JP2001028485A - 機器の転倒防止装置 - Google Patents

機器の転倒防止装置

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JP2001028485A
JP2001028485A JP11201307A JP20130799A JP2001028485A JP 2001028485 A JP2001028485 A JP 2001028485A JP 11201307 A JP11201307 A JP 11201307A JP 20130799 A JP20130799 A JP 20130799A JP 2001028485 A JP2001028485 A JP 2001028485A
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JP
Japan
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main body
support leg
operation lever
support legs
frame
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JP11201307A
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English (en)
Inventor
Osamu Takashima
修 高島
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単に設置でき、機器内部にスペースを取ら
ないで済む転倒防止装置を提供する。 【解決手段】 機器本体のフレーム1の横フレーム1a
にレバー支点軸2で操作レバー3を上下方向で回動自在
に取り付け、その一端を縦フレーム1bを通して機外へ
出し、機内の他端の支持脚支点5から2本の支持脚6、
6を吊り下げ保持する。支持脚6は、それぞれの上端を
支持脚支点5に回動可能に連結し、下端は下フレーム1
cを貫通させて機外へ出す。操作レバー3を押し上げる
と、支持脚支点5が下方へ回動し、これによって支持脚
6、6が下方へ移動しながら斜めに機外へ出て床面に接
地し、転倒防止状態となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機やプリンタ等
のОA機器またはその他の機器の転倒防止装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】複写機
やプリンタ等のОA機器、特に大型の機器の安全対策の
一つとして、機器本体に転倒防止装置を設ける場合があ
るが、そのほとんどは転倒防止装置が別部品として存在
するか、機器本体に装着されていても設定が煩わしいも
のであるため、ほとんど使われていないのが現状であ
る。
【0003】そこで本発明は、簡単に設置でき、機器内
部にスペースを取らないで済む転倒防止装置を提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の機器の転倒防止
装置のうち請求項1に係るものは、上記目的を達成する
ために、機器本体下部に設けた支持脚で機器本体の転倒
防止する機器の転倒防止装置において、上記支持脚を複
数有し、該複数の支持脚を一つの操作レバーの操作で作
動させて機器本体の転倒を防止するための位置へ駆動可
能とする連動装置を有することを特徴とする。
【0005】同請求項2に係るものは、上記複数の支持
脚が、その下端側を上記機器本体のフレームから床面側
へ出没可能にそれぞれ保持してあり、これら複数の支持
脚の頂部または上部側の所定位置を回動可能に連結し、
該連結部位を上記操作レバーの操作によって上記機器本
体の上下方向で可変としてなることを特徴とする。
【0006】同請求項3に係るものは、上記機器本体の
底面から床面までのスペースに設けてなることを特徴と
する。
【0007】同請求項4に係るものは、上記機器本体の
底面に突設した複数のキャスタの軸それぞれに該軸の周
りで上記支持脚を水平回動可能に取り付けるとともに、
上記機器本体の底面に上記操作レバーを水平回動可能に
取り付け、該操作レバーと上記支持脚とをリンク機構に
より連動可能に連結してなることを特徴とする。
【0008】同請求項5に係るものは、上記機器本体の
底面における上記支持脚の水平回動可能範囲内に、上記
機器本体の底面から床面へあるいはその逆に上記支持脚
を移動させる傾斜面を有する突部を設けてなることを特
徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明に係る機器の転倒防止
装置の第1の実施形態を示す斜視図、図2は同側面図で
ある。図中1は機器本体のフレームで、このフレーム1
のうち上部側に位置する横フレーム1aにレバー支点軸
2で操作レバー3を上下方向で回動自在に取り付けると
ともに、この操作レバー3の一端をフレーム1の脚状の
縦フレーム1bに設けた切り欠き穴4を通して機外まで
飛び出させ、機内に位置する他端の支持脚支点5から2
本の支持脚6、6を吊り下げた状態で保持している。
【0010】この支持脚6、6は、それぞれの上端が操
作レバー3の支持脚支点5によって回動可能に連結して
あり、またそれぞれの下端は、フレーム1の下フレーム
1cに一対にして設けた切り欠き穴8、8(図1では一
方のみを示す。)を貫通させて機外まで飛び出させてあ
る。なお図中9はキャスタである。また図示の例では、
上述の構成の転倒防止装置を機器のフレーム1の一側に
のみ設けてあるが、他側にも対にして設けてもよい。
【0011】本実施形態装置の動作を説明すると、切り
欠き穴4を通って機外に出ている操作レバー3を押し上
げ、レバー支点軸2を中心に操作レバー3を上へ回動さ
せると、支持脚支点5側が下方へ回動し、これによって
支持脚6、6も下方へ移動する。支持脚6、6は、下方
へ移動しながら切り欠き穴8、8から斜めに機外へ出て
行き、最終的には図2中に破線で示すようにフレーム1
の外縁よりも若干外側へ出て床面に接地する。操作レバ
ー3を押し上げた後、切り欠き穴4の側縁に設けた段差
7に引っかけると、支持脚6、6は固定される。すなわ
ち操作レバー3を押し上げるという一動作だけで支持脚
6、6のセット動作が完了し、転倒防止が図られる。ま
た支持脚6、6による固定状態を解除するには、操作レ
バー3を段差7から外し、要すれば押し下げるだけで、
上記動作と逆動作が行われる。すなわち解除動作も一動
作で完了する。
【0012】図3は、本発明に係る機器の転倒防止装置
の第2の実施形態を示す底面斜視図、図4は同側面図で
ある。本実施形態はレバー1本で操作できる転倒防止装
置の全体を機器の底面から床面までのスペース内に配置
したものである。なお以下では先の実施形態と共通する
部分には共通する符号を付して説明する。
【0013】本実施形態の機器10は、底面に4個のキ
ャスタ9・・・を有し、その軸それぞれにプーリ11及
び支持脚12を一体に回動可能に取り付け、機器10の
底板には操作レバー13の一端を回動自在に取り付け、
4個のプーリ11・・・にワイヤ14を掛け回し、この
ワイヤ14に操作レバー13の途中部位を固定して構成
してある。操作レバー13は機器10の背面側へ突出す
るように設けてあるが、側面側でも正面側でもよい。ま
た機器10の底板には、キャスタ9の支持脚12を下方
へ押し下げ付勢するための斜面を有する4個の突部15
をキャスタ9の外周側に設けてある。なおプーリ11と
ワイヤ14とは、後述する回転動作を確実にするため
に、単なる掛け回しではなく、固定連結するようにして
おくとよい。もちろん掛け回しの態様が大きな摩擦力を
発生するようなもので、ワイヤ14の動きにプーリ11
が間違いなく応動できるものであれば固定連結しなくて
もよい。
【0014】本実施形態装置の動作を説明すると、支持
脚12によって転倒防止を図るためには、操作レバー1
3を図3に破線で示すように回動させる。すると、操作
レバー13に固定されているワイヤ14が操作レバー1
3の回動方向に移動し、これによってプーリ11及び支
持脚13が回転し、図中破線で示すように機器10の面
の外縁よりも若干外側へ出る。このとき支持脚12は、
突部15の斜面によって押し下げられ、4個の支持脚1
2・・・は広げられた状態で床面に接地する。すなわち
操作レバー13を回動させるという一動作だけで支持脚
12・・・のセット動作が完了し、転倒防止が図られ
る。また支持脚12・・・による固定状態を解除するに
は、操作レバー13を回動させて図中に実線で示す元の
状態に戻すだけで、上記動作と逆動作が行われ、解除動
作も一動作で完了する。
【0015】なおキャスタ9によって機器10の底板の
下に形成されるスペースの高さが小さくても、支持脚1
2のセットに影響はない。すなわち、支持脚12が回動
して床面に対して強く押し付けられれば転倒防止が図れ
るので、突部15の斜面の途中部位までしか回動できな
くてもよいからである。換言すれば、支持脚12をセッ
トする高さを調節できることにもなる。また操作レバー
13の戻し動作時に、支持脚12を押し下げ付勢してい
る突部15の斜面と支持脚12の摩擦力が勝っていて簡
単には操作レバー13を回動操作できないことも有り得
るが、このときは、操作者が各支持脚12を手で押した
り脚で蹴る等して若干斜面からの付勢力を受けない方
向、すなわち元の実線で示す状態となる方向へ回してや
れば、操作レバー13の操作が容易になるので問題には
ならない。
【0016】
【発明の効果】請求項1及び2に係る機器の転倒防止装
置は、以上説明してきたように、一つの操作レバーで転
倒防止用の支持脚を操作できるので、操作の煩わしさが
なく、簡単に設置できるという効果がある。
【0017】また請求項3ないし請求項5に係る機器の
転倒防止装置は、以上説明してきたように、機器本体の
底面から床面までのスペースに設けるので、機器本体に
もともと付いているキャスタ等によるデッドスペースを
利用でき、機械内部にスペースを取らないで済み、機械
本体の外観や大きさに変化を生じさせないで済むという
効果がある。
【0018】さらに請求項5に係る機器の転倒防止装置
は、以上説明してきたように、支持脚を移動させる範囲
内に傾斜面を有する突部を設け、この傾斜面に支持脚が
乗り上げていくようにしているので、上記請求項3と共
通の効果に加え、機器本体の底面から床面までのスペー
スの高さ寸法の大小にかかわらず設置できるだけでな
く、支持脚の設置状態の調節が簡単にできるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る機器の転倒防止装置の第1の実施
形態を示す斜視図である。
【図2】同側面図である。
【図3】本発明に係る機器の転倒防止装置の第2の実施
形態を示す底面斜視図である。
【図4】同側面図である。
【符号の説明】
1 機器本体のフレーム 1a 横フレーム 1b 縦フレーム 1c 下フレーム 2 レバー支点軸 3 操作レバー 4 切り欠き穴 5 支持脚支点 6 支持脚 7 段差 8 切り欠き穴 9 キャスタ 10 機器 11 プーリ 12 支持脚 13 操作レバー 14 ワイヤ 15 突部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器本体下部に設けた支持脚で機器本体
    の転倒防止する機器の転倒防止装置において、上記支持
    脚を複数有し、該複数の支持脚を一つの操作レバーの操
    作で作動させて機器本体の転倒を防止するための位置へ
    駆動可能とする連動装置を有することを特徴とする機器
    の転倒防止装置。
  2. 【請求項2】 上記複数の支持脚が、その下端側を上記
    機器本体のフレームから床面側へ出没可能にそれぞれ保
    持してあり、これら複数の支持脚の頂部または上部側の
    所定位置を回動可能に連結し、該連結部位を上記操作レ
    バーの操作によって上記機器本体の上下方向で可変とし
    てなることを特徴とする請求項1の機器の転倒防止装
    置。
  3. 【請求項3】 上記機器本体の底面から床面までのスペ
    ースに設けてなることを特徴とする請求項1の機器の転
    倒防止装置。
  4. 【請求項4】 上記機器本体の底面に突設した複数のキ
    ャスタの軸それぞれに該軸の周りで上記支持脚を水平回
    動可能に取り付けるとともに、上記機器本体の底面に上
    記操作レバーを水平回動可能に取り付け、該操作レバー
    と上記支持脚とをリンク機構により連動可能に連結して
    なることを特徴とする請求項3の機器の転倒防止装置。
  5. 【請求項5】 上記機器本体の底面における上記支持脚
    の水平回動可能範囲内に、上記機器本体の底面から床面
    へあるいはその逆に上記支持脚を移動させる傾斜面を有
    する突部を設けてなることを特徴とする請求項4の機器
    の転倒防止装置。
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