JP2001029566A - パチンコ機の入賞装置 - Google Patents

パチンコ機の入賞装置

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JP2001029566A JP2000203341A JP2000203341A JP2001029566A JP 2001029566 A JP2001029566 A JP 2001029566A JP 2000203341 A JP2000203341 A JP 2000203341A JP 2000203341 A JP2000203341 A JP 2000203341A JP 2001029566 A JP2001029566 A JP 2001029566A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来にない遊技球の動きが可能で、遊技興趣
の高いパチンコ機の入賞装置を提供する。 【解決手段】 遊技球が流下する遊技盤面に設けられ、
内部に入賞室35を備えるパチンコ機の入賞装置におい
て、前記入賞室35には、流入した遊技球を下方から上
方に揚送するスクリュー体34を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パチンコ機の入
賞装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、パチンコ機の入賞装置は
数多く提案されており、例えば、特開昭61−2288
87号公報に記載されたパチンコ機がある。このパチン
コ機は、権利確保球検出スイッチを備える権利確保用入
賞口を有し、図柄表示装置が特定の図柄を表示している
間に、権利確保球検出スイッチがオンすると、変動入賞
装置における入賞確率を増大させることができる。即
ち、変動入賞装置を打球が入り易い状態に変換させるこ
とができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に記載されたパチンコ機を始め、従来のパチンコ機で
は、図柄表示装置の始動入賞口における入賞確率を変化
若しくは零にすることはできない。従って、図柄表示装
置が表示する図柄、換言すると識別情報に基づく所謂
「大当り」と「大当り」との間の時間がランダムになっ
てしまいゲーム性を著しく悪くしてしまっているのが現
状である。また、従来の入賞装置において、球は上方か
ら下方へ流下運動しているのみで、球の動きに新鮮味が
なくなっているのが現状である。本発明は上記に鑑み提
案されたもので、従来にない球の動きが可能で、遊技興
趣の高いパチンコ機の入賞装置を提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、遊技球が流下する遊技盤面に設けられ、内部
に入賞室を備えるパチンコ機の入賞装置において、前記
入賞室には、流入した遊技球を下方から上方に揚送する
スクリュー体を設けたパチンコ機の入賞装置である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面の実施形態に
ついて説明すると、図1はパチンコ機1の正面図であっ
て、窓部を有した額縁状の前枠2の一側を外枠3に開閉
可能に蝶着し、上記窓部には金枠4を設け、該金枠4の
上方部分にはガラスを装着したガラス枠5を開閉可能に
軸着し、上記前枠2及びガラス枠5を施錠装置6で施錠
可能とする。また、ガラス枠5の下方部分には上皿7を
設けたフロントプレート8等からなる上受皿セット9を
設け、前枠2の下方部分には下皿10や打球の飛距離を
調整する操作ハンドル11等を設けた下受皿セット12
を設ける。また、上記前枠2の窓部には遊技盤13を後
方から臨ませる。
【0006】遊技盤13にはガイドレール14で囲まれ
る遊技部15を形成し、該遊技部15のほゞ中央部分
に、天入賞口16と振分装置17とを備えると共に普通
図柄表示装置18を備えるセンター役物19を設ける。
また、上記センター役物19の向かって左側には、特別
領域を含む複数の通過領域が形成された特別入賞装置2
0を配設する。更に、左斜め下方には、打球の流入が困
難な第1状態と打球の流入が容易な第2状態とに変換可
能な可変入賞装置21を設け、この可変入賞装置21を
後述する図柄始動口22とする。一方、遊技部15の右
側部分には、第3種始動口23に設定した回転入賞装置
24及び大入賞口25に設定した変動入賞装置26を配
設する。そして、遊技部15の最下位置にはアウト口2
7を開設する。尚、遊技部15の適宜位置には、種々の
入賞具28…及び各種表示灯29…、風車30等を配設
し、パチンコ機1の上縁部には外部表示灯31が設けて
ある。また、上受皿セット9にはスピーカ32が臨み、
種々の効果音や不正遊技時の警報等を発声する。
【0007】センター役物19は、図示の実施形態によ
れば、回転盤33及びスクリュー体34とからなる振分
装置17を有する。即ち、センター役物19には、打球
が流下する遊技部15と隔離された入賞室35が設けて
あり、この入賞室35内に、駆動源として役物回転盤駆
動モータ36を有する回転盤33及び役物スクリュー駆
動モータ37を有するスクリュー体34が収設してあ
る。
【0008】上記入賞室35は、天入賞口16の下方に
設けた左側方に向けて開口する天下入賞口38を唯一の
球入口としており、この天下入賞口38に連通する球誘
導樋39を通して入賞室35へ流入可能になっている。
上記球誘導樋39の途中には、役物スイッチ40を臨ま
せ、当該役物スイッチ40が作動すると、電源投入中は
所定の速度で回転を続けている回転盤33の回転速度を
所定時間減速する。この減速により球の行方の確認を容
易にして遊技の興趣を向上させると共に、スクリュー体
34と回転盤33との同期をずらせて打球発射のタイミ
ングを計った狙い撃ちを防止する。上記球誘導樋39の
下流側は回転盤33の周縁に球周遊路41として展開
し、球周遊路41に流入した球は、回転盤33上に転出
し、該回転盤33に設けた複数の球嵌入孔42または球
導入路43の何れかに振り分けられる。尚、図示の実施
形態では、球周遊路41の下端に、弾性を有する金属板
からなる反射板44が設けてあり、当該反射板44に衝
突した球を反発させて回転盤33に導くようになってい
る。また、回転盤33の上面には、高さの低い誘導仕切
板45a,45b及び仕切ボス46が突設してあり、回
転盤33上の球が無暗に転動しないようになっている。
【0009】そして、球嵌入孔42に嵌入した球は、回
転盤33の回転によって球排出口(図示せず)に移送さ
れて入賞球として機裏へ排出される。一方、球導入路4
3に載った球は、入賞室35のほゞ中央に立設したスク
リュー体34に導入され、該スクリュー体34によって
入賞室35の上方へ揚送される。揚送された球は、当該
センター役物19の入賞室35の外部に形成された入賞
路47に排出される。上記入賞路47には、後述する普
通図柄表示装置18の図柄変動を開始するための普通図
柄表示装置作動ゲート48が臨んでいる。従って、この
センター役物19においは、入賞室35へ流入する球
を、一般入賞球と始動入賞球とに振り分けることができ
る。
【0010】また、上記センター役物19には、普通図
柄表示装置18を並設する。この普通図柄表示装置18
は、複数の図柄を可変表示できればどのような構成でも
よいが、図示の実施形態によれば、所謂7セグメントデ
ジタル表示器によって構成してあり、「0」−「9」の
10枚の数字を表示可能である。また、この実施形態に
よれば、普通図柄表示装置18の周囲に図柄始動記憶表
示器49を配設してある。この図柄始動記憶表示器49
についても後述する。
【0011】普通図柄表示装置作動ゲート48は、普通
図柄表示装置18における図柄の変動表示を開始する機
能を有する。即ち、上記入賞路47に第1図柄始動スイ
ッチ50(尚、図8及び図12では図柄始動スイッチ
とする。)を臨ませてあり、当該入賞路47を通過する
球によって、上記第1図柄始動スイッチ50がオンして
図柄の変動表示を開始する。また、図柄の変動表示中に
第1図柄始動スイッチ50がオンすると、最大4個まで
記憶し、図柄始動記憶表示器49によって可視表示す
る。そして、図柄の変動表示停止後、または特別入賞装
置20の開放動作終了後に、上記始動記憶に基づいて再
び図柄の変動表示を開始する。
【0012】普通図柄表示装置18が可変表示を開始
し、所定時間が経過すると図柄の変動を停止する。この
とき表示する図柄が特定の図柄であるとき、例えば
「7」である場合は、特別領域を設けた特別入賞装置2
0を所定時間が経過するか、また所定個数の入球がある
まで開放する(例えば、10秒または10個)。
【0013】特別入賞装置20は、図6ないし図7に示
す実施形態によれば、駆動源として設けた特別装置駆動
ソレノイド51(尚、図8では電動役物ソレノイドと
する。)によって、ゲート部材52が前後して、特別領
域53を含む複数の通過領域55を開放及び閉成するも
のである。即ち、中央に特別領域53を有すると共に左
右に一般入賞領域54を備え、特別領域53には保留プ
レート56が臨んでおり、該保留プレート56によっ
て、球1個が特別領域53の上で保留され、ゲート部材
52が閉成されるときに、当該特別入賞装置20内に取
り込まれて、特別装置作動スイッチ57が作動するよう
になっている。
【0014】特別装置作動スイッチ57が作動すると所
謂権利が発生する。即ち、この権利は、図8のブロック
図における制御装置58により形成される特別遊技制御
手段によって発生及び消滅する。この権利中に、始動入
賞口を形成する第3種始動口23に入賞すると、大入賞
口25を形成する変動入賞装置26が所定の態様で駆動
される。尚、図8中、破線で示した電動役物ソレノイド
及びソレノイド駆動回路は、本実施形態では不要であ
る。尚また、電源回路、クロック発生回路、分周回路、
ROM、RAM、各入賞球検出回路、各種駆動回路、音
声制御回路については説明しないが、各自所定の機能を
実行する。
【0015】第3種始動口23は、図示の実施形態によ
れば、球導入部59を設けた回転体60が所定時間(例
えば、12秒)で1回転するように設定してあり、上記
所定時間が経過しないと第3種始動スイッチ61に作用
しないようになっている。尚、上記回転体60は3種始
動口駆動モータ62を駆動源とする。
【0016】大入賞口25を構成する変動入賞装置26
は、図示の実施形態によれば、大入賞口ソレノイド63
を駆動源として可動する一対の可動翼片64を有してな
り、打球が入賞できない第1状態と打球が極めて入賞し
易い第2状態とに変換可能である。また、変動入賞装置
26は、入賞した球を検出する10カウントスイッチ6
5を備える。尚、この変動入賞装置26は、第1状態と
第2状態とに変換可能であれば他の形式のものでもよ
い。
【0017】この変動入賞装置26は、第3種始動口2
3に打球が入球して第3種始動スイッチ61がオンする
毎に、可動翼片64を開放して第2状態に変換し、所定
時間(例えば、10秒)が経過するか、または所定個数
(例えば、10個)の入球があると、可動翼片64を閉
じて第2状態を終了する。尚、大入賞口25が開放中
に、第3種始動口23に入球があっても、当該開放動作
終了後に、引続き大入賞口25を開放することはない。
また、この実施形態では、第3種始動口23を構成する
回転体60の1回転に要する時間が、大入賞口25の開
放時間よりも長いので、大入賞口25が開放中に再び第
3種始動口23の第3種始動スイッチ61がオンするこ
とはない。
【0018】そして、権利中に、第3種始動口23に打
球が16個入球するか、打球が再び特別入賞装置20の
特別領域53を通過すると、特別入賞装置20が作動を
停止して権利が消滅する。即ち、上記大入賞口25の開
放回数は、最大16回となる。尚、現在何回目の開放動
作中か或は第3種始動口23に何個入賞したかは、遊技
部15の右側下方部分に設けた9セグメントLEDで構
成した継続回数表示器66(始動口入賞球数表示器)に
より可視表示する。尚、あと何回大入賞口25を開放可
能かを、最大開放回数である「16」から減算して表示
するようにしてもよい。
【0019】一方、本発明では、遊技盤13に図柄表示
装置を作動させるための可変入賞装置21が配設してあ
り、この可変入賞装置21は特別入賞装置20の特別領
域53を通過した球によって作動する。図示の実施形態
では、可変入賞装置21として、センター役物19の左
側下方に、所謂チューリップ形式の左落し連動役物が配
設してあり、この左落し連動役物が、特別領域53を通
過した球による裏連動によって、打球が入賞できない閉
成状態から打球の入賞が容易な開成状態に変換する。即
ち、遊技盤13の裏面側に設けた連動樋68によって、
特別入賞装置20の特別領域53を通過した球が、可変
入賞装置21の裏面側に導かれ、当該可変入賞装置21
の一対の羽根69を開成する。
【0020】そして、この可変入賞装置21は、前記し
た普通図柄表示装置作動ゲート48と同様に、第2図柄
始動スイッチ67(尚、図8及び図12では図柄始動ス
イッチとする。)を臨ませて普通図柄表示装置18の
図柄始動口22に設定してあるので、権利が消滅した
後、この開成状態にある可変入賞装置21を狙って打球
を発射すれば、再び普通図柄表示装置18の変動表示を
容易に開始させることができる。従って、再び特別入賞
装置20を作動させて、遊技者に極めて有利な権利状態
を創出することが容易となる。尚、図示の実施形態で
は、可変入賞装置21の規定入賞数を1個に設定して、
1回のみ入賞が可能になっているが、規定入賞数を複数
に設定すれば、連続した図柄始動が可能になる。
【0021】上記したような実施形態によれば、初回の
権利状態が終了した後、入賞が容易なように開成された
可変入賞装置21に、打球を入賞させれば、再び図柄表
示装置を作動させることができて、再度権利状態を創出
することが容易になる。従って、この一連の動作を繰り
返すことにより、短時間に大量の賞球を獲得可能な遊技
者に極めて有利な状態を形成することができる。
【0022】尚、この実施形態では、特別領域53を特
別入賞装置20内に形成しているが、これに限定するも
のではない。例えば、球を始動口スイッチである第1図
柄始動スイッチ50内に一時停留させ、図柄を判定して
当りならば振分手段を介して特別領域53を通過した球
と同様に可変入賞装置21へ誘導し、この可変入賞装置
21を開成するように構成することもできる。
【0023】図8以降は、本発明の第2の実施形態を示
す。この実施形態では、図9に示すように上記した第1
の実施形態における遊技盤配置と同様な配置により行わ
れるが、特別入賞装置20と普通図柄始動口22を形成
する可変入賞装置21とは連動していない。
【0024】そこで、この第2の実施形態では、可変入
賞装置21の羽根69を電気的駆動源で作動する。即
ち、第2の実施形態における可変入賞装置21は電気的
駆動源70(図8では電動役物ソレノイドとする。)
を備え、図8のブロック図及び図10ないし図14に示
すフローチャートにより制御される。尚、前記した第1
の実施形態においても、図10ないし図14に示すフロ
ーチャートとほゞ同様な制御が実行されている。
【0025】図10は、メインプログラムのフローチャ
ートであって、例えば4msec毎に1回実行される。
この実行は、図8の分周回路で4msec毎に発生する
リセットパルスに応答して開始され、図8に示す制御装
置58のもと、RAMのクリア等の初期設定を実行し、
ショートや断線、或はスイッチ類の撤去等の故障や不正
改造がないか診断する不正処理を実行し、不正状態がな
ければ、遊技開始可能となり、回転盤制御処理以下を実
行する。一方、不正状態を発見した場合には音声処理以
下の処理を実行する。即ち、音声処理では、スピーカ3
2から警報を発し、表示灯29…を点灯或は点滅させ
る。
【0026】図11に示す回転盤制御処理は、センター
役物19に設けた役物スイッチ40を監視し、センター
役物19に天下入賞口38から打球が飛入すると、スク
リュー体34の回転と同期しないように回転盤33の回
転速度を減速する。この減速により遊技者の期待感を向
上させることができるし、遊技者による狙い撃ちを防止
することができる。また、この減速は、作動タイマによ
って所定時間行われる。
【0027】図12に示す普通図柄・電動役物制御処理
では、図柄始動スイッチを監視する。即ち、図柄始動ス
イッチは、前記第1の実施形態と同様に、センター役物
19に設けた第1図柄始動スイッチ50と、可変入賞装
置21に設けた第2図柄始動スイッチ67とがある。そ
こで、可変入賞装置21の作動を監視し、作動中ならば
第2図柄始動スイッチ67も監視する。また、可変入賞
装置21の作動タイマを監視し、タイムアップしたら可
変入賞装置21の開放動作を終了する。また、図柄の始
動記憶は4個まで可能であり、第1図柄始動スイッチ5
0、第2図柄始動スイッチ67がオンしたとき始動記憶
が4以下ならば記憶に+1する。
【0028】一方、特別入賞装置20が作動中ならば、
当該特別入賞装置20の作動終了条件である作動タイマ
のタイムアップ(10秒)または入賞個数(10個)を
監視し、終了条件が成立したならば、特別入賞装置20
の作動を終了する。
【0029】普通図柄表示装置18が変動表示中なら
ば、変動時間のタイムアップを監視し、タイムアップし
たならば、図柄乱数により停止図柄を決定すると共に、
該停止図柄で図柄を停止する。そして、停止した図柄が
「7」ならば、特別入賞装置20の作動を開始すると共
に、作動タイマーをスタートさせる。尚、当りの決定方
法は、図柄用の乱数発生を行うと共に、第1図柄始動ス
イッチ50または第2図柄始動スイッチ67を通過した
時点での乱数値を読み込み(但し、第1図柄始動スイッ
チ50及び第2図柄始動スイッチ67の始動記憶があっ
た場合、最高4個まで記憶する。)、読み込んでいた乱
数値を判定し、当り外れを決定する。
【0030】一方、普通図柄表示装置18が変動表示中
でない場合には、図柄始動記憶の有無を判別し、始動記
憶があれば、始動記憶を1減算して、普通図柄表示装置
18の変動表示を開始すると共に、図柄変動タイマーを
スタートさせる。
【0031】図13に示す大入賞口制御処理では、大入
賞口25である変動入賞装置26の作動、即ち開放動作
を監視し、作動中ならば10カウントスイッチ65及び
10秒タイマーを監視する。即ち、10カウントスイッ
チ65がオンする毎に大入賞口入賞球カウントに1加算
し、該入賞球カウントが「10」になったならば、大入
賞口25の作動を停止する。また、10秒タイマーがタ
イムアップしたときも、大入賞口25の作動を停止す
る。このとき、上記入賞球カウントが「0」ならば、ノ
ーカウント不正と判別してノーカウント不正処理を開始
する。
【0032】また、大入賞口25が開放中ではなく、権
利が発生中ならば、権利始動スイッチ、即ち第3種始動
スイッチ61のオンを監視する。権利始動スイッチがオ
ンしたならば、大入賞口25が作動中か判別し、作動中
でないならば、大入賞口入賞球カウントをクリアすると
共に大入賞口作動タイマーをスタートさせて、大入賞口
25の作動を開始する。そして、権利始動入賞球カウン
トに1加算し、該入賞球カウントを監視する。一方、上
記権利始動スイッチがオンしたとき、大入賞口25が作
動中の場合は、直接上記権利始動入賞球カウントに1加
算する。
【0033】そして、上記権利始動入賞球カウントが
「16」になったならば、権利を消滅し、第2図柄始動
スイッチ67を設けた可変入賞装置21の作動タイマを
スタートさせる。即ち、本実施形態が特徴とする権利消
滅後に普通図柄表示装置18における図柄の変動開始を
容易にして、大当りと大当りとの間隔を短縮可能とす
る。
【0034】図14に示す特別装置作動制御処理では、
特別入賞装置20の特別領域53に臨ませた特別装置作
動スイッチ57のオンを監視し、該作動スイッチがオン
したならば、権利発生中か否かを判別し、権利発生中の
場合はこの権利を消滅させ、権利が発生していない場合
には権利を発生させて権利始動入賞球カウンタをクリア
する。
【0035】この実施形態によれば、権利消滅後、普通
図柄表示装置18における図柄変動開始を容易にして再
度権利状態を創出することが容易になるばかりではな
く、特別入賞装置20と普通図柄表示装置18の図柄始
動口22に設定した可変入賞装置21とを球によって連
動させる必要がないので、裏連動を採る連動樋の形成が
不要であって構造が簡単になる。
【0036】以上本発明を図面の実施形態について説明
したが、本発明は上記した各実施形態に限定されるもの
ではなく、特許請求の範囲に記載した構成を変更しない
限り適宜に実施できる。
【0037】
【発明の効果】以上要するに本発明は、遊技球が流下す
る遊技盤面に設けられ、内部に入賞室を備えるパチンコ
機の入賞装置において、前記入賞室には、流入した遊技
球を下方から上方に揚送するスクリュー体を設けたの
で、従来にない球の動きを行う新鮮な入賞装置を提供す
ることができ、遊技者の興趣が著しく高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の正面図である。
【図2】センター役物の正面図である。
【図3】センター役物のA−A線における横断面図であ
る。
【図4】センター役物の縦断面図である。
【図5】センター役物の動作説明である。
【図6】特別入賞装置の正面図である。
【図7】特別入賞装置の縦断面図である。
【図8】制御装置系のブロック図である。
【図9】他の実施形態を示す遊技盤の正面図である。
【図10】パチンコ機のメインプログラムのフローチャ
ートである。
【図11】回転盤制御処理プログラムのフローチャート
である。
【図12】普通図柄・電動役物制御処理プログラムのフ
ローチャートである。
【図13】大入賞口制御処理プログラムのフローチャー
トである。
【図14】特別装置作動制御処理プログラムのフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 パチンコ機 18 普通図柄表示装置 19 センター役物 20 特別入賞装置 21 可変入賞装置 23 始動入賞口としての第3種始動口 26 変動入賞装置 33 回転盤 34 スクリュー体 35 入賞室 37 役物スクリュー駆動モータ 53 特別領域 54 一般入賞領域 55 通過領域

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技球が流下する遊技盤面に設けられ、
    内部に入賞室を備えるパチンコ機の入賞装置において、 前記入賞室には、流入した遊技球を下方から上方に揚送
    するスクリュー体を設けたことを特徴とするパチンコ機
    の入賞装置。
JP2000203341A 1993-11-09 2000-07-05 パチンコ機の入賞装置 Expired - Fee Related JP3961747B2 (ja)

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