JP2001040143A - タイヤトレッド用ゴム組成物 - Google Patents

タイヤトレッド用ゴム組成物

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JP2001040143A
JP2001040143A JP11210832A JP21083299A JP2001040143A JP 2001040143 A JP2001040143 A JP 2001040143A JP 11210832 A JP11210832 A JP 11210832A JP 21083299 A JP21083299 A JP 21083299A JP 2001040143 A JP2001040143 A JP 2001040143A
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/80Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
    • Y02T10/86Optimisation of rolling resistance, e.g. weight reduction 

Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐摩耗性、ころがり抵抗特性および加工性を
低下させることなく、湿潤路面における制動性および操
縦安定性などを向上させたタイヤトレッド用ゴム組成物
を得る。 【解決手段】 (A)Tgが−70〜0℃で、スチレン
単位量が15〜60重量%および1,2−ジエン単位量
が15〜70重量%のスチレンと共役ジエンとからなる
弾性重合体30〜100重量%と、前記弾性重合体以外
のエラストマー0〜70重量%とからなるゴム成分10
0重量部、(B)平均粒径が0.1〜10μm、比重が
3.5以上の金属単独および該金属のケイ酸化合物のう
ちの少なくとも1種の粉末5〜35重量部および(C)
チッ素吸着比表面積が80m2/g以上で、DBP吸油
量が90ml/100g以上のカーボンブラック10〜
100重量部からなり、かつ、全フィラーに対する
(B)成分の割合が5〜40重量%であるタイヤトレッ
ド用ゴム組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はタイヤトレッド用ゴ
ム組成物に関する。さらに詳しくは、耐摩耗性、転がり
抵抗特性および加工性を低下させることなく、湿潤路面
における制動性および操縦安定性(以下、ウエットスキ
ッド性能ともいう)などを向上させたタイヤトレッド用
ゴム組成物に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】近
年、自動車の高速化にともない、タイヤに要求される特
性は年々厳しくなってきており、高速走行時のウエット
路面における諸性能もその1つとしてとりあげられてい
る。
【0003】従来、タイヤトレッド用ゴム組成物のウエ
ットスキッド性能を向上させる方法としては、シリカを
高充填する方法、ゴムのガラス転移温度(Tg)をあげ
て0℃の損失正接を高くする方法、あるいはカーボンブ
ラックの粒径を細かくして高充填する方法がしられてい
る。
【0004】しかしながら、シリカを高充填したタイヤ
トレッド用ゴム組成物の場合、作業性(加工性)に問題
があり、また、ゴムのTgを高くしたものでは、低温時
のグリップ性能と転がり抵抗が高くなる問題があり、さ
らに、カーボンブラックの粒径を細かくし、高充填した
ものでは転がり抵抗が高くなる問題がある。
【0005】これらの問題を解決するための技術あるい
はそれに類似する技術として、たとえばヨーロッパ特許
第501227号公報には、特殊なシリカと混練りの工
夫でウエットスキッド性能を向上させたタイヤトレッド
用ゴム組成物およびその製造方法について記載されてお
り、また、特開平7−149950号公報、特開平8−
59894号公報、特開平8−59893号公報、特開
平9−255814号公報などには、水酸化アルミニウ
ムなどの無機粉体を使用することにより、ウエットスキ
ッド性能が改善されることが記載されている。
【0006】しかし、ヨーロッパ特許第501227号
公報に記載されているタイヤトレッド用ゴム組成物では
加工性に問題があり、特開平7−149950号公報、
特開平8−59894号公報、特開平8−59893号
公報、特開平9−255814号公報などに記載されて
いるタイヤトレッド用ゴム組成物では耐摩耗性に問題が
ある。
【0007】したがって、前記従来の技術においては、
ウエットスキッド性能などを向上させるために、加工
性、耐摩耗性、転がり抵抗特性のうちの1つ以上を犠牲
にしており、これらの特性とウエットスキッド性能とを
同時に満足したタイヤトレッド用ゴム組成物は未だに存
在しないのが現状である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らはこれらの諸
問題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、加工性、耐摩
耗性および転がり抵抗特性を低下させることなくウエッ
トスキッド性能を改善することができる方法を開発する
に至った。
【0009】すなわち、本発明は(A)ガラス転移温度
が−70〜0℃で、スチレン単位量が15〜60重量%
(以下、%という)および1,2−ジエン単位量が15
〜70%のスチレンと共役ジエンとからなる弾性重合体
30〜100%と、前記弾性重合体以外のエラストマー
0〜70%とからなるゴム成分100重量部(以下、部
という)、(B)平均粒径が0.1〜10μm、比重が
3.5以上の金属単独および該金属のケイ酸化合物のう
ちの少なくとも1種の粉末5〜35部および(C)チッ
素吸着比表面積が80m2/g以上で、DBP吸油量が
90ml/100g以上のカーボンブラック10〜10
0部からなり、かつ、全フィラーに対する(B)成分の
割合が5〜40%であるタイヤトレッド用ゴム組成物
(請求項1)、前記ゴム成分100部に対して、さらに
シリカとカーボンブラックとの合計量が40〜165部
となるようにチッ素吸着比表面積100〜300m2
gのシリカ30〜150部、およびシリカに対して3〜
20%のシランカップリング剤を含有する請求項1記載
の組成物(請求項2)、前記シランカップリング剤が、
一般式(1): (SiO2a2(a+1) (1) (式中、XはO1/2((CH32SiO)b1またはO
1/21で各Xは同じでも異なっていてもよい、ただし、
Xの1つ以上はO1/2((CH33SiO)b1であ
る、R1は水素原子または炭素数5以下の1価の炭化水
素基、bは1〜100の整数、aは1〜20の整数であ
る)で表わされるオルガノポリシロキサン、および一般
式(2): Y3−Si−Cn2nA (2) (式中、Yは炭素数1〜4のアルキル基、アルコキシ基
または塩素原子であり、3個のYは同じでも異なってい
てもよい、nは1〜6の整数、Aは−Smn2n−Si
−Y3基(mは1〜9の整数、Yおよびnは前記と同
じ)、ニトロソ基、メルカプト基、アミノ基、エポキシ
基、ビニル基、塩素原子およびイミド基よりなる群から
選ばれた基である)で表わされる化合物のうちの少なく
とも1種である請求項2記載の組成物(請求項3)、お
よび前記金属単独および該金属のケイ酸化合物のうちの
少なくとも1種の粉末が、タングステン粉末、亜鉛粉
末、ジルコニウムシリケイト粉末およびチタンシリケイ
ト粉末のうちの少なくとも1種である請求項1、2また
は3記載の組成物(請求項4)に関する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に使用されるゴム成分(以
下、ゴム成分(A)ともいう)は、ガラス転移温度(T
g)が−70〜0℃であり、スチレン単位量が15〜6
0%および1,2−ジエン単位量が15〜70%であ
り、のこりが1,4−ジエン単位(1,4−結合してい
るジエン単位をいう)であるスチレンと共役ジエンとの
弾性共重合体30〜100%と、前記弾性重合体以外の
エラストマーとからなる。
【0011】前記弾性重合体のTgは前述のごとく−7
0〜0℃であるが、Tgが0℃をこえる場合には弾性が
不足し、冬季などに脆化特性が低下する。なお、前記弾
性共重合体がスチレンと共役ジエンとの共重合体である
ためTgの下限は−70℃より低くすることは困難であ
る。好ましいTgはグリップ性能の点から−50〜−5
℃である。
【0012】前記弾性共重合体におけるスチレン単位量
は、グリップ性能と耐摩耗性の向上という点から15〜
60%、好ましくは25〜60%である。該スチレン単
位量が15%未満になると、充分なグリップ性能が得ら
れず、逆に60%をこえると、耐摩耗性が低下し、ゴム
が硬くなりすぎてグリップ性能が低下する。
【0013】前記弾性重合体における共役ジエン単位量
は、のこりの40〜85%、好ましくは40〜75%で
あるが、グリップ性能と耐摩耗性の向上という点から、
前記弾性重合体における1,2−ジエン単位量は15〜
70%、好ましくは18〜65%であり、残りは1,4
−ジエン単位(1,4結合しているジエン単位をいう)
である。該1,2−ジエン単位量が15%未満になる
と、充分なグリップ性能が得られず、逆に70%をこえ
ると、耐摩耗性が低下する。
【0014】前記共役ジエンとしては、たとえばブタジ
エン、イソプレン、クロロプレンなどがあげられる。こ
れらのうちでは、ブタジエン、イソプレンが共架橋性お
よび得られるゴムの強度の点から好ましい。
【0015】前記弾性共重合体の具体例としては、たと
えばスチレン−ブタジエン共重合体(SBR)、スチレ
ン−イソプレン共重合体、スチレン−イソプレン−ブタ
ジエン共重合体(SIBR)などがあげられる。これら
は単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いて
もよい。これらのうちでは、SBR、SIBRがグリッ
プ性能の点から好ましい。
【0016】前記共重合体はスチレンと共役ジエンとを
常法により溶液重合または乳化重合させることにより得
られる。
【0017】前記弾性共重合体以外のエラストマーとし
ては、たとえば天然ゴム、イソプレンゴム、ブタジエン
ゴム、エチレン−プロピレン−ジエンゴム、クロロプレ
ンゴム、アクリロニトリル−ブタジエンゴムなどがあげ
られる。これらは単独で用いてもよく、2種以上を組み
合わせて用いてもよい。これらのうちでは、ブタジエン
ゴム、イソプレンゴム、天然ゴムが耐摩耗性、脆化特性
の点から好ましい。
【0018】前記ゴム成分にしめる前記弾性共重合体
(S−SBR、E−SBRなど)の割合が30%未満に
なり、前記弾性共重合体以外のエラストマーが70%を
こえる場合には、ウエットスキッド性能と耐摩耗性との
両立が困難となる。
【0019】本発明に使用される比重が3.5以上の金
属単独および該金属のケイ酸化合物の粉末のうちの1種
以上(以下、粉末(B)ともいう)はウエットスキッド
性能を改善し、かつ、耐摩耗性の低下を抑制するために
使用される成分である。
【0020】粉末(B)の平均粒子径は、ウエットスキ
ッド性能改善効果と耐摩耗性のバランスの点から、0.
1〜10μm、好ましくは0.1〜5μmである。平均
粒径が0.1μmより小さいとグリップ性能の向上が望
めない割に混練り作業性が低下し、10μmをこえると
耐摩耗性が低下する。
【0021】粉末(B)の比重は、耐摩耗性とウエット
スキッド性能とのバランスの点から、3.5以上、好ま
しくは4以上である。比重が3.5より小さいと耐摩耗
性が低下する。
【0022】粉末(B)の配合量は、ウエットスキッド
性能の改善効果と耐摩耗性のバランスの点からゴム成分
(A)100部に対して5〜35部、好ましくは10〜
30部である。前記配合量が5部未満ではウエットスキ
ッド性能の改善効果が充分でなく、35部をこえると耐
摩耗性が低下する。
【0023】粉末(B)の好ましい具体例としては、た
とえばタングステン粉末、亜鉛粉末、ジルコニウムシリ
ケイト粉末、チタンシリケイト粉末などがあげられる。
これらは単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて
用いてもよい。
【0024】本発明に使用されるカーボンブラック
(C)は、ゴム成分を補強して耐摩耗性を向上させるた
めに使用される成分である。
【0025】カーボンブラック(C)としては、チッ素
吸着比表面積(N2SA)が80m2/g以上、好ましく
は90〜200m2/g、DBP吸油量が90ml/1
00g以上、好ましくは120〜140ml/100g
のものが使用される。
【0026】前記チッ素吸着比表面積が80m2/g未
満になったり、DBP吸油量が90ml/100g未満
になると、耐摩耗性が低下する。
【0027】カーボンブラック(C)の配合量は、加工
性、耐摩耗性、ウエットスキッド性能改善効果のバラン
スの点から、ゴム成分(A)100部に対して10〜1
00部、好ましくは20〜90部である。前記配合量が
10部未満では耐摩耗性などの補強効果が充分でなく、
逆に100部をこえると分散が不充分となり、加工性が
低下する。
【0028】本発明のゴム成分(A)、粉末(B)およ
びカーボンブラック(C)からなるタイヤトレッド用ゴ
ム組成物には、さらに、転がり抵抗の軽減をはかるとと
もにゴム成分を補強するために使用されるシリカおよび
該シリカの分散性を改善し、耐摩耗性を向上させるため
に使用されるシランカップリング剤が含有されていても
よい。
【0029】前記シリカはN2SAが100〜300m2
/g、さらには130〜280m2/gであるのが、分
散性と補強効果のバランスの点から好ましい。該N2
Aが100m2/g未満になると、補強効果が小さくな
る傾向が生じ、逆に300m2/gをこえると、シリカ
の分散性が低下して加工性、耐摩耗性が低下する傾向が
生じる。
【0030】前記シリカの配合量はゴム成分(A)10
0部に対して30〜150部、さらには40〜130部
であるのが、ウエットスキッド性能および加工性の点か
ら好ましい。前記配合量が30部未満ではウエットスキ
ッド性能が不充分となり、逆に150部をこえると混練
り作業性(加工性)が低下し、シリカを用いる効果が少
なくなる傾向が生じる。
【0031】前記シリカとカーボンブラック(C)との
合計量は、ゴム成分(A)100部に対して40〜16
5部、さらには45〜150部であるのが、加工性およ
び耐摩耗性のバランスの点から好ましい。前記合計量が
40部未満では、耐摩耗性などの補強効果が小さくな
り、逆に165部をこえると、これらの充填剤の分散性
が低下し加工性がわるくなる傾向が生じる。
【0032】前記シランカップリング剤としては、たと
えば一般式(1): (SiO2a2(a+1) (1) (式中、XはO1/2((CH32SiO)b1またはO
1/21で各Xは同じでも異なっていてもよい、ただしX
の1つ以上はO1/2((CH33SiO)b1である、
1は水素原子または炭素数5以下の1価の炭化水素
基、bは1〜100の整数、aは1〜20の整数であ
る)で表わされるオルガノポリシロキサン、および一般
式(2): Y3−Si−Cn2nA (2) (式中、Yは炭素数1〜4のアルキル基、アルコキシ基
または塩素原子であり、3個のYは同じでも異なってい
てもよいが、少なくとも1つはアルコキシ基または塩素
原子であることがシランカップリング剤として作用しや
すい点から好ましい、nは1〜6の整数、Aは一般式:
−Smn2n−Si−Y3基(mは1〜9の整数、Yお
よびnは前記と同じ)、ニトロソ基、メルカプト基、ア
ミノ基、エポキシ基、ビニル基、塩素原子およびイミド
基よりなる群から選ばれた基である)で表わされる化合
物があげられる。これらは1種で用いてもよく、2種を
組み合わせて用いてもよい。
【0033】一般式(1)におけるaは、オルガノポリ
シロキサンの主鎖の長さを規定し、aが20をこえる場
合には、効果は変わらないが化合物の生産性がわるくな
るため好ましくない。aの好ましい値は1〜15、さら
には1〜10である。
【0034】一般式(1)におけるXは、オルガノポリ
シロキサンの主鎖に結合し、オルガノポリシロキサンが
官能基(アルコキシシリル基またはシラノール基)を有
するようにする。XはO1/2[(CH32SiO]b1
またはO1/21であり、XがO1/2[(CH32Si
O]b1でオルガノポリシロキサンの主鎖の末端に結合
する場合には、実質的に主鎖を長くし、末端に
【0035】
【化1】
【0036】基が存在し、XがO1/21の場合には、ケ
イ素原子に結合した−OR1基が存在する。ただし、オ
ルガノポリシロキサンの主鎖の末端にO1/21とともに
1/2[(CH32SiO]b1が存在する場合には、
実質的に主鎖末端以外にO1/21が結合する場合と同様
の構造になる。XがO1/2[(CH32SiO]b
1で、オルガノポリシロキサンの主鎖の末端以外に結合
する場合には、主鎖にジメチルシロキサン鎖が結合した
側鎖の先端に
【0037】
【化2】
【0038】基が存在し、XがO1/2[(CH32Si
O]b1でオルガノポリシロキサンの末端に結合した場
合と同様の構造になる。この構造の場合、末端または先
端の
【化3】 基は、立体障害が少なく反応しやすいため、他の化合物
と結合しやすく、好ましい。一方、XがO1/21で、オ
ルガノポリシロキサンの主鎖の末端以外に結合する場合
には、
【0039】
【化4】
【0040】の構造となり、この構造の場合、立体障害
が多く反応しにくいため、他の化合物と結合しにくい。
したがって、2(a+1)個存在するXのうちの50%
以上、さらには60%以上、ことには70%以上が
【0041】
【化5】
【0042】基を有することが好ましい。
【0043】前記O1/2[(CH32SiO]b1中の
bとして1〜100のものが使用できるが、オルガノポ
リシロキサンに含まれるアルコキシシリル基および(ま
たは)シラノール基の含有割合が高く、反応性が高くな
る点から1〜50、さらには1〜20であるのが好まし
い。
【0044】前記O1/2[(CH32SiO]b1また
はO1/21中のR1は、水素原子または炭素原子1〜5
の1価の炭化水素基である。水素原子の場合には、保存
安定性は必ずしもよくないが反応性の高いシラノール基
が含まれ、炭素数1〜5の1価の炭化水素基の場合に
は、保存安定性はよいが反応性が必ずしもよくないアル
コキシシリル基が含まれることになり、必要に応じて使
いわければよい。炭素数1〜5の炭化水素基の中でも炭
素数1〜2のものは反応性も高く、保存安定性も良好で
あり、好ましい。
【0045】前記炭素数1〜5の1価の炭化水素基の例
としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロ
ピル基、ブチル基、ペンチル基などがあげられ、メチル
基、エチル基が好ましい。
【0046】一般式(1)で表わされるオルガノポリシ
ロキサンを具体的に示せば、たとえば一般式(1)にお
いてa=1、b=1、XがすべてO1/2[(CH32
iO]b1でR1がすべてエチル基の場合、
【0047】
【化6】
【0048】となり、a=2、b=2、XがすべてO
1/2[(CH32SiO]b1でR1がすべてエチル基の
場合、
【0049】
【化7】
【0050】となり、a=3、b=20、XがすべてO
1/2[(CH32SiO]b1でR1がすべてエチル基の
場合、
【0051】
【化8】
【0052】となる。
【0053】なお、本発明に使用されるオルガノポリシ
ロキサンの分子量は、組成物の押出し加工性や押出し後
の寸法安定性の点から200〜10000、さらには2
00〜5000、ことには200〜2000が好まし
い。
【0054】前記オルガノポリシロキサンの好ましい具
体例としては、前記構造式で示したもののほか、たとえ
ば特公平3−17764号公報に記載のオルガノポリシ
ロキサンなどがあげられる。
【0055】前記オルガノポリシロキサンは、たとえば
特開昭58−67728号公報に記載の方法で製造する
ことができる。
【0056】一般式(2)における−SiY3基は、主
としてシリカとカップリングするために機能する。この
機能のためには、−SiY3基はシラノール基に変換す
ることが必要であり、3個のYのうち少なくとも1個は
炭素数1〜4のアルコキシ基または塩素基であるのが好
ましい。とくにメトキシ基またはエトキシ基であるの
が、反応性が高く、保存安定性も良好である点から好ま
しい。
【0057】一般式(2)で表わされる化合物の具体例
としては、たとえばビス(3−トリエトキシシリルプロ
ピル)テトラスルフィド、ビス(2−トリエトキシシリ
ルエチル)テトラスルフィド、ビス(3−トリメトキシ
シリルプロピル)テトラスルフィド、ビス(2−トリメ
トキシシリルエチル)テトラスルフィド、3−メルカプ
トプロピルトリメトキシシラン、3−メルカプトプロピ
ルトリエトキシシラン、2−メルカプトエチルトリメト
キシシラン、2−メルカプトエチルトリエトキシシラ
ン、3−ニトロソプロピルトリメトキシシラン、3−ニ
トロソプロピルトリエトキシシラン、3−クロロプロピ
ルトリメトキシシラン、3−クロロプロピルトリエトキ
シシラン、2−クロロエチルトリメトキシシラン、2−
クロロエチルトリエトキシシランなどがあげられる。こ
れらは単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用
いてもよい。これらのうちでは、カップリング剤添加効
果とコストの両立の点から、ビス(3−トリエトキシシ
リルプロピル)テトラスルフィドなどが好ましい。
【0058】前記シランカップリング剤の配合量は、前
記シリカに対して3〜20%、さらには4〜15%であ
るのが、シリカの分散性の点から好ましい。配合量が3
%未満では前記シランカップリング剤の添加効果が充分
に得られず、逆に20%をこえるとコストがあがる割に
は前記効果が向上しない。
【0059】本発明のタイヤトレッド用ゴム組成物に使
用される全フィラー、すなわち粉末(B)とその他のフ
ィラーとの合計量に対する粉末(B)の割合は、耐摩耗
性、ウエットスキッド性能のバランスの点から、5〜4
0%、好ましくは10〜30%である。前記割合が5%
未満ではウエットスキッド性能の改善効果が小さくな
り、逆に40%をこえると耐摩耗性が低下する。
【0060】本発明のタイヤトレッド用ゴム組成物は、
ゴム成分(A)、粉末(B)、カーボンブラック
(C)、必要により使用されるシリカおよびシランカッ
プリング剤を通常の加工装置、たとえばロール、バンバ
リーミキサー、ニーダーなどにより混練りすることによ
り得られる。また、本発明のタイヤトレッド用ゴム組成
物には、前記成分のほかに通常ゴム配合剤として使用さ
れる配合剤、たとえばプロセスオイル、加硫剤、老化防
止剤などを適宜配合することができる。
【0061】
【実施例】つぎに、本発明のタイヤトレッド用ゴム組成
物を実施例に基づいて説明するが、本発明はこれらに限
定されるものではない。
【0062】なお、実施例および比較例で使用する材料
とその略号の関係および評価方法を以下にまとめて示
す。
【0063】SBR−A:旭化成工業(株)製のTUF
DENE−3330(SBR、ゴム成分100部に対し
てオイル(ゴム用軟化剤)37.5部を含む、ガラス転
移温度−20℃、スチレン単位含有率30%、1,2−
ブタジエン単位含有率30%) SBR−B:旭化成工業(株)製のTUFDENE−1
530(SBR、ゴム成分100部に対してオイル(ゴ
ム用軟化剤)37.5部を含む、ガラス転移温度−48
℃、スチレン単位含有率18%、1,2−ブタジエン単
位含有率13%) ポリブタジエン:宇部興産(株)製のUBEPOL B
R150B カーボンブラックA:三菱化学(株)製のN351(D
BP吸油量126ml/100g、チッ素吸着比表面積
84m2/g) カーボンブラックB:三菱化学(株)製のN326(D
BP吸油量74ml/100g、チッ素吸着比表面積8
4m2/g) シリカ:デグッサ社製のUltrasil VN3(チ
ッ素吸着比表面積210m2/g) シランカップリング剤:デグッサ社製のSi69(ビス
(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィ
ド) オルガノポリシロキサン:一般式(1)で表わされるオ
ルガノポリシロキサンにおいて、aが3≦a≦5、bが
1≦b≦3、Xの70%以上がO1/2[(CH32Si
O]b1であり、R1がエチル基で、かつ分子量が約1
200のもの 水酸化アルミニウム:昭和電工(株)製のハイジライト
H−43(平均粒径0.6μm、比重2.4) タングステン粉末:東京タングステン(株)製のC50
H(平均粒径3μm、比重19.3) 亜鉛粉末A:白水テック(株)製の亜鉛F末(平均粒径
4μm、比重7.1) 亜鉛粉末B:東邦亜鉛(株)製のNA−325(平均粒
径18μm、比重7.1) ジルコニウムシリケイト粉末:白水テック(株)製のミ
クロパックスSP(平均粒径1μm、比重4.5) アロマオイル:(株)ジャパンエナジー製のJOMOプ
ロセス×140ゴム用軟化剤 ワックス:大内新興化学工業(株)製のサンノックN 老化防止剤:大内新興化学工業(株)製のノクラック6
C(N−(1,3−ジメチルブチル)−N′−フェニル
−p−フェニレンジアミン) ステアリン酸:日本油脂(株)製のステアリン酸 亜鉛華:三井金属鉱業(株)製の亜鉛華1号 イオウ:鶴見化学(株)製の粉末イオウ 加硫促進剤:大内新興化学工業(株)製のノクセラーN
S(N−tert−ブチル−2−ベンゾチアジルスルフ
ェンアミド)
【0064】(ウエットスキッド性能)タイヤサイズ1
85/65R14サイズのタイヤを装着した国産FF車
を用い、湿潤アスファルト路面で初速度64km/hか
らの制動距離を求めた。結果は、比較例1の指数が10
0となるようにした下記の計算式を用いて求めた指数で
表わした。数字が大きいほどウエットスキッド性能が良
好である。 ウエットスキッド性能=(比較例1の制動距離)÷(各
実施例、比較例の制動距離)×l00
【0065】(耐摩耗性)170℃で20分間加硫して
得られた加硫ゴムを用いて、岩本製作所(株)製のラン
ボーン摩耗試験機により室温で負荷荷重2kg、スリッ
プ率20%、落差量20g/分、試験時間5分間の測定
条件で容積損失を求めた。結果は、比較例1の指数が1
00となるようにした下記の計算式を用いて求めた指数
で表わした。数字が大きいほど耐摩耗性が優れている。 耐摩耗性=(比較例1の容積損失)÷(各実施例、比較
例の容積損失)×l00
【0066】(転がり抵抗)荷重4.66キロニュート
ン、内圧200キロパスカル、速度80km/hの条件
で測定した。結果は、比較例1の指数が100となるよ
うにした下記の計算式を用いて求めた指数で表わした。
数字が大きいほど転がり抵抗が優れている。 転がり抵抗=(比較例1の転がり抵抗)÷(各実施例、
比較例の転がり抵抗)×l00
【0067】(加工性)ムーニー粘度により加工性を評
価した。(株)島津製作所製ムーニー粘度計にて130
℃、JIS K 6300にしたがい、MLl+4を求め
た。結果は、比較例1の指数が100となるようにした
下記の計算式を用いて求めた指数で表わした。数字が大
きいほど加工性に優れている。 加工性=(比較例1のMLl+4)÷(各実施例、比較例
のMLl+4)×l00
【0068】実施例1〜5および比較例1〜8 表1に記載の成分を表1に記載の割合で配合し、さら
に、ワックス1部、老化防止剤1.5部、ステアリン酸
2部、亜鉛華2.5部、イオウ1.7部、加硫促進剤2
部を配合し、タイヤトレッド用ゴム組成物を製造した。
【0069】得られた組成物を用いて各特性を評価し
た。結果を表1に示す。
【0070】
【表1】
【0071】比較例1はコントロールでカーボンブラッ
クを充填剤とした配合である。比較例2はシリカを併用
した例であり、ウエットスキッド性能に改善効果が認め
られるが、加工性が低化している。比較例3は水酸化ア
ルミニウムを併用した例であり、耐摩耗性が低下してい
る。
【0072】実施例1〜3は、比重が3.5以上と大き
い粉末(B)を配合した結果であり、加工性、耐摩耗
性、転がり抵抗とウエットスキッド性能とのバランスが
とれている。
【0073】実施例1と比較例4とはSBRが異なり、
1,2−ブタジエン単位含有率が13%のSBRを用い
た比較例4の場合、ウエットスキッド性能の改善が認め
られない。
【0074】実施例1と比較例5とはカーボンブラック
が異なり、DBP吸油量74ml/100gのカーボン
ブラックを用いた比較例5の場合、耐摩耗性が充分では
ない。
【0075】比較例2と実施例4、5の比較では、カー
ボンブラック、シリカとともに使用する粉末(B)とし
て本発明の範囲内のものを用いることにより、加工性と
ウエットスキッド性能が改善される。また、オルガノポ
リシロキサンを併用することにより、さらに加工性、ウ
エットスキッド性能が改善される。
【0076】実施例2と比較例6とを比較した場合、本
発明の範囲外の粉末を用いた比較例6の耐摩耗性が充分
ではないことがわかる。
【0077】実施例1と比較例7、8との比較では、粉
末(B)の配合量が本発明の範囲外では耐摩耗性とウエ
ットスキッド性能が充分ではないことがわかる。
【0078】
【発明の効果】本発明のタイヤトレッド用ゴム組成物を
使用することにより、耐摩耗性、転がり抵抗特性および
加工性を低下させることなく、湿潤路面における制動性
および操縦安定性などを向上させたタイヤを得ることが
できる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08K 3/36 C08K 3/36 5/5419 5/5419 5/5425 5/5425 5/5435 5/5435 5/5455 5/5455 5/548 5/548 C08L 21/00 C08L 21/00 Fターム(参考) 4J002 AC012 AC052 AC062 AC072 AC081 AC092 BB152 DA037 DA106 DA116 DJ006 DJ018 FA086 FB108 FB118 FB138 FB148 FB158 FD016 FD017 FD018 GN01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)ガラス転移温度が−70〜0℃
    で、スチレン単位量が15〜60重量%および1,2−
    ジエン単位量が15〜70重量%のスチレンと共役ジエ
    ンとからなる弾性重合体30〜100重量%と、前記弾
    性重合体以外のエラストマー0〜70重量%とからなる
    ゴム成分100重量部、(B)平均粒径が0.1〜10
    μm、比重が3.5以上の金属単独および該金属のケイ
    酸化合物のうちの少なくとも1種の粉末5〜35重量部
    および(C)チッ素吸着比表面積が80m2/g以上
    で、DBP吸油量が90ml/100g以上のカーボン
    ブラック10〜100重量部からなり、かつ、全フィラ
    ーに対する(B)成分の割合が5〜40重量%であるタ
    イヤトレッド用ゴム組成物。
  2. 【請求項2】 前記ゴム成分100重量部に対して、さ
    らにシリカとカーボンブラックとの合計量が40〜16
    5重量部となるようにチッ素吸着比表面積100〜30
    0m2/gのシリカ30〜150重量部、およびシリカ
    に対して3〜20重量%のシランカップリング剤を含有
    する請求項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】 前記シランカップリング剤が、一般式
    (1): (SiO2a2(a+1) (1) (式中、XはO1/2((CH32SiO)b1またはO
    1/21で各Xは同じでも異なっていてもよい、ただし、
    Xの1つ以上はO1/2((CH33SiO)b1であ
    る、R1は水素原子または炭素数5以下の1価の炭化水
    素基、bは1〜100の整数、aは1〜20の整数であ
    る)で表わされるオルガノポリシロキサン、および一般
    式(2): Y3−Si−Cn2nA (2) (式中、Yは炭素数1〜4のアルキル基、アルコキシ基
    または塩素原子であり、3個のYは同じでも異なってい
    てもよい、nは1〜6の整数、Aは−Smn2n−Si
    −Y3基(mは1〜9の整数、Yおよびnは前記と同
    じ)、ニトロソ基、メルカプト基、アミノ基、エポキシ
    基、ビニル基、塩素原子およびイミド基よりなる群から
    選ばれた基である)で表わされる化合物のうちの少なく
    とも1種である請求項2記載の組成物。
  4. 【請求項4】 前記金属単独および該金属のケイ酸化合
    物のうちの少なくとも1種の粉末が、タングステン粉
    末、亜鉛粉末、ジルコニウムシリケイト粉末およびチタ
    ンシリケイト粉末のうちの少なくとも1種である請求項
    1、2または3記載の組成物。
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