JPH0111900Y2 - - Google Patents

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JPH0111900Y2
JPH0111900Y2 JP1982094850U JP9485082U JPH0111900Y2 JP H0111900 Y2 JPH0111900 Y2 JP H0111900Y2 JP 1982094850 U JP1982094850 U JP 1982094850U JP 9485082 U JP9485082 U JP 9485082U JP H0111900 Y2 JPH0111900 Y2 JP H0111900Y2
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JP
Japan
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ratchet
case
knob
lock plate
housing
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JP1982094850U
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JPS58195759U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車のグローブボツクス等に用いて
好適なロツク装置に関する。
従来の自動車におけるグローブボツクスのロツ
ク装置の一例は第1図及び第2図で示される。こ
れらの図において、1は略コ字形の断面を有する
ケース、2及び3はケース1の内面4に案内され
てケース1の長手方向に近接・離反運動をするノ
ブである。このノブ2,3には長孔5,6が穿設
されており、該長孔5,6内に、ケース1の内面
4に突設したガイドピン7,8が挿入され、ノブ
2,3の一定範囲の摺動を可能にしている。又、
ノブ2,3の間には、ノブ2,3を離反させる方
向の力を加えるコンプレツシヨンスプリング9が
配設されている。10は一方の端部にピン11,
12が突設されたロータで、このピン11,12
は、ロータ10の回動中心軸を挾むような位置関
係にあり、組立後においてノブ2,3の突出面1
3,14にそれぞれ当接される。15はハウジン
グで、そのベース部17にはケース1が溝18を
利用して嵌着される。又、中央のガイド円筒部1
9でもつて、ロータ10を回動可能に支持してい
る。更に、このハウジング15には、トーシヨン
スプリング20によつて常にロツク解除方向へ回
動付勢されるラチエツト21を取り付けるための
取付部22と、ストライカ23をラチエツト21
の爪部21a,21bとの間で抜け止め保持して
ロツク状態と成す保持部24とが設けられてい
る。25はロータ10を回動付勢するトーシヨン
スプリングで、ロツク解除時にラチエツト21の
爪部21cが嵌入するロータ10のスリツト26
を、該スリツト26から爪部21cが抜けた時
(ロツク時)に非嵌合位置に移すためのものであ
る。尚、27はラチエツト21の回動中心となる
ピンである。
上記構成のロツク装置がロツク状態にある時、
ノブ2,3を近接する方向に操作すると、突出面
13,14とピン11,12との接触を介してロ
ータ10が回転し、ラチエツト21の爪部21c
がスリツト26に嵌入し、ロツクが解除される。
一方、ロツク解除状態において、ストライカ23
が進入すると、それに従いラチエツト21が回動
し、ロータ10のスリツト26からその爪部21
cが抜けると同時に、ロータ10が回動してロツ
ク状態になる。
ところで、このような従来のロツク装置におい
ては、ロータ10の回転方式によりロツク、アン
ロツク状態を作つていることから、ロータ回転用
トーシヨンスプリング25等が必要になる。この
ため、小型化や軽量化が困難であり、又、ロツク
装置も高価であつた。
本考案は、このような問題に鑑みてなされたも
ので、その目的は、構成部品を少なくして機構を
簡素化し、小型、軽量で低廉なロツク装置を提供
することにある。
以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明す
る。第3図乃至第7図(第1図及び第2図と対応
する部分には同一符号を付した)に示す如く、本
考案装置は、一端に閉塞部1aが形成されたケー
ス1内を一つのノブ3が摺動するもので、該ノブ
3とハウジング15の押え部17cとの間にはコ
ンプレツシヨンスプリング9が配設されている。
又、ノブ3のケース1からの突出量を規制するた
め、ストツパ17aがハウジング15のベース部
17に設けられ、ノブ3の凹所3a内に嵌入して
いる。
更に前記ノブ3の押込み側先端部3bには、ロ
ツクプレート28の一端部28bが圧入(固着)
されている。ロツクプレート28の他端部28c
には、ラチエツト21の爪部21cがロツク解除
時に嵌入するロツク解除用溝28aが刻設され、
この端部28cは、ベース部17に穿設したケー
ス1の長手方向のガイド長孔17bを貫通して、
ラチエツト21の爪部21cと係合している。ラ
チエツト21は、従来装置の場合と同様、ピン2
7によつてハウジング15に回動自在に取り付け
られ、トーシヨンスプリング20によつてロツク
解除方向へ回動付勢されている。ハウジング15
の保持部24には、このラチエツト21の爪部2
1a,21bがロツク時に嵌入するための長孔2
4aが穿設され、又ハウジング17の内面には、
ラチエツト21の回動を確保するため、適当な凹
部24bが形成されている。
尚、ケース1はその溝18を用いてハウジング
15に嵌着される。
次に本考案のロツク装置の作動について説明す
る。
第4図及び第5図はロツク状態を示しており、
この状態において、ノブ3をスプリング11に抗
しケース1内に押し込むと、ノブ3と一体のロツ
クプレート28が、第4図において二点鎖線で示
す位置に、ベース17のガイド長孔17bに沿つ
て移動し、この位置にて、ロツクプレート28の
端部28cに当接していたラチエツト21の爪部
21cが、ロツクプレート28の溝28aに嵌入
し、ラチエツト21が、第5図における反時計方
向に回動して、ロツクが解除される。
一方、ロツク状態を得るには、ストライカ23
を、第5図において、下方から上方へ進入させれ
ばよい。即ち、ストライカ23の進入により、ラ
チエツト21がピン27を支点として時計方向に
回動し、ついにはラチエツト21の爪部21cと
ロツクプレート28の溝28aとの嵌合が解か
れ、ノブ3を介し作用していたスプリング9の力
によつて、ロツクプレート28が第4図において
実線の位置まで戻る。このため、カム21cは再
びロツクプレート28の端部28cに当接してロ
ツク状態となる。
以上説明したように本考案のロツク装置によれ
ば、従来装置における片側のノブと、ロータ回動
用トーシヨンスプリングとをなくし、且つ回転方
式でなくしたので、機構を大幅に簡素化でき、装
置全体の小型化、軽量化及び低廉化を実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の断面図、第2図は従来装置
の分解斜視図、第3図は本考案のロツク装置の分
解斜視図、第4図は本考案のロツク装置における
ラチエツト付近の概略構成を示す説明図、第5図
はラチエツトと平行な平面で切断した第3図装置
の断面図、第6図はノブと該ノブを突出させるス
プリングの配置状態を示す説明図、第7図は第3
図の−矢視図である。 1……ケース、3……ノブ、9……コンプレツ
シヨンスプリング、15……ハウジング、17…
…ベース部、20……トーシヨンスプリング、2
1……ラチエツト、21a〜21c……爪部、2
8……ロツクプレート、28a……溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端が閉塞され他端が開放された断面コ字状の
    ケースと、該ケース内を摺動するノブと、該ノブ
    に対してケース内から突出する方向の力を付与す
    るコンプレツシヨンスプリングと、前記ケースが
    ベース部に取り付けられたハウジングと、該ハウ
    ジングに回動可能に取り付けられたラチエツト
    と、ストライカとの係合を解除する方向に該ラチ
    エツトを回動付勢するトーシヨンスプリングと、
    一端部は前記ノブに取り付けられ他端部は前記ラ
    チエツトに係合すると共に該他端部の所要個所に
    前記ラチエツトとの係合解除用の溝が形成された
    ロツクプレートとを具備し、前記ノブを前記ケー
    ス内に押し込むことにより、前記ロツクプレート
    を移動させて、前記ラチエツトを前記ロツクプレ
    ートの係合解除用の溝に落ち込ませるように構成
    したロツク装置。
JP1982094850U 1982-06-24 1982-06-24 ロツク装置 Granted JPS58195759U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982094850U JPS58195759U (ja) 1982-06-24 1982-06-24 ロツク装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982094850U JPS58195759U (ja) 1982-06-24 1982-06-24 ロツク装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58195759U JPS58195759U (ja) 1983-12-26
JPH0111900Y2 true JPH0111900Y2 (ja) 1989-04-07

Family

ID=30226817

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1982094850U Granted JPS58195759U (ja) 1982-06-24 1982-06-24 ロツク装置

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS611572U (ja) * 1984-06-08 1986-01-08 株式会社東海理化電機製作所 グロ−ブボツクス等のドアロツク装置
JPH052755Y2 (ja) * 1985-12-28 1993-01-22
JP2515410Y2 (ja) * 1990-09-29 1996-10-30 株式会社アルファ リッドロック装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58195759U (ja) 1983-12-26

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