JPH06239104A - 自動旋回規制キャスター - Google Patents

自動旋回規制キャスター

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JPH06239104A
JPH06239104A JP2828993A JP2828993A JPH06239104A JP H06239104 A JPH06239104 A JP H06239104A JP 2828993 A JP2828993 A JP 2828993A JP 2828993 A JP2828993 A JP 2828993A JP H06239104 A JPH06239104 A JP H06239104A
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JP
Japan
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wheel
yoke
caster
pedestal
frame
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JP2828993A
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Kiyoharu Asai
清春 浅井
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HANMAA KIYASUTAA KK
HANMAR CASTER KK
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HANMAA KIYASUTAA KK
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 台座1の下部に旋回自在に取り付けたフレー
ム2の支軸孔6に架設した車軸7に車輪8を軸支すると
共に、フレーム2の上部支軸孔9に架設した支軸10に
ヨーク11を作動体12と共に揺動自在に軸支し、前記
台座1の一端に係合溝5を形成し、さらに前記ヨーク1
1の一端に係合部14を突設すると共に、作動体12に
設けた摺動部16をスプリング17により車輪8の側周
8aに押し付けることにより、摺動部16が側周8aに
摺接するようにし、しかも前記ヨーク11の係合部14
を前記台座1の係合溝5に係脱自在に配したものとして
いる。 【効果】 キャスターの進行方向の切り換えにより、手
や足などで操作レバーを操作することなく自動的に車輪
8の旋回を自在または停止にすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、搬送用機械類の底面
や、各種運搬車などの底面に取り付けて使用される自動
旋回規制キャスターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車輪の旋回を自在にしたり停止す
るようにした旋回規制機構が装備されたキャスターに
は、例えば図6に示したようなものが存在する。このキ
ャスターは、軸21の下部に旋回自在として取り付けた
フレーム2に車輪8を回転自在に取り付けており、上下
動可能とした操作レバー22をフレーム2より突出させ
ると共に、操作レバー22の上下動に応じて上下動する
係合部23を設け、軸21の下部に固定した固定板3の
一部に前記係合部23が係脱する凹部24を形成してい
る。そして、操作レバー22の上下操作によって係合部
23を凹部24に係脱させることにより、車輪8の旋回
を自在または停止するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のキャスターは、手や足などで操作レバー22を操作
しなければ、車輪8の旋回の自在または停止の切り換え
が行えず、面倒であるという課題を有していた。そこ
で、この発明は、上記従来のキャスターが有する課題を
解決するためになされたものであり、キャスターの進行
方向の切り換えにより、手や足などで操作レバーを操作
することなく自動的に車輪の旋回を自在または停止する
ことができる自動旋回規制キャスターを提供することを
目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明の自
動旋回規制キャスターは、台座1の下部に旋回自在に取
り付けたフレーム2の支軸孔6に架設した車軸7に車輪
8を軸支すると共に、フレーム2の上部支軸孔9に架設
した支軸10にヨーク11を作動体12と共に揺動自在
に軸支し、前記台座1の一端に係合溝5を形成し、さら
に前記ヨーク11の一端に係合部14を突設すると共
に、作動体12に設けた摺動部16をスプリング17に
より車輪8の側周8aに押し付けることにより、摺動部
16が側周8aに摺接するようにし、しかも前記ヨーク
11の係合部14を前記台座1の係合溝5に係脱自在に
配したものとしている。
【0005】
【作用】この発明の自動旋回規制キャスターは、上記手
段を施したため、次のような作用を有する。先ず、キャ
スターが一方向に進む場合、ヨーク11の係合部14が
台座1の係合溝5に係合するようにすると、車輪8は旋
回しない状態となる。また、この状態から、キャスター
が反対方向に進む場合、車輪8の側周8aと作動体12
の摺動部16が摺接しているので作動体12が揺動し、
これに伴ってヨーク11も揺動し、係合部14が台座1
の係合溝5から離脱する。同時に、ヨーク11と作動体
12が車輪8と共に180度旋回し、ヨーク11の係合
部14が台座1の係合溝5に係合しなくなり、車輪8は
旋回自在な状態となる。
【0006】
【実施例】以下、この発明の自動旋回規制キャスターの
構成を、実施例として示した図面に基づいて説明する。
図中、1はキャスターの台座であり、この台座1の下部
にはフレーム2が旋回自在に取り付けられている。さら
に、前記台座1の下部には固定枠3および固定板4が固
定されており、固定板4の一端には係合溝5が形成され
ている。そして、前記フレーム2の下部には支軸孔6が
設けられており、この支軸孔6に架設した車軸7に車輪
8を軸支し、前記フレーム2を一方向に傾斜させたもの
にすることにより、車輪8が一方向のみ回転する構造
(ワンウェイクラッチ)としている。さらに、前記フレ
ーム2の上部には上部支軸孔9が設けられており、この
上部支軸孔9に架設した支軸10に、ヨーク11を作動
体12と共に揺動自在に軸支している。
【0007】前記ヨーク11は、両側部11a、11a
に前記支軸10に軸支するための軸支孔13を設けると
共に、一端に係合部14を突設している。また、前記作
動体12も、両側部12a、12aに前記支軸10に軸
支するための軸支孔15を設けると共に、一端に金属や
合成樹脂等からなる摺動部16を設けている。この摺動
部16は、支軸10に巻着したスプリング17により車
輪8の側周8aに押し付けられ、この側周8aに摺接す
るようにしている。すなわち、前記スプリング17は、
図2に示したように、摺動部16寄りの作動体12の側
部12aに設けた軸支孔15を貫通し、一端を摺動部1
6寄りのヨーク11の側部11a内面に当接させると共
に、他端を摺動部16に向き合う作動体12の側部12
a内面に当接させることにより、作動体12の摺動部1
6を車輪8の側周8aに押し付けるようにしている。さ
らに、前記ヨーク11の係合部14を前記台座1の固定
板4の係合溝5に係脱自在に配している。
【0008】したがって、このように構成されたこの発
明の自動旋回規制キャスターは、以下に示すように作動
する。先ず、キャスターが一方向に進む場合、すなわち
図3中の矢印方向に進むときには、ヨーク11の係合部
14が固定板4の係合溝5に係合しているので、車輪8
は旋回しない状態となる。
【0009】次に、キャスターが前記したのと反対の方
向に進む場合、すなわち図4中の矢印方向に進むときに
は、車輪8の側周8aと作動体12の摺動部16が摺接
しているので作動体12が揺動し、これに伴ってヨーク
11も揺動し、係合部14が固定板4の係合溝5から離
脱する。同時に、図5に示したように、ヨーク11と作
動体12が車輪8と共に180度旋回し、ヨーク11の
係合部14が固定板4の係合溝5に係合しなくなり、車
輪8は旋回自在な状態となる。
【0010】そして、再びキャスターを元の方向に進ま
せると、ヨーク11と作動体12が車輪8と共に180
度旋回し、図3に示したように、ヨーク11の係合部1
4が固定板4の係合溝5に再び係合し、車輪8は旋回し
ない状態となる。
【0011】
【発明の効果】この発明の自動旋回規制キャスターは、
以上に述べたように構成されているので、キャスターの
進行方向の切り換えにより、手や足などで操作レバーを
操作することなく自動的に車輪8の旋回を自在または停
止にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の自動旋回規制キャスターの分解斜視
図である。
【図2】この発明の自動旋回規制キャスターのヨークと
作動体とスプリングの組み込み状態を示す説明図であ
る。
【図3】この発明の自動旋回規制キャスターの作動状態
を示す説明図である。
【図4】この発明の自動旋回規制キャスターの作動状態
を示す説明図である。
【図5】この発明の自動旋回規制キャスターの作動状態
を示す説明図である。
【図6】従来の旋回規制キャスターの説明図である。
【符号の説明】
1 台座 2 フレーム 5 係合溝 6 支軸孔 7 車輪 8 車軸 8a 側周 9 上部支軸孔 10 支軸 11 ヨーク 12 作動体 14 係合部 16 摺動部 17 スプリング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台座(1)の下部に旋回自在に取り付け
    たフレーム(2)の支軸孔(6)に架設した車軸(7)
    に車輪(8)を軸支すると共に、フレーム(2)の上部
    支軸孔(9)に架設した支軸(10)にヨーク(11)
    を作動体(12)と共に揺動自在に軸支し、前記台座
    (1)の一端に係合溝(5)を形成し、さらに前記ヨー
    ク(11)の一端に係合部(14)を突設すると共に、
    作動体(12)に設けた摺動部(16)をスプリング
    (17)により車輪(8)の側周(8a)に押し付ける
    ことにより、摺動部(16)が側周(8a)に摺接する
    ようにし、しかも前記ヨーク(11)の係合部(14)
    を前記台座(1)の係合溝(5)に係脱自在に配したこ
    とを特徴とする自動旋回規制キャスター。
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