JPH033119A - 光ディスク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、レーザ光を光学系を用いて微小スポット光に
絞り、光感応性媒体のディスクに照射し、信号を記録再
生する、光ディスク装置、または可逆的に信号を繰り返
し記録再生する書換え可能な光ディスク装置に関するも
のである。

従来の技術 従来より光感応性媒体を用いて形成した光ディスクを回
転させておき、これにレーザ光を１μｍ以下の微小スポ
ット光に絞って照射することにより情報を記録し、また
再生する光ディスク装置が知られている。これらには追
記型のもの、さらには記録媒体の光学的特赦を可逆的に
変化させて繰り返し記録再生することのできる書換え型
のものがある。以上のような光ディスク装置では、高密
度の記録を行うためにディスクに予め同心円状またはス
パイラル状の案内トラックが設けられ、この案内トラッ
ク上に合焦点の微小スポット光が照射されるように、従
来公知のフォーカス、及びトラッキング制御を行ってい
る。また案内トラックは通常複数のセクタに分けられ、
各セクタの先頭にはセクタアドレス、トラックアドレス
を検出するためのアドレス領域が予め設けられており、
現在記録再生中のトラック、セクタのアドレスが常に検
出される。以下図面を用いて従来の技術について説明す
る。

第５図は従来より公知の光ディスク装置の構成を示した
ブロック図である。端子１６には映像信号やディジタル
信号等の記録信号が入力として加えられる。半導体レー
ザ駆動回路１５は、半導体レーザ７を駆動し、出力光の
パワーを記録、再生に応じて制御している。点線で囲む
Ａは、光学ヘッド部を示し、半導体レーザ７、レンズ６
、光ビームを分割するための、偏向ビームスブリ・ン夕
５、λ／４板４、絞りレンズ３、フォーカスアクチュエ
ータ８、トラッキングアクチュエータ９等から構成され
る。ディスク１はモータ２により、常に回転しており、
光電変換器１０はディスク１からの反射光を受光し、電
気信号に変換し、ヘッドアンプ１１で増幅され、再生信
号処理回路１４にてディスク１のアドレス信号を検出し
たり、元の記録信号を再生したりする。また、ヘッドア
ンプ１１の出力信号はフォーカス制御回路１２とトラッ
キング制御Ｊ回路１３に入力され、それぞれの出力がフ
ォーカス制御信号としてフォーカスアクチュエータ８に
、またトラッキング制御信号としてトラッキングアクチ
ュエータ９に加えられ、ディスク１の案内トラック上に
常に合焦点の微小スポット光が照射されるようにフォー
カス、トラッキング制御が行われている。

第７図は既に公知の半導体レーザの光出力例を示したも
ので、（ａ）は追記型の場合、（ｂ）は記録媒体の結晶
状態と非結晶状態を転移させることによって可逆的に繰
り返し記録再生のできる書換え型の場合を表している。

再生時には再生パワーＰｉが出力され、記録時には記録
パルス信号で光変調された記録パワーＰ１が出力される
。書換え型の場合は（ｂ）の様に、記録時には消去パワ
ーＰ、に光変調されたパルスが重畳された記録パワーＰ
いが出力され、消去パワーＰ、の部分で以前の記録領域
を消去し、記録パワーＰ。で記録する。

また、第６図はディスクの案内トラック上に微小スポッ
ト光が照射されている様子を示たものである。本例では
案内トラックがスパイラル状に形成されたもので、トラ
ックは複数のセクタＳｔ。

Ｓ２．〜Ｓ、に分割され、それぞれの先頭にはトラック
アドレス、セクタアドレスが予め記録されたアドレス領
域Ａ、、Ａ！　、〜Ａ７が存在する。

Ｑはトラック上に照射された微小スポット光である。

通常は記録時以外は常時、半導体レーザ７から再生パワ
ーＰ、Ｉの光ビームを放出し、微小スポット光Ｑを照射
し、フォーカス、トラッキング制御を行っている。

また、記録も再生もしないアイドル状態のときには、通
常、同一トラック上を常にスポット光が照射するスチル
（静止）動作が行なわれている。

その為に、スパイラル状の案内トラックを有するディス
クにおいては、トラック内の特別な領域で強制的に１ト
ラツクもとに戻すジャンピング動作が行われる。第５図
において、ディスクがＣの方向に回転しており、トラッ
キング制御がかかっていると、光学ヘッドが案内トラッ
クに追従して時間の経過とともに内周方向に移動してし
まうので、セクタＳｎの領域でＢのようにトラックＴ１
，１からＴ１にジャンピングさせ、常に、Ｔ、上でスチ
ルがかかるようにしている。

発明が解決しようとする課題 上記に述べたように、記録または消去も再生もしない、
いわゆるアイドル状態の時には、光学ヘッドはスチル状
態にあるので、同一トラック上を常に再生パワーの合焦
点近傍のスポット光で照射することになり、長時間の照
射により、ディスクに雑音を記録してしまったり、また
、書換え型のものにおいては、既に記録したトラック上
でスチル動作を行なうことにより、記録信号を消去して
しまう場合があるという課題があった。

課題を解決するための手段 案内トラックを有する光ディスクに信号を記録または消
去、及び再生するときは、光ディスク面上に微小スポッ
ト光の焦点を位置するようにフォーカス制御を行ない、
記録または消去も再生もしないアイドル状態のときは、
前記微小スポット光の焦点をディスク面上より離れたと
ころに位置するようにフォーカス制御を行なうように構
成したものである。

作用 本発明は上記の構成により、アイドル状態の時にディス
クに雑音を記録したり、記録信号を消去してしまうとい
うことが防止でき、信鎖性の高い光ディスク装置を提供
することができる。

実施例 以下本発明の一実施例の光ディスク装置について図面を
参照しながら説明する。

第１図は、請求項（１）記載の発明における光ディスク
装置に用いるフォーカス制御の構成例を示したブロック
図である。

点線Ａは光学ヘッドで第５図のものと同じ構成である。

８のフォーカスアクチュエータ以外は省略しである。光
学ヘッドにて受光されたディスクからの反射光は、光電
変換器１０で電気信号に変換され、ヘッドアンプ１１に
て増幅されフォーカス検出回路２１に入力される。フォ
ーカス検出の方法は例えば公知のナイフェツジ法等を用
い、フォーカス誤差信号を得る。２０はフォーカス検出
回路２１の出力であるフォーカス誤差信号にオフセット
を与えるためのオフセット電圧発生器であり、一定の電
圧を発生する。光ディスク装置の動作の状態を制御する
制御用ＣＰＵ１７から再生状態を示す［１ＥＡＤ記録状
態を示す−ＲＩＴＨの制御命令のどちらかがＮＯＲ回路
１８に入力されている時は、スイッチ１９は開いており
、オフセット電圧はフォーカス誤差信号に加えられない
。一方、再生状態でも記録状態でもない、アイドル状態
の時は、ＲＥＡＤもＷＲＩＴＥも出力されないので、Ｎ
ＯＡ回路１８の出力は切り替えスイッチ１９を閉じるよ
うに働く。よって、加算器２２によって、オフセット電
圧がフォーカス誤差信号に加えられる。フォーカス制御
回路２３では前記フォーカス誤差信号より光学ヘッドＡ
のフォーカスアクチュエータ８を駆動するフォーカス制
御信号を作り出す。すなわち、フォーカス誤差信号が０
レベルになるように制御がかかるので、再生状態または
記録状態のときは常にディスク面上に微小スポット光の
焦点があるように制御がかかり、アイドル状態のときは
オフセット電圧がかかった状態でフォーカス誤差信号が
Ｏになるように制御がかかるので、ディスク面の前方、
または後方に焦点が位置し、ディスク面上では微小スポ
ット光はデフォーカス状態となる。そのため、アイドル
状態のときに長時間同一トラックを照射しても、デフォ
ーカスされているので、ディスクに照射される単一面積
当たりの光のエネルギーが小さくなり、前記述べたよう
な課題を防止することができる。

一方、第２図は、請求項（２）記載の発明における光デ
ィスク装置に用いるトラッキング制御の構成例を示した
ブロック図である。

点線Ａは光学ヘッドで第５図のものと同じ構成である。

９のトラッキングアクチュエータ以外は省略しである。

光学ヘッドに受光されたディスクからの反射光は、光電
変換器１０で電気信号に変換され、ヘッドアンプ１１に
て再生信号として増幅され、アドレス検出回路２４でト
ラックアドレスとセクタアドレスが検出される。アドレ
ス情報は制御ｎ用ＣＰＵ１７に取り込まれ、再生や記録
の際に検索するために用いられる。制御用ＣＰＵ１７が
らはディスクの案内トラックが同心円状がスパイラル状
かを識別する信号３０が検出され、スイッチ２７の開閉
を決定する。例えば、同心円状のとき、識別信号３０は
ＨＩＧＨでスイッチ２７は閉じる。逆にスパイラル状の
ときは、識別信号３０はＬＯ−でスイッチ２７は開く。

ジャンピング指令回路２６は制御用ＣＰＵ１７からの命
令で、予め指定さたセクタアドレスでジャンピングさせ
るようなジャンピング指令信号３１を作り出す。スパイ
ラルのときはスイッチ２７でジャンピング指令信号３１
がカットされる。同心円のときはジャンピング指令信号
３１がジャンピング起動回路２８に入力され、光学ヘッ
ドＡのトラッキングアクチュエータ９をディスクの径方
向に動かすよう、光学ヘッド駆動回路２９にジャンピン
グ信号３２が出力される。この移動の際の制御はヘッド
アンプ１１より得たトラッキング誤差信号３３に基づい
たトラッキング制御回路３０で行われる。

第３図は記録も再生もしないアイドル状態のときの動作
のフローを示した図で、（ａ）はスパイラル状トラック
のもの、（ｂ）は同心円状トラックのものを表す、スパ
イラル状トラックのものにおいてはジャンピング動作を
行なわないので、光学ヘッドはトラックに追随し、ｌト
ラックずつ径方向に移動していく。そこでアドレス検出
回路２４でトラックアドレスを検出し、最内周または最
外周の最終アドレスであれば、検索回路２５にて先頭ア
ドレスのトラックへ検索するべく光学ヘッドを移動させ
る。同心円状トラックのものにおいては、トラックアド
レス検出回路２４でトラックアドレスを検出し、最終ア
ドレスであれば検索回路２５にて先頭アドレスのトラッ
クへ検索する。そうでないときは制御用ＣＰＵ１７から
ジャンピング指令を出し、１トラツクずつジャンピング
を行なう。第４図はアイドル状態の時のディスクに照射
されるスポット光の軌跡を示したものである。ディスク
は矢印Ｃの方向に回転しており、案内トラックは外周か
ら内周に向かってＴ１〜Ｔいと印されている。記録また
は再生動作がトラックＴいで終了したとすると、アイド
ル時は矢印りの方向へ１回転する毎に、Ｔ□Ｉ　＋　　
Ｔｍ＊２　　・・と移動していき、最終トラックＴ０に
来ると、先頭トラックＴ１に戻り、同様の動作を繰り返
す。すなわち、スパイラル状のトラックのディスクでは
ジャンピングを停止し、同心円状トラックのディスクで
は、ジャンピングを行なうことにより、アイドル時のス
チル動作を行なわないようにし、同一トラックに長時間
スポット光が照射されることを防止している。

発明の効果 以上の２例で説明した様に、本第１、第２の発明によれ
ば、長時間のアイドル状態の時でも、ディスクの単一面
積当たりに照射されるスポット光のエネルギーの総量を
少なくすることが可能になり、ディスクに雑音を記録し
たり、記録信号を消去してしまうということが防止でき
、信幀性の高い光ディスク装置を提供することができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のフォーカス制御の一実施例を示したブ
ロック図、第２図は本発明のトラッキング制御の一実施
例を示したブロック図、第３図は本発明のアイドル状態
のときの動作のフローを示した図、第４図は本発明のア
イドル状態のときのディスクに照射されるスポット光の
軌跡を示した図、第５図は従来の光ディスク装置の構成
を示したブロック図、第６図はディスクの案内トラック
上に微小スポット光が照射されている様子を示した図、
第７面半導体レーザの光出力を示す波形図である。 １・・・・・・ディスク、２・・・・・・モータ、３・
・・・・・絞りレンズ、４・・・・・・λ／４板、５・
・・・・・ビームスプリッタ、６・・・・・・レンズ、
７・・・・・・半導体レーザ、８・旧・・フォーカスア
クチュエータ、９・旧・・トラッキングアクチュエータ
、１０・・・・・・光電変換器、１６・・・・・・端子
、１８・・・・・・ＮＯＲ回路、１９・・・・・・スイ
ッチ、２０・・・・・・オフセット電圧発生器、２２・
・・・・・加算器、２７・・・・・・スイッチ、３０・
・・・・・識別信号、３１・・・・・・ジャンピング指
令信号、３２・・・・・・ジャンピング信号、３３・・
・・・・トラッキング誤差信号。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）案内トラックを有する光ディスクに信号を記録ま
   たは消去、及び再生するときは、前記光ディスク面上に
   微小スポット光の焦点を位置するようにフォーカス制御
   を行い、記録または消去も再生もしないアイドル状態の
   ときは、前記微小スポット光の焦点をディスク面上より
   離れたところに位置するようにフォーカス制御を行なう
   手段を備えたことを特徴とする光ディスク装置。
2. （２）記録または消去も再生もしないアイドル状態の時
   に、常に同一トラック上に前記微小スポット光が連続的
   に照射しない手段を備えたことを特徴とする請求項（１
   ）記載の光ディスク装置。