JP2001110566A - El表示装置の製造方法 - Google Patents

El表示装置の製造方法

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JP2001110566A
JP2001110566A JP28317599A JP28317599A JP2001110566A JP 2001110566 A JP2001110566 A JP 2001110566A JP 28317599 A JP28317599 A JP 28317599A JP 28317599 A JP28317599 A JP 28317599A JP 2001110566 A JP2001110566 A JP 2001110566A
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cathode
organic layer
anode
display device
etching
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JP28317599A
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Koji Suzuki
浩司 鈴木
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 EL素子をパターニングする際は、ホトレジ
ストから成るカソードセパレータを採用していた。しか
しこのカソードセパレータは、完成後の製品に残され、
吸湿性があるためEL素子の有機層の劣化を招いた。 【解決手段】 有機層55のエッチングは、酸素を含む
プラズマ中で実施される。特にエッチングマスクとして
ホトレジストPRを採用しても、プラズマエッチングの
際に、このホトレジストPRが除去されていく。従っ
て、ホトレジストPRによる吸湿は、無視できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレクトロルミネ
ッセンス表示装置の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、エレクトロルミネッセンス(Elec
tro Luminescence:以下、「EL」と称する。)素子
を用いたEL表示装置が、CRTやLCDに代わる表示
装置として注目されており、その研究開発も進められて
いる。
【0003】例えば月刊ディスプレイ、1998年の4
月号、特に「最近のELディスプレイの技術動向」とし
て、その製造方法や構成が述べられている。
【0004】その製造方法を図6から図8に示し、これ
より説明する。図は、左上に平面図を示し、この平面図
の下にA−A線に於ける断面図を示し、右側にはB−B
線に於ける断面図を示した。
【0005】まずガラス基板50を用意し、ITOから
成る陽極51を形成する。この陽極51は、左右にライ
ン状に形成される。(以上図6を参照) ライン状の陽極51の間に、絶縁膜53を形成する。例
えば全面に前記絶縁膜を被覆し、前記陽極51に対応す
る絶縁膜53を取り除くことで実現できる。(以上図7
を参照) 続いて、ホトレジスト54から成るオーバーハング構造
のカソードセパレータ54を形成し、その後有機EL
層、陰極材料を連続して蒸着する。カソードセパレータ
54がオーバーハングしているので、自動的に有機EL
層と陰極材料がストライプ状に形成され、ライン状の有
機EL層55、その上にライン状の陰極56が形成され
る。(以上図8を参照)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カソー
ドセパレータ54をオーバーハング状に形成する制御は
非常に難しく、隣り合う陰極56がカソードセパレータ
上に形成された陰極材料を介して短絡する問題があっ
た。
【0007】また有機層55は、有機材料であり、エッ
チング液等により簡単に劣化してしまう。そのためカソ
ードセパレータ54は、取り除かず、完成品の中に残し
て置いた。しかしこのカソードセパレータ54も有機材
料からなり、吸湿性が高いため、吸湿された水分が有機
層55にトラップされ、表示ムラを発生させてしまう問
題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題に
鑑みてなされ、第1に、EL素子を構成する有機材料
を、酸素を含むプラズマ中でパターニングすることで解
決するものである。
【0009】酸素を含むプラズマ中に有機材料を配置す
れば、酸素やオゾンが炭素と反応し、一酸化炭素、二酸
化炭素と成って反応槽から排出される。そのため、ウェ
ットエッチングとは異なり、ドライエッチングされて残
る有機層には、不純物が浸入することが少なく、有機層
の劣化を防止できる。
【0010】第2に、形成予定の陰極上に有機材料で成
るエッチングマスクが形成され、EL素子を構成する有
機層と前記エッチングマスクが酸素を含むプラズマ中で
取り除かれることで解決するものである。
【0011】有機層のエッチングの際に、エッチングマ
スクも取り除かれれば、たとえ完成品にエッチングマス
クが残存しても、その量は非常に少ない。従って残存す
るエッチングマスクにより吸湿される量も少ない。
【0012】第3に、陰極がドライエッチングされて有
機層が露出され、前記露出された有機層とエッチングマ
スクは、酸素を含むプラズマ中でエッチングされ、実質
的に同時エッチングが終了することで解決するものであ
る。
【0013】前記露出された有機層とエッチングマスク
のエッチングが同時に終了すれば、エッチングマスクに
よる吸湿が無くなる。
【0014】第4に、絶縁性を有する透明基板の一方向
に複数本平行にライン状の陽極(または陰極)を形成
し、前記陽極(または陰極)上に少なくとも発光層を有
する有機層と陰極(または陽極)を形成し、前記陰極
(または陽極)上に、前記ライン状の陽極(または陰
極)と交差する方向に、ライン状の有機材料から成るエ
ッチングマスクを形成し、前記エッチングマスクを介し
て前記陰極(または陽極)をドライエッチングし、前記
有機層を露出し、前記露出された有機層と前記エッチン
グマスクを酸素を含むプラズマ中でエッチングすること
で解決するものである。
【0015】第5に、EL素子を駆動する薄膜トランジ
スタと、前記薄膜トランジスタと接続された前記EL素
子の陽極とを有する透明基板を用意し、前記陽極を含む
全面に、前記EL素子の発光層を有する有機層と陰極を
形成し、前記陰極上に、ライン状の有機材料から成るエ
ッチングマスクを形成し、前記エッチングマスクを介し
て前記陰極(または陽極)をドライエッチングして前記
有機層を露出し、前記露出された有機層と前記エッチン
グマスクを酸素を含むプラズマ中でエッチングすること
で解決するものである。
【0016】第6に、第4の解決手段において、露出さ
れた有機層とエッチングマスクは、酸素を含むプラズマ
中でエッチングされ、実質的に同時エッチングが終了す
ることで解決するものである。
【0017】第7に、プラズマ中で、前記陽極(または
陰極)の材料が検出されるのを待って、または有機層の
材料が無くなったことを検出するのを待ってエッチング
を終了することで解決するものである。
【0018】プラズマ中で、前記陽極(または陰極)の
材料が検出されたら、エッチングを終了することで、ま
た有機層を構成する材料がプラズマ中で無くなるのを待
って終了すれば、有機層のオーバーエッチングを防止す
ることができる。
【0019】第8に、陽極(または陰極)の側面は、6
0度以下の傾斜に形成されることで解決するものであ
る。
【0020】第9に、絶縁膜の材料は、流動性を有する
状態で塗布され、表面が平坦になった後に固化されるこ
とで解決するものである。
【0021】平坦化された絶縁膜を採用することで、全
体の凹凸を減らせ、有機層自身の膜厚をより均一に形成
できる。
【0022】第10に、絶縁膜の材料は、スピンオング
ラス膜から成ることで解決するものである。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明は、EL表示装置に於い
て、EL素子の劣化の原因となるホトレジスト等の吸湿
性材料をできる限り取り除くことであり、そのために酸
素を含むプラズマ中で、EL表示装置上に残存するレジ
スト等の有機材料をドライエッチングすることにある。
【0024】では、図1から図5を参照して、EL表示
装置の製造方法を説明する。
【0025】図は、従来例で用いた図面と同様に、左上
に平面図を示し、この平面図の下にA−A線に於ける断
面図を示し、右側にはB−B線に於ける断面図を示し
た。また符号も可能な限り共用した。
【0026】まず絶縁性を有する透明基板50を用意
し、ITOから成る陽極51を形成する。この陽極51
は、左右にライン状に形成される。ここで透明基板50
としては、ガラス基板、石英、透明樹脂等が考えられ
る。またITOとしてIn2O3−SnO2の材料を用
い、前記透明基板10にスパツタリングにて被覆し、通
常のホトリソグラフィー技術により、エッチングし、複
数本の陽極51が左右に平行に延在されるように形成す
る。またこの時、陽極51の側面は、順テーパー面を形
成し、その角度は、60度以下にすることが好ましい。
【0027】またテーパー面を形成する理由は、有機E
L用の有機層にある。つまり後述する第1のホール輸送
層、第2ホール輸送層、発光層及び電子輸送層から成る
有機層は、非常に薄い膜の積層体である。またEL素子
は、電流駆動であるため、これらの膜厚が極めて均一に
形成されないと、膜厚の薄い部分を介して電流が大量に
流れ、その部分にひときわ輝く輝点が発生すると同時
に、このポイントは、有機膜の劣化を発生し、最悪の場
合破壊に至る。従って、この破壊を防止するには、陽極
51を含む全面ができるだけ平坦である必要がある。
【0028】続いて、全面に絶縁膜材料を被覆し、図2
のように、ライン状の陽極51が露出されるようにパタ
ーニングされる。つまり陽極51の側面、エッジが覆わ
れた絶縁膜13が形成される。陽極51と絶縁膜53と
の段差は、できる限り低いことが好ましく、また絶縁膜
53の側面も順テーパー面に制御されることが好まし
い。この理由も有機EL素子の有機層を均一に付けるた
めである。
【0029】絶縁膜53は、例えばCVDで形成された
膜が考えられるが、陽極51の凹凸に沿って絶縁膜53
も凹凸になるため、できるだけ避けた方がよい。
【0030】ここでは、硬化前に流動性を有し、流動性
故にその表面がフラットにでき、そして硬化される材料
を用いた。材料としては、アクリル系の有機材料、酸化
珪素を主成分とする液体(例えばスピンオングラス膜:
SOG膜)等が考えられる。しかし有機材料は、吸湿性
を有するため、できるなら避けた方がよい。(以上図2
を参照)続いて、全面にEL素子の構成要素である有機
層55の材料、および陰極56の材料を被覆する。まず
MTDATA(4,4-bis(3-met hylphenylphenylamino)b
iphenyl)から成る第1ホール輸送層、及びTPD(4,
4,4-tris(3-methylphenylphenylamino)triphenylanin
e)からなる第2ホール輸送層、キナクリドン(Quinacr
idone)誘導体を含むBebq2(10-ベンゾ〔h〕キノ
リノール−ベリリウム錯体)から成る発光層及びBeb
q2から成る電子輸送層からなる発光素子層が蒸着やス
パッタリングにより被覆され、マグネシウム・銀(A
g)合金、AlとLiの合金またはAl/LiF等から
成る陰極25が積層形成される。斜線でハッチングした
領域は、陰極材料16aである。(以上図3を参照)続
いて、陽極51の延在方向と直交する方向、図面では縦
方向にストライプ状にホトレジストPRを形成する。こ
のホトレジストPRは、後の工程で行うエッチングマス
クとなる。ストライプ状にパターニングされたホトレジ
ストPRの間には、陰極材料56aで被覆された膜が露
出されている。(以上図4を参照)更に、前記エッチン
グマスクとして形成されたホトレジストPRを使い、陰
極材料56aをエッチングする。ここでは陰極材料は下
層にLiF、上層にAlを積層した構造であるが、実質
Al/LiFの合金と成っており、その膜厚は1000
〜2000Åである。従って、塩素ガスを含んだエッチ
ングガス(例えばCl2+BCl3)を用いたプラズマ
エッチングにより、前記陰極材料56aがドライエッチ
ングされ、ホトレジストPRの下層には、ストライプ状
の陰極56が形成される。そしてホトレジストPR間に
は、有機層55が露出する。
【0031】ここで陰極材料56aは、ウェットエッチ
ングでも実施できるが、エッチャントやエッチャント内
の不純物が有機層55に浸入するため、好ましくない。
【0032】続いて、前記ホトレジストPRを介して、
酸素を含むプラズマ中で前記ホトレジストPRおよび有
機層55をエッチングする。
【0033】本工程は、本発明のポイントとなる工程で
あり、ドライエッチングを採用するため有機層55を劣
化無くパターニングできる点、更には吸湿材料となるホ
トレジストPRを、有機層のドライエッチングと同時に
取り除ける点が最大のポイントである。
【0034】酸素を含むプラズマ中では、ラジカルな酸
素イオン、オゾン等が発生し、有機層15やホトレジス
トPRの炭素(C)と反応し、一酸化炭素(CO)や二
酸化炭素(CO2)となり、有機層55とホトレジスト
PRを取り除いていく。
【0035】そしてホトレジストPR間に露出している
有機層55が完全に取り除かれたら、エッチングがスト
ップされる。
【0036】エッチングが停止された時点で、ホトレジ
ストPRの残存状態が調整できる。つまり有機層の膜
厚、ホトレジストPRの膜厚、プラズマ中のガス組成に
依るエッチングの選択性によっては、 :有機層が完全に取り除かれた時点で、ホトレジスト
PRが残存する。 :ホトレジストPRが取り除かれた時点で、有機層5
5が残存する。 :実質的に同時に両者のエッチングが終了する。 に調整できる。
【0037】前述したの場合、完成品にこのホトレジ
ストPRが残存しても、もとの膜厚よりも薄くなってい
る分、ホトレジストPRの吸湿量は減少できる。また
の場合は、陰極56は、エッチングされないので、ホト
レジストPRが無くなっても陰極56がエッチングマス
クとなり、有機層55をパターニングできる。
【0038】またエッチングのエンドポイントとして、
プラズマ中で取り除かれたITOの材料を検知したり、
有機層55の材料がプラズマ中に無くなった事を検知す
れば、有機層55のオーバーエッチングを極力避けるこ
とができる。
【0039】以上、ドライエッチングにより、陰極5
6、有機層55は、図5に示す様なパターンに加工され
る。(以上図5を参照) ウェットエッチングにより有機層を取り除く場合は、エ
ッチャントが有機層に対して悪影響を与えるが、酸素を
含むプラズマによりドライエッチングする方法では、乾
式であるが故にその悪影響を極力抑えることができる。
しかも従来では、ホトレジスト(カソードセパレータ)
は、完全な形で残っており、その吸湿によりEL素子に
悪影響を与えていたが、本発明では、ホトレジストPR
をもとの膜厚よりも薄く、更には完全に取り除くことが
でき、前記吸湿による悪影響を防止することができる。
【0040】本実施の形態では、下層に陽極51、上層
に陰極56が形成されていたが、この積層構造を逆にし
ても良い。つまり透明基板50の上に陰極を形成し、有
機層を積層し、上層に陽極を形成しても良い。
【0041】また陽極51の材料である透明電極材料
は、In2O3−ZnOでも良い。
【0042】また図2に於いて、絶縁膜53を形成した
が、陽極51の側面が60度以下のテーパー形状に形成
できている場合は、この絶縁膜50の形成工程を省略
し、図3の工程に入っても良い。
【0043】続いて、薄膜トランジスタを含むアクティ
ブ型EL表示装置についても、前実施の形態は適用でき
るため、以下に説明する。
【0044】まず全体の構成が判るように、図9から図
11を参照して、表示画素について説明する。図9は、
EL表示装置の特に表示画素を平面的に示したもので、
点線で囲まれ点でハッチングした領域は、ゲート材料で
形成された領域、実線で囲まれハッチングされていない
部分は、P−Si層、実線で囲まれ斜め点でハッチング
した部分は、透明電極材料で成る部分である。更に実線
で囲まれ斜め線でハッチングされた部分が、Alを主材
料とする金属材料で形成された部分である。
【0045】図10は、図9のA−A線断面図であり、
図11は、図9のB−B線断面図である。なお、本実施
の形態においては、第1、第2のTFT1、4ともに、
ボトムゲート型のTFTを採用しており、能動層として
p−Si膜を用いている。またゲート電極11、15
は、シングルゲート構造である。
【0046】また図9に於いて、ゲートラインGL、ド
レインラインDLおよび駆動ラインVLで囲まれて成る
ものを表示画素と呼ぶ。
【0047】では、図9〜図11を参照し、有機EL表
示装置を具体的に説明していく。
【0048】まず、少なくとも表面が絶縁性を有する透
明基板10がある。本実施の形態では、EL素子を水分
から保護するため、メタルキャップ(カン)がEL材料
を封止するように上面に設置されている。このメタルキ
ャップCAPが設置されているため発光光は、前記透明
基板10から取り出すため、基板10は、透明である必
要があるが、発光光を上方から取り出す場合は、透明で
ある必要はない。ここでは、ガラスや合成樹脂などから
成る透明基板10を採用している。
【0049】この透明基板10の上には、図9の表示画
素の上側辺に沿って、左右にゲートラインGLが設けら
れている。また保持容量8の下層電極として作用する保
持容量電極2が設けられると共に、この保持容量電極2
をお互いにつなぐため、保持容量ラインCLが左右に延
在されている。これら両ラインGL、CLは、同層でな
るため、点でハッチングしてある。また材料としては、
上層にP−Siを採用する理由からCrやTa等の高融
点金属が採用される。ここでは、約1000〜2000
ÅのCrがスパッタリングにて形成されている。またパ
ターニングの際は、ステップカバレージが考慮され、側
辺はテーパー形状に加工されている。
【0050】続いて、全面にはゲート絶縁膜7と半導体
層が積層されて形成されている。ここでは、前記ゲート
絶縁膜7、第1の能動層12、第2の能動層16および
保持容量8の上層電極である容量電極3の材料であるa
−Siも含めてプラズマCVDで形成されている。具体
的には、下層より約500ÅのSi窒化膜、約1300
ÅのSi酸化膜および約500Åのa−Siが連続プラ
ズマCVDで形成される。
【0051】このa−Siは、約400度の窒素雰囲気
中で脱水素アニールが行われ、その後、エキシマレーザ
によりP−Si化される。また符号13、17は、Si
酸化膜から成るストッパ絶縁膜であり、能動層12、1
6のイオン注入時のマスクとなる。第1のTFT1は、
第1のストッパ絶縁膜13をマスクにしてP(リン)イ
オンが注入され、Nチャンネル型のソース、ドレインが
形成され、第2のTFT4は、第2のストッパ絶縁膜1
7をマスクにしてB(ボロン)イオンが注入されてPチ
ャンネル型のソース、ドレインが形成されている。
【0052】また図9のように、ホトリソグラフィ技術
によりP−Si層がパターニングされている。つまり第
1のTFT1のP−Si層は、ゲートラインGLとドレ
インラインDLの左上交差部の下方で、ドレインライン
DLと重畳し、ゲート電極11の上層を延在した後、保
持容量電極2と重畳する容量電極3として延在されてい
る。またこの容量電極3は、第2のTFT4のゲート電
極15と電気的に接続するために用いられる接続配線3
0の右端下層に延在される。一方、第2のTFT4のP
−Si層は、右側の駆動ラインVLの下層から第2のゲ
ート電極15の上層を延在し、透明電極から成る陽極6
の下層に延在されている。
【0053】そして全面には、層間絶縁膜14が形成さ
れている。この層間絶縁膜14は、下から約1000Å
のSi酸化膜、約3000ÅのSi窒化膜、1000Å
のSi酸化膜の三層構造が連続CVDで形成されてい
る。この層間絶縁膜は、少なくとも一層有れば良い。膜
厚もこれに限らない。
【0054】次に、層間絶縁膜14の上層には、図9の
斜め線でハッチングしたドレインラインDL、駆動ライ
ンVLおよび接続配線30が形成される。当然コンタク
トが形成され、ドレインラインDLと第1のTFT1の
半導体層12とのコンタクト孔C1、駆動ラインVLと
第2のTFT4の半導体層16とのコンタクト孔C2、
接続配線30と容量電極3とのコンタクト孔C4は、そ
れぞれの半導体層が露出されている。また接続配線30
と第2のゲート電極15のコンタクト孔C5は、前述の
コンタクト孔とは異なり、ゲート絶縁膜が余分に積層さ
れているため、更にエッチングされCrが露出されてい
る。このライン材料は、下層に1000ÅのMo、上層
に7000ÅのAl、更にその上にMoが積層された構
造であり、Moは、バリア層である。尚コンタクト孔C
3は、後述する。
【0055】更に約1〜3μmの平坦化膜PLN1が全
面に形成されている。この平坦化膜PLN1は、後述す
る平坦化膜PLN2の採用と一緒に表面を平坦にする。
その理由は、従来例でも述べた有機EL用の膜にある。
この膜は、第1のホール輸送層21、第2ホール輸送層
22、発光層23及び電子輸送層24から成る。またホ
ール輸送層は、一層から構成されても良い。従って、有
機層が非常に薄い膜の積層体である。またEL素子は、
電流駆動であるため、これらの膜厚が極めて均一に形成
されないと、膜厚の薄い部分を介して電流が大量に流
れ、その部分にひときわ輝く輝点が発生すると同時に、
このポイントは、有機膜の劣化を発生し、最悪の場合破
壊に至る。従って、この破壊を防止するには、陽極6を
含む全面ができるだけ平坦である必要がある。
【0056】従来では、アクリル系の液状樹脂が塗布さ
れた。この膜は、硬化前に流動性を有することから、平
坦にされてから硬化された。しかし、水蒸気がトラップ
されやすい材料であるため、ここでは一例としてSOG
膜を採用している。
【0057】ここでは、陽極6と第2のTFT4のソー
スが接続されるため、平坦化膜PLN1および層間絶縁
膜14が開口され、第2の能動層16が露出されたコン
タクト孔C3が形成されている。
【0058】更陽極6が形成された上には、更に第2の
平坦化膜PLN2が形成される。ここも第1の平坦化膜
PLN1と同様に、SOG膜が採用される。そして陽極
6に対応する第2の平坦化膜PLN2が取り除かれ、そ
の上にはEL素子を構成する有機膜が形成されている。
まず陽極6の上には、MTDATA(4,4-bis(3-methyl
phenylphenylamino)biphenyl)から成る第1ホール輸送
層21、及びTPD(4,4,4-tris(3-methylphenylpheny
lamino)triphenylanine)からなる第2ホール輸送層2
2、キナクリドン(Quinacridone)誘導体を含むBeb
q2(10-ベンゾ〔h〕キノリノール−ベリリウム錯体)
から成る発光層23及びBebq2から成る電子輸送層
24からなる発光素子層EM、マグネシウム・銀(A
g)合金、AlとLiの合金またはAl/LiF等から
成る陰極25が積層形成された構造である。また、陰極
25はAl/LiFの合金を採用し、その膜厚は100
0〜2000Åであり、図9の太線で示す部分である。
【0059】更に、表示領域のEL層、または全てのE
L層をカバーするメタルキャップが形成されている。E
L層は、水を吸湿すると劣化し、水の浸入に対して保護
が必要となるからである。
【0060】有機EL素子の発光原理および動作は、陽
極6から注入されたホールと、陰極25から注入された
電子とが発光層EMの内部で再結合し、発光層EMを形
成する有機分子を励起して励起子を発生させる。この励
起子が放射失活する過程で発光層から光が放たれ、この
光が透明な陽極から透明絶縁基板を介して外部へ放出さ
れて発光する。
【0061】では簡単に本発明のポイントを図12、図
13を参照して説明する。まず、透明基板10の上に第
1のTFT1、第2のTFT4が形成され、第1の平坦
化膜PLN1の上には、陽極6であるITOがパターニ
ングされ、更に陽極6のエッジを覆うように第2の平坦
化膜PLN2が形成されているものを用意する。もちろ
ん、第2の平坦化膜PLN2の開口部からは、前記陽極
6が露出されている。
【0062】そして全面に、有機層21、22、23、
24が透明基板10の全面に形成され、更には陰極25
の材料が全面に形成される。そして後のエッチングのた
めに、図9の太い実線で示す陰極25上にホトレジスト
PRを選択的に配置する。(以上図12を参照)そし
て、前実施の形態と同様に、ホトレジストPRを介して
陰極25をドライエッチングする。ガス等の条件は、前
実施の形態と同様である。そして前記ホトレジストPR
から露出されている有機層およびホトレジストPRを酸
素を含むプラズマ中でエッチングする。(以上図13を
参照)前実施の形態と同様に、ホトレジストPRや有機
層の膜厚、プラズマ中のエッチングガス組成により、ホ
トレジストPRを残したり、完全に取り除いたりするこ
とができる。詳細は、前実施の形態を参照されたい。
【0063】結局、図9でも明らかなように、太い実線
で示す符号CDには、陰極25と有機層がストライプ状
にパターニングされる。
【0064】ここで表示画素毎に陰極をパターニングし
た場合は、更に上層に前記パターニングされた陰極を選
択的に接続する配線または電極が必要となる。
【0065】本実施の形態では、ボトムゲート型TFT
を採用した構造で説明したがトップゲート型TFTでも
同様である。トップゲート型TFTは、陽極6が形成さ
れる層よりも下層が異なるだけであり、本発明に関わる
ところは、全く同様の方法で実現できる。
【0066】更に、上述の実施の形態においては、有機
EL表示装置について説明したが、本発明はそれに限定
されるものではなく、発光層が無機材料から成る無機E
L表示装置にも適用が可能であり、同様の効果が得られ
る。
【0067】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、酸素
を含むプラズマ中に有機材料を配置すれば、酸素やオゾ
ンが炭素と反応し、一酸化炭素、二酸化炭素と成ってプ
ラズマ反応槽から排出される。そのため、ウェットエッ
チングとは異なり、ドライエッチングされて残る有機層
には、不純物が浸入することが少なく、有機層の劣化を
防止できる。
【0068】また有機層のエッチングの際に、エッチン
グマスクも取り除かれるので、たとえ完成品にエッチン
グマスクが残存しても、その膜厚は薄くなる。従って残
存するエッチングマスクによって吸湿される量も少なく
なる。
【0069】また、前記露出された有機膜とエッチング
マスクのエッチングが同時に終了すれば、エッチングマ
スクによる吸湿が無くなる。
【0070】またプラズマ中で、前記陽極(または陰
極)の材料が検出されたら、エッチングを終了すること
で、有機層のオーバーエッチングを防止することができ
る。
【0071】更には、絶縁膜の材料として、流動性を有
する材料が塗布され、表面が平坦になった後に固化され
ることで、全体の凹凸を減らせ、有機膜自身の膜厚をよ
り均一に形成でき、EL素子の輝度を均一にできる。
【0072】従って、ホトレジストの有機材料よる吸湿
が抑制でき、有機層の膜厚も均一にできることから表示
ムラをより防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のEL表示装置の製造方法を説明する図
である。
【図2】本発明のEL表示装置の製造方法を説明する図
である。
【図3】本発明のEL表示装置の製造方法を説明する図
である。
【図4】本発明のEL表示装置の製造方法を説明する図
である。
【図5】本発明のEL表示装置の製造方法を説明する図
である。
【図6】従来のEL表示装置の製造方法を説明する図で
ある。
【図7】従来のEL表示装置の製造方法を説明する図で
ある。
【図8】従来のEL表示装置の製造方法を説明する図で
ある。
【図9】本発明のアクティブ型EL表示装置を説明する
図である。
【図10】図9のA−A線に対応する断面図である。
【図11】図9のB−B線に対応する断面図である。
【図12】図9の製造方法を説明する図である。
【図13】図9の製造方法を説明する図である。
【符号の説明】
1 第1のTFT 2 保持容量電極 3 容量電極 4 第2のTFT 6 陽極 8 保持容量 14 層間絶縁膜 20 EL素子 GL ゲートライン DL ドレインライン CL 保持容量ライン VL 駆動ラインVL PLN1、PLN2 平坦化膜 PR ホトレジスト

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陽極と陰極の間に有機材料を有するEL
    素子が複数個形成されたEL表示装置の製造方法であ
    り、前記有機材料は、酸素を含むプラズマ中でパターニ
    ングされる事を特徴とするEL表示装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 絶縁性を有する基板上に設けられた陽極
    と、前記陽極の上層に設けられた少なくとも発光層を有
    する有機層と、前記有機層の上層に設けられた陰極とか
    ら成るEL素子が複数個形成されたEL表示装置の製造
    方法であり、 形成予定の陰極上に有機材料で成るエッチングマスクが
    形成され、前記有機層と前記エッチングマスクが酸素を
    含むプラズマ中で取り除かれることを特徴とするEL表
    示装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記陰極がドライエッチングされて前記
    有機層が露出され、前記露出された有機層と前記エッチ
    ングマスクは、酸素を含むプラズマ中でエッチングさ
    れ、実質的に同時エッチングが終了することを特徴とす
    る請求項2に記載のEL表示装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 絶縁性を有する透明基板の一方向に複数
    本平行にライン状の陽極(または陰極)を形成し、 前記陽極(または陰極)上に少なくとも発光層を有する
    有機層と陰極(または陽極)を形成し、 前記陰極(または陽極)上に、前記ライン状の陽極(ま
    たは陰極)と交差する方向に、ライン状の有機材料から
    成るエッチングマスクを形成し、 前記エッチングマスクを介して前記陰極(または陽極)
    をドライエッチングし、前記有機層を露出し、 前記露出された有機層と前記エッチングマスクを酸素を
    含むプラズマ中でエッチングすることを特徴としたEL
    表示装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 EL素子を駆動する薄膜トランジスタ
    と、前記薄膜トランジスタと接続された前記EL素子の
    陽極とを有する透明基板を用意し、 前記陽極を含む全面に、前記EL素子の発光層を有する
    有機層と陰極を形成し、 前記陰極上に、ライン状の有機材料から成るエッチング
    マスクを形成し、 前記エッチングマスクを介して前記陰極(または陽極)
    をドライエッチングして前記有機層を露出し、 前記露出された有機層と前記エッチングマスクを酸素を
    含むプラズマ中でエッチングすることを特徴としたEL
    表示装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記露出された有機層と前記エッチング
    マスクは、酸素を含むプラズマ中でエッチングされ、実
    質的に同時エッチングが終了することを特徴とする請求
    項4または請求項5に記載のEL表示装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記プラズマ中で、前記陽極(または陰
    極)の材料が検出されるのを待って、または前記有機層
    の材料が無くなった事を検出するのを待ってエッチング
    を終了することを特徴とした請求項4または請求項5に
    記載のEL表示装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 陽極(または陰極)の側面は、60度以
    下の傾斜に形成される請求項4から請求項7のいずれか
    に記載のEL表示装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記絶縁膜の材料は、流動性を有する状
    態で塗布され、表面が平坦になった後に固化される請求
    項4から請求項8のいずれかに記載のEL表示装置の製
    造方法。
  10. 【請求項10】 前記絶縁膜の材料は、スピンオングラ
    ス膜から成る請求項9に記載のEL表示装置の製造方
    法。
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