JP3614142B2 - 光ディスク記録再生装置 - Google Patents

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    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B7/0945Methods for initialising servos, start-up sequences

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  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばCD(コンパクトディスク)やDVD(デジタルビデオディスク)等の光ディスクに対して、情報の記録及び/又は再生を行う光ディスク記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、CDやDVD等の同心円状又は渦巻状に情報記録トラックが形成された光ディスクに対し、光ピックアップと呼ばれる光ヘッドにより、情報の記録及び/又は再生を行う光ディスク記録再生装置がある。光ピックアップは、対物レンズを介して半導体レーザ等の光を光ディスク上に集光照射すると共に、光ディスク上に照射した光の反射光を受光してそれに応じた電気信号を出力する構成となっている。
【0003】
光ピックアップの対物レンズは、レンズホルダに設けられており、レンズホルダは、摺動軸に摺動変位可能に保持され、光ディスク面と垂直な方向及び光ディスク面と平行に光ディスクの記録トラックと垂直な方向へ移動可能になっている。このレンズホルダには、対物レンズの他にフォーカシングコイル及びトラッキングコイルが設けられている。フォーカシングコイルは、電流供給されることにより光ピックアップ本体側に設けられた磁石との間で磁気作用を生じ、これにより、レンズホルダすなわち対物レンズを光ディスク面と垂直な方向へ移動させるものである。また、トラッキングコイルは、同様に、対物レンズを光ディスク面と平行に光ディスクの記録トラックと垂直な方向へ移動させるものである。
【0004】
光ディスクからの情報の再生にあたっては、まず、光ピックアップから照射する光の集光点が光ディスク面上に位置するようにフォーカスオン(フォーカス引き込み)させ、さらに、フォーカスオンさせた光が記録トラック上に位置するようにトラックオン(トラック引き込み)させる。これらフォーカスオン及びトラックオンは、光ピックアップから出力される電気信号に応じて、フォーカシングコイル及びトラッキングコイルへの電流供給を制御し、対物レンズを光ディスク面に垂直な方向及び記録トラックに垂直な方向に移動させることで行われる。
【0005】
そして、フォーカスオン及びトラックオンさせた状態で光ピックアップから出力される電気信号に基づいて、光ディスクに形成されているピットが検出され、これにより光ディスクから情報が読取られ、その情報が再生される。光ディスクへの情報の記録は、光ピックアップから光ディスク上に集光照射する光により、光ディスクの記録トラックにピットを形成することにより行われる。
【0006】
一方、ディスク上の傷またはごみの存在を検出し、傷またはごみによる誤動作が起る前に対処するものが知られている(例えば、特開昭61−34735号公報参照)。また、セットされた光ディスクの偏心を検出し、その偏心を修正して、トラッキングサーボの応答特性を向上させるものが知られている(例えば、特開昭62−52756号公報参照)。また、フォーカスサーボが外れた時に、光ピックアップ全体をディスク面から所定量以上離れるように移動させてから、フォーカスアクチュエータを駆動して対物レンズをディスク面に近付けていくことにより、チルトサーボの暴走が起ってもディスクに対物レンズが接触しないようにしたものが知られている(特開平2−218026号公報参照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述した光ディスク記録再生装置においては、レンズホルダと摺動軸との隙間にゴミ等が付着し、レンズホルダが引っかかってスムーズに移動できない場合がある。このため、フォーカシング動作やトラッキング動作が正常に行われず、誤動作を生じる虞があった。
【0008】
なお、上述した特開昭61−34735号公報、特開昭62−52756号公報、及び特開平2−218026号公報に開示の内容を適用したとしても、上述の課題を解決することはできない。
【0009】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、対物レンズ移動時のゴミ等による引っ掛かりを除去し、フォーカシングやトラッキングの動作不良を改善することができる光ディスク記録再生装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1の発明は、同心円状又は渦巻状に記録トラックが形成された光ディスクに対して、情報の記録及び/又は読取りを行うための光を摺動軸により摺動変位可能に保持された対物レンズを介して照射する光ピックアップと、前記対物レンズを前記光ディスク面に垂直な方向へ変位させるためのフォーカシングコイルと、前記対物レンズを前記光ディスクの記録トラックと垂直な方向へ変位させるためのトラッキングコイルと、前記フォーカシングコイルへの電流を制御してその磁気作用により前記対物レンズの変位させることで、前記光ピックアップから照射する光の集光点が前記光ディスク面上に位置するようにサーボ制御するフォーカシングサーボ制御部と、前記トラッキングコイルへの電流を制御してその磁気作用により前記対物レンズを変位させることで、前記光の集光点が前記記録トラック上に位置するようにサーボ制御するトラッキングサーボ制御部と、装置本体の電源投入時又は前記光ディスク挿入時に、前記フォーカシング制御部及びトラッキング制御部により前記光ピックアップからの光を前記光ディスクの予め定められた記録トラック上に集光照射させてサーボオンし、該記録トラックに記録されている情報を読取る情報読取手段とを備えた光ディスク記録再生装置において、前記装置本体の電源投入時又は前記光ディスク挿入時に、前記光ピックアップからの光を前記光ディスク上に集光照射させてサーボオンする前に、前記フォーカシングコイル及びトラッキングコイルの双方を、フォーカシングコイルに続いてトラッキングコイルの順で交互にパルス駆動し、前記対物レンズに衝撃を与えて以降の対物レンズの摺動変位における引っ掛かりを除去する前処理手段を備えたものである。
【0011】
この構成においては、装置本体の電源投入時又は光ディスク挿入時に、フォーカシングコイルとトラッキングコイルの双方がパルス駆動されることで対物レンズに衝撃が与えられ、ゴミや傷、歪み等による対物レンズの引っ掛かりが除去される。これにより、以降の情報の記録再生動作において対物レンズがスムーズに摺動変位できる。
【0012】
請求項2の発明は、同心円状又は渦巻状に記録トラックが形成された光ディスクに対して、情報の記録及び/又は読取りを行うための光を摺動軸により摺動変位可能に保持された対物レンズを介して照射する光ピックアップと、前記対物レンズを前記光ディスク面に垂直な方向へ変位させるためのフォーカシングコイルと、前記対物レンズを前記光ディスクの記録トラックと垂直な方向へ変位させるためのトラッキングコイルと、前記フォーカシングコイルへの電流を制御してその磁気作用により前記対物レンズの変位させることで、前記光ピックアップから照射する光の集光点が前記光ディスク面上に位置するようにサーボ制御するフォーカシングサーボ制御部と、前記トラッキングコイルへの電流を制御してその磁気作用により前記対物レンズを変位させることで、前記光の集光点が前記記録トラック上に位置するようにサーボ制御するトラッキングサーボ制御部と、前記フォーカシング制御部及びトラッキング制御部により前記光ピックアップからの光を前記光ディスクの記録トラック上に集光照射させてサーボオンし、該記録トラックに対して情報の記録及び/又は読取りを行う情報記録読取手段とを備えた光ディスク記録再生装置において、前記フォーカシングコイル及びトラッキングコイルを、フォーカシングコイルをパルス駆動し、続いて次にトラッキングコイルをパルス駆動し、前記対物レンズに衝撃を与えて以降の対物レンズの摺動変位における引っ掛かりを除去する前処理手段を備えたものである。
【0013】
この構成においては、フォーカシングコイル又はトラッキングコイルがパルス駆動されることで対物レンズに衝撃が与えられ、ゴミや傷、歪み等による対物レンズの引っ掛かりが除去される。これにより、以降の情報の記録再生動作において対物レンズがスムーズに摺動変位できる。
【0014】
請求項3の発明は、請求項2に記載の光ディスク記録再生装置において、前処理手段は、フォーカシングコイル及びトラッキングコイルに対するパルス駆動を交互に行うものである。
【0015】
この構成においては、対物レンズには、フォーカシングコイルとトラッキングコイルの双方から交互に衝撃が与えられるため、ゴミや傷、歪み等による対物レンズの引っ掛かりの除去作用が一層高まる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した実施形態について図面を参照して説明する。まず、本発明の一実施形態に係る光ディスク記録再生装置の電気的ブロック構成を図1に示す。光ディスク記録再生装置1は、CD(コンパクトディスク)やDVD(デジタルビデオディスク)等の同心円状又は渦巻状の情報記録トラックが形成された光ディスク70に対して、音楽や映像等の情報の記録及び/又は再生を行う装置である。
【0017】
光ディスク記録再生装置1は、ディスク挿入検知部2、スピンドルモータ3、光ピックアップ4、移動モータ5、レーザ駆動部6、信号処理部7、データスライス信号生成部8、及びサーボ制御部(フォーカシングサーボ制御部、トラッキングサーボ制御部)9を備えている。また、映像・音声信号入出力部10、リモコン11、リモコン受信部12、表示部13、及び上記各部を制御するCPU(情報読取手段)20を備えている。
【0018】
ディスク挿入検知部2は、光ディスク70が不図示のディスク挿入部から挿入されたことを検出し、その信号をCPU20へ入力する。挿入された光ディスク70は、スピンドルモータ3に装着される。スピンドルモータ3は、CPU20による制御のもと回転駆動され、装着された光ディスク70を回転させる。
【0019】
光ピックアップ4は、光ディスク70に対して情報の記録及び/又は再生を行うための光を照射すると共に、光ディスク70からの反射光を受光して電気信号に変換出力するものであり、CPU20による制御のもと、リニアモータから成る移動モータ5により光ディスク70上でその半径方向に移動される。
【0020】
この光ピックアップ4は、半導体レーザ41から出射された光をコリメートレンズ42、ビームスプリッタ43、及び対物レンズ44を介して光ディスク70上に集光照射する。また、光ディスク70からの反射光を対物レンズ44、ビームスプリッタ43、及び集光レンズ45を介して光検知器46で受光する。
【0021】
半導体レーザ41は、CPU20による制御のもと、レーザ駆動部6によりその発光が制御される。光検知器46は、受光面が複数の領域に分割され、受光面毎に受光強度に応じた電気信号を出力する分割フォトダイオードから構成されており、光検知器46からの出力信号は信号処理部7に入力される。
【0022】
対物レンズ44は、図2(a)(b)に示すように、レンズホルダ47に設けられている。レンズホルダ47の貫通孔47aには、光ピックアップ4本体側の基台部50上に固定された摺動軸51が摺動自在に挿入されており、レンズホルダ47は、この摺動軸51に対して、図中矢印Aの方向に回転可能になっていると共に、図中矢印Bの方向に移動可能になっている。また、レンズホルダ47の貫通孔47bには、基台部50に固定された回転規制軸52が挿入されており、レンズホルダ47は、貫通孔47bの内側面が回転規制軸52に接触することによりその回転量が規制される。
【0023】
レンズホルダ47には、対物レンズ44の他に、フォーカシングコイル48と、トラッキングコイル49が設けられている。フォーカシングコイル48は、基台部50に設けられた磁石53との磁気作用により、レンズホルダ47すなわち対物レンズ44を図中矢印B方向に変位させるものである。また、トラッキングコイル49は、磁石53との磁気作用により、レンズホルダ47を図中矢印A方向に回転させ、それにより、対物レンズ44を図中矢印A’方向に変位させるものである。なお、基台部50を挟んで対物レンズ44と反対側には、図示省略の半導体レーザ41、ビームスプリッタ43、光検知器46等の光学系が設けられている。
【0024】
光ピックアップ4は、図中矢印A’方向が光ディスク70の記録トラックと垂直になり、図中矢印B方向が光ディスク70面と垂直になるように取付けられる。すなわち、対物レンズ44は、フォーカシングコイル48の磁気作用により、光ディスク70面と垂直な方向に移動し、トラッキングコイル49の磁気作用により、光ディスク70面と平行に光ディスク70の記録トラックと垂直な方向に移動する。
【0025】
信号処理部7は、光検知器46からの出力信号に基づいて、RF信号(反射強度)を生成し、データスライス信号生成部8へ出力する。データスライス信号生成部8は、このRF信号を2値化したデータスライス信号を生成し、CPU20へ入力する。CPU20では、このデータスライス信号に基づいて、光ディスク70に形成されているピットを検出する。
【0026】
また、信号処理部7は、光検知器46からの出力信号に基づいて、フォーカシングエラー信号及びトラッキングエラー信号を生成し、サーボ制御部9へ出力する。フォーカシングエラー信号は、対物レンズ44を介して照射する光の集光点の光ディスク70面からのずれ量に対応する信号であり、トラッキングエラー信号は、集光点の記録トラックからのずれ量に対応する信号である。
【0027】
サーボ制御部9は、信号処理部7からのフォーカシングエラー信号に基づいてフォーカシングドライブ信号を生成し出力すると共に、トラッキングエラー信号に基づいてトラッキングドライブ信号を生成し出力する。フォーカシングドライブ信号は、フォーカシングコイル48へ電流を供給し、対物レンズ44を光ディスク70面と垂直な方向に移動させるための信号である。トラッキングドライブ信号は、トラッキングコイル49へ電流を供給し、対物レンズ44を光ディスク70面と平行に記録トラックと垂直な方向に移動させるための信号である。
【0028】
映像・音声信号入出力部10には、不図示のディスプレイやスピーカ、テレビ受像機等の外部装置が接続され、光ディスク70から再生した映像信号や音声信号の出力や、外部装置からの映像信号や音声信号の入力が行われる。
【0029】
リモコン11は、光ディスク記録再生装置1の各種の動作を操作するためのものであり、各種の動作を操作するための操作キー(何れも不図示)を備えている。リモコン7は、これらのキーの操作に応じて、対応する信号を赤外線信号で送出する。リモコン受信部12は、リモコン11から送出される赤外線信号を受信し、その信号をCPU20へ出力する。表示部13は、光ディスク記録再生装置1本体のフロントパネルに設けられ、リモコン11により操作された内容や光ディスク記録再生装置1の動作状況等を表示する。
【0030】
ここで、光ディスク70に対する情報の記録/再生について説明する。まず、光ディスク70からの情報の再生は、スピンドルモータ3により光ディスク70を回転させながら、半導体レーザ41からの光を光ディスク70に照射し、その反射光を光検知器46で受光する。次に、サーボ制御部9により、フォーカシングドライブ信号を生成し、フォーカシングコイル48への電流供給を制御して対物レンズ44を光ディスク70面に対して上下方向に移動させる。そして、サーボ制御部9により、そのときに得られるトフォーカシングエラー信号を基に、半導体レーザ41からの光の集光点が光ディスク70面上となる位置をサーチ(フォーカスサーチ)し、集光点が光ディスク70面上に位置するようにフォーカスオン(フォーカス引き込み)させる。
【0031】
さらに、サーボ制御部9により、トラッキングエラー信号を基にトラッキングドライブ信号を生成し、トラッキングコイル49への電流供給を制御して対物レンズ44を記録トラックに垂直な方向へ移動させ、半導体レーザ41からの光の集光点が所望の記録トラック上に位置するようにトラックオン(トラック引き込み)させる。
【0032】
フォーカスオン及びトラックオンさせた後は、サーボ制御部9により、フォーカシングエラー信号及びトラッキングエラー信号を打ち消すように(すなわち集光点のずれを打ち消すように)、フォーカシングドライブ信号及びトラッキングドライブ信号を生成し出力する。そして、これらのドライブ信号により、フォーカシングコイル48及びトラッキングコイル49への電流供給を制御して対物レンズ44の移動をさせ、フォーカスオン状態及びトラックオン状態を維持するようにフォーカシングサーボ制御及びトラッキングサーボ制御を行う。
【0033】
そして、このサーボ状態で信号処理部7から出力されたRF信号がデータスライス信号生成部8に入力され、データスライス信号生成部8によりRF信号を2値化して生成されたデータスライス信号がCPU20に入力される。CPU2は、このデータスライス信号を基に光ディスク70に形成されているピットの有無を検出して光ディスク70に記録されている情報を読取り、読取った情報を映像信号や音声信号に再生して、映像・音声信号入出力部10から外部装置へ出力する。
【0034】
また、光ディスク70への情報の記録は、同様に、フォーカスシング及びトラッキングのサーボ状態で、半導体レーザ41からの光により光ディスク70上にピットを形成することにより行われる。このとき、映像・音声信号入出力部10から入力された映像信号や音声信号がCPU20により符号化され、半導体レーザ41が、CPU2による制御のもと、その符号化データに応じて発光制御される。これにより、その符号化データに応じたピットが光ディスク70の記録トラックに形成され、映像や音声の情報が記録される。ピットの形成は、半導体レーザ41を情報の読取り時よりも高出力で発光させることにより可能としている。
【0035】
上記構成の光ディスク記録再生装置1は、CPU20による制御のもと、リモコン11を操作することにより、光ディスク70からの情報の再生や、光ディスク70への情報の記録等を行う。
【0036】
また、光ディスク記録再生装置1は、CPU20による制御のもと、電源が投入された場合、及び光ディスク70が挿入された場合に、光ディスク70の最内周側に記録されている情報を読取る動作を行う。そして、読取った情報に基づいて、光ディスク70の種類や記録内容を判断したり、その後の情報の記録や再生等の動作を制御する。このとき、光ディスク記録再生装置1は、情報の読取り動作を行う前に、ゴミや傷、歪み等によるレンズホルダ47の摺動軸51や回転規制軸52への引っ掛かりを除去する前処理を行う。この前処理は、フォーカシングコイル48及びトラッキングコイル49をパルス駆動することにより、レンズホルダ47に衝撃を与えることで行われる。
【0037】
上記レンズホルダ47の引っ掛かりを除去する前処理について、図3(a)(b)(c)のタイムチャートを参照して説明する。まず、サーボ制御部9から、図3(a)に示すように、フォーカスサーチ開始前に、パルス状のフォーカシングドライブ信号を出力し、フォーカシングコイル48をパルス駆動する。このパルス信号の電圧値は、フォーカスサーチにおけるフォーカシングドライブ信号の電圧値よりも高く設定されている。これにより、フォーカシングコイル48には、フォーカスサーチ時よりも大きい電流が瞬間的に供給され、レンズホルダ47は、フォーカスサーチ時よりも強い力で瞬間的に光ディスク70面に対して上下方向へ移動し、レンズホルダ47に衝撃が与えられる。
【0038】
次に、サーボ制御部9から、図3(b)に示すように、パルス状のトラッキングドライブ信号を出力し、トラッキングコイル49をパルス駆動する。このパルス信号の電圧値は、トラックオン後のトラッキングサーボ制御におけるトラッキングドライブ信号の電圧値よりも高く設定されている。これにより、トラッキングコイル49には、トラッキングサーボ制御時よりも大きい電流が瞬間的に供給され、レンズホルダ47は、トラッキングサーボ制御時よりも強い力で瞬間的に、光ディスク70の記録トラックに垂直な方向へ移動し、レンズホルダ47に衝撃が与えられる。これらフォーカシングコイル48及びトラッキングコイル49のパルス駆動は、交互に行われる。
【0039】
その後、サーボ制御部9から、図3(a)に示すように、三角波状のフォーカシングドライブ信号を出力し、これによりレンズホルダ47を光ディスク70面に対して上下方向に移動させてフォーカスサーチを開始し、半導体レーザ41からの光が対物レンズ44を介して光ディスク70面上に集光照射されるようにフォーカスオンさせる。フォーカスオン後は、サーボ制御部9から、図3(a)に示すように、フォーカスオン状態を維持するようにフォーカシングドライブ信号が出力され、フォーカシングサーボ制御が行われる。
【0040】
また、フォーカスオン後は、信号処理部7により、図3(c)に示すように、トラッキングエラー信号が検出される。サーボ制御部9は、このトラッキングエラー信号を基にトラッキングドライブ信号を生成出力し、これによりレンズホルダ47を光ディスク70の記録トラックに垂直な方向へ移動させ、フォーカスオンされた光の集光点が所望の記録トラック上に位置するようにトラックオンさせる。トラックオン後は、サーボ制御部9から、図3(b)に示すように、トラックオン状態を維持するようにトラッキングドライブ信号が出力され、トラッキングサーボ制御が行われる。そして、このトラッキングサーボ制御が行われている状態で、光ディスク70に記録されている情報を読取る。
【0041】
次に、本実施形態に係る光ディスク記録再生装置1の動作について、図4のフローチャートを参照して説明する。まず、光ディスク記録再生装置1は、電源投入されたか否かを判断し(#1)、電源投入されなければ(#1でNO)、光ディスク70が挿入されたか否を判断する(#2)。
【0042】
電源投入された場合(#1でYES)、又は光ディスク70が挿入された場合(#2でYES)、レンズホルダ47の引っ掛かりを除去する前処理を開始し、まず、フォーカシングコイル48をパルス駆動し(#3)、次に、トラッキングコイル49をパルス駆動する(#4)。
【0043】
そして、フォーカシングコイル48及びトラッキングコイル49のパルス駆動による前処理の後、フォーカシング及びトラッキングをサーボオンして、光ディスク70の最内周側に記録されている情報の読取り動作を行う(#5)。これらフォーカシングコイル48及びトラッキングコイル49のパルス駆動は、交互に行われる。
【0044】
上記構成の光ディスク記録装置1によれば、装置1本体の電源の投入時又は光ディスク70の挿入時に、フォーカシングコイル48とトラッキングコイル49がパルス駆動されることで、対物レンズ44を保持するレンズホルダ47に衝撃が与えられる。これにより、レンズホルダ47の貫通孔47aと基台部50の摺動軸51との間や、レンズホルダ47の貫通孔47bと基台部50の回転規制軸52との間のゴミや傷、歪み等による引っ掛かりが除去され、以降の情報の記録再生動作においてレンズホルダ47がスムーズに摺動変位する。
【0045】
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られず、種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態において、レンズホルダ47の引っ掛かりを除去する前処理は、電源投入時や光ディスク70の挿入時に限らず、リモコン11の操作により情報の記録や再生の指示が行われた場合に、それらの記録や再生動作の開始前に行うようにしてもよい。また、前処理におけるフォーカシングコイル48やトラッキングコイル49のパルス駆動は、複数回行ってもよい。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1の発明によれば、装置本体の電源投入時又は光ディスク挿入時に、対物レンズに衝撃が与えられて対物レンズの引っ掛かりが除去され、対物レンズがスムーズに摺動できるようになり、これにより、フォーカシングやトラッキングの動作不良を改善することができ、光ディスクに対する情報の記録再生が安定して行われる。
【0047】
請求項2の発明によれば、対物レンズに衝撃が与えられて対物レンズの引っ掛かりが除去され、対物レンズがスムーズに摺動できるようになり、これにより、フォーカシングやトラッキングの動作不良を改善することができ、光ディスクに対する情報の記録再生が安定して行われる。
【0048】
請求項3の発明によれば、対物レンズにはフォーカシングコイルとトラッキングコイルの双方から交互に衝撃が与えられるため、対物レンズの引っ掛かりの除去作用が一層高まり、これにより、光ディスクに対する情報の記録再生が一層安定して行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による光ディスク記録再生装置の概略構成を示した電気的ブロック構成図。
【図2】(a)は同装置の光ピックアップの概略構成を示した平面図、(b)はその側面図。
【図3】(a)は同装置の前処理におけるフォーカシングドライブ信号を示したタイムチャート、(b)は同トラッキングドライブ信号を示したタイムチャート、(c)は同トラッキングエラー信号を示したタイムチャート。
【図4】同装置の動作の流れを示したフローチャート。
【符号の説明】
1 光ディスク記録再生装置
4 光ピックアップ
9 サーボ制御部(フォーカシングサーボ制御部、トラッキングサーボ制御部)
20 CPU(情報読取手段)
44 対物レンズ
47 レンズホルダ
48 フォーカシングコイル
49 トラッキングコイル
51 摺動軸
53 磁石
70 光ディスク

Claims (3)

  1. 同心円状又は渦巻状に記録トラックが形成された光ディスクに対して、情報の記録及び/又は読取りを行うための光を摺動軸により摺動変位可能に保持された対物レンズを介して照射する光ピックアップと、前記対物レンズを前記光ディスク面に垂直な方向へ変位させるためのフォーカシングコイルと、前記対物レンズを前記光ディスクの記録トラックと垂直な方向へ変位させるためのトラッキングコイルと、前記フォーカシングコイルへの電流を制御してその磁気作用により前記対物レンズの変位させることで、前記光ピックアップから照射する光の集光点が前記光ディスク面上に位置するようにサーボ制御するフォーカシングサーボ制御部と、前記トラッキングコイルへの電流を制御してその磁気作用により前記対物レンズを変位させることで、前記光の集光点が前記記録トラック上に位置するようにサーボ制御するトラッキングサーボ制御部と、装置本体の電源投入時又は前記光ディスク挿入時に、前記フォーカシング制御部及びトラッキング制御部により前記光ピックアップからの光を前記光ディスクの予め定められた記録トラック上に集光照射させてサーボオンし、該記録トラックに記録されている情報を読取る情報読取手段とを備えた光ディスク記録再生装置において、
    前記装置本体の電源投入時又は前記光ディスク挿入時に、前記光ピックアップからの光を前記光ディスク上に集光照射させてサーボオンする前に、前記フォーカシングコイル及びトラッキングコイルの双方を、フォーカシングコイルに続いてトラッキングコイルの順で交互にパルス駆動し、前記対物レンズに衝撃を与えて以降の対物レンズの摺動変位における引っ掛かりを除去する前処理手段を備えたことを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  2. 同心円状又は渦巻状に記録トラックが形成された光ディスクに対して、情報の記録及び/又は読取りを行うための光を摺動軸により摺動変位可能に保持された対物レンズを介して照射する光ピックアップと、前記対物レンズを前記光ディスク面に垂直な方向へ変位させるためのフォーカシングコイルと、前記対物レンズを前記光ディスクの記録トラックと垂直な方向へ変位させるためのトラッキングコイルと、前記フォーカシングコイルへの電流を制御してその磁気作用により前記対物レンズの変位させることで、前記光ピックアップから照射する光の集光点が前記光ディスク面上に位置するようにサーボ制御するフォーカシングサーボ制御部と、前記トラッキングコイルへの電流を制御してその磁気作用により前記対物レンズを変位させることで、前記光の集光点が前記記録トラック上に位置するようにサーボ制御するトラッキングサーボ制御部と、前記フォーカシング制御部及びトラッキング制御部により前記光ピックアップからの光を前記光ディスクの記録トラック上に集光照射させてサーボオンし、該記録トラックに対して情報の記録及び/又は読取りを行う情報記録読取手段とを備えた光ディスク記録再生装置において、
    前記フォーカシングコイル及びトラッキングコイルを、フォーカシングコイルをパルス駆動し、続いて次にトラッキングコイルをパルス駆動し、前記対物レンズに衝撃を与えて以降の対物レンズの摺動変位における引っ掛かりを除去する前処理手段を備えたことを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  3. 前記前処理手段は、前記フォーカシングコイル及びトラッキングコイルに対するパルス駆動を交互に行うことを特徴とする請求項2に記載の光ディスク記録再生装置。
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