JP2012246352A - タイヤ用ゴム組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】コロイダル特性を制御したカーボンブラックを配合してタイヤにしたときの転がり抵抗を小さくしながら耐摩耗性を従来レベル以上に向上するようにしたタイヤ用ゴム組成物を提供する。
【解決手段】 ガラス転移温度が−40℃以上の芳香族ビニル共役ジエン共重合ポリマーを20重量%以上含むゴム成分100重量部に対し、シリカを5〜100重量部、カーボンブラックを5〜80重量部を配合し、前記シリカとカーボンブラックの合計を40〜120重量部にすると共に、前記カーボンブラックの窒素吸着比表面積N2SAが55〜95m2/g、DBP吸収量が110〜160ml/100g、カーボンブラック凝集体のストークス径の質量分布曲線におけるモード径Dst(nm)と、前記N2SAとを、Dst=α(N2SA)-0.61の関係式で表わしたときの係数αが1979以上であることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、コロイダル特性を制御したカーボンブラックを配合しタイヤの転がり抵抗を小さくしながら、耐摩耗性を従来レベル以上に向上するようにしたタイヤ用ゴム組成物に関する。
近年、空気入りタイヤに対する要求性能として、地球環境問題への関心の高まりに伴い燃費性能が優れることが求められている。燃費性能を向上するためには転がり抵抗を低減することが知られている。このため空気入りタイヤを構成するゴム組成物の発熱を抑え、タイヤにしたときの転がり抵抗を小さくすることが行われている。ゴム組成物の発熱性の指標としては一般に動的粘弾性測定による60℃のtanδが用いられ、ゴム組成物のtanδ(60℃)が小さいほど発熱性が小さくなる。
ゴム組成物のtanδ(60℃)を小さくする方法として、例えばカーボンブラックの粒径を大きくしたり、配合量を少なくしたりすることや、シリカを配合することが挙げられる。しかし、このような方法では、タイヤにしたとき耐摩耗性が低下するという問題がある。
例えば特許文献1は、特定の変性ブタジエンゴムを含むゴム成分に、シリカ及びカーボンブラックを配合したタイヤ用ゴム組成物を提案している。しかし、このゴム組成物では、耐摩耗性を確保しながら発熱性を小さくする効果が必ずしも十分ではなく、しかも特定の変性ブタジエンゴムを使用するためコストが高くなるため、更なる改良が求められていた。
特開2010−132872号公報
本発明の目的は、コロイダル特性を制御したカーボンブラックを配合してタイヤにしたときの転がり抵抗を小さくしながら、耐摩耗性を従来レベル以上に向上するようにしたタイヤ用ゴム組成物を提供することにある。
上記目的を達成する本発明のタイヤ用ゴム組成物は、ガラス転移温度が−40℃以上の芳香族ビニル共役ジエン共重合ポリマーを20重量%以上含むゴム成分100重量部に対し、シリカを5〜100重量部、カーボンブラックを5〜80重量部を配合し、前記シリカとカーボンブラックの合計を40〜120重量部にすると共に、前記カーボンブラックの窒素吸着比表面積N2SAが55〜95m2/g、DBP吸収量が110〜160ml/100g、カーボンブラック凝集体のストークス径の質量分布曲線におけるモード径Dst(nm)と前記N2SAとの関係を下記の式(1)
Dst=α(N2SA)-0.61 (1)
(ただし、Dstは凝集体のストークス径の質量分布曲線におけるモード径(nm)、N2SAは窒素吸着比表面積(m2/g)、αは係数である。)
で表わしたとき、係数αが1979以上であることを特徴とする。
本発明のタイヤ用ゴム組成物は、ガラス転移温度が−40℃以上の芳香族ビニル共役ジエン共重合ポリマーを20重量%以上含むゴム成分100重量部に対し、シリカを5〜100重量部、カーボンブラックを5〜80重量部、シリカとカーボンブラックの合計が40〜120重量部になるように配合すると共に、カーボンブラックの窒素吸着比表面積N2SAが55〜95m2/g、DBP吸収量が110〜160ml/100g、かつ前記式(1)の関係で表わしたときの係数αが1979以上であるようにしたので、ゴム組成物の発熱性を小さくしタイヤにしたときの転がり抵抗を小さくしながら、耐摩耗性を従来レベル以上に向上することができる。
前記係数αとしては、1979≦α≦2450の範囲であることが好ましく、上述した優れた特性を確保しながら生産コストを抑制することができる。
本発明のタイヤ用ゴム組成物は、タイヤトレッド部に使用するのが好適である。このタイヤ用ゴム組成物を使用した空気入りタイヤは、転がり抵抗を小さくし燃費性能を改良しながら、耐摩耗性を従来レベル以上に向上することができる。
本発明のタイヤ用ゴム組成物で使用するカーボンブラックのDstとN2SAの関係を示すグラフである。
本発明のタイヤ用ゴム組成物において、ゴム成分はガラス転移温度が−40℃以上の芳香族ビニル共役ジエン共重合ポリマーを必ず含む。芳香族ビニル共役ジエン共重合ポリマーの含有量は、ゴム成分100重量%中、20重量%以上、好ましくは50〜100重量%である。芳香族ビニル共役ジエン共重合ポリマーの含有量が、20重量%未満であると耐摩耗性を改良することができない。またタイヤにしたとき操縦安定性が低下する虞がある。
本発明で使用する芳香族ビニル共役ジエン共重合ポリマーは、ガラス転移温度が−40℃以上である。ガラス転移温度は、好ましくは−40〜−20℃、より好ましくは−35℃〜−25℃であるとよい。ガラス転移温度が−40℃未満であると、耐摩耗性能には優れるが、低温領域、特に−10℃付近のtanδが下がりすぎてウェットグリップ性能が低下する。このためタイヤトレッド部に使用したとき耐摩耗性能とグリップ性能とを両立できない。芳香族ビニル共役ジエン共重合ポリマーのガラス転移温度は、示差走査熱量測定(DSC)により20℃/分の昇温速度条件によりサーモグラムを測定し、低温側のベースラインと転移域の傾き(傾斜直線)とのそれぞれの延長線の交点の温度とする。また、芳香族ビニル共役ジエン共重合ポリマーが油展品であるときは、油展成分(オイル)を含まない状態における芳香族ビニル共役ジエン共重合ポリマーのガラス転移温度とする。
芳香族ビニル共役ジエン共重合ポリマーとしては、例えばガラス転移温度が−40℃以上のスチレンブタジエンゴム(SBR)を例示することができる。スチレンブタジエンゴムの種類としては、上述したガラス転移温度を有するものであれば、溶液重合スチレンブタジエンゴム、乳化重合スチレンブタジエンゴムのいずれでもよい。
本発明において、ゴム成分として芳香族ビニル共役ジエン共重合ポリマー以外の他のゴム成分を配合することができる。他のゴム成分としては、例えば天然ゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、アクリロニトリル−ブタジエンゴム、ブチルゴム、ハロゲン化ブチルゴム等を例示することができる。なかでも天然ゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、ハロゲン化ブチルゴムがよい。また本発明が解決すべき課題の達成を妨げない範囲内であればガラス転移温度が−40℃未満の芳香族ビニル共役ジエン共重合ポリマーを配合することができる。このようなゴム成分は、単独又は複数のブレンドとして使用することができる。
本発明のゴム組成物において、シリカ及びカーボンブラックを必ず配合する。シリカ及びカーボンブラックの配合量の合計は、ゴム成分100重量部に対し40〜120重量部、好ましくは50〜100重量部配合する。シリカ及びカーボンブラックの合計量をこのような範囲にすることにより、ゴム組成物の低転がり抵抗と耐摩耗性及び操縦安定性とをより高いレベルでバランスさせることができる。シリカ及びカーボンブラックの合計が40重量部未満であると、耐摩耗性及び操縦安定性を確保することができない。シリカ及びカーボンブラックの合計が120重量部を超えると、発熱性が大きくなり転がり抵抗が悪化する。
またシリカの配合量はゴム成分100重量部に対し5〜100重量部、好ましくは20〜90重量部配合する。シリカの配合量をこのような範囲にすることにより、ゴム組成物の低転がり抵抗と耐摩耗性及び操縦安定性とを両立する。シリカの配合量が5重量部未満であると、タイヤにしたときの転がり抵抗を十分に小さくすることができない。シリカの配合量が100重量部を超えると耐摩耗性が低下する。
シリカとしてはCTAB比表面積が好ましくは80〜220m2/gにするとよい。シリカのCTABが80m2/g未満であると、ゴム組成物に対する補強性が不十分となり耐摩耗性及び操縦安定性が不足する。またシリカのCTABが220m2/gを超えると、転がり抵抗が大きくなる。なおシリカのCTAB比表面積は、ISO 9277に準拠して求めるものとする。
本発明で使用するシリカは、上述した特性を有するシリカであればよく、製品化されたもののなかから適宜選択してもよいし、通常の方法で上述した特性を有するように製造してもよい。シリカの種類としては、例えば湿式法シリカ、乾式法シリカあるいは表面処理シリカなどを使用することができる。
本発明のゴム組成物において、シリカと共にシランカップリング剤を配合することが好ましく、シリカの分散性を向上しゴム成分との補強性をより高くすることができる。シランカップリング剤は、シリカ配合量に対して好ましくは3〜20重量%、より好ましくは5〜15重量%配合するとよい。シランカップリング剤の配合量がシリカ重量の3重量%未満の場合、シリカの分散性を向上する効果が十分に得られない。また、シランカップリング剤の配合量が20重量%を超えると、シランカップリング剤同士が縮合してしまい、所望の効果を得ることができなくなる。
シランカップリング剤としては、特に制限されるものではないが、硫黄含有シランカップリング剤が好ましく、例えばビス−(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラサルファイド、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)ジサルファイド、3−トリメトキシシリルプロピルベンゾチアゾールテトラサルファイド、γ−メルカプトプロピルトリエトキシシラン、3−オクタノイルチオプロピルトリエトキシシラン等を例示することができる。
本発明のタイヤ用ゴム組成物では、特定の窒素吸着比表面積N2SA及びDBP吸収量を有し、かつN2SAと凝集体のストークス径の質量分布曲線におけるモード径Dstとの関係を限定した新規のカーボンブラックを配合することにより、ゴム組成物のtanδ(60℃)を小さくしながら、耐摩耗性を維持・向上することができる。カーボンブラックの配合量は、ゴム成分100重量部に対し5〜80重量部、好ましくは10〜80重量部、より好ましくは15〜70重量部にする。カーボンブラックの配合量が5重量部未満であると、ゴム組成物の耐摩耗性が悪化する。またカーボンブラックの配合量が80重量部を超えるとtanδ(60℃)が大きくなる。また耐摩耗性が却って悪化する。
本発明で使用するカーボンブラックは、窒素吸着比表面積N2SAが55〜95m2/g、好ましくは55〜85m2/gである。N2SAが55m2/g未満であると、ゴム組成物の耐摩耗性が低下する。N2SAが95m2/gを超えると、tanδ(60℃)が大きくなる。N2SAは、JIS K6217−2に準拠して、測定するものとする。
また、カーボンブラックのDBP吸収量は、110〜160ml/100gであり、好ましくは120〜150ml/100gである。DBP吸収量が110ml/100g未満であるとtanδ(60℃)が大きくなると共に、耐摩耗性が低下する。またゴム組成物の成形加工性が低下しカーボンブラックの分散性が悪化するのでカーボンブラックの補強性能が十分に得られない。DBP吸収量が160ml/100gを超えると、耐摩耗性が却って悪化する。また粘度の上昇により加工性が悪化する。DBP吸収量は、JIS K6217−4吸油量A法に準拠して、測定するものとする。
本発明で使用するカーボンブラックは、上述したコロイダル特性を有すると共に、凝集体のストークス径の質量分布曲線におけるモード径Dstと窒素吸着比表面積N2SAとを下記の式(1)の関係式で表わしたとき、係数αが1979以上、好ましくは1979〜2450である。
Dst=α(N2SA)-0.61 (1)
(ただし、Dstは凝集体のストークス径の質量分布曲線におけるモード径(nm)、N2SAは窒素吸着比表面積(m2/g)、αは係数である。)
カーボンブラックが上述したN2SA及びDBP吸収量を有し、かつ係数αを1979以上にすることにより、ゴム組成物のtanδ(60℃)を小さくしながら、耐摩耗性を維持・向上することができる。また係数αの上限は特に限定されるものではないが、カーボンブラックの収率やコストなどの生産性の観点から2450以下にするとよい。本発明において、凝集体のストークス径の質量分布曲線におけるモード径Dstとは、カーボンブラックを遠心沈降させ、光学的に得た凝集体のストークス径の質量分布曲線における最大頻度のモード径をいう。本発明において、DstはJIS K6217−6ディスク遠心光沈降法による凝集体分布の求め方に準拠して、測定するものとする。
図1は、本発明で使用するカーボンブラックのDstとN2SAの関係を示すグラフである。図1において、横軸はN2SA(m2/g)、縦軸はDst(nm)である。ASTM規格番号を有する代表的なカーボンブラックを四角印でプロットし、試作により得られたカーボンブラックを丸印及び三角印でプロットした。ここで各プロットに、後述する実施例及び比較例で使用したカーボンブラックCB1〜CB13をそれぞれ参照する数字1〜13を付している。図1に示す通り、従来の規格化されたカーボンブラックブラックのDstとN2SAは、概ね下記式(2)の関係を満たす。
Dst=1650×(N2SA)-0.61 (2)
(ただし、Dstは凝集体のストークス径の質量分布曲線におけるモード径(nm)、N2SAは窒素吸着比表面積(m2/g)を表わす。)
図1では、上記式(2)の関係を点線の曲線で表わした。
これに対し、本発明で使用するカーボンブラックでは、Dst及びN2SAは、下記式(3)の曲線(実線)より右上にプロットされる。
Dst=1979×(N2SA)-0.61 (3)
(ただし、Dstは凝集体のストークス径の質量分布曲線におけるモード径(nm)、N2SAは窒素吸着比表面積(m2/g)を表わす。)
すなわち本発明では、N2SAが55〜95m2/gの範囲において、Dstが従来のカーボンブラックのDstより大きくした新規のカーボンブラックを使用する。このようなカーボンブラックは、従来のカーボンブラックと比べ、N2SAが同レベルであっても、凝集体のストークス径が大きく、凝集体の形態が球形に近いことを意味する。これにより、ゴムに対する補強性能を高くするため、ゴム組成物の耐摩耗性を従来レベル以上に向上することができる。
上述したコロイダル特性を有するカーボンブラックは、例えば、カーボンブラック製造炉における原料油導入条件、燃料油及び原料油の供給量、燃料油燃焼率、反応時間(最終原料油導入位置から反応停止までの燃焼ガスの滞留時間)などの製造条件を調整して製造することができる。
タイヤ用ゴム組成物には、加硫又は架橋剤、加硫促進剤、各種無機充填剤、各種オイル、老化防止剤、可塑剤などのタイヤ用ゴム組成物に一般的に使用される各種添加剤を配合することができ、かかる添加剤は一般的な方法で混練してゴム組成物とし、加硫又は架橋するのに使用することができる。これらの添加剤の配合量は本発明の目的に反しない限り、従来の一般的な配合量とすることができる。本発明のタイヤ用ゴム組成物は、通常のゴム用混練機械、例えば、バンバリーミキサー、ニーダー、ロール等を使用して、上記各成分を混合することによって製造することができる。
本発明のタイヤ用ゴム組成物は、空気入りタイヤのキャップトレッド部、アンダートレッド部、サイドウォール部、ビードフィラー部、カーカス層、ベルト層、ベルトカバー層などのコード用被覆ゴム、ランフラットタイヤにおける断面三日月型のサイド補強ゴム層、リムクッション部などに好適に使用することができる。とりわけトレッド部に使用することが好ましく、特にキャップトレッドに使用するのがよい。これらの部材に本発明のゴム組成物を使用した空気入りタイヤ、特にタイヤトレッド部を本発明のゴム組成物で構成した空気入りタイヤは、走行時の発熱性が小さくなるので、転がり抵抗を小さくし燃費性能を改良することができる。同時に、耐摩耗性及び操縦安定性が優れ、従来レベル以上に向上することができる。
以下、実施例によって本発明をさらに説明するが、本発明の範囲はこれらの実施例に限定されるものではない。
13種類のカーボンブラック(CB1〜CB13)を使用して21種類のゴム組成物(実施例1〜10、比較例1〜11)を調製した。このうち8種類のカーボンブラック(CB1,CB2,CB8〜CB13)は市販グレード、5種類のカーボンブラック(CB3〜CB7)は試作品であり、それぞれのコロイダル特性を表1,2に示した。また図1において、各カーボンブラックCB1〜CB13のDstとN2SAの関係をプロットすると共に、それぞれのカーボンブラックを参照する番号を付した。
Figure 2012246352
Figure 2012246352
表1,2において、各略号はそれぞれ下記のコロイダル特性を表わす。
・N2SA:JIS K6217−2に基づいて測定された窒素吸着比表面積
・IA:JIS K6217−1に基づいて測定されたよう素吸着量
・CTAB:JIS K6217−3に基づいて測定されたCTAB吸着比表面積
・DBP:JIS K6217−4(非圧縮試料)に基づいて測定されたDBP吸収量
・24M4:JIS K6217−4(圧縮試料)に基づいて測定された24M4−DBP吸収量
・TINT:JIS K6217−5に基づいて測定された比着色力
・Dst:JIS K6217−6に基づいて測定されたディスク遠心光沈降法による凝集体のストークス径の質量分布曲線の最大値であるモード径
・△D50:JIS K6217−6に基づいて測定されたディスク遠心光沈降法による凝集体のストークス径の質量分布曲線において、その質量頻度が最大点の半分の高さのときの分布の幅(半値幅)
・α:Dst及びN2SAを上述した式(1)の関係に当てはめたときの係数α
また表1,2において、カーボンブラックCB1,CB2,CB8〜CB13は、それぞれ以下の市販グレードを表わす。
・CB1:東海カーボン社製シーストKHP
・CB2:東海カーボン社製シーストKH
・CB8:東海カーボン社製シースト300
・CB9:キャボットジャパン社製ショウブラック330T
・CB10:新日化カーボン社製ニテロン#10N
・CB11:東海カーボン社製シースト3
・CB12:東海カーボン社製シーストNH
・CB13:東海カーボン社製シースト6
カーボンブラックCB3〜CB7の製造
円筒反応炉を使用して、表3に示すように全空気供給量、燃料油導入量、燃料油燃焼率、原料油導入量、反応時間を変えて、カーボンブラックCB3〜CB7を製造した。
Figure 2012246352
タイヤ用ゴム組成物の調製及び評価
上述した13種類のカーボンブラック(CB1〜CB13)を用いて、表4〜6に示す配合からなる21種類のゴム組成物(実施例1〜10、比較例1〜11)を調製するに当たり、それぞれ硫黄及び加硫促進剤を除く成分を秤量し、55Lのニーダーで15分間混練した後、そのマスターバッチを放出し室温冷却した。このマスターバッチを55Lのニーダーに供し、硫黄及び加硫促進剤を加え、混合しタイヤ用ゴム組成物を得た。表4〜6において、SBR1及びSBR2が油展品であるため、油展オイルを含むSBRの配合量を記載すると共に、その下の括弧内に油展オイル量を除いた正味のゴム成分の配合量を記載した。
得られた21種類のタイヤ用ゴム組成物を使用してタイヤトレッド部を構成するようにして、以下のタイヤサイズの空気入りタイヤを加硫成形した。得られた21種類の空気入りタイヤの転がり抵抗及び耐摩耗性を下記に示す方法により評価した。また実施例6、比較例1及び10で得られた空気入りタイヤについて、ウェットグリップ性能を下記に示す方法により評価した。更に実施例9及び10、比較例11で得られた空気入りタイヤについて、ドライグリップ性能を下記に示す方法により評価した。
転がり抵抗
タイヤサイズが195/65R15の空気入りタイヤを加硫成形し、得られたタイヤを標準リム(サイズ15×6Jのホイール)に組み付け、JIS D4230に準拠する室内ドラム試験機(ドラム径1707mm)に取り付け、JIS D4230の「6.4高速性能試験A」に記載される高速耐久性の試験に準拠して高速耐久性試験を実施し、試験荷重2.94kN、速度50km/時の抵抗力を測定し、転がり抵抗とした。得られた結果は、表4,5では、比較例1の値の逆数を100とし、表6では比較例11の値の逆数を100とする指数として表4〜6の「転がり抵抗」の欄に示した。この指数が大きいほど転がり抵抗が小さく燃費性能が優れていることを意味する。
耐摩耗性
タイヤサイズが225/50R17の空気入りタイヤを加硫成形し、得られたタイヤを標準リム(サイズ17×7.5Jのホイール)に組み付け、JIS D4230に準拠する室内ドラム試験機(ドラム径1707mm)に取り付け、JIS D4230の「6.4高速性能試験A」に記載される高速耐久性の試験に準拠して高速耐久性試験を実施し、試験荷重2.94kN、速度50km/時で20000kmの走行試験を行った。試験後のタイヤ幅方向中央領域の主溝深さの変化から摩耗量を測定した。得られた結果は、表4,5では、比較例1の値の逆数を100とし、表6では比較例11の値の逆数を100とする指数として表4〜6の「耐摩耗性」の欄に示した。この指数が大きいほど耐摩耗性が優れていることを意味する。
ウェットグリップ性能
実施例6、比較例1及び10のタイヤ用ゴム組成物を使用してタイヤサイズが225/50R17の空気入りタイヤを加硫成形し、得られた空気入りタイヤをリムサイズ17×7.5Jのホイールに組付け、国産2.5リットルクラスの試験車両に装着し、空気圧230kPaの条件で湿潤路面からなる1周2.6kmのテストコースを実車走行させ、そのときの操縦安定性を専門パネラー3名による感応評価により採点した。得られた結果を比較例1の値を100とする指数としたところ、実施例6及び比較例10の空気入りタイヤはいずれも105であり、ウェットグリップ性能が比較例1と比べ優れたものであった。
ドライグリップ性能
実施例9及び10、比較例11のタイヤ用ゴム組成物を使用してタイヤサイズが225/50R17の空気入りタイヤを加硫成形し、得られた空気入りタイヤをリムサイズ17×7.5Jのホイールに組付け、国産2.5リットルクラスの試験車両に装着し、空気圧230kPaの条件で乾燥路面からなる1周2.6kmのテストコースを実車走行させ、専門パネラー3名による感応評価により採点した。得られた結果を、比較例11を100とする指数としたところ、実施例9及び10の空気入りタイヤはいずれも110であり、ドライグリップ性能は比較例11に比べ優れたものであった。
Figure 2012246352
Figure 2012246352
Figure 2012246352
なお、表4〜6において使用した原材料の種類を下記に示す。
NR:天然ゴム、RSS#3
SBR1:スチレン−ブタジエンゴム、旭化成ケミカルズ社製E580、スチレン含有量=40重量%、Tg=−27℃、ゴム成分100重量部に対しオイル37.5重量部を配合した油展品
SBR2:スチレン−ブタジエンゴム、日本ゼオン社製Nipol1739、スチレン含有量=41重量%、Tg=−28℃、ゴム成分100重量部に対しオイル37.5重量部を配合した油展品
BR:ブタジエンゴム、日本ゼオン社製Nipol BR1220
Br−IIR:臭素化ブチルゴム、Exxon−Mobil社製BromoButyl2255
シリカ:エボニックデグサ社製Ultrasil7000GR
カップリング剤:シランカップリング剤、エボニックデグサ社製Si69
CB1〜CB13:上述した表1,2に示したカーボンブラック
アロマオイル:ジャパンエナジー社製プロセスX−140
亜鉛華:正同化学工業社製酸化亜鉛3種
ステアリン酸:日油社製ビーズステアリン酸
ワックス:大内新興化学工業社製サンノック
老化防止剤:フレキシス社製SANTOFLEX6PPD
加硫促進剤:大内新興化学工業社製ノクセラーCZ−G
硫黄:鶴見化学工業社製油処理硫黄
表4〜6から明らかなように実施例1〜10の空気入りタイヤは、低転がり抵抗及び耐摩耗性が従来レベル以上に向上することが確認された。また実施例6の空気入りタイヤは、トレッド用ゴム組成物に臭素化ブチルゴムを配合したので低転がり抵抗と耐摩耗性を維持しながらウェットグリップ性能を改良することが確認された。実施例9、10の空気入りタイヤは高スチレンであるSBR2を配合したので低転がり抵抗性と耐摩耗性を維持しながらドライグリップ力を向上することが確認された。
表4から明らかなように、比較例1,2のゴム組成物は、カーボンブラックCB1,CB2の式(1)の係数αが1979未満であるため、実施例1〜4のタイヤ用ゴム組成物に比べ低転がり抵抗が劣る。比較例3のゴム組成物は、カーボンブラックCB3のDBP吸収量が160ml/100gを超えかつ係数αが1979未満であるため、耐摩耗性が低下する。
表5から明らかなように、比較例4,5及び7のゴム組成物は、カーボンブラックCB8,CB9及びCB11のDBP吸収量が110ml/100g未満かつ係数αが1979未満であるため、低転がり抵抗を小さくすることができず更に耐摩耗性が低下する。比較例6のゴム組成物は、カーボンブラックCB10のN2SAが55m2/g未満かつ係数αが1979未満であるため、耐摩耗性が低下する。比較例8のゴム組成物は、カーボンブラックCB12の係数αが1979未満であるため、耐摩耗性が低下する。比較例9のゴム組成物は、カーボンブラックCB13のN2SAが95m2/gを超えかつ係数αが1979未満であるため、低転がり抵抗を小さくすることができない。比較例10のゴム組成物は、上述した通りトレッド用ゴム組成物に臭素化ブチルゴムを配合したのでウェットグリップ性能が改良されたが、カーボンブラックCB1の係数αが1979未満であるため、実施例6のタイヤ用ゴム組成物に比べ低転がり抵抗性及び耐摩耗性が劣る。
表6から明らかなように、比較例11のゴム組成物は、カーボンブラックCB1の係数αが1979未満であるため、実施例7〜10のタイヤ用ゴム組成物に比べ低転がり抵抗性及び耐摩耗性が劣る。

Claims (4)

  1. ガラス転移温度が−40℃以上の芳香族ビニル共役ジエン共重合ポリマーを20重量%以上含むゴム成分100重量部に対し、シリカを5〜100重量部、カーボンブラックを5〜80重量部を配合し、前記シリカとカーボンブラックの合計を40〜120重量部にすると共に、前記カーボンブラックの窒素吸着比表面積N2SAが55〜95m2/g、DBP吸収量が110〜160ml/100g、カーボンブラック凝集体のストークス径の質量分布曲線におけるモード径Dst(nm)と前記N2SAとの関係を下記の式(1)
    Dst=α(N2SA)-0.61 (1)
    (ただし、Dstは凝集体のストークス径の質量分布曲線におけるモード径(nm)、N2SAは窒素吸着比表面積(m2/g)、αは係数である。)
    で表わしたとき、係数αが1979以上であることを特徴とするタイヤ用ゴム組成物。
  2. 前記係数αが、1979≦α≦2450であることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ用ゴム組成物
  3. タイヤトレッド部に使用する請求項1又は2に記載のタイヤ用ゴム組成物。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のタイヤ用ゴム組成物でタイヤトレッド部を構成したことを特徴とする空気入りタイヤ。
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