JP2001110284A - ガス回収装置 - Google Patents

ガス回収装置

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JP2001110284A JP28204599A JP28204599A JP2001110284A JP 2001110284 A JP2001110284 A JP 2001110284A JP 28204599 A JP28204599 A JP 28204599A JP 28204599 A JP28204599 A JP 28204599A JP 2001110284 A JP2001110284 A JP 2001110284A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 SF6ガスの回収率を高めると共に、減圧条
件下での回収効率を高めて回収作業時間の短縮化を図
る。 【解決手段】 ガス絶縁機器1と加圧液化装置6との間
には、混合ガスから窒素ガスを分離してSF6ガスを濃
縮し、SF6ガスだけを加圧液化装置6に送り込むガス
分離装置5が設けられている。ガス分離装置5とガス絶
縁機器1との間には、混合ガスを保管するための導入部
バッファタンク4が設けられている。この導入部バッフ
ァタンク4及び加圧液化装置6には加圧液化装置6内の
ガス相を導入部バッファタンク4へと還流する還流ライ
ン19が接続されている。さらに、ガス分離装置5には
吸着剤18が封入された排出ガス溜めタンク8が接続さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、絶縁性ガスを充填
したガス絶縁機器に用いられるガス回収装置に係り、特
に、絶縁性ガスとして窒素ガスにSF6ガスを少量添加
した環境対応型のガス絶縁機器に適したガス回収装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、変電所には系統切換えや保守点
検などを行うために遮断器や断路器等の機器が設置され
ている。これら機器のうち特に大形のものには、SF6
ガスが内部に充填されたガス絶縁機器が採用されてい
る。SF6ガスは絶縁性能と消弧性能に優れており、高
い信頼性を獲得している。また、SF6ガスは化学的に
も安定で無害な気体であるため、これらの機器の絶縁媒
体として広く用いられている。
【0003】しかしながら、SF6ガスは温室効果が高
く、分解までの寿命が長いという性質も有している。そ
こで今後の長期にわたる地球環境保護の観点から、排出
規制対象として指定されるに至った。したがって、定期
検査や部品交換に際してはガス絶縁機器からSF6ガス
が外部に漏れないようにこれを回収する必要がある。
【0004】SF6ガスを回収する場合、ガス状態のま
まで回収、保管すると、SF6ガスの体積が大きいので
保管用のタンクが大型化する。タンクの大型化を防ぐた
めには高圧力状態にしてSF6ガスの体積を小さくすれ
ば良いが、安全面での問題が生じ易い。そこで従来よ
り、SF6ガスを加圧液化し、SF6液としてタンクに
回収するガス回収装置が提案されている。このような装
置によれば回収用のタンクが小形で済み、安全性も確保
することができる。
【0005】ここで、図8を参照してガス回収装置の従
来例について具体的に説明する。このガス回収装置はガ
ス絶縁機器1(図中では中身は省略)に用いられるもの
で、フィルタ2、真空・加圧ポンプ3、加圧液化装置
6、SF6液タンク7、冷凍機11及び冷却パイプ12
から構成されている。ガス絶縁機器1、フィルタ2、真
空・加圧ポンプ3、加圧液化装置6及びSF6液タンク
7は配管13で結ばれており、バルブ類14にて流路が
制御されている。
【0006】なお、フィルタ2はアークなどにより発生
するSF6の分解ガスを吸着したり粒子状の異物を捕え
るものである。また、ガス絶縁機器1には高度な乾燥状
態と高いSF6ガス純度が要求されるので、水分や分解
ガスの除去を目的として吸着剤があらかじめ封入されて
いる。吸着剤としては5オングストロームまたは10オ
ングストロームのゼオライト系のものが一般的である。
【0007】このようなガス回収装置においては、真空
・加圧ポンプ3がガス絶縁機器1から加圧液化装置6に
SF6ガスを送り込み、冷凍機11から冷却パイプ12
に冷媒が送られて加圧液化装置6にてSF6ガスの液化
を行う。そして、SF6液タンク7がSF6液を回収
し、保管することができる。
【0008】吸着対象となる水分や分解ガス類および関
連のガス分子を吸着力の大きい方から並べると、HF、
H2O、SO2、SOF2、SO2F2、CO2、SF
6、CF4、N2、O2のようになる。この中でHFは
最も反応性が高く、吸着剤に化学吸着しており、その吸
着エネルギーは、約100kcal/mol である。その他のガス
類は、物理吸着していると考えられている。
【0009】物理吸着の場合の吸着エネルギーは、1〜
4kcal/mol程度である。物理吸着は化学吸着に比べて吸
着の程度が小さいので減圧下では、吸着剤から離脱する
ことが考えられる。(なお、物理吸着の場合、吸着順位
の低いものが吸着していても、吸着力の大きな分子が来
た場合、置換する格好で吸着していく)。これらのガス
類の中では、水分は減圧下でも離脱しにくいことが確認
されているが、SO2以下のガスは、SF6ガス回収の
ため減圧した場合には吸着剤から離脱するのでガス絶縁
機器1内から出て、回収装置側に入る可能性がある。そ
こで、フィルタ2が分解ガスや異物を捕え、加圧液化装
置6への侵入を防いでいる。
【0010】ところで長期にわたる地球環境を考えた場
合、今後更にSF6ガスの排出量を削減する必要がある
が、そのためには、排出の要因にもなる全体の使用量自
体を低減させることが望ましい。具体的には、機器の小
型化や他のガスへの変換などが提案されているが、中で
も実現性の可能性の高い対策として窒素ガスを母体ガス
としこれにSF6ガスを少量添加した混合ガスの使用が
削減に有効であると考えられている。
【0011】SF6ガスと窒素ガスの特性は大幅に異な
っており、SF6ガスの液化する条件では、窒素はガス
として存在し、2つのガスが同時に液化することはな
い。そのため、混合ガス中のSF6ガスだけを液化し、
窒素ガスと分離させることが可能である。表1に両者の
特性値を示す。
【0012】
【表1】 すなわち、SF6ガスの純度が高ければSF6ガスの加
圧液化は室温(20℃)下でも比較的低圧でも容易であ
るものが、混合ガス系では高圧力にしないとSF6ガス
が液化しない。上記の表に示したように、10vol%SF6
ガスの場合、室温下では20Mpa 以上の非常に大きな圧力
が必要となり、液化が極めて困難であった。そのため、
大型の冷凍装置を併用して液化圧力を下げる必要があっ
た。その結果、装置が大型化し易くなり、ガスの回収・
リサイクルの障害になり得た。そこで本出願人は、SF
6ガスを効率良く分離でき、且つ小形化が容易な液化回
収装置(特願平10−232640号,特願平11−0
78588号など)を提案している。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、SF6
ガスを含む混合ガスを回収する従来の技術には次のよう
な問題点があった。すなわち、加圧液化装置6に混合ガ
スを取込んでSF6ガスを連続的に液化する場合、SF
6ガスの方は加圧液化装置6の働きにより液化していく
が、混合ガスの母体ガス(上記の例では窒素ガス)の方
は加圧液化装置6内にガスの状態で溜まり続けることに
なる。そのため、加圧液化装置6の設計圧力をオーバー
する前にこの母体ガスを装置6から抜かなくてはならな
い。ところが、この母体ガスには蒸気圧分のSF6ガス
が含まれている可能性があり、これを大気中にそのまま
放出することができない。そこで、母体ガス中にSF6
ガスが残留することがないよう、SF6ガスの回収率を
高めることが望まれていた。
【0014】また、混合ガスの回収作業を考えると、回
収初期はガス絶縁機器内のガス圧力が高いため、バルブ
を開けるだけで自動的にガスが回収装置側に流れてい
き、流量の調整も容易である。ところが、回収作業を進
めていくと、大気圧を経て最終的には、減圧条件下で回
収を進めていかなくてはならない。減圧条件下では、加
圧・真空ポンプの能力に依存することになり、単位時間
当たりの処理量が小さくなる。そのため十分な流量を確
保することが難しくなり、回収効率が低下した。
【0015】さらに、加圧・真空ポンプによって強制的
にガスを引いた場合、予めガス絶縁機器内に入っている
吸着剤から分解ガスが離脱し、回収装置側に排出される
ことになる。分解ガスが回収装置内に入ると、装置内の
構成材料が化学的に劣化したり、目詰まりを起こすなど
の悪影響を受けることになり、寿命の点で問題が生じ
た。そのため、ガス絶縁機器から出た分解ガスを確実に
捕えることが求められていた。
【0016】また、前述したようにガス絶縁機器内には
通常、5オングストロームや10オングストロームとい
う孔径に代表される色々なゼオライト系の吸着剤が主と
して封入されている。このとき、10オングストローム
のゼオライト系の吸着剤は回収対象ガスであるSF6ガ
スを吸着するので、吸着剤の量が多いと、減圧回収時に
ガス絶縁機器側からSF6ガスが徐々に長期にわたって
離脱することになり、SF6ガスの回収に時間がかかる
という不具合があった。一方、5オングストロームのゼ
オライト系吸着剤だけだと、一部の5オングストローム
を超える大きさの分解ガスの吸着が困難となり、吸着速
度が遅くなる可能性があった。したがって、ガス絶縁機
器内の吸着剤における配合の最適化が望まれていた。
【0017】本発明は、以上述べた問題点を解決するた
めに提案されたものであり、その主たる目的は、少量の
SF6ガスを含む混合ガスからSF6ガスを液化回収す
る装置において、SF6ガスの回収率を高めると共に、
減圧条件下での回収効率を高めて回収作業時間の短縮化
を図ることである。
【0018】また、本発明の他の目的は、ガス絶縁機器
から排出される分解ガスを確実に除去して装置の長寿命
化を実現することにある。さらに、本発明の他の目的
は、ガス絶縁機器内の吸着剤における配合の最適化を図
り、優れた回収効率を発揮することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の目的を達
成するために提案されたもので、SF6ガスを含む複数
種の絶縁性ガスからなる混合ガスを充填したガス絶縁機
器に用いられる装置であって、ガス絶縁機器から混合ガ
スを回収してこれを加圧し前記混合ガス中のSF6ガス
を液化する加圧液化装置と、前記混合ガスから分解ガス
及び粒子状の異物を除去するフィルタと、前記ガス絶縁
機器から前記加圧液化装置に前記混合ガスを送り込むポ
ンプと、前記加圧液化装置により液化されたSF6液を
溜める貯蔵タンクとが備えられたガス回収装置におい
て、次のような特徴を有している。
【0020】請求項1の発明は、前記加圧液化装置内の
ガス相を加圧液化装置に対する混合ガスの導入部へと還
流する還流ラインが設けられたことを特徴とする。
【0021】このような請求項1の発明では、加圧液化
装置内のガス相にSF6ガスが含まれていても、還流ラ
インを通して加圧液化装置の導入部側に戻し、再び加圧
液化装置に入れることができる。これにより、SF6ガ
スの回収率が大幅に向上し、SF6ガスの大気への放出
をほとんど無視できる程にSF6ガスを回収することが
できる。
【0022】請求項2の発明は、前記ガス絶縁機器と前
記加圧液化装置との間に、前記混合ガスから特定種類の
ガスを分離して高純度のSF6ガスを前記加圧液化装置
に送り込むガス分離装置が設けられ、前記ガス絶縁機器
と前記ガス分離装置との間に、前記混合ガスを保管する
ための導入部バッファタンクが設けられたことを特徴と
する。
【0023】以上のような請求項2の発明では、ガス分
離装置が混合ガスから特定種類のガスを分離して高純度
のSF6ガスを加圧液化装置に送り込むので、加圧液化
装置中のSF6ガスはガス絶縁機器での使用状態よりも
その純度が高くなり、液化圧力を下げることができる。
【0024】また、ガス分離装置の上流側に設置された
導入部バッファタンクにて混合ガスをいったん溜めるこ
とができるため、減圧状態においてガスの流量が減少し
た場合、ガス分離装置以降の操作を中止して十分な流量
を確保することができる。すなわち、減圧条件下でもガ
ス流量を適正化でき、高い回収効率を維持することがで
きる。なお、導入部バッファタンクにおいてガス量が不
足した場合はそのままタンク内に封じ込めておき、次の
ガス回収操作時に回収処理すれば良いので、導入部バッ
ファタンクにて減圧処理する必要は全く無い。そのた
め、混合ガスに含まれる分解ガスの離脱は考える必要が
無い。
【0025】請求項3の発明は、請求項2記載のガス回
収装置において、前記導入部バッファタンク内に、口径
が5オングストローム及び10オングストロームである
ゼオライト系の吸着剤が封入されたことを特徴とする。
【0026】この請求項3の発明では、導入部バッファ
タンク内の吸着剤が分解ガスを確実に捕えるため、ガス
分離装置や加圧液化装置内へ分解ガスが侵入することが
ない。したがって、化学的な劣化や目詰まりを起こら
ず、これら装置の寿命を延ばすことができる。
【0027】請求項4の発明は、請求項2または3記載
のガス回収装置において、前記混合ガスを減圧して回収
するときに限って、前記導入部バッファタンクに前記混
合ガスを保管するように構成されたことを特徴とする。
【0028】このような請求項4の発明では、混合ガス
を減圧して回収するときにだけ導入部バッファタンクに
混合ガスを保管し、加圧〜大気圧レベルでは導入部バッ
ファタンクを単に通過させることができる。そのため、
回収効率のガス絶縁機器側のガス圧力が高い回収作業の
初期には迅速に混合ガスを回収可能であり、回収作業時
間が長期化することがない。
【0029】請求項5の発明は、請求項2、3または4
記載のガス回収装置において、前記ガス分離装置が、選
択吸着性を有する吸着剤を用いた圧力スイング吸着装置
から構成されたことを特徴とする。この請求項5の発明
では、圧力スイング吸着装置内の吸着剤が選択的な吸着
作用を行うことにより混合ガスを分離することができ
る。したがって、SF6ガスを濃縮しつつ連続的にこれ
を回収することができる。
【0030】請求項6の発明は、請求項2、3または4
記載のガス回収装置において、前記ガス分離装置が透過
膜から構成されたことを特徴とする。この請求項6の発
明では、膜の選択的な透過により混合ガスを分離して、
前記請求項3の発明と同じくSF6ガスを濃縮しつつ連
続的に回収することができる。
【0031】請求項7の発明は、請求項2、3、4、5
または6記載のガス回収装置において、前記ガス分離装
置が多段に配置されたことを特徴とする。以上の請求項
7の発明では、複数回のガス分離工程を行うことがで
き、SF6ガスの純度をいっそう高めることが可能であ
り、液化圧力の低減を図ることができる。
【0032】請求項8の発明は、請求項2、3、4、
5、6または7記載のガス回収装置において、前記ガス
分離装置にて分離された特定種類のガスを溜める排出ガ
ス溜めタンクが設けられ、この排出ガス溜めタンク内に
SF6ガスを吸着する吸着剤が封入されたことを特徴と
する。
【0033】以上の請求項8の発明では、ガス分離装置
にて分離された特定種類のガス中に微量のSF6ガスが
残留していても、タンク内の吸着剤の働きによりSF6
ガスを吸着することができる。したがって、大気への放
出をほとんど無視できる程度にまでSF6ガスを低減す
ることができる。
【0034】請求項9の発明は、請求項1、2、3、
4、5、6、7または8記載のガス回収装置において、
前記フィルタ内に前記分解ガスを吸収する化学吸着タイ
プの吸着剤が組み込まれたことを特徴とする。この請求
項9の発明では、フィルタ内の吸着剤が分解ガスを化学
的に捕えるため、ガス分離装置や加圧液化装置内へ分解
ガスへの侵入を防ぎ、化学的な劣化や目詰まりを防止し
て、装置の長寿命化を図ることができる。
【0035】請求項10の発明は、請求項1、2、3、
4、5、6または7記載のガス回収装置において、前記
ガス絶縁機器内に、口径が5オングストローム及び10
オングストロームであるゼオライト系の吸着剤が封入さ
れ、このうち5オングストロームの吸着剤の比率が80
wt% 以上、10オングストロームの吸着剤の比率が20
wt% 以下となるように構成されたことを特徴とする。
【0036】このような請求項10の発明では、ガス絶
縁機器内に2種類の口径を持つ吸着剤を上記の配合にて
備えることによって、分解ガスの吸着性能に影響を与え
ず、且つガス絶縁機器内におけるSF6ガス吸着量を最
小限にすることができる。したがって、減圧回収した時
にガス絶縁機器側からSF6ガスが徐々に長期にわたっ
て離脱するような現象を回避できる。その結果、回収作
業時間が短くなり、回収効率を向上することができる。
【0037】
【発明の実施の形態】(1)代表的な実施の形態 [構成]以下、本発明の実施の形態の一例について図面
を参照して具体的に説明する。なお、図8に示した構成
要素と同一の部材に関しては同一符号を付して説明は省
略する。
【0038】本実施の形態は、請求項1、2、5、8及
び9を包含するもので、SF6ガスを含む複数種の絶縁
性ガスからなる混合ガスを充填したガス絶縁機器1に用
いられるガス回収装置である。図1に示すように、本実
施の形態の構成上の特徴は次の点にある。すなわち、ガ
ス絶縁機器1と加圧液化装置6との間には、混合ガスか
ら窒素ガスを分離してSF6ガスを濃縮し、SF6ガス
だけを加圧液化装置6に送り込むガス分離装置5が設け
られている。このガス分離装置5は選択吸着性を有する
吸着剤を用いた圧力スイング吸着装置から構成されてい
る。
【0039】また、ガス分離装置5とガス絶縁機器1と
の間には、混合ガスを保管するための導入部バッファタ
ンク4が設けられている。この導入部バッファタンク4
及び加圧液化装置6には加圧液化装置6内のガス相を導
入部バッファタンク4へと還流する還流ライン19が接
続されている。さらに、ガス分離装置5には排出ガス溜
めタンク8が接続されている。排出ガス溜めタンク8は
ガス分離装置5にて分離された窒素ガスを溜めるように
なっており、内部にはSF6ガスを吸着するための10
オングストロームのゼオライト系の吸着剤18が封入さ
れている。
【0040】なお、フィルタ2には分解ガスを吸収する
化学吸着タイプの吸着剤2aが組み込まれている。この
吸着剤2aは金属の水和物、例えばCa( OH) 2等か
ら構成されている。これらの構成要素は配管13で結ば
れており、バルブ類14で流路が制御されている。符号
9はガス回収装置全体を制御する制御装置、10は信号
ケーブルである。
【0041】[作用効果]以上のような構成を有する本
実施の形態は次のような作用効果を有している。まず、
ガス分離装置5におけるガスの分離原理について図2〜
図4を用いて説明する。ガス分離装置5には吸着剤とし
て図2に示すような合成ゼオライトが封入されている。
ゼオライトは、含水アルミノケイ酸塩鉱物群の総称で、
一般式MeO・Al2O3・mSiO2・nH2Oで示される。また、合成ゼ
オライトは、その表面に均一な細孔を有し、この細孔よ
りも小さい分子のみが、孔路を通って、空洞の内部に吸
着されるため、優れた選択吸着性(分子篩効果)を示
す。
【0042】一方、分離回収対象のSF6ガスと窒素ガ
スは、分子の大きさが異なっている。SF6分子はDS
5.49〜DL6.06、N2分子はDS3.1 〜DL4.2 である
(分子は、球形ではないため、ここでDSは分子の短い
方の大きさで、DLは分子の長い方の大きさを示した。
単位はオングストローム)。吸着剤の細孔径が5オング
ストロームのものを使用した場合、SF6ガスは、表面
にある細孔を通れずゼオライト内部には入れないため、
吸着されず、窒素ガスだけが選択的に吸着されて、SF
6ガスの分離が容易となり、分離が可能となる。ゼオラ
イトは、結晶構造中に金属陽イオンを包蔵し、これが極
性基を静電気的に引き付けたり、分極性分子を分極して
引き付ける作用を示し吸着するもので中性分子の吸着に
も適用できる有利がある。
【0043】ガス分離装置5では以上のような選択吸着
性を持つゼオライトにより圧力スイング吸着方式にてガ
スの分離を行うようになっている。圧力スイング吸着方
式とはその名のように吸着剤の吸着量がガス圧力に比例
することを基本原則にしており、模式的に示すと図3の
グラフのようになる。
【0044】図4はガス分離装置5の主要部の構成を抜
き出したものである。すなわち、ガス分離装置5は2個
の分離槽15a,15bからなっており、内部に5オン
グストロームのゼオライト系の吸着剤16が入ってい
る。バルブに関してはB1〜B7の番号を付けて基本的
な運転パターンを説明する。バルブB1は開、その他の
バルブは閉の状態になっている。また、バルブB4は開
の状態で真空ポンプに連結され減圧処理されている。ま
ずSF6ガスの分離に関して説明する。
【0045】ガス絶縁機器内の混合状態のガスは、真空
・加圧ポンプ3により、バッファタンク4を通して下流
域に流れていき、分離装置の入り口に入り、続いて分離
槽15aに混合ガスが注入される。一方、この時期分離
槽15bは、減圧下にあり吸着していた窒素ガスを放出
した初期の再生状態にある。分離槽15aでは、吸着剤
の分子篩効果により、吸着剤には窒素ガスだけが吸着さ
れ、SF6ガスは濃度を上げながら流路に沿って図面上
方に流れる。最終的に分離槽15aの上部では、SF6
ガス濃度が高いガスが溜まる。
【0046】そして所定圧力に達した時点で、バルブB
1を閉とし混合ガスの流入を止め、バルブB6を開にし
て濃縮したSF6ガスを回収する。次いでバルブB6を
閉、バルブB3を開とし、混合ガスの流路を分離槽15
b側に変える。これにより今度はSF6ガスの分離濃縮
は、分離槽15bが機能することになる。そして、前サ
イクルと逆に分離槽15a側は、減圧処理し、窒素ガス
を離脱し、排出すると共に吸着剤16は再生され初期の
未吸着の状態になる。この繰り返しにより混合ガスは、
SF6ガスと窒素ガスに分離されていき、濃縮されたS
F6ガスを加圧液化装置6に送り込まれる。
【0047】先に説明したように吸着工程では圧力が高
く、分子の大きさが吸着剤16の孔径より小さい窒素ガ
スだけが多量に吸着できる。逆に圧力を低下させると吸
着剤16に吸着している窒素ガスが離脱し、最終的に排
出され、それと同時に吸着剤16は再生される。その後
再度ガス圧が上昇した場合、吐き出した量と同じ量だけ
窒素ガスを吸収することができる。このように吸収と再
生を交互に繰り返せば、原則的には半永久的に混合ガス
の分離が可能になる。但し、先に述べたように水分や分
解ガスの一部は吸着剤16と強く結びつくので、初期の
性能から低下していくので、回収装置に入るガスは分解
ガス等が入らないような一定の純度管理が行う必要があ
る。
【0048】以上述べたようにして、当初使用していた
混合ガス中のSF6ガス濃度を例えば10vol%から50 vol
%濃度まで濃縮すれば、液化圧力は室温下で約4MPa程度
になる(表1参照)。したがって、既存レベルの液化装
置の使用が可能となり、高圧力にして液化する危険性も
大幅に低減される。また、冷却を併用して液化するにし
ても、機器の大型化を避けることができる。例えば、2
0℃の場合は約1.3MPaまで液化圧力を低減することがで
きる。
【0049】また、本実施の形態では、回収作業が進ん
で減圧状態になって混合ガスの流量が減少しても、導入
部バッファタンク4において混合ガスをいったん溜める
ことができるので、ガス分離装置5以降の操作を中止し
てガス分離装置5の上流側に十分な流量を確保すること
ができる。すなわち、減圧条件下におけるガス流量の適
正化を実現することができ、高い回収効率を維持するこ
とができる。なお、導入部バッファタンク4においてガ
ス量が不足した場合は次のガス回収操作時に回収処理す
ることができる。そのため、導入部バッファタンク4に
の減圧処理は不要であり、混合ガスに含まれる分解ガス
が離脱することはない。
【0050】さらに、本実施の形態においては、フィル
タ2内の化学吸着タイプの吸着剤2aが分解ガスを確実
に捕えるので、ガス分離装置5や加圧液化装置6内へ分
解ガスが侵入しない。したがって、化学的な劣化や目詰
まりを起こらず、これら装置の寿命を延ばすことができ
る。
【0051】また、ガス分離装置5にて分離された窒素
ガス中に微量のSF6ガスが残留したとしても、排出ガ
ス溜めタンク8内の吸着剤18がSF6ガスだけを吸着
する。SF6ガス5%のガス圧力0.2MPaの混合ガス中に
10オングストロームタイプのゼオライト系の吸着剤を
封入した時のSF6ガス濃度の変化を図5に示す。この
ような僅かなSF6ガスでも確実に吸着する。
【0052】なお、10オングストロームタイプのゼオ
ライト系吸着剤18も最終的には、SF6ガス吸着が飽
和に達するので、所定量処理した後に減圧してSF6ガ
スを回収すると共に吸着剤18を再生する必要がある。
この場合には、真空・加圧ポンプ3によりSF6ガスを
含んだ窒素の混合ガスとして配管13で導入部バッファ
タンク4に還流する。短時間での回収が必要な場合には
80〜100℃に加熱すると良い。そして、再度分離回
収するので、SF6ガスの大気への放出はほとんど無視
できる程度まで低減でき、優れた環境調和性を発揮する
ことができる。
【0053】また、実験によれば、10オングストロー
ムタイプのゼオライト系吸着剤18を充填した筒内に排
出ガスを流すだけでも、SF6ガスが吸着される効果が
あることが解っている。この場合には、ガス出口側から
減圧処理すると未吸着部分の吸着剤までSF6ガスが分
散するため、カラムのガス入口側から減圧処理して再生
する方が良い。従って、必ずしもバッファタンク4でト
ラップさせる必要は無く、10オングストロームタイプ
のゼオライト系吸着剤18を充填した筒内に排出ガスを
流すだけでも同等の効果が得られる。
【0054】ところで、以上述べたように本実施の形態
では、ガス分離装置5により混合ガスをSF6ガスと窒
素ガスとに分離しているが、窒素ガス中にSF6ガスが
混入することを極力防ぐ必要がある。このため、ガス分
離装置5内で回収ガスとしてSF6ガスをポンプ3側に
送る場合、多少の窒素ガスを余分にリンスする要領でS
F6ガスと一緒に回収していく。この場合、窒素ガスを
連続的に回収していくと、加圧液化装置6内にはSF6
ガスと窒素ガスとが溜まり続ける。SF6ガスの方は加
圧液化装置6の働きにより液化していくが、窒素ガスの
方はガスの状態で溜まり続け、加圧液化装置6内の設計
圧力をオーバーするおそれがある。そこで本実施の形態
においては、還流ライン19を通して加圧液化装置6か
ら導入部バッファタンク4へと戻すことができる。これ
により、安全性の向上を図ることができる。
【0055】しかも、窒素ガス中にSF6ガスが残って
いたとしても、このガスが再度、ガス分離装置5及び加
圧液化装置6を通過するため、SF6ガスの回収率は大
幅に向上する。これにより、SF6ガスの大気への放出
をほとんど無視できる程にSF6ガスを回収することが
可能となる。なお、還流ライン19により自動的に窒素
ガスを戻すのではなく、別容器にこれを一時的に保管
し、バッチ式にガス分離装置5の前工程の戻しても同じ
効果が得られる。
【0056】(2)他の実施の形態 なお、本発明は以上のような実施の形態に限定されるも
のではなく、例えば、請求項3及び4を含む実施の形態
としては、図6及び図7に示すように導入部バッファタ
ンク4内部に5オングストロームと10オングストロー
ムのゼオライト系の吸着剤16を封入しても良い。図6
に示した実施の形態では2つの導入部バッファタンク4
a、4bを備えており、このうちの4bにのみ吸着剤1
6が封入されている。これらの実施の形態は、バルブ類
14の制御により混合ガスを減圧して回収するときに限
って、吸着剤16を有する導入部バッファタンク4、4
bに混合ガスを保管するようになっている。
【0057】以上の実施の形態によれば、導入部バッフ
ァタンク4、4b内の吸着剤16が分解ガスを確実に捕
えるので、ガス分離装置5や加圧液化装置内6へ分解ガ
スが入いらない。したがって、化学的な劣化や目詰まり
を防止でき、これら装置の寿命を延ばすことが可能であ
る。しかも、混合ガスを減圧して回収するときにだけ導
入部バッファタンク4、4bに混合ガスを保管し、加圧
〜大気圧レベルでは導入部バッファタンク4、4bを単
に通過させることができる。そのため、回収効率のガス
絶縁機器1側のガス圧力が高い回収作業の初期には迅速
に混合ガスを回収でき、回収作業時間の短縮化を図るこ
とができる。
【0058】また、5オングストロームと10オングス
トロームの混合ゼオライト系吸着剤16を使用している
ため、SF6ガス自体の吸着量を抑えることができる。
さらには、分解ガスの中で分子の大きさが5オングスト
ロームより大きいものを確実に吸着することと、吸着ス
ピードを確保することが可能である。なお、以上の導入
部バッファタンク4、4bは減圧処理せず、運転停止は
圧力が少し掛かった状態で行なうのが良い。また、この
部分に使用している吸着剤16は、再生出来ないので最
終的には廃棄物として処理される。
【0059】さらに、請求項6に対応する実施の形態と
して、ガス分離装置に膜を使用しても良い。この実施の
形態では分子の大きさや膜材への溶解の差を応用したも
のなどが考えられる。
【0060】請求項7の発明に対応する実施の形態とし
ては、ガス分離装置が多段に配置されたものも包含す
る。例えば、混合ガスを1段目のガス分離装置に導き、
濃縮したSF6ガスを回収し、一方、ここから排出され
たガスを2段目のガス分離装置に導いて、微量に含まれ
るSF6ガスを再度濃縮するように構成する。このよう
な実施の形態によれば、複数回のガス分離工程を行うこ
とができ、SF6ガスの純度をいっそう高めることが可
能であり、液化圧力の低減を図ることができる。
【0061】また、請求項10に対応する実施の形態
は、ガス回収を容易にするためのガス絶縁機器側に関す
る改善したものである。回収対象のガス絶縁機器1内の
乾燥用および分解ガス除去用吸着剤として5オングスト
ロームと10オングストロームのゼオライト系混合吸着
剤を封入することを特徴とし、5オングストロームと1
0オングストロームのゼオライト系吸着剤の比率に関し
て、前者は80wt% 以上、後者は20wt% 以下となるこ
とが望ましい。
【0062】通常の遮断では、SO2F2 の発生量はSOF2に
比べて小さく、1/10以下であることが知られてい
る。上記の実施の形態においては、ガス絶縁機器1内に
2種類の口径を持つ吸着剤を前記配合にて備えているた
め、分解ガスの吸着性能を維持しつつ、ガス絶縁機器1
内でのSF6ガス吸着量を最小限にすることができる。
したがって、減圧回収した時にガス絶縁機器1側からS
F6ガスが徐々に長期にわたって離脱するようなことが
ない。その結果、回収作業時間を短くすることができ、
回収効率が向上する。
【0063】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、還
流ラインを設けて加圧液化装置内のガス相を混合ガス導
入部へと戻すことにより、SF6ガスの回収率を高める
ことができる。また、本発明によれば、吸着剤の特異な
吸着作用によりSF6ガスと他のガスを効率よく分離
し、この分離によりSF6ガス濃度を高めて、減圧条件
下での回収効率を高めて回収作業時間の短縮化を図るこ
とができる。さらに、本発明によれば、ガス絶縁機器か
ら排出される分解ガスを確実に除去して装置の長寿命化
を実現することができると共に、ガス絶縁機器内の吸着
剤における配合の最適化を図って、優れた回収効率を発
揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施の形態の構成図。
【図2】本実施の形態のガス分離原理を説明する模式
図。
【図3】ゼオライトの吸着量と圧力の関係を示すグラ
フ。
【図4】本実施の形態のガス分離装置の主要部の構成
図。
【図5】10オングストロームのゼオライト系の吸着剤
の吸着特性を示すグラフ。
【図6】本発明の他の実施の形態の要部構成図。
【図7】本発明の他の実施の形態の要部構成図。
【図8】従来のガス回収装置の構成図。
【符号の説明】
1…ガス絶縁機器 2…フィルタ 2a,16,18…吸着剤 3…真空・加圧ポンプ 4…導入部バッファタンク 5…ガス分離装置 6…加圧液化装置 7…SF6液タンク 8…排出ガス溜めタンク 9…制御装置 10…信号ケーブル 11…冷凍機 12…冷却パイプ 13…配管 14…バルブ類 15a,15b…分離槽 18…吸着剤 19…還流ライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 敏和 神奈川県川崎市川崎区浮島町2番1号 株 式会社東芝浜川崎工場内 (72)発明者 直塚 浩美 神奈川県川崎市川崎区浮島町2番1号 株 式会社東芝浜川崎工場内 (72)発明者 村瀬 洋 神奈川県川崎市川崎区浮島町2番1号 株 式会社東芝浜川崎工場内 Fターム(参考) 5G028 GG05

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 SF6ガスを含む複数種の絶縁性ガスか
    らなる混合ガスを充填したガス絶縁機器に用いられる装
    置であって、ガス絶縁機器から混合ガスを回収してこれ
    を加圧し前記混合ガス中のSF6ガスを液化する加圧液
    化装置と、前記混合ガスから分解ガス及び粒子状の異物
    を除去するフィルタと、前記ガス絶縁機器から前記加圧
    液化装置に前記混合ガスを送り込むポンプと、前記加圧
    液化装置により液化されたSF6液を溜める貯蔵タンク
    とが備えられたガス回収装置において、 前記加圧液化装置内のガス相を加圧液化装置に対する混
    合ガスの導入部へと還流する還流ラインが設けられたこ
    とを特徴とするガス回収装置。
  2. 【請求項2】 SF6ガスを含む複数種の絶縁性ガスか
    らなる混合ガスを充填したガス絶縁機器に用いられる装
    置であって、ガス絶縁機器から混合ガスを回収してこれ
    を加圧し前記混合ガス中のSF6ガスを液化する加圧液
    化装置と、前記混合ガスから分解ガス及び粒子状の異物
    を除去するフィルタと、前記ガス絶縁機器から前記加圧
    液化装置に前記混合ガスを送り込むポンプと、前記加圧
    液化装置により液化されたSF6液を溜める貯蔵タンク
    とが備えられたガス回収装置において、 前記ガス絶縁機器と前記加圧液化装置との間に、前記混
    合ガスから特定種類のガスを分離して高純度のSF6ガ
    スを前記加圧液化装置に送り込むガス分離装置が設けら
    れ、 前記ガス絶縁機器と前記ガス分離装置との間に、前記混
    合ガスを保管するための導入部バッファタンクが設けら
    れたことを特徴とするガス回収装置。
  3. 【請求項3】 前記導入部バッファタンク内に、口径が
    5オングストローム及び10オングストロームであるゼ
    オライト系の吸着剤が封入されたことを特徴とする請求
    項2記載のガス回収装置。
  4. 【請求項4】 前記混合ガスを減圧して回収するときに
    限って、前記導入部バッファタンクに前記混合ガスを保
    管するように構成されたことを特徴とする請求項2また
    は3記載のガス回収装置。
  5. 【請求項5】 前記ガス分離装置が、選択吸着性を有す
    る吸着剤を用いた圧力スイング吸着装置から構成された
    ことを特徴とする請求項2、3または4記載のガス回収
    装置。
  6. 【請求項6】 前記ガス分離装置が透過膜から構成され
    たことを特徴とする請求項2、3または4記載のガス回
    収装置。
  7. 【請求項7】 前記ガス分離装置が多段に配置されたこ
    とを特徴とする請求項2、3、4、5または6記載のガ
    ス回収装置。
  8. 【請求項8】 前記ガス分離装置にて分離された特定種
    類のガスを溜める排出ガス溜めタンクが設けられ、 この排出ガス溜めタンク内にSF6ガスを吸着する吸着
    剤が封入されたことを特徴とする請求項2、3、4、
    5、6または7記載のガス回収装置。
  9. 【請求項9】 前記フィルタ内に前記分解ガスを吸収す
    る化学吸着タイプの吸着剤が組み込まれたことを特徴と
    する請求項1、2、3、4、5、6、7または8記載の
    ガス回収装置。
  10. 【請求項10】 前記ガス絶縁機器内に、口径が5オン
    グストローム及び10オングストロームであるゼオライ
    ト系の吸着剤が封入され、 このうち5オングストロームの吸着剤の比率が80wt%
    以上、10オングストロームの吸着剤の比率が20wt%
    以下となるように構成されたことを特徴とする請求項
    1、2、3、4、5、6、7、8または9記載のガス回
    収装置。
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