JPH0319505Y2 - - Google Patents

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JPH0319505Y2
JPH0319505Y2 JP8529184U JP8529184U JPH0319505Y2 JP H0319505 Y2 JPH0319505 Y2 JP H0319505Y2 JP 8529184 U JP8529184 U JP 8529184U JP 8529184 U JP8529184 U JP 8529184U JP H0319505 Y2 JPH0319505 Y2 JP H0319505Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は手押運搬車における車輪制動装置に関
するものである。
手押運搬車は物品の積卸の際、車輪の転動を規
制しておくことが望ましく、この制動を行うため
従来から種々方法が用いられてきているが、本考
案はこの車輪の制動を確実に行い、しかも、操作
が簡単な装置を提供することを目的として案出し
たのである。
図面は本考案に係る手押運搬車における車輪制
動装置の一実施例を示し、実施例の運搬車Aは、
把手30の両端を下方に屈曲して設けた脚杆3
0′,30′の下端に螺杆31,31を設け、該螺
杆31,31を荷台13後端部において上側から
荷台13および該荷台13の下面に重ねた制動基
枠1に貫通させ、制動基枠1より突出する螺杆3
1,31の先端にナツト32,32を螺合して締
付けて荷台13に把手30および制動基枠1を固
定したものである。制動基枠1は前記螺杆31お
よびナツト32によつて荷台13に締付けた基板
1′の先端側左右両側に支承部片2,2を吊設し、
該支承部片2,2間の中央部に第一、第二一対の
支持部片11′,11′を吊設して構成したもので
ある。
図示3は各支持部片11,11′の先端側下端
に設けた切欠29,29′に係合して前記支承部
片2,2に架設して制動基枠1に回動自在に支持
させた回動杆で、回動杆3の前記支承部片2,2
の近傍周側に車輪4,4を接離する制動片5,5
を一体に突設し、また、回動杆3の前記支持部片
11,11′間の中間部周側に制動片5と同様に
腕片6を一体に突設してある。
9は中央部片9bと一対の側部片9a,9aと
から成る断面溝状の仲介片で、該仲介片9の側部
片9a,9aの先端側に前記腕片6の先端を介在
させて接続ピン10によつて互いに回動自在に枢
着し、また、側部片9a,9aの後端側には駆動
片8の下端を介在させ、該下端と側部片9a,9
aの後端側とを側部片9a,9a間に架設して固
着した作動杆7によつて互いに回動自在に枢着
し、作動杆7の先端7′は前記仲介片9の側部片
9aより前記第一支持部片11方向に突出させ、
係止片17の垂直部片17aの下縁17a′に接離
するようにしてある。
作動杆7を介して仲介片9に連けいさせた前記
駆動片8は、中間部において前記支持部片11,
11′の後端部下方に架設した支持ピン12によ
つて支持部片11,11′に回動自在に枢着され、
荷台13より後方に突出するように配した上端に
踏み板14を設けてある。
図示15は引張りコイルばねで、引張りコイル
ばね15は、前記支持ピン12と踏み板14間の
駆動片8中間部、すなわち駆動片8の上端側の第
二支持部片11′側の片面に設けた突子28に一
端15′を係止し、他の一端15″を前記基板1′
の後端の屈曲部片1′aに設けた透孔27に係止
させて駆動片8と制動基枠1を介した荷台13と
の間に架設してある。
図示16は大径部16aと小径部16bとから
成る支軸で、支軸16は大径部16a側を第二支
持部片11′側に配して第一、第二の支持部片1
1,11′に架設して固定し、この支軸16の小
径部16bに係止片17の前記垂直部片17aの
上端を回動自在に支持させてある。
係止片17は、前記垂直部片17aと該垂直部
片17aの前記制動片5側の一側を屈曲して前記
作動杆7の基部方向に突出する屈曲部片17bと
から成り、屈曲部片17bを前記支持ピン12に
常時対向するように配したもので、垂直部片17
aの下縁17a′を屈曲部片17bの下端17b′よ
り上側に位置させ、該下縁17a′を前記屈曲部片
17bと交叉する方向に配設し、下縁17a′と連
続する前記作動杆7の係合切欠18を、前記垂直
部片17aの制動片5側の前記一側に対する他の
一側17a″に設けてある。
係合切欠18は、作動杆7の基部側の縁部に傾
斜面18′を備え、垂直部片17aの下縁17
a′を経て係合切欠18に係合する作動杆7の先端
7′の係合切欠18から離脱が円滑に行われるよ
うにしてある。
図示19前記支軸16の小径部16bに巻回し
たねじりコイルばねで、該コイルばね19の一端
19′を支持部片11,11′間に架設した受止杆
20に係止させ、他の一端19″は係止片7の垂
直部片17aの前縁に係止させ、このコイルばね
19によつて係止片17は支軸16を支点に前記
駆動片8の引張りコイルばね15による回動付勢
方向と同方向に回動付勢されている。
しかして、駆動片8に設けた踏み板14を踏む
と、駆動片8は支持ピン12を支点に引張りコイ
ルばね15に抗して回動し、この駆動片8の回動
によつて仲介片9は作動杆7を介して前進し、こ
の前進によつて腕片6は回動し、腕片6は回動杆
3に突設してあるので、回動杆3に設けた制動片
5は同時に回動して車輪4に圧接して車輪4の転
動を規制する一方、作動杆7は係止片17を押圧
し、係止片17は作動杆7に対する当接位置が移
動しつつねじりコイルばね19に抗して支軸16
を支点に回動し、前記制動片5の車輪4に対する
圧接状態時に、当接位置が係合切欠18に至り、
この係合切欠18に作動杆7の先端7′が係合し
て車輪4の転動規制状態を維持するのである。
そして、踏み板14を再度踏むと、駆動片8は
さらに回動し、このとき、制動片5の車輪4への
圧接によつて係合切欠18部位置において係止片
17を押圧し、この押圧によつて作動杆7の先端
7′は係合切欠18の周縁に設けた傾斜縁18′に
沿つて移動、すなわち、係止片17をねじりコイ
ルばね19に抗して支持片11方向に瞬間的に揺
動せしめ、作動杆7と係合切欠18との係合状態
は解放され、この係合状態の解放によつて各部材
は再び原位置に復帰するのである。
本考案は前記の通りの構成であるから、踏み板
を踏むことによつて制動片が車輪に圧接して該車
輪の転動を規制すると共に、作動杆が係止片の係
合切欠に係合して該規制状態を維持し、再び踏み
板を踏むことによつて作動杆と係合切欠との係合
状態が解放され、かつ、制動片の車輪に対する規
制が解放され、従つて、単に踏み板を踏むだけ
で、車輪を転動規制と該解放を行うことができる
から、操作が簡単である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る手押運搬車における車輪制
動装置の一実施例を示し、第1図は車輪を解放し
た状態の断面図、第2図は第1図−′線断面
図、第3図は車輪の転動を規制している状態を示
す断面図、第4図は第3図−′線断面図、第
5図は第4図の状態から車輪を解放する状態に移
行する状態の断面図、第6図は背面図、第7図は
手押運搬車の側面図、第8図は一部の分解斜視図
である。 3……回動杆、4……車輪、5……制動片、6
……腕片、7……作動杆、8……駆動片、9……
仲介片、11,11′……支持片、14……踏み
板、15……引張りコイルばね、17……係止
片、17a……垂直部片、17b……屈曲部片、
18……係合切欠、19……ねじりコイルばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上端に踏み板を設けた駆動片の中間部を、荷台
    の下面に設けた支持部片に支持ピンによつて回動
    自在に枢着し、該駆動片の前記中間部と踏み板と
    の間に一端を係止した引張りコイルばねの他の一
    端を前記荷台側に係止し、前記駆動片の下端と仲
    介片の後端を、先端が係止片の垂直部片の下縁に
    接離する作動杆によつて互いに回動自在に枢着
    し、前記仲介片の先端と腕片の先端を接続ピンに
    よつて互いに回動自在に枢着し、前記荷台の下面
    側に回動自在に横設した回動杆の周側に、車輪に
    接離する制動片を前記腕片と共に一端に突設する
    と共に、前記垂直部片と該垂直部片の前記制動片
    側の一側を屈曲して前記作動杆の基部方向に突出
    させて前記支持ピンに常時対向するように設けた
    屈曲部片とで成り、かつ、屈曲部片の下部を該屈
    曲部片に対して交叉する方向に配した前記垂直部
    片の下縁より下方に突出させて係止片を構成し、
    この係止片の垂直部片の上端を前記作動杆の上方
    において前記支持部片に支軸によつて回動自在に
    枢着し、前記作動杆が係離する係合切欠を垂直部
    片の制動片側の前記一側に対する他の一側に設
    け、前記支軸に巻回したねじりコイルばねの一端
    を前記支持部片に、他の一端を前記垂直部片の前
    縁にそれぞれ係止した手押運搬車における車輪制
    動装置。
JP8529184U 1984-06-08 1984-06-08 手押運搬車における車輪制動装置 Granted JPS613069U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8529184U JPS613069U (ja) 1984-06-08 1984-06-08 手押運搬車における車輪制動装置

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JP8529184U JPS613069U (ja) 1984-06-08 1984-06-08 手押運搬車における車輪制動装置

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Publication Number Publication Date
JPS613069U JPS613069U (ja) 1986-01-09
JPH0319505Y2 true JPH0319505Y2 (ja) 1991-04-24

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ID=30635555

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JP8529184U Granted JPS613069U (ja) 1984-06-08 1984-06-08 手押運搬車における車輪制動装置

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JP5384442B2 (ja) * 2010-07-20 2014-01-08 エヌケーキャリーキャスター株式会社 手押し運搬車のブレーキ装置
JP5688652B2 (ja) * 2010-11-16 2015-03-25 株式会社いうら ストレッチャー等における車体フレームのブレーキ機構

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JPS613069U (ja) 1986-01-09

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