JP3286781B2 - 旋回規制機構付キャスター - Google Patents
旋回規制機構付キャスターInfo
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Description
各種運搬車などの底部に取り付けて使用される旋回規制
機構付キャスターに関するものである。
ーは、例えば図8に示したようなものが存在する。
自在として取り付けた車輪用フレーム32の側板32a
に車輪33を軸支しており、上下動可能とした操作レバ
ー34を車輪用フレーム32より突出させると共に、操
作レバー34の上下動に応じて上下動する係合部35を
設け、台座31の下部に固定した固定板36の一部に前
記係合部35が係脱する係合溝37を形成している。そ
して、前記操作レバー33の上下操作によって係合部3
5を係合溝37に係合させることにより、車輪33の旋
回を規制するようにしている。
構付キャスターは、手や足などで操作レバー34を操作
することにより、車輪33の旋回を規制するようにして
いる。しかしながら、この操作レバー34は、車輪用フ
レーム32側に設けられているので、車輪33の旋回に
伴い旋回してしまう。そのため、操作レバー34が搬送
用機器類や各種運搬車などの底部38に入り込んでしま
い、何れの方向に向いているの分からなくなり、操作レ
バー34を操作しようとした場合に、非常に操作し難い
場合があるという課題を有していた。
決するものであり、操作レバーは常に搬送用機器類や各
種運搬車の底部に取り付けた時の方向に向いているよう
にして、操作レバーの操作性を良くし、さらに係合溝に
係合部が係合し易いものとして、車輪の旋回を確実に規
制できるようにした旋回規制機構付キャスターを提供す
ることを目的としてなされたものである。
回規制機構付キャスターは、車輪7を軸支した車輪用フ
レーム2を台座1の下方に旋回自在に取り付けると共
に、台座1の一端に操作レバー用フレーム3を突設し、
操作レバー用フレーム3の支軸孔9a、操作レバー11
の支軸孔14およびスライダー10の横長孔とした移動
支軸孔12bに第一係止ピン19aを挿入すると共に、
操作レバー用フレーム3の横長孔とした移動支軸孔9b
およびスライダー10の支軸孔12aに第二係止ピン1
9bを挿入することにより、操作レバー用フレーム3に
スライダー10および操作レバー11を第一、第二係止
ピン19a、19bで軸支し、これら第一、第二係止ピ
ン19a、19bの間に伸縮バネ20を掛け渡したもの
とすることにより、前記操作レバー用フレーム3に、ス
ライダー10を介在させた状態として操作レバー11を
装着し、旋回規制解除時には、第二係止ピン19bが操
作レバー11の第一係止段部15aに係止して、スライ
ダー10の係合部13が操作レバー用フレーム3側に引
き下がるようにし、車輪用フレーム2の係合溝5とスラ
イダー10の係合部13との係合が解除している状態に
なるようにし、旋回規制時には、第二係止ピン19bが
操作レバー11の第二係止段部15bに係止して、スラ
イダー10の係合部13が車輪用フレーム2側に突出す
るようにし、車輪用フレーム2の係止溝5とスライダー
10の係合部13とが係合している状態になるようにし
ている。
ーは、前記係合溝5を車輪用フレーム2の上板2aの端
部に設けられた円弧状の押圧部4に形成したものとし、
この押圧部4が前記係合部13を押圧しながら旋回し
て、係合溝5と係合部13とが合致したところで、係合
溝5に係合部13が係合するようにしたものとしてい
る。
キャスターの実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明
する。
の底部に取り付けられるキャスターの台座であり、この
台座1の下方には車輪用フレーム2が旋回自在に取り付
けられている。台座1の一端には、操作レバー用フレー
ム3を突設している。車輪用フレーム2は、その上板2
aの端部には円弧状の押圧部4が形成され、さらにその
押圧部4には係合溝5が形成されており、また両側板2
bの下部には支軸孔6が設けられている。そして、支軸
孔6には、車輪7を支軸8により軸支したものとしてい
る。
に示したように台座1と別体としたものでもよいが、台
座1と一体としたものとすることもできる。操作レバー
用フレーム3は、その一端をねじやボルト(図示せず)
で台座1の一端に固着されており、上板3aの下方に折
り曲げた両側板3b、3bに丸孔とした支軸孔9aと横
長孔とした移動支軸孔9bが形成されている。そして、
この操作レバー用フレーム3には、スライダー10を介
在させた状態として、操作レバー11を装着したものと
している。
り曲げた両側板10b、10bに丸孔とした支軸孔12
aと横長孔とした移動支軸孔12bが形成されていると
共に、一端には前記車輪用フレーム2に設けた係合溝5
との係合部13を設けたものとしている。
り曲げた両側板11b、11bに丸孔とした支軸孔14
が形成されると共に、前記両側板11b、11bの側端
に第一係止段部15aと第二係止段部15bとを摺動部
16を介して設けたものとしている。さらに、操作レバ
ー11の下板11aの一端には、取付孔17を形成した
操作部18を突設したものとしている。
ー10を介在させた状態として操作レバー11を装着す
るには、操作レバー用フレーム3の支持孔9a、操作レ
バー11の支持孔14およびスライダー10の移動支軸
孔12bに第一係止ピン19aを挿入すると共に、操作
レバー用フレーム3の移動支軸孔9bおよびスライダー
10の支軸孔12aに第二係止ピン19bを挿入するこ
とにより、操作レバー用フレーム3にスライダー10お
よび操作レバー11を第一、第二係止ピン19a、19
bで軸支し、これら第一、第二係止ピン19a、19b
の間に伸縮バネ20を掛け渡したものとしている。
示したように、第二係止ピン19bが操作レバー11の
第一係止段部15aに係止するようにし、車輪用フレー
ム2の係合溝5とスライダー10の係合部13との係合
が解除されている状態にし、旋回規制時には、図4、5
に示したように、第二係止ピン19bが操作レバー11
の第二係止段部15bに係止するようにし、車輪用フレ
ーム2の係止溝5とスライダー10の係合部13とが係
合している状態にしている。
スターは、前記図2、3に示した旋回規制解除状態か
ら、操作レバー11の操作部18を下に押すと、第一係
止段部15aに係止していた第二係止ピン19bが摺動
部16を摺動して、第二係止段部15bに係止し、スラ
イダー10の係合部13が車輪用フレーム2側に突出す
る。そして、車輪用フレーム2の押圧部4が前記係合部
13を押圧しながら旋回し、押圧部4に形成した係合溝
5と係合部13とが合致したところで、係合溝5に係合
部13が係合して車輪用フレーム2の旋回が規制され、
図4、5に示した旋回規制状態となる。
ーは、図4、5に示した旋回規制状態から、操作レバー
11の操作部18を引き上げると、第二係止段部15b
に係止していた第二係止ピン19bが摺動部16を摺動
して、第一係止段部15aに係止し、スライダー10の
係合部13が操作レバー用フレーム3側に引き下がる。
すると、係合溝5と係合部13との係合が解除されると
共に、車輪用フレーム2の押圧部4は前記係合部13に
接触しなくなり、車輪用フレーム2が自由に旋回できる
ようになり、図2、3に示したように旋回規制解除状態
となる。
ーを搬送用機器類や各種運搬車などの底部21に取り付
けた場合に、前記操作レバー11の操作部18を操作す
るには、図6に示したように、操作部18の取付孔17
に操作棒22をビス止めする等して、この操作部18の
上方向に向けて操作棒22を取り付ければ、この操作棒
22の操作により操作レバー11が操作し易いものとな
る。
ターを搬送用機器類や各種運搬車などの底部21の両側
に取り付けた場合に、図6、7に示したように、その両
側の操作レバー11の操作部18どうしを連結板23で
連結すれば、前記操作棒22の操作により、操作レバー
11の操作を連動して行えるものとなる。
は、以上に述べたように構成されているので、搬送用機
器類や各種運搬車などの底部に取り付けた状態では、操
作レバーは常にこれらの底部に取り付けた時の方向に向
いているので、操作性が良いものとなる。さらに、車輪
用フレームの押圧部が係合部を押圧しながら旋回し、押
圧部に形成した係合溝と係合部とが合致したところで、
係合溝に係合部が係合するようにしているので、係合溝
に係合部が係合し易いものとなり、車輪の旋回を確実に
規制できるものとなった。
視図である。
制解除時における要部断面図である。
制解除時において車輪を外した状態の底面図である。
制時における要部断面図である。
制時において車輪を外した状態の底面図である。
機器類や各種運搬車などの底部に取り付けた状態を示す
側面図である。
機器類や各種運搬車などの底部に取り付けた状態を示す
正面図である。
における要部断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 車輪(7)を軸支した車輪用フレーム
(2)を台座(1)の下方に旋回自在に取り付けると共
に、台座(1)の一端に操作レバー用フレーム(3)を
突設し、操作レバー用フレーム(3)の支軸孔(9
a)、操作レバー(11)の支軸孔(14)およびスラ
イダー(10)の横長孔とした移動支軸孔(12b)に
第一係止ピン(19a)を挿入すると共に、操作レバー
用フレーム(3)の横長孔とした移動支軸孔(9b)お
よびスライダー(10)の支軸孔(12a)に第二係止
ピン(19b)を挿入することにより、操作レバー用フ
レーム(3)にスライダー(10)および操作レバー
(11)を第一、第二係止ピン(19a、19b)で軸
支し、これら第一、第二係止ピン(19a,19b)の
間に伸縮バネ(20)を掛け渡したものとすることによ
り、前記操作レバー用フレーム(3)に、スライダー
(10)を介在させた状態として操作レバー(11)を装
着し、旋回規制解除時には、第二係止ピン(19b)が
操作レバー(11)の第一係止段部(15a)に係止し
て、スライダー(10)の係合部(13)が操作レバー
用フレーム(3)側に引き下がるようにし、車輪用フレ
ーム(2)の係合溝(5)とスライダー(10)の係合
部(13)との係合が解除している状態になるように
し、旋回規制時には、第二係止ピン(19b)が操作レ
バー(11)の第二係止段部(15b)に係止して、ス
ライダー(10)の係合部(13)が車輪用フレーム
(2)側に突出するようにし、車輪用フレーム(2)の
係止溝(5)とスライダー(10)の係合部(13)と
が係合している状態になるようにしたことを特徴とする
旋回規制機構付キャスター。 - 【請求項2】 前記係合溝(5)を車輪用フレーム
(2)の上板(2a)の端部に設けられた円弧状の押圧
部(4)に形成したものとし、この押圧部(4)が前記
係合部(13)を押圧しながら旋回して、係合溝(5)
と係合部(13)とが合致したところで、係合溝(5)
に係合部(13)が係合するようにしたことを特徴とす
る請求項1記載の旋回規制機構付キャスター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04908698A JP3286781B2 (ja) | 1998-03-02 | 1998-03-02 | 旋回規制機構付キャスター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04908698A JP3286781B2 (ja) | 1998-03-02 | 1998-03-02 | 旋回規制機構付キャスター |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11245608A JPH11245608A (ja) | 1999-09-14 |
JP3286781B2 true JP3286781B2 (ja) | 2002-05-27 |
Family
ID=12821296
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04908698A Expired - Fee Related JP3286781B2 (ja) | 1998-03-02 | 1998-03-02 | 旋回規制機構付キャスター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3286781B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5619346B2 (ja) * | 2008-09-12 | 2014-11-05 | スガツネ工業株式会社 | キャスター旋回規制装置 |
DE202012011982U1 (de) * | 2012-12-15 | 2013-01-25 | Fechtel Transportgeräte GmbH | Betätigungsvorrichtung für zwei feststellbare Lenkrollenbaueinheiten an einem fahrbaren Transportwagen |
-
1998
- 1998-03-02 JP JP04908698A patent/JP3286781B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11245608A (ja) | 1999-09-14 |
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