JP2001092109A - フォトマスクおよび半導体装置およびフォトマスクを用いた露光方法 - Google Patents

フォトマスクおよび半導体装置およびフォトマスクを用いた露光方法

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JP2001092109A JP27017899A JP27017899A JP2001092109A JP 2001092109 A JP2001092109 A JP 2001092109A JP 27017899 A JP27017899 A JP 27017899A JP 27017899 A JP27017899 A JP 27017899A JP 2001092109 A JP2001092109 A JP 2001092109A
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Toshihide Kawachi
敏秀 河内
Takuya Matsushita
琢哉 松下
Shigenori Yamashita
重則 山下
Yuki Miyamoto
由紀 宮本
Atsushi Ueno
敦史 上野
Shinroku Maejima
伸六 前島
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    • G03F7/70483Information management; Active and passive control; Testing; Wafer monitoring, e.g. pattern monitoring
    • G03F7/70605Workpiece metrology
    • G03F7/70616Monitoring the printed patterns
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 写真製版工程におけるレジスト位置ずれを抑
制する。 【解決手段】 フォトマスク基板上にマスク上回路パタ
ーンと全体もしくは一部が実質的に同一のマスク上比較
パターンおよびマスク上測定パターンと全体もしくは一
部が実質的に同一のマスク上検査パターンを近接して設
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、フォトマスク上
のマスクパターンおよび半導体装置上のパターン並びに
フォトマスクにより形成されたレジストパターンを用い
た露光方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスの縮小化は各寸法を微細
化することで行われている。これと共に、半導体デバイ
スが複数の配線層や接続孔等の複雑な要素で構成されて
いることから、これらの要素間の重ね合わせ精度の向上
も縮小化のための重要な技術である。なお、各要素を形
成するための膜形成、写真製版、エッチング等の一連の
形成工程を以後製造過程と呼ぶ。具体的な重ね合わせの
例として、半導体基板に第1の配線層の製造過程が完了
し、第2の配線層の製造過程中について考える。第1の
配線層のパターン上に第2の配線層を形成する膜が積ま
れ、さらにその上に第2の配線層のパターンを決めるレ
ジストパターンが露光装置の露光により形成されると
き、一般に第1の配線層のパターンに対する設計上理想
とする第2の配線層のパターンの位置と実際のレジスト
パターンの位置とにずれを生じる。このずれを重ね合わ
せずれという。
【0003】しかしながら、素子寸法の微細化につれ
て、露光装置の光学系の収差による影響により重ね合わ
せずれの縮小が難しくなってきている。具体的には、特
開平9−74063号公報に、特には図59〜図61の
説明に、収差の一例としてコマ収差によるパターンずれ
の影響が示されている。このような影響を抑制して重ね
合わせずれを縮小する手法として、特開平9−7406
3号公報や特開平9−244222号公報などの様々な
技術が提案されている。これらにおいて、重ね合わせ誤
差測定マークに対する改善が示されている。重ね合わせ
誤差測定マークとは、先程示した重ね合わせずれの値を
得るマークである。なお、写真製版処理において写真製
版に関するデータを計測により得るために様々なマーク
があるが、これらを今後測定マークと呼ぶ。重ね合わせ
誤差測定マークも、測定マークの一種である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような測
定マークを改善しても、将来さらに微細化した場合に、
以下のような問題点が生じてくると考えられる。第1の
問題点は、従来の測定マークでは、前製造過程で形成さ
れたパターンに対し、後製造過程で形成されたレジスト
パターンの重ね合わせずれの値を得ることができるが、
これは前製造過程に対する相対的な後製造過程の位置ず
れであり、後製造過程のレジストパターン自身がどの程
度位置ずれや寸法ずれを生じているか独立して検査する
ことができなかった。現状では特に問題を生じていない
が将来の微細化が進んだ場合、これらのずれの値が微細
化を妨げる原因になる可能性がある。このためこれらの
ずれの値を把握する必要があるができなかった。なお、
露光装置の露光によりフォトマスク上のパターンが、理
想的であれば相似形に半導体基板上のレジストにパター
ン形成されるが、露光装置の収差等の光学的諸条件等に
より、半導体基板上のレジストパターンは理想の相似形
から位置ずれ、寸法ずれおよび形状変形を生じる。この
理想の相似形の位置からの実際のレジストパターンの位
置のずれを以後特にレジスト位置ずれという。また、レ
ジストパターンを用いて形成された半導体基板上の配線
や接続孔等のパターンについては、理想の相似形の位置
からのずれを、以後特にパターン位置ずれという。な
お、一般に位置ずれと同時に寸法ずれおよび形状変形も
生じていると考えられるが、以後位置ずれを代表とし、
これについて示す。
【0005】第2の問題点は、従来の測定マークでは、
後製造過程で得られた重ね合わせずれのデータより、基
準以上の重ね合わせずれの値を生じているとの結果を得
た場合、現状はレジスト位置ずれの値が小さいと予想さ
れることから、後製造過程による重ね合わせずれとほぼ
言える。しかし、将来の微細化が進んだ場合、後製造過
程による重ね合わせずれ、もしくは前製造過程のパター
ン位置ずれ、もしくは後製造過程によるレジスト位置ず
れ、もしくはこれらの複合によるものかの分析が必要と
なり、解析が複雑になる。
【0006】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたものであり、第1の目的は、各製造過程
毎に独立してレジスト位置ずれおよびパターン位置ずれ
の値をデータ解析することができるフォトマスクおよび
半導体装置を得るものである。第2の目的は、パターン
位置ずれの少ない精度の良い半導体装置を得るものであ
る。第3の目的は、レジスト位置ずれのデータに基づい
て露光条件を補正する露光方法を得ることを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るフォト
マスクは、フォトマスク基板と、前記フォトマスク基板
上に形成されたマスク上回路領域とマスク上測定マーク
領域と、前記マスク上回路領域に形成されたマスク上回
路パターンと、前記マスク上測定マーク領域に形成され
たマスク上測定パターンとを有するフォトマスクにおい
て、前記フォトマスク基板上にマスク上写真製版検査マ
ーク領域を有し、前記マスク上写真製版検査マーク領域
には前記マスク上回路パターンと全体もしくは一部が実
質的に同一形状であるマスク上比較パターンと、前記マ
スク上測定パターンと全体もしくは一部が実質的に同一
形状であるマスク上検査パターンとが形成され、前記マ
スク上比較パターンと前記マスク上検査パターンは近接
して配置されているものである。
【0008】第2の発明に係るフォトマスクは、マスク
上比較パターンとマスク上検査パターンの一方が他方を
挟むように配置されているものである。
【0009】第3の発明に係るフォトマスクは、マスク
上比較パターンとマスク上検査パターンの一方が他方を
囲むように配置されているものである。
【0010】第4の発明に係るフォトマスクは、マスク
上比較パターンとマスク上検査パターンによりほぼ十字
形のマークを形成するものである。
【0011】第5の発明に係るフォトマスクは、マスク
上写真製版検査マーク領域とマスク上測定マーク領域の
一方が他方内にあり、マスク上測定パターンがマスク上
検査パターンを兼ねるものである。
【0012】第6の発明に係るフォトマスクは、マスク
上写真製版検査マーク領域とマスク上測定マーク領域と
が近接して配置されるものである。
【0013】第7の発明に係るフォトマスクは、マスク
上写真製版検査マーク領域を複数有するものである。
【0014】第8の発明に係る半導体装置は、半導体基
板と、前記半導体基板上に形成された第1の写真製版検
査マーク領域と第2の写真製版検査マーク領域と、前記
各写真製版検査マーク領域ごとに検査パターンを有する
半導体装置において、前記各写真製版検査マーク領域ご
とに比較パターンを有し、前記検査パターンと前記比較
パターンは同一製造過程で形成されるとともに、前記検
査パターンと前記比較パターンは前記各写真製版検査マ
ーク領域ごとに近接して配設され、前記第1の写真製版
検査マーク領域と前記第2の写真製版検査マーク領域の
前記検査パターンの寸法差が、前記第1の写真製版検査
マーク領域と前記第2の写真製版検査マーク領域の前記
比較パターンの寸法差に比べ大きいものである。
【0015】第9の発明に係る半導体装置は、フォトマ
スクを用いた写真製版により半導体基板上にパターン形
成される半導体装置であり、前記フォトマスクは、フォ
トマスク基板と、前記フォトマスク基板上の第1のマス
ク上写真製版検査マーク領域と第2のマスク上写真製版
検査マーク領域と、前記各マスク上写真製版検査マーク
領域にそれぞれマスク上検査パターンとマスク上比較パ
ターンを有し、さらに、前記マスク上検査パターンと前
記マスク上比較パターンは前記各マスク上写真製版検査
マーク領域にそれぞれ近接して配設され、前記マスク上
検査パターンと前記比較パターンはそれぞれ前記第1の
マスク上写真製版検査マーク領域と前記第2のマスク上
写真製版検査マーク領域間で実質的に同一寸法であり、
前記半導体基板上には、前記第1のマスク上写真製版検
査マーク領域に対応した第1の写真製版検査マーク領域
と、前記第2のマスク上写真製版検査マーク領域に対応
した第2の写真製版検査マーク領域と、前記各マスク上
検査パターンに対応した各検査パターンと、前記各マス
ク上比較パターンに対応した各比較パターンとが前記フ
ォトマスクを用いて形成され、前記第1の写真製版検査
マーク領域と前記第2の写真製版検査マーク領域の前記
検査パターンの寸法差が、前記第1の写真製版検査マー
ク領域と前記第2の写真製版検査マーク領域の前記比較
パターンの寸法差に比べ大きいものである。
【0016】第10の発明に係る半導体装置は、半導体
基板と、前記半導体基板上に形成された回路領域と測定
マーク領域と、前記回路領域に形成された回路パターン
と、前記測定マーク領域に形成された測定パターンとを
有し、前記回路パターンと前記測定パターンは同一製造
過程で形成された半導体装置において、前記半導体基板
上に写真製版検査マーク領域を有し、前記写真製版検査
マーク領域には、前記回路パターンと全体もしくは一部
が実質的に同一形状である比較パターンと、前記測定パ
ターンと全体もしくは一部が実質的に同一形状である検
査パターンとが形成され、前記比較パターンと前記検査
パターンは近接して配置されかつ、同一製造過程で形成
されているものである。
【0017】第11の発明に係る半導体装置は、検査パ
ターンと比較パターンの一方が他方を挟むように配置さ
れているものである。
【0018】第12の発明に係る半導体装置は、検査パ
ターンと比較のパターンの一方が他方を囲むように配置
されているものである。
【0019】第13の発明に係る半導体装置は、検査パ
ターンと比較パターンによりほぼ十字形のマークを形成
するものである。
【0020】第14の発明に係る半導体装置は、写真製
版検査マーク領域と測定マーク領域の一方が他方内にあ
り、測定パターンが検査パターンを兼ねるものである。
【0021】第15の発明に係る半導体装置は、写真製
版検査マーク領域と測定マーク領域とが近接して配置さ
れるものである。
【0022】第16の発明に係る半導体装置は、写真製
版検査マーク領域を複数有するものである。
【0023】第17の発明に係る露光方法は、フォトマ
スクを用いた露光装置による露光により半導体基板上の
レジストにパターン形成する露光方法であり、前記フォ
トマスクは、フォトマスク基板と、前記フォトマスク基
板上に形成されたマスク上回路領域とマスク上測定マー
ク領域とマスク上写真製版検査マーク領域と、前記マス
ク上回路領域に形成されたマスク上回路パターンと、前
記マスク上測定マーク領域に形成されたマスク上測定パ
ターンと、前記マスク上写真製版検査マーク領域に前記
マスク上回路パターンと全体もしくは一部が実質的に同
一形状であるマスク上比較パターンと、前記マスク上測
定パターンと全体もしくは一部が実質的に同一形状であ
るマスク上検査パターンとを有し、前記フォトマスクを
用いて露光装置により露光を行い、前記マスク上写真製
版検査マーク領域、前記各マスク上検査パターン、前記
各マスク上比較パターンにそれぞれ対応したレジスト上
写真製版検査マーク領域、レジスト上検査パターン、レ
ジスト上比較パターンを半導体基板上のレジストに形成
し、前記レジスト上写真製版検査マーク領域の前記レジ
スト上検査パターンと前記レジスト上比較パターンから
得られる位置データに基づいて、前記露光装置の露光条
件を補正するものである。
【0024】第18の発明に係る露光方法は、マスク上
写真製版検査マーク領域とマスク上測定マーク領域の一
方が他方内にあり、マスク上測定パターンがマスク上検
査パターンを兼ねるものである。
【0025】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1(a)から図1
(d)はこの発明の実施の形態1を示す図である。本実施
の形態では、トランジスタのゲート電極の製造過程を例
にして説明する。なお、以後レジスト位置ずれの値を得
ることができるフォトマスク上のマークをマスク上写真
製版検査マーク、パターン位置ずれの値を得ることがで
きる半導体基板上のマークを写真製版検査マークと呼ぶ
こととする。図1(a)はフォトマスク上のマスク上写真
製版検査マーク領域のマスクパターンであり、1はマス
ク上比較パターン、2はマスク上検査パターンである。
図2(a)はフォトマスク上に形成されたマスク上回路領
域にあるマスク上回路パターン1aであり、このパターン
は半導体基板上の回路領域の実際のトランジスタのゲー
ト電極パターンに対応する。マスク上回路パターン1a
は、図1(a)のマスク上比較パターン1と同一形状のも
のである。図2(b)はフォトマスク上に形成されたマス
ク上測定マーク3を示し、マスク上測定マーク3の領域
内にはマスク上測定パターン2aが複数並べられている。
マスク上測定パターン2aは、図1(a)のマスク上検査パ
ターン2と同一形状である。ここに示されたマスク上測
定マーク3は一般にステッパアライメントマークと呼ば
れるもので、次製造過程以降のレジストパターンを半導
体基板上に合せられるようにするための位置データを得
るマークである。
【0026】つぎに、図1(b)はフォトマスクを用いて
露光装置により露光された半導体基板上のレジストパタ
ーンを示すものである。11はマスク上比較パターン1
に対応したレジスト上比較パターン、12はマスク上検
査パター2ン2に対応したレジスト上検査パターンであ
る。また、図1(c)は図1(b)のA-Aの断面図である。2
0は半導体基板、30はゲート絶縁膜、40はポリシリ
コン等の導電層であり、その上にレジストパターン1
1、12がのっている。
【0027】つぎに、図1(d)はゲート電極の製造過程
中の写真製版処理後、エッチングによりゲート電極を形
成したもので、図1(c)に対応した部分の断面図であ
る。31と41で比較パターン、32と42で検査パタ
ーンを形成しており、31は比較パターンのゲート絶縁
膜、32は検査パターンのゲート絶縁膜、41は比較パ
ターンの導電層、42は写真検査パターンの導電層であ
る。
【0028】以上示したように、フォトマスク上にマス
ク上比較パターン1と写真検査マスクパターン2を並べ
て形成することで、半導体基板上に比較パターン31、
41と写真検査パターン32、42が並べて形成され
る。図2(a)に示すマスク上回路パターン1aは、実際の
デバイスに用いられるパターンに対応したマスクパター
ンであるので、写真製版上最も重要なパターンとなり、
これに基づいて露光装置の光学的諸条件が合わせ込め
ば、ほぼ精度よくフォトマスク上のマスクパターンが半
導体基板上で相似形に形成できる。さらに、半導体基板
上である程度のレジスト位置ずれがあっても特定のパタ
ーンのみであれば、レジスト位置ずれの値は十分に抑え
ることが可能であり、また相似形からの実際のレジスト
位置ずれの値を予め測定により得ておくことができる。
これに対し、一般にマスク上測定パターン2aはマスク上
回路パターン1aと異なっていることから、図2(b)に示
すマスク上測定マーク3の領域内のマスク上測定パター
ン2aに対しは光学的諸条件が最適化されているわけでは
ないため、レジスト位置ずれをマスク上回路パターンと
同程度に抑制することは難しい。
【0029】このため、本実施の形態ではフォトマスク
上のマスク上回路パターン1aと同一形状のマスク上比較
パターン1とマスク上検査パターン2を近接して作成す
ることで、半導体基板上においてレジスト上比較パター
ン11をもとにレジスト上検査パターン12のレジスト
位置ずれを得るようにしたものである。具体的な例とし
て、図1(a)に示すマスク上比較パターン1とマスク上
検査パターン2の距離をXr、図1(b)に示すレジスト上
比較パターン11とレジスト上検査パターン12の距離
をXsとすると、Xrにマスクパターンからレジストパター
ンへの拡大倍率を掛けた値とXsとの差がレジスト位置ず
れの値を示すものとなる。この値をもとに本来のマスク
上測定マーク3内のマスク上測定パターン2aに対応した
半導体基板上の測定パターンのレジスト位置ずれの値が
分かるため、従来の第1の問題が解決できる。
【0030】また、1つの製造過程でレジスト層位置ず
れを解析できるので従来の第2の問題であった2つの製
造過程による解析の複雑さも解決できる。さらにここで
は、マスク上比較パターンがマスク上回路パターンと同
一形状のものを示したが、マスク上比較パターンは露光
装置の光学的諸条件が合わせ込むことができるパターン
であれば他のものでも良い。さらに、マスク上比較パタ
ーン1と写真検査マスクパターン2は近接していること
が測定精度を上げる点などから望ましい。具体的なパタ
ーン間の距離はパターンサイズや計測装置等に大きく依
存するが、0.02〜20μm程度が良いと考えられ
る。
【0031】実施の形態2.図3(a)と図3(b)は、この
発明の実施の形態2を示す図である。図3(a)はフォト
マスク上の各マスク上写真製版検査マークの配置を示す
ものであり、さらにこのフォトマスクを用いて露光装置
による露光により得られた半導体基板上のレジストに形
成されたレジストマーク等を示したものが図3(b)であ
る。なお、図3(b)はレジストマーク等のみでなく、写
真製版後のエッチング等により得られた半導体基板上の
マーク等でも同様である。図3(a)において、4はフォ
トマスク基板、5aから5eは図1(a)に示したマスク上
比較パターン1とマスク上検査パターン2を有するマス
ク上写真製版検査マーク領域、6はマスク上回路領域で
ある。図3(b)において、24は4に対応した半導体基
板上の領域、25aから25eは5aから5eに対応した写
真製版検査マーク領域、26は6に対応する回路領域で
通常チップ領域とも呼ばれる。
【0032】このようにフォトマスク基板上に複数マス
ク上検査パターンを配置することで、ショット領域24
の各箇所でレジスト位置ずれの値を得ることができるこ
とから、一度に露光される領域全体の傾向を把握するこ
とができ、レジスト位置ずれの解析精度を増すことがで
きる。また、マスク上写真製版検査マークとマスク上測
定マークとを近接して配置することで、測定マークで得
られるレジスト位置ずれのデータを写真製版検査マーク
にも利用できる。フォトマスク上でのマーク間の距離は
マークサイズや計測装置等に大きく依存するが、フォト
マスク上で0.02〜20μm程度が良いと考えられ
る。さらに、以上のレジストパターン位置ずれに対する
効果等は、パターン位置ずれについても同様である。
【0033】実施の形態3.図4(a)から図4(d)はこの
発明の実施の形態3を示す図である。実施の形態1で
は、マスク上比較パターン1とマスク上検査パターン2
が1つずつ並んだ例を示したが、本実施例では並べ方を
変えたものである。なお、図4(a)から図4(d)はフォト
マスク上のマスクパターンを示すが、これに対応して半
導体基板上にも形成される。図4(a)は、2つのマスク
上検査パターン2の間に1つのマスク上比較パターン1
を挟んだものである。図4(b)は、逆に2つのマスク上
比較パターン1の間にマスク上検査パターン2を挟んだ
ものである。これらにより、実施の形態1に比べて、一
方向でなく両方向の比較からレジスト位置ずれのデータ
を得られるため、データの精度が増す。さらに、図4
(c)に示すように、十字型に図4(a)を並べたもので、こ
れにより左右のみでなく上下に対するデータが得られよ
り精度が増す。なお、図4(a)の代わりに図4(b)を用い
てももちろん良い。図4(d)は、マスク上比較パターン
1をマスク上検査パターン2で囲んだものである。もち
ろんこの逆でも良い。この場合、マスク上比較パターン
1は、マスク上回路パターン1aと一部異なってくるが、
データを得る部分が同じであれば特に問題は生じない。
例えば、実際のマスク上回路パターン1aに角がない場合
は、図4(d)の角の部分を除いてデータを得れば良い。
つまり、実施の形態1ではマスク上回路パターン1aとマ
スク上比較パターンが同一形状およびマスク上測定パタ
ーンとマスク上写真製版検査パターンが同一形状の例を
示したが、これらのパターンは検査に用いる部分が実質
的に同一であれば十分である。さらに具体的な例とし
て、現状の重ね合せ誤差測定マークでは、半導体基板上
で一辺が10〜30μmの正方形が検査領域となってお
り、図4(d)で示すパターン長Xが10〜30μmあれ
ば十分である。また将来的には検査領域が小さくなる傾
向にあるので、パターン長Xをさらに短くすることも可
能である。また、パターン幅Yについてはトランジスタ
のゲート電極を例にすると、現状の回路パターンのゲー
ト長が0.15〜0.3μm程度であり、これに対応し
て図4(d)のパターン幅Yも0.15〜0.3μm程度が
良い。しかし、ゲート長の2〜3倍でもレジスト位置ず
れが抑制される可能性もあり、これは露光装置の条件等
により決まる。なお、図4(d)の場合も実施の形態1の
一方向のみでなく、左右および上下に対するデータが得
られることよりデータの精度が増す。
【0034】実施の形態4.図5(a)、図5(b)および図
6(a)、図6(b)はこの発明の実施の形態4を示す図であ
る。実施の形態1から3では、トランジスタのゲート電
極パターンを例に示したが、その他、例えばコンタクト
ホールや溝のパターンについても同様であり以下に示
す。図5(a)は、フォトマスク上のマスク上写真製版検
査マーク領域のマスクパターンであり、6はコンタクト
ホールのマスク上比較パターンである。これにより形成
された半導体基板上のパターンの図5(a)のB-Bに対応し
た断面図が図5(b)である。33は層間絶縁膜である。
図6(a)は、フォトマスク上のマスク上写真製版検査マ
ーク領域のマスクパターンであり、7は溝型のマスク上
比較パターンである。これにより形成された半導体基板
上のパターンの図6(a)のC-Cに対応した断面図が図6
(b)である。以上のように、コンタクトホールや溝製造
過程でもゲート電極の製造過程同様に形成でき、データ
を得られる。また、上記実施の形態以外の製造過程にも
適応可能である。
【0035】実施の形態5.図7はこの発明の実施の形
態5を示す図である。実施の形態1から3では、マスク
上比較パターン1とマスク上検査パターンからなるマス
ク上写真製版検査マークをフォトマスク上に形成してい
るが、特別にマスク上写真製版検査マークを設けるとそ
のためのマーク用の面積が必要になる。そこで本実施の
形態では、実際に使用しているマスク上測定マーク3領
域内にマスク上比較パターンを設けることで、余分なマ
スクマーク面積を必要とせず同じ機能を実現したもので
ある。図7は、マスク上測定マーク3領域内にコンタク
トホールのマスク上比較パターン4を設けたものであ
り、マスク上測定パターン2aがマスク上検査パターン
2となる。なおここでは、マスク上測定パターン2aの
横にコンタクトホールのマスク上比較パターン4を並べ
たものであるが、実施の形態2のような並べ方をしても
よい。例えば、重ね合わせ誤差測定マークは、図4(b)
に類似しており、マスク上検査パターン2をマスク上測
定パターンに置き換えてもよい。また本実施の形態で
は、マスク上測定マーク3領域とマスク上写真製版検査
マーク領域の包含関係は、どちらでもよい。
【0036】なお、実施の形態1から5では、マスク上
のマーク、パターンおよびレジスト位置ずれを中心に述
べたが、半導体基板上のマーク、パターンおよびパター
ン位置ずれに関しても、同様な効果を奏し、第1および
第2の問題も解決できる。
【0037】実施の形態6.実施の形態6は、本発明の
フォトマスクを用いた場合の露光方法についてのもので
あり、図8はこの方法を流れ図にしたものである。図8
に基づいて、露光方法を以下に順に示す。マスク上写真
製版検査マーク領域にマスク上比較パターンとマスク上
検査パターンを有するフォトマスクを用いて露光装置に
より露光を行い、半導体基板上のレジストにレジストパ
ターン形成する。その後、マスク上比較パターンに対応
したレジスト上比較パターンおよびマスク上検査パター
ンに対応したレジスト上検査パターンから、レジスト位
置ずれの値を得る。つづいて、このレジスト位置ずれの
値が基準とする値より大きい場合は、露光装置の光学的
諸条件等の露光条件を変更して再度露光し、レジスト位
置ずれの値を測定する。レジスト位置ずれの値が基準値
以下になるまで、上記手順を繰り返す。レジスト位置ず
れの値が基準以下の場合は、レジストパターンを用いた
エッチング等のつぎの処理へ進む。このようにこの露光
方法を用いれば、第2の問題点であったレジスト位置ず
れの値を得るのに2つの製造過程が影響し解析が複雑で
あったものが、1つの製造過程で得ることができ、容易
に解析できるようになる。
【0038】
【発明の効果】この発明は、以上説明したような構成と
したので、以下に示すような効果を奏する。第1の発明
によれば、フォトマスク基板上のマスク上写真製版検査
マーク領域にマスク上比較パターンとマスク上検査パタ
ーンを近接して配置したので、レジスト位置ずれの値を
製造過程毎に容易に解析できる。
【0039】第2から第4の発明によれば、マスク上写
真製版検査マーク領域内のパターンの配置を工夫したの
で、さらに精度よくレジスト位置ずれの値を得ることが
できる。
【0040】第5の発明によれば、マスク上測定パター
ンがマスク上検査パターンを兼ねるようにしたので、マ
スク上のマーク面積を減らせることができる。
【0041】第6の発明によれば、マスク上写真製版検
査マーク領域とマスク上測定マーク領域とが近接して配
置されることで、測定マークのレジスト位置ずれのデー
タを写真製版検査マークにも用いることができる。
【0042】第7の発明によれば、マスク上写真製版検
査マーク領域を複数設けたので、複数の箇所のレジスト
位置ずれのデータを得られ、解析精度を上げられる。
【0043】第8および第9の発明によれば、半導体基
板上の写真製版検査マーク領域に比較パターンと検査パ
ターンを近接して配置したので、パターン位置ずれの値
を製造過程毎に容易に解析できる。
【0044】第10の発明によれば、半導体基板上の写
真製版検査マーク領域に比較パターンと検査パターンを
近接して配置したので、パターン位置ずれの値を製造過
程毎に容易に解析できる。
【0045】第11から第13の発明によれば、写真製
版検査マーク領域内のパターンの配置を工夫したので、
さらに精度よくパターン位置ずれの値を得ることができ
る。
【0046】第14の発明によれば、測定パターンが検
査パターンを兼ねるようにしたので、半導体基板上のマ
ーク面積を減らせることができる。
【0047】第15の発明によれば、写真製版検査マー
ク領域と測定マーク領域とが近接して配置されること
で、測定マークのレジスト位置ずれのデータを写真製版
検査マークにも用いることができる。
【0048】第16の発明によれば、写真製版検査マー
ク領域を複数設けたので、複数の箇所のパターン位置ず
れのデータを得られ、解析精度を上げられる。
【0049】第17の発明によれば、レジスト上比較パ
ターンとレジスト上検査パターンから得られるレジスト
位置ずれの値に基づいて、露光条件を補正するので、容
易にレジスト位置ずれを改善することができる。
【0050】第18の発明によれば、レジスト上比較パ
ターンとレジスト上検査パターンから得られるレジスト
位置ずれの値に基づいて、露光条件を補正するので、容
易にレジスト位置ずれを改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1のゲート電極製造過程
のパタ−ン図である。
【図2】この発明の実施の形態1のマスクパターン図で
ある。
【図3】この発明の実施の形態2のマーク配置図であ
る。
【図4】この発明の実施の形態3の写真製版検査マーク
の図である。
【図5】この発明の実施の形態4のコンタクトホール製
造過程のパターン図である。
【図6】この発明の実施の形態4の溝製造過程のパター
ン図である。
【図7】この発明の実施の形態5のマスク上測定マーク
の図である。
【図8】この発明の実施の形態6の露光方法の流れ図で
ある。
【符号の説明】
1 マスク上比較パターン 1a マスク上回路パターン 2 マスク上検査パターン 2a マスク上測定パターン 3 マスク上測定マーク領域 4 フォトマスク基板 5a〜5e マスク上写真製版検査マーク領域 6 マスク上回路領域 11 レジスト上比較パターン 12 レジスト上検査パターン 20 半導体基板 25a〜25e 写真製版検査マーク領域 26 回路領域 31、41 比較パターン 32、42 検査パターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山下 重則 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 宮本 由紀 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 上野 敦史 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 前島 伸六 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 2H095 BE03 BE08 BE09 5F046 AA25 EA02 EB02

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フォトマスク基板と、 前記フォトマスク基板上に形成されたマスク上回路領域
    とマスク上測定マーク領域と、 前記マスク上回路領域に形成されたマスク上回路パター
    ンと、 前記マスク上測定マーク領域に形成されたマスク上測定
    パターンとを有するフォトマスクにおいて、 前記フォトマスク基板上にマスク上写真製版検査マーク
    領域を有し、 前記マスク上写真製版検査マーク領域には前記マスク上
    回路パターンと全体もしくは一部が実質的に同一形状で
    あるマスク上比較パターンと、前記マスク上測定パター
    ンと全体もしくは一部が実質的に同一形状であるマスク
    上検査パターンとが形成され、 前記マスク上比較パターンと前記マスク上検査パターン
    は近接して配置されていることを特徴とするフォトマス
    ク。
  2. 【請求項2】 マスク上比較パターンとマスク上検査パ
    ターンの一方が他方を挟むように配置されていることを
    特徴とする請求項1に記載のフォトマスク。
  3. 【請求項3】 マスク上比較パターンとマスク上検査パ
    ターンの一方が他方を囲むように配置されていることを
    特徴とする請求項1記載のフォトマスク。
  4. 【請求項4】 マスク上比較パターンとマスク上検査パ
    ターンによりほぼ十字形のマークを形成することを特徴
    とする請求項1または2に記載のフォトマスク。
  5. 【請求項5】 マスク上写真製版検査マーク領域とマス
    ク上測定マーク領域の一方が他方内にあり、マスク上測
    定パターンがマスク上検査パターンを兼ねることを特徴
    とする請求項1〜4のいずれかに記載のフォトマスク。
  6. 【請求項6】 マスク上写真製版検査マーク領域とマス
    ク上測定マーク領域とが近接して配置されることを特徴
    とする請求項1〜4のいずれかに記載のフォトマスク。
  7. 【請求項7】 マスク上写真製版検査マーク領域を複数
    有することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載
    のフォトマスク。
  8. 【請求項8】 半導体基板と、 前記半導体基板上に形成された第1の写真製版検査マー
    ク領域と第2の写真製版検査マーク領域と、 前記各写真製版検査マーク領域ごとに検査パターンを有
    する半導体装置において、 前記各写真製版検査マーク領域ごとに比較パターンを有
    し、 前記検査パターンと前記比較パターンは同一製造過程で
    形成されるとともに、 前記検査パターンと前記比較パターンは前記各写真製版
    検査マーク領域ごとに近接して配設され、 前記第1の写真製版検査マーク領域と前記第2の写真製
    版検査マーク領域の前記検査パターンの寸法差が、 前記第1の写真製版検査マーク領域と前記第2の写真製
    版検査マーク領域の前記比較パターンの寸法差に比べ大
    きいことを特徴とする半導体装置。
  9. 【請求項9】 フォトマスクを用いた写真製版により半
    導体基板上にパターン形成される半導体装置であり、 前記フォトマスクは、 フォトマスク基板と、 前記フォトマスク基板上の第1のマスク上写真製版検査
    マーク領域と第2のマスク上写真製版検査マーク領域
    と、 前記各マスク上写真製版検査マーク領域にそれぞれマス
    ク上検査パターンとマスク上比較パターンを有し、 さらに、前記マスク上検査パターンと前記マスク上比較
    パターンは前記各マスク上写真製版検査マーク領域にそ
    れぞれ近接して配設され、 前記マスク上検査パターンと前記比較パターンはそれぞ
    れ前記第1のマスク上写真製版検査マーク領域と前記第
    2のマスク上写真製版検査マーク領域間で実質的に同一
    寸法であり、 前記半導体基板上には、 前記第1のマスク上写真製版検査マーク領域に対応した
    第1の写真製版検査マーク領域と、 前記第2のマスク上写真製版検査マーク領域に対応した
    第2の写真製版検査マーク領域と、 前記各マスク上検査パターンに対応した各検査パターン
    と、 前記各マスク上比較パターンに対応した各比較パターン
    とが前記フォトマスクを用いて形成され、 前記第1の写真製版検査マーク領域と前記第2の写真製
    版検査マーク領域の前記検査パターンの寸法差が、 前記第1の写真製版検査マーク領域と前記第2の写真製
    版検査マーク領域の前記比較パターンの寸法差に比べ大
    きいとを特徴とする半導体装置。
  10. 【請求項10】 半導体基板と、 前記半導体基板上に形成された回路領域と測定マーク領
    域と、 前記回路領域に形成された回路パターンと、 前記測定マーク領域に形成された測定パターンとを有
    し、 前記回路パターンと前記測定パターンは同一製造過程で
    形成された半導体装置において、 前記半導体基板上に写真製版検査マーク領域を有し、 前記写真製版検査マーク領域には、前記回路パターンと
    全体もしくは一部が実質的に同一形状である比較パター
    ンと、前記測定パターンと全体もしくは一部が実質的に
    同一形状である検査パターンとが形成され、 前記比較パターンと前記検査パターンは近接して配置さ
    れかつ、同一製造過程で形成されていることを特徴とす
    る半導体装置。
  11. 【請求項11】 検査パターンと比較パターンの一方が
    他方を挟むように配置されていることを特徴とする請求
    項8〜10のいずれかに記載の半導体装置。
  12. 【請求項12】 検査パターンと比較のパターンの一方
    が他方を囲むように配置されていることを特徴とする請
    求項8〜10のいずれかに記載の半導体装置。
  13. 【請求項13】 検査パターンと比較パターンによりほ
    ぼ十字形のマークを形成することを特徴とする請求項8
    〜11のいずれかに記載の半導体装置。
  14. 【請求項14】 写真製版検査マーク領域と測定マーク
    領域の一方が他方内にあり、測定パターンが検査パター
    ンを兼ねることを特徴とする請求項10〜13のいずれ
    かに記載の半導体装置。
  15. 【請求項15】 写真製版検査マーク領域と測定マーク
    領域とが近接して配置されることを特徴とする請求項1
    0〜13のいずれかに記載の半導体装置。
  16. 【請求項16】 写真製版検査マーク領域を複数有する
    ことを特徴とする請求項8〜15のいずれかに記載の半
    導体装置。
  17. 【請求項17】 フォトマスクを用いた露光装置による
    露光により半導体基板上のレジストにパターン形成する
    露光方法であり、 前記フォトマスクは、 フォトマスク基板と、 前記フォトマスク基板上に形成されたマスク上回路領域
    とマスク上測定マーク領域とマスク上写真製版検査マー
    ク領域と、 前記マスク上回路領域に形成されたマスク上回路パター
    ンと、 前記マスク上測定マーク領域に形成されたマスク上測定
    パターンと、 前記マスク上写真製版検査マーク領域に前記マスク上回
    路パターンと全体もしくは一部が実質的に同一形状であ
    るマスク上比較パターンと、前記マスク上測定パターン
    と全体もしくは一部が実質的に同一形状であるマスク上
    検査パターンとを有し、 前記フォトマスクを用いて露光装置により露光を行い、 前記マスク上写真製版検査マーク領域、前記各マスク上
    検査パターン、前記各マスク上比較パターンにそれぞれ
    対応したレジスト上写真製版検査マーク領域、レジスト
    上検査パターン、レジスト上比較パターンを半導体基板
    上のレジストに形成し、 前記レジスト上写真製版検査マーク領域の前記レジスト
    上検査パターンと前記レジスト上比較パターンから得ら
    れる位置データに基づいて、前記露光装置の露光条件を
    補正すること特徴とする露光方法。
  18. 【請求項18】 マスク上写真製版検査マーク領域とマ
    スク上測定マーク領域の一方が他方内にあり、マスク上
    測定パターンがマスク上検査パターンを兼ねることを特
    徴とする請求項17に記載の露光方法。
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