JP3027609U - キャスタのハンドル構造 - Google Patents

キャスタのハンドル構造

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JP3027609U JP1995013441U JP1344195U JP3027609U JP 3027609 U JP3027609 U JP 3027609U JP 1995013441 U JP1995013441 U JP 1995013441U JP 1344195 U JP1344195 U JP 1344195U JP 3027609 U JP3027609 U JP 3027609U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者に適した使用勝手のよい長さに小
刻みに調整する。 【解決手段】 下端部が車輪付きの荷台の両端部に連結
される左右一対の外側パイプ80の一側に形成した長さ
調整部材挿入部83内にハンドル長さ調整部材82を圧
入固定し、ハンドル長さ調整部材82の外側パイプ80
内露出面に数センチ程度の小さい間隔で多数の係合穴8
21を形成する。各外側パイプ80内に内側パイプ70
を摺動可能に嵌挿し、その上端部を把手部31により連
結する。各内側パイプ70の下端部にハンドル長さ調整
部材82の係合穴821とと係合することで外側パイプ
80と内側パイプ70をロックするロック機構60を装
着する。把手部20に回動可能に設けた操作レバー31
を回動して連動機構50を動作することによりロック機
構60をロック解除する。また係合穴821に対するロ
ック機構60の位置を変えることでハンドル長さを小刻
みに調整する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案が属する技術分野】
本考案は、荷物や旅行用トランク等を搬送する時に用いるキャスタのハンドル 構造に関し、されに詳しくは、ハンドルの長さを使用者に合わせて適正に調整で きるキャスタのハンドル構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、旅行用トランク等の搬送に用いられるキャスタのハンドル構造には、登 録実用新案第3005640号に開示されるものが知られている。 この種のハンドル構造は、左右一対の外側パイプに左右一対の内側パイプを摺 動可能に嵌挿し、この両内側パイプの上端を把手により連結し、両外側パイプに は、その長手方向に沿って複数の係合穴を一定間隔に設け、この任意の位置の係 合穴に内側パイプの挿入下端に装着したロック機構の突起部を係合することによ り、ハンドルの長さを調整するようにしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来のハンドル構造では、ハンドルの長さを調整 するための係合穴を、軽量化のために薄肉にした外側パイプに直接形成するもの であるため、外側パイプの強度の観点から係合穴の間隔を数センチ乃至それ以下 にすることができない。その結果、係合穴の間隔は数センチの単位に形成するこ とができず、その間隔も大きくなって、外側パイプに形成される係合穴の数も数 か所と限定されてしまう。 従って、ロック機構の突起部を係合穴に係合することによりハンドルの長さを 調整しても、その長さは使用者にとって短かすぎたり長すぎたりして、使用者に 適した、しかも使用勝手のよい長さに調整することができないという問題があっ た。
【0004】 本考案は、上記の事情に鑑みなされたもので、その目的とするとろは、使用者 に適した使用勝手のよい長さに小刻みに調整することができるキャスタのハンド ル構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために本考案の請求項1に記載の考案は、下端部が車輪付 きの荷台の両端部に連結される左右一対の外側パイプと、前記各外側パイプの一 側に該外側パイプの長手方向に沿ってほぼ全長に亘り延設され、前記外側パイプ 内への露出面に数センチ程度の小さい間隔で多数の係合穴を全長にわたり形成し たハンドル長さ調整部材と、前記各外側パイプ内に摺動可能に嵌挿された左右一 対の内側パイプと、前記各内側パイプの上端部を互いに連結する把手部と、前記 各内側パイプの下端部に装着され、前記ハンドル長さ調整部材の係合穴に係脱す るとともに該係合穴と係合することにより前記外側パイプと内側パイプをロック するロック機構と、前記把手部に回動可能に設けられた操作レバーと、前記操作 レバーのロック解除方向への操作に連動して前記ロック機構をロック解除させる 連動機構とを備えてなるものである。
【0006】 本考案の請求項2に記載の考案は、前記ハンドル長さ調整部材は、前記外側パ イプの一側に該外側パイプの全長にわたり形成した四角筒状の長さ調整部材挿入 部内に圧入固定され、係合穴を形成した面が外側パイプ内に露出する構成にした ものである。 本考案の請求項3に記載の考案は、前記ロック機構は、前記各内側パイプの下 端部に固着されたロック部材収容部と、このロック部材収容部内に該ロック部材 収容部の径方向にスライド可能に配設されたロック部材と、このロック部材に形 成した突起部と、この突起部を前記ロック部材収容部に形成した穴から外方へ突 出する方向に付勢し該突起部を前記ハンドル長さ調整部材の係合穴に係合させる ばねと、前記連動機構に連動して前記ロック部材を解除方向に動作させる押圧子 とから構成されるものである。 本考案の請求項4に記載の考案は、前記連動機構は、前記内側パイプの該内側 パイプの長手方向にスライド可能に配設され、前記操作レバーの回動操作に連動 して動作するスライドロッドと、このスライドロッドを前記操作レバーと当接す る方向に付勢するばねとから構成されるものである。 本考案の請求項5に記載の考案は、前記操作レバーは、その両端部に後方に突 出する枢支部を有し、この両枢支部は前記把手部の両端部前面に形成した挿通穴 から挿入され、その挿入先端部を把手部内に設けたブラケットに枢支軸により回 動可能に枢支し、トーションばねにより操作レバーを把手部の側面壁に圧接する 方向に付勢するとともに、操作レバーの枢支軸から偏心した位置に連動機構のス ライドロッドに係合する作動軸を設けたものである。
【0007】 上記構成の本考案において、操作レバーは、これを回動操作することにより連 動機構を動作させ、これに連動してロック機構はロック解除動作する。ロック機 構のロックが解除されることで内側パイプと外側パイプが相対的にスライド可能 になり、ハンドルの長さ調整が可能になる。操作レバーへの回動操作力を解除す ることにより、ロック機構の突起部がハンドル長さ調整部材の係合穴に係合して 内側パイプと外側パイプをロック状態に保持し、使用可能にする。また、ハンド ル長さ調整部材の外側パイプ内への露出面に数センチ程度の小さい間隔で係合穴 を形成することにより、ハンドルの長さを数センチ単位で小刻みに調整すること が可能になり、ハンドルの長さを使用者に適した使用勝手のよい長さに確実に調 整し得る。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態について、図1〜図5を参照して詳細に説明する。 図1は本考案の実施の形態におけるハンドル構造の分解斜視図、図2は同外側 パイプ、内側パイプ及び長さ調整部材の斜視図、図3は同外側パイプ、内側パイ プ及び長さ調整部材を組立て状態の横断面図、図4は同ハンドル部のロック状態 を示す断面図、図5は同ハンドル部のロック解除状態を示す断面図である。
【0009】 図1において、旅行用トランク等を搬送するキャスタのハンドルは、左右一対 の外側パイプ80と、この各外側パイプ80にその上端側から摺動可能に嵌挿さ れた左右一対の内側パイプ70と、この内側パイプ70の上端を互いに連結する 把手部20と、把手部20に組み付けられるロック及びロック解除用の操作レバ ー31と、操作レバー31を把手部20に支持する一対のブラケット32と、把 手部20の下面開口を閉塞する蓋部材40と、内側パイプ70と外側パイプ80 とをロックする一対のロック機構60と、操作レバー31の動きをロック機構6 0に伝達する連動機構50とを備える。
【0010】 把手部20の下面開口は、これに係合する蓋部材40によって閉塞され、かつ 複数の止めねじ44により把手部20に固定されている。このため、蓋部材40 には、これを上下に貫通し止めねじ44が挿通されるねじ取付穴43が形成され ている。また、蓋部材40の長手方向の両端面には平面視E字系の係合部42が 形成されており、この係合部42は把手部20内の両端部に形成された係合溝部 23に係合される。また、蓋部材40の上面両端部には、左右一対のブラケット 32が載置固定される段部41がそれぞれ形成されている。 ブラケット32は、図1に示すように凹状に成形され、この凹状をなす左右の 側壁には、操作レバー31の枢支軸33が軸支される穴323が形成され、さら に左右の側壁には、穴323を中心にして円弧状の長穴324が形成されており 、この両長穴324間には、操作レバー31の回動操作に連動して長穴324内 を移動する作動軸34が係合されている。
【0011】 操作レバー31は、その両端部に後方に突出する枢支部314を有し、この両 枢支部314は、図4及び図5に示すように、把手部20の両端部前面に形成し た挿通穴22に挿入され、その挿入先端部に形成した軸取付穴313には前記枢 支軸33が挿通固定されている。また、軸取付穴313から偏心した位置には作 動軸取付穴312が形成され、この作動軸取付穴312に前記作動軸33が挿通 固定されている。また、前記ブラケット32内に位置する枢支軸34にはトーシ ョンばね35が装着されており、このトーションばね35の一端はブラケット3 2の底部に係合され、その他端は前記作動軸33に係合されている。これにより 、操作レバー31を枢支軸34を中心にして時計回り方向、即ち操作レバー31 が把手部20の側面壁に圧接される方向に付勢するようになっている。
【0012】 外側パイプ80の一側には、図1〜図3に示すように、横断面が四角筒状をな す長さ調整部材挿入部83が外側パイプ80の全長に亘り形成されており、この 挿入部83と外側パイプ80間は、外側パイプ80の全長に亘り形成した所定幅 の開口81により連通されているとともに、挿入部83内には、外側パイプ80 より僅かに短尺な横断面が四角柱状をしたハンドル長さ調整部材82が圧入固定 されている。また、開口81から外側パイプ80内に露出するハンドル長さ調整 部材82の露出面には、例えば1cm程度の間隔で多数の係合穴821が全長にわ たり形成されている。 なお、外側パイプ80の下端部には図示省略の旅行用トランクを載置する車輪 付き荷台が連結される構成になっている。
【0013】 内側パイプ70の上端部は、把手部20の両端部に下向きに開口して形成した 嵌合穴21に挿入固定され、下端にはロック機構60を構成する筒状のロック部 材収容部65の上端部が嵌合固定されている。また、内側パイプ70内には、そ の上端側から連動機構50を構成するスライドロッド51が挿入されている。
【0014】 連動機構50は操作レバー31の回動操作に連動してロック部材62を解除方 向に動作させるもので、図1、図4及び図5に示すように、スライドロッド51 、コイルばね52及びガイドブッシュ53を備える。 スライドロッド51は内側パイプ70内に配置されるもので、このスライドロ ッド51の両端部は、内側パイプ70の上端部内に嵌着したガイドブッシュ53 と、ロック機構60を構成するロック部材収容部65の軸心に形成したガイド穴 651(図4及び図5参照)によって内側パイプ70の長手方向にスライド可能 に支持されている。また、スライドロッド51の上端に設けた頭部511とガイ ドブッシュ53にはコイルばね52が介在されており、このコイルばね52によ りガイドブッシュ53を内側パイプ70から上方へ突出するよう付勢し、その頭 部511を作動軸33に当接させる構成になっている。
【0015】 ロック機構60は、図1、図4及び図5に示すように、押圧子61、ロック部 材62、コイルばね63及びロック部材収容部65等を有し、ロック部材収容部 65の下端開口は、これに嵌着した支持板66により閉塞され、ロック部材収容 部65内の支持板66上にはロック部材62が支持板66の径方向にスライド可 能に配置され、このロック部材62は、これに形成した突起部623がロック部 材収容部65の周壁に形成した穴651から外方へ突出する方向にコイルばね6 3により付勢されている。穴651から突出する突起部623はハンドル長さ調 整部材82の係合穴821の1つに係合し、これにより、内側パイプ70と外側 パイプ80を伸縮できないようにロックする。 また、押圧子61は連動機構50を構成するスライドロッド51の下端ねじ部 512に螺着されるもので、その下端面に形成したテーパ面611は、ロック部 材62に形成したテーパ面621に係合する構成になっている。
【0016】 次に、上記のように構成された本実施形態の動作につて説明する。 ハンドルの長さを利用者の身長などに合わせて調整する場合は、操作レバー3 1の突起部311に指先を引っ掛けて操作レバー31全体を図5の矢印A方向に 回動させる。これに伴い操作レバー31が枢支軸34を支点にして矢印A方向に 回動されると、これと一体の作動軸33がスライドロッド51の頭部511を押 圧するため、スライドロッド51はコイルばね52に抗して下方へ移動される。 これにより押圧子61が同一方向に移動すると、そのテーパ面611とこれに係 合するロック部材62のテーパ部621によってロック部材62をコイルばね6 3に抗して後退動作させ、その突起部623をハンドル長さ調整部材82の係合 穴821から外す。これにより内側パイプ70と外側パイプ80とのロックが解 除され、内側パイプ70と外側パイプ80は相対的に伸縮できる状態になる。
【0017】 かかる状態で、操作レバー31を図5の矢印A方向に回動させたまま把手部2 0を把持して引っ張り、または押せば、内側パイプ70は外側パイプ80に対し て自由に伸縮操作することができる。従って、ハンドル全体の長さが使用者に適 合する使い勝手よい長さになったならば、操作レバー31に対する矢印A方向の 回動力を解除する。これに伴い、操作レバー31はトーションばね35により図 4に示す元位置復帰するとともに、スライドロッド51もコイルばね52により 元位置復帰する。そして、ロック部材62の突起部623がハンドル長さ調整部 材82の係合穴821に一致する位置にくると、突起部623がコイルばね63 により自動的に係合穴302に係合して内側パイプ70と外側パイプ80とを図 4に示すようにロックし、ハンドルの長さを使用者に適合した使い勝手よい長さ に固定する。
【0018】 このように本実施の形態のハンドル構造によれば、操作レバー31の回動操作 によりスライドロッド51を押し下げ、ロック機構60のロックを解除すると、 内側パイプ70が外側パイプ80に対して自由にスライドできるから、ハンドル の長さを使用者に適合した使い勝手よい長さにワンタッチで簡単に調整すること ができる。しかも、ロック部材62はコイルばね63によりロック方向に付勢さ れているから、使用中にロックが外れることがなく、荷物を安定して搬送するこ とができる。
【0019】 また、本実施の形態によれば、外側パイプ80の一側に横断面が四角筒状をな す長さ調整部材挿入部83を外側パイプ80の全長に亘り形成し、この挿入部8 3内に横断面が四角柱状をしたハンドル長さ調整部材82を圧入固定し、ハンド ル長さ調整部材82の外側パイプ80内に露出する面に、例えば1cm程度の小さ い間隔で多数の係合穴821を全長にわたり形成する構成にしたので、ハンドル の長さを、例えば1cm単位で調整することができ、これにより、ハンドルの長さ を使用者に適した使用勝手のよい長さに確実に調整することができる。 しかも、ハンドル長さ調整部材82は外側パイプ80と別部材で構成されるた め、ハンドルの長さ調整間隔を実施形態のように小刻みにしても、また外側パイ プ80の薄肉化されても強度的に脆弱化されることがなく、強度的に安定したキ ャスタ用のハンドルを提供できる。
【0020】 なお、上記実施の形態では、外側パイプ80の一側に長さ調整部材挿入部83 を形成し、この挿入部83内にハンドル長さ調整部材82を圧入固定する場合に ついて説明したが、本考案はこれに限定されず、例えばハンドル長さ調整部材8 2を外側パイプ80の一側に直接固着し一体化する構造にしてもよい。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、下端部が車輪付きの荷台の両端部に連結 される左右一対の外側パイプと、各外側パイプの一側に該外側パイプの長手方向 に沿ってほぼ全長に亘り延設され、外側パイプ内への露出面に数センチ程度の小 さい間隔で多数の係合穴を全長にわたり形成したハンドル長さ調整部材と、各外 側パイプ内に摺動可能に嵌挿された左右一対の内側パイプと、各内側パイプの上 端部を互いに連結する把手部と、各内側パイプの下端部に装着され、ハンドル長 さ調整部材の係合穴に係脱するとともに該係合穴と係合することにより外側パイ プと内側パイプをロックするロック機構と、把手部に回動可能に設けられた操作 レバーと、操作レバーのロック解除方向への操作に連動してロック機構をロック 解除させる連動機構とを備えてけ出る方向に動作させる連動機構とを備えている ので、ハンドルの長さを数センチ単位で小刻みに調整することができ、ハンドル の長さを使用者に適した使用勝手のよい長さに確実に調整することができるほか 、ハンドル長さ調整部材は外側パイプと別部材で構成されるため、ハンドルの長 さ調整間隔を小刻みにしても、また外側パイプの薄肉化されても強度的に脆弱化 されることがなく、強度的に安定したキャスタ用のハンドルを提供できる効果を 有する。
【0022】 また、本考案によれば、操作レバーの回動操作により連動機構のスライドロッ ドを押し下げ、ロック機構のロックを解除すると、内側パイプが外側パイプに対 して自由にスライドできるから、ハンドルの長さを使用者に適合した使い勝手よ い長さにワンタッチで簡単に調整することができ、しかも、ロック部材はばねに よりロック方向に付勢されているから、使用中にロックが外れることがなく、荷 物を安定して搬送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態におけるハンドル構造の分
解斜視図である。
【図2】本考案の実施の形態における外側パイプ、内側
パイプ及び長さ調整部材の斜視図である。
【図3】本考案の実施の形態における外側パイプ、内側
パイプ及び長さ調整部材を組立て状態の横断面図であ
る。
【図4】本考案の実施の形態におけるハンドル部のロッ
ク状態を示す断面図である。
【図5】本考案の実施の形態におけるハンドル部のロッ
ク解除状態を示す断面図である。
【符号の説明】
20 把手部 22 挿通穴 31 操作レバー 314 枢支部 32 ブラケット 33 作動軸 34 枢支軸 35 トーションばね 40 蓋部材 50 連動機構 51 スライドロッド 52 コイルばね 60 ロック機構 61 押圧子 62 ロック部材 63 コイルばね 65 ロック部材収納部 70 内側パイプ 80 外側パイプ 81 開口 82 ハンドル長さ調整部材 821 係合穴 83 長さ調整部材挿入部

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下端部が車輪付きの荷台の両端部に連結
    される左右一対の外側パイプと、前記各外側パイプの一
    側に該外側パイプの長手方向に沿ってほぼ全長に亘り延
    設され、前記外側パイプ内への露出面に数センチ程度の
    小さい間隔で多数の係合穴を全長にわたり形成したハン
    ドル長さ調整部材と、前記各外側パイプ内に摺動可能に
    嵌挿された左右一対の内側パイプと、前記各内側パイプ
    の上端部を互いに連結する把手部と、前記各内側パイプ
    の下端部に装着され、前記ハンドル長さ調整部材の係合
    穴に係脱するとともに該係合穴と係合することにより前
    記外側パイプと内側パイプをロックするロック機構と、
    前記把手部に回動可能に設けられた操作レバーと、前記
    操作レバーのロック解除方向への操作に連動して前記ロ
    ック機構をロック解除させる連動機構とを備えてなるキ
    ャスタのハンドル構造。
  2. 【請求項2】 前記ハンドル長さ調整部材は、前記外側
    パイプの一側に該外側パイプの全長にわたり形成した四
    角筒状の長さ調整部材挿入部内に圧入固定され、係合穴
    を形成した面が外側パイプ内に露出する請求項1記載の
    キャスタのハンドル構造。
  3. 【請求項3】 前記ロック機構は、前記各内側パイプの
    下端部に固着されたロック部材収容部と、このロック部
    材収容部内に該ロック部材収容部の径方向にスライド可
    能に配設されたロック部材と、このロック部材に形成し
    た突起部と、この突起部を前記ロック部材収容部に形成
    した穴から外方へ突出する方向に付勢し該突起部を前記
    ハンドル長さ調整部材の係合穴に係合させるばねと、前
    記連動機構に連動して前記ロック部材を解除方向に動作
    させる押圧子とから構成される請求項1記載のキャスタ
    のハンドル構造。
  4. 【請求項4】 前記連動機構は、前記内側パイプの該内
    側パイプの長手方向にスライド可能に配設され、前記操
    作レバーの回動操作に連動して動作するスライドロッド
    と、このスライドロッドを前記操作レバーと当接する方
    向に付勢するばねとから構成される請求項1記載のキャ
    スタのハンドル構造。
  5. 【請求項5】 前記操作レバーは、その両端部に後方に
    突出する枢支部を有し、この両枢支部は前記把手部の両
    端部前面に形成した挿通穴から挿入され、その挿入先端
    部を把手部内に設けたブラケットに枢支軸により回動可
    能に枢支し、トーションばねにより操作レバーを把手部
    の側面壁に圧接する方向に付勢するとともに、操作レバ
    ーの枢支軸から偏心した位置に連動機構のスライドロッ
    ドに係合する作動軸を設けたことを特徴とする請求項1
    または4記載のキャスタのハンドル構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010155606A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Wonderland Nurserygoods Hong Kong Co Ltd ベビーカーおよびそのハンドル高さ調節機構
JP2011051560A (ja) * 2009-09-04 2011-03-17 Honda Motor Co Ltd 作業機のハンドルロック構造体

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