JP2836391B2 - 半導体集積回路作製用マスク及びその検査方法 - Google Patents

半導体集積回路作製用マスク及びその検査方法

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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体集積回路作製に使
用するステッパー用マスク(レチクル)及びその検査方
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、半導体集積回路の作製工程におい
て回路パターン形成は、おもに縮小投影露光法が用いら
れている。縮小投影露光法では、レチクル上に描いた回
路パターンを縮小露光してウエハ上に結像させる動作を
ウエハを移動させながら繰り返すことにより、ウエハ上
に多数の半導体集積回路のパターンを形成する。
【0003】この露光の繰り返し回数を最小限にして効
率を上げるために、縮小投影露光装置の性能で決まる1
回で露光可能な面積の制限内で、可能な限り多数の半導
体集積回路をパターンを形成するように、レチクル上に
パターンを描いている。
【0004】図3は従来のレチクルを示した平面図であ
り、レチクル基板1上に〜までの4つの同一パター
ンの半導体集積回路パターン3が描かれた、いわゆる多
面付けレチクルである。
【0005】またレチクル基板1上には、レチクルアラ
イメント用マーク2,識別符号4が描かれる。
【0006】現在、一般的に使用されている縮小投影露
光装置では、投影像の縮小比率は5分の1であり、最大
露光パターンの面積はウエハ上で15mm×15mmで
ある。例えば、6mm×6mmの大きさの半導体集積回
路を形成する場合では、縦横各々2面ずつで合計2×2
で4面の半導体集積回路パターンを1度の露光でウエハ
上に形成するために、レチクル基板上に30mm×30
mmの回路パターンが4つ描かれる。
【0007】上述した従来の多面付けレチクルでは、同
一パターンが複数個レチクル上に描かれるため、各々の
パターンの比較検査を実施することでレチクル作製の際
発生したパターン欠陥をチェックしていた。図3の多面
付けレチクルの場合を例にとって説明すると、の半導
体集積回路パターンとの半導体集積回路パターン,
の半導体集積回路パターンとの半導体集積回路パター
ンを各々比較検査して差異の無いことを確認することに
より、レチクル作製時にパターン欠陥が発生していない
かどうかをチェックすることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】半導体集積回路の大き
さが縦横両方向共に1回で露光可能な領域の大きさの半
分を越えた場合、従来ではレチクル上には、半導体集積
回路のパターンは1つしか描かない、いわゆる1面付け
レチクルを使用していた。
【0009】図4は1面付けレチクルを示した平面図で
ある。最大露光パターン面積15mm×15mmに対し
て、例えば半導体集積回路の大きさが14mm×14m
mである場合、レチクルは1面付けで作製され、70m
m×70mmの大きさの回路パターンを1つレチクル基
板に描いていた。
【0010】この従来の1面付けレチクルでは、他に比
較するパターンが無いため、比較検査が実施できず、レ
チクル作製の際に発生したパターン欠陥をチェックでき
ないという問題点があった。
【0011】最近、レチクル作製に使用するパターンの
データと作製されたレチクルとを比較検査する方法が開
発されてきている。この手法でも大きなパターン欠陥は
検出可能であるが、比較検査の感度を上げると、レチク
ル上に描いたパターンが元のパターンのデータから若干
変形するが、これを疑似欠陥として捕らえてしまうため
に、小さなパターン欠陥は検出できない。
【0012】本発明の目的は、1面付けのレチクルにお
いてもパターン比較検査を可能にした半導体集積回路作
製用マスク及びその検査方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る半導体集積回路作製用マスクは、1面
付けのレチクルを有し、半導体基板上に半導体集積回路
のパターンを転写する際に使用する半導体集積回路作製
用マスクであって、 前記レチクルは、半導体基板上に転
写する半導体集積回路パターン領域を有し、 前記半導体
集積回路パターン領域は、繰り返しパターンで構成され
た領域と非繰り返しパターンで構成された領域を含み、
前記非繰り返しパターンで構成された領域の少なくとも
一部分と同一パターンを、比較検査用パターンとして前
記半導体集積回路パターン領域以外のレチクル上に設け
たものである。また1面付けレチクルを用いてパターン
比較検査を行なう半導体集積回路作製用マスクの検査方
法であって、 1面付けレチクルが有する半導体基板上へ
の転写用半導体集積回路パターン領域に、繰り返しパタ
ーンで構成された領域と非繰り返しパターンで構成され
た領域とを含み、前記非繰り返しパターンで構成された
領域の少なくとも一部分と同一パターンを比較検査用パ
ターンとして含み、 繰り返しピッチで繰り返しパターン
同士を比較検査し、 対応する前記比較検査用パターンを
比較検査するものである。
【0014】
【作用】本発明の半導体集積回路作製用レチクルは半導
体集積回路のパターンを形成した部分以外の領域に、半
導体集積回路のパターンの1部と同一のパターンを形成
したものである。このパターンを使って1面付けレチク
ルにおいてもレチクル比較検査が可能となる。
【0015】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0016】(参考例)図1は、本発明の参考例に係る
レチクルを示す平面図である。
【0017】図1において、レチクル基板1上の中央部
に1つの半導体集積回路パターン3を形成する。そして
半導体集積回路パターン3内に縦横桝目状にA〜Hの8
つの領域を設定する。各A〜Hの領域と同一のA′〜
H′の8つの比較検査用パターン5を半導体集積回路パ
ターン3の周囲に形成する。そして、各々AとA′から
HとH′まで8つの領域に分けてパターンの比較検査を
行う。
【0018】本発明のレチクルは、前述したように半導
体集積回路の大きさが縦横両方共に1回で露光可能な領
域の大きさの半分を越えた場合に有効であり、最大露光
パターン面積が15mm×15mmの縮小投影露光装置
用レチクルでは、半導体集積回路の大きさが縦横共に
7.5mm×7.5mmよりも大きい場合に効果があ
る。
【0019】(実施例)図2は、本発明の実施例に係る
レチクルを示す平面図である。本実施例は、半導体集積
回路の内部領域がセルの繰り返しパターンで構成された
場合のレチクルである。半導体集積回路パターン3の内
部領域は、ある繰り返しのピッチで内部領域パターン同
士で比較検査が実施できるので、周辺領域A〜Dのみ
に、A’〜D’の比較検査用パターン5を形成すれば、
半導体集積回路パターン3の全領域のパターン比較検査
が可能であり、参考例に比べレチクル作製用データが簡
略化できるという利点がある。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明のレチクル
は、半導体集積回路パターンを形成した部分以外の領域
に比較検査のためのパターンを形成するもので、1面付
けレチクルにおいても、パターンの比較検査を可能と
し、レチクル作製の際に発生したパターン欠陥の有無を
チェックすることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の参考例に係るレチクルを示す平面図で
ある。
【図2】本発明の実施例に係るレチクルを示す平面図で
ある。
【図3】従来の多面付けレチクルを示す平面図である。
【図4】従来の1面付けレチクルを示す平面図である。
【符号の説明】
1 レチクル基板 2 レチクルアライメント用マーク 3 半導体集積回路パターン 4 識別符号 5 比較検査用パターン

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1面付けのレチクルを有し、半導体基板
    上に半導体集積回路のパターンを転写する際に使用する
    半導体集積回路作製用マスクであって、 前記レチクルは、半導体基板上に転写する半導体集積回
    路パターン領域を有し、 前記半導体集積回路パターン領域は、繰り返しパターン
    で構成された領域と非繰り返しパターンで構成された領
    域を含み、 前記非繰り返しパターンで構成された領域の少なくとも
    一部分と同一パターンを、比較検査用パターンとして前
    記半導体集積回路パターン領域以外のレチクル上に設け
    ことを特徴とする半導体集積回路作製用マスク。
  2. 【請求項2】 1面付けレチクルを用いてパターン比較
    検査を行なう半導体集積回路作製用マスクの検査方法で
    あって、 1面付けレチクルが有する半導体基板上への転写用半導
    体集積回路パターン領域に、繰り返しパターンで構成さ
    れた領域と非繰り返しパターンで構成された領域とを含
    み、前記非繰り返しパターンで構成された領域の少なく
    とも一部分と同一パターンを比較検査用パターンとして
    含み、 繰り返しピッチで繰り返しパターン同士を比較検査し、 対応する前記比較検査用パターンを比較検査することを
    特徴とする半導体集積回路作製用マスクの検査方法。
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JPS63163464A (ja) * 1986-12-26 1988-07-06 Hitachi Ltd マスク
JPH03209249A (ja) * 1990-01-11 1991-09-12 Matsushita Electron Corp フォトマスク

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