JPH065968Y2 - 車両のテールゲート固定装置 - Google Patents

車両のテールゲート固定装置

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JPH065968Y2
JPH065968Y2 JP20060287U JP20060287U JPH065968Y2 JP H065968 Y2 JPH065968 Y2 JP H065968Y2 JP 20060287 U JP20060287 U JP 20060287U JP 20060287 U JP20060287 U JP 20060287U JP H065968 Y2 JPH065968 Y2 JP H065968Y2
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JP
Japan
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lock handle
tailgate
hook
lock
pin
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JP20060287U
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JPH01104877U (ja
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正勝 馬場
克昌 馬場
正義 有賀
賢 ▲高▼橋
久幸 ▲高▼橋
健一 小園
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Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は車両、特にトラックの荷台の後壁を構成するテ
ールゲートの固定装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種テールゲートの固定装置として、第4図乃
至第8図に示すようなものがあった。
すなわち、荷台の後壁を構成するテールゲートAの左右
端部には、該テールゲートAの外側面からの幅y1の軸受
部Bが形成されており、この軸受部B内の水平な軸孔C
には、ロックハンドルDの軸部Eが回転自在且つ軸部E
の軸心方向に移動自在に挿入され、その端部にはダブル
ナットFを螺合して抜けださないように構成されてい
る。尚、このダブルナットFは、その外側面からロック
ハンドルDのレバー部Gの内側までの距離がy3となる位
置に組み付けられる。
一方、荷台の側壁を構成するサイドゲートHの後端に
は、ロックハンドルDの軸部Eと噛合するフックIが固
定されており、このフックIの外側面は、サイドゲート
H内面からy2の位置に設定されているとゝもに、上記フ
ックIの切欠部Jの外側部分は斜面Kに隅取りされてい
る。
そこで、サイドゲートHにテールゲートAを固定するに
は、まず、ロックハンドルDのレバー部Gを上方向に押
し上げると共に、ロックハンドルDの軸部Eを外側に移
動させて該軸部EをフックIの切欠部Jに侵入させる。
次いで、この位置でロックハンドルDのレバー部Gを下
方向に回転させていくと、第7図に示すように、ロック
ハンドルDのレバー部Gの内側面とフックIの斜面Kに
当たり、その斜面効果によって寸法差xが引き寄せられ
て締付力が発生してロック状態となる。このときy3がy1
+y2よりも若干小さく設定しておくと、ロック状態で
は、上記の寸法差xが、テールゲートAとサイドゲート
Hを左右方向に締付ける締め代となり、ガタなく強固に
ロックすることができる。
また、ロック状態を解除するには、ロックハンドルDの
レバー部Gを引起こし、ロックハンドルDの軸部Eを内
側にスライドさせてフックIの切欠部Jから離脱させる
ことにより行われる。
他の従来例としては、特開昭58-163369号公報に開示さ
れた、第9図乃至第11図に示す如き発明がある。
すなわち、車両用荷台の側壁を構成するサイドゲートA
の後端に固着したラッチプレートBと、荷台の後壁を構
成するテールゲートCの一側に固着したブラケットD
と、該ブラケットDに横方向へ移動可能に軸支したハン
ドルEとを備え、ラッチプレートBに設けた上下方向の
切欠凹部BにハンドルEの軸支部Fを係合させて回動
し、同ハンドルEのレバー部GをラッチプレートBの側
面に係合させることにより、サイドゲートAにテールゲ
ートCを固定するように構成した装置において、ハンド
ルEの軸支部FをブラケットDを構成する左右一対のア
ームH,H間にて軸支部Fに段付スリーブJを摺動
可能に嵌合し、同段付スリーブJの大径部Kと他方のア
ームHとの間にコイルスプリングLを介装して、ハン
ドルEの軸支部FをコイルスプリングLに抗してラッチ
プレートBの切欠凹部Bに係合させて回動した時、ハ
ンドルEのレバー部GがコイルスプリングLの反発力に
よりラッチプレートBの側面に圧接するように構成した
ものである。なお、段付スリーブJの小径部Mは、アー
ムHに対して出入自在となっている。
そこで、サイドゲートAにテールゲートCを固定するに
は、まず、第10図に示すように、ロックハンドルEのレ
バー部Gを上方向に押し上げると共に、ロックハンドル
Eの軸部Fを外側に移動させて、該軸部Fをラッチプレ
ートBの切欠部凹部Bに侵入させる。この際、調節ナ
ットIが段付スリーブJの小径部Mに当接し、該段付ス
リーブJを介してコイルスプリングLを圧縮する。
次いで、第11図に示すように、ロックハンドルEのレバ
ー部Gを下方向に回転させていくと、ロックハンドルE
のレバー部Gの内側面は、コイルスプリングLの復元力
によりラッチプレートBの外側面に圧着されロック状態
となる。
また、ロック状態を解除するには、ロックハンドルEの
レバー部Gを垂直状態に引き起こすと、コイルスプリン
グLの復元力によりロックハンドルEの軸部Fは自動的
にラッチプレートBの切欠凹部Bから離脱するので、
テールゲートCを開放することができる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、前者の従来例のもは、ロックを解除してテール
ゲートを開放するには、ロックハンドルDを上向きに回
転させてフック1との締付けを解除した後、ロックハン
ドルDを軸方向の内側に移動させてフックIとの噛み合
いを外す必要がある。
このロックハンドルDを内側に移動させる際、第8図に
示すように、その操作位置がロックハンドルDの軸心か
らオフセットしたレバー部Gであるため、スライド操作
によってモーメントが生じ、それによってロックハンド
ルDの軸部Eと、それをガイドする軸受部Bの軸孔Cの
内面との間のコジリ荷重が増す。この大きなフリクショ
ン(特に長期使用車は大きい)に打ち勝つためには、ロ
ックハンドルDを回転方向に前後させながら軸心方向に
も力を与えていく必要があり、操作の感触及びゴリゴリ
音が発生し好ましくないとゝもに、またバラツキなどで
ロック操作時にも同様なことが起こる。
更に、このロック装置は、一般に風雨にさらされる車体
外面に設置されることや、その締付け構造上、ロックハ
ンドルDとフックIがこすり合わされるために錆びやす
く、摩耗等の影響によって長期使用の間に締め代が減少
することがある。このようなときには、スパナ等の工具
を用いてダフルナットFを緩めて適当な締め代となる位
置まで移動させた後、再びダブルナットFをロックする
という面倒な調整作業が必要であった。
一方、後者の従来例の発明では、ロック操作するときに
は、コイルスプリングLがないときに比較して大きな操
作力が必要となり、モーメントも大きくするためコジリ
が大きくなり、シブリが増加する。また、締め代の調整
は、上記従来例と同様に、スパナ等の工具を用いて行な
わなければならないという欠点があった。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記のような欠点を解決するために成されたも
ので、フックとのロック解除の際に、ロックハンドルを
軸心方向にずらすことなく、ロックハンドルを回転させ
るように構成して、ロック・解除操作が簡単、円滑に行
えるとゝもに、フックに対するロックハンドルの締め代
の調整が簡単に行えるテールゲートの固定装置を提供す
るのが目的であり、その要旨は、テールゲートの側端部
にその厚み方向にピンを回転自在に軸支するとゝもに、
該ピンにその軸心と直交方向にロックハンドルの軸部先
端部を回転自在に螺合し、サイドゲートの後端面に上記
ロックハンドルの軸部後端を侵入させるフックを装着し
たことにある。
〔考案の実施例〕
以下、本考案を第1図乃至第3図に示す実施例に基づい
て詳細に説明する。なお、第1図は本考案に係るテール
ゲート固定装置の要部を示す斜視図で、第2図は同装置
の分解斜視図、第3図は動作説明図を示す。
図面において、1は荷台の後壁を構成するテールゲート
で、その左右端の上部隅角部は、外側面2と上面3が切
欠されており、この切欠部にはU字形状に形成された受
金具4が埋設固定されている。そして、この受金具4と
テールゲート1の前後壁面には円孔5が形成されてお
り、該円孔5内にピン6が回転自在に軸受けされてい
る。
ピン6には、その軸心と直交方向に雌ネジ7が刻設され
ており、該雌ネジ7にはロックハンドル8の軸部9の端
部に形成した雄ネジ10が回転自在に螺合されている。
また、テールゲート1の上面3には、ロックハンドル6
の軸部9から直交状に連接されたレバー11の端部が侵入
自在な開口部12が形成され、この開口部12内には、図示
しないがロックハンドル8のレバー部11を、例えば一対
の板バネにより挟着して仮固定するようなロック機構が
設けられている。
一方、荷台の側壁を構成するサイドゲート13の後端面に
は、上記ロックハンドル8の軸部9が侵入自在な凹部14
を有するフック15が固定されていて、該フック15の凹部
14の外側部分は斜面14aに隅取りされている。なお、ロ
ックハンドル8は、フック15と確実にロックされるよ
う、ピン6に対してロックハンドル8の軸部9を回転す
ることにより調整されている。
そこで、サイドゲート13にテールゲート1を固定するに
は、まず、テールゲート1を垂直に立ち上げて、サイド
ゲート13の内側面にテールゲート1の外側面を当接す
る。
次いで、第3図に示すように、ロックハンドル8のレバ
ー部11をロック機構から離脱させて上方向に押し上げた
後、そのままの位置でサイドゲート13方向に移動する
と、その軸部9はピン6を支点にしてサイドゲート13方
向に回動し、フック15の凹部14に侵入する。
この状態において、ロックハンドル8のレバー部11を下
方向に回転させると、水平状態の軸部9はピン6に対し
て回転すると共に、レバー部11の内側面はフック15の凹
部14の斜面14aに衝当し、その斜面14aを摺動することに
よって、フック15が内方に押し付けられて締付力が発生
し、ロック状態となる。このときピン6に対してロック
ハンドル8の軸部9を回転することにより、テールゲー
ト1とサイドゲート13を左右方向に締付ける締め代が調
整され、ガタなく強固にロックすることができる。
次に、上記のロック状態を解除するには、ロックハンド
ル8のレバー部11を引起こしてフック15に対する締付を
解除した後、この状態、すなわちロックハンドル8のレ
バー部11が直立状態のままロック機構の方に回動する
と、ロックハンドル8の軸部9はフック15の凹部14から
離脱する。
更に回動して、ロックハンドル8のレバー部11を開口部
12に侵入させてロック機構によりロックさせると、テー
ルゲート1を開放することができる。
なお、上記ロック機構は、不使用時のロックハンドル8
がテールゲート1から不用意に突出して損傷しないよう
に保護することや、車の振動でロックハンドル8が回転
してピン6から外れてしまうこと等を防止するためであ
る。
〔考案の効果〕
本考案は叙上のように構成することによって、テールゲ
ートのロック解除の際、従来はロックハンドルの軸部を
軸心方向に移動しないと、テールゲートを開放すること
が不可能であったが、ロックハンドルのレバー部を直立
状態にしたままピンを支点に回動するだけの簡単な操作
により、テールゲートのロックを簡単、迅速かつ円滑に
解除することができる。
また、バラツキや長期の使用車などでは、テールゲート
とサイドゲートとの位置関係(寸法)がずれることがあ
るが、従来は工具等を使用して調整していたが、本考案
ではロックハンドルの軸部とピンとが回転自在に螺合さ
れているので、手動によりロックハンドルを回転するだ
けの簡単な操作により軸心方向の調整が容易に行え、常
に良好な締付力を保持することができるといった諸効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るテールゲート固定装置の要部を示
す斜視図、第2図は同装置の分解斜視図、第3図は動作
説明図、第4図は従来のテールゲート固定装置の要部を
示す斜視図、第5図は同装置の構成部品の一部を示す斜
視図、第6図はテールゲート固定装置の一部を切除した
正面図、第7図及び第8図は同装置の動作説明図、第9
図は他の従来のテールゲート固定装置の要部を示す斜視
図、第10図及び第11図は同装置の動作説明図である。 1……テールゲート、6……ピン、 8……ロックハンドル、9……軸部、 11……レバー部、13……サイドゲート、 14……凹部、15……フック。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 ▲高▼橋 賢 神奈川県藤沢市土棚8番地 いすず自動車 株式会社藤沢工場内 (72)考案者 ▲高▼橋 久幸 神奈川県藤沢市土棚8番地 いすず自動車 株式会社藤沢工場内 (72)考案者 小園 健一 神奈川県藤沢市土棚8番地 いすず自動車 株式会社藤沢工場内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】テールゲートの側端部にその厚み方向にピ
    ンを回転自在に軸支するとゝもに、該ピンにその軸心と
    直交方向にロックハンドルの軸部先端部を回転自在に螺
    合し、サイドゲートの後端面に上記ロックハンドルの軸
    部後端部を侵入させるフックを装着したことを特徴とす
    る車両のテールゲートの固定装置。
JP20060287U 1987-12-29 1987-12-29 車両のテールゲート固定装置 Expired - Lifetime JPH065968Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20060287U JPH065968Y2 (ja) 1987-12-29 1987-12-29 車両のテールゲート固定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20060287U JPH065968Y2 (ja) 1987-12-29 1987-12-29 車両のテールゲート固定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01104877U JPH01104877U (ja) 1989-07-14
JPH065968Y2 true JPH065968Y2 (ja) 1994-02-16

Family

ID=31491002

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20060287U Expired - Lifetime JPH065968Y2 (ja) 1987-12-29 1987-12-29 車両のテールゲート固定装置

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JP (1) JPH065968Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7066308B2 (ja) * 2021-03-05 2022-05-13 新明和工業株式会社 トラックの飛散防止装置

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JPH01104877U (ja) 1989-07-14

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