JP3125170B2 - キャスターの制動機構 - Google Patents

キャスターの制動機構

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JP3125170B2
JP3125170B2 JP05099677A JP9967793A JP3125170B2 JP 3125170 B2 JP3125170 B2 JP 3125170B2 JP 05099677 A JP05099677 A JP 05099677A JP 9967793 A JP9967793 A JP 9967793A JP 3125170 B2 JP3125170 B2 JP 3125170B2
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正 昆布
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、搬送用機械類、買い
物用カートその他の運搬車などに使用されるキャスター
の制動機構に関し、特にフレームの旋回および車輪の回
転を同時に制動することのできるキャスターの制動機構
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のキャスターの制動機構
は、例えば図13および図14に示したように、フレー
ム2が台座20に旋回自在に軸着され、フレーム2に車
輪3を回転自在に軸支している。そして、鋼線材をもっ
て接触部21と折れ曲がり対向脚部22とを有する正面
門形に形成された制動体23を車輪3に跨がせて、接触
部21をフレーム2の制動体掛け溝24に摺動自在に常
時嵌合させると共に、対向脚部22の両下端をフレーム
2に車軸25を中心として揺動自在に取り付けられた操
作ペダル19の車軸25との軸支部より片寄った位置に
結合している。また、フレーム2間の車輪3の上部に、
一端を接触部21の一部に枢結し他端の係合爪26を保
持体27上の放射状切込溝28に係脱するフレーム旋回
防止板29をピン30を中心として揺動自在に取り付け
ている。
【0003】このように構成された従来のキャスターの
制動機構は、操作ペダル19を足踏み操作することによ
り、制動体23を制動体掛け溝24の案内下で引き下げ
て接触部21を車輪3の外周一部に接触させ、さらに対
向脚部22を引き込んでこの折れ曲がり部を伸び変形さ
せこのばね作用により接触圧力を加えて車輪3の回転を
制動させると共に、フレーム旋回防止板29の係合爪2
6を保持体27上の放射状切込溝28に係合させてフレ
ーム2の旋回を阻止するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のキャスターの制動機構は、操作ペダル19がフレー
ム2の前方から側方にかけて設けられているので、その
操作部19a、19bが車軸25の軸心から約180°
開いた位置となり、同一方向から操作ペダル19を操作
できず、操作が非常に面倒であるという課題を有してい
た。
【0005】また、上記従来のキャスターの制動機構を
買い物用カートのキャスターなどに実施した場合、操作
ペダル19がフレーム2の前方および側方に食み出して
いるので、多数の買い物用カートを重ね合わせて保管す
る時にキャスターどうしが接近して、それらの操作ペダ
ル19が接触し誤作動するという課題を有していた。そ
こで、この発明は、上記従来のキャスターの制動機構が
有する課題を解決するためになされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明のキ
ャスターの制動機構は、台座1の下方に旋回自在に取り
付けたフレーム2に、車輪3を回転自在に取り付けたキ
ャスターにおいて、台座1の下部に放射状切込溝4を形
成した係合部5を設け、フレーム2の前方上部に制動解
除ペダル6及び制動ペダル7を配し、このフレーム2の
内側上部に制動体8を揺動自在に取り付け、制動解除ペ
ダル6にフレーム2との当接部6aを設けると共に、一
端を押圧部6bとし、さらに制動解除ペダル6をフレー
ム2に軸支すると共に、この軸支点aより下方位置に制
動ペダル7の一端を軸支し、制動ペダル7を制動体8の
一端に軸支し、制動ペダル7の他端を押圧部7aとし、
制動解除ペダル6と制動ペダル7との軸支点bが、軸支
点aと制動ペダル7と制動体8との軸支点cを結ぶ直線
Lの両側に移動可能にし、制動体8の一端に接触部8a
を設けると共に、この接触部8aを車輪3の上方に配
し、制動体8の他端に係合爪8bを設けると共に、この
係合爪8bを放射状切込溝4の下方に配している。
【0007】さらに、この発明のキャスターの制動機構
は、台座1の下方に旋回自在に取り付けたフレーム2
に、車輪3を回転自在に取り付けたキャスターにおい
て、台座1の下部に放射状切込溝4を形成した係合部5
を設け、フレーム2の前方上部に制動解除ペダル6及び
制動ペダル7を配し、このフレーム2の内側上部に制動
体8を揺動自在に取り付け、制動解除ペダル6に当接部
6aを設けると共に、一端を押圧部6bとし、さらに制
動解除ペダル6をフレーム2に軸支すると共に、この軸
支点aより下方位置に制動ペダル7の一端を軸支し、制
動ペダル7に前記制動解除ペダル6の当接部6aとの接
地部7bを設けると共に、制動ペダル7を制動体8の一
端に軸支し、制動ペダル7の他端を押圧部7aとし、制
動解除ペダル6と制動ペダル7との軸支点bが、軸支点
aと制動ペダル7と制動体8との軸支点cを結ぶ直線L
の両側に移動可能にし、制動体8の一端に接触部8aを
設けると共に、この接触部8aを車輪3の上方に配し、
制動体8の他端に係合爪8bを設けると共に、この係合
爪8bを放射状切込溝4の下方に配している。
【0008】また、この発明のキャスターの制動機構
は、台座1の下方に旋回自在に取り付けたフレーム2
に、車輪3を回転自在に取り付けたキャスターにおい
て、台座1の下部に放射状切込溝4を形成した係合部5
を設け、フレーム2の前方上部に制動解除ペダル6及び
制動ペダル7を配し、このフレーム2の内側上部に制動
体8を揺動自在に取り付け、制動解除ペダル6の一端を
押圧部6bとし、さらに制動解除ペダル6をフレーム2
に軸支すると共に、この軸支点aより下方位置に制動ペ
ダル7の一端を軸支し、制動ペダル7を制動体8の一端
に軸支し、制動ペダル7の他端を押圧部7aとし、さら
に制動ペダル7に制動体8との当接部7cを設け、制動
解除ペダル6と制動ペダル7との軸支点bが、軸支点a
と制動ペダル7と制動体8との軸支点cを結ぶ直線Lの
両側に移動可能にし、制動体8の一端に接触部8aを設
けると共に、この接触部8aを車輪3の上方に配し、制
動体8の他端に係合爪8bを設けると共に、この係合爪
8bを放射状切込溝4の下方に配している。
【0009】
【作用】この発明のキャスターの制動機構は、上記手段
を施したため、次のような作用を有する。先ず、制動解
除ペダル6及び制動ペダル7がフレーム2の前方上部に
取り付けられているため、同一方向からペダル操作をす
ることができる。
【0010】さらに、制動解除ペダル6及び制動ペダル
7がフレーム2の前方上部に取り付けられているため、
キャスターどうしが接近しても、それらのペダルが接触
することはない。
【0011】
【実施例】以下、この発明のキャスターの制動機構の構
成を、実施例として示した図面に基づいて説明する。図
1〜図4は、この発明の制動機構を備えたキャスターの
第一実施例を示しており、台座1の下方に旋回自在に取
り付けたフレーム2に、車輪3を回転自在に取り付けて
いる。台座1の下部には、放射状切込溝4を形成した係
合部5を設け、フレーム2の前方上部には、制動解除ペ
ダル6及び制動ペダル7を配している。そして、このフ
レーム2の内側上部には、制動体8を揺動自在に取り付
けている。なお、1aは前記台座1に必要に応じ固着さ
れる支軸である。
【0012】制動解除ペダル6は、前記フレーム2の突
起2aとの当接部6aを設けると共に、一端を押圧部6
bとしている。さらに、制動解除ペダル6は、略中央部
をフレーム2の上部カバー2bに軸支すると共に、この
軸支点aより下方位置に制動ペダル7の一端を軸支して
いる。制動ペダル7は、略中央部を制動体8の一端に軸
支し、他端を押圧部7aとしている。
【0013】そして、制動解除ペダル6と制動ペダル7
との軸支点bが、制動解除ペダル6とフレーム2との軸
支点aと、制動ペダル7と制動体8との軸支点cを結ぶ
直線Lの両側に移動可能にしている。制動体8は、一端
に接触部8aを設けると共にこの接触部8aを車輪3の
上方に配し、他端に係合爪8bを設けると共にこの係合
爪8bを台座1の下部の放射状切込溝4の下方に配して
いる。さらに、制動体8は、略中央部をピン9によりフ
レーム2の内側上部に軸支することにより、揺動自在と
してフレーム2に取り付けられており、係合爪8b側の
一端がバネ10により下方向に常時押圧されている。ま
た、接触部8aは、前後方向に略ハの字とした二股形状
にすることにより、車輪3の正転、逆転にかかわらず、
この車輪3に接地し易いようにしている。
【0014】図5〜図8は、この発明の制動機構を備え
たキャスターの第二実施例を示しており、前記実施例と
同様、台座1の下方に旋回自在に取り付けたフレーム2
に、車輪3を回転自在に取り付けている。台座1の下部
には、放射状切込溝4を形成した係合部5を設け、フレ
ーム2の前方上部には、制動解除ペダル6及び制動ペダ
ル7を配している。そして、このフレーム2の内側上部
には、制動体8を揺動自在に取り付けている。なお、1
aは前記台座1に必要に応じ固着される支軸である。
【0015】制動解除ペダル6は、当接部6aを設ける
と共に、他端を押圧部6bとしている。さらに、制動解
除ペダル6は、略中央部をフレーム2の上部カバー2b
に軸支すると共に、この軸支点aより下方位置に制動ペ
ダル7の一端を軸支している。制動ペダル7は、略中央
部を制動体8の一端に軸支し、他端を押圧部7aとして
いる。さらに、制動ペダル7には、前記制動解除ペダル
6の当接部6aが当接して停止するようにした接地部7
bを設けている。
【0016】そして、制動解除ペダル6と制動ペダル7
との軸支点bが、制動解除ペダル6とフレーム2との軸
支点aと、制動ペダル7と制動体8との軸支点cを結ぶ
直線Lの両側に移動可能にしている。制動体8は、一端
に接触部8aを設けると共にこの接触部8aを車輪3の
上方に配し、他端に係合爪8bを設けると共にこの係合
爪8bを台座1の下部の放射状切込溝4の下方に配して
いる。さらに、制動体8は、略中央部をピン9によりフ
レーム2の内側上部に軸支することにより、揺動自在と
してフレーム2に取り付けられており、係合爪8b側の
一端がバネ10により下方向に常時押圧されている。ま
た、接触部8aは、前後方向に略ハの字とした二股形状
にすることにより、車輪3の正転、逆転にかかわらず、
この車輪3に接地し易いようにしている。
【0017】図9〜図12は、この発明の制動機構を備
えたキャスターの第三実施例を示しており、前記実施例
と同様、台座1の下方に旋回自在に取り付けたフレーム
2に、車輪3を回転自在に取り付けている。台座1の下
部には、放射状切込溝4を形成した係合部5を設け、フ
レーム2の前方上部には、制動解除ペダル6及び制動ペ
ダル7を配している。そして、このフレーム2の内側上
部には、制動体8を揺動自在に取り付けている。なお、
1aは前記台座1に必要に応じ固着される支軸である。
【0018】制動解除ペダル6は、一端を押圧部6bと
している。さらに、制動解除ペダル6は、略中央部をフ
レーム2の上部カバー2bに軸支すると共に、この軸支
点aより下方位置に制動ペダル7の一端を軸支してい
る。制動ペダル7は、略中央部を制動体8の一端に軸支
し、他端を押圧部7aとしている。さらに、制動ペダル
7には、制動体8との当接部7cを設けている。
【0019】そして、制動解除ペダル6と制動ペダル7
との軸支点bが、制動解除ペダル6とフレーム2との軸
支点aと、制動ペダル7と制動体8との軸支点cを結ぶ
直線Lの両側に移動可能にしている。制動体8は、一端
に接触部8aを設けると共にこの接触部8aを車輪3の
上方に配し、他端に係合爪8bを設けると共にこの係合
爪8bを台座1の下部の放射状切込溝4の下方に配して
いる。さらに、制動体8は、略中央部をピン9によりフ
レーム2の内側上部に軸支することにより、揺動自在と
してフレーム2に取り付けられており、係合爪8b側の
一端がバネ10により下方向に常時押圧されている。ま
た、接触部8aは、前後方向に略ハの字とした二股形状
にすることにより、車輪3の正転、逆転にかかわらず、
この車輪3に接地し易いようにしている。
【0020】以上のように構成されたこの発明のキャス
ターの制動機構は、以下に示すように操作される。先
ず、第一実施例において、図3に示した状態では、制動
体8の接触部8aが車輪3から離れると共に、制動体8
の係合爪8bが台座1の放射状切込溝4から離れてお
り、この状態では係合爪8b側の一端がバネ10により
下方向に常時押圧されているため、制動体8が揺動する
ことはなく制動機構は解除状態となり、キャスターが制
動することはない。
【0021】そこで、3図の解除状態から、制動ペダル
7の押圧部7aを押さえることにより、図4に示した状
態まで、制動ペダル7を回動させる。この回動により軸
支点bが直線Lの内側から外側に移動し、制動解除ペダ
ル6が回動して、押圧部6bが上がると共に、当接部6
aがフレーム2の突起2aに当たるので、この位置で制
動ペダル7が停止する。そして、制動ペダル7の回動に
より制動体8の一端が下がるので、制動体8の一端の接
触部8aが車輪3の表面に接地し、車輪3の回転が制動
される。一方、制動ペダル7の回動により制動体8の他
端が上がるので、制動体8の他端の係合爪8bが台座1
の放射状切込溝4に引っ掛かり、フレーム2の旋回が制
動される。
【0022】次に、図4の制動状態から、制動解除ペダ
ル6の押圧部6bを押さえることにより、図3に示した
状態まで、制動解除ペダル6を回動させ元の状態に戻
す。この回動により軸支点bが直線Lの外側から内側に
移動し、制動ペダル7が回動して、押圧部7aが上がる
と共に、制動ペダル7に制動解除ペダル6の押圧部6b
の端部が当たるので、この位置で制動解除ペダル6が停
止する。そして、制動ペダル7の回動により制動体8の
一端が上がるので、制動体8の一端の接触部8aが車輪
3の表面から引き離され、車輪3の回転の制動が解除さ
れる。一方、制動ペダル7の回動により制動体8の他端
が下がるので、制動体8の他端の係合爪8bが台座1の
放射状切込溝4から引き離され、フレーム2の旋回の制
動が解除される。
【0023】なお、第二実施例においても、図7、8に
示したように前記第一実施例とほぼ同様の操作状態とな
るが、第二実施例では、7図の解除状態から、制動ペダ
ル7の押圧部7aを押さえることにより、図8に示した
状態まで制動ペダル7を回動させると、この回動により
軸支点bが直線Lの内側から外側に移動し、制動解除ペ
ダル6が回動して、押圧部6bが上がると共に、当接部
6aが制動ペダル7の接地部7bに当接するので、この
位置で制動ペダル7が停止する点が第一実施例と相違す
る。
【0024】また、第三実施例においても、図11、1
2に示したように前記第一実施例とほぼ同様の操作状態
となるが、第三実施例では、11図の解除状態から、制
動ペダル7の押圧部7aを押さえることにより、図12
に示した状態まで制動ペダル7を回動させると、この回
動により軸支点bが直線Lの内側から外側に移動し、制
動解除ペダル6が回動して、押圧部6bが上がると共
に、制動ペダル7の当接部7cが制動体8に当接するの
で、この位置で制動ペダル7が停止する点が第一実施例
と相違する。
【0025】
【発明の効果】この発明のキャスターの制動機構は、以
上に述べたように構成されているので、次のような効果
を有する。先ず、この発明のキャスターの制動機構は、
制動解除ペダル6及び制動ペダル7がフレーム2の前方
上部に取り付けられているため、同一方向からペダル操
作をすることができ、操作が非常にし易いものとなっ
た。
【0026】さらに、この発明のキャスターの制動機構
は、買い物用カートのキャスターなどに実施した場合、
制動解除ペダル6及び制動ペダル7がフレーム2の前方
上部に取り付けられているため、多数の買い物用カート
を重ね合わせて保管する時にキャスターがどうしが接近
しても、それらのペダルが接触することなく、制動機構
が誤作動しなくなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第一実施例の制動機構を備えたキャ
スターの側面図である。
【図2】この発明の第一実施例の制動機構を備えたキャ
スターの平面図である。
【図3】この発明の第一実施例に示す制動機構の制動が
解除された状態を示す説明図である。
【図4】この発明の第一実施例に示す制動機構の制動状
態を示す説明図である。
【図5】この発明の第二実施例の制動機構を備えたキャ
スターの側面図である。
【図6】この発明の第二実施例の制動機構を備えたキャ
スターの平面図である。
【図7】この発明の第二実施例に示す制動機構の制動が
解除された状態を示す説明図である。
【図8】この発明の第二実施例に示す制動機構の制動状
態を示す説明図である。
【図9】この発明の第三実施例の制動機構を備えたキャ
スターの側面図である。
【図10】この発明の第三実施例の制動機構を備えたキ
ャスターの平面図である。
【図11】この発明の第三実施例に示す制動機構の制動
が解除された状態を示す説明図である。
【図12】この発明の第三実施例に示す制動機構の制動
状態を示す説明図である。
【図13】従来の制動機構を備えたキャスターの正面図
である。
【図14】従来のキャスターの制動機構の作動状態を示
す説明図である。
【符号の説明】
1 台座 2 フレーム 3 車輪 4 放射状切込溝 5 係合部 6 制動解除ペダル 6a 当接部 6b 押圧部 7 制動ペダル 7a 押圧部 7b 接地部 7c 当接部 8 制動体 8a 接触部 8b 係合爪 a 軸支点 b 軸支点 c 軸支点 L 直線

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台座(1)の下方に旋回自在に取り付け
    たフレーム(2)に、車輪(3)を回転自在に取り付け
    たキャスターにおいて、台座(1)の下部に放射状切込
    溝(4)を形成した係合部(5)を設け、フレーム
    (2)の前方上部に制動解除ペダル(6)及び制動ペダ
    ル(7)を配し、このフレーム(2)の内側上部に制動
    体(8)を揺動自在に取り付け、 制動解除ペダル(6)にフレーム(2)との当接部(6
    a)を設けると共に、一端を押圧部(6b)とし、さら
    に制動解除ペダル(6)をフレーム(2)に軸支すると
    共に、この軸支点(a)より下方位置に制動ペダル
    (7)の一端を軸支し、制動ペダル(7)を制動体
    (8)の一端に軸支し、制動ペダル(7)の他端を押圧
    部(7a)とし、制動解除ペダル(6)と制動ペダル
    (7)との軸支点(b)が、軸支点(a)と制動ペダル
    (7)と制動体(8)との軸支点(c)を結ぶ直線
    (L)の両側に移動可能にし、制動体(8)の一端に接
    触部(8a)を設けると共に、この接触部(8a)を車
    輪(3)の上方に配し、制動体(8)の他端に係合爪
    (8b)を設けると共に、この係合爪(8b)を放射状
    切込溝(4)の下方に配したことを特徴とするキャスタ
    ーの制動機構。
  2. 【請求項2】 台座(1)の下方に旋回自在に取り付け
    たフレーム(2)に、車輪(3)を回転自在に取り付け
    たキャスターにおいて、台座(1)の下部に放射状切込
    溝(4)を形成した係合部(5)を設け、フレーム
    (2)の前方上部に制動解除ペダル(6)及び制動ペダ
    ル(7)を配し、このフレーム(2)の内側上部に制動
    体(8)を揺動自在に取り付け、 制動解除ペダル(6)に当接部(6a)を設けると共
    に、一端を押圧部(6b)とし、さらに制動解除ペダル
    (6)をフレーム(2)に軸支すると共に、この軸支点
    (a)より下方位置に制動ペダル(7)の一端を軸支
    し、制動ペダル(7)に前記制動解除ペダル(6)の当
    接部(6a)との接地部(7b)を設けると共に、制動
    ペダル(7)を制動体(8)の一端に軸支し、制動ペダ
    ル(7)の他端を押圧部(7a)とし、制動解除ペダル
    (6)と制動ペダル(7)との軸支点(b)が、軸支点
    (a)と制動ペダル(7)と制動体(8)との軸支点
    (c)を結ぶ直線(L)の両側に移動可能にし、制動体
    (8)の一端に接触部(8a)を設けると共に、この接
    触部(8a)を車輪(3)の上方に配し、制動体(8)
    の他端に係合爪(8b)を設けると共に、この係合爪
    (8b)を放射状切込溝(4)の下方に配したことを特
    徴とするキャスターの制動機構。
  3. 【請求項3】 台座(1)の下方に旋回自在に取り付け
    たフレーム(2)に、車輪(3)を回転自在に取り付け
    たキャスターにおいて、台座(1)の下部に放射状切込
    溝(4)を形成した係合部(5)を設け、フレーム
    (2)の前方上部に制動解除ペダル(6)及び制動ペダ
    ル(7)を配し、このフレーム(2)の内側上部に制動
    体(8)を揺動自在に取り付け、 制動解除ペダル(6)の一端を押圧部(6b)とし、さ
    らに制動解除ペダル(6)をフレーム(2)に軸支する
    と共に、この軸支点(a)より下方位置に制動ペダル
    (7)の一端を軸支し、制動ペダル(7)を制動体
    (8)の一端に軸支し、制動ペダル(7)の他端を押圧
    部(7a)とし、さらに制動ペダル(7)に制動体
    (8)との当接部(7c)を設け、制動解除ペダル
    (6)と制動ペダル(7)との軸支点(b)が、軸支点
    (a)と制動ペダル(7)と制動体(8)との軸支点
    (c)を結ぶ直線(L)の両側に移動可能にし、制動体
    (8)の一端に接触部(8a)を設けると共に、この接
    触部(8a)を車輪(3)の上方に配し、制動体(8)
    の他端に係合爪(8b)を設けると共に、この係合爪
    (8b)を放射状切込溝(4)の下方に配したことを特
    徴とするキャスターの制動機構。
JP05099677A 1992-05-01 1993-04-26 キャスターの制動機構 Expired - Lifetime JP3125170B2 (ja)

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