JP3514792B2 - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JP3514792B2 JP21928393A JP21928393A JP3514792B2 JP 3514792 B2 JP3514792 B2 JP 3514792B2 JP 21928393 A JP21928393 A JP 21928393A JP 21928393 A JP21928393 A JP 21928393A JP 3514792 B2 JP3514792 B2 JP 3514792B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、パチンコ機に関し、
特に特定条件が成立して権利状態にあるときに、打球が
権利始動口に入賞することにより、大入賞口を構成する
変動入賞装置を遊技者に不利な第1状態から遊技者に有
利な第2状態に変換することのできるパチンコ機に関す
るものである。 【0002】 【従来の技術】周知のように、この種のパチンコ機は数
多く開発されており、特定条件は一般に図柄表示装置が
停止表示する図柄がもつ識別情報に基づいて創出され
る。しかし、識別情報は、権利状態中においても創出さ
れるので、権利状態中に特定条件が成立して権利が消滅
することがある。従って、権利を充分に行使できない遊
技者の不満を解消するため、権利状態中にあっては、図
柄表示装置の当たり確率を低くするとか、図柄表示装置
の変動時間を変動入賞装置の開放時間と当該変動入賞装
置の始動口への入賞球数との積よりも長くなるように設
定して、権利が消滅する虞れを回避するようにしたもの
がある(例えば、特開4−347188号公報、特開
平5−131058号公報等)。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た図柄表示装置の当たり確率を低く設定するパチンコ機
にあっても、依然として権利が消滅する虞れが無くなっ
た訳ではない。また、図柄表示装置の変動時間を長くす
るものにあっては、遊技者が図柄表示装置の変動を止め
る変動時間短縮ボタンを操作しなければならず、権利状
態が終了したか否かを注意していないと、図柄の変動が
長引くことになり、打球が有効に利用されないことがあ
る。本発明は上記に鑑み提案されたもので、権利発生中
における図柄始動口への入球を無駄に消費することがな
く、この図柄始動口への入球を権利が消滅してから有効
に活用可能な遊技性の高いパチンコ機を提供することを
目的とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、請求項に記載した発明は、図柄表示装置が
表示する図柄が所定の図柄となったときに特別装置を打
球の入球が容易な第2状態に変換し、この第2状態を所
定時間経過するか又は所定個数の打球が入球すると前記
特別装置を打球の入球が困難な第1状態に復帰させ、該
特別装置の特別装置スイッチを臨ませた特別装置作動領
域を打球が通過することにより特定条件が成立すると、
打球が権利始動口に入球して権利始動スイッチが作動
し、この権利始動スイッチの作動に基づいて、大入賞口
を遊技者に不利な第1状態から遊技者に有利な第2状態
に変換することができる権利発生状態となり、大入賞口
の第2状態への変換を最大回数行うか、打球が再び前記
特別装置作動領域を通過することにより特定条件が再び
成立した場合に、当該権利発生状態が消滅するパチンコ
機において、図柄表示装置は、図柄始動口に対する入球
により図柄の変動表示を開始し、変動タイマの設定時間
に基づいて図柄の変動表示を終了し、前記権利発生状態
にあるときに、前記図柄表示装置は、図柄変動を停止し
て当り図柄及び継続回数を可視表示し、図柄始動口へ入
球した場合には、大入賞口の第2状態への変換を最大回
数行って当該権利発生状態が消滅した後に、前記図柄始
動口に対する入球に基づく図柄の変動表示を開始するよ
うにしたものである。 【0005】 【作用】権利発生中に、図柄始動口に打球が入球した
り、図柄始動記憶に基づいて普通図柄表示装置が変動表
示を開始しても、権利を行使するのに必要な時間、変動
表示を続けさせることができる。また、権利発生中は、
図柄表示装置による図柄の変動表示を行わないように
し、この図柄表示装置によって、継続回数や入賞球数を
可視表示することもできる。 【0006】 【実施例】以下、本発明を図面の実施例について説明す
ると、図1は本発明に係るパチンコ機に用いる遊技盤1
の一例の正面図であって、この遊技盤1の表面には、ガ
イドレール2で囲まれた遊技部3を形成し、該遊技部3
のほゞ中央にセンター役物4を配設すると共に、所定の
位置に種々の入賞装置或は入賞具及び風車等を配設し、
更に適宜位置には障害釘を配置する。 【0007】図示の遊技盤1では上記センター役物4に
向かって左側に、後述する権利始動口5を構成する回転
入賞装置6を配設し、該回転入賞装置6の下方に、遊技
者に不利な第1状態と遊技者に有利な第2状態とに変換
可能な変動入賞装置7を配設する。また、センター役物
4の下方には、特定入賞口8を備える普通電動役物9を
配設し、該普通電動役物9の左右にポケット状の入賞具
10a,10bを配設する。そして、向かって左側の入
賞具10aを権利始動口5に設定し、右側の入賞具10
bを右落し入賞口に設定する。上記した実施例では、権
利始動口5を2箇所に設けているが、何れか一方のみで
もよい。また、従来のパチンコ機では、権利始動口5と
変動入賞装置7が盤面の左右に分れて配置されていたの
で、権利が発生すると、遊技者は権利始動口5を目がけ
て打球力の発射調整を行うため、ハンドル操作を行って
いたが、上記のような配置構成を採ることにより、権利
の発生の有無に関係なくプレーできる。また、権利が発
生したら打球力を自動的に左側に落下させるような打球
制御を考える必要がない。 【0008】また、上記センター役物4と普通電動役物
9との間には、センター下入賞口となる入賞具11を配
設する。更に、上記変動入賞装置7とほゞ左右対称な位
置には、右袖入賞口となる入賞具12を配設し、該右袖
入賞口のほゞ上方に右肩入賞口となる入賞具13を配設
する。そして、遊技部3の最下位置には、何れの入賞口
にも入賞しなかった球が流入するアウト口14を設け
る。 【0009】上記回転入賞装置6は、一回転12秒で回
転する回転体15に球取込部16が設けてあり、該球取
込部16に打球が入球して機内に取り込まれると、権利
始動スイッチ17がオンして変動入賞装置7が所定時間
(10秒)又は所定数(10個)入球するまで遊技者に
有利な第2状態に変換する。また、回転体15が一回転
に要する時間は、変動入賞装置7が開放している時間よ
りも長いので、変動入賞装置7が開放中に権利始動スイ
ッチ17がオンすることがない。 【0010】センター役物4には、普通図柄表示装置1
8と、図柄始動口19(図柄作動ゲート)を設ける。図
示の実施例では、普通図柄表示装置18を複数の発光ダ
イオード(LED)で構成してあるが、液晶表示器や所
謂デジタル表示器等、他の表示手段で構成してもよい。
また、この普通図柄表示装置18は、図示の実施例では
継続回数表示灯を兼ねるようになっている。 【0011】一方、図柄始動口19は、図示の実施例に
よれば、人形を模した回転振分部材20に開設した通孔
により構成してある。即ち、回転振分部材20の基板に
複数の通孔を開設し、この内の一つ又はいくつかを当た
りの通孔に設定し、この当たりの通孔に入球した球は、
図柄始動スイッチ21に作用するように構成してある。
尚、上記したセンター役物4は、左側のみが開放した入
賞口4aに入球した打球が上記回転振分部材20上に落
下するようになっている。 【0012】普通電動役物9は、打球の入球が困難な第
1状態と打球の入球が容易な第2状態に変換可能であ
る。この普通電動役物9には、後述する特別装置を作動
させるための特別装置作動領域を形成して特別装置スイ
ッチが臨ませてある。即ち、特別装置が作動すると権利
状態が発生し、このための特別装置作動領域は特定入賞
口8によって構成してある。 【0013】上記特別装置の特別装置スイッチ22は、
権利状態を発生及び消滅させる権利スイッチとして機能
する。尚、図示の実施例における特別装置である普通電
動役物9は、第2状態のときに球を1個保留可能であ
り、第1状態に復帰する際に、保留した球が特別装置作
動領域である特定入賞口8へ流入するように設定してあ
る。 【0014】そして、上記特別装置は、普通図柄表示装
置18が表示する図柄が予め定めた当たり図柄の場合に
第2状態に変換し、この第2状態を所定時間経過するか
又は所定個数の打球が入球すると、第1状態に復帰す
る。 【0015】本発明に係るパチンコ機は、図2のような
制御系のもと、図3に示すようなメインフローチャート
に従って制御される。 【0016】制御装置はMPU23を中心に、ROM2
4、RAM25、分周回路26、電源27、入力回路2
8、出力回路29等によって構成され、ROM24及び
RAM25に記憶されたプログラム及びデータに基づい
て、図柄始動口19に臨ませた図柄始動スイッチ21、
特別装置に設けた特別装置スイッチ22、権利始動口5
に設けた権利始動スイッチ17、変動入賞装置7に臨ま
せた10カウントスイッチ30からの入力信号を、検出
回路31及び入力回路28を介して受け取り、MPU2
3で演算処理した後、出力回路29及び駆動回路32を
介して、普通電動役物9を可動させる普通電動役物ソレ
ノイド33を励磁させたり、変動入賞装置7を遊技者に
有利な第2状態に開放する大入賞口ソレノイド34を励
磁させたり、普通図柄表示装置18を可変表示させた
り、図柄始動口19の入賞記憶を可視表示する図柄始動
記憶表示灯35、変動入賞装置7へ入賞した球数を可視
表示する10カウント表示灯36、変動入賞装置7が何
回目の開放動作中かを可視表示する継続回数表示灯3
7、センター役物4に設けた回転振分部材20を駆動す
るための第1モータ38、回転入賞装置6の回転体15
を駆動する第2モータ39、パチンコ機に配設した種々
の表示灯を点灯または点滅させる遊技効果表示灯40、
並びに効果音を放声するスピーカ41等を制御する。ま
た、分周回路26は制御周期4.096m秒と定めてい
る。 【0017】図3に示すメインフローチャートによれ
ば、先ず、初期設定後、不正処理を実行する。この不正
処理は、変動入賞装置7の10カウントスイッチ30の
オン若しくはショートが所定時間以上続くとき不正と判
断し、また、変動入賞装置7が開放してから一度も10
カウントスイッチ30がオンしないときに不正と判断す
る。そして、不正の場合は、不正が解消されるまでは、
以後の処理を停止する。 【0018】普通図柄・普通電動役物制御処理は、セン
ター役物4に設けた図柄始動口19を球が通過すると図
柄始動スイッチ21がオンする。このオンした打球数を
最大4個まで記憶し、この記憶に基づいて普通図柄表示
装置18の変換表示を開始し、停止した表示図柄に基づ
いて普通電動役物9を制御する。 【0019】図4に示すフローチャートによれば、遊技
者が発射した打球が図柄始動口19へ入球すると、図柄
始動スイッチ21のオンを判別すると共に、図柄始動記
憶が4未満なら図柄始動記憶に1加算処理する。普通電
動役物9が作動中(開放中)か否かを判別し、作動時間
を規制する作動タイマがタイムアップ(5秒)したかを
判別し、タイムアップしたら普通電動役物9の作動を停
止する。 【0020】普通図柄表示装置18の図柄の変動時間は
タイマによって設定されるが、この実施例では設定時間
の異る2種類のタイマを設定している。第1の図柄変動
用タイマ(以下、単に変動タイマAという)による図柄
変動中ならば、当該タイマAのタイムアップを判別し、
タイマアップしたら図柄乱数により停止図柄を決定し、
この決定した図柄を普通図柄表示装置18に停止表示す
る。 【0021】停止した図柄を判定して、当たり図柄なら
ば普通電動役物9の作動を開始する。即ち普通電動役物
9を開放すると共に、普通電動役物作動タイマをスター
トする。 【0022】一方、タイマAによる普通図柄変動中でな
い場合は、後述する第2の図柄変動用タイマ(以下、単
に変動タイマBという)による普通図柄変動中であるか
否かを判別し、図柄変動中ならば変動タイマBのタイム
アップを判別し、図柄変動中でないならば、権利発生中
か否かを判別する。上記変動タイマBは、遊技の進行状
況に応じて図柄変動時間を可変させるもので、権利行使
中ならば、権利を行使し終えるまで、図柄変動を続ける
ことができる。 【0023】そして、権利発生中でないならば、図柄始
動記憶の有無を判別し、図柄始動記憶があれば、記憶を
1減算して普通図柄表示装置18の変動表示を開始し、
変動タイマA(例えば5秒)をスタートさせる。一方、
権利発生中ならば、次の特別装置作動制御処理へ移る。 【0024】特別装置作動制御処理は、特別遊技の権利
の発生、消滅を制御するものである。この特別装置作動
制御処理では、図5に示すように、先ず、特別装置スイ
ッチ22を判別して、オンならば権利発生中か否かを判
別する。 【0025】権利発生中に特別装置スイッチ22がオン
したならば、権利を消滅させて変動タイマBをクリアす
る。 【0026】一方、権利発生中でなければ、権利を発生
させ、普通図柄表示装置18の図柄変動を開始する。ま
た、変動タイマBに192秒をセットする。この192
秒は、権利始動口5を構成する回転入賞装置6の回転体
15が1回転するのに要する時間12秒に、変動入賞装
置7が開閉可能な最大回数16を掛けた時間である。従
って、獲得した権利を充分に行使する時間がある。 【0027】そして、上記変動タイマBをスタートさせ
ると共に、始動入賞口カウンタをクリアして、次の大入
賞口制御処理へ移る。 【0028】大入賞口制御処理は、大入賞口である変動
入賞装置7を遊技者に有利な第2状態に最高16回変換
する特別遊技を実行する。即ち、図6に示すように、大
入賞口である変動入賞装置7が動作中であるか否かを判
別し、動作中ならば、10カウントスイッチ30がオン
か否かを判別する。オンならば、大入賞口入球カウンタ
を1加算して入球数カウンタを判別し、該カウンタが1
0ならば大入賞口動作を終了する。 【0029】また、上記10カウントスイッチ30がオ
ンでなければ、開放時間を設定した10秒タイマがタイ
ムアップか否かを判別し、タイムアップならば大入賞口
動作を終了する。また、入賞球カウンタが0のときは、
ノーカウント不正処理を実行する。 【0030】一方、権利発生中ならば、権利始動スイッ
チ17がオンか否かを判別し、オンならば、回転体15
の回転時間12秒に残りの大入賞口の変換動作の回数
(N:0〜15)を掛けた時間変動タイマBにセット
し、当該変動タイマBをスタートする。 【0031】次いで、大入賞口が作動中ならば、権利始
動入賞球カウンタを1加算し、当該入賞球カウンタが1
6ならば権利が消滅するし、16未満ならば制御処理を
継続する。 【0032】一方、大入賞口が作動中でなかった場合に
は、大入賞口入球カウンタをクリアし、大入賞口作動タ
イマをスタートし、大入賞口の作動を開始する。即ち、
変動入賞装置7を開放して遊技者に有利な第2状態に変
換する。 【0033】タイマ処理は図柄表示装置の変動時間を制
御し、権利中に図柄始動口19に入球した場合に、普通
図柄表示装置18の表示時間を権利が終了するまで変動
表示を続けるように設定して、普通電動役物9が作動し
たために特別装置が作動することのないようにする。 【0034】音声処理は遊技中の効果音を制御する。即
ち、図柄の変動中は適宜な効果音を発声し、特別遊技の
権利が発生したときは、例えばファンファーレを発声
し、権利中は権利表示音を発声する。また、不正時、或
はエラー時には警報を発する。 【0035】表示灯処理は、遊技の進行に応じて種々の
表示灯を点灯または点滅する。また、図柄更新処理は、
図柄始動口19に入球した時点の乱数を取得して、この
乱数に対応する図柄を普通図柄表示装置18に表示する
ように図柄表示装置を制御する。 【0036】上記のようなパチンコ機によれば、権利発
生中に図柄始動口19へ入球して図柄始動スイッチ21
がオンしても、この入球を4個迄記憶可能である。そし
て、この記憶に基づいて普通図柄表示装置18における
普通図柄の表示を開始するが、このときの普通図柄の変
動時間は、変動タイマBによって設定される。即ち、変
動タイマBには、権利始動口5を構成する回転入賞装置
6における回転体15の1回転に要する時間に残りの大
入賞口の開放可能回数を掛け合わせた時間をセットし、
権利発生中は、普通図柄表示装置18が図柄の変動表示
を続けるように設定する。従って、権利発生時に、普通
電動役物9が作動して特別装置スイッチ22がオンする
ために、権利が消滅することがない。そこで遊技者は、
権利の消滅を心配することなく遊技を楽しむことができ
る。 【0037】上記した実施例は、図5及び図6に示すフ
ローチャートを若干変更することによって、図8に示す
タイムチャートのようなゲ−ムとすることができる。即
ち、図5の*1部分を「15秒を変動タイマBにセッ
ト」とすると共に、図6の*2部分を、「15秒を変動
タイマBにセット」に変更する。この変更した実施例で
は、打球が権利始動口へ入球する度に、図柄変動用の
タイマBが15秒にセットされる。従って、この15秒
間が経過すると、普通図柄表示装置18の図柄変動が停
止するが、この時間内に権利始動口5に入球すれば再び
変動を続けるので、遊技者は上記15秒の内に打球を権
利始動口5へ入球させるようにゲ−ムするので遊技性が
向上する。尚、図8の破線は、回転入賞装置6へ入賞し
た後に、15秒以内に権利始動口(始動具10a)へ入
賞した場合を示す。このように、この変更した実施例
は、権利始動口5が複数ある場合に有効である。 【0038】図9は他の実施例を示すフローチャート、
図10はタイムチャートである。この実施例は、権利発
生中、普通図柄表示装置18の図柄変動を停止するよう
に設定し、権利期間が終了してから、図柄変動を開始す
るようにしたものである。即ち、権利発生中に図柄変動
が起こらなければ、特別装置が作動することもないの
で、権利が消滅することがない。 【0039】このとき、普通図柄表示装置18を利用し
て、遊技状態を遊技者に可視表示することもできる。普
通図柄表示装置18を、例えば赤色と緑色の2色発光の
7セグメントの表示器で構成し、赤色で当たり図柄を表
示、緑色で継続回数を表示し、同時発光の橙色で10カ
ウント数を表示するようにしてもよい。また、変動タイ
マの時間を遊技盤上に可視表示するようにすれば、遊技
者は残り時間を検討しながら作戦を立てることができ、
より一層興趣に富んだ遊技が可能になる。 【0040】以上本発明を図面の実施例について説明し
たが、本発明は上記した実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載した構成を変更しない限り適
宜に実施できる。例えば、図示の実施例では、普通図柄
表示装置と図柄始動口をセンター役物に並設してある
が、これらを別個に遊技部に配設してもよい。 【0041】 【発明の効果】以上要するに本発明に係るパチンコ機
は、図柄表示装置が表示する図柄が所定の図柄となった
ときに特別装置を打球の入球が容易な第2状態に変換
し、この第2状態を所定時間経過するか又は所定個数の
打球が入球すると前記特別装置を打球の入球が困難な第
1状態に復帰させ、該特別装置の特別装置スイッチを臨
ませた特別装置作動領域を打球が通過することにより特
定条件が成立すると、打球が権利始動口に入球して権利
始動スイッチが作動し、この権利始動スイッチの作動に
基づいて、大入賞口を遊技者に不利な第1状態から遊技
者に有利な第2状態に変換することができる権利発生状
態となり、大入賞口の第2状態への変換を最大回数行う
か、打球が再び前記特別装置作動領域を通過することに
より特定条件が再び成立した場合に、当該権利発生状態
が消滅するパチンコ機において、図柄表示装置は、図柄
始動口に対する入球により図柄の変動表示を開始し、変
動タイマの設定時間に基づいて図柄の変動表示を終了
し、前記権利発生状態にあるときに、前記図柄表示装置
は、図柄変動を停止して当り図柄及び継続回数を可視表
示し、図柄始動口へ入球した場合には、大入賞口の第2
状態への変換を最大回数行って当該権利発生状態が消滅
した後に、前記図柄始動口に対する入球に基づく図柄の
変動表示を開始するようにしたので、図柄変動が権利発
生中に開始しても、この図柄変動を無駄に消費すること
がないし、権利の消滅を招くことがない。従って、遊技
者は権利を充分に活用することのできる興趣の高い遊技
が可能になる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係るパチンコ機の遊技盤の一例を示す
正面図である。 【図2】本発明に係るパチンコ機の制御装置の一例を示
すブロック図である。 【図3】制御のメインフローチャートである。 【図4】普通図柄・電動役物制御処理のフローチャート
である。 【図5】特別装置作動制御処理のフローチャートであ
る。 【図6】大入賞口制御処理のフローチャートである。 【図7】本発明に係るパチンコ機のタイムチャートの一
例である。 【図8】変形した実施例のタイムチャートである。 【図9】本発明に係るパチンコ機の他の実施例における
普通図柄・電動役物制御処理のフローチャートである。 【図10】同上のタイムチャートである。 【符号の説明】 1 遊技盤 5 権利始動口 7 大入賞口としての変動入賞装置 8 特別装置作動領域としての特定入賞口 9 特別装置としての普通電動役物 17 権利始動スイッチ 18 普通図図柄表示装置 19 図柄始動スイッチ

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 図柄表示装置が表示する図柄が所定の図
    柄となったときに特別装置を打球の入球が容易な第2状
    態に変換し、この第2状態を所定時間経過するか又は所
    定個数の打球が入球すると前記特別装置を打球の入球が
    困難な第1状態に復帰させ、該特別装置の特別装置スイ
    ッチを臨ませた特別装置作動領域を打球が通過すること
    により特定条件が成立すると、打球が権利始動口に入球
    して権利始動スイッチが作動し、この権利始動スイッチ
    の作動に基づいて、大入賞口を遊技者に不利な第1状態
    から遊技者に有利な第2状態に変換することができる権
    利発生状態となり、大入賞口の第2状態への変換を最大
    回数行うか、打球が再び前記特別装置作動領域を通過す
    ることにより特定条件が再び成立した場合に、当該権利
    発生状態が消滅するパチンコ機において、 図柄表示装置は、図柄始動口に対する入球により図柄の
    変動表示を開始し、変動タイマの設定時間に基づいて図
    柄の変動表示を終了し、 前記権利発生状態にあるときに、前記図柄表示装置は、
    図柄変動を停止して当り図柄及び継続回数を可視表示
    し、図柄始動口へ入球した場合には、大入賞口の第2状
    態への変換を最大回数行って当該権利発生状態が消滅し
    た後に、前記図柄始動口に対する入球に基づく図柄の変
    動表示を開始するようにしたことを特徴とするパチンコ
    機。
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