JP5670529B1 - サーバーラック室内システム - Google Patents

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Abstract

【課題】外気冷房方式を適用しながら、空調機内での処理風量を可及的に少なくすることにより、エネルギー低減効果の高いサーバーラック室内システムを提供すること。【解決手段】サーバーラック列1aが吹き出し口を備えた床2Aの上に配設され、床2Aの下方には床下空間VCが設けられ、空調機3から床下空間VCに提供された冷気がサーバーラック列1aに提供されるサーバーラック室内システム10において、床下空間VCには外気を導入する外気取り入れ装置4と除湿体5が配設され、サーバーラック列1aから排出された排気の一部がレタン空気として空調機3に戻されて冷気が生成され、この冷気と外気が混合されてなる混合空気が除湿体5を通過する際に除湿され、除湿後の混合空気がサーバーラック列1aに提供されるようになっており、外気取り入れ装置4は空調機3から提供される冷気の流れによって形成される負圧にて外気導入をおこなう。【選択図】図1

Description

本発明は、外気を導入して冷気として適用するサーバーラック室内システムに関するものである。
インターネットやLANなどのネットワーク上で複数のパソコンに多様な機能やサービスを提供したり、データを一元化するサーバーがラックに集積されてサーバーラックを構成し、複数のサーバーラックが隣接するように配設されてサーバーラック列を構成し、複数のサーバーラック列が通路を挟んで配設されてサーバーラック室内システムが構成される。各サーバーラック列間の通路は、サーバーラックの背面から排気が排出されるホットアイル空間と、冷気が提供されるコールドアイル空間のいずれか一方を形成しており、サーバーラック室内システムにおいては、このホットアイル空間とコールドアイル空間が交互に形成されているのが一般的である。なお、このサーバーラック室内システムはデータセンターなどと称されることもある。
上記通路はたとえば二重床構造となっており、かつ、この二重床を構成する上床には冷気が流通する多数の吹き出し口が開設されており、空調機から提供された冷気は二重床の間に形成されている床下空間を流通するようになっている。
そして、吹き出し口を介してコールドアイル空間に提供された冷気は、それぞれのサーバーラック列の該コールドアイル空間に臨む前面を介してサーバーラック列を構成する各サーバーラックに提供され、サーバーラックに収納されたサーバーを通過する過程で冷気は熱を奪って昇温して暖気となってサーバーラックの背面からホットアイル空間に排出される。サーバーラックの背面から排出された排気は空調機や空気制御装置等に戻され、ここで再び冷気に戻されるようになっており、このような冷気の循環がサーバーラック室内で繰り返されることにより、各サーバーが所定温度状態に制御されるのが一般的である。
このように、空調機からの冷気を二重床の床下空間に流し、床からコールドアイル空間に冷気を吹き出して各サーバーラックに提供する空調方式は、床吹き出し空調と称されることもあり、空調機から横方向に冷気を流して各サーバーラックに冷気を提供する空調方式と区別される。
この床吹き出し空調においては、各コールドアイル空間の前方位置に空調機が配設され、空調機から吹き出された冷気は床下空間を流通しながら吹き出し口を介して上方のサーバーラックに提供される。
ところで、空調機に投入されるエネルギー低減の観点から、サーバーラック室に外気を導入し、これを冷気として有効活用する冷房方式が注目されており、このように外気冷房方式が適用されたサーバーラックにおける空調機に関する技術が特許文献1に開示されている。
特許文献1で開示されるデータセンターでは、空調機内に配設されたパイプを流通する冷水を使用し、室内に取り込まれた外気とホットアイル空間から排出されて戻されたレタン空気の双方を空調機に取り込み、これら外気とレタン空気からなる大量の混合気体を空調機内で冷気とし、この冷気を空調機のファンを適用して床下空間に提供するものである。
このように、外気とレタン空気からなる大量の混合気体を空調機内で冷気とすることから、この大量の冷気を空調機から床下空間に提供するに当たっては、空調機のファンに投入されるエネルギーも自ずと多くなってしまう。そのため、外気冷房方式を適用しているにもかかわらず、十分なエネルギー低減効果が期待できないという問題を内在している。
特開2010−261696号公報
本発明は上記する問題に鑑みてなされたものであり、外気冷房方式を適用しながら、空調機内での処理風量を可及的に少なくすることにより、エネルギー低減効果の高いサーバーラック室内システムを提供することを目的としている。
前記目的を達成すべく、本発明によるサーバーラック室内システムは、2以上のサーバーラックから構成されるサーバーラック列が吹き出し口を備えた床の上に配設され、該床の下方には床下空間が設けられており、床下空間に空調機が流体連通しており、空調機から床下空間に提供された冷気が吹き出し口を介してサーバーラック列に提供されるようになっているサーバーラック室内システムにおいて、前記床下空間には、外気を床下空間に導入する外気取り入れ装置と、除湿体が配設されており、サーバーラック列から排出された排気の一部がレタン空気として空調機に戻されて冷気が生成され、この冷気と導入された外気が混合されてなる混合空気が除湿体を通過し、除湿体にて除湿された除湿後の混合空気がサーバーラック列に提供されるようになっており、外気取り入れ装置は、空調機から提供される冷気の流れによって形成される負圧にて外気の導入をおこなうようになっているものである。
本発明のサーバーラック室内システムは、空調機内での処理風量を可及的に少なくするべく、レタン空気のみを空調機に導入して冷気を生成し、室内に取り込まれた外気と空調機で生成された冷気を床下空間で混合して混合空気を生成し、床下空間に配設された除湿体に混合空気を通過させて除湿後の冷気をさらに生成し、除湿後の冷気をサーバーラック列に提供するものである。
さらに、外気導入の際のエネルギー投入を解消するべく、空調機から提供される冷気の流れによって形成される負圧にて外気の導入をおこなう外気取り入れ装置を備えているものであり、空調機内での処理風量の低減と稼働エネルギーを必要としない外気取り入れ装置の適用により、エネルギー低減効果の高いサーバーラック室内システムとなっている。
ここで、除湿体は、静止ブロック型のデシカント(シリカゲルやゼオライト等の乾燥剤を角形もしくは円筒形に成形したもの)などから構成される。
また、外気取り入れ装置は、床下空間の適所に設けられた外気取り入れ孔と、負圧を形成する機構と、から構成される。
ここで、外気取り入れ装置の実施の形態として以下の二種の形態を挙げることができる。
外気取り入れ装置の第一の実施の形態は、空調機よりもサーバーラック列側の床下空間に配設されている外気取り入れ孔と、該外気取り入れ孔に流体連通する負圧形成機構と、から構成されており、前記負圧形成機構は複数の外気取り入れ口を備え、それぞれの外気取り入れ口が高さ方向でずれた位置に設けられており、外気取り入れ孔を介して、空調機から提供される冷気の流れ方向とは異なる流入方向で外気を負圧形成機構に流入させ、それぞれの外気取り入れ口から床下空間に提供された外気が前記冷気の流れによって負圧を形成するものである。
高さ方向でずれた位置に設けられているそれぞれの外気取り入れ口の前方を空調機から流れ出した冷気が通過する過程でこの前方の領域が負圧領域となり、この負圧領域の形成によって外気取り入れ口に流体連通して外部に臨む外気取り入れ孔を介して外気を導入することができ、これはいわゆるエジェクター効果を利用した外気導入方式である。
一方、外気取り入れ装置の第二の実施の形態は、空調機のサーバーラック列側と反対側の床下空間に設けられた外気取り入れ孔と、空調機の下方から床下空間に配設された整流板と、から構成されており、整流板と床下空間の下面との間には隙間があり、空調機から提供される冷気が整流板を滑って床下空間に提供される過程で前記隙間の周辺に負圧を形成するものである。
本形態の外気取り入れ装置においては、整流板の端部の前方領域に負圧領域が形成され、エジェクター効果を利用して外気が導入される。
上記する二種類の外気取り入れ装置はいずれも、装置構成がシンプルであり、装置の製作(構築)コストも廉価であり、外気導入の際にエネルギーを一切必要としない。
以上の説明から理解できるように、本発明のサーバーラック室内システムによれば、レタン空気のみを空調機に提供して冷気とし、室内に取り込まれた外気と空調機で生成された冷気を床下空間で混合して混合空気を生成し、床下空間に配設された除湿体に混合空気を通過させて除湿後の冷気を生成し、除湿後の冷気をサーバーラック列に提供することに加えて、空調機から提供される冷気の流れによって形成される負圧にて外気の導入をおこなう外気取り入れ装置を備えていることにより、空調機内での処理風量を低減して空調機に投入されるエネルギーを低減でき、外気の取り入れに際してエネルギーを不要とすることにより、エネルギー低減効果の高いサーバーラック室内システムとなる。
本発明のサーバーラック室内システムの実施の形態1を示す模式図である。 外気取り入れ装置の実施の形態1を示す模式図である。 本発明のサーバーラック室内システムの実施の形態2を示す模式図である。 外気取り入れ装置の実施の形態2を示す模式図である。
以下、図面を参照して本発明のサーバーラック室内システムの実施の形態を説明する。
(サーバーラック室内システムと外気取り入れ装置の実施の形態1)
図1は本発明のサーバーラック室内システムの実施の形態1を示す模式図であり、図2は、外気取り入れ装置の実施の形態1を示す模式図である。
図示するサーバーラック室内システム10は、床吹き出し空調形式のシステムである。二重床2の上床2Aには複数のサーバーラック1が側方に並べられてサーバーラック列1aを構成し、複数のサーバーラック列1aが通路を介して並べられてその全体が構成されている。対向するサーバーラック列1aの間の通路は、サーバーラックの前面であって冷気をサーバーラック1内に取り込む側となるコールドアイル空間CAと、サーバーラック1の背面側に位置するホットアイル空間のいずれかを形成しており、併設する複数のサーバーラック列1a間に形成されるそれぞれの通路には、コールドアイル空間CAとホットアイル空間が交互に形成されている。なお、図示例は、コールドアイル空間CAを通る縦断面である。
サーバーラック室において、各コールドアイル空間CAの前方位置にはそれぞれに固有の空調機3が配設されている。なお、空調機の配設態様はコールドアイル空間の前方位置のみに限定されるものではなく、必要に応じて他の部位(たとえば図示例では紙面の奥側にある最後尾のサーバーラック列の奥の各所)にさらに空調機が配設される形態であってもよい。
二重床2は、上床2Aと下床2Bから構成され、これら2つの床2A,2B間に床下空間VCが形成されており、この床下空間VCを冷気が流通する床下空調方式が採用されている。
床下空間VCには、外気を床下空間に導入する外気取り入れ装置4と、除湿体5が配設されており、より詳細には、外気取り入れ装置4は、空調機3よりもサーバーラック列側の床下空間に配設されている。
外気取り入れ装置4は、空調機3よりもサーバーラック列側の床下空間の壁に開設されている外気取り入れ孔4aと、この外気取り入れ孔4aに流体連通する負圧形成機構4bとから構成されている。
図示例の負圧形成機構4bは、3つの長さの異なる筒部4b1,4b2,4b3を積層させて一体とされたものであり、それぞれの筒部4b1,4b2,4b3の先端にある外気取り入れ口4b1’,4b2’,4b3’は高さ方向でずれた位置に設けられている。
外気取り入れ孔4aと外気取り入れ口4b1’,4b2’,4b3’は流体連通しており、外気取り入れ孔4aを介して各筒部4b1,4b2,4b3に流れ込んだ外気は外気取り入れ口4b1’,4b2’,4b3’を介して床下空間VCに流れ込むようになっている。
空調機3から床下空間VCに冷気が提供され、床下空間VC内を流下する過程で冷気は各外気取り入れ口4b1’,4b2’,4b3’の前方を通過する(X2方向)。そして、この冷気の通過により、各外気取り入れ口4b1’,4b2’,4b3’の前方領域には負圧領域VAが生成される。
各外気取り入れ口4b1’,4b2’,4b3’の前方に負圧領域VAが形成されることにより、エジェクター効果にて外気取り入れ孔4aを介して外気が取り込まれ、床下空間VCに提供される(X1方向)。
このように、外気取り入れ装置4は、外気の導入に当たってエネルギーの投入が一切不要である。
なお、負圧形成機構4bは図示例に何等限定されるものでなく、筒部の積層数も2つや4つ以上であってもよく、筒部の形状も扇状でなくて三角形状、直線と曲線からなる略三角形状など、多様な形状形態が存在する。
外気取り入れ装置4の下流側に配設された除湿体5は、静止ブロック型のデシカント(シリカゲルやゼオライト等の乾燥剤を角形もしくは円筒形に成形したもの)から構成されている。
空調機3から床下空間VCに流れ込む(X2方向)冷気は、ホットアイル空間から空調機3に戻されたレタン空気のみが空調機3内で冷気とされたものである。この冷気と外気取り入れ装置4によって床下空間VCに取り込まれた(X1方向)外気が混合され、混合空気が除湿体5を通過する(X3方向)過程で除湿され、除湿後の冷気が上床2Aに設けられている不図示の吹き出し口を介して床上のコールドアイル空間CAに提供され(X4方向)、各サーバーラック1の前面から各サーバーラック1に提供される。
なお、このような冷気の上昇は、サーバーラック1の背面に排気排出用のファンが一般に取り付けられており、このファンの駆動によって二重床2の上方空間は床下空間VCに比して一般に減圧雰囲気となっており、これら2つの空間の差圧によって齎されるものである。
冷気はサーバーラック1内を流通する過程でサーバーから熱を奪い、冷気が昇温して生成された排気はサーバーラック1の背面からホットアイル空間に排出され、ホットアイル空間の上方で空調機3側に流れる(X5方向)。空調機3のうち、サーバーラック列1aと反対側には排気の一部をサーバーラック室外に排気する(X7方向)ための排気ファン7が設けてあり、排気ファン7を駆動するとホットアイル空間にある排気が吸引され、この排気ファン7に向かう排気の流れ(X6方向、X7方向)が形成される。
空調機3の前方であって排気が空調機3に入る直前の位置には冷却板6が設けてあり、排気が冷却板6に接触する過程で予冷され、予冷後の排気が空調機3に送られるようになっている(X8方向)。なお、図示する冷却板6は、外気が導入等されているサーバーラック室天井の空間まで延びている冷却パイプを備えていてもよい。
図示するサーバーラック室内システム10によれば、レタン空気のみを空調機3に提供して冷気とし、室内に取り込まれた外気と空調機3で生成された冷気を床下空間VCで混合してなる混合空気を床下空間VCに配設された除湿体5に通過させることで除湿後の冷気を生成し、除湿後の冷気をサーバーラック列1aに提供することから、空調機3内での処理風量を可及的に少なくすることができ、レタン空気と外気の混合気体を空調機内で冷気として送り出す形態に比して冷気を送り出す空調機3のファンに投入するエネルギーを格段に低減することができる。
さらに、空調機3から提供される冷気の流れによって形成される負圧にて外気の導入をおこなう外気取り入れ装置4を備えていることにより、外気導入の際のエネルギー投入を不要とできる。このように、空調機3内での処理風量の低減と稼働エネルギーを必要としない外気取り入れ装置4の適用により、エネルギー低減効果の高いサーバーラック室内システム10となっている。
(サーバーラック室内システムと外気取り入れ装置の実施の形態2)
図3は本発明のサーバーラック室内システムの実施の形態2を示す模式図であり、図4は、外気取り入れ装置の実施の形態2を示す模式図である。
図示するサーバーラック室内システム10Aは、空調機3のサーバーラック列側と反対側〜空調機3の下方に亘る床下空間VCに外気取り入れ装置4Aを備えたものである。
外気取り入れ装置4Aは、空調機3のサーバーラック列側と反対側の床下空間VCの壁に開設されている外気取り入れ孔4aと、空調機3の下方から床下空間VCに配設された整流板4cとから構成されている。
整流板4cと床下空間VCの下面2Bとの間には隙間Gがあり、空調機3から提供される冷気が整流板4cを滑って床下空間VCに提供される過程で隙間Gの周辺に負圧領域VAが形成される。
整流板4cの前方に負圧領域VAが形成されことにより、エジェクター効果にて外気取り入れ孔4aを介して外気が取り込まれ、床下空間VCに提供される(X1方向)。
このように、外気取り入れ装置4と同様に外気取り入れ装置4Aにおいても、外気の導入に当たってエネルギーの投入が一切不要である。
空調機3から床下空間VCに流れ込んだ(X2方向)冷気と外気取り入れ装置4Aによって床下空間VCに取り込まれた(X1方向)外気が混合され、混合空気が除湿体5を通過する(X3方向)過程で除湿され、除湿後の冷気が上床2Aに設けられている不図示の吹き出し口を介して床上のコールドアイル空間CAに提供され(X4方向)、各サーバーラック1の前面から各サーバーラック1に提供される。
図示するサーバーラック室内システム10Aによっても、レタン空気のみを空調機3に提供して冷気とし、室内に取り込まれた外気と空調機3で生成された冷気を床下空間VCで混合してなる混合空気を床下空間VCに配設された除湿体5に通過させることで除湿後の冷気を生成し、除湿後の冷気をサーバーラック列1aに提供することから、空調機3内での処理風量を可及的に少なくすることができ、レタン空気と外気の混合気体を空調機内で冷気として送り出す形態に比して冷気を送り出す空調機3のファンに投入するエネルギーを格段に低減することができる。
以上、本発明の実施の形態を図面を用いて詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があっても、それらは本発明に含まれるものである。
1…サーバーラック、1a…サーバーラック列、2…二重床、2A…床(上床)、2B…下床、3…空調機、4,4A…外気取り入れ装置、4a…外気取り入れ孔、4b…負圧形成機構、4b1,4b2,4b3…筒部、4b1’,4b2’,4b3’… 外気取り入れ口、4c…整流板、5…除湿体、6…冷却板、7…排気ファン、10,10A…サーバーラック室内システム、VC…床下空間、VA…真空領域、G…隙間(整流板と下床の間の隙間)

Claims (3)

  1. 2以上のサーバーラックから構成されるサーバーラック列が吹き出し口を備えた床の上に配設され、該床の下方には床下空間が設けられており、
    床下空間に空調機が流体連通しており、空調機から床下空間に提供された冷気が吹き出し口を介してサーバーラック列に提供されるようになっているサーバーラック室内システムにおいて、
    前記床下空間には、外気を床下空間に導入する外気取り入れ装置と、除湿体が配設されており、
    サーバーラック列から排出された排気の一部がレタン空気として空調機に戻されて冷気が生成され、この冷気と導入された外気が混合されてなる混合空気が除湿体を通過し、除湿体にて除湿された除湿後の混合空気がサーバーラック列に提供されるようになっており、
    外気取り入れ装置は、空調機から提供される冷気の流れによって形成される負圧にて外気の導入をおこなうようになっているサーバーラック室内システム。
  2. 外気取り入れ装置は、空調機よりもサーバーラック列側の床下空間に配設されている外気取り入れ孔と、該外気取り入れ孔に流体連通する負圧形成機構と、から構成されており、
    前記負圧形成機構は複数の外気取り入れ口を備え、それぞれの外気取り入れ口が高さ方向でずれた位置に設けられており、
    外気取り入れ孔を介して、空調機から提供される冷気の流れ方向とは異なる流入方向で外気を負圧形成機構に流入させ、それぞれの外気取り入れ口から床下空間に提供された外気が前記冷気の流れによって負圧を形成する請求項1に記載のサーバーラック室内システム。
  3. 外気取り入れ装置は、空調機のサーバーラック列側と反対側の床下空間に設けられた外気取り入れ孔と、空調機の下方から床下空間に配設された整流板と、から構成されており、
    整流板と床下空間の下面との間には隙間があり、
    空調機から提供される冷気が整流板を滑って床下空間に提供される過程で前記隙間の周辺に負圧を形成する請求項1に記載のサーバーラック室内システム。
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