JPH10189709A - 集積回路装置の製造方法 - Google Patents

集積回路装置の製造方法

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JPH10189709A
JPH10189709A JP9361740A JP36174097A JPH10189709A JP H10189709 A JPH10189709 A JP H10189709A JP 9361740 A JP9361740 A JP 9361740A JP 36174097 A JP36174097 A JP 36174097A JP H10189709 A JPH10189709 A JP H10189709A
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insulating
layer
trench
electrode layer
insulating trench
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Udo Dr Schwalke
シユワルケ ウド
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シャロー・トレンチ絶縁に適しており、全体
的なトポロジ段差上に改善された平坦化を達成する集積
回路装置の製造方法を提供する。 【解決手段】 基板11内に能動領域15を画成するト
レンチ13、14を形成する。狭いトレンチ13を満た
す第1の絶縁トレンチ16を同形に析出し、マスクによ
る異方性エッチングでパターン化して、幅広のトレンチ
14の側面にスペーサ162形成する。ほぼ平坦な表面
を有する第2の絶縁層120の形成及び化学機械的研磨
又は従来の乾式エッチングによる平坦化層の切除により
能動領域15の表面を露出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は集積回路装置の製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体基板内に集積回路装置を形成する
場合、半導体基板内で隣接している能動領域を互いに絶
縁する絶縁パターンが形成される。高密度集積回路では
いわゆるシャロー・トレンチ(浅い溝)絶縁が益々使用
されている。これは絶縁材料(多くの場合酸化物)で満
たされるトレンチである。能動領域の表面を露出し、酸
化物充填材の表面を能動領域の表面とほぼ同じ高さに保
持する平坦化が行われる。シャロー・トレンチ絶縁を形
成する際の平坦化は多くの場合化学機械的研磨により行
われる。
【0003】集積回路において集積回路全体にわたって
絶縁パターンの幅は通常一定していないので、シャロー
・トレンチ絶縁の際に種々の幅の絶縁トレンチが形成さ
れる。更に能動領域及び絶縁トレンチの密度は著しく変
動する。これは平坦化の際に難点を生じ、表面が平坦化
の後もしばしばトポロジ段差と呼ばれる段差を有するこ
とになる。
【0004】トポロジ段差を回避するため化学機械的研
磨による平坦化の際に補助的なレジスト平坦化マスクを
使用することが提案されている(これに関してはダバリ
(B.Davari)その他による「アイイーディーエ
ム・テク・ダイジェスト(IEDM Tech.Dig
est)」第61頁(1989年)参照)。その際トレ
ンチの充填のために使用される絶縁層を析出してから幅
広のトレンチ内にレジストから成る支持部が形成され
る。引続きリフローによりほぼ平坦な表面を有するもう
1つのレジスト層が全面的に施される。この平坦な表面
から出発して化学機械的研磨により能動領域の表面が露
出されるまで平坦化が行われる。その際レジストから成
る支持部及びもう1つのレジスト層は除去される。レジ
ストから成る支持部がこのもう1つのレジスト層の被着
の際に腐食されないように、レジストから成る支持部は
熱処理されなければならない。この熱処理は約180℃
の温度で行われ、レジスト製支持部の形がリフローによ
り一部変形される。それによりこの平坦化は損なわれ
る。
【0005】多層金属配線を平坦化するにはマツバラ
(Y.Matsubara)その他による「アイイーデ
ィーエム・テク・ダイジェスト(IEDM Tech.
Digest)」第665頁(1993年)に別の平坦
化法が提案されており、その場合金属化面を覆う絶縁層
上にフォトレジストから成る条片状の支持パターンが形
成される。導線の少ない金属化面の範囲を限定露光する
ことにより条片状の支持パターンは主としてこの範囲内
に形成される。支持パターンの上方に全面的に第2のレ
ジスト層が施され、平坦化される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、シャ
ロー・トレンチ絶縁の形成に適しており、トポロジ段差
全体に改善された平坦化を達成することのできる集積回
路装置の製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題は本発明によれ
ば、請求項1に記載の方法により解決される。本発明の
実施態様は従属請求項から明かである。
【0008】半導体基板、有利にはSOI基板の単結晶
シリコンウェハ又は単結晶シリコン層の主面に第1の絶
縁トレンチ及び第2の絶縁トレンチがエッチングされ
る。第1の絶縁トレンチ及び第2の絶縁トレンチは能動
領域を画成する。
【0009】第1の絶縁トレンチは第2の絶縁トレンチ
より狭い幅を有する。その際種々の第1の絶縁トレンチ
並びに種々の第2の絶縁トレンチの幅が互いに異なって
いてもよい。
【0010】ほぼ同形の縁被覆を有する第1の絶縁層が
形成され、その厚さは第1の絶縁トレンチをほぼ満たす
ように調整される。
【0011】引続き第1の絶縁トレンチの上方及び能動
領域の上方に開口を有するマスクが形成される。その際
能動領域の上方に配設されている開口は能動領域に側方
で重複している。引続き第1の絶縁層がエッチングマス
クとしてのマスクの使用下に異方性エッチングによりパ
ターン化される。第2の絶縁トレンチの上方には支持パ
ターンが形成される。第2の絶縁トレンチの側面にはス
ペーサが形成される。マスクを除去後ほぼ平坦な表面を
有する第2の絶縁層が形成される。引続き平坦化層の切
除により能動領域の範囲の主面が露出される。
【0012】この方法では全体的なトポロジ段差を回避
するため、第2の絶縁トレンチの範囲に形成される支持
パターンが第1の絶縁層の材料から形成される。この支
持パターン並びに同時に第2のトレンチの側面に形成さ
れるスペーサは絶縁材料として平坦化層の切除後も第2
の絶縁トレンチ内にそのまま残っている。支持パターン
及びスペーサが第2の絶縁トレンチをごく一部満たすだ
けなので、マスクの除去後第2の絶縁トレンチの範囲の
パターンの表面に凹凸が残るが、しかしその幅は能動領
域上のマスクの開口の重複によって予め規定される。従
ってそれらの凹凸は全基板上にほぼ同じ幅を有してお
り、そのため第2の絶縁層の形成の際に更に段差を形成
することなく満たすことができるものである。
【0013】マスクの開口が能動領域と側方で少なくと
も第1の絶縁層の厚さの分だけ重複していると有利であ
る。それにより第2の絶縁トレンチの側面にスペーサが
形成され、それとは別に支持パターンが形成されること
が保証される。
【0014】能動領域の範囲の主面を露出する平坦化層
の切除は、化学機械的研磨によっても従来の異方性乾式
エッチングによっても実施可能である。処理を簡略化す
ることを考慮してこの平坦化層の切除は異方性乾式エッ
チングで行うと有利である。
【0015】第1の絶縁層をTEOS(テトラエチルオ
ルトシリケート)処理でSiO2から形成すると有利で
ある。また第1の絶縁層は、一方では同形析出すること
ができ、他方ではその誘電率、有利には500℃以上の
その耐熱性及びその機械的特性に関して絶縁トレンチの
充填材として適している全ての絶縁材料から形成するこ
ともできる。
【0016】半導体基板の主面上に第1の絶縁トレンチ
及び第2の絶縁トレンチをエッチングする前にゲート誘
電体及び第1の電極層を形成することは本発明の枠内に
ある。更にゲート誘電体及び第1の電極層は第1の絶縁
トレンチ及び第2の絶縁トレンチをエッチングする際に
パターン化される。平坦化層の切除の際にパターン化さ
れた第1の電極層の表面は露出される。引続きパターン
化された第1の電極層からゲート電極が形成され、その
側方にソース/ドレイン領域が形成される。
【0017】本発明のこの実施形態は、MOSトランジ
スタの製造時にゲート電極用のゲート誘電体及び電極層
の形成の際に浄化の必要性に関して問題となる処理工程
を、平坦化工程の実施下に第1の絶縁トレンチ及び第2
の絶縁トレンチの形成及びその充填の前に行うという利
点を有する。能動領域(この場合パターン化されたゲー
ト誘電体及びパターン化された第1の電極層も含めて)
が第1の絶縁層のパターン化後第1の絶縁層の材料によ
り囲まれているので、主に部分的に第2の絶縁トレンチ
の充填に寄与する第2の絶縁層として、ゲート誘電体及
びゲート電極を形成する処理環境の浄化の故に許容でき
ない材料を使用することができる。特に第2の絶縁層を
リフロー可能の酸化物、例えばBPSG(ホウ素リンケ
イ酸ガラス)又はそれに類するものから形成することは
本発明の枠内にある。
【0018】更に平坦化のためのパターン化の後に第2
の電極層を形成することは本発明の枠内にある。第2の
電極層及び第1の電極層を共通のマスクの使用下にパタ
ーン化し、その際第1の電極層からゲート電極が、また
第2の電極層からゲート電極間のゲート線を含む導線面
が形成される。その際異なってドープされているゲート
電極を有するnチャネルMOSトランジスタ及びpチャ
ネルMOSトランジスタを製造するためにパターン化さ
れた第1の電極層を第2の電極層を形成する前に異なっ
てドープすることは本発明の枠内にある。このようにし
て第1の電極層の異なってドープされた領域間にドーパ
ントが拡散されることは回避される。
【0019】
【実施例】本発明を図示されている実施例に基づき以下
に詳述する。
【0020】基板11の主面12に第1の絶縁トレンチ
13及び第2の絶縁トレンチ14をエッチングする(図
1参照)。基板11は例えばSOI基板の単結晶シリコ
ンウェハ又は単結晶シリコン層である。第1の絶縁トレ
ンチ13及び第2の絶縁トレンチ14はトレンチマスク
(図示せず)の使用下に異方性乾式エッチングプロセス
で、例えばCl2/HBr化学法より形成される。第1
のトレンチ13は例えば0.5μmの幅を有しており、
第2のトレンチ14は例えば40μmの幅を有してい
る。第1のトレンチ13及び第2のトレンチ14は例え
ば400nmの深さを有している。第1の絶縁トレンチ
13及び第2の絶縁トレンチ14は後にデバイスが形成
される能動領域15を画成する。
【0021】引続き全面的に同形の縁被覆を有する第1
の絶縁層16を析出する(図2参照)。第1の絶縁層1
6は例えばTEOS処理でSiO2から例えば450n
mの層厚で析出される。第1の絶縁層16は第1の絶縁
トレンチ13を満たす。それに対して第2の絶縁トレン
チ14の範囲では第1の絶縁層16は明らかに段差を有
している。
【0022】第1の絶縁層16の表面上にフォトリソグ
ラフィ処理工程により例えばフォトレジストからマスク
17を形成する。マスク17は第1の絶縁トレンチ13
及び能動領域15の上方に配設されるる開口18を有す
る。その際互いに隣接する開口18は重なり合ってい
る。また能動領域15の上方に配設されている開口18
は能動領域15の側方に突出しており、従ってそのため
開口18は部分的に第2の絶縁トレンチ14の上方にも
配置されている。開口18が能動領域15の側方に突出
している分が少なくとも第1の絶縁層16の厚さと同じ
大きさであると有利である(図2には両方の能動領域1
5及び第1の絶縁トレンチ13の上方に配設されている
開口18のみが示されている)。
【0023】マスク17をエッチングマスクとして使用
して異方性乾式エッチングプロセスで第1の絶縁層16
をマスク17及び基板11に対して選択的にエッチング
する。その際第2の絶縁トレンチ14の範囲に支持パタ
ーン161が、また第2の絶縁トレンチ14の側面に第
1の絶縁層16からスペーサ162がそれぞれ形成され
る(図3参照)。第1の絶縁トレンチ13は第1の絶縁
層16で満たされたままである。
【0024】引続きマスク17を例えば湿式化学法によ
り有機溶剤で除去する。
【0025】引続き露出しているシリコン、例えば支持
パターン161及びスペーサ162の外側の第2の絶縁
トレンチの範囲の基板11の露出表面にSiO2パター
ン19を形成する熱酸化を行う。
【0026】平坦な表面を有する第2の絶縁層120を
形成する(図4参照)。この第2の絶縁層120は熱処
理で流動状になる例えばSiO2から形成される。特に
ケイ酸ガラス、例えばホウ素リンケイ酸ガラス、リンケ
イ酸ガラス、ホウ素ケイ酸ガラス又はダウ・コーニング
(Dow Corning)社製の商品名FOXとして
市販されているような可溶性の酸化物が適している。第
2の絶縁層120を例えば500nmの厚さで析出し、
引続き約950℃の熱処理を行う。その際第2の絶縁層
120は平らな表面が形成されるようにリフロー(融
解)する。
【0027】引続きSiO2をシリコンに対して選択的
にエッチングする異方性乾式エッチングプロセスが行わ
れる。この異方性乾式エッチングプロセスにより平坦化
層の切除が行われる。乾式エッチングは能動領域15の
範囲の主面12が露出されるまで進められる(図5参
照)。第2の絶縁層120の表面が平らなため、異方性
乾式エッチングプロセス後に平らな表面を有するパター
ンが形成される。第1の絶縁トレンチ13及び第2の絶
縁トレンチ14は絶縁材料で満たされている。
【0028】また平坦化エッチング切除は化学機械的研
磨又は乾式エッチングプロセスと組み合わせた化学機械
的研磨で主面12まで行うこともできる。
【0029】引続き能動領域15の範囲にデバイスを製
造するためのプロセスが進められる。
【0030】半導体基板21上にゲート誘電体22、第
1の電極層23及びカバー層24を施す(図6参照)。
基板21は単結晶シリコンを含んでいる。基板は例えば
SOI基板の単結晶シリコンウェハ又は単結晶シリコン
層である。ゲート誘電体22は例えば熱酸化によりSi
2から例えば6nmの層厚で形成される。第1の電極
層23は例えばドープポリシリコンから層厚200nm
で形成される。カバー層24は例えばSi34又はSi
2から50〜150nmの層厚で形成される。
【0031】カバー層24をフォトリソグラフィ処理工
程及び乾式エッチングプロセスの使用下にパターン化す
る。引続き異方性乾式エッチングで、例えばCl2/H
Brで基板21にまで達する第1の絶縁トレンチ25及
び第2の絶縁トレンチ26をエッチングする(図7参
照)。その際カバー層24は第1の電極層23の表面を
保護する。第1の絶縁トレンチ25は第2の絶縁トレン
チ26よりも狭い幅を有する。第1の絶縁トレンチ25
及び第2の絶縁トレンチ26は後にデバイスが形成され
る能動領域27を画成する。この第1のトレンチ25は
例えば0.5μmの幅を、第2のトレンチ26は例えば
40μmの幅を有する。第1のトレンチ25及び第2の
トレンチ26は第1の電極層23の上縁部を基準として
例えば400nmの深さを有する。エッチングされたシ
リコン面(のエッチングダメージ)の改良及びトレンチ
の上縁部にバーズ・ビークを形成するために熱酸化を行
ってもよい。
【0032】引続き全面的に同形の縁被覆を有する第1
の絶縁層28を析出する。第1の絶縁層28を例えばT
EOS処理により500nmの層厚に形成する(図8参
照)。第1の絶縁トレンチ25は0.5μmの幅を、ま
た第2の絶縁トレンチ26は40μmの幅を有している
ため、第1の絶縁トレンチ25は第1の絶縁層28によ
り満たされる。それに対して第2の絶縁トレンチ26の
範囲にはその深さが第1の絶縁層28の厚さにほぼ相当
する段差が形成される。
【0033】第1の絶縁層28の表面にフォトリソグラ
フィ処理工程によりマスク29を形成する。マスク29
は第1の絶縁トレンチ25及び能動領域27の上方に配
置されている開口210を有する。。その際隣接してい
る開口210は重なっている。能動領域27の上方に配
設される開口210は能動領域27の側方に突出してい
る。
【0034】能動領域27に第1の絶縁トレンチ25が
隣接している場合、能動領域27の上方に配設されてい
る開口210は第1の絶縁トレンチ25の上方に配設さ
れている開口210と重なっている。それに対して能動
領域27が第2の絶縁トレンチ26に隣接している場
合、開口210は第2の絶縁トレンチ26の範囲に突入
している。開口210が能動領域27に隣接している第
2の絶縁トレンチ26の方の能動領域27との重なり分
は種々の処理パラメータにより、例えば使用されたリソ
グラフィ、整合精度、絶縁トレンチ25、26の深さそ
の他により左右される。この重なり分が少なくとも第1
の絶縁層28の層厚と同じ大きさに選択されると有利で
ある。
【0035】引続き異方性乾式エッチングによりマスク
29及び基板21に対して選択的に第1の絶縁層28を
パターン化する。その際第2の絶縁トレンチ26内に支
持パターン281が、また第2の絶縁トレンチ26の側
面にスペーサ282が形成される(図9参照)。第1の
絶縁トレンチ25は第1の絶縁層28で満たされたまま
である。このエッチングは第2の絶縁トレンチ26の範
囲の基板21の表面が露出されると直ちに中断される。
引続きマスク29を例えば湿式化学法により除去する。
【0036】引続き熱酸化を行い、その際第2の絶縁ト
レンチ26の範囲の基板21の露出表面にSiO2パタ
ーン211が例えば20nmの厚さに形成される(図1
0参照)。
【0037】引続き全面的に平坦化SiO2層212を
形成する。それには融解性のSiO2を析出し、約95
0℃での熱処理でリフローする。この平坦化SiO2
212を例えばケイ酸ガラスから、例えばホウ素リンケ
イ酸ガラス、リンケイ酸ガラス又はホウ素ケイ酸ガラス
又は例えばダウ・コーニング(Dow Cornin
g)社製の商品名FOXとして市販されているような融
解性の酸化物から形成する。リフロー後も平坦化SiO
2層212は若干その表面に凹凸を有していることもあ
る。
【0038】平坦化SiO2層212を、第2の絶縁ト
レンチ26がSiO2パターン211の上方で完全に平
坦化SiO2層212を満たすような厚さに析出する。
【0039】引続き平坦化SiO2層212の表面に残
っている凹凸を均等化する平坦化レジスト層213を全
面的に形成する。平坦化SiO2層及び平坦化レジスト
層213は共に平坦な表面を有する第2の絶縁層を形成
する。平坦化レジスト層213を有利には200nmま
での範囲の大きな平坦化長を有するレジストから形成す
る。平坦化レジストとしては例えばアライド・シグナル
(Allied Signal)社製のレジストである
商品名「アックフロ(Accuflo)」が適してい
る。
【0040】平坦化レジスト層213、平坦化SiO2
層212及び第1の絶縁層28を同じエッチング率で腐
食する異方性乾式エッチングプロセス、例えばCHF3
/NF3/Arで引続き平坦化層の切除を行う。この乾
式エッチングプロセスを第1の電極層23の表面が露出
されるまで進める(図11参照)。第1の電極層23の
表面がゲート誘電体22及び能動領域27の上方で約2
00nmで配設されているので、この場合許容誤差は1
50〜170nmの範囲で可能である。その際第1の絶
縁トレンチ25内にも第2の絶縁トレンチ26内にも平
坦な表面を有する絶縁充填物が形成される。第2の絶縁
トレンチ26内には絶縁充填物はとりわけスペーサ28
2、第1の絶縁層28のパターン化により形成された支
持パターン281並びにSiO2層211及び平坦化S
iO2層212を含んでいる。第1の絶縁トレンチ25
では絶縁充填物は主として第1の絶縁層28の材料を含
んでいる。
【0041】引続き全面的に第2の電極層214を施す
(図12参照)。第2の電極層214は導電性材料か
ら、例えばタングステン、ドープされたポリシリコン、
別の金属である金属ケイ化物、TiNから成るか又は金
属及びシリコン、TiN及びシリコン又は薄い誘電体
(SiO2又はSi34)及びドープされたシリコンか
ら成る層の組合せから形成される。
【0042】共通のマスク及び異方性乾式エッチングプ
ロセスの使用下に引続き第2の電極層214及びパター
ン化された第1の電極層23をパターン化する。その際
第2の電極層214から導線面215を形成する(図1
3の平面図)。導線面215の下方に第1の電極層23
からゲート電極が形成される。その際導線面215は異
なる能動領域27内に配設されているゲート電極を接続
する。
【0043】その後公知方法で導線面215及びゲート
電極の側面に絶縁スペーサを形成する(図示せず)。注
入により能動領域27内にゲート誘電体22及びそのゲ
ート電極と共にMOSトランジスタを形成するソース/
ドレイン領域216を形成する。
【0044】集積回路を中間酸化物の析出、接触孔の開
口及び公知方法による金属化部の形成により完成する。
【0045】集積回路装置内にドーピングの異なるゲー
ト電極を例えばCMOS回路にデュアル・ゲート技術で
形成する必要がある場合、第1の電極層23は第2の電
極214を析出する前及び有利にはパターン化してから
1つ又は複数の補助的マスクの使用下に部分的にドープ
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による集積回路装置の幅の異なる第1の
絶縁トレンチ及び第2の絶縁トレンチをエッチングした
後の半導体基板の断面図。
【図2】同形の縁被覆及びマスクを有する第1の絶縁層
を形成した後の半導体基板の断面図。
【図3】支持パターン及びスペーサを形成するため第1
の絶縁層をパターン化し、マスクを除去した後の半導体
基板の断面図。
【図4】平坦な表面を有する第2の絶縁層を形成した後
の半導体基板の断面図。
【図5】能動領域の範囲の主面を露出する平坦化する層
切除後の半導体基板の断面図。
【図6】ゲート誘電体及び第1の電極層を含んでいる積
層を有する半導体基板の断面図。
【図7】第1の絶縁トレンチ及び第2の絶縁トレンチを
形成した後の半導体基板の断面図。
【図8】同形の縁被覆を有する第1の絶縁層を形成し、
マスクを形成した後の半導体基板の断面図。
【図9】第1の絶縁層を支持パターン及びスペーサを形
成するためにパターン化した後の半導体基板の断面図。
【図10】平坦化SiO2層及び平坦化フォトレジスト
層を含んでいる平坦な表面を有する第2の絶縁層を形成
した後の半導体基板の断面図。
【図11】第1の電極層の表面を露出した平坦化層切除
後の半導体基板の断面図。
【図12】第2の電極層の形成した後の半導体基板の断
面図。
【図13】パターン化された第1の電極層及び第2の電
極層のパターン化後及びソース/ドレイン領域を形成後
の半導体基板の平面図。
【符号の説明】
11、21 半導体基板 12 主面 13、25 第1の絶縁トレンチ 14、26 第2の絶縁トレンチ 15、27 能動領域 16、28 第1の絶縁層 17、29 マスク 18、210 開口 19、211 SiO2パターン 22 ゲート誘電体 23 第1の電極層 24 カバー層 120 第2の絶縁層 161、281 支持パターン 162、282 スペーサ 212 平坦化SiO2層 213 平坦化レジスト層 214 第2の電極層 215 導線面 216 ソース/ドレイン領域

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板(11)の主面(12)内に
    能動領域(15)を画成する第1の絶縁トレンチ(1
    3)及び第2の絶縁トレンチ(14)をエッチングし、
    この第1の絶縁トレンチ(13)が第2の絶縁トレンチ
    (14)よりも狭い幅を有しており、第1の絶縁トレン
    チ(13)をほぼ満たすほぼ同形の縁被覆を有する第1
    の絶縁層(16)を形成し、第1の絶縁トレンチ(1
    3)の上方及び能動領域(15)の上方に開口(18)
    を有するマスク(17)を形成し、その際能動領域(1
    5)の上方に配設されている開口(18)が能動領域
    (15)に側方で重なっており、第1の絶縁層(16)
    を異方性エッチングによりパターン化し、その際第2の
    絶縁トレンチ(14)の上方に支持パターン(161)
    を、また第2のトレンチの側面にスペーサ(162)を
    形成し、マスク(17)を除去し、ほぼ平坦な表面を有
    する第2の絶縁層(120)を形成し、能動領域(1
    5)の範囲の主面(12)を平坦化する層切除により露
    出することを特徴とする集積回路装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 能動領域(15)の上方に配設されるマ
    スク(17)の開口(18)が少なくとも第1の絶縁層
    (16)の厚さと同じ間隔だけ能動領域(15)に側方
    で重なっていることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 平坦化する層切除を異方性乾式エッチン
    グにより行うことを特徴とする請求項1又は2記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 半導体基板(21)の主面上に第1の絶
    縁トレンチ(25)及び第2の絶縁トレンチ(26)を
    エッチングする前にゲート誘電体(22)及び第1の電
    極層(23)を形成し、ゲート誘電体(22)及び第1
    の電極層(23)を第1の絶縁トレンチ(25)及び第
    2の絶縁トレンチ(26)をエッチングする際にパター
    ン化し、平坦化層の切除の際にパターン化された第1の
    電極層(23)の表面を露出することを特徴とする請求
    項1乃至3の1つに記載の方法。
  5. 【請求項5】 第1の絶縁トレンチ(25)及び第2の
    絶縁トレンチ(26)をエッチングしてから熱酸化を行
    うことを特徴とする請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 第2の絶縁層を形成するため少なくとも
    リフロー可能の酸化物から成る層(212)を析出し、
    リフローすることを特徴とする請求項4又は5記載の方
    法。
  7. 【請求項7】 平坦化層の切除後第2の電極層(21
    4)を形成し、第2の電極層(214)及び第1の電極
    層(23)を共通のマスクの使用下にパターン化し、そ
    の際第1の電極層(23)からゲート電極を、また第2
    の電極層(214)からゲート電極間にゲート回路を含
    む回路面(215)を形成し、それぞれゲート電極を有
    するMOSトランジスタを形成するソース/ドレイン領
    域(216)を形成することを特徴とする請求項4乃至
    6の1つに記載の方法。
  8. 【請求項8】 異なってドープされているゲート電極を
    有する少なくとも1つのnチャネルMOSトランジスタ
    とpチャネルMOSトランジスタを形成し、ゲート電極
    を異なってドーピングするためにパターン化された第1
    の電極層(23)を第2の電極層(214)を形成する
    前に異なってドープすることを特徴とする請求項7記載
    の方法。
  9. 【請求項9】 第1の絶縁層をSiO2から形成し、第
    1の電極層(23)をドープされているポリシリコンか
    ら形成し、第2の電極層(214)がドープされている
    シリコン、金属ケイ化物、金属及び/又は有機導体の材
    料の少なくとも1つを含んでおり、半導体基板が少なく
    とも主面の範囲に単結晶シリコンを含んでいることを特
    徴とする請求項1乃至8の1つに記載の方法。
JP9361740A 1996-12-18 1997-12-10 集積回路装置の製造方法 Withdrawn JPH10189709A (ja)

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