JP2003007575A - 電子部品の電極形成方法 - Google Patents

電子部品の電極形成方法

Info

Publication number
JP2003007575A
JP2003007575A JP2001185934A JP2001185934A JP2003007575A JP 2003007575 A JP2003007575 A JP 2003007575A JP 2001185934 A JP2001185934 A JP 2001185934A JP 2001185934 A JP2001185934 A JP 2001185934A JP 2003007575 A JP2003007575 A JP 2003007575A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic component
conductive paste
holding jig
electrode
transfer plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001185934A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3882537B2 (ja
Inventor
Yasuhiro Morimoto
靖弘 森本
Masanobu Fujita
昌信 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2001185934A priority Critical patent/JP3882537B2/ja
Publication of JP2003007575A publication Critical patent/JP2003007575A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3882537B2 publication Critical patent/JP3882537B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】工程数が少なく、簡易な装置で鉢巻き状の電極
を簡単に形成できる電子部品の電極形成方法を得る。 【解決手段】表裏対向する第1と第2の主面を有する電
子部品1の外周面に、鉢巻き状に周回する電極2,3を
形成する方法であって、第1の転写版30の弾性を持つ
表面に設けられた凹溝31,33に導電ペーストSを充
填し、電子部品1の第1の主面を第1の転写版30の表
面に押し付け、電子部品1の第1の主面およびこの主面
に連なる2つの側面に導電ペーストSを回り込ませて転
写し、導電ペーストSを乾燥させる。次に、第2の転写
版60の弾性を持つ表面に設けられた凹溝61,62に
導電ペーストSを充填し、電子部品1の第2の主面を第
2の転写版60の表面に押し付け、電子部品1の第2の
主面およびこの主面に連なる2つの側面に導電ペースト
Sを回り込ませ、かつ側面に回り込んだ導電ペーストS
が1回目の転写で塗布された導電ペーストSと接続する
ように転写し、導電ペーストSを乾燥させる。最後に導
電ペーストSを焼き付けて電極とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子部品の電極形成
方法、特に表面実装型電子部品における外部電極を形成
するのに適した電極形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、回路の小型化に伴い、リード付き
部品に代わって表面実装型(チップ 型)の電子部品が
広く用いられている。この種の表面実装型電子部品とし
て、例えば特開2000−286665号公報に記載の
ように、基板の上に圧電共振子を搭載し、圧電共振子を
覆うキャップを基板に取り付けた圧電共振部品が提案さ
れている。基板の両端部および中央部の外面には3本の
外部電極が形成されており、両端部の外部電極は基板を
鉢巻き状に周回している。また、中央部の外部電極は、
その上面部分が欠如している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構造の電子部品に
おいて、基板に鉢巻き状の外部電極を形成するには、ス
パッタリング法を用いるのが通例である。しかし、基板
の4面に電極を形成するには、スパッタリングを4回実
施しなければならない。スパッタリングでは電極形成部
以外をマスキングする必要があるので、工程数が多く、
コスト高になる。
【0004】一方、転写法を用いて外部電極を形成する
方法もある。例えば特開平2−33908号公報には、
凹溝に導電ペーストを充填した転写版の表面に電子部品
の側端部を押し付け、導電ペーストを部品の3面に同時
に転写する方法が提案されている。しかし、この方法で
は電子部品の側端部に電極を形成できるものの、鉢巻き
状に周回する電極は形成できない。
【0005】そこで、転写法とスパッタリング法とを併
用して鉢巻き状の電極を形成する方法の一例を図19に
示す。図19の(a)のように、1回目の転写で電子部
品90の一側面と主面の一部に外部電極91を形成す
る。次に、電子部品90を180度反転させ、(b)の
ように2回目の転写で電子部品90の他側面と主面の一
部に外部電極92を形成する。次に、(c)のように表
側の主面にマスキング93を行い、スパッタリングによ
り外部電極94を形成する。この時、外部電極94の両
端部が既に転写法で形成された外部電極91,92と接
続されるように位置合わせを行う。さらに、電子部品9
0を180度反転させ、(d)のように電子部品90の
裏側の主面にマスキング95を行い、スパッタリングに
より外部電極96を形成する。この時、外部電極96の
両端部が外部電極91,92と接続されるように位置合
わせを行う。
【0006】この方法であれば、スパッタリングの回数
を2回分削減できるが、それでも工程数が多く、また転
写装置とスパッタ装置という2種類の装置を必要とする
ので、コスト上昇を招く。さらに、外部電極の側面は厚
膜電極、表裏主面は薄膜電極というように厚みの異なる
2種類の電極で構成されるため、電極強度に差を生じ、
信頼性の低下を招く場合があった。
【0007】そこで、本発明の目的は、工程数が少な
く、簡易な装置で鉢巻き状の電極を簡単に形成できる電
子部品の電極形成方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、表裏対向する第1と第2の
主面を有する電子部品の外周面に、鉢巻き状に周回する
電極を形成する方法であって、弾性を持つ第1の転写版
の表面に設けられた凹溝に第1の導電ペーストを充填す
る工程と、電子部品の第1の主面を第1の転写版の表面
に押し付け、電子部品の第1の主面およびこの主面に連
なる2つの側面に第1の導電ペーストを回り込ませて転
写する工程と、第1の導電ペーストを乾燥させる工程
と、弾性を持つ第2の転写版の表面に設けられた凹溝に
第2の導電ペーストを充填する工程と、電子部品の第2
の主面を第2の転写版の表面に押し付け、電子部品の第
2の主面およびこの主面に連なる2つの側面に第2の導
電ペーストを回り込ませ、かつ側面に回り込んだ第2の
導電ペーストが側面に形成された第1の導電ペーストと
接続されるように転写する工程と、第2の導電ペースト
を乾燥させる工程と、第1,第2の導電ペーストを焼き
付けて電極とする工程と、を有する電子部品の電極形成
方法を提供する。
【0009】まず電子部品の第1の主面を第1の転写版
に押し付け、凹溝に充填された第1の導電ペーストを電
子部品に転写する。電子部品を転写版に押し付けた時、
電子部品は転写版に対して沈み込み、導電ペーストは電
子部品の第1の主面だけでなくこれと連なる2つの側面
にも回り込む。この導電ペーストを乾燥させると、電子
部品の3面に連続する帯状の電極が形成される。次に、
電子部品を180度反転させ、第2の主面を第2の転写
版に押し付け、凹溝に充填された第2の導電ペーストを
電子部品に転写する。この時も1回目の転写と同様に、
導電ペーストを電子部品の第2の主面およびこれと連な
る2つの側面に回り込ませる。特に、第2の導電ペース
トを回り込ませた時、側面に回り込んだ第2の導電ペー
ストが既に側面に塗布されている第1の導電ペーストと
接続されるように、位置および沈み込み量を調整する。
このように2回の転写を実施するだけで、電子部品の周
囲に鉢巻き状に周回する電極を形成することができる。
しかも、外部電極はすべて転写法により形成される厚膜
電極であるから、信頼性の低下を招くことがない。
【0010】本発明の電子部品としては、平板状の部品
が望ましい。つまり、表裏主面の縦横の寸法に比べて、
厚みが薄く、特に厚みが1mm以下であるような薄型部
品が望ましい。その理由は、電子部品の主面を凹溝を有
する転写版に押しつけた際、転写版が撓んで電子部品は
若干沈み込むが、比較的少ない沈み込み量でも、電子部
品の側面に厚みの1/2を越える電極の回り込みを形成
できるからである。電子部品の第1の主面に形成される
電極と第2の主面に形成される電極とは同一位置、同一
幅である必要はない。この場合には、側面に形成される
電極が階段状や屈曲形状となる。
【0011】請求項2のように、電子部品の第2の主面
を粘着性を有する第1の保持治具の表面で密着保持した
状態で、電子部品の第1の主面を第1の転写版の表面に
押し付けるとともに、電子部品の第1の主面を粘着性を
有する第2の保持治具の表面で密着保持した状態で、電
子部品の第2の主面を第2の転写版の表面に押し付ける
のがよい。例えば特公昭62−20685号公報に記載
された保持具を用い、この保持具の穴に電子部品を保持
して転写版に押しつけると、電子部品が転写版に対して
沈み込むので、保持具の表面と転写版の表面とが接近
し、導電ペーストが電子部品の側面まで回り込むだけで
なく、保持具の表面にも付着してしまうことがある。こ
れに対し、電子部品の背面側を粘着性を有する保持治具
で密着保持すれば、電子部品が多少沈み込んでも、転写
版の表面と保持治具の表面との距離を確保できるので、
保持治具に導電ペーストが付着する恐れが少ない。な
お、表面に粘着性を有する保持治具としては、例えばシ
リコーンゴムのような低弾性材料または粘弾性材料を少
なくとも表層部に持つ治具を使用できる。軟質シリコー
ンゴムの場合、1〜10g/mm程度の粘着力を有する
ので、小型部品であれば十分に保持できる。
【0012】請求項3のように、第2の保持治具の粘着
力を第1の保持治具の粘着力より大きくし、第1の保持
治具に電子部品を保持したまま第1の導電ペーストを乾
燥させた後、電子部品の第1の主面を第2の保持治具の
表面に密着させ、電子部品を第1の保持治具から第2の
保持治具に移し替えるようにするのが望ましい。多数の
電子部品に対し同時に電極を形成する場合には、1つの
保持治具に多数の電子部品を密着保持させ、しかも個々
の電子部品の位置を安定に保持する必要がある。しか
し、1回目の転写と2回目の転写との間で電子部品を1
80度反転させる必要があるので、電子部品を第1の保
持治具から一旦取り外してばらばらにした後、再度整列
して第2の保持治具に密着保持させる方法では、作業が
極めて煩雑になる。そこで、請求項3では、第1の保持
治具に電子部品を保持したまま導電ペーストを乾燥さ
せ、導電ペーストが乾燥した電子部品の第1の主面を第
2の保持治具の表面に密着させ、電子部品を第1の保持
治具から第2の保持治具に移し替える。このとき、第2
の保持治具の粘着力が第1の保持治具の粘着力より大き
いので、電子部品は第1の保持治具から第2の保持治具
に簡単に移り替わる。しかも、個々の電子部品の位置は
第1の保持治具から第2の保持治具に移る間で変化しな
いので、位置精度に狂いが生じない。このような移し替
え方法を用いれば、多数の電子部品を効率よく、かつ精
度よく反転させることができる。
【0013】請求項4のように、保持治具に、電子部品
の電極形成箇所に相当する箇所に逃げ部を設けてもよ
い。電子部品の背面側を粘着性を有する保持治具で密着
保持し、電子部品の主面を転写版に押しつけるので、保
持治具に導電ペーストが付着する恐れが少ないが、強く
押しつけた場合には側面に回り込んだ導電ペーストが保
持治具に付着する可能性がある。そこで、保持治具の電
極形成箇所に相当する箇所に予め逃げ部を設けておくこ
とで、導電ペーストが保持治具に付着する可能性をさら
に低くできる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1〜図3は本発明に係る製造方
法により製造されたケース基板1を用いた表面実装型の
圧電共振部品の一例を示す。この圧電共振部品は、ケー
ス基板1の上に短冊形の圧電素子10を搭載し、ケース
基板1の上に金属キャップ20を接着することにより、
圧電素子10の周囲を封止した構造となっている。
【0015】ケース基板1は、圧電性を有しない誘電体
セラミックスを複数層積層したものであり、全体として
長方形板状に形成されている。ケース基板1の外表面に
は、図4,図5に示すように、入,出力電極となる第
1,第2の外部電極2,3と、アース電極となる第3の
外部電極4とが形成されている。これら外部電極2,
3,4は厚膜電極である。第1,第2の外部電極2,3
はケース基板1の上面,下面および両側面を鉢巻き状に
周回する帯状電極であり、ケース基板1の上下面におい
て幅方向に延びる上面電極2a,3aおよび下面電極2
b,3bと、ケース基板1の両側面において厚み方向に
延びる側面電極2c,3cとを有している。ここでは、
上面電極2a,3a、下面電極2b,3b、側面電極2
c,3cは互いに同一幅に形成されている。第3の外部
電極4はケース基板1の下面から両側面の一部へ延びる
帯状の電極であり、ケース基板1の上面側のみが欠落し
ている。すなわち、第3の外部電極4は下面電極4aと
側面電極4bとで構成されている。
【0016】ケース基板1の内部には、図5に示すよう
に複数の容量電極5〜9が形成されている。すなわち、
ケース基板1は4層の誘電体層1a〜1dで構成されて
おり、第1の層1aには容量電極が形成されておらず、
第2の層1bには2つに分割された容量電極5,6が形
成され、第3の層1cには1つの広面積な容量電極7が
形成され、第4の層1dには2つに分割された容量電極
8,9が形成されている。容量電極5,6と容量電極
8,9は同一形状である。容量電極5〜9の幅方向両端
部には、ケース基板1の長辺側側面に露出する引出部5
a〜9aが形成され、引出部5a,8aは第1の外部電
極2の側面電極2cと接続され、引出部6a,9aは第
2の外部電極3の側面電極3cと接続されている。さら
に、容量電極7の引出部7aは第3の外部電極4の側面
電極4bと接続されている。したがって、図6に示すよ
うに、第2の層1bを間にして対向する容量電極5,6
と容量電極7との間でコンデンサC1,C2が形成さ
れ、第3の層1cを間にして対向する容量電極8,9と
容量電極7との間でコンデンサC3,C4が形成され
る。
【0017】この実施例では、ケース基板1を4層の誘
電体層1a〜1dで構成し、その内部に3層の容量電極
5〜9を形成したが、これに限るものではない。例え
ば、誘電体層を3層構造(容量電極を2層構造)として
もよいし、誘電体層を5層以上(容量電極を4層以上)
としてもよく、位相補償特性に応じて決定すればよい。
【0018】この実施例の圧電素子10は、図7に示さ
れるように、エネルギー閉じ込め型厚み縦振動モードの
高調波を利用した圧電共振子であって、細長い矩形板状
の圧電セラミックスよりなる圧電体11と、この圧電体
11の表裏両面に形成され、かつ圧電体11の長さ方向
の一端から略中央部まで延びる第1,第2の励振電極1
2,13と、圧電体11の内部に形成され、圧電体11
の長さ方向の他端から略中央部まで延びる内部電極14
とを備えており、励振電極12,13と内部電極14と
は一部で対向している。圧電体11の長さ方向両端面に
は端面電極15,16が形成され、一方の端面電極15
は励振電極12,13と接続され、他方の端面電極16
は内部電極14と接続されている。なお、端面電極16
は、圧電体11の表裏面まで一部回り込んでいる。圧電
体11は図7に矢印Pで示すように厚み方向に分極され
ており、端面電極15,16間に所定の信号を入力する
ことにより、スプリアスの少ない厚み縦振動の高調波を
励振させることができる。
【0019】図1,図3に示すように、圧電素子10は
その長さ方向がケース基板1の長辺方向と平行になるよ
うに、ケース基板1上に配置され、端面電極16,15
が、ケース基板1の上面電極2a,3aにそれぞれ導電
性接着剤や半田などの導電性接合材17,18によって
電気的に接続され、かつ機械的に固定されている。な
お、圧電素子10の振動を阻害しないように、圧電素子
10の中央部とケース基板1との間には所定の隙間δが
設けられている(図3参照)。
【0020】キャップ20は金属板をプレス成形したも
のであり、その開口部には絶縁性の接着剤(図示せず)
が転写などによって塗布される。ケース基板1の上に圧
電素子10が搭載された後、キャップ20が圧電素子1
0を覆うようにケース基板1の上面に接着固定される。
接着剤としては、例えばエポキシ系などの熱硬化性接着
剤を用いることができる。なお、絶縁性接着剤で接着固
定した後、導電性接着剤によってキャップ20とアース
電極4とを接続し、シールド構造としてもよい。この実
施例のキャップ20は金属板をプレス成形したものであ
るが、樹脂製キャップあるいはセラミック製キャップを
用いてもよい。
【0021】ここで、上記実施例におけるケース基板1
の製造途中における各電極形状を図8に示す。図8の
(a)は、容量電極5〜9を形成した4層の誘電体層1
a〜1dを積層し、焼成した状態を示す。ケース基板1
の長辺側の側面には、容量電極5〜9の引出部5a〜9
aが露出している。なお、引出部5a〜9aを露出させ
るために、ケース基板1の側面を平面研磨してもよい
し、後述する側面電極2c,3c,4bとの電気的導通
性を高めるために、サンドブラストやバレル研磨などを
用いてケース基板1の側面を粗面としてもよい。図8の
(b)は、ケース基板1の下面から側面に亘って連続し
て下面電極2b,3b,4aと側面電極部分2c2 ,3
2 ,4bとを形成し、側面電極部分2c 2 ,3c2
4bによってケース基板1の側面に露出した容量電極5
〜9の引出部5a〜9aを覆った状態を示す。図8の
(c)は、(b)のように下面から側面に亘って連続し
た電極を形成したケース基板1を180度反転させ、
(b)とほぼ同様の方法を用いてケース基板1の上面か
ら側面にわたって連続した電極2a,3aおよび側面電
極部分2c1,3c1 を形成した状態を示す。この際、
側面電極部分2c1 ,3c1 と側面電極部分2c2 ,3
2 とを接合させることが重要である。上記のようにし
て、鉢巻き状に周回する外部電極2,3を形成できると
共に、下面から側面へと延びる外部電極4も同時に形成
できる。
【0022】図9〜図11は外部電極2,3,4の具体
的な形成方法を示す。図9は1回目の転写方法を示す。
図9の(a)は、上面に複数本の溝31〜33を有する
第1の転写版30の上方に、電極を形成していないケー
ス基板1を配置した状態を示す。転写版30はゴム弾性
を有するものであり、溝31〜33には導電ペーストS
が転写版30の表面とほぼ同一面となるように充填され
ている。具体的には、導電ペーストSを転写版30の表
面に供給し、スキージングすることで簡単に充填でき
る。また、ケース基板1は第1の保持治具40の下面に
密着保持されている。第1の保持治具40は、少なくと
も表層部が粘着性を持つシリコーンゴムなどの弾性材料
で構成されている。なお、第1の保持治具40を弾性材
料のみで形成する場合のほか、剛性を持つ芯材の表層部
を弾性材料で被覆したものでもよい。図9の(b)は、
第1の保持治具40を降下させ、ケース基板1を転写版
30に押しつけた状態を示す。ケース基板1を押しつけ
ることにより、転写版30が撓み、ケース基板1は転写
版30に対して沈み込む。このとき、溝31〜33内の
ペーストSの一部がケース基板1の下面に押されてケー
ス基板1の側面に回り込む。保持治具40はケース基板
1の背面を密着保持しているに過ぎないので、保持治具
40と転写版30との距離を確保でき、ペーストSが保
持治具40に付着する恐れが少ない。図9の(c)は、
第1の保持治具40を上昇させ、ケース基板1を転写版
30から引き上げた状態を示し、ケース基板1の下面か
ら側面に亘って連続的にペーストSが塗布される。1回
の転写が終了した転写版30の溝31〜33にはペース
トSの残量が少なくなるので、次の塗布のために転写版
30の上面にペーストSを供給し、スキージングするこ
とで、図9の(a)の状態に復帰する。図9の(c)の
ように導電ペーストSを塗布したケース基板1を保持治
具40に密着保持したまま、乾燥炉へ搬送し、導電ペー
ストSを乾燥させる。
【0023】図10は1回目の転写が終了したケース基
板1を180度反転させる方法を示す。図10の(a)
は、第1の保持治具40に保持されたケース基板1に対
し、第2の保持治具50を対面させた状態を示す。第2
の保持治具50も第1の保持治具40と同様に、その表
面でケース基板1を密着保持するものであり、例えばシ
リコーンゴムなどの表面に粘着性を持つ弾性材料で構成
されている。特に、第2の保持治具50の粘着力は第1
の保持治具1の粘着力より大きい。図10の(b)は、
第1の保持治具40に保持されたケース基板1に対し、
第2の保持治具50を押しつけた状態を示す。この際、
乾燥した導電ペースト3部分だけでなく、ケース基板1
の導電ペーストSが付着していない部分にも保持治具5
0が密着するように押し付けるのがよい。図10の
(c)は、第2の保持治具50を第1の保持治具40か
ら引き離した状態を示し、粘着力の差によってケース基
板1は第1の保持治具40から第2の保持治具50へ移
し替えられる。なお、図10では単一のケース基板1を
保持治具40から保持治具50へ移し替える場合を示し
ているが、実際の製造に際しては、数百あるいは数千個
のケース基板1が同時に移し替えられる。上記のような
粘着力の差のある2種類の保持治具40,50を用いる
ことで、多数個のケース基板1を一括して、かつ個々の
ケース基板1の位置や姿勢を変えずに、保持治具40か
ら保持治具50へ反転させて移し替えることができる。
【0024】図11は2回目の転写方法を示す。図11
の(a)は、上記のように第2の保持治具50に移し替
えられたケース基板1を、上面に2本の溝61,62を
有する第2の転写版60の上方に配置した状態を示す。
第2の転写版60も第1の転写版30と同様にゴム弾性
を有するものであり、溝61,62には導電ペーストS
が転写版60の表面とほぼ同一面となるように充填され
ている。ここで重要な点は、1回目の転写で塗布された
外部電極2,3となる導電ペーストSの位置が、溝6
1,62の位置と一致するように、保持治具50を転写
版60に対して正確に位置決めすることである。図11
の(b)は、保持治具50を降下させ、ケース基板1を
転写版60に押しつけた状態を示す。ケース基板1を押
しつけることにより、転写版60が撓み、溝61,62
内のペーストSの一部がケース基板1の下面に押されて
ケース基板1の側面に回り込む。そのため、ケース基板
1の側面に回り込んだ導電ペーストSは、1回目に塗布
された導電ペーストSの側面電極部分と接続される。図
11の(c)は、保持治具50を上昇させ、ケース基板
1を転写版60から引き上げた状態を示す。この状態
で、ケース基板1の上面,下面および両側面に鉢巻き状
に周回するよう導電ペーストSが塗布される。図11の
(c)のように導電ペーストSを塗布したケース基板1
を保持治具50に密着保持したまま、乾燥炉へ搬送し、
導電ペーストSを乾燥させる。導電ペーストSが乾燥し
た後、ケース基板1を保持治具50から取り外し、焼成
炉へ搬送して導電ペーストSを焼き付ける。その結果、
外部電極2〜4を有するケース基板1が完成する。な
お、半田付け性向上のため、外部電極2〜4の上に適宜
メッキ処理などを施してもよい。
【0025】図12は保持治具の他の例を示す。上記実
施例では平板状の保持治具40,50を使用したが、こ
の保持治具70は、表面に粘着性を有する凸部71を持
ち、この凸部71で電子部品1の短辺方向中央部の背面
を密着保持するものである。そのため、電子部品1を転
写版に押しつけた時、保持治具70の凸部71以外の逃
げ部72と、転写版との距離を確保でき、導電ペースト
Sが保持治具70に付着するのを防止できる。
【0026】この場合、図13,図14に示すように、
凸部71を剛体よりなる芯材73の表層部に粘着性を有
する弾性体74の被膜を形成した構成とすれば、電子部
品1を転写版に押しつけた時の凸部71の撓みを少なく
でき、導電ペーストの付着防止効果が高くなる。なお、
凸部71の断面形状を図15のような台形形状としても
よい。
【0027】図16は保持治具のさらに他の例を示す。
この保持治具80は、粘着性を有する平板部81に、導
電ペーストの塗布箇所に相当する部分に逃げ溝82を設
けたものである。この場合も、電子部品1を転写版に押
しつけた時、保持治具80の逃げ溝82と転写版との距
離を確保でき、導電ペーストSが保持治具80に付着す
るのを防止できる。
【0028】図17はケース基板の第2実施例を示す。
なお、第1実施例のケース基板1と同一部分には同一符
号を付して重複説明を省略する。第2実施例のケース基
板1では、上面電極2a,3aの間隔d1を、下面電極
2b,3bの間隔d2より狭くしたものである。その理
由は、上面電極2a,3aの間隔d1はその上に搭載さ
れる電子部品素子(圧電素子)10の長さに応じて、下
面電極の間隔d2はケース基板1を実装する回路基板な
どの電極パッドの間隔に応じて、それぞれ最適な寸法に
設定するためである。この実施例では、側面電極2c,
3cが階段状に屈曲している。
【0029】図18はケース基板の第3実施例を示す。
なお、第1実施例のケース基板1と同一部分には同一符
号を付して重複説明を省略する。第3実施例のケース基
板1では、上面電極2a,3aの幅d3を下面電極2
b,3bの幅d4より広くしたものである。但し、上面
電極2a,3aの間隔d1は下面電極2b,3bの間隔
d2より狭い。この場合には、第2実施例のケース基板
と同様に、上面電極2a,3aの間隔d1と下面電極の
間隔d2をそれぞれ最適な寸法に設定できるとともに、
ケース基板1の上面のキャップ接着部に、上面電極2
a,3aによる段差が少なくなり、キャップ20の封止
性が向上する利点がある。
【0030】上記各実施例では、ケース基板1の両端部
に鉢巻き状に周回する外部電極2,3を形成し、中央部
に下面と側面とに連続する外部電極4を形成したが、こ
れに限るものではない。例えば、中央部の外部電極4を
省略してもよいし、両端部と中央部とに3本の鉢巻き状
電極を形成してもよい。その他、鉢巻き状電極の本数や
形状は任意に変更できる。また、ケース基板1として誘
電体よりなる多層基板を用いたが、ガラスセラミック,
ガラスエポキシ樹脂、耐熱性樹脂等で構成してもよい。
したがって、容量を内蔵したケース基板に限るものでは
ない。さらに、ケース基板1の上に搭載される電子部品
素子は、厚み縦振動モード以外の圧電素子でもよく、さ
らに圧電素子以外の電子部品素子であってもよい。
【0031】電子部品の主面を転写版に押し付ける際、
電子部品を保持する保持具として、粘着性を有する表面
を持つ保持治具を使用したが、この保持治具はシリコー
ンゴムのようにその素材自体が粘着性を持つものに限ら
ず、粘着テープなどを用いてもよい。また、特公昭62
−20685号公報に記載された保持穴を備えた保持治
具を使用してもよく、電子部品を真空吸着する方式や、
電子部品の外周面をチャックする方式の保持治具を使用
してもよい。
【0032】また、電子部品を第1の保持治具から第2
の保持治具に移し替えるために、第2の保持治具の粘着
力を第1の保持治具の粘着力より大きくしたが、例えば
第2の保持治具の粘着面積を第1の保持治具の粘着面積
より大きくしてもよい。例えば、第1の保持治具を図1
2、第2の保持治具を図16のようにすれば、粘着面積
に差ができ、移し替えが容易にできる。また、第1の保
持治具の粘着面に貫通穴を形成し、移し替え時に裏から
ピンで押すことで移し替えを行ってもよい。さらに、シ
リコーンゴムではなく粘着テープを用いた場合には、加
熱やUV照射などで粘着力を低下させることで、第1の
保持治具から第2の保持治具へ容易に移し替えを行うこ
とができる。
【0033】本発明が対象とする電子部品としては、上
記実施例のような電子部品のケース基板に限らず、積層
セラミックコンデンサや、チップ抵抗、チップインダク
タなどのチップ部品であってもよい。
【0034】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、電子部品の第1の主面を第1の転写版に押し付
け、電子部品の第1の主面とこれに連なる2つの側面に
導電ペーストを回り込ませて転写した後、電子部品を1
80度反転させ、第2の主面を第2の転写版に押し付け
て、電子部品の第2の主面とこれに連なる2つの側面に
導電ペーストを回り込ませて転写し、側面に回り込んだ
第2の導電ペーストを側面に塗布されている第1の導電
ペーストと接続したものである。このように2回の転写
を実施するだけで、電子部品の周囲に鉢巻き状に周回す
る電極を形成することができる。そのため、工程数が少
なく、しかも簡易な転写版を用いて鉢巻き状の電極を簡
単に形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る製造方法により製造されたケース
基板を用いた表面実装型電子部品の一例の斜視図であ
る。
【図2】図1に示す電子部品の外観図であり、(a)は
平面図、 (b)は正面図、 (c)は側面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図1に示す電子部品に用いられるケース基板の
斜視図である。
【図5】ケース基板の分解斜視図である。
【図6】図1に示す電子部品の回路図である。
【図7】図1に示す電子部品に搭載される圧電素子の斜
視図である。
【図8】ケース基板の製造途中における電極形状を示す
斜視図である。
【図9】ケース基板の電極形成方法の第1段階を示す工
程図である。
【図10】ケース基板の電極形成方法の第2段階を示す
工程図である。
【図11】ケース基板の電極形成方法の第3段階を示す
工程図である。
【図12】保持治具の他の実施例の斜視図である。
【図13】図12のB−B線断面図である。
【図14】図12のC−C線断面図である。
【図15】図12に示す保持治具の凸部の変形例であ
る。
【図16】保持治具のさらに他の実施例の斜視図であ
る。
【図17】ケース基板の第2実施例の斜視図である。
【図18】ケース基板の第3実施例の斜視図である。
【図19】転写法とスパッタリング法とを併用した従来
例の工程図である。
【符号の説明】
1 ケース基板(電子部品) 2 第1の外部電極 3 第2の外部電極 10 圧電素子 20 キャップ 30 第1の転写版 31〜33 凹溝 40 第1の保持治具 50 第2の保持治具 60 第2の転写版 61,62 凹溝 S 導電ペースト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E082 AA01 AB03 BB05 CC01 EE04 EE35 FG04 5J108 CC04 DD01 DD06 DD07 EE03 EE07 EE18 GG15 GG16 JJ02 KK07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表裏対向する第1と第2の主面を有する電
    子部品の外周面に、鉢巻き状に周回する電極を形成する
    方法であって、弾性を持つ第1の転写版の表面に設けら
    れた凹溝に第1の導電ペーストを充填する工程と、電子
    部品の第1の主面を第1の転写版の表面に押し付け、電
    子部品の第1の主面およびこの主面に連なる2つの側面
    に第1の導電ペーストを回り込ませて転写する工程と、
    第1の導電ペーストを乾燥させる工程と、弾性を持つ第
    2の転写版の表面に設けられた凹溝に第2の導電ペース
    トを充填する工程と、電子部品の第2の主面を第2の転
    写版の表面に押し付け、電子部品の第2の主面およびこ
    の主面に連なる2つの側面に第2の導電ペーストを回り
    込ませ、かつ側面に回り込んだ第2の導電ペーストが側
    面に形成された第1の導電ペーストと接続されるように
    転写する工程と、第2の導電ペーストを乾燥させる工程
    と、第1,第2の導電ペーストを焼き付けて電極とする
    工程と、を有する電子部品の電極形成方法。
  2. 【請求項2】上記電子部品の第2の主面を粘着性を有す
    る第1の保持治具の表面で密着保持した状態で、電子部
    品の第1の主面を第1の転写版の表面に押し付けるとと
    もに、第1の導電ペーストが形成された電子部品の第1
    の主面を粘着性を有する第2の保持治具の表面で密着保
    持した状態で、電子部品の第2の主面を第2の転写版の
    表面に押し付けることを特徴とする請求項1に記載の電
    子部品の電極形成方法。
  3. 【請求項3】上記第2の保持治具の粘着力は第1の保持
    治具の粘着力より大きく、第1の保持治具に電子部品を
    保持したまま第1の導電ペーストを乾燥させた後、電子
    部品の第1の主面を第2の保持治具の表面に密着させ、
    電子部品を第1の保持治具から第2の保持治具に移し替
    えることを特徴とする請求項2に記載の電子部品の電極
    形成方法。
  4. 【請求項4】上記保持治具には、電子部品の電極形成箇
    所に相当する箇所に逃げ部が設けられていることを特徴
    とする請求項2または3に記載の電子部品の電極形成方
    法。
JP2001185934A 2001-06-20 2001-06-20 電子部品の電極形成方法 Expired - Lifetime JP3882537B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001185934A JP3882537B2 (ja) 2001-06-20 2001-06-20 電子部品の電極形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001185934A JP3882537B2 (ja) 2001-06-20 2001-06-20 電子部品の電極形成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003007575A true JP2003007575A (ja) 2003-01-10
JP3882537B2 JP3882537B2 (ja) 2007-02-21

Family

ID=19025438

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001185934A Expired - Lifetime JP3882537B2 (ja) 2001-06-20 2001-06-20 電子部品の電極形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3882537B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008251824A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Nitta Ind Corp チップ型電子部品の外部電極形成方法
JP2008251823A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Nitta Ind Corp チップ型電子部品の外部電極形成方法
JP2009016428A (ja) * 2007-07-02 2009-01-22 Shin Etsu Polymer Co Ltd 保持治具及び被粘着物の離脱方法
WO2013161659A1 (ja) * 2012-04-25 2013-10-31 株式会社村田製作所 電子部品
JP2017028240A (ja) * 2015-07-27 2017-02-02 太陽誘電株式会社 積層セラミック電子部品及びその製造方法
JP2018050235A (ja) * 2016-09-23 2018-03-29 京セラ株式会社 圧電部品
US10074482B2 (en) 2015-07-27 2018-09-11 Taiyo Yuden Co., Ltd. Multi-layer ceramic electronic component having side face external electrode and method of producing the same
US10340081B2 (en) 2016-05-31 2019-07-02 Murata Manufacturing Co., Ltd. Ceramic capacitor

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09275046A (ja) * 1996-04-04 1997-10-21 Hitachi Metals Ltd 電子部品の端子電極形成方法及び転写方法
JPH1145837A (ja) * 1997-07-24 1999-02-16 Murata Mfg Co Ltd チップ状電子部品の電極形成方法およびチップ状電子部品用ホルダ
JP2001057311A (ja) * 1999-08-19 2001-02-27 Murata Mfg Co Ltd チップ状電子部品およびその製造方法
JP2001118755A (ja) * 1999-10-15 2001-04-27 Murata Mfg Co Ltd チップ状部品用ホルダおよびチップ状部品の取扱方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09275046A (ja) * 1996-04-04 1997-10-21 Hitachi Metals Ltd 電子部品の端子電極形成方法及び転写方法
JPH1145837A (ja) * 1997-07-24 1999-02-16 Murata Mfg Co Ltd チップ状電子部品の電極形成方法およびチップ状電子部品用ホルダ
JP2001057311A (ja) * 1999-08-19 2001-02-27 Murata Mfg Co Ltd チップ状電子部品およびその製造方法
JP2001118755A (ja) * 1999-10-15 2001-04-27 Murata Mfg Co Ltd チップ状部品用ホルダおよびチップ状部品の取扱方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008251824A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Nitta Ind Corp チップ型電子部品の外部電極形成方法
JP2008251823A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Nitta Ind Corp チップ型電子部品の外部電極形成方法
JP2009016428A (ja) * 2007-07-02 2009-01-22 Shin Etsu Polymer Co Ltd 保持治具及び被粘着物の離脱方法
WO2013161659A1 (ja) * 2012-04-25 2013-10-31 株式会社村田製作所 電子部品
JP2017028240A (ja) * 2015-07-27 2017-02-02 太陽誘電株式会社 積層セラミック電子部品及びその製造方法
CN106409503A (zh) * 2015-07-27 2017-02-15 太阳诱电株式会社 层叠陶瓷电子部件及其制造方法
US10074482B2 (en) 2015-07-27 2018-09-11 Taiyo Yuden Co., Ltd. Multi-layer ceramic electronic component having side face external electrode and method of producing the same
US10535467B2 (en) 2015-07-27 2020-01-14 Taiyo Yuden Co., Ltd. Multi-layer ceramic electronic component having side face external electrode and method of producing the same
US10340081B2 (en) 2016-05-31 2019-07-02 Murata Manufacturing Co., Ltd. Ceramic capacitor
JP2018050235A (ja) * 2016-09-23 2018-03-29 京セラ株式会社 圧電部品

Also Published As

Publication number Publication date
JP3882537B2 (ja) 2007-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5533387B2 (ja) セラミック電子部品
JP7233837B2 (ja) 電子部品の製造方法及び電子部品
EP2940864B1 (en) Piezoelectric component
JP2019114669A (ja) 電子部品
JP2012028502A (ja) 積層コンデンサ、及び配線基板
JP2003007575A (ja) 電子部品の電極形成方法
JP3855679B2 (ja) 表面実装型電子部品
JP2004063664A (ja) キャビティ付き多層セラミック基板
WO2019039335A1 (ja) 電子部品の製造方法及び電子部品
US6433466B2 (en) Piezoelectric resonant component
US6483401B2 (en) Substrate for packaging electronic component and piezoelectric resonance component using the same
JP2007227751A (ja) 電子部品およびその製造方法
JP2587851Y2 (ja) 積層コンデンサ
JPH1140460A (ja) 積層セラミック電子部品
JPH02299310A (ja) 圧電共振子及びその製造方法
JP3209304B2 (ja) 積層型電子部品及びその製造方法
JP2001023864A (ja) 多連型電子部品
JP4508997B2 (ja) 圧電共振部品
JP2001127578A (ja) 圧電振動部品及びその製造方法
JPH08237066A (ja) 圧電共振子およびその製造方法
JPH08306576A (ja) 電子部品とその製造方法
JP2001274271A (ja) 電子部品装置の製造方法
JP2000150303A (ja) 固体複合部品の製造方法
JPH11168345A (ja) 圧電共振部品およびその製造方法
JP2001237664A (ja) 圧電振動部品及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060310

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060314

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060425

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061024

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061106

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3882537

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101124

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101124

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111124

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111124

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121124

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121124

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131124

Year of fee payment: 7

EXPY Cancellation because of completion of term