JP2001062645A - ブッシュ圧入装置 - Google Patents

ブッシュ圧入装置

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JP2001062645A
JP2001062645A JP24146699A JP24146699A JP2001062645A JP 2001062645 A JP2001062645 A JP 2001062645A JP 24146699 A JP24146699 A JP 24146699A JP 24146699 A JP24146699 A JP 24146699A JP 2001062645 A JP2001062645 A JP 2001062645A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一つの部材に対し複数のブッシュを同時に圧
入する。 【解決手段】 第2の圧入手段7の主要な構成部分をユ
ニットベース33に設け、ユニットベース33を、ゴムマウ
ント32を介して吊下げフレーム31に固定している。サス
ペンションロアアーム1は、第1の圧入手段6の、上部
クランプアタッチメント22および下部クランプアタッチ
メント25によって、貫通孔4を基準に支持される。貫通
孔5とブッシュ3との間に芯ずれが生じているとき、ゴ
ムマウント32を変形させて第2の圧入手段7が自ら偏位
し、当該芯ずれを矯正する。よって、第1の圧入手段
6、第2の圧入手段7を同時に作動させて、方向の異な
る二つの貫通孔4,5に対し、同時にブッシュ2,3を
圧入することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一つの部材に対し
複数のブッシュを同時に圧入することを可能とする装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一つの部材に対し複数のブッシュを圧入
する必要があるとき、従来は一つの穴に対して一つのブ
ッシュを圧入する作業を繰り返して行うことが一般的で
あった。特に、図9に示すサスペンションロアアーム1
のように、複数のブッシュ2,3を各々異なる方向から
圧入する必要がある場合には、各貫通孔4,5に対する
各ブッシュ2,3の位置決めを同時に行うことが困難で
あることから、貫通孔4に対してブッシュ2を圧入した
後に、他の貫通孔5に対してブッシュ3を圧入してい
る。なお、図9(a)はサスペンションロアアーム1の
平面図を、図9(b)は同側面図を示しており、矢印A
はブッシュ2の圧入方向を、矢印Bはブッシュ3の圧入
方向を示している。
【0003】さて、ブッシュ2は外周部に金属被覆を施
していない形式のブッシュであるが、ブッシュ2を圧入
する際には、貫通孔4に対する滑りを良くするため、ブ
ッシュ2にオイルを塗布する必要がある。従来は、この
オイルの塗布作業を、ブッシュ2の圧入作業の以前に、
ブッシュをオイル槽に漬け込んだり、スプレーによって
塗布することによって行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の手法では、
複数の貫通孔4,5に対して一つづつブッシュ2,3を
圧入しているために、全てのブッシュの圧入を完了させ
るまでに要する時間がおのずと長くなるものであった。
【0005】また、ブッシュ2にオイルを塗布する手法
として、ブッシュ2をオイル槽に漬け込むものは、必要
以上のオイルがブッシュ2に付着してしまうことから、
ブッシュ圧入後に洗浄工程を設けることが必要不可欠で
あった。このことも、ブッシュの圧入に要する時間を増
加させる原因となっていた。また、オイルをスプレーに
よって塗布する手法では、オイルの塗布量の制御は簡単
であるが、オイルミストの飛散による作業環境の汚染を
避けるための対策を講ずることが必要不可欠であった。
さらに、いずれのオイル塗布方法も、オイル塗布作業
を、ブッシュ2の圧入作業を行う以前に、別個の作業と
して行っていたため、ブッシュ2の圧入に要する時間や
工数を増大させるものであった。
【0006】本発明は上記課題に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、一つの部材に対し複数
のブッシュを同時に圧入することを可能とし、ブッシュ
の圧入に要する所要時間を短縮することにある。また、
圧入時にオイルを塗布することが必要なブッシュに対し
ては、オイルを塗布する作業を、ブッシュの圧入作業と
同時に、かつワークや作業環境を汚染することなく行う
ことを可能とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の請求項1に係るブッシュ圧入装置は、方向の
異なる複数の貫通孔を備えるワークに、複数のブッシュ
を圧入する装置であって、少なくとも第1、第2の二つ
の圧入手段を備え、前記第1の圧入手段は、前記ワーク
を一つの貫通孔を基準に支持する支持手段を有し、前記
第2の圧入手段は、前記ワークの他の貫通孔に対して自
らをフローティング支持するフローティング支持手段
と、当該他の貫通孔にブッシュを案内する案内手段とを
備えることを特徴とする。
【0008】本発明によると、前記第1の圧入手段は、
前記支持手段によって前記ワークの一つの貫通孔に対す
る位置決めがなされるので、当該一つの貫通孔に対する
ブッシュの圧入作業のための位置決め精度は確保され
る。また、前記ワークを一つの貫通孔を基準に位置決め
することから、ワークやブッシュの部品精度等に起因し
て、前記他の貫通孔と当該他の貫通孔に圧入するブッシ
ュとの間に位置ずれが生ずる場合があるが、前記第2の
圧入手段は、前記フローティング支持手段によって、前
記他の貫通孔に対して自らをフローティング支持するの
で、前記第2の圧入手段が適切に偏位して、かかる位置
ずれを吸収することができる。そして、前記案内手段に
よってブッシュを当該他の貫通孔へと確実に案内する。
【0009】また、本発明の請求項2に係るブッシュ圧
入装置は、前記第1、第2の圧入手段の少なくとも一方
と同期して、ブッシュの全周に密着しオイルを塗布する
塗布手段を備える。そして、ブッシュの圧入作業に伴っ
てオイル塗布作業を行う。また、前記塗布手段はブッシ
ュの全周に密着しオイルを塗布するものであり、オイル
ミストの飛散がなく、かつ、ブッシュをオイル槽に漬け
込む場合に比べオイルの塗布量を制御することが容易で
ある。
【0010】さらに、本発明の請求項3に係るブッシュ
圧入装置では、前記第1、第2の圧入手段の少なくとも
一方は、前記ワークの貫通孔の一方向からブッシュを圧
入し、該圧入されたブッシュを他方向から所定量だけ押
し戻す作業を一つの駆動手段で行う駆動機構を備える。
該駆動機構は、貫通孔の長さに対して定常状態の長さが
短いブッシュを、該貫通孔の軸方向に変形させて圧入す
る必要がある場合に、当該ブッシュの両端部を当該貫通
孔の両端部に引き出すために必要な作業を行うものであ
る。そして、かかる作業を一つの駆動手段で行うことに
より、構造および制御の簡素化を図る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0012】図1には、本発明の実施の形態に係るブッ
シュ圧入装置の正面図を示している。また、図2には当
該ブッシュ圧入装置の側面図を示している。なお、いず
れの図も、説明の都合上一部を省略して示している。
【0013】ブッシュ圧入装置は、ブッシュ2をサスペ
ンションロアアーム(ワーク)1の貫通穴4に圧入する
ための圧入手段6(以下「第1の圧入手段」ともい
う。)と、ブッシュ3をサスペンションロアアーム1の
貫通穴5に圧入するための圧入手段7(以下「第2の圧
入手段」ともいう。)と、ブッシュ2にオイルを塗布す
る塗布手段8とを有している。
【0014】なお、ブッシュ2は、外周部に金属被覆を
施していない形式のブッシュである。また、ブッシュ2
は、貫通孔4の長さに対して定常状態の長さが短く、貫
通孔4へと圧入する際に軸方向に変形させて、その両端
部を貫通孔4の両側から引き出す必要がある。対して、
ブッシュ3は外周部が金属被覆されたブッシュである。
【0015】まず、第1の圧入手段6の構造について説
明する。図1に示すように、本体フレーム9上には、四
本の固定タイロッド10(図6参照)を立設し、その上端
部に固定ベース11を設けている。また、本体フレーム9
には昇降シリンダ12を固定し、シリンダロッド12aの先
端を昇降ベース13の下面に接続している。昇降ベース13
は、固定タイロッド10の側面に沿って走行するローラ14
を備えている。また、昇降ベース13の上面にはプランジ
ャ15を設けている。プランジャ15の先端部15aは、ブッ
シュ2の内径とほぼ同じ径を有しており、図示のごと
く、ブッシュ2を挿通して支持することができる。さら
に、昇降ベース13の上面には、後述の「ブッシュ2の圧
入ステップ」で用いられる圧入位置調整アタッチメント
16が設けられ、昇降ベース13の下面には、後述の「ブッ
シュ2の戻しステップ」で用いられる戻し位置調整ブロ
ック17が設けられている。なお、戻し位置調整ブロック
17に当接するための戻し位置調整アタッチメント28が、
本体フレーム9に設けられている。
【0016】また、昇降ベース13を貫通するようにし
て、二本の昇降タイロッド18が設けられている。昇降タ
イロッド18は、固定タイロッド10と平行に上下方向へと
延び、軸受19を介して固定ベース11を貫通し、その上端
部に戻しベース20を固定している。昇降タイロッド18の
下端部にはフランジ18aが固定され、フランジ18aの上
面に昇降ベース13が当接している。戻しベース20は、下
方に突出する戻しプランジャ21(図2)を備えている。
そして、戻しプランジャ21は、固定ベース11に設けられ
た上部クランプアタッチメント22の内部に挿通されてい
る。上部クランプアタッチメント22は、後述する下部ク
ランプアタッチメント25と共に、サスペンションロアア
ーム1の貫通穴4を、その上下から挟持するものであ
る。なお、昇降タイロッド18および戻しベース20は、固
定ベース11に対し、図1、図2に示す位置を上昇限度位
置として、バネ等によって上方に付勢されている。そし
て、当該付勢力に抗して図示の位置よりも下降すること
ができる。
【0017】さらに、昇降タイロッド18には、軸受23を
介して中間ベース24が昇降可能に設けられている。この
中間ベース24は下部クランプアタッチメント25を備え、
前記上部クランプアタッチメント22と協働して、貫通孔
4を基準にサスペンションロアアーム1を挟持するもの
である。すなわち、上部クランプアタッチメント22およ
び下部クランプアタッチメント25は、サスペンションロ
アアーム1を、貫通孔4を基準に支持する支持手段であ
る。なお、下部クランプアタッチメント25は開口25aを
有し、下方からプランジャ15およびブッシュ2を挿通す
ることが可能である。
【0018】さらに、中間ベース24にはクランプシリン
ダ26が固定され、シリンダロッド26aの先端部が、固定
ベース11に固定されている。中間ベース24の下面には、
昇降ベース13の上面に設けられた圧入位置調整アタッチ
メント16に当接する圧入位置調整ブロック27が設けられ
ている。なお、図2に示すように、中間ベース24には、
下部クランプアタッチメント25と共にサスペンションロ
アアーム1を支えるブラケット24aが設けられている。
【0019】以上の構成を有する第1の圧入手段6に支
持されるサスペンションロアアーム1は、図1、図2に
示すように、貫通穴4の軸芯が鉛直方向を向き、かつ、
貫通穴5の軸芯が水平方向を向いている。
【0020】次に、第2の圧入手段7の構造について説
明する。第2の圧入手段7は、第1の固定手段6の一部
を構成する固定ベース11上に設けられている。さて、固
定ベース11の上面には、第1の圧入手段6に支持された
サスペンションロアアーム1の、貫通穴5の軸芯と同一
方向へと延びるレール29を設けている。そして、レール
29上を移動するスライドベース30を設けている。スライ
ドベース30には、吊下げフレーム31が固定されている。
【0021】吊下げフレーム31には、四か所のゴムマウ
ント32を介してユニットベース33が固定されている。ユ
ニットベース33は、サスペンションロアアーム1を挟む
ようにして配置されたサイドプレート34,35を、ロッド
36で結合したものである。そして、サイドプレート34に
は、貫通穴5にブッシュ3を圧入する際に、サスペンシ
ョンロアアーム1に当接する圧入アタッチメント37を設
けている。さらに、圧入アタッチメント37には、後述の
「ブッシュ3の圧入ステップ」において、貫通穴5に挿
入されるガイド39(案内手段)を設けている。ガイド39
は概略円筒状の部材の外壁端部を円錐状の傾斜面とした
ものである。また、サイドプレート35には、貫通穴5に
ブッシュ3を圧入するための圧入シリンダ38を設けてい
る。ブッシュ3は、圧入シリンダ38のシリンダロッド38
aの先端部に、軸芯方向を貫通穴5と一致させた状態で
保持されている。また、ブッシュ3の軸芯とガイド39の
軸芯は一致している。
【0022】以上のごとく、第2の圧入手段7の主要な
構成部分をユニットベース33に設け、さらにユニットベ
ース33を、ゴムマウント32を介して吊下げフレーム31に
固定することにより、サスペンションロアアーム1の貫
通孔5に対して自らをフローティング支持するフローテ
ィング支持手段を構成している。なお、圧入シリンダ38
を伸張させると、最初に圧入アタッチメント37がサスペ
ンションロアアーム1に当接して、ガイド39を貫通穴5
に挿入し、その後にブッシュ3がガイド39に沿って貫通
穴5に圧入されることになるが、係る動作を可能とする
ための構造については、ブッシュ3の圧入手順を説明す
る際に、合わせて説明する。
【0023】次に、図2を参照しながら、ブッシュ2に
オイルを塗布する塗布手段8の構造について説明する。
オイル塗布手段は、水平方向に延び、先端部にオイル供
給手段を備えるプッシュロッド40を、スライドケース41
によって水平方向に移動可能に支持し、スライドケース
41を、鉛直方向に延びるロッド42で支持したものであ
る。なお、ロッド42は、昇降ベース13に固定されたブラ
ケット43により、昇降ベース13に対して昇降可能に支持
され、かつ、スライドケース41とブラケット43との間に
設けたスプリング44により、上方へと付勢されている。
また、プッシュロッド40の後端部にはローラ45を設けて
おり、このローラ45が、プッシュロッド40の昇降に伴
い、本体フレーム9に固定されたカムプレート46のカム
溝46a内を移動するようになっている。
【0024】プッシュロッド40の先端部には、図示しな
いスプリングを介して、ヘッド47が進退可能に支持され
ている。図3(a)にはヘッド47の上面図を、図3
(b)にはヘッド47の断面図を示している。ヘッド47に
は、オイル供給路48が形成されており、スポンジ、フェ
ルト材等、オイルを染み込ませた状態で保持することが
可能な材質で形成されたオイル溜め49へと、継続的にオ
イルを供給することができる。さらにオイル溜め49に隣
接する位置に、ブッシュ2と直接当接する板状のアタッ
チメント50を設けている。アタッチメント50には、複数
の穴50aを設け、かつ、各穴50aを溝50bでつないでい
る。さらに、アタッチメント50は、ヘッド47に対しスラ
イダ51を介して支持され、オイル溜め49に対し当接し又
は離間することができる。そして、アタッチメント50を
ブッシュ2に当接させると、オイル溜め49から染み出し
たオイルが、穴50a、溝50bを介してアタッチメント50
の表面へと供給され、ブッシュ2にオイルが塗布され
る。なお、オイルの供給量は、穴50aの数や、オイル溜
め49に対するアタッチメント50の当接圧力を変更する等
により、制御することができる。
【0025】なお、図2には塗布手段8が一つだけ示さ
れているが、実際には、ブッシュ2の全周を囲むように
して、三組の塗布手段8が設けられている(図6参
照)。この塗布手段8の数は、装置の他の部材との関係
を考慮して決定することが望ましく、必要に応じ、ブッ
シュ2の全周を、二組又は四組(もしくはさらに多数)
の塗布手段で囲むように構成することも可能である。
【0026】ここで、上記構造を有するブッシュ圧入装
置により、サスペンションロアアーム1の貫通穴4,5
にブッシュ2,3を圧入する際の、各部の作動手順を説
明する。
【0027】ブッシュ圧入装置が作動原点にあるとき、
昇降ベース13は、戻し位置調整ブロック17(図1)と戻
し位置調整アタッチメント28(図1)が、図4(a)に
示すように隙間Cを開けた状態となる高さで待機してい
る。このとき、固定ベース11と戻しベース20との距離は
Dである。また、戻しベース20から下方に突出する戻し
プランジャ21(図2)は、上部クランプアタッチメント
22内で、後述のごとくブッシュ2を深く圧入することを
許容する位置にある。さらに、中間ベース24は、図2に
示すように、上部クランプアタッチメント22と下部クラ
ンプアタッチメント25とが間隔を空けた状態で待機して
いる。
【0028】(1) サスペンションロアアーム1の挟持ス
テップ:まず最初に、図1、図2に示すように、貫通穴
4を下部クランプアタッチメント25に合わせて、サスペ
ンションロアアーム1を中間ベース24に載置する。次
に、クランプシリンダ26を縮めて中間ベース24を上昇さ
せる。そして、図4(a)に示すように、上部クランプ
アタッチメント22と下部クランプアタッチメント25とで
サスペンションロアアーム1を挟持する。
【0029】(2) ブッシュ2の圧入ステップ:続いて、
図4(b)に示すように、昇降シリンダ12のシリンダロ
ッド12aを延ばし、昇降ベース13を上昇させる。そし
て、プランジャ15ごと、ブッシュ2を貫通穴4に挿通さ
せる。このとき、ブッシュ2の先端部が貫通穴4の上端
部に顔を出すように、ブッシュ2を深く圧入する。かか
る圧入位置は、昇降ベース13の圧入位置調節アタッチメ
ント16(図1)が、中間ベース24の圧入位置調節ブロッ
ク27(図1)に当接することで、正確に位置決めされ
る。なお、圧入位置の調節は、圧入位置調節アタッチメ
ント16の突出量を調節することで、容易に行うことがで
きる。
【0030】(3) ブッシュ2の戻しステップ: 次に、
昇降シリンダ12のシリンダロッド12aを縮め、昇降ベー
ス13を下降させて、ブッシュ2からプランジャ15の先端
部15aを抜き取る。さらに、昇降ベース13が昇降タイロ
ッド18の下端部に設けたフランジ18aに当接した後も、
シリンダロッド12aを縮める。すると、図4(c)に示
すように、昇降ベース13によって昇降タイロッド18が押
し下げられ、戻しベース20が下降する。そして、昇降ベ
ース13の戻し位置調整ブロック17(図1)が、本体フレ
ーム9の戻し位置調整アタッチメント28(図1)に当接
する(図4(a)、(c)において、D’=D−Cかつ
C’=0である。)。このとき、上部クランプアタッチ
メント22内部では、戻しプランジャ21(図2)が下方へ
と突出する。そして、戻しプランジャ21により、貫通穴
4に対し深く圧入されたブッシュ2が押し戻される。こ
のとき、ブッシュ2は軸方向に変形し、その両端部が貫
通孔4の両側に引き出される。なお、このときの戻し量
は、前述のごとく昇降ベース13の戻し位置調整ブロック
17(図1)が、本体フレーム9の戻し位置調整アタッチ
メント28(図1)に当接することで、正確に決定され
る。なお、当該戻し量の調節も、戻し位置調整アタッチ
メント28の突出量を調節することで、容易に行うことが
できる。
【0031】(4) 原位置復帰ステップ:最後に、昇降シ
リンダ12のシリンダロッド12aを延ばして、戻し位置調
整ブロック17と戻し位置調整アタッチメント28が、図4
(a)に示すように隙間Cを開けた状態となるように、
昇降ベース13を上昇させる。また、クランプシリンダ26
のシリンダロッド26aを、図1に示す状態まで延ばし、
上部クランプアタッチメント22と下部クランプアタッチ
メント25による、サスペンションロアアーム1の挟持を
解除する。
【0032】さて、以上の手順で作動する第1の圧入手
段6に同期して、塗布手段8によるブッシュ2へのオイ
ル塗布作業が行われる。図5(a)には、塗布手段8が
原位置にあるときの様子と、上昇端に位置するときの様
子を、二点鎖線で区分して示している。また、図5
(b)には、塗布手段8が昇降範囲の中間位置にあると
きの様子を示している。さらに、図6(a)には図5
(a)の上面図を、図6(b)には図5(b)の上面図
を夫々示している。
【0033】前述の「ブッシュ2の圧入ステップ」にお
ける昇降ベース13の上昇に伴い、ブラケット43に支持さ
れるロッド42が上昇する。すると、ロッド42上端部のス
ライドケース41に支持されるプッシュロッド40も上昇す
る。この際、プッシュロッド40の後端部に設けたローラ
45が、カムプレート46のカム溝46aに倣って移動し、図
5(a)に太線で示す状態から、図5(b)に示す状態
へと移行する。この、プッシュロッド40の前進作動は、
図6(a)、図6(b)に示すように、三つのプッシュ
ロッド40が同期して行われる。よって、ブッシュ2の上
昇に同期して、プッシュロッド40の先端部に設けたヘッ
ド47のアタッチメント50がブッシュ2に密着しながら上
昇し、ブッシュ2の全周にオイルを塗布することができ
る。
【0034】なお、カム溝46aの形状から明らかなよう
に、ブッシュ2が下部クランプアタッチメント25に接近
するに従い、プッシュロッド40は再びブッシュ2から離
間する。そして、図5(a)の二点鎖線よりも上方に示
すように、中間ベース24のストッパ52にプッシュロッド
40が当接した時点で、プッシュロッド40の上昇が止ま
る。しかし、その後もブラケット43がスプリング44を押
し縮めるようにして昇降ベース13が上昇し、ブッシュ2
は、下部クランプアタッチメント25の開口25aを貫通す
る。
【0035】さらに、本発明の実施の形態に係るブッシ
ュ圧入装置は、第1の圧入手段6および塗布手段8に同
期して、第2の圧入手段7によるブッシュ3の圧入作業
も同時に行われる。
【0036】図7(a)には、便宜上、図1、図2で図
示を省略した、第2の圧入手段7の詳細な構造を示して
いる。前述のごとく、固定ベース11の上面にはレール29
を設けており、ユニットベース33を支持する吊下げフレ
ーム31は、レール29上を移動するスライドベース30に固
定されている。スライドベース30には、端部にフランジ
53aを有するシャフト53が固定されている。また、シャ
フト53は、固定ベース11に設けられたストッパ54を貫通
している。さらに、フランジ53aとストッパ54との間に
スプリング55を介在させている。
【0037】また、圧入シリンダ38のシリンダロッド38
aの先端部には、ブッシュ3を支持するクランパ56と、
ロッド36の側面に案内されるローラ57と、ブラケット58
とをを設けている。なお、ローラ57は一つだけ図示され
ているが、実際は2つのローラ57が、二本のロッド36に
各々ガイドされるようになっている。さらに、固定ベー
ス11には、シリンダロッド38aの伸張に伴って移動する
ブラケット58の移動経路上に位置するように、スライド
ロッド60が設けられている。スライドロッド60は、スプ
リング59によってシリンダロッド38aの伸張に対向する
方向へと、常時付勢されている。なお、スプリング55に
比してスプリング59の弾性力の方が大きくなっている。
【0038】前述の「サスペンションロアアーム1の挟
持ステップ」において、中間ベース24を上昇させ、上部
クランプアタッチメント22と下部クランプアタッチメン
ト25とで、サスペンションロアアーム1を挟持すると、
図7(a)に示すように、シリンダ38の先端部に支持さ
れたブッシュ3の軸芯と貫通穴5の軸芯とが、ほぼ一直
線上に並ぶ。このとき、サスペンションロアアーム1や
ブッシュ3の部品精度等に起因して、ブッシュ3の軸芯
と貫通穴5の軸芯との間に芯ずれが生ずる場合がある
が、係る場合でも、第2の圧入手段7は、以下のごとく
ブッシュ3の圧入を行う。
【0039】(i) ブッシュ3の接近ステップ:まず、図
7(a)に示す状態から、圧入シリンダ38のシリンダロ
ッド38aを伸張させ、ブッシュ3をサスペンションロア
アーム1の貫通穴5に接近させる。すると、図7(b)
に示すように、ブラケット58がスライドロッド60に当接
し、クランパ56の前進が阻止される。
【0040】(ii) ガイド39の挿入ステップ:ブラケッ
ト58がスライドロッド60に当接し、クランパ56の前進が
阻止されると、圧入シリンダ38の駆動力は、サイドプレ
ート35、ゴムマウント32(図1、図2)、吊下げフレー
ム31、スライドベース30、シャフト53のフランジ53aを
介して、スプリング55に伝達される。ここで、スプリン
グ55に比してスプリング59の弾性力の方が大きいことか
ら、スプリング59が縮むことなくスプリング55のみ圧縮
され、スライドベース30がレール29上を移動する。した
がって、スライドベース30に支持された吊下げフレーム
31、ユニットベース33、圧入シリンダ38の本体部分が、
図の右側へと移動する。そして、図8(a)に示すよう
に、サイドプレート34の圧入アタッチメント37がサスペ
ンションロアアーム1に当接する。同時に、サスペンシ
ョンロアアーム1の貫通穴5には、ガイド39が挿入され
る。なお、スプリング55が圧縮される間は、サスペンシ
ョンロアアーム1、ブッシュ3共に不動である。
【0041】ところで、ガイド39を貫通孔5に圧入する
際に、ブッシュ3の軸芯と貫通穴5の軸芯との間に芯ず
れを起こしている場合は、ガイド39の外壁が貫通孔5に
対し偏って当接することになる。このような場合には、
ゴムマウント32(図1、図2)が変形して、ユニットベ
ース33ごとガイド39を傾斜させ、かつ、ガイド39の円錐
状の傾斜面が貫通孔5に倣うことで、貫通孔5への挿入
を促す。したがって、ガイド39は確実に貫通孔5へと挿
入され、貫通穴5とガイド39との芯ずれは矯正される。
【0042】(iii) ブッシュ3の圧入ステップ:図8
(a)の状態から、さらにシリンダロッド38aの伸張量
が増加すると、今度はスプリング59が圧縮され、サスペ
ンションロアアーム1の貫通穴5に対するブッシュ3の
接近が再開される。そして、ブッシュ3はガイド39に沿
って前進し、ガイド39の内部に圧入される。ブッシュ3
を圧入することによる反力は、圧入アタッチメント37で
受け止める。前述のごとく、ブッシュ3の軸芯と貫通穴
5の軸芯との間に芯ずれを起こしている場合でも、ガイ
ド39が貫通孔5に挿入されることによって、かかる芯ず
れが矯正済であることから、ブッシュ3はガイド39の内
壁に案内されて、確実にガイド39へと圧入されることと
なる。
【0043】(iv) ガイド39の引き抜きステップ:続い
て、圧入シリンダ38のシリンダロッド38aを縮めると、
圧入されたブッシュ3を残してクランパ56が後退する。
さらにシリンダロッド38aを縮めると、圧入シリンダ38
の駆動力は、再びサイドプレート35、ゴムマウント32
(図1、図2)、吊下げフレーム31を伝わり、スライド
ベース30がレール29上を図の左側へと移動する方向へと
働く。そして、ガイド39をサスペンションロアアーム1
の貫通穴5から引き抜かれる。この際、ブッシュ3は自
らの抜け止め用フランジによって、貫通穴5内に止ま
る。
【0044】以上の手順により、サスペンションロアア
ーム1の、方向の異なる2つの貫通穴4,5に対し、第
1、第2の圧入手段6,7および塗布手段7を同時に作
動させて、ブッシュ2,3を圧入することができる。
【0045】上記構成をなす本発明の実施の形態から得
られる作用効果は、以下の通りである。まず、第1の圧
入手段6は、上部クランプアタッチメント22および下部
クランプアタッチメント25によって、サスペンションロ
アアーム1を、貫通孔4を基準に支持する。すなわち、
ブッシュ2の被圧入孔を基準に位置決めを行うので、ブ
ッシュ2の圧入作業のための位置決め精度を確保するこ
とができる。
【0046】また、ブッシュ2を圧入する際の動力源で
ある昇降シリンダ12を伸張させることにより、サスペン
ションロアアーム1の貫通孔4に、ブッシュ2を深く圧
入し、続いて、昇降シリンダ12を縮めることにより、戻
しベース20の戻しプランジャ21を下降させて、貫通穴4
に対し深く圧入されたブッシュ2を押し戻し、その両端
部を貫通孔4の両側に引き出すことができる。すなわ
ち、貫通孔4の一方向からブッシュ2を圧入し、圧入さ
れたブッシュ2を他方向から所定量だけ押し戻す作業
を、一つの駆動手段(昇降シリンダ12)で行うことが可
能となる。よって、例えば、圧入用と戻し用の駆動手段
を別個に備える場合に比して、構造および制御の簡素化
を図り、ブッシュ圧入装置を低コストで提供することが
可能となる。なお、第2の圧入手段7においても、ガイ
ド39の貫通穴5への挿入作業と、ブッシュ3のガイド39
への圧入作業の双方を、圧入シリンダ38で行うことで、
構造および制御の簡素化を図っている。
【0047】さらに、第2の圧入手段7の主要な構成部
分をユニットベース33に設け、ユニットベース33を、ゴ
ムマウント32を介して吊下げフレーム31に固定すること
により、サスペンションロアアーム1の貫通孔5に対し
て自らをフローティング支持するフローティング支持手
段を構成している。よって、サスペンションロアアーム
1やブッシュ2の部品精度等に起因する、貫通孔5とブ
ッシュ3との位置ずれを、第2の圧入手段7が自ら偏位
して矯正することができる。その結果、第1の圧入手段
6、第2の圧入手段7を同時に作動させて、方向の異な
る二つの貫通孔4,5に対し、同時にブッシュ2,3を
圧入することが可能となり、ブッシュの圧入に要する所
要時間を短縮することができる。なお、第2の圧入手段
7の主要な構成部分をフローティング支持するための部
材は、ゴムマウント32に限るものではなく、これと同等
の機能を有するものであれば、他のフローティング支持
手段を用いることも可能である。
【0048】また、ブッシュ2の上昇に同期して、塗布
手段8のプッシュロッド40が進退し、アタッチメント50
がブッシュ2に密着しながら上昇して、ブッシュ2の全
周にオイルを塗布するので、ブッシュ2にオイルを塗布
する作業を、ブッシュ2の圧入作業と同時に行うことが
可能となる。このことも、ブッシュの圧入時間の短縮に
貢献するものである。
【0049】また、ブッシュ2にオイルを塗布する手法
も、オイル溜め49からオイルを染み出させて、ブッシュ
2に対しスタンプを押すようにしてオイルの塗布を行う
ので、オイルミストの飛散がなく、かつ、オイルの塗布
量を制御することが容易である。したがって、従来の、
ブッシュ2をオイル槽に漬け込む手法における、オイル
洗浄工程が不要となる。また、オイルミストの飛散によ
る作業環境の汚染のおそれもない。
【0050】なお、本発明の実施の形態では、塗布手段
8をブッシュ2にオイルを塗布するために塗布手段8を
設けたが、必要に応じて、塗布手段8と同様の構造を有
する塗布手段を、ブッシュ3にオイルを塗布するために
設けることも可能である。さらに、第2の圧入手段7を
複数並列的に設ければ、より多くの貫通孔を備えるワー
クに対し、複数のブッシュを同時に圧入することも可能
となる。
【0051】
【発明の効果】本発明はこのように構成したので、以下
のような効果を有する。まず、本発明の請求項1に係る
ブッシュ圧入装置によれば、一つの部材に対し複数のブ
ッシュを同時に圧入することを可能とし、ブッシュの圧
入に要する所要時間を短縮することができる。
【0052】また、本発明の請求項2に係るブッシュ圧
入装置によれば、ブッシュに対してオイルを塗布する作
業を、ブッシュの圧入作業と同時に、かつワークや作業
環境を汚染することなく行うことが可能となる。
【0053】さらに、本発明の請求項3に係るブッシュ
圧入装置によれば、ブッシュ圧入装置を低コストで提供
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るブッシュ圧入装置の
正面図である。
【図2】図1に示すブッシュ圧入装置の側面図である。
【図3】図2に示す塗布手段の、ヘッドの上面図および
側面図である。
【図4】第1の圧入手段によりサスペンションロアアー
ムの貫通穴にブッシュを圧入する際の、作動手順を示す
説明図である。
【図5】塗布手段によりブッシュにオイルを塗布する際
の、作動手順を示す説明図である。
【図6】図5の上面図である。
【図7】第2の圧入手段によりサスペンションロアアー
ムの貫通穴にブッシュを圧入する際の、作動手順を示す
説明図である。
【図8】図7に続く作動手順を示す説明図である。
【図9】サスペンションロアアームの平面図および側面
図である。
【符号の説明】
1 サスペンションロアアーム 2,3 ブッシュ 4,5 貫通孔 6 第1の圧入手段 7 第2の圧入手段 8 塗布手段 12 昇降シリンダ 15 プランジャ 21 戻しブランジャ 22 上部クランプアタッチメント 25 下部クランプアタッチメント 32 ゴムマウント 33 ユニットベース 38 圧入シリンダ 39 ガイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遠山 伸治 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 山崎 岩男 静岡県浜松市北島町869−2 クワンタイ システムス株式会社内 (72)発明者 江塚 高雄 静岡県浜松市北島町869−2 クワンタイ システムス株式会社内 (72)発明者 藪木 弘之 愛知県名古屋市南区戸部町3丁目34番地 株式会社タマディック名古屋事業本部内 Fターム(参考) 3C030 BB05 BC12 BC15 BC19 BC25 BC28 CC07 DA37

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 方向の異なる複数の貫通孔を備えるワー
    クに、複数のブッシュを圧入する装置であって、少なく
    とも第1、第2の二つの圧入手段を備え、前記第1の圧
    入手段は、前記ワークを一つの貫通孔を基準に支持する
    支持手段を有し、前記第2の圧入手段は、前記ワークの
    他の貫通孔に対して自らをフローティング支持するフロ
    ーティング支持手段と、当該他の貫通孔にブッシュを案
    内する案内手段とを備えることを特徴とするブッシュ圧
    入装置。
  2. 【請求項2】 前記第1、第2の圧入手段の少なくとも
    一方と同期して、ブッシュの全周に密着しオイルを塗布
    する塗布手段を備えることを特徴とする請求項1記載の
    ブッシュ圧入装置。
  3. 【請求項3】 前記第1、第2の圧入手段の少なくとも
    一方は、前記ワークの貫通孔の一方向からブッシュを圧
    入し、該圧入されたブッシュを他方向から所定量だけ押
    し戻す作業を一つの駆動手段で行う駆動機構を備えるこ
    とを特徴とする請求項1または2記載のブッシュ圧入装
    置。
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