JPH0979254A - 軸一体型複合軸受け及びブラシレスモータ - Google Patents
軸一体型複合軸受け及びブラシレスモータInfo
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- JPH0979254A JPH0979254A JP7259266A JP25926695A JPH0979254A JP H0979254 A JPH0979254 A JP H0979254A JP 7259266 A JP7259266 A JP 7259266A JP 25926695 A JP25926695 A JP 25926695A JP H0979254 A JPH0979254 A JP H0979254A
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- bearing
- shaft
- roller
- outer ring
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/49—Bearings with both balls and rollers
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C27/00—Elastic or yielding bearings or bearing supports, for exclusively rotary movement
- F16C27/04—Ball or roller bearings, e.g. with resilient rolling bodies
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/58—Raceways; Race rings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2370/00—Apparatus relating to physics, e.g. instruments
- F16C2370/12—Hard disk drives or the like
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2380/00—Electrical apparatus
- F16C2380/26—Dynamo-electric machines or combinations therewith, e.g. electro-motors and generators
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 衝撃等の大きな負荷が加わった場合でも良好
な回転精度が維持できる、高剛性で高回転精度の磁気記
録装置用のモータ用の軸受けを提供する。 【解決手段】 内輪が無く、同一軸の外周面上を直接転
動する２列の転動体が、ローラとボールにより構成され
る軸一体型複合軸受けにおいて、ローラベアリング部の
外輪の半径方向厚さを厚くし、ボールベアリング部の外
輪の半径方向厚さをローラベアリング部の外輪の半径方
向厚さよりも薄くし、さらにローラベアリング部とボー
ルベアリング部の外輪の継承部の半径方向厚さをボール
ベアリング部の外輪の半径方向厚さより薄くしたことを
特徴とする軸一体型複合軸受け及び本軸受けを採用した
ブラシレスモータ。また、ラジアル軸受けをローラベア
リングとしスラスト軸受けを滑り軸受けとた軸一体型複
合軸受け及び本軸受けを採用したブラシレスモータ。
な回転精度が維持できる、高剛性で高回転精度の磁気記
録装置用のモータ用の軸受けを提供する。 【解決手段】 内輪が無く、同一軸の外周面上を直接転
動する２列の転動体が、ローラとボールにより構成され
る軸一体型複合軸受けにおいて、ローラベアリング部の
外輪の半径方向厚さを厚くし、ボールベアリング部の外
輪の半径方向厚さをローラベアリング部の外輪の半径方
向厚さよりも薄くし、さらにローラベアリング部とボー
ルベアリング部の外輪の継承部の半径方向厚さをボール
ベアリング部の外輪の半径方向厚さより薄くしたことを
特徴とする軸一体型複合軸受け及び本軸受けを採用した
ブラシレスモータ。また、ラジアル軸受けをローラベア
リングとしスラスト軸受けを滑り軸受けとた軸一体型複
合軸受け及び本軸受けを採用したブラシレスモータ。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、内輪が無く軸外周面を
直接転動体が転動する軸受けにおいて、ラジアル荷重を
高剛性のローラベアリングで支持し、スラスト荷重をボ
ールベアリング又は滑り軸受けで支持する軸一体型複合
軸受け及びこれを採用したブラシレスモータに関する。
直接転動体が転動する軸受けにおいて、ラジアル荷重を
高剛性のローラベアリングで支持し、スラスト荷重をボ
ールベアリング又は滑り軸受けで支持する軸一体型複合
軸受け及びこれを採用したブラシレスモータに関する。
【０００２】
【従来の技術】磁気ディスク装置、ＶＴＲの回転シリン
ダなどに用いられるブラシレスモータでは高精度回転が
要求され、また小型化するために内輪を除いた軸一体型
の軸受けが用いられているが、従来の軸一体型の軸受け
例では、たとえば図６に示す特開４ー１６８９４８のよ
うに、軸１の軸方向２カ所にボールが転動する溝２３、
２４が成形され、この溝内を転動するボール列２５、２
６及び軸受けスリーブ２７からなるボールベアリング構
造となっていた。
ダなどに用いられるブラシレスモータでは高精度回転が
要求され、また小型化するために内輪を除いた軸一体型
の軸受けが用いられているが、従来の軸一体型の軸受け
例では、たとえば図６に示す特開４ー１６８９４８のよ
うに、軸１の軸方向２カ所にボールが転動する溝２３、
２４が成形され、この溝内を転動するボール列２５、２
６及び軸受けスリーブ２７からなるボールベアリング構
造となっていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする問題点】ボールベアリングは
ボールと転動面との接触面積が小さいため、衝撃等によ
りボールや転動面に永久変形やが生じやすく、一度ボー
ルまたは転動面にキズが生じると、半径方向の回転精度
が劣化し磁気記録に重大な支障を及ぼし、データの記録
再生が不可能になったりする。本発明は、ブラシレスモ
ータ用の軸受けの上記従来技術の欠点をなくし、高剛性
で高い回転精度を維持する軸一体型複合軸受けを提供
し、長期にわたり良好な回転精度を維持でき信頼性の高
い磁気記録装置用のブラシレスモータを実現することに
ある。
ボールと転動面との接触面積が小さいため、衝撃等によ
りボールや転動面に永久変形やが生じやすく、一度ボー
ルまたは転動面にキズが生じると、半径方向の回転精度
が劣化し磁気記録に重大な支障を及ぼし、データの記録
再生が不可能になったりする。本発明は、ブラシレスモ
ータ用の軸受けの上記従来技術の欠点をなくし、高剛性
で高い回転精度を維持する軸一体型複合軸受けを提供
し、長期にわたり良好な回転精度を維持でき信頼性の高
い磁気記録装置用のブラシレスモータを実現することに
ある。
【０００４】
【問題点を解決するための手段】上記目的は、ブラシレ
スモータに使用する軸一体型複合軸受けにおいて、ラジ
アル軸受けを剛性の高いローラベアリングとし、スラス
ト荷重をボールベアリングで支持するようにし、ローラ
ベアリング部の外輪の半径方向厚さを厚くし、ボールベ
アリング部の半径方向厚さをローラベアリング部の外輪
の半径方向厚さより薄くし、ローラベアリング部とボー
ルベアリング部間の継承部の半径方向厚さをボールベア
リング部の半径方向厚さより薄くすることにより達成さ
れる。。
スモータに使用する軸一体型複合軸受けにおいて、ラジ
アル軸受けを剛性の高いローラベアリングとし、スラス
ト荷重をボールベアリングで支持するようにし、ローラ
ベアリング部の外輪の半径方向厚さを厚くし、ボールベ
アリング部の半径方向厚さをローラベアリング部の外輪
の半径方向厚さより薄くし、ローラベアリング部とボー
ルベアリング部間の継承部の半径方向厚さをボールベア
リング部の半径方向厚さより薄くすることにより達成さ
れる。。
【０００５】あるいは、スラスト方向の回転精度も重要
視する場合、ラジアル軸受けは剛性の高いローラベアリ
ングとし、スラスト軸受けは耐衝撃性が高く回転精度良
いオイル動圧軸受けからなる軸一体型複合軸受けとする
ことにより達成される。
視する場合、ラジアル軸受けは剛性の高いローラベアリ
ングとし、スラスト軸受けは耐衝撃性が高く回転精度良
いオイル動圧軸受けからなる軸一体型複合軸受けとする
ことにより達成される。
【０００６】
【作用】スピンドルモータでは回転中における半径方向
の変位が重要で、ローラベアリングは接触面積が大きい
ため、ローラ及び転動面に永久変形が生じるまでの荷重
がボールに比較し極めて大きく、半径方向の負荷容量が
大きく、大きな衝撃荷重まで、ローラや転動面にキズが
つきにくい。スラスト方向の荷重に関しては、軸方向の
ローラと軸及びローラと外輪間で働く摩擦力のみで支え
るのみであるから軸方向には変位しうる。従って、何ら
かのスラスト方向への拘束が必要になるが、これをボー
ルベアリングにより実現している。ボールベアリング部
の半径方向の厚さ及びローラベアリングとの継承部の厚
さを薄くしているので、半径方向に弾性変形しやすく、
たとえボールベアリングにキズが生じても、半径方向の
変位はローラベアリング部まで伝達されず、半径方向の
回転精度はローラベアリング部が支配的になるので、良
好な回転精度が維持される。
の変位が重要で、ローラベアリングは接触面積が大きい
ため、ローラ及び転動面に永久変形が生じるまでの荷重
がボールに比較し極めて大きく、半径方向の負荷容量が
大きく、大きな衝撃荷重まで、ローラや転動面にキズが
つきにくい。スラスト方向の荷重に関しては、軸方向の
ローラと軸及びローラと外輪間で働く摩擦力のみで支え
るのみであるから軸方向には変位しうる。従って、何ら
かのスラスト方向への拘束が必要になるが、これをボー
ルベアリングにより実現している。ボールベアリング部
の半径方向の厚さ及びローラベアリングとの継承部の厚
さを薄くしているので、半径方向に弾性変形しやすく、
たとえボールベアリングにキズが生じても、半径方向の
変位はローラベアリング部まで伝達されず、半径方向の
回転精度はローラベアリング部が支配的になるので、良
好な回転精度が維持される。
【０００７】この場合、スラスト方向の回転精度は劣化
するため、スラスト方向の回転精度を良好に保ちたい場
合には、スラストベアリングをボールベアリングの代わ
りにオイル動圧の滑り軸受けとすることで、半径方向及
びラジアル方向の回転精度を良好に維持できる。
するため、スラスト方向の回転精度を良好に保ちたい場
合には、スラストベアリングをボールベアリングの代わ
りにオイル動圧の滑り軸受けとすることで、半径方向及
びラジアル方向の回転精度を良好に維持できる。
【０００８】
【実施例】以下、図示した実施例に基づき本発明を説明
する。図１には本発明の一実施例で、軸１はローラベア
リング２とボールベアリング３により指示されている。
ローラベアリング２は肉厚の厚い外輪４で支持され、ボ
ールベアリング３は肉厚の薄い外輪６で支持されてい
る。そしてこのローラベアリング外輪４とボールベアリ
ング外輪６の間は、さらに肉厚の薄い継承部５より構成
されている。
する。図１には本発明の一実施例で、軸１はローラベア
リング２とボールベアリング３により指示されている。
ローラベアリング２は肉厚の厚い外輪４で支持され、ボ
ールベアリング３は肉厚の薄い外輪６で支持されてい
る。そしてこのローラベアリング外輪４とボールベアリ
ング外輪６の間は、さらに肉厚の薄い継承部５より構成
されている。
【０００９】図２は上記第１実施例の軸一体型複合軸受
けを持つ磁気ディスク装置用のブラシレスモータの例で
ある。軸１はブラケット１２に接着あるいは圧入により
固定されている。ブラケット１２にはステータ９が取り
付けられており、その外側にはマグネット１０が軸受け
外輪４に固定されたハブ１１内に、ステータ９と同心軸
上に固定されている。さらに、軸受け潤滑油の飛散を防
止するため、軸１と軸受け外輪４の間は磁性流体シール
１３によりシールされている。
けを持つ磁気ディスク装置用のブラシレスモータの例で
ある。軸１はブラケット１２に接着あるいは圧入により
固定されている。ブラケット１２にはステータ９が取り
付けられており、その外側にはマグネット１０が軸受け
外輪４に固定されたハブ１１内に、ステータ９と同心軸
上に固定されている。さらに、軸受け潤滑油の飛散を防
止するため、軸１と軸受け外輪４の間は磁性流体シール
１３によりシールされている。
【００１０】ラジアル荷重はローラベアリング２により
支持し、スラスト荷重はボールベアリング３により支持
される。ローラはボールに比較し接触面積が広いため、
ボールベアリングより支持剛性が高く、大きな衝撃や負
荷でも、ローラ表面や転動面にキズがつき難く高い回転
精度を維持できる。たとえボールベアリング部にキズが
ついても、ローラベアリング部との継承部５が薄くなっ
ているため、キズによる半径方向の変位が、ボールベア
リングの弾性変形のみで吸収され、ローラベアリング部
分に伝わり難く、良好な回転精度を維持できる。ところ
で、スラスト荷重が軽微な場合ローラベアリング１の軸
方向の摩擦抵抗だけでも、スラスト荷重を支持できるの
で、ボールベアリング３は無くても良い。
支持し、スラスト荷重はボールベアリング３により支持
される。ローラはボールに比較し接触面積が広いため、
ボールベアリングより支持剛性が高く、大きな衝撃や負
荷でも、ローラ表面や転動面にキズがつき難く高い回転
精度を維持できる。たとえボールベアリング部にキズが
ついても、ローラベアリング部との継承部５が薄くなっ
ているため、キズによる半径方向の変位が、ボールベア
リングの弾性変形のみで吸収され、ローラベアリング部
分に伝わり難く、良好な回転精度を維持できる。ところ
で、スラスト荷重が軽微な場合ローラベアリング１の軸
方向の摩擦抵抗だけでも、スラスト荷重を支持できるの
で、ボールベアリング３は無くても良い。
【００１１】図３は本発明の第２実施例で、軸１はロー
ラベアリングで半径方向に支持されるとともに、スラス
トプレート１４が圧入又は接着により固定されている。
スラストプレート１４にはオイル循環穴１６、及び軸受
け面１５には図４に示すヘリングボーン状の溝２１が成
形されている。スラストプレート１４は軸受け外輪４と
スラストブッシュ１８で挟まれてスラスト軸受けを構成
している。スラストプレート１４の回りは潤滑用のオイ
ルで満たされており、軸受け外への漏洩を防止するた
め、テーパシール１７がスラストプレート１４と軸受け
外輪４間で形成されている。
ラベアリングで半径方向に支持されるとともに、スラス
トプレート１４が圧入又は接着により固定されている。
スラストプレート１４にはオイル循環穴１６、及び軸受
け面１５には図４に示すヘリングボーン状の溝２１が成
形されている。スラストプレート１４は軸受け外輪４と
スラストブッシュ１８で挟まれてスラスト軸受けを構成
している。スラストプレート１４の回りは潤滑用のオイ
ルで満たされており、軸受け外への漏洩を防止するた
め、テーパシール１７がスラストプレート１４と軸受け
外輪４間で形成されている。
【００１２】図５は上記第２実施例の軸受けを適用した
スピンドルモータの例で、軸回転の場合である。スラス
トベアリング側は開放ではなく、スラストブッシュ１８
により封じられている。軸受け外輪４はブラケット１２
に接着、あるいは圧入により固定されている。軸受け外
輪４の外側にはステータ９が接着固定され、これと同心
状に、マグネット１０がヨーク２２を介して軸１に締結
されたハブ１１の内面に接着固定されている。したがっ
て、衝撃などにより軸受けに大きな荷重が加わっても、
ラジアル方向の負荷容量の大きいローラベアリングで支
持しているので、ローラ表面や軸受けの転動面にキズが
生じ難く、長期にわたって良好で安定した回転精度を維
持できる。また軸方向は動圧軸受けを採用しているの
で、スラスト方向の回転精度も良好に維持できる。
スピンドルモータの例で、軸回転の場合である。スラス
トベアリング側は開放ではなく、スラストブッシュ１８
により封じられている。軸受け外輪４はブラケット１２
に接着、あるいは圧入により固定されている。軸受け外
輪４の外側にはステータ９が接着固定され、これと同心
状に、マグネット１０がヨーク２２を介して軸１に締結
されたハブ１１の内面に接着固定されている。したがっ
て、衝撃などにより軸受けに大きな荷重が加わっても、
ラジアル方向の負荷容量の大きいローラベアリングで支
持しているので、ローラ表面や軸受けの転動面にキズが
生じ難く、長期にわたって良好で安定した回転精度を維
持できる。また軸方向は動圧軸受けを採用しているの
で、スラスト方向の回転精度も良好に維持できる。
【００１３】
【発明の効果】本発明によれば、大きな衝撃や高負荷に
耐え長時間良好な回転精度を維持できるスピンドルモー
タが得られる。
耐え長時間良好な回転精度を維持できるスピンドルモー
タが得られる。
【図１】本発明の第１実施例の軸一体型複合軸受けの要
部断面図。
部断面図。
【図２】本発明の軸受けの第１実施例を適用したブラシ
レスモータの要部断面図
レスモータの要部断面図
【図３】本発明の第２実施例の軸一体型複合軸受けの要
部断面図。
部断面図。
【図４】スラスト軸受けの動圧溝パターン図。
【図５】本発明の軸受けの第２実施例を適用したブラシ
レスモータの要部断面図
レスモータの要部断面図
【図６】従来の軸一体型軸受けを用いたスピンドルモー
タの要部断面図。
タの要部断面図。
１ 軸 ２ ローラベアリング ３ ボールベ
アリング ４ 軸受け外輪 ５ 継承部 ６ ボールベア
リング外輪 ７ ボール転動溝 ９ ステータ １０ マグ
ネット １１ ハブ １２ ブラケット １３ 磁性流体
シール １４ スラストプレート １５ スラストベアリング １６ オイル循環穴 １７ テーパシール １８
スラストブッシュ １９ 止めネジ ２０ 空気孔 ２１ ヘリン
グボーン溝 ２２ ヨーク ２３，２４ ボール転動溝 ２５，２６ ボールベアリング
アリング ４ 軸受け外輪 ５ 継承部 ６ ボールベア
リング外輪 ７ ボール転動溝 ９ ステータ １０ マグ
ネット １１ ハブ １２ ブラケット １３ 磁性流体
シール １４ スラストプレート １５ スラストベアリング １６ オイル循環穴 １７ テーパシール １８
スラストブッシュ １９ 止めネジ ２０ 空気孔 ２１ ヘリン
グボーン溝 ２２ ヨーク ２３，２４ ボール転動溝 ２５，２６ ボールベアリング
Claims (4)
- 【請求項１】内輪が無く、同一軸の外周面上を直接転動
する２列の転動体が、ローラとボールにより構成される
軸一体型複合軸受けにおいて、ローラベアリング部の外
輪の半径方向厚さを厚くし、ボールベアリング部の外輪
の半径方向厚さをローラベアリング部の外輪の半径方向
厚さよりも薄くし、さらにローラベアリング部とボール
ベアリング部の外輪の継承部の半径方向厚さをボールベ
アリング部の外輪の半径方向厚さより薄くしたことを特
徴とする軸一体型複合軸受け。 - 【請求項２】軸１をローラベアリング２で半径方向に支
持するとともに、オイル循環穴１６、及び軸受け面１５
にはヘリングボーン状の溝２１を成形したスラストプレ
ート１４を該軸１に圧入又は接着により固定し、該スラ
ストプレート１４を軸受け外輪４とスラストブッシュ１
８で挟持してスラスト軸受けを構成し、該スラストプレ
ート１４の回りを潤滑用オイルで満たし、オイルの軸受
け外への漏洩を防止するため、テーパシール１７がスラ
ストプレート１４と軸受け外輪４間で形成したことを特
徴とした軸一体型複合軸受け。 - 【請求項３】ブラケット１２にステータ９が固定され、
該ステータ９と同心上にあるマグネット１０を内包した
ハブ１１と該ハブ１１を該ステータ１２回りに回転支持
する軸受け１４からなるブラシレスモータにおいて、前
記特許請求項１記載の軸一体型複合軸受けを採用したこ
とを特徴とするブラシレスモータ - 【請求項４】ブラケット１２にステータ９が固定され、
該ステータ１２と同心上にあるマグネット１０を内包し
たハブ１１と該ハブ１１を該ステータ１２回りに回転支
持する軸受け４からなるブラシレスモータにおいて、前
記特許請求項２記載の軸一体型複合軸受けを採用したこ
とを特徴とするブラシレスモータ
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7259266A JPH0979254A (ja) | 1995-09-11 | 1995-09-11 | 軸一体型複合軸受け及びブラシレスモータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7259266A JPH0979254A (ja) | 1995-09-11 | 1995-09-11 | 軸一体型複合軸受け及びブラシレスモータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0979254A true JPH0979254A (ja) | 1997-03-25 |
Family
ID=17331720
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7259266A Pending JPH0979254A (ja) | 1995-09-11 | 1995-09-11 | 軸一体型複合軸受け及びブラシレスモータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0979254A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102004040340A1 (de) * | 2004-08-20 | 2006-02-23 | Ina-Schaeffler Kg | Radiallageranordnung und Radiallager, insbesondere für eine Spindellagerung |
| DE102005045522A1 (de) * | 2005-09-23 | 2007-03-29 | Schaeffler Kg | Radial-Wälzlager |
| WO2008055747A1 (de) * | 2006-11-08 | 2008-05-15 | Schaeffler Kg | Lagerung einer welle |
| CN103174743A (zh) * | 2013-04-18 | 2013-06-26 | 苏州市东吴滚针轴承有限公司 | 一种弹性橡胶轴承 |
-
1995
- 1995-09-11 JP JP7259266A patent/JPH0979254A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102004040340A1 (de) * | 2004-08-20 | 2006-02-23 | Ina-Schaeffler Kg | Radiallageranordnung und Radiallager, insbesondere für eine Spindellagerung |
| DE102005045522A1 (de) * | 2005-09-23 | 2007-03-29 | Schaeffler Kg | Radial-Wälzlager |
| WO2008055747A1 (de) * | 2006-11-08 | 2008-05-15 | Schaeffler Kg | Lagerung einer welle |
| CN103174743A (zh) * | 2013-04-18 | 2013-06-26 | 苏州市东吴滚针轴承有限公司 | 一种弹性橡胶轴承 |
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