JP2001084716A - 磁気ヘッド駆動用ピボットアセンブリ - Google Patents
磁気ヘッド駆動用ピボットアセンブリInfo
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- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/54—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks
- G11B5/55—Track change, selection or acquisition by displacement of the head
- G11B5/5521—Track change, selection or acquisition by displacement of the head across disk tracks
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/72—Sealings
- F16C33/76—Sealings of ball or roller bearings
- F16C33/80—Labyrinth sealings
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 転がり軸受に対するシール構造を簡略化する
ことにより、ピボットアセンブリの製造コストの低減を
図る。 【解決手段】 磁気ヘッドが装着されるヘッドサスペン
ションを支持するアクチュエータブロック２を揺動可能
に軸支するピボットアセンブリ２０であって、アクチュ
エータブロック２の揺動中心Ｃ2 に配置されるシャフト
４と該シャフト４に一対の転がり軸受２１，２２を介し
て嵌装されたスリーブ７とを備えたものにおいて、前記
転がり軸受２１，２２として開放軸受を用い、シャフト
４の上端部に、一端側の開放軸受２１の端面との間にわ
ずかの間隙δを形成するシール板２６を嵌着し、他端側
の転がり軸受２２を支承するシャフト４のフランジ４ａ
に該軸受６の端面との間にわずかの間隙δを形成する逃
げ部２７を設け、これらシール板２６およびフランジ４
ａにより開放軸受２１，２２の開口端をシールする。
ことにより、ピボットアセンブリの製造コストの低減を
図る。 【解決手段】 磁気ヘッドが装着されるヘッドサスペン
ションを支持するアクチュエータブロック２を揺動可能
に軸支するピボットアセンブリ２０であって、アクチュ
エータブロック２の揺動中心Ｃ2 に配置されるシャフト
４と該シャフト４に一対の転がり軸受２１，２２を介し
て嵌装されたスリーブ７とを備えたものにおいて、前記
転がり軸受２１，２２として開放軸受を用い、シャフト
４の上端部に、一端側の開放軸受２１の端面との間にわ
ずかの間隙δを形成するシール板２６を嵌着し、他端側
の転がり軸受２２を支承するシャフト４のフランジ４ａ
に該軸受６の端面との間にわずかの間隙δを形成する逃
げ部２７を設け、これらシール板２６およびフランジ４
ａにより開放軸受２１，２２の開口端をシールする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータのハ
ードディスクドライブに装備される磁気ヘッド駆動用ピ
ボットアセンブリに関する。
ードディスクドライブに装備される磁気ヘッド駆動用ピ
ボットアセンブリに関する。
【０００２】
【従来の技術】ハードディスクドライブは、一般に図３
に示すように、磁気ディスクＤの複数を回転軸Ｃ1 上に
一定間隔をおいて配列して、これらを図示しないスピン
ドルモータによって一体的に回転駆動するようにし、一
方、先端部に磁気ヘッド（図示略）が装着されるヘッド
サスペンション１の複数を多段に支持するアクチュエー
タブロック（スイングアーム）２を、前記回転軸Ｃ1 と
平行な回転軸Ｃ2 を有するピボットアセンブリ３に軸支
させ、アクチュエータブロック２の基端部２ａ側に配設
される図示しないボイスコイルモータを励磁することに
より、アクチュエータブロック２を回転軸Ｃ2 を中心に
揺動させて、前記磁気ヘッドを磁気ディスクＤの所望の
位置にアクセスする構造となっている。
に示すように、磁気ディスクＤの複数を回転軸Ｃ1 上に
一定間隔をおいて配列して、これらを図示しないスピン
ドルモータによって一体的に回転駆動するようにし、一
方、先端部に磁気ヘッド（図示略）が装着されるヘッド
サスペンション１の複数を多段に支持するアクチュエー
タブロック（スイングアーム）２を、前記回転軸Ｃ1 と
平行な回転軸Ｃ2 を有するピボットアセンブリ３に軸支
させ、アクチュエータブロック２の基端部２ａ側に配設
される図示しないボイスコイルモータを励磁することに
より、アクチュエータブロック２を回転軸Ｃ2 を中心に
揺動させて、前記磁気ヘッドを磁気ディスクＤの所望の
位置にアクセスする構造となっている。
【０００３】こゝで、上記ピボットアセンブリ３は、図
４に示すように、前記アクチュエータブロック２の揺動
中心（回転軸）Ｃ2 に配置される中空シャフト４と、こ
のシャフト４に一対の転がり軸受５，６を介して回動可
能に嵌装され、外周面を前記アクチュエータブロック２
の嵌合面として提供するスリーブ７とを備えている。一
対の転がり軸受５，６は、スリーブ７の両端部に形成さ
れた大径穴７ａ内に位置して、それぞれスリーブ７に対
して位置固定され、一方、スリーブ７は、一端側（下端
側）の転がり軸受６をシャフト４の一端部に設けたフラ
ンジ４ａに着座させることで、シャフト４に対して軸方
向に位置固定されている。なお、シャフト４は、その両
端部に形成した雌ねじ部４ｂを利用してハードディスク
ドライブのハウジング（図示略）に位置固定されるよう
になっている。
４に示すように、前記アクチュエータブロック２の揺動
中心（回転軸）Ｃ2 に配置される中空シャフト４と、こ
のシャフト４に一対の転がり軸受５，６を介して回動可
能に嵌装され、外周面を前記アクチュエータブロック２
の嵌合面として提供するスリーブ７とを備えている。一
対の転がり軸受５，６は、スリーブ７の両端部に形成さ
れた大径穴７ａ内に位置して、それぞれスリーブ７に対
して位置固定され、一方、スリーブ７は、一端側（下端
側）の転がり軸受６をシャフト４の一端部に設けたフラ
ンジ４ａに着座させることで、シャフト４に対して軸方
向に位置固定されている。なお、シャフト４は、その両
端部に形成した雌ねじ部４ｂを利用してハードディスク
ドライブのハウジング（図示略）に位置固定されるよう
になっている。
【０００４】ところで、転がり軸受５，６は、一般に内
輪１１の軌道面と外輪１２の軌道面との間に複数のボー
ル１３を介装し、ボール１３を保持器（図示略）により
円周方向に等間隔に保持する構造となっているが、上記
したピボットアセンブリ３においては、アクチュエータ
ブロック２の円滑な揺動を保証するため、内輪１１と外
輪１２との間の空所内の両側にシールドやシール、ある
いはそれらを二重に配した二重シールなどのシール部材
１４を配設し（なお、図にはシールドを示している）、
該シール部材１４により軸受内部から外部への潤滑剤の
漏出並びに外部から軸受内部への異物侵入を防止するよ
うに配慮していた。
輪１１の軌道面と外輪１２の軌道面との間に複数のボー
ル１３を介装し、ボール１３を保持器（図示略）により
円周方向に等間隔に保持する構造となっているが、上記
したピボットアセンブリ３においては、アクチュエータ
ブロック２の円滑な揺動を保証するため、内輪１１と外
輪１２との間の空所内の両側にシールドやシール、ある
いはそれらを二重に配した二重シールなどのシール部材
１４を配設し（なお、図にはシールドを示している）、
該シール部材１４により軸受内部から外部への潤滑剤の
漏出並びに外部から軸受内部への異物侵入を防止するよ
うに配慮していた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たシール部材１４付きの転がり軸受５，６の使用によれ
ば、その外輪１２の内周面または内輪の外周面にシール
ドまたはシールを嵌合保持するための周溝１５（ここで
は、外輪１２の内周面に設けた周溝を示す）を機械加工
しなければならないばかりか、該周溝１５を利用してシ
ールド、シール等のシール部材１４を組込む面倒な組付
作業が必要で、転がり軸受５，６自体の製造コストが上
昇して、ピボットアセンブリ曳いてはハードディスクド
ライブのコストを上昇させる原因になっていた。
たシール部材１４付きの転がり軸受５，６の使用によれ
ば、その外輪１２の内周面または内輪の外周面にシール
ドまたはシールを嵌合保持するための周溝１５（ここで
は、外輪１２の内周面に設けた周溝を示す）を機械加工
しなければならないばかりか、該周溝１５を利用してシ
ールド、シール等のシール部材１４を組込む面倒な組付
作業が必要で、転がり軸受５，６自体の製造コストが上
昇して、ピボットアセンブリ曳いてはハードディスクド
ライブのコストを上昇させる原因になっていた。
【０００６】本発明は、上記した従来の問題点に鑑みて
なされたもので、その目的とするところは、転がり軸受
に対するシール構造を簡略化することにより全体のコス
ト低減を達成し、もってハードディスクドライブのコス
ト低減に寄与するピボットアセンブリを提供することに
ある。
なされたもので、その目的とするところは、転がり軸受
に対するシール構造を簡略化することにより全体のコス
ト低減を達成し、もってハードディスクドライブのコス
ト低減に寄与するピボットアセンブリを提供することに
ある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】磁気ヘッド駆動用ピボッ
トアセンブリは、上記したようにアクチュエータブロッ
クを揺動（スイング）させる役割をなすもので、連続的
に回転せず、しかもその回転速度は遅く、したがって、
軸受内部からの潤滑剤の漏出（飛散）勢力はそれほど強
くない。本発明は、この点に着目してなされたもので、
転がり軸受の内部からシール部材を廃して、該転がり軸
受の外部にラビリンスと同様のシール機構を配設したこ
とを特徴とする。すなわち、本発明の構成上の特徴は、
磁気ヘッドが装着されるヘッドサスペンションを支持す
るアクチュエータブロックの揺動中心に配置されるシャ
フトと、該シャフトに一対の転がり軸受を介して回動可
能に嵌装され、外周面を前記アクチュエータブロックの
嵌合面として提供するスリーブとを備えたピボットアセ
ンブリにおいて、前記転がり軸受として開放軸受を用
い、前記シャフトまたはスリーブに、前記各開放軸受の
外側端面との間にわずかの間隙を形成するシール板を支
持させた点にある。このように構成したピボットアセン
ブリにおいては、シール板がラビリンスと同様の作用で
開放軸受の開口をシールするので、軸受の内輪または外
輪にはシールド、シール等のシール部材を装着するため
の加工が不要になり、その上、シール部材を軸受内部に
組込むための組付作業が不要になる。
トアセンブリは、上記したようにアクチュエータブロッ
クを揺動（スイング）させる役割をなすもので、連続的
に回転せず、しかもその回転速度は遅く、したがって、
軸受内部からの潤滑剤の漏出（飛散）勢力はそれほど強
くない。本発明は、この点に着目してなされたもので、
転がり軸受の内部からシール部材を廃して、該転がり軸
受の外部にラビリンスと同様のシール機構を配設したこ
とを特徴とする。すなわち、本発明の構成上の特徴は、
磁気ヘッドが装着されるヘッドサスペンションを支持す
るアクチュエータブロックの揺動中心に配置されるシャ
フトと、該シャフトに一対の転がり軸受を介して回動可
能に嵌装され、外周面を前記アクチュエータブロックの
嵌合面として提供するスリーブとを備えたピボットアセ
ンブリにおいて、前記転がり軸受として開放軸受を用
い、前記シャフトまたはスリーブに、前記各開放軸受の
外側端面との間にわずかの間隙を形成するシール板を支
持させた点にある。このように構成したピボットアセン
ブリにおいては、シール板がラビリンスと同様の作用で
開放軸受の開口をシールするので、軸受の内輪または外
輪にはシールド、シール等のシール部材を装着するため
の加工が不要になり、その上、シール部材を軸受内部に
組込むための組付作業が不要になる。
【０００８】本発明は、各開放軸受に対してシール板を
必要とするが、シャフトが、一方の開放軸受を支承する
フランジを有している場合は、該フランジに、一方のシ
ール板を代替するシール機能を持たせるようにしてもよ
く、この場合は、部品点数が減じてよりコスト的に有利
となる。
必要とするが、シャフトが、一方の開放軸受を支承する
フランジを有している場合は、該フランジに、一方のシ
ール板を代替するシール機能を持たせるようにしてもよ
く、この場合は、部品点数が減じてよりコスト的に有利
となる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基いて説明する。
図面に基いて説明する。
【００１０】図１は、本発明の第１の実施の形態として
のピボットアセンブリを示したものである。なお、本ピ
ボットアセンブリ２０は、前記ハードディスクドライブ
（図３）に適用されるもので、その基本構造は、前出図
４に示したものと同じであるので、ここでは、同一部分
に同一符号を付し、重複する説明は省略することとす
る。本ピボットアセンブリ２０は、シャフト４とスリー
ブ７との間に介装される転がり軸受として、前記したシ
ール部材１４（図４）を有しない開放軸受２１，２２を
用いており、したがって、その内輪２３の外周面および
外輪２４の内周面には、ボール２５の軌道面が形成され
るだけとなる。
のピボットアセンブリを示したものである。なお、本ピ
ボットアセンブリ２０は、前記ハードディスクドライブ
（図３）に適用されるもので、その基本構造は、前出図
４に示したものと同じであるので、ここでは、同一部分
に同一符号を付し、重複する説明は省略することとす
る。本ピボットアセンブリ２０は、シャフト４とスリー
ブ７との間に介装される転がり軸受として、前記したシ
ール部材１４（図４）を有しない開放軸受２１，２２を
用いており、したがって、その内輪２３の外周面および
外輪２４の内周面には、ボール２５の軌道面が形成され
るだけとなる。
【００１１】上記シャフト４の上端部には、ドーナツ状
のシール板２６が嵌合固定されている。このシール板２
６は、一方の開放軸受２１の開口を覆うに足る十分なる
板面拡がりを有し、かつ該開放軸受２１の端面との間に
わずかの間隙δ（一例として、0.02〜0.50mm程度）を形
成している。このシール板２６の材種は任意であり、例
えば金属材料、ゴム、樹脂材料等を選択することができ
る。また、シール板２６をシャフト４に嵌合固定する方
法も任意であり、例えば、接着、ろう付け、溶接などの
接合法はもとより、止め輪などを用いた機械的な結合法
を採用することができる。一方、他方の開放軸受２２を
支承するシャフト４のフランジ４ａは、該他方の開放軸
受２２の開口を覆うに足る十分なる板面拡がりを有して
いる。また、このフランジ４ａの、開放軸受２２との対
向面には、該転がり軸受２２の端面との間に、前記シー
ル板２６側におけると同じ間隙δを形成する逃げ部２７
が形成されている。
のシール板２６が嵌合固定されている。このシール板２
６は、一方の開放軸受２１の開口を覆うに足る十分なる
板面拡がりを有し、かつ該開放軸受２１の端面との間に
わずかの間隙δ（一例として、0.02〜0.50mm程度）を形
成している。このシール板２６の材種は任意であり、例
えば金属材料、ゴム、樹脂材料等を選択することができ
る。また、シール板２６をシャフト４に嵌合固定する方
法も任意であり、例えば、接着、ろう付け、溶接などの
接合法はもとより、止め輪などを用いた機械的な結合法
を採用することができる。一方、他方の開放軸受２２を
支承するシャフト４のフランジ４ａは、該他方の開放軸
受２２の開口を覆うに足る十分なる板面拡がりを有して
いる。また、このフランジ４ａの、開放軸受２２との対
向面には、該転がり軸受２２の端面との間に、前記シー
ル板２６側におけると同じ間隙δを形成する逃げ部２７
が形成されている。
【００１２】本第１の実施の形態においては、シャフト
４の一端部に嵌合固定したシール板２６とシャフト４の
フランジ４ａがラビリンスと同様の作用で各開放軸受２
１，２２の開口をシールするので、軸受内部から外部へ
の潤滑剤の漏出並びに外部から軸受内部への異物侵入が
防止されて、開放軸受２１，２２の円滑な回転が保証さ
れる。しかして、各開放軸受２１，２２は、従来のよう
なシールド、シール等のシール部材１４（図４）を持た
ないので、シール部材１４を嵌合保持するための周溝１
５（図４）の加工が不要になるばかりか、該周溝１５を
利用してシール部材１４を組込む面倒な組付作業が不要
になり、その分、開放軸受２１，２２自体の製造コスト
が低減し、結果として、ピボットアセンブリ２０曳いて
はハードディスクドライブのコスト低減を達成できる。
４の一端部に嵌合固定したシール板２６とシャフト４の
フランジ４ａがラビリンスと同様の作用で各開放軸受２
１，２２の開口をシールするので、軸受内部から外部へ
の潤滑剤の漏出並びに外部から軸受内部への異物侵入が
防止されて、開放軸受２１，２２の円滑な回転が保証さ
れる。しかして、各開放軸受２１，２２は、従来のよう
なシールド、シール等のシール部材１４（図４）を持た
ないので、シール部材１４を嵌合保持するための周溝１
５（図４）の加工が不要になるばかりか、該周溝１５を
利用してシール部材１４を組込む面倒な組付作業が不要
になり、その分、開放軸受２１，２２自体の製造コスト
が低減し、結果として、ピボットアセンブリ２０曳いて
はハードディスクドライブのコスト低減を達成できる。
【００１３】図２は、本発明の第２の実施の形態として
の磁気ヘッド駆動用ピボットアセンブリ２０′を示した
ものである。本第２の実施の形態は、前記したフランジ
４ａ（図１）を有しないシャフト４を対象としてなされ
たもので、こゝでは、シャフト４の、前記フランジ４ａ
が配置されていた部位に、上記シール板２６と同様のシ
ール板２８を嵌合固定し、該シール板２８と開放軸受２
２の端面との間に、前記シール板２６側におけると同じ
間隙δを形成している。
の磁気ヘッド駆動用ピボットアセンブリ２０′を示した
ものである。本第２の実施の形態は、前記したフランジ
４ａ（図１）を有しないシャフト４を対象としてなされ
たもので、こゝでは、シャフト４の、前記フランジ４ａ
が配置されていた部位に、上記シール板２６と同様のシ
ール板２８を嵌合固定し、該シール板２８と開放軸受２
２の端面との間に、前記シール板２６側におけると同じ
間隙δを形成している。
【００１４】本第２の実施の形態においては、２つのシ
ール板２６，２８がラビリンスと同様の作用で各開放軸
受２１，２２の開口をシールするので、第１の実施の形
態と同様に軸受内部から外部への潤滑剤の漏出並びに外
部から軸受内部への異物侵入が防止されて、開放軸受２
１，２２の円滑な回転が保証される。ただし、この第２
の実施の形態においては、シール板２７を余分に用意し
かつシャフト４に嵌合固定しなければならないので、第
１の実施の形態に比べれば、ピボットアセンブリ２０′
のコストは上昇する。
ール板２６，２８がラビリンスと同様の作用で各開放軸
受２１，２２の開口をシールするので、第１の実施の形
態と同様に軸受内部から外部への潤滑剤の漏出並びに外
部から軸受内部への異物侵入が防止されて、開放軸受２
１，２２の円滑な回転が保証される。ただし、この第２
の実施の形態においては、シール板２７を余分に用意し
かつシャフト４に嵌合固定しなければならないので、第
１の実施の形態に比べれば、ピボットアセンブリ２０′
のコストは上昇する。
【００１５】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明に係る磁
気ヘッド駆動用ピボットアセンブリによれば、転がり軸
受として開放軸受を用いてその外側からラビリンス様に
シールするようにしたので、転がり軸受の製造コストが
大幅に低減し、より安価なピボットアセンブリを提供で
きて、ハードディスクドライブのコスト低減に大きく寄
与するものとなる。
気ヘッド駆動用ピボットアセンブリによれば、転がり軸
受として開放軸受を用いてその外側からラビリンス様に
シールするようにしたので、転がり軸受の製造コストが
大幅に低減し、より安価なピボットアセンブリを提供で
きて、ハードディスクドライブのコスト低減に大きく寄
与するものとなる。
【図１】本発明の第１の実施の形態であるピボットアセ
ンブリの構造を示す断面図である。
ンブリの構造を示す断面図である。
【図２】本発明の第２の実施の形態であるピボットアセ
ンブリを示す断面図である。
ンブリを示す断面図である。
【図３】本ピボットアセンブリを適用したハードディス
クドライブの基本構造を示す模式図である。
クドライブの基本構造を示す模式図である。
【図４】従来のピボットアセンブリの構造を示す断面図
である。
である。
１ ヘッドサスペンション ２ アクチュエータブロック ４ シャフト ４ａ シャフトのフランジ ７ スリーブ ２０，２０′ ピボットアセンブリ ２１，２２ 開放軸受 ２６，２８ シール板 ２７ フランジの逃げ部
Claims (2)
- 【請求項１】 磁気ヘッドが装着されるヘッドサスペン
ションを支持するアクチュエータブロックを揺動可能に
軸支する磁気ヘッド駆動用ピボットアセンブリであっ
て、前記アクチュエータブロックの揺動中心に配置され
るシャフトと、該シャフトに一対の転がり軸受を介して
回動可能に嵌装され、外周面を前記アクチュエータブロ
ックの嵌合面として提供するスリーブとを備えたものに
おいて、前記転がり軸受として開放軸受を用い、前記シ
ャフトまたはスリーブに、前記各開放軸受の外側端面と
の間にわずかの間隙を形成するシール板を支持させたこ
とを特徴とするピボットアセンブリ。 - 【請求項２】 シャフトが、一方の開放軸受を支承する
フランジを有しており、該フランジに、一方のシール板
を代替するシール機能を持たせたことを特徴とする請求
項１に記載の磁気ヘッド駆動用ピボットアセンブリ。
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| JP26026399A JP2001084716A (ja) | 1999-09-14 | 1999-09-14 | 磁気ヘッド駆動用ピボットアセンブリ |
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| JP26026399A JP2001084716A (ja) | 1999-09-14 | 1999-09-14 | 磁気ヘッド駆動用ピボットアセンブリ |
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