JP2001057311A - チップ状電子部品およびその製造方法 - Google Patents

チップ状電子部品およびその製造方法

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JP2001057311A JP11232392A JP23239299A JP2001057311A JP 2001057311 A JP2001057311 A JP 2001057311A JP 11232392 A JP11232392 A JP 11232392A JP 23239299 A JP23239299 A JP 23239299A JP 2001057311 A JP2001057311 A JP 2001057311A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品本体の外表面上に第1、第2および第3
の外部電極を形成するための導電性ペーストの付与工程
数を少なくする。 【解決手段】 外部電極39〜41を、それぞれ、部品
本体32の側面35〜38を周回する状態となるように
形成するとともに、第1の外部電極39を部品本体32
の第1の端面33側の端部に、第2の外部電極40を第
2の端面34側の端部に、第3の外部電極41を第1お
よび第2の外部電極39,40間にそれぞれ位置させ
る。このとき、第1および第2の外部電極39,40
を、それぞれ、第1および第2の端面33,34の周縁
部にまで延びるが、第1および第2の端面33,34の
少なくとも中央部を露出させるように形成する。これに
よって、外部電極39〜41を、部品本体32の側面3
5〜38の向かう方向への導電性ペーストの付与によっ
てのみ形成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、チップ状電子部
品およびその製造方法に関するもので、特に、チップ状
電子部品における外部電極の形成態様の改良に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図11には、この発明にとって興味ある
チップ状電子部品1の外観が斜視図で示されている。た
とえば、チップコイル、3端子コンデンサ、コンデンサ
アレイ、LCフィルタ、コンデンサネットワーク等の3
端子を有する電子部品には、図11に示したような外観
を有しているものがある。
【0003】チップ状電子部品1は、チップ状の部品本
体2を備えている。部品本体2は、相対向する第1およ
び第2の端面3および4ならびにこれら第1および第2
の端面3および4間をそれぞれ連結する第1、第2、第
3および第4の側面5、6、7および8を有している。
【0004】また、部品本体2の外表面上には、第1、
第2および第3の外部電極9、10および11が形成さ
れている。第1、第2および第3の外部電極9、10お
よび11は、それぞれ、第1、第2、第3および第4の
側面5、6、7および8を周回する状態となっている。
【0005】第1の外部電極9は、部品本体2の第1の
端面3側に位置し、第1の端面3の全域を覆うように形
成されている。第2の外部電極10は、部品本体2の第
2の端面4側の端部に位置し、第2の端面4の全域を覆
うように形成されている。また、第3の外部電極11
は、第1の外部電極9と第2の外部電極10との間に位
置している。
【0006】このような外部電極9〜11は、導電性ペ
ーストを付与し、乾燥し、焼き付けることによって形成
されるものであるが、外部電極9〜11となるべき導電
性ペーストの付与には、通常、次のような方法が採用さ
れている。
【0007】まず、第1の外部電極9の形成のため、図
12に示すように、デイップ槽12内に、所定の厚みを
有する導電性ペースト13からなる層を形成し、この導
電性ペースト13に第1の端面3を向けた状態で、矢印
14で示すように、部品本体2を導電性ペースト13内
にデイップし、次いで引き上げることが行なわれる。こ
れによって、導電性ペースト13が、第1の外部電極9
を形成するように、部品本体2の第1の端面3ならびに
これに隣接する側面5〜8の各一部にまで延びるように
付与される。
【0008】上述の操作と同様の操作が、部品本体2の
第2の端面4に対しても実施され、導電性ペースト13
が、第2の外部電極10を形成するように、部品本体2
の第2の端面4ならびにこれに隣接する側面5〜8の各
一部にまで延びるように付与される。
【0009】次に、第3の外部電極11を形成するた
め、図13に示すような工程が実施される。この工程で
は、スリット板15が用いられる。スリット板15に
は、第3の外部電極11の幅に相当する幅を有する複数
のスリット16が設けられている。スリット板15は、
導電性ペースト13を収容しているペースト槽17の上
面開口を閉じるように配置される。また、ペースト槽1
7内の空間に連通するようにシリンダ18が設けられ、
このシリンダ18内にはピストン19が設けられる。
【0010】部品本体2は、まず、その第1の側面5が
スリット板15に接するように配置される。その状態
で、ピストン19を矢印20で示す方向へ動作させるこ
とによって、導電性ペースト13がスリット16を通し
てスリット板15の上面側に盛り上がるように供給され
る。これによって、部品本体2の第1の側面5の長手方
向中央部上に導電性ペースト13が付与される。
【0011】同様の操作が、部品本体2の第2ないし第
4の側面6ないし8の各々に対しても順次実施される。
【0012】上述の図13に示した工程に代えて、図1
4に示す工程が実施されることもある。図14に示した
工程では、ゴムのような弾性的に変形可能な弾性体から
なる塗布板21が用いられる。塗布板21には、第3の
外部電極11の幅に相当する幅を有する複数の溝22が
設けられ、各溝22には、導電性ペースト13が充填さ
れる。
【0013】部品本体2は、まず、その第1の側面5を
塗布板21に接触させた状態で、塗布板21に向かって
押圧される。これによって、部品本体2は、塗布板21
を厚み方向に圧縮変形させる。その結果、溝22内の導
電性ペースト13が部品本体2の第1の側面5の長手方
向の中央部上に所定の幅をもって付与される。
【0014】同様の操作が、部品本体2の第2ないし第
4の側面6ないし8の各々に対しても順次実施される。
【0015】
【発明が解決しようする課題】しかしながら、図11に
示すようなチップ状電子部品1を製造するため、より特
定的には、部品本体2上に第1、第2および第3の外部
電極9、10および11を形成するためには、図12に
示す工程および図13または図14に示す工程というよ
うに、互いに異なる態様の工程を実施しなければなら
ず、また、図12に示した工程は、第1および第2の端
面3および4の各々について実施されるため、2回実施
しなければならず、図13または図14に示す工程は、
第1ないし第4の側面5ないし8の各々について実施さ
れるため、4回実施されなければならない。
【0016】このようなことから、外部電極9〜11を
形成するにあたって、導電性ペースト13を付与するた
めの工程数が多くなり、このことが、チップ状電子部品
1の製造コストの上昇をもたらしている。そのため、こ
のような導電性ペースト13を付与するための工程数の
削減が望まれるところである。
【0017】そこで、この発明の目的は、上述した要望
を満たし得る、チップ状電子部品およびその製造方法を
提供しようとすることである。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述した技
術的課題の解決を、チップ状電子部品における外部電極
の形成態様の改良によって図ろうとするものである。
【0019】より詳細には、この発明は、相対向する第
1および第2の端面ならびに第1および第2の端面間を
それぞれ連結する第1、第2、第3および第4の側面を
有するチップ状の電子部品本体と、この電子部品本体の
外表面上に形成される外部電極とを備え、外部電極とし
て、少なくとも第1の側面上であって、第1の端面側の
端部に形成される第1の外部電極と、第2の端面側の端
部に形成される第2の外部電極と、第1の外部電極と第
2の外部電極との間に形成される第3の外部電極とを備
える、チップ状電子部品に向けられるものであって、上
述した技術的課題を解決するため、次のような構成を備
えることを特徴としている。
【0020】すなわち、第1、第2および第3の外部電
極は、それぞれ、第1の側面に隣接する面にまで延びる
ように形成されるが、第1および第2の外部電極は、そ
れぞれ、第1および第2の端面の少なくとも中央部を露
出させるように形成されていることを特徴としている。
【0021】この発明に係るチップ状電子部品におい
て、部品本体の側面上での外部電極の形成領域は、任意
に変更することができる。特定の側面に隣接する面の一
部にまで延びるように形成される部分を考慮せずに説明
すると、外部電極は、それぞれ、第1の側面上にのみ形
成されても、第1の側面に対向する第2の側面上にさら
に形成されてもよい。また、外部電極は、第2および第
4の側面上にさらに形成され、それによって、第1、第
2、第3および第4の側面を周回する状態となるように
形成されてもよい。
【0022】また、この発明が向けられるチップ状電子
部品としては、種々のものがある。たとえば、この発明
は、部品本体の内部に、第1および第2の外部電極間で
直列接続された第1および第2のインダクタと、第3の
外部電極に一方のコンデンサ電極が接続されかつ第1お
よび第2のインダクタの中間点に他方のコンデンサ電極
が接続されたコンデンサとが構成されている、LC複合
電子部品に向けることができる。
【0023】この発明に係るチップ状電子部品が、上述
のLC複合電子部品を構成する場合、次のような構成を
有利に採用することができる。
【0024】すなわち、部品本体は、第1および第2の
端面間を結ぶ長手方向に積層された複数の絶縁層を備え
る積層構造を有し、第1のインダクタは、部品本体を長
手方向に三分した第1の端面側の部分に配置され、第2
のインダクタは、第2の端面側の部分に配置され、コン
デンサは、中間部分に配置される。そして、第1および
第2のインダクタは、それぞれ、軸線方向を長手方向に
向けてコイル状に延びるように絶縁層間に形成されるコ
イル導体および絶縁層を貫通するビアホール導体によっ
て与えられ、コンデンサを構成するコンデンサ電極は、
絶縁層間に形成される。
【0025】この発明は、また、上述したようなチップ
状電子部品を製造する方法にも向けられる。この製造方
法では、次のような工程が実施されることを特徴として
いる。
【0026】まず、前述したような部品本体を用意する
工程が実施される。
【0027】また、所定の間隔を隔てて相対向する第1
および第2の主面を有し、第1の主面側に第1ないし第
4の側面のいずれかを向けて部品本体を配置した状態
で、部品本体のいずれかの側面上に第1、第2および第
3の外部電極を形成するために付与される導電性ペース
トをそれぞれ通過させるための第1、第2および第3の
スリットが設けられた、スリット板を用意する工程が実
施される。
【0028】そして、スリット板の第1の主面側にいず
れかの側面を向けるように部品本体を配置する工程が実
施される。
【0029】次いで、第1、第2および第3のスリット
を通して導電性ペーストを第1の主面側に盛り上がるよ
うに供給しながら、導電性ペーストを部品本体のいずれ
かの側面上に付与する工程が実施される。
【0030】この発明に係るチップ状電子部品の製造方
法は、好ましくは、次のように実施される。
【0031】すなわち、前述したスリット板を用意する
にあたって、スリット板の第2の主面側において第1、
第2および第3のスリットの開口を閉じるように、弾性
体からなる閉成部材を配置し、また、この閉成部材を第
1、第2および第3のスリット内に向かって弾性変形さ
せるように閉成部材を押圧するための押圧部材を用意
し、さらに、第1、第2および第3のスリット内に導電
性ペーストを充填することが行なわれる。そして、導電
性ペーストを付与する工程において、押圧部材によって
閉成部材を押圧することによって、閉成部材を第1、第
2および第3のスリット内に向かって弾性変形させ、そ
れによって、第1、第2および第3のスリット内に充填
された導電性ペーストを第1の主面側に盛り上がるよう
に供給しながら、第1、第2および第3のスリット内の
導電性ペーストを部品本体のいずれかの側面上に付与す
るようにされる。
【0032】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の一実施形態に
よるチップ状電子部品31の外観を示す斜視図である。
【0033】チップ状電子部品31は、チップ状の部品
本体32を備えている。部品本体32は、相対向する第
1および第2の端面33および34ならびに第1および
第2の端面33および34間をそれぞれ連結する第1、
第2、第3および第4の側面35、36、37および3
8を有している。
【0034】部品本体32の外表面上には、第1、第2
および第3の外部電極39、40および41が形成され
る。これら第1、第2および第3の外部電極39、40
および41は、それぞれ、第1、第2、第3および第4
の側面35、36、37および38を周回する状態とな
るように形成されている。
【0035】第1の外部電極39は、部品本体32の第
1の端面33側の端部に形成され、第2の外部電極40
は、第2の端面34側の端部に形成され、第3の外部電
極41は、第1の外部電極39と第2の外部電極40と
の間に形成される。
【0036】また、第1の外部電極39は、側面35〜
38に隣接する第1の端面33の一部すなわち周縁部に
まで延びるように形成された隣接面延長部42を有して
いるが、第1の端面33の中央部を露出させている。同
様に、第2の外部電極40は、図示しないが、側面35
〜38に隣接する第2の端面34の一部すなわち周縁部
にまで延びる隣接面延長部を有しているが、第2の端面
34の中央部を露出させている。
【0037】図2は、図1に示したチップ状電子部品3
1における部品本体32の内部の詳細を一部破断しかつ
拡大して示す斜視図である。図3は、チップ状電子部品
31が与える等価回路を示す図である、。
【0038】図3に示すように、このチップ状電子部品
31は、第1および第2の外部電極39および40間で
直列接続された第1および第2のインダクタL1および
L2と第3の外部電極41と第1および第2のインダク
タL1およびL2の中間点との間に接続されたコンデン
サCとを備えるLC複合電子部品を構成している。そし
て、これらインダクタL1およびL2ならびにコンデン
サCが、図2に示すように、部品本体32の内部に内蔵
されている。
【0039】部品本体32は、第1および第2の端面3
3および34間を結ぶ長手方向に積層された、たとえば
セラミックからなる複数の絶縁層43を備える積層構造
を有している。そして、第1のインダクタL1は、部品
本体32を長手方向に三分した第1の端面33側の部分
に配置され、第2のインダクタL2は、第2の端面34
側の部分に配置され、コンデンサCは、中間部分に配置
される。
【0040】図4ないし図7は、上述した絶縁層43に
関連して設けられる典型的な導電要素を示している。
【0041】図4には、引出し導体44が図示されてい
る。この引出し導体44は、図2に示すように、部品本
体32の第1または第2の端面33または34の近傍に
配置されるものであって、絶縁層43の周縁にまで届く
ように形成され、それによって、第1または第2の外部
電極39または40に接続される。また、引出し導体4
4は、その中央部において、これが形成されない、いわ
ゆる窓45を形成している。
【0042】また、図4には、絶縁層43を貫通するビ
アホール導体46が図示されている。引出し導体44
は、ビアホール導体46を介して、以下に説明するコイ
ル導体47の端部に位置するものに接続される。
【0043】図5には、第1または第2のインダクタL
1またはL2の一部を与えるコイル導体47ならびに絶
縁層43を貫通するビアホール導体48が図示されてい
る。複数の絶縁層43の各間において、コイル導体47
は、U字状に延び、これらコイル導体47が順次90度
ずつ回転された姿勢をとりながら、ビアホール導体48
を介して接続されることによって、コイル状に延びる形
態とされ、このコイル状の形態の軸線方向は、第1およ
び第2の端面33および34間を結ぶ長手方向に向けら
れる。
【0044】図6には、コンデンサCの一方のコンデン
サ電極50が図示されている。コンデンサ電極50は、
その周縁を絶縁層43の周縁より内側に位置させてい
る。コンデンサ電極50は、複数層をなすように設けら
れ、複数のコンデンサ電極50は、図2に示すように、
絶縁層43を貫通するビアホール導体51によって互い
に接続される。
【0045】また、複数のコンデンサ電極50の配列の
うち、両端に位置するコンデンサ電極50は、第1また
は第2のインダクタL1またはL2を構成する複数のコ
イル導体47のうちのコンデンサCに最も近いコイル導
体47と、ビアホール導体(図示せず。)を介して接続
される。
【0046】図7には、コンデンサCを構成する他方の
コンデンサ電極52および図6に示したビアホール導体
51が図示されている。コンデンサ電極52は、絶縁層
43の周縁にまで届くように形成され、第3の外部電極
41に接続される。コンデンサ電極52は、複数層をな
すように設けられ、複数のコンデンサ電極52は、図2
に示すように、第3の外部電極41によって互いに接続
される。また、コンデンサ電極52とビアホール導体5
1とは、互いに電気的に絶縁された状態となっている。
【0047】これらコンデンサ電極50および52は、
それぞれ、絶縁層43の各間に形成され、図2に示しよ
うに、交互に配置され、互いの間に絶縁層43を位置さ
せて静電容量を形成している。
【0048】以上のようにして、チップ状電子部品31
は、図3に示すような2つのインダクタL1およびL2
ならびに1つのコンデンサCを備えるLC複合電子部品
を構成している。
【0049】このようなチップ状電子部品31は、図示
しない回路基板上の所定の導電ランドに第1ないし第3
の外部電極39ないし41が半田付けされることによっ
て実装状態とされる。
【0050】このような実装状態において、第1および
第2の外部電極39および40に注目すると、それら
は、第1または第2の端面33および34の各々の中央
部を露出させるように形成されていて、これら中央部に
まで半田が届かないが、隣接面延長部42が形成され、
ここまで半田が届けば、信頼性が十分に確保された実装
状態を得ることができる。言い換えると、このように実
装状態の信頼性を確保するためには、第1および第2の
端面33および34の各々の中央部における第1および
第2の外部電極39および40の形成は特に必要でな
い。
【0051】また、図示したチップ状電子部品31のよ
うに、第1および第2のインダクタL1およびL2が、
それぞれ、軸線方向を長手方向に向けてコイル状に延び
るように形成されている場合、これらインダクタL1お
よびL2において発生する磁界は、第1および第2の端
面33および34を貫通することになるが、この磁界が
貫通する部分に外部電極39または40が形成されてい
ないので、インダクタンスの向上を図ることができる。
さらに、この実施形態では、上述のような磁界を遮らな
いようにするための配慮として、図4に示した引出し導
体44において窓45が形成されていることにも注目す
べきである。
【0052】なお、シールド性の観点等から、逆に、第
1および第2の外部電極39および40が、それぞれ、
第1および第2の端面33および34の各中央部を露出
させるように形成させていることが望ましくない場合に
は、第1および第2の端面33および34の近傍に位置
する絶縁層43の主面全域にわたって、導電膜を形成す
るようにすればよい。この場合、図4に示した引出し導
体44が、絶縁層43の主面全域にわたって形成される
ように変更すれば、上述した導電膜の機能をこの引出し
導体44によって果たさせることができる。また、この
ように絶縁層43の主面全域にわたって形成された導電
膜を、第1および第2の端面33および34の各々上に
位置させることも可能である。
【0053】図8および図9は、チップ状電子部品31
の部品本体32の外表面上に、第1ないし第3の外部電
極39ないし41を形成するにあたって実施される、導
電性ペースト53を付与する好ましい方法を説明するた
めのものである。図8には、このような導電性ペースト
53の付与装置54に備える基本的構成が図示され、図
9には、付与装置54の一部が拡大されて示されてい
る。
【0054】付与装置54は、スリット板55と閉成部
材56と押圧部材57とを備え、複数の部品本体32が
ホルダ58によって保持された状態で取り扱われる。
【0055】スリット板55は、所定の間隔を隔てて相
対向する第1および第2の主面59および60を有して
いる。図9に示すように、スリット板55の第1の主面
59側が部品本体2を配置する側とされる。
【0056】また、スリット板55には、導電性ペース
ト53が充填されるためのものであって、部品本体32
の側面35ないし38のいずれか上に第1、第2および
第3の外部電極39、40および41を形成するために
付与される導電性ペースト53をそれぞれ通過させるた
めの第1、第2および第3のスリット61、62および
63が設けられている。スリット61〜63には、導電
性ペースト53が充填され、スリット61〜63の各位
置は、部品本体32に導電性ペースト53を付与すべき
位置にそれぞれ対応している。
【0057】スリット板55において、第1ないし第3
のスリット61ないし63は、複数組設けられるが、各
組のスリット61〜63内の各空間に連通するように、
スリット板55の第2の主面60側には、キャビテイ6
4が設けられる。
【0058】このようなスリット板55は、たとえば、
ステンレス鋼のような鉄系の金属またはセラミック等の
剛体から構成される。また、スリット板55は、図示し
たような一体構造であっても、スリット61〜63を形
成する部分とキャビテイ64を形成する部分とを別々に
用意し、これらを貼り合わせて得られた構造であっても
よい。
【0059】閉成部材56は、スリット板55の第2の
主面60側においてスリット61〜63の開口、より特
定的には、キャビテイ64の開口を閉じるように配置さ
れる。閉成部材56は、たとえばシリコーンゴムのよう
な弾性体から構成され、その厚みは、5mm以下、好ま
しくは1mm程度にされる。閉成部材56は、スリット
板55に密着するように接合されて一体化されることが
好ましい。
【0060】なお、閉成部材56は、上述したシリコー
ンゴム以外に、樹脂フィルム等をもって構成してもよ
く、要するに、下方からの押圧により弾性変形し、この
押圧を解除すれば、この弾性変形が復元されるものであ
れば、どのような材質または形態であってもよい。
【0061】押圧部材57は、スリット61〜63内に
充填された導電性ペースト53をスリット板55の第1
の主面59側に盛り上がるように供給しながら、スリッ
ト61〜63内の導電性ペースト53を部品本体32の
側面35〜38のいずれか上に付与するため、閉成部材
56をスリット61〜63内に向かって、より特定的に
は、キャビテイ64内に向かって弾性変形させるように
閉成部材56を押圧するためのものである。押圧部材5
7は、閉成部材56の下方において、図示しない駆動手
段によってスリット板55および閉成部材56へ近接し
得るように設けられている。また、押圧部材57は、金
属またはセラミック等の剛体から構成される。
【0062】押圧部材57は、スリット板55に設けら
れたキャビテイ64に対向する位置に突起65を形成し
ている。この実施形態では、各突起65の幅は、キャビ
テイ64の幅より小さくされている。
【0063】次に、図8および図9を参照して、部品本
体32への導電性ペースト53の付与方法について説明
する。
【0064】まず、第1ないし第3のスリット61ない
し63およびキャビテイ64内に導電性ペースト53が
充填された状態とされる。この充填のための好ましい方
法については後述する。
【0065】次いで、ホルダ58によって保持された複
数の部品本体32が、スリット板55の第1の主面59
側に配置される。このとき、部品本体32の第1の側面
35が第1の主面59側に向くようにされ、好ましく
は、側面35が主面59に接触するようにされる。な
お、通常、スリット61〜63の各々は、比較的長手の
平面形状を有していて、このようなスリット61〜63
の長手方向に沿って複数の部品本体32が、互いの間に
所定の間隔を置いて並列状態で配置され、これら部品本
体32に対して同時に以下の工程が実施される。
【0066】次いで、図9に示すように、押圧部材57
によって閉成部材56を押圧することが行なわれる。こ
れによって、押圧部材57の特に突起65は、閉成部材
56をスリット61〜63内、より特定的にはキャビテ
イ64内に向かって弾性変形させる。その結果、スリッ
ト61〜63内に充填された導電性ペースト53は、ス
リット板55の第1の主面59側に盛り上がるように供
給されるとともに、スリット61〜63の各々内の導電
性ペースト53が部品本体32の第1の側面35上に所
定の幅をもって付与される。このとき、導電性ペースト
53は、部品本体32の第1の側面35上だけでなく、
第1の側面35に隣接する面、すなわち第2および第4
の側面36および38ならびに第1および第2の端面3
3および34の各一部上にまで延びるように付与され
る。
【0067】このようにして導電性ペースト53が部品
本体32の第1の側面35上に付与された後、同様の操
作が、乾燥後、部品本体32の第2ないし第4の側面3
6ないし38の各々に対しても順次実施される。
【0068】その後、部品本体32上に付与された導電
性ペースト53が焼き付けられ、それによって、図1に
示すような第1、第2および第3の外部電極39、40
および41が形成される。
【0069】前述したように、スリット61〜63およ
びキャビテイ64内に導電性ペースト53を充填するに
あたって、好ましくは、次のような操作が実施される。
【0070】まず、押圧部材57によって閉成部材56
を押圧することによって、閉成部材56をキャビテイ6
4内に向かって弾性変形させた状態に予めしておく。な
お、この状態は、前述したように、部品本体32への導
電性ペースト53の付与を終えた後、押圧部材57の位
置をそのままに保ちながら、部品本体32をスリット板
55から離隔させた状態に相当している。
【0071】次いで、上述の状態で、スリット板55の
第1の主面59側においてスリット61〜63を覆うよ
うに導電性ペースト53が付与される。この導電性ペー
スト53の付与に当たっては、たとえば、スキージ(図
示せず。)が用いられ、これを第1の主面59と平行に
作動させることによって、第1の主面59上に所定の厚
みをもって延びるように導電性ペースト53を付与する
ことが好ましい。
【0072】次いで、押圧部材57による閉成部材56
への押圧が解除され、それによって、閉成部材56の弾
性変形が復元される。これに応じて、導電性ペースト5
3は、スリット61〜63およびキャビテイ64内に吸
い込まれる。
【0073】次いで、第1の主面59上でスキージを作
動させることによって、第1の主面59上の余分な導電
性ペースト53が掻き取られる。このとき、スキージ
は、導電性ペースト53をスリット61〜63内へ押し
込む作用も果たす。
【0074】このようにして、導電性ペースト53のス
リット61〜63およびキャビテイ64への充填ないし
は補給が行なわれるが、前述したような導電性ペースト
53の部品本体32への付与を繰り返し実施する場合に
は、このような導電性ペースト53の充填ないしは補給
工程と付与工程とが交互に繰り返される。
【0075】なお、上述した付与装置54においては、
各組のスリット61〜63内の各空間に連通する比較的
大きな空間を規定するキャビティ64がスリット板55
に設けられたが、このようなキャビティは、必須ではな
く、特に設けられなくてもよい。
【0076】図10は、この発明の他の実施形態による
チップ状電子部品32aの外観を示す斜視図である。図
10に示したチップ状電子部品31aは、図1に示した
チップ状電子部品31と共通する多くの要素を備えてい
るので、図10において、図1に示した要素に相当する
要素には同様の参照符号を付し、重複する説明は省略す
る。
【0077】図10に示したチップ状電子部品31aに
おいては、第1、第2および第3の外部電極39、40
および41は、それぞれ、部品本体32の第1および第
3の側面35および37上に形成される部分ならびにこ
れら第1および第3の側面35および37に隣接する
面、すなわち第2および第4の側面36および38なら
びに第1および第2の端面33および34の各一部にま
で延びるように形成された部分を備えている。
【0078】このようなチップ状電子部品31aの外部
電極39〜41を形成するにあたっては、図8および図
9を参照して説明した導電性ペースト53の付与工程
を、第1および第3の側面35および37に対してのみ
行なえばよい。
【0079】また、図10に示した実施形態に関連し
て、第1、第2および第3の外部電極39、40および
41が、第3の側面37上には形成されず、第1の側面
35上およびこれに隣接する面の一部にまで延びるよう
にだけ形成されてもよい。
【0080】以上、この発明を図示したいつかの実施形
態に関連して説明したが、この発明は、これらに限定さ
れるものではなく、この発明の範囲内において、その
他、種々の実施形態が可能である。
【0081】たとえば、図示した実施形態における第3
の外部電極41は、第1の外部電極39と第2の外部電
極40との間であれば、その位置、数、幅等は、任意に
変更することができる。
【0082】また、図8および図9に示した導電性ペー
スト53の付与工程において、部品本体32をスリット
板55の第1の主面59に接触させたが、わずかに浮か
すようにしてもよい。
【0083】また、導電性ペースト53の付与にあたっ
ては、図8および図9に示したような付与装置54によ
らず、たとえば、図13または図14に示したような装
置を用いてもよい。図13に示したような装置が用いら
れる場合には、スリット板15に、図8に示すような第
1、第2および第3のスリット61、62および63の
ようなスリットが設けられ、他方、図14に示すような
装置が用いられる場合には、塗布板21に、第1、第2
および第3のスリット61、62および63と同様の幅
および間隔を有する溝が設けられる。
【0084】
【発明の効果】以上のように、この発明に係るチップ状
電子部品によれば、外部電極として、部品本体の少なく
とも第1の側面上であって、第1の端面側の端部に形成
される第1の外部電極と、第2の端面側の端部に形成さ
れる第2の外部電極と、第1の外部電極と第2の外部電
極との間に形成される第3の外部電極とを備え、第1、
第2および第3の外部電極は、それぞれ、第1の側面に
隣接する面にまで延びるように形成されるが、第1およ
び第2の外部電極は、それぞれ、第1および第2の端面
の少なくとも中央部を露出させるように形成される。
【0085】したがって、このようなチップ状電子部品
を製造するにあたって、第1、第2および第3の外部電
極を形成するために付与される導電性ペーストをそれぞ
れ通過させるための第1、第2および第3のスリットが
設けられた、スリット板を用い、これら第1、第2およ
び第3のスリットを通して導電性ペーストをスリット板
の第1の主面側に盛り上がるように供給しながら、導電
性ペーストを部品本体の所定の側面上に付与するように
すれば、第1、第2および第3の外部電極を形成するた
めの導電性ペーストを同時に付与することができ、ま
た、部品本体の第1および第2の端面上に導電性ペース
トを付与するための別の工程が不要となる。このことか
ら、導電性ペーストの付与のための工程数を削減でき、
その結果、チップ状電子部品の製造コストの低減を図る
ことができる。
【0086】この発明に係るチップ状電子部品が、部品
本体の内部に、第1および第2の外部電極間で直列接続
された第1および第2のインダクタと、第3の外部電極
に一方のコンデンサ電極が接続されかつ第1および第2
のインダクタの中間点に他方のコンデンサ電極が接続さ
れたコンデンサとを構成している、LC複合電子部品で
あって、部品本体が、第1および第2の端面間を結ぶ長
手方向に積層された複数の絶縁層を備える積層構造を有
し、第1のインダクタが、部品本体を長手方向に三分し
た第1の端面側の部分に配置され、第2のインダクタ
が、第2の端面側の部分に配置され、コンデンサが、中
間部分に配置され、さらに、第1および第2のインダク
タが、それぞれ、軸線方向を長手方向に向けてコイル状
に延びるように絶縁層間に形成されるコイル導体および
絶縁層を貫通するビアホール導体によって与えられ、か
つ、コンデンサを構成するコンデンサ電極が、絶縁層間
に形成されている、そのようなLC複合電子部品である
場合には、インダクタにおいて発生する磁界が第1およ
び第2の外部電極によって遮られることを防止できるの
で、インダクタンスの向上を図ることができる。
【0087】また、この発明に係るチップ状電子部品の
製造方法を実施するにあたり、前述したスリット板の第
2の主面側において第1、第2および第3のスリットの
開口を閉じるように、弾性体からなる閉成部材を配置
し、また、この閉成部材を第1、第2および第3のスリ
ット内に向かって弾性変形させるように閉成部材を押圧
するための押圧部材を用意し、第1、第2および第3の
スリット内に導電性ペーストを充填した後、押圧部材に
よって閉成部材を押圧することによって、閉成部材を第
1、第2および第3のスリット内に向かって弾性変形さ
せ、それによって、第1、第2および第3のスリット内
に充填された導電性ペーストを第1の主面側に盛り上が
るように供給しながら、第1、第2および第3のスリッ
ト内の導電性ペーストを部品本体の特定の側面上に付与
するようにすれば、スリット板の第1の主面側に供給さ
れる導電性ペーストの量が、押圧部材によって閉成部材
を押圧する量、すなわち閉成部材がスリット内に向かっ
て弾性変形される量によって実質的に決まるため、部品
本体に付与される導電性ペーストの量についてのばらつ
きを低減することができる。
【0088】したがって、スリット内の導電性ペースト
を部品本体に付与するにあたり、この導電性ペーストを
部品本体の特定の側面から隣接する面の一部上にまで延
びるように付与される領域を容易にコントロールするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態によるチップ状電子部品
31の外観を示す斜視図である。
【図2】図1に示したチップ状電子部品31に備える部
品本体32の内部構造を一部破断しかつ拡大して示す斜
視図である。
【図3】図1に示したチップ状電子部品31が与える等
価回路を示す図である。
【図4】図2に示した引出し導体44が形成される絶縁
層43を示す平面図である。
【図5】図2に示したコイル導体47が形成される絶縁
層43を示す平面図である。
【図6】図2に示したコンデンサ電極50を形成する絶
縁層43を示す平面図である。
【図7】図2に示したコンデンサ電極52を形成する絶
縁層43を示す平面図である。
【図8】図1に示したチップ状電子部品31の外部電極
39〜41の形成のための導電性ペースト53の付与装
置54に備える基本的構成を一部断面で示す正面図であ
る。
【図9】図8に示した付与装置54の主要部を拡大して
示す断面図である。
【図10】この発明の他の実施形態によるチップ状電子
部品31aの外観を示す斜視図である。
【図11】この発明にとって興味ある従来のチップ状電
子部品1の外観を示す斜視図である。
【図12】図11に示した第1および第2の外部電極9
および10の形成のために付与される導電性ペースト1
3の付与装置を示す断面図である。
【図13】図1に示した第3の外部電極11の形成のた
めに付与される導電性ペースト13の付与装置を示す断
面図である。
【図14】図11に示した第3の外部電極11の形成の
ために付与される導電性ペースト13の付与装置の他の
例を示す斜視図である。
【符号の説明】
31,31a チップ状電子部品 32 部品本体 33 第1の端面 34 第2の端面 35 第1の側面 36 第2の側面 37 第3の側面 38 第4の側面 39 第1の外部電極 40 第2の外部電極 41 第3の外部電極 42 隣接面延長部 43 絶縁層 44 引出し導体 46,48,51 ビアホール導体 47 コイル導体 50,52 コンデンサ電極 53 導電性ペースト 55 スリット板 56 閉成部材 57 押圧部材 59 第1の主面 60 第2の主面 61 第1のスリット 62 第2のスリット 63 第3のスリット L1,L2 インダクタ C コンデンサ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対向する第1および第2の端面ならび
    に前記第1および第2の端面間をそれぞれ連結する第
    1、第2、第3および第4の側面を有するチップ状の部
    品本体と、 前記部品本体の外表面上に形成される外部電極とを備
    え、 前記外部電極は、少なくとも前記第1の側面上であっ
    て、前記第1の端面側の端部に形成される第1の外部電
    極と、前記第2の端面側の端部に形成される第2の外部
    電極と、前記第1の外部電極と前記第2の外部電極との
    間に形成される第3の外部電極とを備え、 前記第1、第2および第3の外部電極は、それぞれ、前
    記第1の側面に隣接する面にまで延びるように形成され
    るが、前記第1および第2の外部電極は、それぞれ、前
    記第1および第2の端面の少なくとも中央部を露出させ
    るように形成されている、チップ状電子部品。
  2. 【請求項2】 前記第1、第2および第3の外部電極
    は、それぞれ、前記第1の側面に対向する前記第3の側
    面上に形成される部分および前記第3の側面に隣接する
    面にまで延びるように形成される部分をさらに備える、
    請求項1に記載のチップ状電子部品。
  3. 【請求項3】 前記第1、第2および第3の外部電極
    は、それぞれ、前記第2および第4の側面上に形成され
    る部分をさらに備え、それによって、前記第1、第2お
    よび第3の外部電極は、それぞれ、第1、第2、第3お
    よび第4の側面を周回する状態となるように形成され、
    かつ、前記第1および第2の外部電極は、それぞれ、第
    1および第2の端面の周縁部にまで延びるように形成さ
    れている、請求項2に記載のチップ状電子部品。
  4. 【請求項4】 前記部品本体の内部には、前記第1およ
    び第2の外部電極間で直列接続された第1および第2の
    インダクタと、前記第3の外部電極に一方のコンデンサ
    電極が接続されかつ前記第1および第2のインダクタの
    中間点に他方のコンデンサ電極が接続されたコンデンサ
    とが構成されている、請求項1ないし3のいずれかに記
    載のチップ状電子部品。
  5. 【請求項5】 前記部品本体は、前記第1および第2の
    端面間を結ぶ長手方向に積層された複数の絶縁層を備え
    る積層構造を有し、 前記第1のインダクタは、前記部品本体を前記長手方向
    に三分した前記第1の端面側の部分に配置され、前記第
    2のインダクタは、前記第2の端面側の部分に配置さ
    れ、前記コンデンサは、中間部分に配置され、 前記第1および第2のインダクタは、それぞれ、軸線方
    向を前記長手方向に向けてコイル状に延びるように前記
    絶縁層間に形成されるコイル導体および前記絶縁層を貫
    通するビアホール導体によって与えられ、 前記コンデンサを構成する前記コンデンサ電極は、前記
    絶縁層間に形成されている、請求項4に記載のチップ状
    電子部品。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載のチ
    ップ状電子部品を製造する方法であって、 前記部品本体を用意する工程と、 所定の間隔を隔てて相対向する第1および第2の主面を
    有し、前記第1の主面側に前記第1ないし第4の側面の
    いずれかを向けて前記部品本体を配置した状態で、前記
    部品本体のいずれかの前記側面上に前記第1、第2およ
    び第3の外部電極を形成するために付与される導電性ペ
    ーストをそれぞれ通過させるための第1、第2および第
    3のスリットが設けられた、スリット板を用意する工程
    と、 前記スリット板の前記第1の主面側にいずれかの前記側
    面を向けるように前記部品本体を配置する工程と、 次いで、前記第1、第2および第3のスリットを通して
    前記導電性ペーストを前記第1の主面側に盛り上がるよ
    うに供給しながら、前記導電性ペーストを前記部品本体
    のいずれかの前記側面上に付与する工程とを備える、チ
    ップ状電子部品の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記スリット板を用意する工程は、前記
    スリット板の前記第2の主面側において前記第1、第2
    および第3のスリットの開口を閉じるように、弾性体か
    らなる閉成部材を配置する工程と、前記閉成部材を前記
    第1、第2および第3のスリット内に向かって弾性変形
    させるように前記閉成部材を押圧するための押圧部材を
    用意する工程と、前記第1、第2および第3のスリット
    内に前記導電性ペーストを充填する工程とを備え、 前記導電性ペーストを付与する工程は、前記押圧部材に
    よって前記閉成部材を押圧することによって、前記閉成
    部材を前記第1、第2および第3のスリット内に向かっ
    て弾性変形させ、それによって、前記第1、第2および
    第3のスリット内に充填された前記導電性ペーストを前
    記第1の主面側に盛り上がるように供給しながら、前記
    第1、第2および第3のスリット内の前記導電性ペース
    トを前記部品本体のいずれかの前記側面上に付与する工
    程を備える、請求項6に記載のチップ状電子部品の製造
    方法。
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