JPH0724538Y2 - リッドロック装置 - Google Patents

リッドロック装置

Info

Publication number
JPH0724538Y2
JPH0724538Y2 JP4211288U JP4211288U JPH0724538Y2 JP H0724538 Y2 JPH0724538 Y2 JP H0724538Y2 JP 4211288 U JP4211288 U JP 4211288U JP 4211288 U JP4211288 U JP 4211288U JP H0724538 Y2 JPH0724538 Y2 JP H0724538Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stopper
handle
latch
notch
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4211288U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01151571U (ja
Inventor
茂男 千葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alpha Corp
Original Assignee
Alpha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alpha Corp filed Critical Alpha Corp
Priority to JP4211288U priority Critical patent/JPH0724538Y2/ja
Publication of JPH01151571U publication Critical patent/JPH01151571U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0724538Y2 publication Critical patent/JPH0724538Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、ロック装置、特に自動車のグローブボック
スリッドに取付けられるリッドロック装置に関連する。
従来の技術 例えば、実開昭61−1572号公報には自動車用ドアロック
装置が開示されている。このドアロック装置は、グロー
ブボックスのドアに取着されたロックボディと、このロ
ックボディに対してドアの閉扉時に対応するように設け
られたストライカと、ロックボディに回動可能に設けら
れかつドアの閉扉時にストライカを係合保持するU字形
の保持部を有するラチェットと、ドアの外表面から露出
するように設けられかつロックボディの上端部が支持さ
れると共に下端部を引張操作するとラチェットの係合保
持を解除させてドアを開放させるハンドルとが設けられ
る。また、ロックボディにはキーシリンダによりロック
位置とアンロック位置との間で操作されるストッパが設
けられる。更に、このストッパはアンロック位置にある
とき、ハンドルにより非係止位置に移動され、ラチェッ
トを解除位置に移動させる。
また、実開昭62−36158号公報に示されるように、ロッ
ク本体に回動可能に軸着されたラチェットと、ラチェッ
トを付勢するラチェットばねと、突起部が形成されたか
つロック本体に軸着されたハンドルと、ハンドルを非作
動位置に付勢するハンドルばねと、ハンドルの突起部で
操作されかつラチェットを係止位置に保持するストップ
レバーとを有するグラブドアのロック装置において、ハ
ンドルばねの一端を延長してストッププレートの下縁に
係止してストッププレートを弾性的に保持する機構は公
知である。
考案が解決しようとする課題 ところで、上記の従来のロック装置を組立る場合に、キ
ーシリンダとストッププレートとが不安定となり、殆ど
のロック装置において組立に手間取る欠点があった。ま
た、キーシリンダをロック位置及びアンロック位置の各
々の位置に移動したとき、自動車の振動でストッププレ
ートが動いて異音が発生し、乗車者に不安感を与えた。
そこで、この考案は上記の欠点を解消して組立が容易で
ありかつ振動音の発生しないリッドロック装置を提供す
ることを目的とする。
課題を達成するための手段 この考案によるリッドロック装置は、フレームと、フレ
ームに回動可能に軸着されかつ突出部が形成されたハン
ドルと、ハンドルを閉扉位置に付勢するハンドルスプリ
ングと、施錠位置及び解錠位置との間で回動可能に前記
フレームに取付けられたキーシリンダと、閉扉位置と開
扉位置との間でフレームに回動可能に取付けられかつス
トライカに係合する係止部を有するラッチと、ラッチを
開扉位置に付勢するラッチスプリングと、キーシリンダ
により解錠位置と施錠位置との間で移動されかつハンド
ルの突出部により係止位置と非係止位置との間で移動さ
れるストッパとを有する。ストッパが解錠位置にありか
つハンドルを操作したとき、突出部がストッパを非係止
位置に移動してラッチスプリングの弾力によりラッチが
開扉位置に移動され、ラッチとストライカとの係合が解
除されると共に、ストッパが施錠位置にありかつハンド
ルを操作したとき、突出部がストッパを非係止位置に移
動できずにストッパが係止位置に保持されかつラッチが
閉扉位置に保持される。ストッパに第一の切欠き部と第
二の切欠き部とが設けられ、ストッパが解錠位置にある
ときスプリングの端部が第一の切欠き部に弾性的に係合
すると共に、ストッパが施錠位置にあるときスプリング
の端部が第二の切欠き部に弾性的に係合する。
作用 ストッパの第一の切欠き部及び第二の切欠き部とハンド
ルスプリングの端部との係合により、ロック装置の組立
時にストッパは所定の位置に確実に保持される。また、
第一の切欠き部及び第二の切欠き部とハンドルスプリン
グとの係合により、ストッパは施錠位置及び解錠位置に
おいて弾性的に保持され、振動の発生時にストッパは異
音を発生しない。更に、キーシリンダを施錠位置と解錠
位置との間で回転するとき、第一の切欠き部又は第二の
切欠き部に係合するハンドルスプリングの端部はキーシ
リンダの操作者に節度感(クリック感)を与え、これに
より操作者はキーを施錠位置又は解錠位置に回転したこ
とを確実に感取することができる。
実施例 以下、この考案による実施例を第1図〜第5図について
説明する。
まず、第1図〜第5図に示すように、この考案によるリ
ッドロック装置10は、フレーム11と、フレーム11に回動
可能に軸着されかつ突出部12(第1図及び第2図)が形
成されたハンドル13と、フレーム11に回転可能に取付け
られたキーシリンダ14と、閉扉位置と開扉位置との間で
フレーム11に回動可能に取付けられかつ対向するストラ
イカ(図示せず)に係合するラッチ15と、ラッチ15を開
扉位置に付勢するラッチスプリング16と、キーシリンダ
14により解錠位置と施錠位置との間で移動されかつハン
ドル13の突出部12により係止位置と非係止位置との間で
移動されるストッパ17とを有する。
フレーム11には上方に伸び出す案内部20と、案内部20の
下方に形成された3個のボス21と、キーシリンダ14が装
着される孔22とが設けられる。孔22はフレーム11と一体
に形成されたスリーブ23に設けられる。案内部20にはラ
ッチ15が配置されかつ案内部20の長さ方向に垂直方向に
形成された第一のスロット24(第1図及び第2図)と、
ストッパ17が配置されかつ案内部20の長さ方向に直角に
形成された第二のスロット25(第1図、第4図及び第5
図)とが設けられる。図示しないが、ボス21にはフレー
ム11をグローブボックスに固定するねじがねじ込まれ
る。
ハンドル13はシャフト30によりフレーム11に取付けられ
る。シャフト30はフレーム11から突出する一対のアーム
部31の孔(図示せず)内に圧入される。シャフト30には
フレーム11に接近する非作動位置にハンドル13を付勢す
るハンドルスプリング32が捲回される。ハンドルスプリ
ング32の一方の端部32a(第2図)はハンドル13の突出
部12に形成された溝12a内に係止される。ハンドル13に
はフレーム11に向かって突出する係止部33(第3図及び
第4図)が形成され、第4図に示すように、ハンドルス
プリング32により係止部33がフレーム11に当接して、ハ
ンドル13が所定の非作動位置に保持される。
また、案内部20を構成する一対の側壁20a、20bの各々に
は同軸上の孔40(第4図)が形成され、孔40にはシャフ
ト41が挿入される。シャフト41はラッチ15に形成された
孔15a(第5図)にも挿通されると共に、シャフト41に
はラッチ15を開扉位置に移動するラッチスプリング16が
捲回される。ラッチスプリング16の図示しない両端は案
内部20に係止され、中央部16aはラッチ15を開扉位置に
付勢するようにラッチ15に当接される。ラッチ15は係止
部15bと15cとを有するほぼU字形に形成される。係止部
15bは案内部20に形成された第一のスロット24の内側に
配置される。また、ラッチ15の下部には係止部15dが設
けられる。(第5図)。
スリーブ23に形成された孔22内に回転可能に配置された
キーシリンダ14には突起43が設けられる。ストッパ17の
一端には、第2図に示すように、キーシリンダ14の突起
43が嵌合される孔44が設けられる。ストッパ17の中央部
には段差部45が形成される。また、ストッパ17の他端は
突起43を中心にストッパ17の揺動運動が可能なように案
内部20の第二のスロット25内に配置される(第1図、第
3図及び第4図)。ストッパ17の下縁17aには隣接して
第一の切欠き部46と第二の切欠き部47とが設けられる。
ストッパ17が施錠位置にあるときハンドルスプリング32
の端部32bは第一の切欠き部46に弾性的に係合する。ま
た、ストッパ17が解錠位置にあるときハンドルスプリン
グ32の端部32bが第二の切欠き部47に弾性的に係合す
る。ストッパ17の端部にはハンドル13に形成された突出
部12と当接可能な受部48と、受部48に隣接して切欠き部
49が設けられる。また、第5図に示すように、ストッパ
17はラッチスプリング16によりラッチ15の下部に設けら
れた係止部15dの裏面15eに当接して、閉扉位置に保持さ
れる。係止部15dには裏面15eとほぼ直角方向の下面15f
が形成される。
上記の構成において、第1図及び第2図はキーシリンダ
14が解錠位置にあり、ストッパ17の受部48はハンドル13
の突出部12に当接可能な位置にある場合を示す。この状
態において、ハンドル13をハンドルスプリング32の弾力
に抗してかつシャフト30を中心にして外側に引き上げて
回動すると、受部48は突出部12により下方に移動され
る。従って、ストッパ17は第5図に実線で示しかつラッ
チ15の裏面15eに当接する係止位置から下方の非係止位
置に移動される。このため、ストッパ17とラッチ15との
係合が外れ、ラッチスプリング16によりラッチ15は第5
図の点線で示す開扉位置まで反時計方向に回転され、係
止部15dはフレーム11の接触面11aに当接して開扉状態と
なる。開扉状態ではストッパ17の上端部17bはラッチ15
の係止部15dの下面15fに当接すると共に、ハンドルスプ
リング32の端部32bによりストッパ17はラッチ15に対し
上方へ弾性的に押圧される。このため、ラッチ15は非係
止位置に保持される。
ラッチ15が図示しないストライカに当接したとき、ラッ
チ15は第5図で時計方向に回転される。このため、ラッ
チ15は閉扉位置に戻され、ストッパ17はハンドルスプリ
ング32の端部32bにより上方へ移動され、第5図の状態
に戻される。
キーシリンダ14にキーを挿入して施錠位置に回転する
と、突起43の回転によりストッパ17は第1図及び第2図
で右方向に移動される。そこで、ハンドルスプリング32
の端部32bは第二の切欠き部47から第一の切欠き部46へ
移動される。このため、ストッパ17の受部48はハンドル
13の突出部12から外れた位置に移動されると共に、切欠
き部49が突出部12に対向する位置に移動される。この状
態でハンドル13を回動しても、突出部12は切欠き部49に
当接してストッパ17を充分に下方へ移動することができ
ない。このため、ストッパ17とラッチ15の係止15dとの
係合が外れないので、ラッチ15は第5図に示す施錠位置
に保持される。キーシリンダ14と共にキーを解錠位置に
回転すると、突起43の回転によりストッパ17は第1図及
び第2図で左方向に移動され、図示の状態に戻される。
そこで、ハンドルスプリング32の端部32bは第一の切欠
き部46から第二の切欠き部47へ相対的に移動される。
この考案によるリッドロック装置を組立る際に、ハンド
ルスプリング32の端部32bは第一又は第二の切欠き部4
6、47のいずれかに係合しているため、ストッパ17が移
動することがない。このため、組立の際に、ストッパ17
は所定の位置に保持される。また、キーシリンダ14の回
転の際に、ハンドルスプリング32の端部32bが第一又は
第二の切欠き部46、47のいずれかから脱出する。端部32
bが第一又は第二の切欠き部46、47から脱出するとき、
端部32bは軽い抵抗力を発生する。これにより生ずるク
リック感により操作者はキーを施錠位置又は解錠位置に
回転したことを明確に感取することができる。また、ハ
ンドルスプリング32の端部32bは常時ストッパ17の下面
に当接して上方に押圧するので、振動の発生時にストッ
パ17は異音を発生しない。
考案の効果 上記のように、この考案によるリッドロック装置では、
組立が容易であり、かつ振動発生時にガタツキ音を発生
しないと共に、キー及びキーシリンダの回転時にクリッ
ク感が得られる等の実用的価値が高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は第2図に示すこの考案によるリッドロック装置
でラッチを除去した状態を示す断面図、第2図は裏面
図、第3図は左側面図、第4図は右側面図、第5図は第
2図のA−A線に沿う断面図である。 10……リッドロック装置、11……フレーム、12……突出
部、13……ハンドル、14……キーシリンダ、15……ラッ
チ、16……ラッチスプリング、17……ストッパ、32……
ハンドルスプリング、32b……端部、46……第一の切欠
き部、47……第二の切欠き部、

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレームと、フレームに回動可能に軸着さ
    れかつ突出部が形成されたハンドルと、ハンドルを閉扉
    位置に付勢するハンドルスプリングと、施錠位置及び解
    錠位置との間で回動可能にフレームに取付けられたキー
    シリンダと、係止部がストライカに係合する閉扉位置と
    ストライカとの係合を解除する開扉位置との間でフレー
    ムに移動可能に取付けられたラッチと、ラッチに係合す
    ると共に、キーシリンダにより解錠位置と施錠位置との
    間で移動されかつハンドルの突出部により係止位置と非
    係止位置との間で移動されるストッパとからなり、 ストッパが解錠位置にありかつハンドルを操作したと
    き、突出部がストッパを非係止位置に移動してラッチが
    開扉位置に移動され、ラッチとストライカとの係合が解
    除されると共に、 ストッパが施錠位置にありかつハンドルを操作したと
    き、突出部がストッパを非係止位置に移動できずにスト
    ッパが係止位置に保持されかつラッチが閉扉位置に保持
    されるリッドロック装置において、 ストッパに第一の切欠き部と第二の切欠き部とを設け、
    ストッパが解錠位置にあるときハンドルスプリングの端
    部が第一の切欠き部に弾性的に係合すると共に、ストッ
    パが施錠位置にあるときハンドルスプリングの端部が第
    二の切欠き部に弾性的に係合することを特徴とするリッ
    ドロック装置。
JP4211288U 1988-03-31 1988-03-31 リッドロック装置 Expired - Lifetime JPH0724538Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4211288U JPH0724538Y2 (ja) 1988-03-31 1988-03-31 リッドロック装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4211288U JPH0724538Y2 (ja) 1988-03-31 1988-03-31 リッドロック装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01151571U JPH01151571U (ja) 1989-10-19
JPH0724538Y2 true JPH0724538Y2 (ja) 1995-06-05

Family

ID=31268536

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4211288U Expired - Lifetime JPH0724538Y2 (ja) 1988-03-31 1988-03-31 リッドロック装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0724538Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS611572U (ja) * 1984-06-08 1986-01-08 株式会社東海理化電機製作所 グロ−ブボツクス等のドアロツク装置
JPS61130576A (ja) * 1984-11-30 1986-06-18 白木金属工業株式会社 グラブドアロツク装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01151571U (ja) 1989-10-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2553315Y2 (ja) リッドロック装置
JPH07247753A (ja) 車両閉鎖部材ラッチ
US4647092A (en) Door latch device
JPH0724538Y2 (ja) リッドロック装置
JP2515410Y2 (ja) リッドロック装置
JP2565196Y2 (ja) グローブボックス用ロック装置
JP4642640B2 (ja) 自動車用ドアロック装置
JPH0111900Y2 (ja)
JPH0336679Y2 (ja)
JP3309268B2 (ja) ドアロック用アクチュエータの取付構造
JP2649148B2 (ja) 車両用ドアアウトサイドハンドル
JPH0335020Y2 (ja)
JP2586118Y2 (ja) リッドロック装置
JPH08207668A (ja) グローブボックスロック装置
JP3985934B2 (ja) ロック装置におけるレバーの操作力伝達構造
JPH0218203Y2 (ja)
JP4098000B2 (ja) 車両用ロック装置
JP4262491B2 (ja) グローブボックス装置
JPS60450Y2 (ja) 自動車のドア開放操作装置
JP2895720B2 (ja) 車両用ドアロック装置
JPH072908Y2 (ja) グロ−ブボックスの施解錠操作装置
JP3652551B2 (ja) グローブボックス用リッドロック装置
JPH0241259Y2 (ja)
JPS6244047Y2 (ja)
JPS58765Y2 (ja) 自動車用ドアロツク装置