JP2001110059A - 光ディスク再生方法および光ディスク再生装置 - Google Patents

光ディスク再生方法および光ディスク再生装置

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JP2001110059A
JP2001110059A JP28377699A JP28377699A JP2001110059A JP 2001110059 A JP2001110059 A JP 2001110059A JP 28377699 A JP28377699 A JP 28377699A JP 28377699 A JP28377699 A JP 28377699A JP 2001110059 A JP2001110059 A JP 2001110059A
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    • G11B7/0037Recording, reproducing or erasing systems characterised by the shape or form of the carrier with discs

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ピックアップに第1のディスク方式の光デ
ィスクを再生する第1の再生系と第2のディスク方式の
光ディスクを再生する第2の再生系を有する場合に、両
再生系で再生可能な第3のディスク方式の光ディスクを
高品位に再生できるようにする。 【解決手段】 光ピックアップに第1のディスク方式の
光ディスクを再生する第1の再生系と第2のディスク方
式の光ディスクを再生する第2の再生系を用意する。第
1のディスク方式の光ディスクを再生するときは第1の
再生系で再生する。第2のディスク方式の光ディスクを
再生するときは第2の再生系で再生する。第1、第2の
ディスク方式と異なる第1、第2の再生系のいずれでも
再生可能な第3のディスク方式の光ディスクを再生する
ときは、第1、第2の再生系でそれぞれテスト再生して
ジッタ値を検出し、ジッタ値が所定の目標値に近い方の
再生系を用いて再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ピックアップ
に第1のディスク方式の光ディスクを再生する第1の再
生系と第2のディスク方式の光ディスクを再生する第2
の再生系を有する場合に、両再生系で再生可能な第3の
ディスク方式の光ディスクを高品位に再生できるように
した光ディスク再生方法および光ディスク再生装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】DVDプレーヤ(ディジタル・ビデオ・
ディスク)は、光ピックアップにDVD用再生系とCD
(コンパクト・ディスク)用再生系を有し、DVD用再
生系を使用してDVDを再生し、CD再生系を使用して
CDを再生すように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通信カラオケ用の背景
画を記録した光ディスクやゲームソフト用の光ディスク
として、通常のCDよりも記録密度を高めて総プログラ
ム時間長を100分以上にしてCDフォーマットで記録
した高密CDが用いられている。高密CDはCD用再生
系のほかDVD用再生系でも再生可能である。高密CD
の再生にいずれの再生系を使用するのが有利かについて
検討する。CD再生系はCDの物理特性(基板厚1.2
mm、トラックピッチ1.6μm、線速度1.2〜1.
4m/sec)に合致するように次のように設計されて
いる。 レーザ波長(nm) 対物レンズのNA (例1) 780 0.45 (例2) 635または650 0.37 一方、DVD再生系はDVDの物理特性(単層の場合、
基板厚0.6mm、トラックピッチ0.74μm、線速
度3.49m/sec)に合致するように次のように設
計されている。 レーザ波長(nm) 対物レンズのNA 635または650 0.6
【0004】高密CDの物理特性は基板厚が1.2m
m、トラックピッチが例えば1.3μm、線速度が例え
ば0.9m/secである。高密CDをCD再生系で再
生すると再生RF信号の高周波成分(特に3T信号)の
振幅が低下して、再生RF信号のジッタが悪化する。そ
のままでは実用にならないので、再生RF信号をトラン
スバーサルフィルタなどで波形等化して3T信号振幅を
増幅する必要があり、ノイズ成分も少なからず増幅され
てしまう。反面、CD再生系はNAが小さいのでディス
クの反りに強く、またビームスポット径が大きいのでデ
ィスク表面の欠陥に強いという利点がある。一方、高密
CDをDVD再生系で再生すると、3T信号振幅の低下
はないが、NAが大きいのでディスクの反りに弱く、ま
たビームスポット径が小さいのでディスク表面の欠陥に
弱いという弱点がある。
【0005】この発明は、上述の点に鑑みてなされたも
ので、DVD再生系とCD再生系を有する光ピックアッ
プで高密CDを再生する場合などのように、光ピックア
ップに第1のディスク方式の光ディスクを再生する第1
の再生系と第2のディスク方式の光ディスクを再生する
第2の再生系を有する場合に、両再生系で再生可能な第
3のディスク方式の光ディスクを高品位に再生できるよ
うにした光ディスク再生方法および光ディスク再生装置
を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】ディスクの反りやディス
ク表面の欠陥などのディスクの状態は再生RF信号のジ
ッタとして現れる。そこで、この発明では第3のディス
ク方式の光ディスクについて、第1再生系と第2の再生
系でテスト再生してジッタ値を検出し、ジッタ値が所定
の目標値(例えばゼロ)に近い方の再生系を用いて再生
するようにしている。すなわち、この発明の光ディスク
記録方法は、光ピックアップに第1のディスク方式の光
ディスクを再生する第1の再生系と第2のディスク方式
の光ディスクを再生する第2の再生系を用意し、前記第
1のディスク方式の光ディスクを再生するときは前記第
1の再生系で再生し、前記第2のディスク方式の光ディ
スクを再生するときは前記第2の再生系で再生し、前記
第1、第2のディスク方式と異なる前記第1、第2の再
生系のいずれでも再生可能な第3のディスク方式の光デ
ィスクを再生するときは、前記第1、第2の再生系でそ
れぞれテスト再生してジッタ値を検出し、ジッタ値が所
定の目標値に近い方の再生系を用いて再生するようにし
たものである。これによれば、第3のディスク方式の光
ディスクを再生するときに、ジッタが良い(目標値に近
い)方の再生系で再生するようにしたので、ディスク状
態の良否に拘わらず常に高品位の再生をすることができ
る。
【0007】例えば、第1のディスク方式の光ディスク
がDVDであり、第2のディスク方式の光ディスクがC
Dであり、第1の再生系がDVD再生系であり、第2の
再生系がCD再生系であり、第3のディスク方式の光デ
ィスクがCDよりも記録密度を高めて総プログラム時間
長を100分以上にしてCDフォーマットで記録した高
密CDである場合には、高密CDを再生するときは、D
VD再生系で再生した方がジッタが良いときはDVD再
生系で再生し、CD再生系で再生した方がジッタが良い
ときはCD再生系で再生する。これにより、ディスク状
態に拘わらず高密CDを常に高品位に再生することがで
きる。
【0008】この発明の光ディスク再生装置は、光ピッ
クアップに設けられた第1のディスク方式の光ディスク
を再生する第1の再生系および第2のディスク方式の光
ディスクを再生する第2の再生系と、これら各再生系の
再生RF信号のジッタ値を検出するジッタ検出手段と、
前記第1のディスク方式の光ディスクを再生するときは
前記第1の再生系で再生し、前記第2のディスク方式の
光ディスクを再生するときは前記第2の再生系で再生
し、前記第1、第2のディスク方式と異なる前記第1、
第2の再生系のいずれでも再生可能な第3のディスク方
式の光ディスクを再生するときは、前記第1、第2の再
生系でそれぞれテスト再生して前記ジッタ検出手段でジ
ッタ値を検出し、ジッタ値が所定の目標値に近い方の再
生系を判定し、該判定された再生系を用いて再生するよ
うに、再生する光ディスクのディスク方式およびジッタ
値に応じて使用する再生系を切り換える制御手段とを具
備してなるものである。
【0009】また、この発明の光ディスク再生装置は、
前記再生RF信号を波形等化する波形等化手段と、該波
形等化された再生RF信号について前記ジッタ検出手段
で検出されるジッタ値を最適化するように前記波形等化
手段の波形等化特性を調整する波形等化特性調整手段
と、前記第3のディスク方式の光ディスクを再生すると
きに、前記第1の再生系を使用してテスト再生して最適
化したジッタ値と前記第2の再生系を使用してテスト再
生して最適化したジッタ値とを比較して、ジッタ値が所
定の目標値に近い方の再生系を判定する判定手段とをさ
らに具備し、前記制御手段が、該判定結果に基づき前記
第3のディスク方式の再生に使用する再生系を切り換え
るものである。
【0010】また、この発明の光ディスク再生装置は、
セットされた光ディスクのディスク方式を判別するディ
スク方式判別手段をさらに具備し、前記制御手段が、該
ディスク方式判別手段の判別結果に基づき前記再生系の
切換制御を行うものである。第1のディスク方式の光デ
ィスクがDVDであり、第2のディスク方式の光ディス
クがCDであり、第1の再生系がDVD再生系であり、
第2の再生系がCD再生系であり、第3のディスク方式
の光ディスクがCDよりも記録密度を高めて総プログラ
ム時間長を100分以上にしてCDフォーマットで記録
した高密CDである場合には、前記ディスク方式判別手
段は、例えばリードイン領域のQサブコード情報に基づ
く総プログラム時間が100分未満の場合はCDと判別
し、100分以上の場合は高密CDと判別するものとす
ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を以下説明
する。この実施の形態では、第1のディスク方式の光デ
ィスクがDVD、第2のディスク方式の光ディスクがC
D、第1の再生系がDVD再生系、第2の再生系がCD
再生系、第3のディスク方式の光ディスクが高密CDで
ある場合について説明する。はじめに、高密CDのディ
スク構成について説明する。高密CDは再生専用光ディ
スクであり、外径、内径、基板厚がCDと同じで、それ
ぞれ12cm、1.5cm、1.2mmに構成されてい
る。情報記録領域はCDと同様に、内周側からリードイ
ン領域、プログラム領域、リードアウト領域に分けら
れ、CDフォーマットで情報が記録されている。リード
イン領域のQサブコードにはプログラム領域に記録した
各トラックに関するTOC(Table of Con
tents)が記録されている。TOCには、各トラッ
クのスタート時間、リードアウト領域のスタート時間等
の情報が含まれている。第1トラックのスタート時間と
リードアウト領域のスタート時間との差が総プログラム
時間に相当する。CDの最大可能プログラム時間(総プ
ログラム時間の最大値)は74分59秒74フレームで
あるのに対し、高密CDの総プログラム時間は100分
以上である(総プログラム時間が100分に満たないよ
うな場合には、最終トラックにデータ0を記録して総プ
ログラム時間を100分以上にしている。)。
【0012】図2はこの発明が適用された2焦点方式光
ピックアップを有するDVDプレーヤ11のシステム構
成の一部を示したものである。光ピックアップ10に
は、635nmまたは650nmの波長のレーザ光を発
振するレーザダイオード等のレーザ光源12、ホログラ
ム一体非球面レンズ等の2焦点式対物レンズ14、4分
割PINフォトダイオード等の光検出器16等が配設さ
れている。レーザ光源12から出射されたレーザ光は2
焦点式対物レンズ14で焦点が深いCD用再生ビーム1
8(CD再生系)と焦点が浅いDVD用再生ビーム(D
VD再生系)に分けられて、光ディスク22に照射され
る。光ディスク22がCDの場合はCD用再生ビーム1
8が記録層に焦点を結び、DVDの場合はDVD用再生
ビーム20が記録層に焦点を結ぶように制御される。高
密CDの場合は両再生ビーム18,20のうち再生RF
信号のジッタが良い方のビームが記録層に焦点を結ぶよ
うに制御される。
【0013】再生ビーム18,20のうち光ディスク2
2の記録層に焦点を結んだビームの戻り光は光検出器1
6にビームスポットを形成し、受光される。光検出器1
6の全分割領域の受光出力電流は電流/電圧変換アンプ
24でその電流値に応じた電圧値の信号(再生RF信
号)に変換され、トランスバーサルフィルタ等の波形等
化回路26で各ピット長の信号レベルが揃えられ、スラ
イサ28で適宜のスライスレベルでスライスされて、2
値化される。2値化された信号はそのまま後段回路に送
られて信号再生処理が行われる。クロック再生回路30
は該2値化信号からクロック信号を再生し、該再生クロ
ックとスライサ28の出力信号とを位相比較して、再生
RF信号のジッタに対応したジッタ検出信号を出力す
る。CPU32は光ディスク22のディスク方式(C
D,DVD,高密CD)およびジッタ検出値に応じて再
生系を切り換える制御を行う。再生の切り換えは、フォ
ーカス駆動回路34を制御することにより行われる。す
なわち、CD再生系を使用するときは2焦点式対物レン
ズ14をその下限位置から上昇させてフォーカスサーボ
をかけることにより、CD用再生ビーム18が光ディス
ク22の記録層に焦点を結んだ状態に引き込まれる。D
VD再生系を使用するときは2焦点式対物レンズ14を
その上限位置から下降させてフォーカスサーボをかける
ことにより、DVD用再生ビーム20が光ディスク22
の記録層に焦点を結んだ状態に引き込まれる。
【0014】図3はこの発明が適用された2レーザ光方
式光ピックアップを有するDVDプレーヤ35のシステ
ム構成の一部を示したものである。光ピックアップ36
には、635nmまたは650nmの波長のレーザ光を
発振するレーザダイオード等のDVD用レーザ光源3
8、対物レンズ40、4分割PINフォトダイオード等
の光検出器42等からなるDVD再生系と、780nm
の波長のレーザ光を発振するレーザダイオード等のCD
用レーザ光源44、対物レンズ46、4分割PINフォ
トダイオード等の光検出器48等からなるCD再生系が
構成されている。DVD用レーザ光源38から発振され
たレーザ光50は、対物レンズ40を介して光ディスク
22の記録層に焦点を結び、その戻り光は光検出器42
で受光される。CD用レーザ光源44から発振されたレ
ーザ光52は、対物レンズ46を介して光ディスク22
の記録層に焦点を結び、その戻り光は光検出器48で受
光される。
【0015】光検出器42,48の各全分割領域の受光
出力電流は電流/電圧変換アンプ54,56でその電流
値に応じた電圧値の信号(再生RF信号)にそれぞれ変
換され、スイッチ58を介してトランスバーサルフィル
タ等の波形等化回路60で各ピット長の信号レベルが揃
えられ、スライサ61で適宜のスライスレベルでスライ
スされて、2値化される。2値化された信号はそのまま
後段回路に送られて信号再生処理が行われる。クロック
再生回路63は該2値化信号からクロック信号を再生
し、該再生クロックとスライサ61の出力信号とを位相
比較して、再生RF信号のジッタに対応したジッタ検出
信号を出力する。CPU65は光ディスク22のディス
ク方式(CD,DVD,高密CD)およびジッタ検出値
に応じて再生系を切り換える制御を行う。この再生系の
切り換えは、光ピックアップ36内のレーザ光源38,
44の切換えおよびスイッチ58の切換えによって行わ
れる。すなわち、レーザ光源38をオン、レーザ光源4
4をオフにし、スイッチ58をDVD側に接続してフォ
ーカス合わせをすればDVD再生系が使用され、レーザ
光源38をオフ、レーザ光源44をオンにし、スイッチ
58をCD側に接続してフォーカス合わせをすればCD
再生系が使用される。
【0016】図2および図3のDVDプレーヤ11,3
5における再生系切換制御のための機能ブロックを図1
に示す。光ピックアップ10,36のDVD再生系62
またはCD再生系64から出力される再生RF信号は、
波形等化手段66で波形等化され、ジッタ検出手段68
でジッタが検出される。波形等化特性調整手段70は検
出されるジッタ値を最適化するように(所定のジッタ目
標値(例えばゼロ)に最も近いジッタ値となるように)
波形等化手段66の波形等化特性を自動調整する。最適
化ジッタ値記憶手段72は高密CDの再生で使用する再
生系を決めるためのテスト再生において、DVD再生系
62を使用してジッタを最適化した時のジッタ値Jbを
記憶する。最適化ジッタ値記憶手段74は同テスト再生
において、CD再生系64を使用してジッタを最適化し
た時のジッタ値Jaを記憶する。判定手段76は、最適
化ジッタ値記憶手段72,74に記憶されたDVD再生
系、CD再生系の各最適化されたジッタ値と所定のジッ
タ目標値とをそれぞれ対比して、最適化されたジッタ値
が所定のジッタ目標値に近い方の再生系を判定する。デ
ィスク方式判別手段78は、ディスク方式(DVD,C
D,高密CD)を判別する。制御手段80は、判別され
たディスク方式および判定手段76の判定結果に基づい
て再生系62,64の切換制御を行う。
【0017】図1の機能ブロックによる再生系62,6
4の切換制御の手順を図4に示す。光ディスクがローデ
ィングされると(S10)、光ピックアップ10,36
をDVD再生系62側に切り換えて(S11)、ディス
ク判別する(S12,S13)。DVDとCD(高密C
Dを含む)の判別は例えば次のようにして行われる。フ
ォーカスサーボをオフした状態で、対物レンズ14(図
2)、40(図3)を所定の下限位置から所定の上限位
置まで所定速度で上昇させる。この移動の際に、フォー
カスエラー信号に基づき合焦回数をカウントし、同時に
移動開始から合焦までの時間を計測する。そして、2回
合焦が検出された場合は2層のDVDと判定する。1回
だけ合焦が検出された場合は、移動開始から合焦までの
時間が所定の基準時間よりも短い場合は単層のDVDと
判定し(基板厚が0.6mmと薄いので、短時間で記録
層に合焦する。)、該基準時間よりも長い場合はCD
(高密CDを含む)と判定する(基板厚が1.2mmと
厚いので、記録層に合焦するのに時間を要する。)。こ
のようにして、DVDとCD(高密CDを含む)が判別
される。
【0018】DVDと判定された場合は、DVD再生系
62によるフォーカス合わせおよび波形等化等DVD再
生に必要な各種調整を行って(S14)、本番の再生を
行う。CDまたは高密CDと判定された場合は、光ピッ
クアップ10,36をCD再生系64側に切り換えて
(S15)、フォーカス合わせを行ってリードイン領域
のTOCを読み込む(S16)。TOCに基づき総プロ
グラム時間が100分未満か100分以上かを判断して
(S17)、100分未満の場合はCDと判定し、CD
再生系64をそのまま使用して、必要に応じて波形等化
等CD再生に必要な各種調整を行って(S18)、本番
の再生を行う。100分以上の場合は高密CDと判定
し、CD再生系64をそのまま使用してディスク径方向
の所定位置(例えばディスク最内周位置近傍のデータエ
リア)で波形等化特性調整手段70により波形等化手段
66の波形等化特性を様々に変化させて、ジッタが最適
となる(ジッタ目標値に最も近くなる)波形等化特性を
探し出すジッタ最適化調整を行い(S19)、該調整の
結果最適化されたジッタ値Jaを記憶する(S20)。
次いで、光ピックアップ10,36をDVD再生系62
側に切り換えて(S21)、ディスク径方向の所定位置
(例えばディスク最内周位置近傍のデータエリア)で同
様に、波形等化特性調整手段70により波形等化手段6
6の波形等化特性を様々に変化させて、ジッタが最適と
なる(ジッタ目標値に最も近くなる)波形等化特性を探
し出すジッタ最適化調整を行い(S22)、該調整の結
果最適化されたジッタ値Jbを記憶する(S23)。両
再生系62,64の最適化ジッタ値Ja,Jbを比較し
てジッタの良い方(ジッタ目標値に近い方)を判定し
(S24)、該判定された再生系に設定する(S2
5)。そして、該設定された再生系を使用して、波形等
化手段66の波形等化特性を該再生系について得られた
最適化ジッタ値(JaまたはJb)に設定し、必要に応
じて高密CDの再生に必要な他の調整を行って(S2
6)、本番の再生を行う。
【0019】なお、上記実施の形態ではディスク方式を
自動で判別したが、使用者の操作によりディスク方式の
情報を指示入力することもできる。また、上記実施の形
態では、この発明をCD再生系とDVD再生系を有する
光ピックアップで高密CDを再生する場合に適用した例
を示したが、これ以外の組合せにも適用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態を示す図で、図2、図
3のDVDプレーヤ11,35における再生系の切換制
御のための機能ブロック図である。
【図2】 この発明が適用された2焦点方式光ピックア
ップを有するDVDプレーヤのシステム構成の一部を示
すブロック図である。
【図3】 この発明が適用された2レーザ方式光ピック
アップを有するDVDプレーヤのシステム構成の一部を
示すブロック図である。
【図4】 図1の機能ブロックによる再生系62,64
の切換制御の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10,36…光ピックアップ、11,35…DVDプレ
ーヤ(光ディスク再生装置)、22…光ディスク(DV
D(第1のディスク方式の光ディスク)、CD(第2の
ディスク方式の光ディスク)、高密CD(第3のディス
ク方式の光ディスク))、62…DVD再生系(第1の
再生系)、64…CD再生系(第2の再生系)、66…
波形等化手段、68…ジッタ検出手段、70…波形等化
特性調整手段、76…判定手段、78…ディスク方式判
別手段、80…制御手段。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ピックアップに第1のディスク方式の光
    ディスクを再生する第1の再生系と第2のディスク方式
    の光ディスクを再生する第2の再生系を用意し、前記第
    1のディスク方式の光ディスクを再生するときは前記第
    1の再生系で再生し、前記第2のディスク方式の光ディ
    スクを再生するときは前記第2の再生系で再生し、前記
    第1、第2のディスク方式と異なる前記第1、第2の再
    生系のいずれでも再生可能な第3のディスク方式の光デ
    ィスクを再生するときは、前記第1、第2の再生系でそ
    れぞれテスト再生してジッタ値を検出し、ジッタ値が所
    定の目標値に近い方の再生系を用いて再生する光ディス
    ク再生方法。
  2. 【請求項2】前記第1のディスク方式の光ディスクがD
    VDであり、前記第2のディスク方式の光ディスクがC
    Dであり、前記第1の再生系がDVD再生系であり、前
    記第2の再生系がCD再生系であり、前記第3のディス
    ク方式の光ディスクがCDよりも記録密度を高めて総プ
    ログラム時間長を100分以上にしてCDフォーマット
    で記録した高密CDである請求項1記載の光ディスク再
    生方法。
  3. 【請求項3】光ピックアップに設けられた第1のディス
    ク方式の光ディスクを再生する第1の再生系および第2
    のディスク方式の光ディスクを再生する第2の再生系
    と、 これら各再生系の再生RF信号のジッタ値を検出するジ
    ッタ検出手段と、 前記第1のディスク方式の光ディスクを再生するときは
    前記第1の再生系で再生し、前記第2のディスク方式の
    光ディスクを再生するときは前記第2の再生系で再生
    し、前記第1、第2のディスク方式と異なる前記第1、
    第2の再生系のいずれでも再生可能な第3のディスク方
    式の光ディスクを再生するときは、前記第1、第2の再
    生系でそれぞれテスト再生して前記ジッタ検出手段でジ
    ッタ値を検出し、ジッタ値が所定の目標値に近い方の再
    生系を判定し、該判定された再生系を用いて再生するよ
    うに、再生する光ディスクのディスク方式およびジッタ
    値に応じて使用する再生系を切り換える制御手段とを具
    備してなる光ディスク再生装置。
  4. 【請求項4】前記再生RF信号を波形等化する波形等化
    手段と、 該波形等化された再生RF信号について前記ジッタ検出
    手段で検出されるジッタ値を最適化するように前記波形
    等化手段の波形等化特性を調整する波形等化特性調整手
    段と、 前記第3のディスク方式の光ディスクを再生するとき
    に、前記第1の再生系を使用してテスト再生して最適化
    したジッタ値と前記第2の再生系を使用してテスト再生
    して最適化したジッタ値とを比較して、ジッタ値が所定
    の目標値に近い方の再生系を判定する判定手段とをさら
    に具備し、 前記制御手段が、該判定結果に基づき前記第3のディス
    ク方式の再生に使用する再生系を切り換える請求項3記
    載の光ディスク再生装置。
  5. 【請求項5】セットされた光ディスクのディスク方式を
    判別するディスク方式判別手段をさらに具備し、 前記制御手段が、該ディスク方式判別手段の判別結果に
    基づき前記再生系の切換制御を行う請求項3または4記
    載の光ディスク再生装置。
  6. 【請求項6】前記第1のディスク方式の光ディスクがD
    VDであり、前記第2のディスク方式の光ディスクがC
    Dであり、前記第1の再生系がDVD再生系であり、前
    記第2の再生系がCD再生系であり、前記第3のディス
    ク方式の光ディスクがCDよりも記録密度を高めて総プ
    ログラム時間長を100分以上にしてCDフォーマット
    で記録した高密CDである請求項3から5のいずれかに
    記載の光ディスク再生装置。
  7. 【請求項7】前記ディスク方式判別手段が、リードイン
    領域のQサブコード情報に基づく総プログラム時間が1
    00分未満の場合はCDと判別し、100分以上の場合
    は高密CDと判別する請求項6記載の光ディスク再生装
    置。
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