JP3680180B2 - パチンコ機の中央入賞装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、駆動モーターにより回転する螺旋状の回転部材を有するパチンコ機の中央入賞装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、パチンコ機の中央入賞装置としては、取付基板の前面左右に遊技球が入り難い状態と遊技球が入り易い状態に変換することができる可動片を対設し、その可動片の下方に、可動片が受け入れた遊技球を入賞させる一般入賞口特別入賞口とを設け、その特別入賞口遊技球が入ると、前記可動片における遊技球の入り易い状態をあらかじめ定める時間規制して継続させる特賞遊技状態とし、遊技者に所定の利益を与えるようにしたパチンユ機は種々提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課纏】
ところで、この従来のパチンコ機の中央入賞装置にあっては、球受口より入賞した遊技球は自重により下部に対して方向を変えられながら、すべり、ころがり落ち、固定的に設けられ特別入賞球受口及び入賞口受口に遊技球が落入する構造にされていて、遊技球の入賞過程に変化が少なく、遊技者にパチンコ遊技の興趣を十分に与えるに至らず飽きられやすいという問題点があった。それゆえに、本発明は前記問題点を解決するためになされたもので、遊技者の興味を引き、かつパチンコ遊技の興趣を大いに高めるのに役立つ新規なパチンコ機の中央入賞装置を提供することであり、かかる従来構成の問題点を解決することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、遊技球を受け入れない第1状態と遊技球を受け入れ可能な第2状態とに変換する入賞装置11の開閉部材を設けるとともに、該入賞装置11の開閉部材より入賞した遊技入賞装置11の入賞口に連通して誘導する第一誘導樋10を設ける一方、縦軸に回転する回転部材20に補足溝となる螺旋状の誘導樋21a、21b、21cを設け、該螺旋状の誘導樋21a、21b、21cの何れかを特賞とならない遊技球を排出する回転部材20の壁面中に設けた排出口22に連通し、他を特賞となる遊技球を導出する透明カバー15に設けた特賞排出口19に連通させ、前記、第一誘導樋10により誘導され螺旋 状の誘導樋21a、21b、21cを降下する遊技球を、回転部材20を覆う透明カバー15に形成された第2誘導樋18と螺旋状の誘導樋21a、21b、21cとで挟持して、低速駆動させる駆動モーター23により回転される螺旋状の誘導樋21a、21b、21cにより漸進降下させて前記特賞排出口19に誘導する構造と、当該回転部材20を円滑に回転するようにベアリングの機能を果たす複数の鋼球配列が設けられた配列取付け部材27を嵌入した分別部材28とを、中央入賞装置本体9に設けたことを特徴とするパチンコ機の中央入賞装置である。
【0005】
【作用】
上部に遊技球を受け入れない第1状態と遊技球を受け入れ可能な第2状態とに変換する入賞装置11の開閉部材を設け、該入賞装置11の開閉部材より入賞した遊技球は第一誘導樋10に流入される。当該中央入賞装置本体9の中央部には鉛直な縦軸で回転する回転部材20があり、該回転部材20の上部には回転皿部材16が設けられる。遊技球は前記第一誘導樋10を通った後回転部材20上部の回転皿部材16に誘導される。前記回転皿部材16には遊技球の降下入口17が設けられており、遊技球は降下入口17に誘導される。降下入口17に到来した遊技球は前記回転部材20に形成された螺旋状の誘導樋21a、21b、21cの何れかを待機する。回転部材20には螺旋状の3つの誘導樋21a、21b、21cが形成され、そのうちの少なくとも1つが特賞となる遊技球を誘導する誘導樋として設けられ他の螺旋状の誘導樋21a、21b、21cは特賞にならない遊技球を排出する出口22に遊技球を誘導する誘導樋として設けられている。
【0006】
前記の鉛直な縦軸に回転する螺旋状の誘導樋を有す回転部材20は、駆動モーター23により時計回りと逆方向に回転しており、回転部材20の上部に設けられた回転皿部材16の降下入口17で待機していた遊技球は、回転部材20の螺旋状の誘導樋21a、21b、21cのうちの何れかの誘導樋21a、21b、21cに降下する。螺旋状の誘導樋21a、21b、21cのうち特賞球にならない誘導樋21a、21b、21cに降下した遊技球は回転部材20の壁面に開口された排出口22より該回転部材20の下方に落下する。螺旋状の誘導樋21a、21b、21cのうち特賞となる遊技球を受け入れた螺旋状の誘導樋21a、21b、21cは、駆動モーター23により時計回りと逆方向に回転して特賞となる遊技球の下方への降下を漸進させる。特賞となる遊技球は、回転部材20の螺旋状の誘導樋21a、21b、21cに誘導されて降下した後に特賞排出口19に至る。
回転部材20に開口された排出口22に回転部材20の螺旋状の誘導樋21a、21b、21cにより導かれた特賞とならない遊技球は、回転部材20下方端に設けられた出口30に誘導される一方特賞となる遊技球は特賞排出口19より回転部材20下方端に設けられた排出口29に誘導される
【0007】
駆動モーター23により縦軸に回転す回転部材20を容易に回転させるためにベアリングの役目をする複数の鋼球26が配列され配列取付け部材27に設けられる。その鋼球26が配列された配列取付け部材27の上部には回転部材20が配置され、配列取付け部材27と回転部材20とが一体に嵌合される。回転部材20と配列取付け部材27の下部に、特賞球となる遊技球と特賞球にならない遊技球とを分別する分別部材を設ける。従来パチンコ機の中央入賞装置6において遊技球は、遊技球の自重によって下部に方向をかえられながら、すべり、ころがり落ち誘導されるのが一般的であった。本発明は、駆動モーター23により回転される螺旋状の誘導樋21a、21b、21cにより遊技球を一定速度でごく緩やかに下方向に誘導して、排出口22と特賞排出口19とによって特賞となる遊技球を分別するので遊技者の興味を引き、かつパチンコ遊技の興趣を大いに高めるのに役立つ新規なパチンコ機の中央入賞装置を提供するものである。
【0008】
【実施例】
以下に、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施例の中央入賞装置6を装着したパチンコ機の正面図である。パチンコ機1の遊技盤2には、入賞装置(通称チューリップ)3、入賞開閉装置4とが設けられている。また遊技盤2中央のほぼ下に7セグメント示器からなる図柄表示装置5が設けられる。図柄表示装置5の上部にはこの発明の一実施例の中央入賞装置6が装着される。
【0009】
図2および図3は本発明に係る中央入賞装置6の前面部に嵌合されて遊技盤面に該中央入賞装置6を装着する部品の斜視図面である。中央入賞装置の本体9に、入賞口8の形成された前飾り7が装着される。中央入賞装置6の入賞口8より入賞した遊技球は、中央入賞装置の本体9に透設された第一誘導樋10に誘導される。図4は、中央入賞装置6の最上部に設けられ、遊技球を受け入れない第1状態と遊技球を受け入れ可能な第2状態に変換する開閉部材を有する入賞装置11を図示する。前記入賞装置11の開閉部材ソレノイド補助部品14を介してソレノイド12により連繋される。前記入賞装置11の開閉部材は、ソレノイド12の励磁によってソレノイド補助部品14を介して第1状態及び第2状態に変換される。
【0010】
図5は、中央入賞装置の本体9に収容される回転部材20を遊嵌する透明カバー15の斜視図である。入賞口8より入賞した遊技球は第一誘導樋10より透明カバー15の上端面に誘導されてくる。該透明カバー15の上部には前方向に傾斜のついた回転皿部材16が設けられている。透明カバー15の上端の正面には遊技球の降下入口17が開口されていて、前記傾斜のついた回転皿部材16を転動した遊技球は降下入口17に誘導される。降下入口17に導入された遊技球は、透明カバー15に膨出形成された第2誘導樋18を通り透明カバー15の下方端に向かって降下する第2誘導樋18を降下した遊技球は、降下する螺旋状の誘導樋21a、21b、21cの別によって特賞排出口19に誘導される場合を生じる。
【0011】
図6は、当該中央入賞装置6のほぼ中央部に配置されて透明カバー15を嵌合する回転部材20の斜視図である。当該回転部材20は、駆動モーター23の駆動力によって時計回りの逆方向に回転する筒状体に形成されている。筒状の回転部材20には3つの螺旋状の誘導樋21a、21b、21cが延設されている。前記降下入口17に導入された遊技球は、透明カバー15に膨出形成された第2誘導樋18を通り透明カバー15の下方端に向かって降下する。第2誘導樋18を降下する遊技球は同時に螺旋状の誘導樋21a、21b、21cを転動し降下していく。駆動モーター23により回転される回転部材20の螺旋状の誘導樋21a、21b、21cは、降下する遊技球を第2誘導樋18とともに抱持して、自重による自然降下に抗して当該遊技球を漸進させる。即ち、遊技球の自重による自然流下によっては得られない遊技球の転動態様が、回転する螺旋状の誘導樋21a、21b、21cの作用によって生じる。さらに、螺旋状の誘導樋21a、21b、21cのそのうち少なくとも1つが特賞を導く螺旋状の誘導樋として回転部材20に形成され、回転部材20に形成された他の螺旋状の誘導樋21a、21b、21cが特賞にならない遊技球を排出口22に導く構造となっている。図6で表わした実施形態にあっては、回転部材20の中段に位置して排出口22に連通された螺旋状の誘導樋21が特賞にならない遊技球を分別する構造となる
【0012】
図7は、前記の螺旋状の誘導樋21a、21b、21cを有する回転部材20を駆動モーター23により鉛直な縦軸で回転させ、駆動モーター23の回転運動を回転部材20に伝達する歯車24、歯車25を図示している。また、図7は、駆動モーター23により縦軸に回転する回転部材20の円滑な回転を実現するために、ベアリングの役目をする複数の鋼球26の配列が取付けられた配列取付け部材27を図示する。さらに図7は、該鋼球26と歯車24、歯車25と駆動モーター23と配列取付け部材27とを分解して示す分解斜視図となっている。図8は、駆動モーター23と歯車24、歯車25と複数の鋼球26の配列と取付け部材27とを嵌合して組付けた組立斜視図である。図9は、配列取付け部材27に外嵌される分別部材28を示す。当該分別部材28は、螺旋状の誘導樋21a、21b、21cの一により特賞排出口19に誘導された特賞球となる遊技球を当該中央入賞装置6の装置外へ導出する排出口29と、螺旋状の誘導樋21a、21b、21cの他の一により排出口22に誘導された特賞にならない遊技球を排出する出口30とが設けられている。図10は、中央入賞装置6の図3A−A断面図である。
【0013】
かかる構造にあって、開閉部材より入賞した遊技球は第一誘導樋10に流入される。遊技球は前記第一誘導樋10を通った後回転部材20の上部に位置する回転皿部材16に誘導される。該回転皿部材16には遊技球の降下入口17が付設されており、遊技球は降下入口17に落入する。降下入口17に到来した遊技球は、駆動モーター23により回転される3つの螺旋状の誘導樋21a、21b、21cの何れか1つに導入される。螺旋状の誘導樋21a、21b、21cの何れか1つが特賞となる遊技球を誘導する誘導樋として回転部材20に形成され、他の螺旋状の誘導樋21a、21b、21cが特賞にならない遊技球を排出口22に排出する誘導樋として回転部材20に形成されている。鉛直な縦軸に回転する回転部材20は駆動モーター23によって時計回りと逆方向に回転され、螺旋状の誘導樋21a、21b、21cの一つが特賞となる遊技球の下方への降下を漸進させる。特賞となる遊技球は、第2誘導樋18を降下した後に特賞排出口19に至る。特賞とならない遊技球は、駆動モーター23により回転される回転部材20の他の誘導樋21a、21b、21cによって排出口22に漸進されつつ導出される。特賞とならない遊技球はさらに、回転部材20の下方端に設けられた排出口30誘導される。前記特賞となる遊技球は、特賞排出口19より回転部材20下方端に設けられた排出口29に誘導される。当該中央入賞装置6に入賞した遊技球には、駆動モーター23により回転される回転部材20の螺旋状の誘導樋21a、21b、21cの作用力によって、遊技球の自重による作用によっては得られない中央入賞装置6での転動態様と、回転する回転部材20の螺旋状の誘導樋21a、21b、21cにより特賞排出口19と排出口22とに或いは排出口29と排出口30とに分別される振り分け動作とが出現する。遊技者は、当該中央入賞装置6における遊技球を駆動モーター23の回転力を駆動源として螺旋状の誘導樋が一定速度で回転してごく緩やかに下方向に遊技球を誘導する構造に興味をいだく当該中央入賞装置6をパチンコ機の遊技盤に設けることによりパチンコ遊技の興趣は大いに高められる。当該中央入賞装置6有するパチンコ機についてのパチンコ遊技によって遊技球が特賞となれば遊技者には多大の利益を生じさせ得ることとなる。本発明の実施形態に記載した発明は、上述したように、中央入賞装置本体9の上部に遊技球を受け入れない第1状態と遊技球を受け入れ可能な第2状態とに変換する入賞装置11の開閉部材を設けるとともに、該入賞装置11の開閉部材より入賞した遊技球を入賞装置11の入賞口に連通して誘導する第一誘導樋10を設ける一方、鉛直な縦軸に回転する回転部材20に補足溝となる螺旋状の誘導樋21a、21b、21cを設け、該螺旋状の誘導樋21a、21b、21cの何れかを特賞とならない遊技球を排出する回転部材20の壁面中に設けた排出口22に連通し、他を特賞となる遊技球を導出する透明カバー15に設けた特賞排出口19に連通させ、前記、第一誘導樋10により誘導され螺旋状の誘導樋21a、21b、21cを降下する遊技球を、回転部材20を覆う透明カバー15に形成された第2誘導樋18と螺旋状の誘導樋21a、21b、21cとで挟持して、低速駆動させる駆動モーター23により回転される螺旋状の誘導樋21a、21b、21cにより漸進降下させて前記特賞排出口19に誘導する構造と、当該回転部材20を円滑に回転するようにベアリングの機能を果たす複数の鋼球配列が設けられた配列取付け部材27を嵌入した分別部材28とを、中央入賞装置本体9に設けたことを特徴とするパチンコ機の中央入賞装置となっている。
【0014】
【発明の効果】
本発明は、上述したように、遊技球を受け入れない第1状態と遊技球を受け入れ可能な第2状態とに変換する入賞装置11の開閉部材を設けるとともに、該入賞装置11の開閉 部材より入賞した遊技入賞装置11の入賞口に連通して誘導する第一誘導樋10を設ける一方、縦軸に回転する回転部材20に補足溝となる螺旋状の誘導樋21a、21b、21cを設け、該螺旋状の誘導樋21a、21b、21cの何れかを特賞とならない遊技球を排出する回転部材20の壁面中に設けた排出口22に連通し、他を特賞となる遊技球を導出する透明カバー15に設けた特賞排出口19に連通させ、前記、第一誘導樋10により誘導され螺旋状の誘導樋21a、21b、21cを降下する遊技球を、回転部材20を覆う透明カバー15に形成された第2誘導樋18と螺旋状の誘導樋21a、21b、21cとで挟持して、低速駆動させる駆動モーター23により回転される螺旋状の誘導樋21a、21b、21cにより漸進降下させて前記特賞排出口19に誘導する構造と、当該回転部材20を円滑に回転するようにベアリングの機能を果たす複数の鋼球配列が設けられた配列取付け部材27を嵌入した分別部材28とを、中央入賞装置本体9に設けたことを特徴とするパチンコ機の中央入賞装置であり、本発明によれば、遊技者は、当該中央入賞装置6に入賞した遊技球が、ごく緩やかに降下して誘導される動作と特賞となる遊技球に分別される構造に興味をいだく。当該中央入賞装置6をパチンコ機の遊技盤に設けることによりパチンコ遊技の興趣は大いに高められる。当該中央入賞装置6有するパチンコ機についてのパチンコ遊技によって遊技球が特賞となれば遊技者には多大の利益を生じさせ得ることとなる。これにより遊技者へのサービス向上を計ることができ著しく遊技に興趣を増す効果を生じる。
特に、遊技球は、駆動モーター23により回転される螺旋状の誘導樋21a、21b、21cによって、自重による作用力とは異なる作用を得て転動しつつ漸進降下すると同時に、特賞排出口19と他の排出口とに振り分けられる顕著な転動過程を呈し、従来存在しなかった趣向感がパチンコ機に与えられる効果を生じる。また磁性を用いて遊技球を吸着し、自重に反した転動動作を遊技球に付与する構造でも無いので、遊技球に生じる残留磁気によりパチンコ遊技が阻害される不具合も生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のパチンコ機中央入賞装置6の装着位置を示す正面図である。
【図2】 本発明に係る中央入賞装置6の前飾り7の斜視図である。
【図3】 本発明に係る中央入賞装置6の本体9の斜視図である。
【図4】 本発明に係る開閉部材を有する入賞装置11を作動させる部品類の斜視図である。
【図5】 本発明に係る透明カバー15の斜視図である。
【図6】 本発明に係る回転部材20、螺旋状の誘導樋21a、21b、21cの斜視図である。
【図7】 本発明に係る駆動モーター23、鋼球26、歯車24、25、等の分解斜視図である。
【図8】本発明に係る各部品を組付けた組立斜視図である。
【図9】本発明に係る分別部材28の斜視図である。
【図10】本発明に係る図3におけるA−A断面図である。
【符号の説明】
10 第一誘導樋
11 開閉部材を有する入賞装置
15 透明カバー
17 降下入口
18 第2誘導樋
20 回転部材
21a、21b、21c 螺旋状の誘導樋
23 駆動モーター
24、25 歯車
26 鋼球
28 分別部材

Claims (1)

  1. 遊技球を受け入れない第1状態と遊技球を受け入れ可能な第2状態とに変換する入賞装置11の開閉部材を設けるとともに、該入賞装置11の開閉部材より入賞した遊技入賞装置11の入賞口に連通して誘導する第一誘導樋10を設ける一方、縦軸に回転する回転部材20に補足溝となる螺旋状の誘導樋21a、21b、21cを設け、該螺旋状の誘導樋21a、21b、21cの何れかを特賞とならない遊技球を排出する回転部材20の壁面中に設けた排出口22に連通し、他を特賞となる遊技球を導出する透明カバー15に設けた特賞排出口19に連通させ、前記、第一誘導樋10により誘導され螺旋状の誘導樋21a、21b、21cを降下する遊技球を、回転部材20を覆う透明カバー15に形成された第2誘導樋18と螺旋状の誘導樋21a、21b、21cとで挟持して、低速駆動させる駆動モーター23により回転される螺旋状の誘導樋21a、21b、21cにより漸進降下させて前記特賞排出口19に誘導する構造と、当該回転部材20を円滑に回転するようにベアリングの機能を果たす複数の鋼球配列が設けられた配列取付け部材27を嵌入した分別部材28とを、中央入賞装置本体9に設けたことを特徴とするパチンコ機の中央入賞装置。
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