JP2001054550A - 直進式入浴リフト - Google Patents

直進式入浴リフト

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JP2001054550A
JP2001054550A JP11233086A JP23308699A JP2001054550A JP 2001054550 A JP2001054550 A JP 2001054550A JP 11233086 A JP11233086 A JP 11233086A JP 23308699 A JP23308699 A JP 23308699A JP 2001054550 A JP2001054550 A JP 2001054550A
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JP
Japan
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transfer
platform
seat
bathtub
bathing
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JP11233086A
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English (en)
Inventor
Shigeo Anzai
成雄 安斎
Kazuo Munetomo
和男 宗友
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Og Giken Co Ltd
Original Assignee
Og Giken Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入浴者の介助及び監視の障害になる障害物を
無くし、安全で監視性のよい低袖型直進式入浴リフトを
提供すること。 【構成】 浴室に設置し、入浴者を浴室床(2)側から
浴槽(3)側へ移送し入浴させる入浴リフト(4)であ
って、浴槽縁部(1)に設置した装置台部(7)の上部
に、入浴者を載せた座席部(5)を移動可能に載置出来
る移乗台部(6)を設け、浴槽(3)側には、入浴者を
載せた座席部(5)を導入載置して昇降させる昇降台部
(9)と、該昇降台部(9)の昇降作動を規制して水平
バランスの調整が可能な面バランス機能(10)を設け
た昇降部フレーム(11)とを設置した直進式入浴リフ
ト。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、身体障害者や養護老人
等(以下入浴者という)が入浴する際、入浴者を浴槽に
入出させるための直進式入浴リフトに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として実公平7−51051
号公報に、台部と、座部と、車椅子と、浴槽と、スロ−
プと、スロ−プフレ−ムと、リフタ−と、昇降手段とか
ら構成される入浴装置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来装置に
は、入浴者を介助する介護者の負担を軽減できる効果が
あるが、浴槽へ出入りする入浴者の両側に、背の高いス
ロ−プフレ−ムが存在しており、入浴者の介助作業及び
監視の障害になるのみならず、衝突や挾み込み等の原因
ともなり、入浴者も不安感を持ちやすいという欠点があ
った。
【0004】また装置的にも昇降台部が片持ち構造であ
るため昇降台部の支持部に大きな負担が掛かり、昇降作
動性も悪くメンテに手間が掛かり、また昇降台部も大き
くし難いため入浴姿勢などにも制約があった。
【0005】本発明の目的は、上記の欠点を解消したも
ので、入浴者の介助及び監視の障害になる高い袖部を無
くし、昇降作動を安定化させ且つ安全で監視性のよい、
設備的にも安定した構造・機構の低袖型の直進式入浴リ
フトを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち本発明は、浴室に設
置し、入浴者を浴室床(2)側から浴槽(3)側へ移送
し入浴させる入浴リフト(4)であって、浴槽縁部
(1)に設置した装置台部(7)の上部に、入浴者を載
せた座席部(5)を移動可能に載置出来る移乗台部
(6)を設け、浴槽(3)側には、入浴者を載せた座席
部(5)を導入載置して昇降させる昇降台部(9)と、
該昇降台部(9)の昇降作動を規制して水平バランスの
調整が可能な面バランス機能(10)を設けた昇降部フ
レーム(11)とを設置し、更に上限位置にある昇降台
部(9)とそこで隣接する移乗台部(6)との間で、入
浴者を載せた座席部(5)の進退移動を可能にして、浴
室床(2)側と浴槽(3)側との入浴移送・移乗操作を
可能としたことを特徴とする直進式入浴リフトである。
又、装置台部(7)に昇降駆動部(15)を設け、装置
台部(7)と昇降台部(9)との間の昇降駆動系連繋を
浴槽縁部(1)上方に横断させた伝達体(16)で連繋
し、該伝達体(16)を介して昇降台部(9)を昇降さ
せる。更に、伝達体(16)の先端側は昇降台部(9)
両脇の昇降支持部(12)に連結され、伝達体(16)
の中間部は浴槽縁部(1)の上方を横断して移乗台部
(6)両脇の袖部(8)を通り、伝達体(16)の基端
側は昇降駆動部(15)両脇の引取機構部(18)に連
結され、伝達体(16)は、昇降台部(9)を昇降可能
とするものであって、屈曲性を有する引取体(17)と
そのガイド(22)からなる。更に又、浴槽縁部(1)
を跨ぐ移乗台部(6)両脇の袖部(8)高さが、移乗台
部(6)上を通る座席部(5)のアームレスト(27)
の肘受け部位より低い位置にある。又、昇降台部9の面
バランス機能(10)が昇降部フレーム(11)に設け
られたXフレーム機構(13)からなるものである。更
に、座席部(5)が台車部(20)に分離可能に載設さ
れてなる搬送車(19)に入浴者を載せ、台車部(2
0)を装置台部(7)に係留し、座席部(5)を台車部
(20)から分離して移乗台部(6)に導入し、更に昇
降台部(9)に移乗して昇降し入浴可能である。更に
又、浴槽縁部(1)を跨ぐ移乗台部(6)両脇の袖部
(8)高さが、移乗台部(6)上を通る座席部(5)の
シート部(44)の高さを超えない位置にある。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明に係る入浴リフト4は浴槽
縁部1に設置され、該入浴リフト4で入浴者を浴室床2
から浴槽3内へ移送し入浴させる。
【0008】移乗台部6は浴槽縁部1及び浴室床2に設
置され、移乗台部6に載置された座席部5を移動させ
る。座席部5は入浴者を載せる。昇降台部9は、座席部
5を載せ、昇降支持部12で支持されて、浴槽3内で昇
降する。
【0009】昇降部フレーム11は、昇降台部9と、面
バランス機能10を有し、該面バランス機能10は昇降
中の昇降台部9のバランスを取り水平に維持し、前記昇
降部フレーム11は昇降台部9を昇降自在に支持する。
【0010】上昇位置にある昇降台部9と移乗台部6
は、その両者間に座席部5を相互に移乗させ、浴室床2
と浴槽3内の間の進退移乗させる。装置台部7は移乗台
部6を支持し、装置台部7に装備される昇降駆動部15
から繰り出された伝達体16を昇降台部9に連結し、該
昇降駆動部15は、昇降台部9を昇降させる。
【0011】装置台部7と昇降台部9との間の昇降駆動
系連係を浴槽縁部1上方に横断された伝達体16で行な
い、伝達体16を介して昇降台部9を昇降させている。
【0012】伝達体16の実施態様である引取体17は
屈曲性を有する。昇降駆動部15の実施態様である引取
機構部18は引取体17を引き取り又は繰り出す。引取
体17の先端側は昇降台部9に止着され、引取体17の
中間部は移乗台部6の左・右袖部8a・8bを通って浴
槽縁部1を横断し、引取体17の基端側は引取機構部1
8に連結止着される。引取機構部18の駆動に伴い屈曲
性を有し、引取ガイド22に掛け回される引取体17
は、引き取り又は繰り出され昇降台部9を昇降させる。
【0013】移乗台部6の左・右袖部8a・8bは浴槽
縁部1を跨いで設けられており、該左・右袖部8a・8
bは入浴時に移乗台部6を通る座席部5の搬送取手43
より低い位置にある。より好ましくは、前記左・右袖部
8a・8bが座席部5のシート部44の高さと同等若し
くはそれより低い位置とし、左・右袖部8a・8bは入
浴介助作業の障害にならない。
【0014】昇降台部9の面バランス機能10の実施態
様であるXフレーム機構13は、昇降中の昇降台部9の
バランスを取り水平を維持させる。
【0015】搬送車19の台車部20は、載設される座
席部5を分離可能とする。入浴時、台車部20を装置台
部7に係留し、座席部5を、台車部20から分離して移
乗台部6に移乗し、更に、昇降台部9移乗し、下降し、
湯中に浸け入浴を可能になす。
【0016】左・右袖部8a・8bは、入浴時に移乗台
部6を通るシート部44の高さを超えない位置にあり、
左・右袖部8a・8bは入浴介助作業の障害にならな
い。
【0017】
【実施例】図1、4に本発明の第1実施例を示す。図1
は斜視外観の説明図、図4は機能系統・機構の説明図で
ある。第1実施例は、浴室の浴槽縁部1に第1実施例の
入浴リフト4を設置し、座席部5にある入浴者を浴室床
2側から浴槽3側へ移送し、昇降台部9に載置し昇降し
て入浴させる低袖型の直進式入浴リフトである。
【0018】浴室床2側の浴槽縁部1に装置台部7を設
置する。装置台部7の上部には、座席部5を導入し載置
できる移乗台部6を設けており、両脇には昇降駆動系の
伝達体16を配備する袖部8が設けられており、装置台
部7の中央である両袖部8a・8bの間には、座席部5
の進退路となる移乗台部6が設けられている。
【0019】浴槽縁部1を跨ぐ移乗台部6両側の袖部8
(左袖部8a、右袖部8b)の高さは、入浴時に座席部5
に座り移乗台部6を通る入浴者の安全性、快適性、介助
性、監視性を損なわないように低い位置にある。具体的
には袖部8の高さは、アームレスト27の腕置き位置より
低い位置が好ましく、更に好ましくは座席部5のシート
部44座面(入浴者の尻載部)の高さと同等以下の低い
位置にある。
【0020】浴槽3側には、昇降自在な昇降台部9と、
該昇降台部9を支持し水平に維持する面バランス機能1
0を設けた昇降部フレーム11が設置される。
【0021】昇降台部9は、昇降支持部12で両側より
吊下支持された面的なフレーム構造体である。該昇降支
持部12は、伝達体16により昇降駆動部15に連繋し
昇降台部9を昇降させる。昇降台部9は、該台部9の上
面に昇降台レール24を有し、移乗台部6より座席部5
を導入して入浴位置に装着し、昇降により浴槽3に出入
し入浴可能とする構造である。
【0022】昇降部フレーム11は昇降台部9を両側か
ら囲う支柱構造であり、昇降駆動部15の引取機構部1
8に繋がる昇降駆動系の伝達体16である引取体17
で、それぞれ前後の昇降支持部12(後昇降支持部12
a、前昇降支持部12b)が4点吊りに吊り止めされてお
り、引取体17の引取・操出作動によって昇降するもの
である。
【0023】第1実施例は、昇降台部9の作動を面的に
規制する機構で水平維持しつつ円滑な昇降作動をサポー
トする面バランス機能10として、Xフレーム機構13
を採用したものである。前記面バランス機能とは、面的
構成の昇降台部9を昇降支持部12で支持して昇降作動
させる昇降駆動とは別個に、昇降台部9を少なくとも3
個所以上(通常は4個所)で規制して、昇降台部9面の
一部にアンバランス力が加えられてもそれに抗して面の
水平バランスを保持するように働く機能である。
【0024】すなわち、昇降部フレーム11は下方にX
フレームガイド25を配し、上方の昇降台部9下面の規
制ガイド(図示略)との間に、Xフレーム機構13を挿入
してリンクし、昇降台部9昇降時の作動を面的に規制す
るものである。
【0025】昇降台部9下面をX支持点14(後X支持
点14a、前X支持点14b)で、少なくとも3点以上
(第1実施例では4点)の面的支持のガイド構造(図示
略)で係留したものであり、昇降台部9の昇降に追従し
てXフレーム機構13が機能し、昇降台部9の前後左右
の水平バランスと荷重バランスを調整可能にした面的な
バランス調整機能を有するものである。
【0026】Xフレーム機構13により昇降台部9への
偏荷重や水抵抗による揺れなど作動不良を緩和・防止す
ることが出来る。又、引取体17の一部が伸びたり、引
取体17にズレ、切断が発生し、又は、昇降台部9が下
降中一端に異物障害等で、複数昇降支持部12相互間の
作動がアンバランスとなった場合も、昇降台部9は水平
バランスを維持しスムーズに昇降できる。後X支持点1
4aは固定支持点であり、前X支持点14bは可動支持点
である。
【0027】従って、座席部5を載せた昇降台部9は、
まず4箇所の昇降支持部12で面的に支持されて、昇降
部フレーム11の支柱51に囲まれた内側で昇降する。
更に、昇降台部9は起倒自在なXフレーム機構13にリ
ンクされ、面バランス機能10を有し、昇降台部9の昇
降に伴いXフレーム機構13が起立・倒伏動しつつ昇降
中の昇降台部9を常に面的に水平にバランスさせ荷重負
荷や昇降力等のアンバランスを調整する。
【0028】特に降下時は、この面バランス機能10に
よって、自重降下でありながら下降時の傾きや水中抵抗
等による揺れも無く非常に静粛安定に滑らかに下降でき
る。
【0029】また昇降部フレーム11の上・下部には昇
降台部9の上・下限位置を検出する上・下限検出具37
・38が設けられ昇降停止が制御される。通常上限は、
座席部5を移乗台部6側から昇降台部9に出来る位置で
あり、下限は浴槽3の底部すなわち入浴位置である。
【0030】また、昇降台部9が上・下限停止時及び水
面通過時に昇降速度を適宜減速調整して、安全に且つ入
浴感を向上させ、装置の作動衝撃や騒音を緩和するため
のスピード制御手段(図示省略)も設けられている。こ
のスロ−スタ−ト・スロ−ストップ手段とは、始動時は
低速で駆動開始し徐々に定速に駆動し、停止時は徐々に
減速駆動し停止する。
【0031】また水面通過時のスロ−制御手段は、昇降
部フレーム11などに設けられた湯面位置検出器(図示
省略)やタイマー等からなる水面検出により、昇降台部
9が湯面部位を通過する時は減速し入水衝撃などを緩和
するものである。
【0032】昇降台部9と移乗台部6との間で、座席部
5の進退が可能となる昇降台部9の上限位置のレール調
整は、詳細は省くが移乗台部6に設けられたレベルセン
サー40により、昇降台レール24と移乗レール23高
さが微調整され、段差ズレの無い位置に停止して、座席
部5はスムースに浴室床2側から浴槽3側に、或いは、
浴槽3側から浴室床2側に、進退移動可能とされる。
【0033】また、昇降台部9が浴中に下降していた
り、移乗台部6に対してズレて適切な移乗位置(=上限
位置)にない時は、レベルセンサー40により移乗不可
の位置検知をするとともに、移乗台部6の移乗レール2
3端部に昇降台レール24との進退移乗を阻止する前進
ストッパ−36(詳細省略)が設けられおり、座席部5
脱落の安全対策がなされている。
【0034】また、座席部5が昇降台部9の昇降可能な
正規位置に装着したこと検知し昇降駆動部15を制御す
る移乗センサー39が設けられる。更に、昇降台部9の
前端には、座席部5の脱落防止のためストッパー31で
なる安全機構も設けられている。
【0035】更に図示は省略するが、昇降台部9の安全
に関する付帯機能として、入浴者などが昇降部フレーム
11との間などに体や異物を挾み込む危険性を回避する
ための安全手段として、安全カバー、安全柵など挾み込
防止手段や昇降台部9挟み込み時など昇降を緊急停止す
る制御手段も適宜設けており安全に使用可能である。
【0036】装置台部7は、浴槽縁部1に設置され、上
部には移乗台部6と両脇部の袖部8を構成する。また、
装置台部7は、移乗台部6と袖部8を載置した上部が浴
槽縁部1を跨いで昇降部フレーム11に連結して設置さ
れ、適宜にズレ止め付きの据置アジャスター32などの
固定手段で浴槽縁部1に適宜設置固定される。
【0037】装置台部7上部の移乗台部6の両脇に構成
される袖部8(8a・8b)は、引取体17がガイド2
2により浴槽縁部1を横断して略水平方向に張設された
部分の外装的部分であるが、該袖部8の筐体形状は上方
に大きくは突出せず、単に紐状態の引取体17の通過ス
ペースのみであるので浴槽縁部1を越す僅かな高さしか
要らずコンパクトであり、袖部8が大きくなって介助の
邪魔になったり視界を遮ることは無く安全性も高い簡易
な構成である。
【0038】通常、好ましい袖部8の高さは、座席部5
のアームレスト27の肘受け部の高さ以下であり、より
好ましくは、シート部44における座面(=座席の臀部
載部)の高さを超えないものとする。袖部8の高さが低
いので座席部5にある入浴者全身を介護者の手で直接的
な介助が可能となるため、入浴中の他、特に入浴前後の
移乗台部6での介助性が良好で入浴者の快適性も大幅に
向上する。
【0039】昇降台部9を昇降させるための昇降駆動部
15は、装置台部7に装備されており、引取体17とそ
れを導く引取ガイド22からなる伝達体16で袖部8を
通り、昇降台部7の昇降支持部12に連結され、引取機
構部18の引取・繰出作動により伝達体16を介して昇
降台部9を昇降させる。
【0040】両側に布設される屈曲性の引取体17の基
部は、昇降駆動部15両側の引取機構部18で引取・操
出自在に止着・保持され、その先部は、移乗台部6の両
袖部8を通って、浴槽縁部1を横断し、引取ガイド22
に掛け回されて屈曲し、昇降台部9の前後左右計4ヶ所
の昇降支持部12に吊下状態で止着される。
【0041】引取機構部18から繰り出される引取体1
7は、下降時に昇降部フレーム11内では下方に延出さ
れる、この引取体17の延出に伴い昇降台部9は上限位
置から下限位置へ向けて浴中に下降する。
【0042】前記引取体17は、引取・繰出作動するも
のであるが、具体的にはロープ、ベルト、チェ−ン等屈
曲自在性のある耐張力部材が好ましく使用される。引取
体17は、浴槽縁部1の狭い袖部8スペースなどを適宜
通過し浴槽3の昇降台部9に到り引取機構部18の引取
・操出作動を昇降支持部12に伝達する。昇降台部9
は、下降時には繰出された引取体17を昇降台部の9自
重で引張り降下し、上昇時には引取体17で吊り上げら
れて上昇する。
【0043】昇降駆動部15には電動機(図示略)を採
用しており適宜電気装備(図示省略)を配備している。
昇降駆動部15の操作はその側壁に設けられる操作スイ
ッチ35及びリモコンスイッチ(図示省略)で操作され
る。
【0044】また昇降駆動部15には、浴槽3の湯温が
使用温度範囲外の異常なときには、座席部5の昇降台部
9への移乗を阻止し、且つ、昇降台部14を下降させな
い不作動状態とする制御機構の安全手段(図示省略)が
設けられる。
【0045】通常第1実施例に使用される座席部5は、
浴室床2を走行する搬送車19の台車部20に分離可能
に載設構成されたものが使用され、入浴に際し装置台部
7に当接し、台車部20が該装置台部7の係留部21に
係止固定され、座席部5が入浴リフト4上に移動し入浴
に使用される。
【0046】前記座席部5は入浴者を載せ入浴させるも
のであり、台車部20の台車レール33と移乗台部6の
移乗レール23は同高に構成されており、台車部20が
装置台部7に係止固定された後に、前記座席部5は介護
者の作業により台車部20の座席ロック部48が解除さ
れ台車レール33より分離して移乗台部6側に移乗でき
る。
【0047】尚、座席部5の進退移動は介護者が座席部
5の搬送取手43の手動で行なうが、第1実施例以外で
はリモコン操作など駆動走行の自動移送機構を設けるこ
とも任意である。
【0048】座席部5の下面にはレール上を走行するロ
−ラ−等でなる座席ガイド部47が設けられ、また搬送
車19の後部で操作可能な、座席部5を台車部20上の
所定位置及び昇降台部9の所定位置で係止する座席ロッ
ク部48が設けられている。
【0049】又、座席部5の下部には、座席のリクライ
ニング機構(図示省略)が設けられ、背凭れ34など適
宜座り角度入浴角度の調節が可能である。
【0050】本装置は低袖型の直進式入浴リフトである
ので、移乗台部6上の座席部5の両側には障害となるも
のが無く、十分なスペースがあり、従来は介助性に問題
のあった浴槽縁部1での介護性、監視性が改善される。
更に、浴槽縁部1に介助手摺29や介助足場30を付随
することによって、介助性を更に向上させることが出来
る。
【0051】また入浴前のボデー洗浄なども容易であ
り、移乗台部6への座席部5導入位置で背凭れ部34を
リクライニング状態にしハンドシャワー(図示省略)で
洗ったり、移乗台部6の中央中間部に設けられた洗浄シ
ャワー45、排水カバー46で下半身の洗浄・排水など
も可能で介助性に優れる。
【0052】第1実施例を使用し入退浴する際の作用を
説明する。入浴作業に際し、介護者は、先ず昇降台部9
が上限位置にきちんとあり周囲にも異常が無く、座席部
5を導入可能な状態にあることを確認した上で、座席部
5に入浴者を載せた搬送車19を装置台部9前のセット
位置に移動し、台車部20を係留部21に係止してドッ
キングし、キャスタ−28を固定する。
【0053】更に座席部5に設けられた台車部20との
座席ロック部48のロックを解除する。台車レール33
は移乗台部6の移乗レール23に同高・同幅で相対して
当接しており、座席部5が台車部20から移乗台部6側
への移動が可能となる。
【0054】次に、介護者は座席部5の搬送取手43を
後方または袖部8の側方から手で押して、台車レール3
3上を動かし引き出して、移乗レール23上に導入して
移乗台部6に載せる。台車部20は係留部21に残る。
【0055】移乗台部6で入浴前の洗浄を行う場合は、
両袖部8の横側および背凭れ部34の後方からハンドシ
ャワー(図示省略)などにより体洗など介助する。下半
身は洗浄シャワー45等により行われる。
【0056】続いて、座席部5を更に移乗台部6の奥方
に押し、移乗台部6から浴槽3側にある昇降台部9の昇
降台レール24上に押し込み入浴位置に移動させる。同
時に座席ロック48が自動的にセットされ、移乗センサ
ー39が機能し、昇降台部9は昇降が可能な状態にセッ
トされる。
【0057】次に介護者は、入浴者が昇降台部9の入浴
位置にあり、周囲にも異常がないこと確認し、リモコン
の下降スイッチを押すと、作動予告のアナウンスが流れ
周囲の注意を喚起したのち、昇降作動中の警報音ととも
にゆっくりスタートし下降する。
【0058】下降作動は昇降駆動部15の駆動により引
取機構18を作動させ引取体17を繰り出し、座席部5
にある入浴者を浴槽3内に自重降下させ入浴させる。
尚、湯温が高温時など入浴に適さない場合は安全制御が
機能しており、下降スイッチを操作しても降下しない。
【0059】昇降は上・下限部及び湯面での速度制御機
能のスロ−スタ−ト・スロ−ストップ手段により、始動
時は低速で始動し徐々に定速にて駆動し、停止時は徐々
に減速停止し、スロー制御手段により湯面付近を通過す
る際には適宜減速降下し入水時の衝撃を緩和して、滑ら
かな昇降により入退浴出来る。
【0060】昇降台部9は、下面にXフレーム機構13
がリンクされているので、昇降台部9の昇降に伴いXフ
レーム機構13が起立・倒伏動しつつ昇降中常に、昇降
台部9の面的水平バランス及び荷重バランスを取り、該
昇降台部9を滑らかに上昇・下降位置に至らせる。この
面バランス機能10により自重降下でありながら偏荷重
や昇降時の傾き、入水抵抗などによる揺れなどの不安定
動作も無く非常に静粛安定に昇降できる。
【0061】昇降台部9が下限位置に至ると、下限検出
具38に当接して引取機構部18の駆動はスムーズに停
止する。座席部5上の入浴者は昇降台部9と共に浴槽3
内を下降し、湯に浸かり入浴を行なう。湯に浸かった状
態においても袖部8が高さ低いので介護者は間近で入浴
者を監視・介助出来る。また介助手摺29、介助足場3
0の使用により更に適切な入浴介助が出来る。
【0062】入浴終了後の退浴に際しては、下降時と同
様に操作し昇降駆動部15を駆動して引取機構部18を
作動させ引取体17を引き取る。昇降台部9は、引取体
17に引かれて上昇し、昇降支持部12の4点支持及び
Xフレーム機構13の面バランス機能10により水平を
維持しつつ安定して上限位置に至る。作動時の報知機能
及び減速制御は下降時と同様に機能する。
【0063】昇降台部9が上限位置に至ると 昇降部フ
レーム11に設けられた上限検出具37が作動し更にレ
ベルセンサー40により移乗台部6との高さを調整し、
さらにその出力信号により昇降駆動部15は停止する。
昇降台部9は上限位置に止まり、移乗台部6の移乗レー
ル23と同高・同幅の当接状態となる。
【0064】上限位置でのレール当接により前進ストッ
パー36は解除され、更に介護者による昇降台部9上の
座席ロック48の解除により、座席部5は昇降台部9か
ら移乗台部6側へ移動可能となる。次に介護者は搬送取
手43を操作し、座席部5を移乗台部6へ移送し、引き
続いて装着台部7の係留部21に残されていた台車部2
0部上へ引き戻し座席ロック部48がロック一体化して
搬送車9が復元する。
【0065】次いで、搬送車19の後方から台車部20
のロック解除ペダル(図示省略)を操作し、搬送車19
を装置台部7から引き離し、入浴者を適宜位置へ搬送し
て入浴を終了する。
【0066】図2、5に示す本発明の第2実施例は、第
1実施例における引取体16の昇降支持部12を、昇降
台部9後方のみで支持する4点吊りから後方2点吊り構
造に変えたもので、昇降台部9の水平バランス保持はX
フレーム機構13のX支持点14(14a、14b)4点
支持での面的支持でリンクし機能するようにしたもので
ある。
【0067】図3に示す本発明の第3実施例は、第1実
施例における座席部5を、横向き状態に変えて移乗台部
6及び昇降台部9上を移動・移乗させる横移動式座席部
26に代えたものである。昇降台部9のフレーム形状は
縦長から横長に変わり、面バランス機能10としてXフ
レーム機構13を採用する場合図示を省くが、これも横
向きに変わる。浴槽3の内方への張り出しが少なく浴槽
縁部1に沿った配置となる。搬送車19も装置台部7に
横付け状にセットされ導入される。
【0068】また、第3実施例は、浴室床2面及び浴槽
3底面に、入浴リフト3装置全体を横移動させることが
可能な床移動レール部49が設けられており、装置全体
が浴槽縁部1に沿って横スライド可能にして、適宜使用
部位等に移動出来る移動式装置としたもので、非使用時
には適宜移動収納して、浴槽3のスペ−スの活用及び清
掃の容易化を図ることが出来る。
【0069】図6に示す本発明の第4実施例はその機構
説明図のみ提示するが、昇降部フレーム11内にロラー
チェンを使用した引取体17とチェンホイルの引取ガイ
ド22で取り回し、浴槽3底部での引取ガイド22dを
回転軸(図示略)で左右同軸に連結することによって左
右の同期駆動・昇降が可能となる。
【0070】第4実施例に係る、昇降支持部12aで昇
降台部9を支持した引取体17は、引取ガイド22d、
22eを通りガイド22cを経由して昇降支持部12bに
連結することによって前後の水平バランスを可能とする
もので、昇降台部9の水平バランスを取り昇降作動のア
ンバランス性を解消し、安定昇降を可能にしたものであ
る。
【0071】図7に示す本発明の第5実施例はその機構
説明図のみ提示するが、第1実施例の面バランス機能1
0のXフレーム機構13に代えて、昇降部フレーム11
の4隅に立設柱状に4本の垂直スライドガイド42(4
2a、42b)と、昇降台部9の昇降支持部12に一体
的に固設され垂直スライドガイド42に添って垂直に昇
降規制する昇降ガイド41(41a・41b)とを設け
る。
【0072】すなわち、面バランス機能10は、昇降台
部9の4隅を昇降ガイド41に一体的に固設し、垂直ス
ライドガイド42によって昇降作動を規制し垂直軌道規
制昇降を行う機能である。引取体17による4点吊り支
持で昇降台部9はその水平を維持した安定な昇降が可能
である。
【0073】図8に本発明と同等の効果を有するその他
の実施例を示す。当該その他の実施例は浴槽3内にXフ
レーム機構13のみによる昇降台部9の昇降式入浴装置
で水圧シリンダー50により昇降するものであり、別途
設置されている水圧源(図示省略)は水圧シリンダー5
0をコンパクトにするため、水圧をブースター(図示省
略)により好ましくは水圧20キロ以上の高圧にして使
用するものである。水圧シリンダー50のため湯が汚れ
ず、浴室床2の装備も簡単となる。更には、通常の油圧
シリンダーシステムを利用し、油圧の油を油汚れの問題
の無いシリコンオイルに変えて使用しても良い。あるい
は、油圧シリンダー部をジャバラカバーなどにより被覆
して湯の汚れ防止として使用しても良い。
【0074】
【発明の効果】本発明は、上部に座席部5を導入する移
乗台部6を配した装置台部7を浴槽縁部1に設け、浴槽
3内には昇降支持部12で支持され昇降可能な座席部5
載置用の昇降台部9と該昇降台部9の水平バランスを取
る面バランス機能10を有する昇降部フレーム11を設
けており、更に上限位置の昇降台部9と移乗台部6との
間で入浴者を載せた座席部5の進退が可能であるから、
浴室床2側と浴槽3側との入浴者移送が容易であり、更
に入浴者を載せた昇降台部9が、種々のアンバランスを
調整しスムースで安定して昇降するので、入浴者及び介
助者が安全に且つ安心して入浴出来、好都合である。
【0075】本発明は、浴槽縁部1に設置した装置台部
7に昇降駆動部15を装備し、昇降台部9との間をコン
パクトな伝達体16で連結し、昇降駆動部15の駆動に
より伝達体16を介して昇降台部9を昇降させるもので
あるから、昇降駆動部15が浴槽3側に無く、浴槽縁部
1を横断する昇降駆動系の連絡が伝達体16によるの
で、故障の心配が少なく保守も容易である。また設置に
際し、浴室床2側に装置台部7を、浴槽3内側に昇降台
部9を分けて設置し、伝達体16の連結で簡単に設置出
来、設置性に優れる。
【0076】本発明は、浴槽縁部1上方を横断する伝達
体16が移乗台部6両脇の袖部8を通り、且つ伝達体1
6が昇降駆動部15からの引取・繰出しが自在な屈曲性
の引取体17からなるため、移乗台部6両脇の袖部8の
カバー構成が、上向きに突出した大きな筐体を形成しな
くてよく構造も簡易であり、昇降駆動部15への取り回
しも自在で、引取機構部18の位置・構造に自由度があ
るため装置も小型化でき、更に昇降駆動部15を装置台
部7の移乗台部6の下部にも収納でき好都合である。
【0077】又、移乗台部6に上向きに突出した筐体は
形成されず、入浴者を見る際に視界を遮る障害物が無い
故に入浴介助作業の際に見晴らしがよく、障害物が無い
ので介助性がよく、安全性もよく、好都合である。
【0078】又、昇降台部9を昇降させる引取体17
が、昇降台部9から移乗台部6の左・右袖部8a・8b
を通って浴槽縁部1を横断し引取機構部18に連結され
るものである。
【0079】この構成は、移乗台部6の中央部分を入浴
者が通るものであって、その移乗台部6の左・右袖部8
a・8bに上向きに突出した筐体が形成されておらず、
入浴者の両側部から介助ができて介助性が優れ、離隔感
が無く安心して入浴でき、好都合である。
【0080】又、上向きに突出する筐体が無い故に、介
助作業時に入浴者及び介助者の衝突や挾み込みの心配が
無いので、介助動作に制約が無く安心して動け、入浴作
業の際の見晴らしがよく、景観性・監視性もよく、好都
合である。
【0081】本発明は、装置中央部の移乗台部6を入浴
者が座席部に5に座り通るものであって、その移乗台部
6左右の両側にあり浴槽縁部1を跨ぎ両脇の袖部6であ
る筐体の高さが、入浴者が座席部5に座り移乗台部6を
通るアームレスト27の肘受け部位より低い位置にある
ので、入浴者及び介護者の視界を遮る上方突出筐体など
障害物がなく、入浴者とのコミュニケーションも良く、
入浴作業の際見晴らしが良く景観性・監視性に優れ、入
浴者を両側部から直接的な介助が出来て介助性に優れ、
また入浴者及び介護者が腕を挟んだり突出体に衝突する
心配も無く安全であり、安心して入浴出来て好都合であ
る。
【0082】本発明における昇降台部9の面バランス機
能10がXフレーム機構13であるから、昇降台部9
を、前後左右確実に水平状態を維持させつつ且つ負荷荷
重のバランスを取りつつ昇降させることが出来、安定確
実な昇降が可能で、安全も確保できまた機構的にも簡単
確実で装置的にも好都合である。
【0083】本発明に係る入浴用搬送車19は座席部5
が台車部20に分離可能に載設されてなり、前記台車部
20は装置台部7に係止可能に構成され、前記座席部5
は、台車部20から分離して移乗台部6に移乗可能に構
成されるから、搬送車の座席部5に座ったまま移乗・入
浴・退浴が出来て好都合であり、昇降台部9の昇降が安
定しているのでリクライニング姿勢入浴など自在で安心
して行なえ好都合であり、搬送車の座席部の搬送取手で
袖部6の両脇からの操作もでき好都合である。
【0084】本発明は、浴槽縁部1を跨ぐ移乗台部6両
脇の袖部8の高さが、移乗台部6上を通る座席部5のシ
ート部44の高さを超えない位置にあるので、前述した
ように、入浴者及び介護者の視界を遮る上方突出筐体な
ど障害物がなく、入浴者とのコミュニケーションも良
く、入浴作業の際の見晴らしが良く景観性・監視性に優
れ、入浴者を両側部から直接的な介助が出来て介助性に
優れ、また入浴者及び介護者が腕を挟んだり突出体に衝
突する心配も無く安全であり、安心して入浴出来て好都
合である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の斜視図である。
【図2】本発明の第2実施例の斜視図である。
【図3】本発明の第3実施例の斜視図である。
【図4】本発明の第1実施例の機構説明図である。
【図5】本発明の第2実施例の機構説明図である。
【図6】本発明の第4実施例の機構説明図である。
【図7】本発明の第5実施例の機構説明図である。
【図8】本発明の「その他の実施例」の機構説明図であ
る。
【符号の説明】
1 浴槽縁部 2 浴室床 3 浴槽 4 入浴リフト 5 座席部 6 移乗台部 7 装置台部 8 袖部 8a 左袖部 8b 右袖部 9 昇降台部 10 面バランス機能 11 昇降部フレーム 12 昇降支持部 12a 後昇降支持部 12b 前後昇降支持部 13 Xフレーム機構 15 昇降駆動部 16 伝達体 17 引取体 18 引取機構部 19 搬送車 20 台車部 21 引取ガイド 21a 引取ガイド 21b 引取ガイド 21c 引取ガイド 21d 引取ガイド 21e 引取ガイド 27 アームレスト

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴室に設置し、入浴者を浴室床(2)側
    から浴槽(3)側へ移送し入浴させる入浴リフト(4)
    であって、 浴槽縁部(1)に設置した装置台部(7)の上部に、入
    浴者を載せた座席部(5)を移動可能に載置出来る移乗
    台部(6)を設け、浴槽(3)側には、入浴者を載せた
    座席部(5)を導入載置して昇降させる昇降台部(9)
    と、該昇降台部(9)の昇降作動を規制して水平バラン
    スの調整が可能な面バランス機能(10)を設けた昇降
    部フレーム(11)とを設置し、 更に、上限位置にある昇降台部(9)とそこで隣接する
    移乗台部(6)との間で、入浴者を載せた座席部(5)
    の進退移動を可能にして、浴室床(2)側と浴槽(3)
    側との入浴移送・移乗操作を可能としたことを特徴とす
    る直進式入浴リフト。
  2. 【請求項2】 装置台部(7)に昇降駆動部(15)を
    設け、装置台部(7)と昇降台部(9)との間の昇降駆
    動系連繋を、浴槽縁部(1)上方に横断させた伝達体
    (16)で連繋し、該伝達体(16)を介して昇降台部
    (9)を昇降させることを特徴とする請求項1記載の直
    進式入浴リフト。
  3. 【請求項3】 伝達体(16)の先端側は昇降台部
    (9)両脇の昇降支持部(12)に連結され、伝達体
    (16)の中間部は浴槽縁部(1)の上方を横断して移
    乗台部(6)両脇の袖部(8)を通り、伝達体(16)
    の基端側は昇降駆動部(15)両脇の引取機構部(1
    8)に連結され、前記伝達体(16)は、昇降台部
    (9)を昇降可能とするものであって、屈曲性を有する
    引取体(17)とそのガイド(22)からなることを特
    徴とする請求項1又は2記載の直進式入浴リフト。
  4. 【請求項4】 浴槽縁部(1)を跨ぐ移乗台部(6)両
    脇の袖部(8)高さが、移乗台部(6)上を通る座席部
    (5)のアームレスト(27)の肘受け部位より低い位
    置にあることを特徴とする請求項1記載の直進式入浴リ
    フト。
  5. 【請求項5】 昇降台部9の面バランス機能(10)が
    昇降部フレーム(11)に設けられたXフレーム機構
    (13)からなるものであるこを特徴とする請求項1記
    載の直進式入浴リフト。
  6. 【請求項6】 座席部(5)が台車部(20)に分離可
    能に載設されてなる搬送車(19)に入浴者を載せ、台
    車部(20)を装置台部(7)に係留し、座席部(5)
    を台車部(20)から分離して移乗台部(6)に導入
    し、更に昇降台部(9)に移乗して昇降し入浴可能であ
    る請求項1記載の直進式入浴リフト。
  7. 【請求項7】 浴室に設置し、入浴者を浴室床(2)側
    から浴槽(3)側へ移送し入浴させる入浴リフト(4)
    であって、 浴槽縁部(1)に設置した装置台部(7)の上部に、入
    浴者を載せた座席部(5)を移動可能に載置出来る移乗
    台部(6)を設け、浴槽(3)側には、入浴者を載せた
    座席部(5)を導入載置して昇降させる昇降台部(9)
    を設置し、上限位置にある昇降台部(9)とそこで隣接
    する移乗台部(6)との間で、入浴者を載せた座席部
    (5)の進退移動を可能にして、浴室床(2)側と浴槽
    (3)側との入浴移送・移乗操作を可能とし浴槽縁部
    (1)を跨ぐ移乗台部(6)両脇の袖部(8)高さが、
    移乗台部(6)上を通る座席部(5)のシート部(4
    4)の高さを超えない位置にあることを特徴とする直進
    式入浴リフト。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009082283A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Og Giken Co Ltd 入浴装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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