JP2001054746A - ガスノズル - Google Patents

ガスノズル

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JP2001054746A
JP2001054746A JP11233545A JP23354599A JP2001054746A JP 2001054746 A JP2001054746 A JP 2001054746A JP 11233545 A JP11233545 A JP 11233545A JP 23354599 A JP23354599 A JP 23354599A JP 2001054746 A JP2001054746 A JP 2001054746A
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gas nozzle
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porous body
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Yoshimichi Yonekura
義道 米倉
Mitsuo Kato
光雄 加藤
Akira Yamada
山田  明
Kenichiro Kosaka
健一郎 小阪
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吹出口からのガスの流速分布を均一にするこ
とができるガスノズルを提供する。 【解決手段】 箱型をなすノズル本体11の一端面側に
当該ノズル本体11内のヘッダ11cにガス1を供給す
る管型の供給口11aを設け、ノズル本体11の他端面
側に上記ヘッダ11cからのガス1を吹き出すスリット
状の吹出口11bを形成し、焼結金属やセラミックスな
どからなる多孔質体12をノズル本体11の内部の供給
口11aと吹出口11bとの間に当該ノズル本体11の
内部を供給口11a側と吹出口11b側とに仕切るよう
にして設けてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスノズルに関
し、特に、常圧CVD装置でガスを導入する場合や、ガ
スを吹き付けて対象物を加熱または冷却する場合などに
適用すると有効なものである。
【0002】
【従来の技術】半導体や絶縁体などの製造において、大
型の基板に薄膜を形成する場合には、低コストで連続的
に成膜することができる常圧CVD装置が用いられてい
る。この常圧CVD装置に用いられているガスノズル
は、例えば、図12,13に示すように、管型の供給口
211a,221aおよびスリット状の吹出口211
b,221bを有する箱型のノズル本体211,221
の内部に、小孔212a,222aを多数形成した通気
部212,222が設けられている。
【0003】このようなガスノズル210,220にお
いては、ノズル本体211,221の供給口211a,
221aからヘッダ211c,221c内にガス1を供
給すると、当該ガス1がヘッダ211c,221cから
通気部212,222の小孔212a,222aを流通
し、流通方向(本体211,221の長手方向)での流
通量を均一化されるので、吹出口211b,221bか
ら吹き出すガス1の吹出方向での量を均一化することが
できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たようなガスノズル210,220では、吹出口211
b,221bの開口面に沿った方向(ガス1の吹出方向
と直交する方向)でのガス1の流速分布が均一にならな
いため、形成した膜の厚さにムラを生じてしまう場合が
あった。
【0005】このようなことから、本発明は、吹出口か
らのガスの流速分布を均一にすることができるガスノズ
ルを提供することを目的とした。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決する
ための、本発明によるガスノズルは、ガスを供給される
供給口と、前記供給口からの前記ガスを吹き出す吹出口
とを有するノズル本体を備えてなるガスノズルにおい
て、前記ノズル本体の内部の前記供給口と前記吹出口と
の間に前記ガスの圧力損失を増大させるガス流速調整手
段を設けたことを特徴とする。
【0007】上述したガスノズルにおいて、前記ガス流
速調整手段が多孔質体であることを特徴とする。
【0008】上述したガスノズルにおいて、前記多孔質
体の孔径が20〜200μmであり、当該多孔質体の空
隙率が30〜50%であることを特徴とする。
【0009】上述したガスノズルにおいて、前記ノズル
本体が複数隣接して設けられていることを特徴とする。
【0010】上述したガスノズルにおいて、前記ノズル
本体が前記供給口を複数有していることを特徴とする。
【0011】上述したガスノズルにおいて、前記吹出口
の開口面がスリット状をなしていることを特徴とする。
【0012】上述したガスノズルにおいて、前記吹出口
が矩型または同一平面に沿って前記ガスを吹き付けでき
るように環状をなしていることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明によるガスノズルの実施の
形態を以下に説明するが、本発明は、以下の実施の形態
に限定されるものではない。
【0014】[第一番目の実施の形態]本発明によるガ
スノズルの第一番目の実施の形態を図1を用いて説明す
る。図1は、そのガスノズルの概略構成図である。
【0015】図1に示すように、箱型をなすノズル本体
11の一端面側には、当該ノズル本体11内のヘッダ1
1cにガス1を供給する管型の供給口11aが設けられ
ている。このノズル本体11の他端面側には、上記ヘッ
ダ11cからのガス1を吹き出すスリット状の吹出口1
1bが形成されている。ノズル本体11の内部の供給口
11aと吹出口11bとの間には、焼結金属やセラミッ
クスなどからなるガス流速調整手段である多孔質体12
が当該ノズル本体11の内部を供給口11a側と吹出口
11b側とに仕切るようにして設けられており、当該多
孔質体12は、孔径が20〜200μm、空隙率が30
〜50%となっている。
【0016】このようなガスノズル10においては、ノ
ズル本体11の供給口11aからヘッダ11c内にガス
1を供給すると、当該ガス1が多孔質体12内を通過し
た後に吹出口11bから吹き出すようになる。ここで、
ガス1が多孔質体12を通過する際、圧力損失が大きい
ため、ガス1が多孔質体12を通過する前にノズル本体
11のヘッダ11c内で吹出口11bの開口面に沿って
均一に分散するようになる。このため、ガス1は、多孔
質体12を通過した後の吹出口11bから吹き出す流速
分布が均一に揃うようになる。
【0017】よって、例えば、図2に示すように、ヘッ
ダ11cの吹出口11bの長手方向一端側に供給口21
aを設けたノズル本体11を備えたガスノズル20であ
っても、上記ガスノズル10の場合と同様に、ガス1が
多孔質体12を通過する前にノズル本体11のヘッダ1
1c内で吹出口11bの開口面に沿って均一に分散する
ようになるので、多孔質体12を通過した後の吹出口1
1bから吹き出すガス1の流速分布を均一に揃えること
ができる。
【0018】ここで、上記作用を図3を用いてさらに詳
しく説明する。図3は、作用説明図である。
【0019】ノズル本体11内のヘッダ11cに供給口
21aから供給されたガス1の動圧qt2 は、下記の式
(1)で表され、当該ガス1の多孔質体12での圧力損
失ΔP3 は、下記の式(2)で表される。
【0020】 qt2 = (γ/2g)・(Q/A2)2 (1) ΔP3=ξ(L3/Dp )・{γ(V3)2/2g} (2) ただし、qt2 =ヘッダでの動圧(mmAq) γ =ガスの比重量(kg/m3) g =重力加速度(9.8m/s2) Q =ガスの流量(m3/s) A2 =ヘッダの断面積(m2) ΔP3=多孔質体での圧力損失(mmAq) L3 =多孔質体の厚さ(m) Dp =多孔質体の球相当径(m) V3 =多孔質体でのガス流速(m/s) =Q/A33 =多孔質体の断面積(m2) ξ ={300(1-ε)2}/{( Dp V3/νv ) ε3 } ε =空隙率 νv =動粘性係数(m2/s)
【0021】ここで、例えば、ヘッダ11cを、長さ
0.5m、幅0.04m、高さ0.02mとし、多孔質
体12を、長さ0.5m、幅0.02m、厚さ0.01
m、球相当径(Dp )1.7×10-4m、空隙率(ε)
0.4とし、ガス1として空気を毎分120リットルの
流量で供給口21aから導入した場合、上記動圧qt2
および圧力損失ΔP3 は、次の値となる。ただし、ガス
の比重量(γ)は1.2kg/m3 とし、動粘性係数
(νv )は2.38×10-52 /sとする。
【0022】 qt2 ={1.2/(2×9.8)}・{ 2×10-3/(0.02×0.04) }2 =0.38mmAq V3 =(2×10-3) /(0.5×0.02) =0.2m/s ξ ={300(1-0.4)2 }/{(1.7×10-4×0.2/2.38×10-5) ×(0.4)3} =1.18×103 ΔP3=1.18×103 ×(0.01/1.7 ×10-4) ・{1.2 ×(0.2)2}/(2×9.8) =170mmAq
【0023】よって、ヘッダ11a内での動圧qt2
多孔質体12での圧力損失ΔP3 よりもはるかに小さ
く、多孔質体12の出側で両側に生じる速度分布差が最
大でも(0.38/170)×100=0.2%となる
ので、当該速度分布差を従来の限界値(10%程度)よ
りも極めて小さくすることができ、問題を生じることの
ない均一な値(1%以下)にまで抑制することができ
る。
【0024】したがって、前述したような多孔質体12
を設けたガスノズル10,20においては、吹出口11
bからのガス1の流速分布を均一にすることができると
共に、供給口11a,21aの位置を各種条件等に応じ
て自由に設定することができる。
【0025】また、ガスノズル10,20の寸法や、必
要とする吹き出し流速および吹き出し流速分布等に応じ
て、前述したように圧力損失計算を行い、多孔質体12
の孔径を20〜200μmの範囲とし、多孔質体12の
空隙率を30〜50%の範囲とし、これら範囲内から適
切な値を選択することにより、吹出口11bから吹き出
すガス1の流速分布の均一化を実現することができる。
よって、多孔質体の孔径および空隙率を上記範囲内から
適正に選択すれば、実用的なガスノズルの寸法や、吹き
出し流速および吹き出し流速分布に対応することができ
るので、上述した効果を確実に得ることができる。
【0026】[第二番目の実施の形態]本発明によるガ
スノズルの第二番目の実施の形態を図4を用いて説明す
る。図1は、そのガスノズルの概略構成図である。ただ
し、前述した実施の形態の場合と同様な部材について
は、前述した実施の形態の説明で用いた符号と同様な符
号を用いることにより、その説明を省略する。
【0027】図4に示すように、本実施の形態のガスノ
ズル30は、ノズル本体11の吹出口11b部分に多孔
質体32を設けたものである。
【0028】したがって、このようなガスノズル30に
おいては、前述した実施の形態の場合と同様に作用し
て、前述した実施の形態の場合と同様な効果を得ること
ができる。
【0029】[第三番目の実施の形態]本発明によるガ
スノズルの第三番目の実施の形態を図5を用いて説明す
る。図5は、ガスノズルの概略構成図である。ただし、
前述した実施の形態の場合と同様な部材については、前
述した実施の形態の説明で用いた符号と同様な符号を用
いることにより、その説明を省略する。
【0030】図5に示すように、本実施の形態のガスノ
ズル40は、二つのノズル本体41を隣接させたもので
ある。
【0031】このようなガスノズル40においては、前
述した実施の形態の場合と同様に作用して、前述した実
施の形態の場合と同様な効果を得ることができるのはも
ちろんのこと、異なるガス1a,1bを各供給口11a
にそれぞれ供給することにより、各吹出口11bから各
ガス1a,1bを基板等の対象物に対して一括して吹き
付けることができる。
【0032】なお、本実施の形態では、二つのノズル本
体41を隣接させたが、例えば、図6に示すように、三
つのノズル本体51を隣接させてガスノズル50を構成
すれば、異なる三つのガス1a〜1cを各供給口11a
にそれぞれ供給することにより、各吹出口11bから各
ガス1a〜1cを基板等の対象物に対して一括して吹き
付けることができるのはもちろんのこと、四つ以上のノ
ズル本体を隣接させれば、四つ以上のガスを一括して吹
き付けることが可能である。
【0033】また、図7に示すように、各ノズル本体4
1のヘッダ11cの吹出口11bの長手方向一端側に供
給口21aを設けてガスノズル60を構成すれば、上述
と同様な効果を得ることができる。
【0034】[第四番目の実施の形態]本発明によるガ
スノズルの第四番目の実施の形態を図8を用いて説明す
る。図8は、ガスノズルの概略構成図である。ただし、
前述した実施の形態の場合と同様な部材については、前
述した実施の形態の説明で用いた符号と同様な符号を用
いることにより、その説明を省略する。
【0035】図8に示すように、本実施の形態のガスノ
ズル70は、ヘッダ11aと同様な形状をなすような広
口の吹出口71bを有するノズル本体11を備えたもの
である。
【0036】このようなガスノズル70においては、前
述した実施の形態の場合と同様に作用して、前述した実
施の形態と同様な効果を得ることができるのはもちろん
のこと、吹出口71bがヘッダ11aと同様な形状をな
すような広口であるので、当該吹出口71bから吹き出
すガス1の流速を遅くすることができる。
【0037】[第五番目の実施の形態]本発明によるガ
スノズルの第五番目の実施の形態を図9を用いて説明す
る。図9は、ガスノズルの概略構成図である。ただし、
前述した実施の形態の場合と同様な部材については、前
述した実施の形態の説明で用いた符号と同様な符号を用
いることにより、その説明を省略する。
【0038】図9に示すように、本実施の形態のガスノ
ズル80は、二股に分岐した管型の供給口81aをノズ
ル本体11のヘッダ11cに設けたものである。
【0039】このようなガスノズル80においては、前
述した実施の形態の場合と同様に作用して、前述した実
施の形態と同様な効果を得ることができるのはもちろん
のこと、供給口81aから供給されたガス1が二方向に
分流してノズル本体11内のヘッダ11aに流入するよ
うになることから、供給口81aに供給した際のガス1
の流速に対して、ノズル本体11内のヘッダ11cに流
入するガス1の流速を1/2にすることができるので、
前述した各ガスノズルの場合よりも、ヘッダ11c内の
ガス1の動圧をさらに下げることができ、吹出口11b
から吹き出すガス1の流速分布の均一性をさらに向上さ
せることができる。
【0040】[第六番目の実施の形態]本発明によるガ
スノズルの第六番目の実施の形態を図10を用いて説明
する。図10は、ガスノズルの概略構成図である。ただ
し、前述した実施の形態の場合と同様な部材について
は、前述した実施の形態の説明で用いた符号と同様な符
号を用いることにより、その説明を省略する。
【0041】図10に示すように、本実施の形態のガス
ノズル90は、矩型をなすノズル本体91を用いたもの
である。
【0042】このようなガスノズル90においては、前
述した実施の形態の場合と同様に作用して、前述した実
施の形態と同様な効果を得ることができるのはもちろん
のこと、ガス1を矩型に吹き出すことができるので、矩
型をなす対象物に対して容易にガス1を吹き付けること
ができる。
【0043】[第七番目の実施の形態]本発明によるガ
スノズルの第七番目の実施の形態を図11を用いて説明
する。図11は、ガスノズルの概略構成図である。ただ
し、前述した実施の形態の場合と同様な部材について
は、前述した実施の形態の説明で用いた符号と同様な符
号を用いることにより、その説明を省略する。
【0044】図11に示すように、本実施の形態のガス
ノズル100は、吹出口101bを内側に向けて環状を
なすノズル本体101を用いたものである。
【0045】このようなガスノズル100をにおいて
は、前述した実施の形態の場合と同様に作用して、前述
した実施の形態と同様な効果を得ることができるのはも
ちろんのこと、円柱型をなす対象物に対して容易にガス
1を吹き付けることができる。
【0046】
【発明の効果】本発明によるガスノズルは、ガスを供給
される供給口と、前記供給口からの前記ガスを吹き出す
吹出口とを有するノズル本体を備えてなるガスノズルに
おいて、前記ノズル本体の内部の前記供給口と前記吹出
口との間に前記ガスの圧力損失を増大させるガス流速調
整手段を設けたことから、供給口からノズル本体内にガ
スを供給すると、ガス流速調整手段により上記ガスの圧
力損失が増大し、ノズル本体内でガスが吹出口の開口面
に沿って均一に分散するようになるので、吹出口から吹
き出すガスの流速分布を均一に揃えることができる。
【0047】また、前記ガス流速調整手段が多孔質体で
あるので、上述した効果を簡単に得ることができる。
【0048】また、ガスノズルの寸法や、必要とする吹
き出し流速および吹き出し流速分布等に応じて、前述し
たように圧力損失計算を行い、多孔質体の孔径を20〜
200μmの範囲とし、多孔質体の空隙率を30〜50
%の範囲とし、これら範囲内から適切な値を選択するこ
とにより、吹出口から吹き出すガスの流速分布の均一化
を実現することができる。よって、多孔質体の孔径およ
び空隙率を上記範囲内から適正に選択すれば、実用的な
ガスノズルの寸法や、吹き出し流速および吹き出し流速
分布に対応することができるので、上述した効果を確実
に得ることができる。
【0049】また、前記ノズル本体を複数隣接して設け
れば、異なるガスを各供給口にそれぞれ供給することに
より、各吹出口から各ガス対象物等に対して一括して吹
き付けることができる。
【0050】また、前記ノズル本体が前記供給口を複数
有していれば、ガスをノズル本体内に複数に分流して供
給することができるので、ノズル本体内に流入するガス
の流速を低減することができ、ノズル本体内のガスの動
圧をさらに下げて、吹出口から吹き出すガスの流速分布
の均一性をさらに向上させることができる。
【0051】また、前記吹出口の開口面がスリット状を
なしていれば、吹出口から吹き出すガスの流速を高める
ことができる。
【0052】また、前記吹出口が矩型または同一平面に
沿って前記ガスを吹き付けできるように環状をなしてい
れば、矩型や円柱型の対象物に対してガスを効率よく吹
き付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるガスノズルの第一番目の実施の形
態の概略構成図である。
【図2】本発明によるガスノズルの第一番目の実施の形
態の他の例の概略構成図である。
【図3】図2のガスノズルの作用説明図である。
【図4】本発明によるガスノズルの第二番目の実施の形
態の概略構成図である。
【図5】本発明によるガスノズルの第三番目の実施の形
態の概略構成図である。
【図6】本発明によるガスノズルの第三番目の実施の形
態の他の例の概略構成図である。
【図7】本発明によるガスノズルの第三番目の実施の形
態の他の例の概略構成図である。
【図8】本発明によるガスノズルの第四番目の実施の形
態の概略構成図である。
【図9】本発明によるガスノズルの第五番目の実施の形
態の概略構成図である。
【図10】本発明によるガスノズルの第六番目の実施の
形態の概略構成図である。
【図11】本発明によるガスノズルの第七番目の実施の
形態の概略構成図である。
【図12】従来のガスノズルの一例の概略構成図であ
る。
【図13】従来のガスノズルの他の例の概略構成図であ
る。
【符号の説明】
1,1a,1b,1c ガス 10,20,30,40,50,60,70,80,9
0,100 ガスノズル 11,41,51,91,101 ノズル本体 11a,21a,81a,91a,101a 供給口 11b,71b,91b,101b 吹出口 11c,91c,101c ヘッダ 12,32,92,102 多孔質体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 明 長崎県長崎市深堀町5丁目717番1号 三 菱重工業株式会社長崎研究所内 (72)発明者 小阪 健一郎 長崎県長崎市深堀町5丁目717番1号 三 菱重工業株式会社長崎研究所内 Fターム(参考) 4F033 AA14 BA01 CA05 DA01 EA01 GA10 HA01 HA05 NA01 4K030 EA04 EA05 5F045 EE20 EF01 EF02 EF04 EF05 EF11

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスを供給される供給口と、前記供給口
    からの前記ガスを吹き出す吹出口とを有するノズル本体
    を備えてなるガスノズルにおいて、前記ノズル本体の内
    部の前記供給口と前記吹出口との間に前記ガスの圧力損
    失を増大させるガス流速調整手段を設けたことを特徴と
    するガスノズル。
  2. 【請求項2】 前記ガス流速調整手段が多孔質体である
    ことを特徴とする請求項1に記載のガスノズル。
  3. 【請求項3】 前記多孔質体の孔径が20〜200μm
    であり、当該多孔質体の空隙率が30〜50%であるこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載のガスノズル。
  4. 【請求項4】 前記ノズル本体が複数隣接して設けられ
    ていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記
    載のガスノズル。
  5. 【請求項5】 前記ノズル本体が前記供給口を複数有し
    ていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記
    載のガスノズル。
  6. 【請求項6】 前記吹出口の開口面がスリット状をなし
    ていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記
    載のガスノズル。
  7. 【請求項7】 前記吹出口が矩型または同一平面に沿っ
    て前記ガスを吹き付けできるように環状をなしているこ
    とを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のガス
    ノズル。
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