JP2000011528A - 情報記録媒体の判別装置 - Google Patents

情報記録媒体の判別装置

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JP2000011528A
JP2000011528A JP10177709A JP17770998A JP2000011528A JP 2000011528 A JP2000011528 A JP 2000011528A JP 10177709 A JP10177709 A JP 10177709A JP 17770998 A JP17770998 A JP 17770998A JP 2000011528 A JP2000011528 A JP 2000011528A
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Japan
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information recording
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signal
dvd
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JP10177709A
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Tomoyoshi Takeya
智良 竹谷
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Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学的記録媒体の記録再生装置において、厚
さの異なるディスクや反射率の異なる複数のディスクの
判別をすばやく行うことを目的とするものである。 【解決手段】 情報記録媒体の判別装置100は、CD
等の情報記録媒体1にビームを照射して得られる反射光
に基づいて生成される受光信号(FE信号)によって情
報記録媒体1の種類を判別する受光信号判別手段である
A/D変換器7やCPU31を備えたものにおいて、F
E信号の振幅をAmp40で増幅させ、この増幅された
振幅の大小により情報記録媒体1の種類を判別する増幅
信号判別手段としてのA/D変換器41及びCPU31
を有し、これらのA/D変換器41等による判別処理
と、A/D変換器7等による判別処理とが同時に行われ
るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば光ディスク
等の情報記録媒体にビームを照射することにより得られ
る反射光により情報記録媒体の種類を判別する情報記録
媒体の判別装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ディスク等の情報記録媒体の記録再生
において、例えばCDとDVDの場合のように厚さの異
なるディスクを再生するときには、CDには780nm
の波長のレーザーを照射し再生し、DVDには650n
mの波長のレーザーを照射し再生する場合が多い。
【0003】この再生に先立ち、セットされたディスク
がどちらの種類のものか判別する必要がある。従来、こ
れら複数種のディスクを判別する方法として、例えば先
にCD用レーザーを点灯してフォーカスをアップ・ダウ
ンさせ、合焦点で得られる受光信号すなわちフォーカス
エラー(以下FE)信号のレベルを基準値と比較して判
別し、その後にDVDについて同様に判別する方法があ
った。
【0004】従来の再生装置における判別方法を図15
を用いて説明する。
【0005】図15において、再生装置150にセット
された例えばコンパクトディスク(以下CD)1からの
信号は、ピックアップ(以下PU)3で読み出され、R
F信号、トラッキングエラー(以下TE)信号及びFE
信号を生成するプリアンプ5に入力される。なお、再生
装置150は、厚さの異なるディスク、例えばDVD再
生用に専用PU4も有しており、これからの信号も同様
にプリアンプ5に入力される。
【0006】このプリアンプ5で作られたFE信号は、
サーボアンプ6においてA/D変換器7に入力される。
このA/D変換器7は、CPU31からデータが読める
ように接続され、CPU31は、読み取ったデータをメ
モリ32に記憶するとともに、ディスクの判別を行う。
【0007】その後、A/D変換器7からの出力は、イ
コライザ(EQ)と増幅器(Amp)8を経て、D/A
変換器9でアナログ信号に変換され、このアナログ信号
は、フォーカス・コイル駆動用のドライバ回路13に入
力され、CDかDVDのどちらを再生するかによって、
SW36がCPU31により切り替えられ、PU3又は
PU4内のフォーカス(以下FOCS)・コイル(図示
せず)を駆動する。
【0008】そして、このような構成の判別装置による
従来のディスク判別方法は以下の手順によって行われ
る。図16は、ピックアップの駆動(同図(a))、レ
ーザー発光のON、OFF(同図(b))及びエラー信
号の波形を示すものである。
【0009】同図に示すように、再生装置150にディ
スク1がセットされた後、先ず第一にCD用ピックアッ
プ3内のレーザーを発光させつつディスクに対して接
近、離脱させ、反射光によりエラー信号を得る。
【0010】このとき、合焦付近でFEにS字カーブが
現れるので、このS字カーブレベルを予め設定された基
準値と比較し、CDか他のディスクかを判別する。例え
ば、ディスクがCDの場合に、CD用PU3のレーザー
を照射したとき、S字カーブは1.7Vp−pとなり、
ディスクが一層DVDの場合、CD用のレーザーでは十
分にビームが絞り切れない等からエラー信号は十分なレ
ベルが得られず、0.8Vp−pとなる。
【0011】すなわち、この方法の場合、判別するディ
スクがCDとDVD(一層)、DVD(二層)、CD−
R、CD−RWにおいては、DVD(二層)、CD−R
Wの反射率が低いためノイズに埋もれてしまうか、FE
信号をA/D変換器で2値データとして取り込む際、解
像度的に正確にレベルを取り込めずディスクが判別出来
ない。
【0012】このためDVD用のレーザーも照射し、ア
ップダウンさせたり、あるいは、CD用レーザー、DV
D用レーザー、CD用レーザー、DVD用レーザーと何
度も、レーザーを照射・消灯させてディスク判別してい
る例もある。また、二度目のフォーカスをアップ・ダウ
ンさせる時、FEのゲインを一回目より上げて(例えば
倍)、再度FE信号のレベルを取り込み基準値と比較
し、ディスクの判別を行う場合もある。
【0013】なお、図16において、DVDのS字カー
ブがCDのS字カーブより先に現れているのは、ディス
クの反射面までの厚さが異なり、DVDの方が薄く、即
ち近いためである。この場合、例えば1.0Vp−p以
上ならCDと判別する。
【0014】ところで、二層DVD、CD−RWも再生
する装置の場合、S字カーブレベルは二層DVDで0.
3Vp−p、CD−RWで0.4Vp−pしかなく、C
Dではないと判別されてしまい、かつノズルレベルと判
別しにくくディスクは存在しなと判別されてしまう事も
ある。
【0015】このため、セットされたディスクがCDで
はないと判別された場合には、ディスクは一層・二層D
VDかCD−RWかまだ解らないので、引き続きディス
クにDVD用レーザーを照射する。
【0016】DVD用レーザーを一層DVDに照射した
場合、例えばS字カーブレベルは1.3Vp−pが得ら
れ、二層DVDのS字カーブレベルは0.5Vp−p得
られ、CD−RWのS字カーブレベルは0.1Vp−p
が得られる。
【0017】このとき、判定レベルを1.0Vp−pに
設定すれば、一層DVDが見分けられるが、二層DV
D、CD−RWが見分けられず、かつノイズレベルと判
別しにくいので、エラー信号のゲインを例えば2倍にし
て振幅を増幅させる。DVD用レーザーを、ゲインを2
倍にして二層DVDに照射した場合、例えばS字カーブ
レベルは1.0Vp−pが得られ、CD−RWのS字カ
ーブレベルは0.2Vp−p得られる。
【0018】判定レベルを0.8Vp−pに設定すれ
ば、二層DVD、CD−RWとも見分けていた。しか
し、CD−RWはDVD用レーザーでのS字カーブレベ
ルは、ゲインを2倍にしても0.2Vp−pしか得られ
ず、ディスクは存在しないと区別し難いため、さらにC
D用レーザーでゲインを例えば2倍にし、CD用レーザ
ーをCD=RWに照射した場合、例えばS字カーブレベ
ルは0.8Vp−pが得られ、ディスク無しとCD−R
Wが見分けられる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の判別方法では、上述したように判別すべきディス
クがCD,CD−R,CD−RW,一層DVD、二層D
VD等のように複数種ある場合、CD用ピックアップ、
DVD用ピックアップ、DVD用ピックアップ、CD用
ピックアップの順にピックアップを数回にわたって交互
に使い、徐々に判別していかなくてはならなかった。
【0020】また、判断信号とノイズレベルとの見分け
がし難い場合は、判断信号のゲインを変えて判別を行っ
ているため、判別ルーチンが全て終了するまで時間がか
かり、かつ短時間にそれぞれのレーザーを頻繁にON/
OFFするので、レーザーの寿命が短くなる危険性があ
るといった問題点があった。
【0021】そこで本発明は、係る課題を解決すべくな
されたものであり、従来のディスク判別方法を改善し、
ディスク判別を正確にかつ早く行うことができるととも
に、レーザーのON/OFFの頻度を低減させてレーザ
の寿命の長期化を図ることのできる情報記録媒体の判別
装置を提供するものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に係る発明は、情報記録媒体にビームを
照射して得られる反射光に基づいて生成される受光信号
によって該情報記録媒体の種類を判別する受光信号判別
手段を備えた情報記録媒体の判別装置において、該受光
信号の振幅を増幅させ、この増幅された信号により情報
記録媒体の種類を判別する増幅信号判別手段を有し、こ
の増幅信号判別手段よる判別処理と前記受光信号判別手
段による判別処理とが同時に行われるものである。
【0023】また、請求項2にかかる発明は、請求項1
に記載の情報記録媒体の判別装置において、前記受光信
号判別手段が前記受光信号を2値化する変換手段を有す
るとともに、前記増幅信号判別手段が増幅された信号を
2値化するための変換手段を有するものである。
【0024】請求項1に記載の発明によれば、光ディス
ク等の情報記録媒体からの反射光により得られる受光信
号と、これを増幅して得られる増幅信号とについての判
別処理を同時に行うため、一回の動作で異なる種類の判
別処理を行うことができ、厚さの異なるディスクや光学
的反射率の異なるディスクの判別を迅速にかつ正確に行
うことができる。
【0025】請求項3にかかる発明は、情報記録媒体に
ビームを照射して得られる反射光に基づいて生成される
受光信号によって該情報記録媒体の種類を判別する受光
信号判別手段を備えた情報記録媒体の判別装置におい
て、該受光信号の振幅を増幅して生成された増幅信号を
出力する増幅手段と、前記受光信号又は増幅信号を微小
時間単位で切り替えて択一的に前記受光信号判別手段に
入力する切替え手段とを有するものである。
【0026】ここで、微小時間単位とは、例えばFEの
レベルを正確に取り込むのに必要な時間であり、FEの
S字カーブ幅が2msec程度であればこの周波数500Hz
の100倍程度であり、例えば最低でもCDのサンプリ
ング周波数である44kHz〜88kHz程度以上の時間であ
ることが好ましい。
【0027】このような請求項3に係る発明によれば、
情報記録媒体からの反射光により得られる受光信号と、
これを増幅して得られる増幅信号とについての判別処理
を並行して行うことができる。
【0028】特に、一回の動作で得られる信号を増幅手
段で増幅して増幅信号を生成し、反射光から直接得られ
る受光信号と、この増幅信号を微小時間単位で切り替え
ることによって、一つの受光信号判別手段を用いて異な
る種類の信号を処理することができる。これにより、装
置が複雑化するのを回避させることができるとともに、
製造コストの低減を図ることができる。
【0029】また、請求項4の発明では、請求項1乃至
3記載の情報記録媒体の判別装置において、前記情報記
録媒体に対向される単一の対物レンズと、この対物レン
ズに対応させて設けられ、該対物レンズを前記情報記録
媒体に対して接近、離脱させる駆動手段とを有すること
で厚さや反射率の異なるディスクの判別をすばやく且つ
正確に行うことができる。
【0030】請求項5の発明では、請求項1乃至3記載
の情報記録媒体の判別装置において、前記情報記録媒体
に対向される複数の対物レンズと、これら複数の対物レ
ンズの各々に対応させて設けられ、該複数の対物レンズ
を前記情報記録媒体に対して接近、離脱させる複数の駆
動手段とを有することで厚さや反射率の異なるディスク
の判別をすばやく且つ正確に行うことができる。
【0031】請求項6の発明では、請求項1乃至3記載
の情報記録媒体の判別装置において、前記情報記録媒体
に対向される複数の対物レンズと、前記複数の対物レン
ズを一括して前記情報記録媒体に対して接近、離脱させ
る駆動手段とを有することで厚さや反射率の異なるディ
スクの判別をすばやく且つ正確に行うことができる。
【0032】請求項7に係る発明は、情報記録媒体にビ
ームを照射して得られる反射光に基づいて情報記録媒体
の判別装置において、前記情報記録媒体に対向される複
数の対物レンズと、これら複数の対物レンズの各々に対
応させて設けられ、前記対物レンズを介して前記情報記
録媒体にビームを照射する複数のビーム発光手段と、前
記複数の対物レンズを一括して前記情報記録媒体に対し
て接近、離脱させる駆動手段とを有し、前記複数のビー
ム発光手段が同時に前記ビームを照射するものである。
【0033】このような請求項7に係る発明によれば、
複数の対物レンズを介して複数のビームを照射しつつ、
これらの対物レンズを一括して接近、離脱させるため、
一回の動作で複数の受光信号を得ることができる。その
結果、複数種の情報記録媒体の判別を行う場合であって
も、その処理時間を短縮することができる。
【0034】請求項8に係る発明は、情報記録媒体にビ
ームを照射して得られる反射光に基づいて情報記録媒体
の判別装置において、前記情報記録媒体に対向される複
数の対物レンズと、これらの複数の対物レンズに対応さ
せて設けられ、前記対物レンズを介して前記情報記録媒
体にビームを照射する複数のビーム発光手段と、前記複
数の対物レンズの各々に対応させて設けられ、該複数の
対物レンズを前記情報記録媒体に対して接近、離脱させ
る複数の駆動手段とを有し、前記複数の対物レンズのう
ちの一つに対して、該対物レンズに対応する前記ビーム
発光手段でビームを照射しつつ、該対物レンズに対応す
る前記駆動手段で該対物レンズを前記情報記録媒体に接
近、離脱させるとともに、この一つの対物レンズに対す
るビームの照射が終了する前に、他の対物レンズに対す
るビームの照射及び駆動を開始するものである。
【0035】このような請求項8に係る発明によれば、
複数の対物レンズを用いて複数の受光信号を得ることが
できるため、複数種の情報記録媒体を判別する場合であ
っても、その処理時間を短縮することができる。
【0036】特に、複数の対物レンズの動作と、ビーム
を照射するタイミングをずらすため、判別処理手段の負
担を軽減することができる。
【0037】
【発明の実施の形態】第1実施形態 本発明の第1の実施形態について説明する。図1は、本
実施形態に係る再生装置100の全体構成を示すもので
ある。同図において、再生装置100は、情報記録媒体
であるディスク1にビームを照射して得られる反射光に
基づいて生成される受光信号を変換するA/D変換器7
と、これに基づいてディスク1の種類を記憶・判別する
ためのCPU31、メモリ32等を備えたものである。
【0038】詳しくは、同図において、再生装置100
にセットされた例えばコンパクトディスク(以下CD)
1からの信号は、ピックアップ(以下PU)3で読み出
され、RF信号、トラッキングエラー(以下TE)信号
及びFE信号を生成するプリアンプ5に入力される。な
お、再生装置50は、厚さの異なるディスク、例えばD
VD再生用に専用PU4も有しており、これからの信号
も同様にプリアンプ5に入力される。
【0039】また、再生装置100は、PU3内のレー
ザー(図示せず)の光パワーをコントロールするための
APC回路1(33)を有するとともに、このレーザー
のON/OFFはCPU31によりコントロールされ
る。なお、DVD用PU4についても同様に、APC回
路2(34)が備えられている。
【0040】そして、再生装置100では、プリアンプ
5で作られたFE信号は、サーボアンプ6においてA/
D変換器7に入力され、イコライザ(EQ)と増幅器
(Amp)8を経て、D/A変換器9でアナログ信号に
変換される。
【0041】その後、このアナログ信号は、フォーカス
・コイル駆動用のドライバ回路13に入力され、CDか
DVDのどちらを再生するかによって、SW36がCP
U31により切り替えられ、PU3又はPU4内のフォ
ーカス(以下FOCS)・コイル(図示せず)を駆動す
る。
【0042】また、A/D変換器7は、CPU31から
データが読めるように接続されているとともに、CPU
31は読み取ったデータをメモリ32に記憶する。
【0043】一方、プリアンプ5で作られたTE信号は
サーボアンプ6において、A/D変換器10に入力さ
れ、イコライザ(EQ)と増幅器(Amp)11を介
し、D/A変換器12にてアナログ信号に変換された
後、トラッキング・コイル駆動用のドライバ回路14に
入力される。このアナログ信号に基づき、CDかDVD
のどちらを再生するかにより、SW35がCPU31に
より切り替えられ、PU内のトラッキング(以下TRK
G)・コイル(図示せず)を駆動する。また、A/D変
換器10は、CPU31からデータが読める用に接続さ
れており、CPU31は読み取ったデータをメモリ32
に記憶する。
【0044】他方、プリアンプ5で作られたRF信号
は、デコーダ15に入力され、A/D変換器16でデジ
タル信号に変換された後、イコライザ(EQ)と増幅器
(Amp)17を介し、同期検出回路27に入力され、
スピンドルエラー回路28でエラーが作られてD/A変
換器29にてアナログ信号に変換される。このアナログ
信号に基づき、スピンドル・ドライバ回路30によりス
ピンドル(以下SPDL)モーター2を駆動する。
【0045】なお、A/D変換器16で変換されたデジ
タル信号は、トラックカウント用信号を作るため、イコ
ライザ、増幅器17を介してTop検出器18とBot
tom検出器19に入力され、それぞれTopのエンベ
ロープ信号とBottomのエンベロープ信号が作られ
る。
【0046】これらのTopのエンベロープ信号とBo
ttomのエンベロープ信号は、加算器20で加算さ
れ、RF信号の上下のエンベロープから作られるトラッ
ククロスによる振幅をもつ信号が生成される。この信号
を一定のスライスレベルでスライスし、トラックカウン
ト回路21で、サーチ時のトラックカウントを行い、キ
ャリッジ(以下CARG)エラー回路22でキャリッジ
エラーが作られてD/A変換器23にてアナログ信号に
変換された後、CARGドライバ回路24を介し、さら
にCDかDVDのどちらを再生するかで、SW37でC
PU31により切り替えられCARGモーター25を駆
動する。
【0047】なお、再生するディスクがCDではなくD
VDの場合、FOCSコイル駆動用のドライバ回路13
の出力はSW36を介し、PU4へ、TRKGコイル駆
動用のドライバ回路14の出力はSW35を介しPU4
へ、CARGドライバ回路24の出力はSW37を介し
キャリッジモーター26を駆動する。
【0048】そして、特に、本実施形態に係る判別装置
100は、受光信号の振幅を増幅させるためのAmp4
0と、この増幅された増幅信号を2値化するA/D変換
器41と、この2値化された信号を記憶し判別するCP
U31、メモリ32とを有する。これらのA/D変換器
7等による処理と、Amp40及びA/D変換器41等
による処理とは同時に行われる。
【0049】すなわち、本実施形態においては、例えば
ディスク1からの受光信号は、PU3で読み出され、プ
リアンプ5に入力され、この受光信号に基づいて生成さ
れたFE信号は、サーボアンプ6において、A/D変換
器7と例えばゲイン2倍のAmp40に入力される。そ
して、A/D変換器7に入力されたFE信号はそのまま
の振幅で解析されるとともに、これと並行して、Amp
40に入力されたFE信号は2倍に増幅されたうえでA
/D変換器41に送られて解析される。
【0050】詳しくは、A/D変換器7に入力されたF
E信号は、CPU31がFEレベルを取り込み、取り込
んだデータからFEレベルのピーク・トゥ・ピークを求
めメモリ32に記憶する。
【0051】一方、Amp40の出力はA/D変換器4
1に入力される。なお、A/D変換器7,A/D変換器
41はCPU31からデータが読めるように接続され、
同様にCPU31は読み取ったデータをメモリ32に記
憶する。
【0052】次に、このような再生装置100の動作を
図2を用いて説明する。同図は、受光用のPUの上下動
作(同図(a))と、ビームの発光手段のON、OFF
(同図(b))及び得られた受光信号の波形(同図
(c))を関連付けて示すものである。
【0053】同図において、CD用PU3内のフォーカ
スコイルを下げ、CD用ビームを発光させ、ディスク1
に向かって上昇させて行く。このとき、セットされたデ
ィスクが一層DVDの場合、CD用ビームによるフォー
カスエラーFE12=0.8Vp−p(Gain=1)
とFE22=1.6(Gain=2)Vp−pが先に発
生するので、A/D変換器7,41で二値化されてデー
タをCPU31を介してメモリ32に記憶する。
【0054】一方、セットされたディスクが二層DVD
の場合、CD用LDによるフォーカスエラーFE13=
0.3Vp−p(Gain=1)とFE23=0.6
(Gain=2)が先に発生するので、A/D変換器
7,41で二値化されてデータをCPU31を介してメ
モリ32に記憶する。
【0055】次に、セットされたディスク1がCDの場
合、DVDより反射面が遠いのでDVDの時よりも後
に、CD用LDによるフォーカスエラーFE11=1.
7Vp−p(Gain=1)とFE21=3.4Vp−
p(Gain=2)が発生するので、A/D変換器7,
41で二値化されてデータをCPU31を介してメモリ
32に記憶する。
【0056】セットされたディスクがCD−RWの場
合、CDと同様にCD用LDによるフォーカスエラーF
E14(Gain=1)=0.4Vp−pとFE24=
0.8Vp−p(Gain=2)が発生するので、A/
D変換器7,41で二値化されてデータをCPU31を
介してメモリ32に記憶する。
【0057】続けてDVD用PU4内のフォーカスコイ
ルを下げ、DVD用LD(図示せず)を発光させ、ディ
スク1に向かって上昇させて行く、セットされたディス
クが一層DVDの場合、DVD用LDによるフォーカス
エラーFE16=1.3Vp−p(Gain=1)とF
E26=2.6(Gain=2)Vp−pが先に発生す
るので、A/D変換器7,41で二値化されてデータを
CPU31を介してメモリ32に記憶する。
【0058】セットされたディスクが二層DVDの場
合、DVD用LDによるフォーカスエラーFE17=
0.5Vp−p(Gain=1)とFE27=1.0V
p−p(Gain=2)が先に発生するので、A/D変
換器7,41で二値化されてデータをCPU31を介し
てメモリ32に記憶する。
【0059】次に、セットされたディスクがCDの場
合、DVDより反射面が遠いのでDVDの時よりも後
で、DVD用LDによるフォーカスエラーFE15=
0.3Vp−p(Gain=1)とFE25=0.6V
p−p(Gain=2)が発生するので、A/D変換器
7,41で二値化されてデータをCPU31を介してメ
モリ32に記憶する。
【0060】セットされたディスクがCD−RWの場
合、CDと同様にCD用LDによるフォーカスエラーF
E18(Gain=1)=0.1Vp−pとFE28=
0.2Vp−p(Gain=2)が発生するので、A/
D変換器7,41で二値化されてデータをCPU31を
介してメモリ32に記憶する。
【0061】次に、記憶したS字カーブレベルからディ
スクの種類を判別する方法を図3及び図4を用いて説明
する。同図は、かかる判別方法の処理手順のフローチャ
ートを示すものである。
【0062】まず、ディスク1がセットされているか確
認し(STEP1)、セットされていればCD用PU3
のFOCSコイルを下げる(STEP2)。次にCD用
LDを点灯させアクチュエータが安定するのを待つため
例えば10msec待ち(STEP3)、FOCSコイ
ルをディスクにぶつからない高さまで上昇させる(ST
EP4)。合焦点で発生したCD用レーザーによるGa
in=1のS字カーブのピーク・ツウ・ピーク(FE
1)を読み取りメモリに記憶し(STEP5)、さらに
Gain=2のS字カーブのピーク・ツウ・ピーク(F
E2)を読み取りメモリに記憶する(STEP6)。
【0063】FOCSコイルを中点まで下げCD用LD
を消し(STEP7)、得られたFE1を読み出し、基
準値、例えば1.0Vp−pと比較し(STEP8)、
FE1=1.0Vp−p以上ならばCDと判別する(S
TEP9)。
【0064】STEP8でFE1が1.0Vp−p未満
だった場合、DVD用PU4のFOCSコイルを下げる
(STEP10)。次にDVD用LDを点灯させアクチ
ュエータが安定するのを待つため例えば10msec待
ち(STEP11)、FOCSコイルをディスクにぶつ
からない高さまで上昇させる(STEP12)。
【0065】合焦点で発生したDVD用レーザーによる
Gain=1のS字カーブのピーク・ツウ・ピーク(F
E3)を読み取りメモリに記憶し(STEP13)、さ
らにGain=2のS字カーブのピーク・ツウ・ピーク
(FE4)を読み取りメモリに記憶する(STEP1
6)。そして、得られたFE3を読み出し、基準値、例
えば1.0Vp−pと比較し(STEP17)、FE3
=1.0Vp−p以上ならば一層DVDと判別する(S
TEP18)。
【0066】STEP17でFE3が1.0Vp−p未
満だった場合、得られたFE4を読み出し、基準値、例
えば0.8Vp−pと比較し(STEP19)、FE4
=0.8Vp−p以上ならば二層DVDと判別する(S
TEP20)。STEP19でFE4が0.8Vp−p
未満だった場合、得られたFE2を読み出し、基準値、
例えば0.5Vp−pと比較し(STEP21)、FE
2=0.5Vp−p以上ならばCD−RWと判別する
(STEP22)。
【0067】STEP21でFE2が0.5Vp−p未
満だった場合、ディスク無しと判別し(STEP2
3)、判別を終了する。
【0068】この方法によれば、CD用のレーザーを発
光させ、CD用のレーザーによって得られるGain1
倍のFEとGain2倍のFEレベルを同時に記憶し、
次にDVD用のレーザーを発光させ、DVD用のレーザ
ーによって得られるGain1倍のFEレベルとGai
n2倍のFEレベルを同時に記憶するようにしたので、
CD用、DVD用PUについて各一回のFOCSコイル
のアップ・ダウンでGain=1及び2のFEが得られ
るため、判別時間が短縮できる。
【0069】なお、この第1の実施形態では、Gain
2倍のFEをA/D変換器41前のサーボアンプ6内の
Amp40で行っているが、これはプリアンプ5内部も
しくはプリアンプ5とサーボアンプ6の間に入れても良
く、またPU内部の受光部にAmpを内蔵して直接1倍
と2倍の出力を出しても良い。
【0070】もう一方のゲインを例えば1.5や2.5
倍としても良く、またGain=1自体をCD−RWや
二層DVDに最適化しておき、逆にCDや一層DVDに
対して1以下、例えば0.5とかに設定しても良い。
【0071】また、本実施形態では、各ディスクの判別
をFEのS字カーブレベルのみで行う方法を示したが、
CD用LDによるFEとDVD用LDによるFEのレベ
ルと合わせて形を比較して行ってもよい。例えば図では
省略しているが、二層DVDの場合、各層毎にFES字
カーブが続けて2つ発生するので、このS字カーブの数
を数えたり、PUの光学的特性により、ディスクによっ
てはS字カーブが中点に対して上下対象でなく、例えば
図2のFE11=1.7Vp−pにおいて、上側FE1
1=1.0Vp−p、下側FE11=0.7Vp−pに
なる等、明らかに異なる場合は、この上・下のレベルの
大きさや比も判断材料に加えても良い。
【0072】なお、本実施形態では、複数の対物レンズ
及び複数の駆動手段を備えたPU3、4を設け、CD、
CD−RW、一層DVD、二層DVDを判別する例を説
明したが、本願発明はこれに限定されるものではない。
【0073】すなわち、後述する第3の実施形態で用い
られる、複数の対物レンズと、これらの複数の対物レン
ズを一括して駆動する手段を備えたPUを用いることが
できる。
【0074】また、CDとCD−RWのみを記録再生す
る装置またはDVDの一層と二層のみを再生する装置に
おいては、単数の対物レンズと、これに対応して設けら
れた駆動手段を備えたPUを用いることができる。すな
わち、CDとCD−RWの場合、図1においてCD用P
U3のみで良く、この場合にも、CD−RWのFE信号
のS字カーブが小さいので、ノイズとディスク有り無し
を明確に判別するために、本実施形態の方法を用いるこ
とが可能である。さらに一層DVD、二層DVDのみの
再生装置なら図1においてDVD用PU4のみで良く、
この場合にも、二層DVDのFE信号のS字カーブが小
さいので、ノイズとディスク有り無しを明確に判別する
ために、本実施形態の方法を用いることが可能である。
【0075】第2の実施形態 次に第2の実施形態を図5を用いて説明する。図5は、
本実施形態に係る再生装置500を示すものである。な
お、同図において、全体のブロック構成について、前述
した第1の実施形態に係る再生装置100(図1)と同
じ部分の説明は省略する。
【0076】そして、特に本実施形態における判別装置
500は、受光信号の振幅を増幅して生成される増幅信
号を出力する増幅手段であるAmp40と、A/D変換
器7に、受光信号又は増幅信号を微小時間単位で切り替
えて択一的に入力する切替え手段であるスイッチ(以下
SW)42とを有するものである。
【0077】このSW42は、Amp40からの出力と
プリアンプ5の出力を択一的にA/D変換器7に入力す
るものであり、これの切り替えは、自動判別時に応じ
て、CLK44に基づき行われる。
【0078】CPU31により自動判別時はSW43を
a側に切り替えられ、再生時はSW43をbに切り替え
SW43の出力を“High”に固定し、SW42は再生
時bに固定され、自動調整時はCLK44に基づきSW
42はaとbが切り替えられる。これにより自動調整時
は、A/D変換器にGain=1のFEとGain=2
のFEが交互に入力され、FEのレベルを微小時間単位
で時分割してA/D変換器7からCPU31が読み取り
メモリ32に記憶される。
【0079】この方法によれば、CD用DVD用の各レ
ーザーを発光させ、得られるGain1倍のFEレベル
とGain2倍のFEレベルを、1つのA/D変換器で
読み取り記憶することができ、CD用、DVD用PUに
ついて各一回のFOCSコイルのアップ・ダウンでGa
in=1及び2のFEが得られるため、判別時間の短縮
に加え、回路を削減できコストを削減できる。
【0080】また、本実施形態では、微小時間単位の時
分割のクロックを別に設けたが、A/D変換器7,10
に用いているクロック(図示せず)を利用しても良い
し、CPU31等から入力しても良い。本実施形態で
は、Gain2倍のFEをA/D変換器7前のサーボア
ンプ6内のAmp40で行っているが、これはプリアン
プ5内部もしくはプリアンプ5とサーボアンプ6の間に
入れても良く、またPU内部の受光部にAmpを内蔵し
て直接1倍と2倍の出力を出しても良い。
【0081】さらに、本実施形態ではGain=1と2
とを記憶比較したが、Gain=1と異なる倍率ならば
良く、もう一方を例えば1.5や2.5でも良く、また
Gain=1自体をCD−RWや二層DVDに最適化し
ておき、逆にCDや一層DVDに対して1以下、例えば
0.5とかに設定しても勿論良い。
【0082】また、本実施形態では、各ディスクの判別
をFEのS字カーブレベルのみで行う方法を示したが、
CD用LDによるFEとDVD用LDによるFEのレベ
ルと合わせて形を比較して行っても良い。例えば図では
省略しているが、二層DVDの場合は、各層毎にFES
字カーブが続けて2つ発生するので、このS字カーブの
数を数えたり、PUの光学的特性により、ディスクによ
ってはS字カーブが中点に対して上下対象でなく、例え
ば図2のFE11=1.7Vp−pにおいて、上側FE
11=1.0Vp−p、下側FE11=0.7Vp−p
になる等、明らかに異なる場合は、この上・下のレベル
の大きさや比も判断材料に加えても良い。
【0083】なお、本実施形態においても、複数の対物
レンズと、これらを一括して駆動する駆動手段を備えた
PUを用いることができ、また、単数の対物レンズを備
えたPUを用いることができる。
【0084】すなわち、本実施形態では、CD、CD−
RW、一層DVD、二層DVDを判別する例を説明した
が、CDとCD−RWのみを記録再生する装置において
は、図5においてCD用PU3のみで良く、この場合に
も、CD−RWのFE信号のS字カーブが小さいので、
ノイズとディスク有り無しを明確に判別するために、本
実施形態の方法を用いることが可能である。
【0085】さらに一層DVD、二層DVDのみの再生
装置なら図5においてDVD用PU4のみで良く、この
場合にも、二層DVDのFE信号のS字カーブが小さい
ので、ノイズとディスク有り無しを明確に判別するため
に、本実施形態の方法を用いることが可能である。
【0086】第3の実施形態 次に、第3の実施形態を第6〜9図を説明する。図6
は、本実施形態に係るピックアップ46の構成を示すも
のであり、図7は、このピックアップ46を備えた再生
装置700の全体構成を示すものである。
【0087】このピックアップ46は、情報記録媒体に
対向される複数の対物レンズ50、51と、これら複数
の対物レンズ50、51を一括して上下動させる駆動手
段としてのフォーカスコイル52と、複数の対物レンズ
50、51に対応させて設けられ、これらの対物レンズ
50、51を介してディスク1にビームを照射する複数
のビーム発光手段としてのレーザーLD53、54とを
有するものである。
【0088】詳述すると、本実施形態は図6、7のよう
にCD用とDVD用のPUが同一のケースに納められて
いる。このPU46内部には、例えば再生するディスク
がCD,CD−RWとDVDの場合、CD用の対物レン
ズ50とDVD用の対物レンズ51,そしてCD用のレ
ーザーLD54とDVD用LD53,そしてCD用の対
物レンズとDVD用の対物レンズを同時に駆動するコイ
ル52,CD用の受光素子59とDVD用の受光素子6
0,CD用のミラー58とハーフミラー57,DVD用
のミラー56とハーフミラー55により構成されてい
る。なおPUの光学的な構成は、従来のCD等再生装置
のものと同一のため、説明は省略する。
【0089】そしてこのようなPU46を備えた再生装
置700の動作は以下の通りである。すなわち、図7に
おいて1は再生装置にセットされた例えばCDで、CD
から信号をPU46で読み出し、RF信号、TE信号及
びFE信号を生成するプリアンプ5に入力する。またP
U46内のLD53,54の光パワーをコントロールす
るためにAPC回路1(33)、APC回路2(34)
を有し、かつレーザーのON/OFFはCPU31によ
りコントロールされる。
【0090】プリアンプ5で作られたCD用LD54に
よるFE信号とDVD用LD53によるFE信号はサー
ボアンプ6に入力され、サーボアンプ6内ではA/D変
換器7とAmp40,Amp45に入力される。Amp
40,Amp45の出力はA/D変換器41に入力され
る。A/D変換器7,A/D変換器41からFEのレベ
ルでは、CPU31が読み出しメモリ32に記憶する。
またA/D変換器7,41へのCD用LD54によるF
E信号とDVD用LD53によるFE信号は、CLK4
4により時分割されて取り込まれる。時分割の方法は、
例えば図5の実施形態のように入力をSWで切換える
が、図は省略している。
【0091】次に各部の波形を図8、9を用いて説明す
る。
【0092】PU46内のFOCSコイル52を下げ、
CD用LD54とDVDLD53を同時に発光させ、デ
ィスク1に向かって上昇させて行く。セットされたディ
スクが一層DVDの場合、CD用LD54によるフォー
カスエラーFE12=0.8Vp−p(Gain=1)
とFE22=1.6Vp−p(Gain=2)、及びD
VD用LDによるフォーカスエラーFE16=1.3V
p−p(Gain=1)とFE26=2.6Vp−p
(Gain=2)が先に発生するので、A/D変換器
7,41でFE12とFE22,FE16とFE26が
時分割され二値化されてデータをCPU31を介しメモ
リ32に記憶される。
【0093】セットされたディスクが二層DVDの場
合、CD用LD54によるフォーカスエラーFE13=
0.3Vp−p(Gain=1)とFE23=0.6V
p−p(Gain=2)、及び用LD53によるフォー
カスエラー17=0.5Vp−p(Gain=1)とF
E27=1.0Vp−p(Gain=2)が発生するの
で、A/D変換器7,41で同様に時分割して二値化さ
れてデータをCPU31を介しメモリ32に記憶する。
【0094】次に、セットされたディスクがCDの場
合、DVDより反射面が遠いのでDVDの時よりも後
で、CD用LDによるフォーカスエラーFE11=1.
7Vp−p(Gain=1)とFE21=3.4Vp−
p(Gain=2)、及びDVD用LD53によるフォ
ーカスエラーFE15=0.3Vp−p(Gain=
1)とFE25=0.6Vp−p(Gain=2)が発
生するので、A/D変換器7,41で同様に時分割して
二値化されてデータをCPU31を介しメモリ32に記
憶する。セットされたディスクがCD−RWの場合、C
Dと同様にCD用LDによるフォーカスエラーFE14
(Gain=1)=0.4Vp−pとFE24=0.8
Vp−p(Gain=2)、及びDVD用LD53によ
るフォーカスエラーFE18(Gain=1)=0.1
Vp−pとFE28=0.2Vp−p(Gain=2)
が発生するので、A/D変換器7,41で同様に時分割
して二値化されてデータをCPU31を介しメモリ32
に記憶する。
【0095】次いで、記憶したS字カーブレベルからデ
ィスクの種類を判別する方法を図10を用いて説明す
る。
【0096】まず、ディスク1がセットされているか確
認し(STEP1)、セットされていればPU46のF
OCSコイルを下げる(STEP2)。次にCD用LD
54とDVD用LD53を点灯させアクチュエータが安
定するのを待つため例えば10msec待ち(STEP
3)、FOCSコイル52をディスクにぶつからない高
さまで上昇させる(STEP4)。合焦点で発生したC
D用LD54によるGain=1のS字カーブのピーク
・ツウ・ピーク(FE1)を読み取りメモリに記憶し
(STEP5)、さらにGain=2のS字カーブのピ
ーク・ツウ・ピーク(FE2)を読み取りメモリに記憶
する(STEP6)。
【0097】また、これと同時に合焦点で発生したDV
D用LD53によるGain=1のS字カーブのピーク
・ツウ・ピーク(FE3)を読み取りメモリに記憶し
(STEP7)、さらにGain=2のS字カーブのピ
ーク・ツウ・ピーク(FE4)を読み取りメモリに記憶
する(STEP8)。FOCSコイルを中点まで下げC
D用LD54とDVD用LD53を消し(STEP
9)、得られたFE1を読み出し、基準値、例えば1.
0Vp−pと比較し(STEP10)、FE1=1.0
Vp−p以上ならばCDと判別する(STEP11)。
【0098】STEP10でFE1が1.0Vp−p未
満だった場合、得られたFE3を読み出し、基準値、例
えば1.0Vp−pと比較し(STEP12)、FE3
=1.0Vp−p以上ならば一層DVDと判別する。S
TEP12でFE3が1.0Vp−p未満だった場合、
得られたFE4を読み出し、基準値、例えば0.8Vp
−pと比較し(STEP14)、FE4=0.8Vp−
p以上ならば二層DVDと判別する(STEP15)。
STEP14でFE4が0.8Vp−p未満だった場
合、得られたFE2を読み出し、基準値、例えば0.5
Vp−pと比較し(STEP16)、FE2=0.5V
p−p以上ならばCD−RWと判別する(STEP1
7)。STEP16でFE2が0.5未満だった場合、
ディスク無しと判別し(STEP18)、判別を終了す
る。
【0099】この方法によれば、CD用DVD用の各レ
ーザーを同時に発光させ、かつ同時にアップダウンさ
せ、得られるCD用DVD用の各レーザーのGain1
倍のFEレベルとGain2倍のFEレベルを記憶する
ことにしたので、CD用、DVD用PUについて一回の
FOCSコイルのアップ・ダウンでGain=1及び2
のFEが得られるため、判別時間の短縮に加え、回路を
削減できコストを削減できる。
【0100】本実施形態では、Gain2倍のFEをA
/D変換器41前のサーボアンプ6内のAmp40で行
っているが、これはプリアンプ5内部もしくはプリアン
プ5とサーボアンプ6の間に入れても良く、またPU内
部の受光部にAmpを内蔵して直接1倍と2倍の出力を
出しても良い。
【0101】さらに、本実施形態ではGain=1と2
とを記憶比較したが、Gain=1と異なる倍率ならば
良く、もう一方を例えば1.5や2.5でも良く、また
Gain=1自体をCD−RWや二層DVDに最適化し
ておき、逆にCDや一層DVDに対して1以下、例えば
0.5とかに設定しても勿論良い。本実施形態では、各
ディスクの判別をFEのS字カーブレベルのみで行う方
法を示したが、CD用LDによるFEとDVD用LDに
よるFEのレベルと合わせて形を比較して行っても良
い。
【0102】例えば、図では省略しているが、二層DV
Dの場合、各層毎にFES字カーブが続けて2つ発生す
るので、このS字カーブの数を数えたり、PUの光学的
特性により、ディスクによってはS字カーブが中点に対
して上下対象でなく、例えば図8、9のFE11=1.
7Vp−pにおいて、上側FE11=1.0Vp−p、
下側FE11=0.7Vp−pになる等、明らかに異な
る場合は、この上・下のレベルの大きさや比も判断材料
に加えても良い。
【0103】本実施形態ではA/D変換器7でGain=1
のFE、A/D変換器41でGain=2のFEを処理した
が、A/D変換器7の入力をGain=1と、Amp40及
びAmp45のGain=2の出力も図5のようにSWで時
分割して入力して処理すれば、A/D変換器は1つでも
実現できる。すなわち、A/D変換器7に対し、CD用
LDのGain=1のFEとDVD用LDのGain=1のFE
と、CD用LDのGain=2のFEとDVD用LDのGain
=2のFEの4つ全てをCLK44で時分割して入力す
る。
【0104】第4の実施形態 次に第4の実施形態を図11〜14を説明する。図11
は、本実施形態に係るPU47を示すものであり、ま
た、図12は、このPU47を備えた再生装置120の
全体構成を示すものである。なお、図11に示すPU4
7は、前述した第3の実施形態におけるPU46の変更
例の一つである。
【0105】すなわち、本実施形態は、図11に示すよ
うに、CD用とDVD用のPUが同一のケースに納めら
れている。PU47内部には、例えば再生するディスク
がCD,CD−RWとDVDの場合、CD用の対物レン
ズ50とDVD用の対物レンズ51,そしてCD用のレ
ーザー(以下LD)54とDVD用LD53,そしてC
D用の対物レンズを駆動するコイル61,とDVD用の
対物レンズを駆動するコイル62,CD用の受光素子5
9とDVD用の受光素子60,CD用のミラー58とハ
ーフミラー57,DVD用の再生装置のものと同一のた
め、説明は省略する。
【0106】図12において1は再生装置120にセッ
トされた例えばCDであり、CDから信号をPU47で
読み出し、RF信号、TE信号及びFE信号を生成する
プリアンプ5に入力する。またPU47内のLD53,
54の光パワーをコントロールするためにAPC回路1
(33)、APC回路2(34)を有し、かつレーザー
のON/OFFはCPU31によりコントロールされ
る。
【0107】プリアンプ5で作られたCD用LD54に
よるFE信号とDVD用LD53によるFE信号はサー
ボアンプ6に入力され、サーボアンプ6内ではA/D変
換器7とAmp40,Amp45に入力される。
【0108】Amp40,Amp45の出力はA/D変
換器41に入力される。A/D変換器7,A/D変換器
41からFEのレベルでは、CPU31が読み出しメモ
リ32に記憶する。またA/D変換器7,41へのCD
用LD54によるFE信号とDVD用LD53によるF
E信号は、CLK44により時分割されて取り込まれ
る。時分割の方法は、例えば図5の実施形態のように入
力をSWで切換えるが、図は省略している。また、FO
CSドライブ回路を2つ(13,147)有し、FOC
Sコイルを別々に駆動できるようにしてある。
【0109】そして、この第3の実施形態では、図6の
ように、一つのPUの中にCD用とDVD用のFOCS
コイルを有し、ディスク判別に際し、FOCSコイルを
アップ・ダウンして行う方法を示したが、本実施形態で
は、CD用とDVD用のFOCSコイルをディスク判別
に際、別々のタイミングで駆動して判別を行う。
【0110】詳しくは、図13、14のように、CD用
LD54を発光させ、ディスク1に向かってDrive
r13により上昇させて行く。セットされたディスクが
一層DVDの場合、CD用LD54によるフォーカスエ
ラーFE12=0.8Vp−p(Gain=1)、FE
22=1.6Vp−p(Gain=2)が発生するの
で、A/D変換器7,41で二値化されてデータをCP
U31を介しメモリ32に記憶する。
【0111】また、このCD用フォーカスコイルでのフ
ォーカスエラー取り込が終了する前に、DVD用のFO
CSコイル62を下げ、DVD用LD53を発光させ、
ディスク1に向かってDriver147により上昇さ
せていく。
【0112】セットされたディスクが一層DVDの場
合、DVD用LD53によるフォーカスエラーFE16
=1.3Vp−p(Gain=1)、FE26=2.6
Vp−p(Gain=2)が発生するので、A/D変換
器7,41で二値化されてデータをCPU31を介しメ
モリ32に記憶する。
【0113】CD用LD54によるフォーカスエラーと
DVD用LD53によるフォーカスエラーを、A/D変
換器7,41で変換し取り込む場合に時分割していた
が、タイミングをずらしたので、その必要がなく、A/
D変換器が一つで充分対処できる。取り込んだFEレベ
ルから、CD用LD54によるFEと基準値を比較し、
DVD用LD53によるFEと基準値を比較してディス
ク判別を行う。ディスク判別の方法は第3の実施形態の
図10と同じため、説明は省略する。
【0114】この方法によれば、CD用DVD用の各レ
ーザーを一方がきえる前に他方も発光させ、かつずらし
てアップダウンさせ、得られるCD用DVD用の各レー
ザーのGain1倍のFEレベルとGain2倍のFE
レベルを記憶することにしたので、CD用、DVD用P
Uについて、アップ・ダウン時間は一回分の時間より少
し長くなるが2回分よりは短いFOCSコイルのアップ
・ダウンでGain=1及び2のFEが得られる。ま
た、アップダウンのタイミングをずらしたので、CPU
31から読み取る場合もFE信号S字カーブの発生タイ
ミングが異なるので、高速なCPUでなくても読み取
れ、判別時間の短縮に加え、回路を削減できコストを削
減できる。
【0115】なお、本実施形態では、Gain2倍のF
EをA/D変換器41前のサーボアンプ6内のAmp4
0,45で行っているが、これはプリアンプ5内部もし
くはプリアンプ5とサーボアンプ6の間に入れても良
く、またPU内部の受光部にAmpを内蔵して直接1倍
と2倍の出力を出しても良い。
【0116】さらに、本実施形態ではGain=1と2
とを記憶比較したが、Gain=1と異なる倍率ならば
良く、もう一方を例えば1.5や2.5でも良く、また
Gain=1自体をCD−RWや二層DVDに最適化し
ておき、逆にCDや一層DVDに対して1以下、例えば
0.5とかに設定しても勿論良い。
【0117】そして、このような本実施形態の方法を用
いれば、CD用のフォーカスコイルとDVD用のフォー
カスコイルの特性が異なり、フォーカスエラーを正確に
取り込むために、アップ・ダウンの早さを別々に設定す
ることができ、かつ、CD用PUとDVD用PUでFO
CSコイルのアップダウンとFES字カーブの極性が異
なる場合も、例えばCD用FOCSコイルは、アップ時
のFEを取り込み、DVD用フォーカスコイルは、ダウ
ン時のFEを取り込むことを、一度に行うことも可能で
ある。
【0118】さらに、本実施形態では、CD用PUとD
VD用PUを1つのケースに入れた構造を説明したが、
第1、2の実施形態のように全く別々のケースに入って
いる場合であってもフォーカスコイルを別々に駆動すれ
ば同じ効果が得られる。
【0119】また、ディスクの判別の方法は、CD用L
DによるFEとDVD用LDによるFEのレベルと合わ
せて形を比較して行っても良い。例えば図では省略して
いるが、二層DVDの場合、各層毎にFES字カーブが
続けて2つ発生するので、このS字カーブの数を数えた
り、PUの光学的特性により、ディスクによってはS字
カーブが中点に対して上下対象でなく、例えば図13、
14のFE11=1.7Vp−pにおいて、上側FE1
1=1.0Vp−p、下側FE11=0.7Vp−pに
なる等、明らかに異なる場合は、この上・下のレベルの
大きさや比も判断材料に加えても良い。
【0120】本実施形態では、A/D変換器7でGain=
1のFE、A/D変換器41でGain=2のFEを処理し
たが、A/D変換器7のみにCD用LDのGain=1のF
EとGain=2のFEを時分割して入力し、且つDVD用
LDのGain=1のFEとGain=2のFEを時分割して入
力すればA/D変換器7のみでも可能である。
【0121】
【発明の効果】以上説明したように本願請求項1乃至4
に係る本発明によれば、従来のディスク判別方法を改善
し、ディスク判別を正確にかつ早く行うことができると
ともに、レーザーのON/OFF頻度を低減させてレー
ザの寿命の長期化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係るディスクの判別装置の全
体構成を示す図である。
【図2】第1の実施形態における各部の波形を示す図で
ある。
【図3】第1の実施形態に係る装置の動作を示すタイミ
ングチャートである。
【図4】図3につづく第1の実施形態の動作を示すタイ
ミングチャートである。
【図5】第2の実施形態に係るディスクの判別装置の全
体構成を示す図である。
【図6】第3の実施形態に係るピックアップの構成を示
す図である。
【図7】第3の実施形態に係るディスクの判別装置の全
体構成を示す図である。
【図8】第3の実施形態における各部の波形を示す図で
ある。
【図9】第3の実施形態における各部の波形を示す図で
ある。
【図10】第3の実施形態における動作を示すタイミン
グチャートである。
【図11】第4の実施形態に係るピックアップの構成を
示す図である。
【図12】第4の実施形態に係るディスクの判別装置の
全体構成を示す図である。
【図13】第4の実施形態における各部の波形を示す図
である。
【図14】第4の実施形態における各部の波形を示す図
である。
【図15】従来のディスクの判別再生装置の構成を示す
図である。
【図16】従来のディスクの判別再生装置の構成を示す
タイミングチャートである。
【符号の説明】
1 光ディスク 2 スピンドルモーター 3 CD用ピックアップ 4 DVD用ピックアップ 5 プリアンプ 6 サーボアンプ 7,10,41 A/D変換器 8,11 EQ及びAmp 9,12,23,29 D/A変換器 13,14,24,30 ドライバ 15 デコーダ 18 Top検出器 19 Bottom検出器 20 加算器 21 トラックカウント回路 22 キャリッジエラー回路 25 CD用ピックアップのキャリッジ 26 DVD用ピックアップのキャリッジ 27 同期検出回路 28 スピンドルエラー回路 31 CPU 32 メモリ 33 APC回路1 34 APC回路2 FE フォーカスエラー TE トラッキングエラー 100、120、500、700 再生装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報記録媒体にビームを照射して得られ
    る反射光に基づいて生成される受光信号によって該情報
    記録媒体の種類を判別する受光信号判別手段を備えた情
    報記録媒体の判別装置において、 該受光信号の振幅を増幅させ、この増幅された信号によ
    り情報記録媒体の種類を判別する増幅信号判別手段を有
    し、 この増幅信号判別手段よる判別処理と前記受光信号判別
    手段による判別処理とが同時に行われることを特徴とす
    る情報記録媒体の判別装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の情報記録媒体の判別装
    置において、 前記受光信号判別手段が前記受光信号を2値化する変換
    手段を有するとともに、前記増幅信号判別手段が増幅さ
    れた信号を2値化するための変換手段を有することを特
    徴とする情報記録媒体の判別装置。
  3. 【請求項3】 情報記録媒体にビームを照射して得られ
    る反射光に基づいて生成される受光信号によって該情報
    記録媒体の種類を判別する受光信号判別手段を備えた情
    報記録媒体の判別装置において、 該受光信号の振幅を増幅して生成された増幅信号を出力
    する増幅手段と、 前記受光信号又は増幅信号を微小時間単位で切り替えて
    択一的に前記受光信号判別手段に入力する切替え手段と
    を有することを特徴とする情報記録媒体の判別装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3記載の情報記録媒体の判
    別装置において、 前記情報記録媒体に対向される単一の対物レンズと、 この対物レンズに対応させて設けられ、該対物レンズを
    前記情報記録媒体に対して接近、離脱させる駆動手段と
    を有することを特徴とする情報記録媒体の判別装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至3記載の情報記録媒体の判
    別装置において、 前記情報記録媒体に対向される複数の対物レンズと、 これら複数の対物レンズの各々に対応させて設けられ、
    該複数の対物レンズを前記情報記録媒体に対して接近、
    離脱させる複数の駆動手段とを有することを特徴とする
    情報記録媒体の判別装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至3記載の情報記録媒体の判
    別装置において、 前記情報記録媒体に対向される複数の対物レンズと、 前記複数の対物レンズを一括して前記情報記録媒体に対
    して接近、離脱させる駆動手段とを有することを特徴と
    する情報記録媒体の判別装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至3に記載の情報記録媒体の
    判別装置において、 前記情報記録媒体に対向される複数の対物レンズと、 これら複数の対物レンズの各々に対応させて設けられ、
    前記対物レンズを介して前記情報記録媒体にビームを照
    射する複数のビーム発光手段と、 前記複数の対物レンズを一括して前記情報記録媒体に対
    して接近、離脱させる駆動手段とを有し、 前記複数のビーム発光手段が同時に前記ビームを照射す
    ることを特徴とする情報記録媒体の判別装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の情報記録媒体の判別装置
    において、 前記情報記録媒体に対向される複数の対物レンズと、 これらの複数の対物レンズに対応させて設けられ、前記
    対物レンズを介して前記情報記録媒体にビームを照射す
    る複数のビーム発光手段と、 前記複数の対物レンズの各々に対応させて設けられ、該
    複数の対物レンズを前記情報記録媒体に対して接近、離
    脱させる複数の駆動手段とを有し、 前記複数の対物レンズのうちの一つに対して、該対物レ
    ンズに対応する前記ビーム発光手段でビームを照射しつ
    つ、該対物レンズに対応する前記駆動手段で該対物レン
    ズを前記情報記録媒体に接近、離脱させるとともに、こ
    の一つの対物レンズに対するビームの照射が終了する前
    に、他の対物レンズに対するビームの照射及び駆動を開
    始することを特徴とする情報記録媒体の判別装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2003063149A1 (fr) * 2002-01-21 2003-07-31 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Appareil a disque optique et procede d'identification du disque optique
KR100400009B1 (ko) * 2001-08-25 2003-09-29 삼성전자주식회사 광 매체 판별 방법 및 장치
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