JP2002114504A - Sf6ガス回収装置及び回収方法 - Google Patents

Sf6ガス回収装置及び回収方法

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JP2002114504A
JP2002114504A JP2000302001A JP2000302001A JP2002114504A JP 2002114504 A JP2002114504 A JP 2002114504A JP 2000302001 A JP2000302001 A JP 2000302001A JP 2000302001 A JP2000302001 A JP 2000302001A JP 2002114504 A JP2002114504 A JP 2002114504A
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Toshiaki Inohara
俊明 猪原
Yoshihiko Hirano
嘉彦 平野
Hiroshi Murase
洋 村瀬
Hiromi Naozuka
浩美 直塚
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Abstract

(57)【要約】 【課題】SF6ガス中の不純ガスを効率的に除去するこ
とで、高純度のSF6ガスを液化回収しうる実用的で簡
便なSF6ガス回収装置と方法を提供する。 【解決手段】純化手段として、ゼオライトを充填した第
一除去装置10と、孔径5〜6オングストロームのゼオ
ライトを充填するとともに当該充填部に加圧手段を連結
した第二除去装置11と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、六弗化硫黄(SF
6)ガスを封入した電力用のガス絶縁機器からのガス回
収装置及び方法に係り、特に分解ガス等の不良ガスを除
去してSF6ガスの純度を向上させる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】変電所には、系統切換えや保守点検など
に使用するため遮断器及び断路器等のガス絶縁開閉装置
(GIS)が設置されている。かかるGISは、通常高
電圧下で使用されることから、電気絶縁特性を向上せし
めて機器全体の小型化を図るべく内部にSF6ガスを充
填している。SF6ガスは電気絶縁特性と消弧特性に極
めて優れたガスであり、しかも人体には無害である。し
たがって、GISのみならず、近年では変圧器において
も広く適用されるに至り、変電所全体の省スペース化に
貢献している。
【0003】しかし、SF6ガスは地球温暖化係数が炭
酸ガスに比べて約2万倍も高く、しかも化学的に安定し
た人工ガスであることから自然分解までの寿命も長いた
め、1997年に開催された地球温暖化防止京都会議に
おいて、大気への排出が規制される6種類のガスの一つ
に指定されるに至った。したがって、これらガス絶縁機
器からの、SF6ガスの効率的な回収技術の確立が急務
となっている。
【0004】従来においては、図4に示すように、ガス
絶縁機器1からポンプ3によりガスのまま別のタンク4
に回収して保管するか、あるいはコンプレッサー33で
加圧液化して液体タンク5に回収、保管し、再利用する
手段が考えられている。なお、図中符号6は、系統の配
管である。一般のSF6ガス回収に際しては不純物ある
いは不純ガスの種類も量も少ないので、従来のフィルタ
ー2あるいはモレキュラーシーブ、アルミナ、ソーダラ
イム等の吸着材で、SF6ガスの純化は可能で、高純度
のSF6ガスもしくは液化SF6が回収でき、SF6ガス
としての再利用も容易である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ガス絶
縁機器内部に空気が混入した場合、あるいは短絡等の絶
縁トラブルによってSF6ガスが化学分解するような場
合には、カーボン等の不純物の他、後述するHF、H2
O、SO2、SOF2、SO22、CF4、N2、O2、H2
等多種多様の不純ガス(以下「不良ガス」とする)がS
6ガスに含まれることとなる。この場合には、上述の
純化手段を用いても、不純物は除去できるものの不良ガ
スの除去は困難となり、再利用するSF6ガスの絶縁特
性が劣化する他、分解により生ずる腐食性ガスによる悪
影響の可能性がある。
【0006】また、不良ガスが多量に発生した場合に
は、図5に示すようにアルカリ溶液処理槽8を通過せし
めることで回収ガスを洗浄して不良ガスを吸収除去する
純化手段も考えられるが、その後工程で水分を除去する
除湿装置9が新たに必要となり、装置全体が大型化す
る。
【0007】一方、ガス絶縁機器は、変電所等の現場サ
イトに設置されて使用されるものであり、ここで定期検
査あるいは修理に伴う部品交換及び簡易試験等、ガス絶
縁機器の蓋を開閉する必要のある内部点検作業が行われ
る。そして、かかる作業毎にSF6ガスを回収する必要
がある。したがって、これらの作業毎に必要となるガス
回収装置が大型化することは、運搬性を考慮すると現実
使用に際して不利不便をきたすこととなる。
【0008】本発明の目的は、不良ガスを含んだSF6
ガスから、不良ガスを効率的に除去することで、高純度
のSF6ガスを液化回収しうる実用的で簡便なSF6ガス
回収装置と方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の課題を
解決するためになされたものであり、請求項1の発明と
して、純化手段を流通させることにより回収ガスの純化
を図るSF6ガス回収装置において、前記純化手段に
は、ゼオライト充填部を有する第一除去装置と、この第
一除去装置に連結した、前記ゼオライトより平均孔径の
より小さいゼオライトを充填した充填部を有した第二除
去装置と、を備えたことを特徴とするSF 6ガス回収装
置を提供する。かかる構成により、簡易に不良ガスの除
去が可能となる。
【0010】また、請求項2の発明として、純化手段を
流通させることにより回収ガスの純化を図るSF6ガス
回収装置において、前記純化手段には、ゼオライトとの
吸着力がSF6より強いガスを吸着するための第一除去
装置と、ゼオライトとの吸着力がSF6より弱くかつ分
子径がSF6より小さいガスを吸着するための第二除去
装置と、を備えたことを特徴とするSF6ガス回収装置
を提供する。かかる構成により、単純な二工程だけで簡
易に不良ガスを除去することが可能となる。
【0011】また、請求項3の発明として、前記第二除
去装置は、孔径5〜6オングストロームのゼオライトを
充填した充填部を有しこの充填部に圧力変換手段を連結
したことを特徴とする請求項1記載のSF6ガス回収装
置を提供する。かかる構成により、複数種類の不良ガス
を含むSF6ガスを、単純な2工程だけで簡易に浄化す
ることが可能となる。
【0012】また、請求項4の発明として、前記第一除
去装置は、複数個の単位ゼオライト充填部が着脱自在に
接続されてなるとともに、一つ又は複数の単位ゼオライ
ト充填部の下流側にはガス検出センサーが設けられてい
ることを特徴とする請求項1記載のSF6ガス回収装置
を提供する。かかる構成により、ゼオライトの吸着効率
の監視が可能となるとともに、効率が低下した単位ゼオ
ライト充填部については、簡易に交換することが可能と
なる。
【0013】また、請求項5の発明として、前記圧力変
換手段は、加圧及び減圧可能なポンプであることを特徴
とする請求項3記載のSF6ガス回収装置を提供する。
【0014】かかる構成により、第二除去装置における
ゼオライト充填部を高圧にすることで吸着力弱くかつ小
径の不良ガスの、ゼオライトへの吸着が可能となるとと
もに、当該充填部を再利用する際に、減圧にすることで
ゼオライトに吸着された不良ガスの回収も可能となる。
【0015】また、請求項6の発明として、前記第一除
去装置あるいは第二除去装置は、バイパス管に切換可能
に構成されていることを特徴とする請求項1記載のSF
6ガス回収装置を提供する。かかる構成により、SF6
ス純度がさほど悪くない場合には、上記除去装置の一方
又は両方を必要に応じて省略することが可能となる。
【0016】また、請求項7の発明として、回収ガス
を、ゼオライト充填部を流通させるとともに、高圧雰囲
気下で孔径5〜6オングストロームのゼオライト充填部
をも流通させることによって不良ガスを除去することを
特徴とするSF6ガス回収方法を提供する。
【0017】よって、SF6ガスに含まれる不良ガスの
特質を考慮し、単純な2工程だけで一括的に不良ガスの
除去が可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明において、吸着材として用
いられるゼオライトとは、含水アルミナケイ酸塩鉱物群
の総称で、一般式MeO・Al23・mSiO2・nH2
Oで示される。このゼオライトは、その表面に均一な細
孔を形成し分子径の大小に基いてガス分子を選択的に吸
着する効果を呈する。
【0019】さて、代表的な不良ガスと、ゼオライトと
の吸着力(主に分子間力に基く吸着のし易さ)につい
て、吸着力の強い順に順位付けを行なうと、HF≫H2
O>SO2>SOF2>SO22>S210>CO2>SF
6>CF4>O2>N2>H2である。かかる吸着力は相対
的に定まるものであり、厳密な数値化は困難であるた
め、SF6を基準とする概略的な相関地位として図1の
縦軸に示す。一方、各ガスの最小分子径については図1
の横軸で示されるとおりである。単位はオングストロー
ムである。
【0020】本図から明らかなように、不良ガスは、S
6ガスより吸着力が強く、分子径が比較的広く分布し
ているガスグループAと、吸着力はSF6ガスより弱い
が、分子径はSF6ガスより小さいガスグループBの2
種類に分類できることが判明した。
【0021】ガスグループAに対しては、孔径の大きい
ゼオライトを用いれば、たとえ回収対象のSF6ガスが
ゼオライトに吸着されたとしても、SF6ガスより吸着
力の強いガスが付近を通過する際にガスが交換するメカ
ニズムにより、不良ガスが優先的にゼオライトに吸着さ
れる。
【0022】一方、ガスグループBに対しては、大気圧
下ではゼオライトをほとんどそのまま通過するが、高圧
下にすることを条件に強制的にゼオライトの細孔内に吸
着される。この場合、ゼオライトの孔径がSF6ガスの
分子径より大きいと、吸着力のより強いSF6ガスが優
先的に吸着されてしまうため、SF6ガスの分子径より
も小さい孔径のゼオライト(例えば5オングストロー
ム)を用いることで、Bグループに属する不良ガスをま
とめてゼオライトに吸着することが可能となる。
【0023】すなわち、種々の不良ガスを複雑な装置に
よってガス毎に除去する必要は無く、不良ガスを、ゼオ
ライトへの吸着力及びガス分子径によりグループ別けす
ることで、2工程で簡易に除去処理することが可能とな
る。
【0024】以下本発明のガス回収装置の実施形態を、
図2を参照して説明する。ガス絶縁機器1に、配管6に
沿って、フィルター2、第一除去装置10、第二除去装
置11、液化SF6タンク5、を配管6により直列接続
するとともに、第一除去装置10及び第二除去装置11
には並列にバイパス管16を接続する。フィルター2、
ポンプ3、液体タンク5の各役割については従来技術と
同様故、ここでは説明を省略する。なお、ポンプ3が、
第一除去装置10、第二除去装置11、の上流側にも連
結されているのは、これらの各装置の流体抵抗に抗して
回収ガスを送り込むためである。また、バルブ類7は、
第一除去装置10及び第二除去装置11とバイパス管1
6との系統切換を行なうためのものであり、その開閉は
図示せぬ運転制御手段により行われる。同様に、ポンプ
制御あるいはガス圧力制御、必要に応じて行なう装置各
部の温度制御等も図示せぬ制御手段により行われる。ち
なみに、本実施形態ではSF6ガスは第一除去装置10
及び第二除去装置11を流通するように系統が設定され
ているものとする。バイパス管16に関する実施形態に
ついては後述する。
【0025】次に、第一除去装置10と第二除去装置1
1の概略構造を図3を参照して説明する。第一除去装置
10は、10a〜10cの3個の単位ゼオライト充填部
から構成されており、10オングストローム以上の孔径
のゼオライト(以下「10オングストロームタイプのゼ
オライト」とする)13aが、それぞれの充填部に充填
されている。第二除去装置11は、本体タンク11aと
吸着部11bが並列に連結されることで構成されてお
り、吸着部11bには、5〜6オングストロームの孔径
のゼオライト(以下「5オングストロームタイプゼオラ
イト」とする)13bが充填されている。そして、吸着
部11bの上流部には圧力変換手段として、加圧及び減
圧可能なポンプ23を備えている。
【0026】ガス絶縁機器1からの回収ガスは、まず第
一除去装置10内を10a、10b、10cと順に通過
する間に、吸着力の強い不良ガス(ガスグループA)の
みが選択的に吸着除去される。次に、吸着力が弱くかつ
分子径が5オングストロームより小さい不良ガスを含む
回収ガス(ガスグループB)に対しては、第二除去装置
11のバルブ17を開状態としバルブ27を閉状態と
し、本体タンク11aと吸着部11bを循環させること
で、不良ガスを除去する。もっとも、ガスが吸着部11
bを流通する際にはポンプ23により高圧とされること
で、不良ガス分子がゼオライト13bの内部に強制的に
入り込むことで吸着除去される。
【0027】また、第一除去装置10を構成する10a
〜10cの3個の構成要素は、それぞれ相互に着脱自在
に構成されている。また、これらの下流側には一つ又は
複数のガス検出センサー12を取付けてもよい。ゼオラ
イト13aの吸着効率が低下するとセンサーがこれを感
知するため、例えば構成要素10aと10bとを取り外
し、構成要素10cの流出側に図示せぬ構成要素10
d、10eを新たに取り付けることにより、速やかに第
一除去装置10の吸着力を回復せしめることが可能とな
る。一方、取り外した構成要素10a、10bは、両端
部に栓をして保管し、化学分解等の正規の廃棄処分を別
途行い安全に処理する。
【0028】また、第二除去装置11について、所定時
間回収作業を行なうとゼオライト13bの吸着効率も低
下する。この場合は、まずバルブ27だけ開状態としバ
ルブ17を閉状態とする。そして吸着部11bをポンプ
23により減圧処理することで、吸着済の不良ガスを不
良ガスタンク15に回収することにより、ゼオライト1
3bの再使用が可能となる。ここで不良ガスタンク15
に回収された不良ガスについても、化学分解等の正規の
廃棄処分を別途行い安全に処理する。なお、第二除去装
置11の構成要素のうち、本体タンク11aと吸着部1
1bとを分離して並列に接続するのは、ガスグループB
に属する不良ガスはある程度循環させなければゼオライ
トに吸着されないからである。
【0029】ところで、ガス絶縁機器1から、不良ガス
の少ない、高純度のSF6ガスを回収する場合には、除
去装置10、11を流通せしめる必要はなく、却って回
収作業が遅延することとなる。したがって、この場合は
図2に示すバイパス管16を流通せしめるべくバルブ類
7を開閉することで、回収ガスが除去装置10、11を
経由しないよう切換可能に構成しても良い。また、不良
ガスの性質によってはいずれか一方の除去装置を省略し
ても良い。例えば空気(N2、O2)だけが不良ガスとし
て存在する場合には、第一除去装置10だけをバイパス
管16にて省略することが現実的だからである。
【0030】
【発明の効果】以上本発明においては、ガス絶縁機器に
おいて問題となる不良ガスが、ゼオライトへの吸着パタ
ーンにおいて2つのグループに大別できることに着目し
たことにより、単純な2工程だけで一括的にこれら複数
種類の不良ガスを除去可能とした。これにより、回収装
置の小型軽量化を達成し、ガス回収装置の現場サイトで
の使用を実現容易となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】各種不良ガスのゼオライトへの吸着力と分子径
との相関関係図。
【図2】本発明のSF6ガス回収装置の実施形態を示す
模式系統図。
【図3】第一除去装置及び第二除去装置の概略構造を示
す模式系統図。
【図4】従来のガス回収装置の概要を示す模式系統図。
【図5】不良ガスが多量に発生した場合の、従来のガス
回収装置の模式系統図。
【符号の説明】
1・・・ガス絶縁機器 、2・・・フィルター、3、23・・・ポ
ンプ、5・・・液体SF6タンク、6・・・ 配管、7、17、
27・・・バルブ類、10・・・第一除去装置、11・・・第二
除去装置、12・・・ガス検出センサー、13a,b・・・ゼオ
ライト、16・・・バイパス管。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村瀬 洋 神奈川県川崎市川崎区浮島町2番1号 株 式会社東芝浜川崎工場内 (72)発明者 直塚 浩美 神奈川県川崎市川崎区浮島町2番1号 株 式会社東芝浜川崎工場内 Fターム(参考) 4D012 BA02 CA20 CB18 CD07 CE02 CF05 CG01 CG05 CG06 CH01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 純化手段を流通させることにより回収ガ
    スの純化を図るSF 6ガス回収装置において、前記純化
    手段には、ゼオライト充填部を有する第一除去装置と、
    この第一除去装置に連結した、前記ゼオライトより平均
    孔径のより小さいゼオライトを充填した充填部を有した
    第二除去装置と、を備えたことを特徴とするSF6ガス
    回収装置。
  2. 【請求項2】 純化手段を流通させることにより回収ガ
    スの純化を図るSF 6ガス回収装置において、前記純化
    手段には、ゼオライトとの吸着力がSF6より強いガス
    を吸着するための第一除去装置と、ゼオライトとの吸着
    力がSF6より弱くかつ分子径がSF6より小さいガスを
    吸着するための第二除去装置と、を備えたことを特徴と
    するSF6ガス回収装置。
  3. 【請求項3】 前記第二除去装置は、孔径5〜6オング
    ストロームのゼオライトを充填した充填部を有しこの充
    填部に圧力変換手段を連結したことを特徴とする請求項
    1記載のSF6ガス回収装置。
  4. 【請求項4】 前記第一除去装置は、複数個の単位ゼオ
    ライト充填部が相互に着脱自在に連結されてなるととも
    に、一つ又は複数の単位ゼオライト充填部の下流側には
    ガス検出センサーが設けられていることを特徴とする請
    求項1記載のSF6ガス回収装置。
  5. 【請求項5】 前記圧力変換手段は、加圧及び減圧可能
    なポンプであることを特徴とする請求項3載のSF6
    ス回収装置。
  6. 【請求項6】 前記第一除去装置あるいは第二除去装置
    は、バイパス管に切換可能に構成されていることを特徴
    とする請求項1記載のSF6ガス回収装置。
  7. 【請求項7】 回収ガスを、ゼオライト充填部を流通さ
    せるとともに、高圧雰囲気下で孔径5〜6オングストロ
    ームのゼオライトを充填した充填部をも流通させること
    によって不良ガスを除去することを特徴とするSF6
    ス回収方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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