照)が連続的に形成されているのに対
し、第2実施形態で形成される導電ライン34’は第2
幅W4で断線O’されるように形成される。また、前記
導電ライン34’は、第1実施形態と同様の物質を使っ
て形成する。上部導電ライン34’は、第1実施形態で
説明したように、ダマシン工程を行って形成しても良
い。
【0045】図18及び図19を参照すれば、導電ライ
ン34’及び第1層間絶縁膜32の上部に第2層間絶縁
膜36を形成する工程は、第1実施形態と同様に行う。
次に、前記第2層間絶縁膜36の上部に感光膜パターン
38を形成する。感光膜パターン38の縦幅である第3
幅W5は導電ライン34’の断線幅である第2幅W4より
も大きく、かつ、感光膜パターン38の横幅である第4
幅W6は導電ライン34’の線幅である第1幅Dよりも
大きく形成する。なぜなら、後続工程で形成されるコン
タクトプラグ(図23の44参照)の底部で自己整列さ
れたコンタクトを形成するためには、導電ライン34’
の断線部分(図17のO’参照)を完全に露出できる感
光膜パターン38を形成しなければならないからであ
る。
【0046】図20及び図21を参照すれば、感光膜パ
ターン38及び導電ライン34’をエッチングマスクと
する単一エッチング工程を行い、コンタクトプラグ(図
23の44参照)を限定するコンタクトホール(図22
の42参照)を形成する。前記エッチング工程に用いら
れる反応ガスとしては、第1層間絶縁膜及び第2層間絶
縁膜を導電ライン34’よりも速くエッチングできるも
のを選択することが好ましい。したがって、第1または
第2層間絶縁膜がシリコン酸化物を含んでいる場合には
CH4+H2、C26、C38またはCHF3をエッチン
グガスとして用い、第1または第2層間絶縁膜がシリコ
ン窒化物を含んでいる場合にはCF4+O2+H2、C2
6、C38またはCHF3をエッチングガスとして用いる
ことが好ましい。
【0047】先ず、第2層間絶縁膜36をエッチングす
る。前記エッチング工程が続けば、第2層間絶縁膜36
がエッチングされてから、導電ライン34’が露出され
る。その一方、本発明による第2実施形態によって形成
される自己整列コンタクトは、導電ライン34’の断線
幅によって自己整列される。したがって、導電ライン3
4’が露出されてからは、導電ライン34’がエッチン
グマスクとして機能することになる。導電ライン34’
がエッチングマスクとして機能すれば、導電ライン3
4’の断線部分に充填された第2層間絶縁膜36がエッ
チングされてコンタクトプラグを限定するコンタクトホ
ール42の形成が開始される。エッチング工程が続け
ば、導電ライン34’の断線部分に充填された第2層間
絶縁膜36がエッチングされ、第1層間絶縁膜32の上
部が露出される。第1層間絶縁膜32の露出幅W7は、
導電ライン34’の断線幅よりは大きい場合もある。な
ぜなら、エッチング工程に際し、エッチングマスクであ
る導電ライン34’の一部もエッチングされるからであ
る。しかし、エッチング工程を調節することで導電ライ
ン34’の断線幅と同じ幅に第1層間絶縁膜32を露出
させることも可能である。なお、導電ライン34’の断
線部分に充填された第2層間絶縁膜36がエッチングさ
れるに従い、コンタクトホール42の側壁には傾斜面が
形成される。
【0048】図22を参照すれば、感光膜パターン38
及び導電ライン34’をエッチングマスクとする前記単
一エッチング工程が続く。導電ライン34’をエッチン
グマスクとしてエッチング工程をさらに行い、コンタク
トホール(図22の42参照)の下部に形成された第1
層間絶縁膜32をエッチングする。第1層間絶縁膜32
がエッチングされるにつれて、コンタクトホール(図2
2の42参照)の底部が延長される。第1層間絶縁膜3
2をエッチングする工程のエッチング終了点は導電領域
31の上部表面である。導電領域31が前記エッチング
工程によって露出されると、コンタクトプラグ(図23
の44参照)を限定するコンタクトホール42が形成さ
れる。
【0049】図23を参照すれば、第1実施形態と同様
にして感光膜パターン(図22の38参照)を除去して
から、洗浄工程を施した後にコンタクトプラグ44を形
成する。コンタクトプラグ44が形成されるコンタクト
ホール42には、傾斜面が形成されている。したがっ
て、コンタクトプラグ44を形成するために導電膜でコ
ンタクトホール42に埋め込むとき、導電膜の段差塗布
性が向上される。コンタクトプラグ44が形成されれ
ば、導電領域31と導電ライン34’との間の自己整列
コンタクトがコンタクトプラグ44の底部で形成され
る。
【0050】第1実施形態で述べたように、感光膜パタ
ーン(図22の38参照)は、コンタクトホール42を
形成する前に除去することが好ましい。したがって、前
述のように単一エッチング工程を行なってコンタクトホ
ール42を形成するのではなく、2回に亘ってのエッチ
ング工程を行なってコンタクトホール42を形成するこ
ともできる。すなわち、先ず、感光膜パターン38をエ
ッチングマスクとする第1エッチング工程を行い、導電
ライン34’の断線部分を露出させる。次に、感光膜パ
ターンを除去した後、導電ライン34’をエッチングマ
スクとする第2エッチング工程を行い、導電領域を露出
させる。もちろん、感光膜パターン38をコンタクトホ
ール42の形成前に除去する場合には、第1実施形態で
述べたように、第2層間絶縁膜36を十分な厚さで形成
することが好ましい。
【0051】
【発明の効果】本発明による半導体素子の製造方法は、
導電領域と導電ラインとの間で形成されるコンタクトの
幅を、導電ラインの線幅または断線幅によって自己整列
する。したがって、コンタクトを形成するための写真エ
ッチング工程の整列マージンを増大でき、その結果、半
導体素子の集積度が向上することができる。また、導電
領域と導電ラインとを接続させるコンタクトプラグが形
成されるコンタクトホールの側壁には、傾斜面が形成さ
れる。したがって、導電膜でコンタクトホールを充填す
るに際して、導電膜の段差塗布性を向上させることがで
きる。その結果、コンタクトプラグ内にボイドのような
欠点が発生することを防止できる。
【0052】以上、図3ないし図16及び図17ないし
図23を参照して本発明に対する好ましい実施形態を詳
細に説明した。しかし、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、本発明の技術的思想の範囲内において当分野
における通常の知識を有する者によってその変形やその
改良が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の技術により下部膜パターン及び上部膜
パターンを形成した後の半導体基板の上部表面を示す一
部平面図である。
【図2】 図1のII−II’線断面図である。
【図3】 第1実施形態の製造工程における半導体素子
のX方向断面図である。
【図4】 図3に示す半導体素子のY方向断面図であ
る。
【図5】 製造工程において図3に続く半導体素子のX
方向断面図である。
【図6】 図5に示す半導体素子のY方向断面図であ
る。
【図7】 製造工程において図5に続く半導体素子のX
方向断面図である。
【図8】 図7に示す半導体素子のY方向断面図であ
る。
【図9】 製造工程において図7に続く半導体素子のX
方向断面図である。
【図10】 図9に示す半導体素子のY方向断面図であ
る。
【図11】 製造工程において図9に続く半導体素子の
X方向断面図である。
【図12】 図11に示す半導体素子のY方向断面図で
ある。
【図13】 製造工程において図11に続く半導体素子
のX方向断面図である。
【図14】 図13に示す半導体素子のY方向断面図で
ある。
【図15】 製造工程において図13に続く半導体素子
のX方向断面図である。
【図16】 図15に示す半導体素子のY方向断面図で
ある。
【図17】 第2実施形態の製造工程における半導体素
子の上部表面を示す一部平面図である。
【図18】 製造工程において図17に続く半導体素子
のY方向断面図である。
【図19】 図18に示す半導体素子の上部表面を示す
一部平面図である。
【図20】 製造工程において図18に続く半導体素子
のY方向断面図である。
【図21】 図20に示す半導体素子の上部表面を示す
一部平面図である。
【図22】 製造工程において図20に続く半導体素子
のY方向断面図である。
【図23】 図22に示す半導体素子の上部表面を示す
一部平面図である。
【符号の説明】
30 半導体基板 31 導電領域 32 第1層間絶縁膜 34 導電ライン 36 第2層間絶縁膜 38 感光膜パターン 40 第2層間絶縁膜 42 コンタクトホール 44 コンタクトプラグ
フロントページの続き (72)発明者 李 重 ▲げん▼ 大韓民国京畿道水原市八達区靈通洞 三星 アパート924棟403号 (72)発明者 姜 鉉 在 大韓民国京畿道安養市万安区安養6洞393 −19番地203号

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)半導体基板の上部に導電領域を形
    成する段階と、 (b)前記導電領域が形成された半導体基板の全面に第
    1層間絶縁膜を形成する段階と、 (c)前記第1層間絶縁膜上に前記導電領域と接続され
    る導電ラインを形成する段階と、 (d)前記導電ライン上に第2層間絶縁膜を形成する段
    階と、 (e)前記導電領域の上部に形成された前記第1層間絶
    縁膜、前記導電ライン及び前記第2層間絶縁膜を除去し
    て前記導電領域を露出させるコンタクトホールを形成す
    る段階と、 (f)前記コンタクトホールの内部に導電物質を充填し
    て前記導電ラインと前記導電領域とを接続させる段階と
    を含むことを特徴とする半導体素子の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記(e)段階は、 (e1)前記導電ラインの線幅よりも大きな幅を有する
    感光膜パターンを前記第2層間絶縁膜上に形成する段階
    と、 (e2)前記感光膜パターンをエッチングマスクとして
    前記第2層間絶縁膜を前記導電ラインが露出するまでエ
    ッチングする段階と、 (e3)前記エッチングされた第2層間絶縁膜をエッチ
    ングマスクとして前記導電ライン及び前記第1層間絶縁
    膜をエッチングすることを特徴とする請求項1に記載の
    半導体素子の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記(e3)段階は、 前記エッチングされた第2層間絶縁膜をエッチングマス
    クとして前記導電ラインをエッチングすることによって
    前記第1層間絶縁膜を露出させる段階と、 前記露出された第1層間絶縁膜をエッチングする段階と
    を含むことを特徴とする請求項2に記載の半導体素子の
    製造方法。
  4. 【請求項4】 前記コンタクトホールは、上部の断面積
    が下部の断面積よりも大きいことを特徴とする請求項2
    または3に記載の半導体素子の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記(e3)段階前に、前記感光膜パタ
    ーンを除去する段階をさらに含むことを特徴とする請求
    項2または3に記載の半導体素子の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記(c)段階は、 前記第1層間絶縁膜上に、前記導電ラインが形成される
    ための開口をもつ絶縁膜パターンを形成する段階と、 ライン形状の前記開口内に前記導電性物質を蒸着する段
    階とを含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体素
    子の製造方法。
  7. 【請求項7】 (a)半導体基板の上部に導電領域を形
    成する段階と、 (b)前記導電領域が形成された半導体基板の全面に第
    1層間絶縁膜を形成する段階と、 (c)所定の断線幅の断線部分を有し、前記導電領域と
    接続される導電ラインを、前記第1層間絶縁膜上に形成
    する段階と、 (d)前記導電ライン上に第2層間絶縁膜を形成して、
    前記第2層間絶縁膜の第1部分に前記導電ライン内の前
    記断線部分を充填させる段階と、 (e)前記導電領域の上部に形成された前記第1層間絶
    縁膜、前記導電ラインの断線部分を充填する第2層間絶
    縁膜の第1部分、及び前記断線部分の上部に形成された
    第2層間絶縁膜の第2部分を除去してコンタクトホール
    を形成する段階と、 (f)前記コンタクトホールの内部に導電物質を充填し
    て前記導電ラインと前記導電領域とを接続させる段階と
    を含むことを特徴とする半導体素子の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記(e)段階は、 (e1)前記導電ラインの線幅及び断線幅よりも大きい
    横幅及び縦幅を有する感光膜パターンを前記第2層間絶
    縁膜上に感光膜パターンを形成する段階と、 (e2)前記感光膜パターン及び前記導電ラインをエッ
    チングマスクとして前記断線部分の上部に形成された第
    2層間絶縁膜の第2部分、前記断線部分内に充填された
    第2層間絶縁膜の第1部分、及び前記導電領域の上部に
    形成された第1層間絶縁膜の所定部分をエッチングして
    前記導電領域を露出させるコンタクトホールを形成する
    段階とを含むことを特徴とする請求項7に記載の半導体
    素子の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記(e2)段階は前記感光膜パターン
    をエッチングマスクとして、前記断線部分の上部に形成
    された第2層間絶縁膜をエッチングし、前記断線された
    導電ラインを露出させる段階と、 前記導電ライン内の断線部分を充填する前記第2層間絶
    縁膜の第1部分及び前記エッチングされた第2層間絶縁
    膜をエッチングマスクとして、前記断線部分内に充填さ
    れた第2層間絶縁膜の第1部分及び前記断線部分の下部
    に形成された第1層間絶縁膜をエッチングし、前記導電
    領域を露出させるコンタクトホールを形成する段階とを
    含むことを特徴とする請求項7に記載の半導体素子の製
    造方法。
  10. 【請求項10】 前記導電ラインを形成する段階は、内
    部に傾斜した側壁を形成する異方性エッチング工程を含
    み、前記コンタクトホールの上部の断面積がその下部の
    断面積よりも大きいことを特徴とする請求項7または8
    に記載の半導体素子の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記断線された導電ラインを露出させ
    る段階後に、前記感光膜パターンを除去する段階をさら
    に含むことを特徴とする請求項9に記載の半導体素子の
    製造方法。
  12. 【請求項12】 前記(c)段階は、 前記第1層間絶縁膜上に、前記所定の幅で断線された導
    電ラインが形成されるための開口をもつ絶縁膜パターン
    を形成する段階と、 前記開口に所定の幅で断線された前記導電ラインを形成
    する段階とを含むことを特徴とする請求項7に記載の半
    導体素子の製造方法。
  13. 【請求項13】 導電領域、導電ライン、及び前記導電
    ラインと前記導電領域とを電気的に接続させるコンタク
    トプラグを含む半導体素子において、 前記導電ラインは前記コンタクトプラグの側壁を通じて
    電気的に接続され、前記導電領域は前記コンタクトプラ
    グの底部を通じて電気的に接続され、前記コンタクトプ
    ラグの平断面の面積は、前記コンタクトプラグの上部か
    ら下部に向かって縮小することを特徴とする自己整列コ
    ンタクトをもつ半導体素子。
  14. 【請求項14】 前記コンタクトプラグの底部は、導電
    ラインの線幅によって自己整列されることを特徴とする
    請求項13に記載の自己整列コンタクトをもつ半導体素
    子。
  15. 【請求項15】 前記コンタクトプラグの上部の幅は、
    導電ラインの線幅よりも大きいことを特徴とする請求項
    13に記載の自己整列コンタクトをもつ半導体素子。
  16. 【請求項16】 前記導電領域は、ビットラインコンタ
    クトパッド、ワードラインコンタクトパッド、ソース領
    域、ドレイン領域、ゲート電極または層間配線であるこ
    とを特徴とする請求項13に記載の自己整列コンタクト
    をもつ半導体素子。
  17. 【請求項17】 前記導電ラインは、ビットライン、ワ
    ードラインまたは層間配線であることを特徴とする請求
    項13に記載の自己整列コンタクトをもつ半導体素子。
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