JP2005166219A - プリントコイル基板,対物レンズ駆動装置および光ピックアップ並びに光ディスク装置 - Google Patents

プリントコイル基板,対物レンズ駆動装置および光ピックアップ並びに光ディスク装置 Download PDF

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Abstract

【課題】プリントコイル基板を小型,軽量化し、これを用いた対物レンズ駆動装置の配線や組み付け効率の向上と、これを備えた光ピックアップおよび光ディスク装置の設計自由度を増して小型化と性能向上を図る。
【解決手段】2層構成のプリントコイル基板の1層目,2層目の各層において、ランド部を持つ層と、この層に重なるもう一方の層とはスルーホール12により配線され2つの層を合わせて1つのプリントコイル基板9を形成する。ランド部10を設けた最外層(1層目)のコイルパターン11と、隣接層(2層目)のコイルパターン11の大きさを変える。ランド部10を持つ層のコイルパターン11は、同層内でランド部10と重複しないように(上下方向)幅を小さくする。また、隣接するランド部10を持たない層では、コイルパターン11とランド部10とが重なるようにして配線の長さを充分に取り、推力の低下を抑える。
【選択図】図2

Description

本発明は、対物レンズを駆動するレンズ枠に設けるプリントコイル基板において、複数の各層に形成されるコイルパターンを異なる配置として小型,軽量化を行い、これを用いる対物レンズ駆動装置,光ピックアップ,光ディスク装置の性能向上を図ったプリントコイル基板,対物レンズ駆動装置および光ピックアップ並びに光ディスク装置に関するものである。
電磁力によって駆動される対物レンズ駆動装置において、絶縁被膜処理を施したワイヤを渦巻き状に巻いてコイルを形成し、このコイルに流す電流の向きとその大小によって、光ディスクの対物レンズを駆動させている。
図32はワイヤを巻いて作製したコイルを対物レンズ枠に取り付けた対物レンズ駆動装置の概略を示す斜視図である。図32において、1はベース、2はヨーク、3は磁石、4は対物レンズ、5はレンズ枠、6は支持ワイヤであり、矢印Foはフォーカス方向、矢印Trはトラック方向を示す。
また、図33は図32の対物レンズ駆動装置から磁石を除いた状態を示す図である。図34,図35(a),(b)に示すように、多極に着磁された磁石の磁極をまたいで、コイル(フォーカスコイル7,トラッキングコイル8)が配置される。そして、図36,図37に示すように、フレミング左手の法則にしたがって、電流を流す向きと大きさによって推力が発生する。
しかし、ワイヤを巻き付けたコイルを対物レンズ4のレンズ枠5に取り付ける作業は煩雑であるために、ワイヤを巻き付けたコイルに代わって、渦巻き状のコイルパターンを形成したプリントコイル基板により、ワイヤを巻き付けて作製したコイルと同じ機能をさせるプリントコイル基板を巻き線コイルに変えて取り付ける方法が知られている。
そして、特許文献1には、複数層で構成されるプリントコイル基板において、各層をスルーホールめっきにより接続することによって補強され薄型,軽量化できると共に、このスルーホールめっきが各層、すなわちフォーカシングおよびトラッキングの方向の異なる推力による振動を防止できることが記載されている。
また、特許文献2には、プリントコイル基板にコイル間を横切って補強線を設けることで、プリントコイル基板を極めて薄型,軽量化できると共に、フォーカシングおよびトラッキングの方向の異なる推力による振動を防止でき、さらに補強線を配線手段として用いることが記載されている。
また、特許文献3には、各層で形成されるコイル間の隙間を他層のコイル間の隙間と重ならないように配置することで、プリントコイルのセンター付近が、コイルを形成する導体(銅箔)によって補強されプリントコイル自体の機械的強度があがるので、コイルをレンズホルダー補強部材として用いて、プリントコイル基板によってレンズホルダーの補強を行い小型,軽量の可動部においても不要共振のない対物レンズ駆動装置を得ることが記載されている。
特開平8−203104号公報 特開平8−203103号公報 特開平5−101427号公報
しかしながら、このような構成対物レンズ駆動装置に用いられるプリントコイル基板は、ワイヤを巻き付けたコイルに比べ、レンズ枠への取り付けが容易になるという利点があるが、プリントコイル基板内の配線のためにプリントコイル基板が大きくなってしまい、それに伴って対物レンズ駆動部が大型化してしまうという欠点がある。
さらに、詳述すれば、プリントコイル基板に形成したコイルパターンに半田付けをするためのランド部を設けなくてはならなず、そのために図38,図39に示すように、プリントコイル基板9を大きくせざるを得ず、レイアウト上の問題となる。また、プリントコイル基板の重量が増して、対物レンズ駆動装置の共振特性や加速度感度を劣化させてしまう。
また、プリントコイル基板9は、コイルパターン11とランド部10を同一層上に重複して設けることはできず、そのため、同一層のランド部10とコイルパターン11の配置の制約からプリントコイル基板9が大型化する。
また、構成するプリントコイル基板9の層数が偶数であれば、図40の模式図に示すように、コイルパターン11の内側の末端同士をスルーホール12でつないで、コイルパターン11の外側に配線できるが、奇数の場合には一方の末端が、コイルパターン11の内側に位置して、ランド部10と配線できないため層数に制約があり、さらに、ランド部10を持つ層と隣接するランド部10を持たない層とのコイルパターン11の接続を行う際に、コイルパターン11の配線が複雑になってしまう。
また、プリントコイル基板9の完成後、検査のためにコンタクトプローブを押圧して、その抵抗値やインダクタンスなどを測定するが、ランド部10とコイルパターン11が重なっていると、コンタクトプローブをランド部10に押し当てたときに、ランド部10を持つ層と隣接するランド部10を持たない層の間にある絶縁層を突き破り、ランド部10と隣接層のコイルパターン11とがショートする可能性があるという問題があった。
本発明は、前記従来技術の問題を解決することに指向するものであり、プリントコイル基盤を小型,軽量化し、これを用いた対物レンズ駆動装置の配線や組み付け効率を向上して、さらに、これを備えた光ピックアップおよび光ディスク装置において周辺の設計自由度を増して小型化と性能向上を図ったプリントコイル基板,対物レンズ駆動装置および光ピックアップ並びに光ディスク装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載されたプリントコイル基板は、対物レンズを駆動するためレンズ枠に備え、複数の各層に形成した渦巻き状のコイルパターンの末端と接続するランド部を最外層に設けたプリントコイル基板において、ランド部を持つ層と、ランド部を持たない層とを、ランド部と別層のコイルパターンが重なるように、絶縁層を挟みかつ各層を垂直な方向に重ねて配置された構成によって、ランド部の配置領域のためにプリントコイル基板が大型化することを防ぎ、必要なスペースを小さくできる。
また、請求項2〜4に記載されたプリントコイル基板は、請求項1のプリントコイル基板であって、ランド部を持つ層に形成したコイルパターンを、隣接する層に形成したコイルパターンよりも小さくしたこと、また、コイルパターンが、駆動に無効な部分の少なくとも一部の線幅と、駆動に有効な部分の線幅とが異なること、また、コイルパターンが、5つ以上の辺を持つ多辺形形状として、ランド部の配設位置を避けて形成した構成によって、磁石から最も遠い最外層のコイルパターンを小さくして、推力の低下の影響を抑え、プリントコイル基板の面積を小さくでき、また、ランド部を回避したコイルパターン部分の線幅を広げ、コイルパターンの抵抗値を小さくでき、また、ランド部を回避したコイルパターンの抵抗値を変更することなく配線できる。
また、請求項5に記載されたプリントコイル基板は、請求項1に記載のプリントコイル基板であって、コイルパターンを形成した層数を奇数で構成し、コイルパターン内側の末端を、ランド部を持つ層とスルーホールを介して、ランド部を持つ層上でランド部と接続した構成によって、渦巻き状のコイルパターンにおいてもコイルを形成でき設計の自由度を広げることができる。
また、請求項6,7に記載されたプリントコイル基板は、請求項5のプリントコイル基板であって、ランド部を持つ層上でランド部と重複する位置に形成のコイルパターンを奇数の層数で構成し、ランド部と重複しない位置に形成のコイルパターンを偶数の層数で構成したこと、さらに、同一層に形成したコイルパターン同士を接続する場合に、ランド部を持つ最外層においてコイルパターン内側の末端とランド部間を接続した構成によって、磁石から最も遠い最外層をランド部とランド部への配線に用いて、プリントコイル基盤の各層との配線が容易にでき、渦巻き状のコイルパターンの層数が奇数であってもコイルパターンの内外両側の末端がランド部に配線されるコイルを形成できる。
また、請求項8に記載されたプリントコイル基板は、請求項5のプリントコイル基板であって、各層に形成するコイルパターンを、対物レンズを搭載したレンズ枠をフォーカス方向に推力を発生させるフォーカス用のコイルパターンと、レンズ枠を傾ける推力を発生させるチルト用のコイルパターンとを重ねて配置し、フォーカスおよびチルト用のコイルパターンの少なくとも一部に最外層のランド部と重ねて配置した構成によって、チルト駆動を制御するコイルパターンを配置してチルト駆動を合わせて行うことができる。
また、請求項9に記載されたプリントコイル基板は、請求項1のプリントコイル基板であって、ランド部に、他の層のコイルパターンと重ならない領域を設け、ランド部のコイルパターンと重ならない領域にコンタクトプローブを押圧して検査する構成によって、検査時のコンタクトプローブによりランド部とコイルパターンをショートさせる故障を防ぐことができる。
また、請求項10〜12に記載された対物レンズ駆動装置は、請求項1〜9のいずれか1項に記載のプリントコイル基板と、対物レンズを駆動するプリントコイル基板を設けたレンズ枠と、磁石を搭載したベースとを備え、さらに、レンズ枠のプリントコイル基板を取り付ける方向の幅が、プリントコイル基板上の両端部に配設したランド部間の幅より小さく、かつレンズ枠とプリントコイル基板の取り付け時には磁石側の面と反対側にランド部を配置したこと、さらに、レンズ枠を挟んで両側に配置したプリントコイル基板上のそれぞれのランド部を略1列に並べた構成によって、プリントコイル基板を小型,軽量化に伴って、対物レンズ駆動装置の共振特性、加速度感度を改善し、プリントコイル基板へレンズ枠を取り付け後の配線作業、あるいは中継基板上のランド部との合わせ半田の接続を容易とし、作業効率的に行うことができる。
また、請求項13に記載された光ピックアップは、請求項10〜12のいずれか1項に記載の対物レンズ駆動装置を用いて、光情報記録媒体上に情報の記録,再生および消去を行うための光束を収束した構成によって、光ピックアップ内の対物レンズ駆動装置周辺の設計自由度が増し、コストダウン,小型化を図ることができる。
また、請求項14に記載された光ディスク装置は、請求項13記載の光ピックアップを用いて、光情報記録媒体に対する情報の記録,再生および消去の少なくともいずれか1以上を行う構成によって、小型化された光ピックアップによりそれを含む光ディスク装置の性能向上やコストダウンを図ることができる。
以上説明したように、本発明によれば、プリントコイル基盤を用いる対物レンズ駆動装置の設計自由度を上げ、かつプリントコイル基板の反りの影響を小さくして各層との配線を容易とし、また、磁石から最も遠い最外層のコイルパターンを小さくして推力の低下の影響を抑え、プリントコイル基板の面積を小さくでき、さらに、チルト駆動制御のコイルパターンを配置しチルト駆動を合わせて行うこと、ランド部にコンタクトプローブを押圧する検査時にランド部とコイルパターンをショートさせる故障を防ぎ、さらに、プリントコイル基板を小型,軽量化により対物レンズ駆動装置の共振特性、加速度感度を改善して、プリントコイル基板とレンズ枠の取り付け後の配線作業、中継基板上のランド部との合わせ半田の接続を容易で効率的にでき、また、光ピックアップを小型化し、これを含む光ディスク装置の性能向上やコストダウンをも図ることができるという効果を奏する。
以下、図面を参照して本発明における実施の形態を詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態1におけるプリントコイル基板の一部分でランド部とコイルパターンの関係を示す図である。ここで、前記従来例を示す図38において説明した構成部材に対応し実質的に同等の機能を有するものには同一の符号を付してこれを示し、また以下の各図においても同様とする。
図1において、9はプリントコイル基板、10はランド部、11は隣接層のコイルパターンである。従来の図38または図39に示すように、プリントコイル基板9の最外層に外部と接続する半田付けを行うためのランド部10を設けるが、ランド部10をコイルパターン11と重ならないようにすると、コイルパターン11の外側にランド部10を設けねばならず、基板面積を広げざるを得ない。
そこで、本実施の形態1においては基板面積が広がらないように、図1に示すように、最外層に設けたランド部10が、隣接する層に設けられたコイルパターン11に重なるように配置する。コイルパターン11とランド部10のパターンを重ねて配置するので、図38または図39のように基板が大型化することを防ぐことができる。
また、図2,図3は2層構成のプリントコイル基板の1層目,2層目の各層を示す図である。図2はランド部を持つ層、図3は図2に示す層に重なるもう一方の層を示しており、各層はスルーホール12により配線され2つの層を合わせて各層間に絶縁層(図示せず)を挟み1つのプリントコイル基板9を形成する。この場合、ランド部10を設けた最外層(1層目)のコイルパターン11と、それに隣接する層(2層目)のコイルパターン11の大きさを変える。例えば、図2に示すように、ランド部10を持つ層のコイルパターン11は、同層内で、ランド部10のパターンと重複しないように、(上下方向)幅を小さくしている。また、隣接するランド部10を持たない層では、隣接層のランド部10と重なるようにすれば、コイルパターン11の長さを充分に取ることができる。
なお、図2に示す例では、上下方向の寸法を小さくしているが、左右方向の寸法を小さくすることも考えられる。ランド部10を持つ層には、最善の形状にコイルパターン11を形成することはできないものの、別の層(磁石に近い側に位置する隣接層(図3に示す2層目)にコイルパターン11の線幅を細くしてより多くの巻き数を確保する等をすることで、推力の低下を抑えることもできる。
また、図4,図5は本実施の形態1の実施例1におけるプリントコイル基板9のフォーカスコイルパターン13を示す図である。このようにランド部10とランド部10の間隔が開いている場合には、駆動に有効でない部分(図36に示すようなコイルパターンと磁石の磁束の関係から、ランド部10間の縦方向の導線)のパターン幅を変えて、駆動に有効でない部分の線幅を太くする。これにより、フォーカスコイルパターン13の駆動に有効でない部分で、電気抵抗値を下げることができる。実際に駆動に有効な部分(図4の横方向の導線)の線幅を細くして、限られた面積により多くの(コイルパターンを形成する)導線を配置したとしても、先の太くした導線によりコイル全体の抵抗値の上昇を抑えることができる。よって、ランド部10のために駆動に有効な部分が短くなってしまった分を補うために導線の線数を増やすことができる。
なお、ランド部10を持たない隣接層では、図5に示すように、ランド部10を設ける必要がないので、ランド部10と重なる位置にも、本来の理想的なフォーカスコイルパターン13を配置することができる。
図6,図7は本実施の形態1の実施例2におけるプリントコイル基板9のフォーカスコイルパターン13を示す図である。ランド部10を持つ最外層(1層目)のフォーカスコイルパターン13を、一般的な略矩形形状ではなく辺を5つ以上持つ多辺形としてランド部10を回避する形状とする。例えば図6に示すように、ランド部10を持つ最外層において、ランド部10に近い部分のフォーカスコイルパターン13は、横向きの凸字型にして2つのランド部10を回避する形状にする。
破線で囲まれた部分Aは、対向する磁石の磁束密度が略最大となる理想の位置から外れていて効率は悪いものの推力を発生させることができる。また、フォーカスコイルパターン13の全線長は矩形型の場合と変わらず、電気抵抗値を特別に増加させることはない。
さらに、隣接する層(2層目)では、前述の実施例1と同様に、ランド部10を設ける必要がないので、図7に示すようにランド部10と重なる位置に、本来の理想的なフォーカスコイルパターン13を配置することができる。
次に、本発明の実施の形態2について図8〜図13を参照しながら説明する。プリントコイル基板9において同一層内では、コイルパターン11は重なり合うことができないために、渦巻き状のコイルパターン11の外側と内側の末端部を同一層上で各ランド部10に配線することができない。そのため、図40の層間のコイルパターン11の配線を示す模式図のように、2層を1組として、コイルパターン11の内側の末端部同士をスルーホール12でつなげ、各層の2つのコイルパターン11は、それぞれの外側の末端とランド部10を配線している。そのため、コイルを形成するには偶数の層が必要になる。
そこで、プリントコイル基板9の層数が1つでよい場合は、図8に示す1層目と図9に示す2層目間でスルーホール12により、コイルパターン内側の末端を、ランド部を持つ最外層とつなぎ、その最外層での配線パターンによりランド部10につなぐ。したがって、スルーホールの12Aと12A’,12Bと12B’,12Cと12C’,12Dと12D’が電気的に接続され、それぞれのコイルパターンの末端はランド部に接続されコイルを形成する。
また、コイルパターン11の層数を3層のプリントコイル基板9を形成させたい場合は、図10〜図13に示す1〜4層目のように各層を構成する。図10に示す1層目が、ランド部を持つ層で、それに隣接する層が図11である。ランド部を持つ層と反対側の最外層が図13に示す層である。それぞれスルーホール12は図中に示す同じアルファベットで「 '」のあるものとないもの同士が接続される。以上のように、4層のプリントコイル基板9のうち、3つの各層にコイルパターン11を設け、ランド部10を備えた一層は、ランド部10とスルーホール12との配線に用いられる。
なお、図8,図10のようにランド部10を設けた最外層には、コイルパターン11を形成しないで配線のみとする。そして、ランド部10を持つ層は磁石から遠い側の層としておけば、磁力の損失を防ぐことができる。また、ランド部10を持つ層を含む2層にコイルパターン11を形成していた場合に比べてコイルパターン11の全線長は短くなるので、コイルパターン11の幅を狭めて、同じ面積により多くの巻き数を得られるようにすることで、推力の低下を抑えることができる。
図14,図15は本実施の形態2の実施例1におけるプリントコイル基板に、ランド部と重複するコイルパターンと重複しないコイルパターンが配置される例を示す図である。ランド部10と位置が重複するコイルパターン(フォーカスコイルパターン13)は1つの層(2層目のみ)に形成し、ランド部10と位置が重複しないコイルパターン(トラッキングコイルパターン14)は2つの層(1,2層目の両方)に形成する。図14,図15中のトラッキングコイルパターン14は、ランド部10と重複しているので、1つの層(奇数)のみでパターンを形成し、フォーカスコイルパターン13はランド部と重複していないので、2つの層(偶数)に略同じ大きさのフォーカスコイルパターン13の末端をコイルパターン内側のスルーホール12により接続し、コイルパターン外側をランド部10に配線する。
図16,図17は本実施の形態2の実施例2におけるプリントコイル基板の中央部に2層構成のトラッキングコイルパターン14、両側部に1層構成のフォーカスコイルパターン13を配置した配線例を示す図である。ランド部10を持つ層(1層目)にコイルパターン内側の末端同士をつなぐ配線と、スルーホール12を介して、コイルパターン外側の末端をランド部10につなぐ配線例を示している。
1つの層に形成され同じ方向に推力が発生するコイルパターン同士をつなぐ場合、コイルパターン内側の末端同士をつなぐと、図16,図17に示すようにスルーホール12が6つ必要になるが、図18,図19に示すように、コイルパターン内側のスルーホール12とランド部10をつなぐように配線し、隣接する層でコイルパターン外側の末端同士を接続するように配線すると、スルーホール12を4つに減らすことができる。これにより、スルーホール12のために基板面積を割く必要がなく、ランド部、コイルパターン、スルーホール間の配線が少なくなるために、プリントコイル基板9の設計も容易になる。
本実施例2ではフォーカスコイルパターン13が1層で構成される場合について述べたが、3層で構成する場合には、ランド部を持つ層では、フォーカスコイルパターン13内側のスルーホール12からランド部へ配線しないと、ランド部と反対側の最外層において、フォーカスコイルパターン同士をつなぐことができなくなる。
本発明の実施の形態3は、前述した実施の形態2の図14,図15に示すようにプリントコイル基板にフォーカスコイルパターンとトラッキングコイルパターンだけではなく、図20〜図23に示す層構成によりチルトコイルパターン15を設けて構成したものである。図20がランド部10を持つ最外層で、図20,図21,図22,図23の順に重なってプリントコイル基板9を構成しているものとする。図20のTがトラッキングコイルパターン14につながるランド部10、Fがフォーカスコイルパターン13につながるランド部10、Rがチルトコイルパターン15につながるランド部10を示している。
光ディスクの傾きに応じて、レンズ枠を傾ける推力を発生させるチルトコイルパターン15を設けた場合に、図22,図23に示すように磁石に近い側の2つの層(3,4層目)に、フォーカスコイルパターン13を配置し、図21に示すようにフォーカスコイルパターン13を配した層とランド部10を配した層の間の層(2層目)にチルトコイルパターン15を配置する。トラッキングコイルパターン14は、ランド部10や配線の邪魔にならないので、すべての層に1つずつ配置した例を示している。
レンズ枠の1つのプリントコイル基板9内で別方向に推力を発生させるとラジアルチルトが発生し、それぞれのプリントコイル基板9で別方向に推力を発生させるとタンジェンシャルチルトが発生する。それぞれのプリントコイル基板9ごとにフォーカスコイルパターン13による推力を制御することで、タンジェンシャルチルトを発生させ、チルトコイルパターン15の推力でラジアルチルトを発生させるようにすれば、2方向のチルト制御を行うこともできる。
また、ランド部10を配置してもプリントコイル基板9の面積に余裕がある場合には、図20に示すように、ランド部10を持つ層にもトラッキングコイルパターン14を配置して4層にしてもよい。なお、フォーカスに比べて、チルトに必要な推力は小さいので、ほとんど問題にならない。
本発明の実施の形態4は、前述した各実施の形態で説明したプリントコイル基板の検査において、コンタクトプローブをランド部に押圧する位置を、ランド部を持つ層と隣接するランド部を持たない層に形成したコイルパターンとが重ならないように構成したものである。例えば、図24のようにランド部10の面積を広げて、コンタクトプローブを押圧する部分が隣接層のコイルパターン11と重ならないように配置する(図24中の黒丸点はコンタクトプローブを押圧される接続点16を示す)。
あるいは、図25に示すようにランド部10の形状の一部を隣接層のコイルパターン11を避けるように突出するように形成して、この突出した部分にコンタクトプローブを押圧させて検査するようにしてもよい。
以上のように構成することで、コイルパターン11の重ならない部分で、ランド部にコンタクトプローブを押圧するので、例え絶縁層を突き破ったとしても、その部分だけで、その範囲が狭ければ、層間においての導体接触は起こらず、使用上の問題は発生しない。
本発明の実施の形態5は、前述した各実施の形態において説明したプリントコイル基板を用いる対物レンズ駆動装置であり、レンズ枠にプリントコイル基板を取り付けて磁気回路中に保持されるように構成する。この対物レンズ駆動装置においては、巻き線により作られたコイルを取り付けた場合と同様に電流を流す向きや、大きさによって推力の方向と大きさを制御することができる。プリントコイル基板は巻き線コイルに比べ、レンズ枠への組み付け性がよく軽量である。
図24に示すようにランド部10とコイルパターン11を重ねて配置することにより、プリントコイル基板9を小型化しているので、可動部をさらに軽量化することができ、加速度特性や共振特性が改善される。また、プリントコイル基板がレンズ枠から突出する量が少ないため、対物レンズ駆動装置を構成する他の要素の設計自由度が上がる。
図26に示すように、プリントコイル基板9に配置したランド部10の両側の間隔よりも、レンズ枠5の幅が小さくなるようにする。レンズ枠5にプリントコイル基板9を取り付けてから、プリントコイル基板9のランド部10とサスペンションやもう一方のプリントコイル基板9とを電気的に接続する。また、対物レンズの直径が大きいなどの理由で、レンズ枠5の幅を小さくすることができない場合は、図27に示すように、レンズ枠5の四隅端部に面取りなどをしてランド部10がレンズ枠5に隠れないようにする。
また、図28に示すようにプリントコイル基板9上のランド部10が略一列に近接して並ぶように配置する。これにより、レンズ枠5の別の側面に取り付けた中継基板17と合わせ半田部18で接続することができる。中継基板17でプリントコイル基板9との接続を行わないリード線による接続であっても、ランド部10の位置がずれていないほうが作業しやすく、配線作業を効率的に行うことができる。
さらに、図29に示すように左右のそれぞれランド部10の位置が離れているよりも、図30に示すように近接して配置させたほうが、作業範囲が狭く半田付け等の作業を行いやすい。また、プリントコイル基板9間をつないだり、プリントコイル基板9とサスペンションをつないだりする中継基板17を小型化することもでき、可動部の軽量化をすることにつながる。
本発明の実施の形態6は、前述した実施の形態5において説明した実施の形態1〜4のプリントコイル基板をレンズ枠に取り付けた対物レンズ駆動装置(図32に示すレンズ枠5,フォーカスコイル7,トラッキングコイル8に代えて図30に示すレンズ枠5,プリントコイル基板9としたもの)を搭載した光ピックアップである。この構成によって、本実施の形態6の光ピックアップは、小型,軽量化と共に他の部品配置等も自由に行うことが可能な光ピックアップを構成することができる。
また、図31は本発明の実施の形態7における光ディスク装置の概略構成を示す透過斜視図である。図31に示すように、光ディスク装置20は、光ディスク21の半径方向に対してキャリッジ22によって移動される光ピックアップ23を用いて、情報の記録,再生,消去の少なくともいずれか1以上を行う装置である。本実施の形態7において、光ディスク21は、保護ケースのカートリッジ24内に格納されている。例えば、光ディスク21はカートリッジ24ごと、挿入口25から光ディスク装置20に矢印「ディスク挿入」方向へ挿入セットされ、スピンドルモータ26により回転駆動され、光ピックアップ23により情報の記録や再生、あるいは消去が行われる。
図31に示す光ディスク装置20に前述した実施の形態6のような光ピックアップを適宜用いることで、光ピックアップからの信号により情報の記録,再生および消去の少なくともいずれか1つを行う光ディスク装置によって光ディスクへのアクセスを高速に安定して行うことができる。
本発明の実施の形態7として、前述の実施の形態1〜5のプリントコイル基板を用いた対物レンズ駆動装置を備えた光ピックアップを搭載したディスク装置を構成することで、対物レンズの稼働状態が安定して、光軸が安定することから光ディスクのトラックに追従する動作等の制御の負荷を低減して、性能向上やコストダウンを図ることができる。
本発明に係るプリントコイル基板,対物レンズ駆動装置および光ピックアップ並びに光ディスク装置は、プリントコイル基板を用いる対物レンズ駆動装置の設計自由度を上げ、かつ各層との配線を容易とし、また、磁石から最も遠い最外層のコイルパターンを小さくして推力の低下の影響を抑えて面積を小さくし、さらに、チルト駆動も合わせて行うことやランド部のコンタクトプローブの押圧で検査時にショートする故障を防ぎ、対物レンズ駆動装置の共振特性、加速度感度を改善、およびプリントコイル基板の取り付け後の配線作業、中継基板上のランド部との合わせ半田の接続を容易で効率的にでき、これを用いる対物レンズ駆動装置,光ピックアップ,光ディスク装置の性能向上に有用である。
本発明の実施の形態1におけるプリントコイル基板の一部分でランド部とコイルパターンの関係を示す図 本実施の形態1における2層構成のプリントコイル基板の1層目のランド部を持つ層を示す図 本実施の形態1における2層構成のプリントコイル基板の2層目のランド部を持たない層を示す図 本実施の形態1の実施例1におけるプリントコイル基板の1層目のフォーカスコイルパターンを示す図 本実施の形態1の実施例1におけるプリントコイル基板の2層目のフォーカスコイルパターンを示す図 本実施の形態1の実施例2におけるプリントコイル基板の1層目のフォーカスコイルパターンを示す図 本実施の形態1の実施例2におけるプリントコイル基板の2層目のフォーカスコイルパターンを示す図 本発明の実施の形態2の2層プリントコイル基板の1層目のランド部とスルーホールを示す図 本発明の実施の形態2の2層プリントコイル基板の2層目のコイルパターンとスルーホールを示す図 本発明の実施の形態2の4層プリントコイル基板の1層目のランド部とスルーホールを示す図 本発明の実施の形態2の4層プリントコイル基板の2層目のコイルパターンとスルーホールを示す図 本発明の実施の形態2の4層プリントコイル基板の3層目のコイルパターンとスルーホールを示す図 本発明の実施の形態2の4層プリントコイル基板の4層目のコイルパターンとスルーホールを示す図 本実施の形態2の実施例1におけるプリントコイル基板の1層目のランド部とフォーカスコイルパターンとトラッキングコイルパターンを示す図 本実施の形態2の実施例1におけるプリントコイル基板の2層目のランド部とフォーカスコイルパターンとトラッキングコイルパターンを示す図 本実施の形態2の実施例2におけるプリントコイル基板の1層目にランド部とトラッキングコイルパターンの配線例を示す図 本実施の形態2の実施例2におけるプリントコイル基板の2層目にトラッキングコイルパターンとフォーカスコイルパターンの配線例を示す図 本実施の形態2の実施例2におけるプリントコイル基板の1層目にランド部とトラッキングコイルパターンの他の配線例を示す図 本実施の形態2の実施例2におけるプリントコイル基板の2層目にトラッキングコイルパターンとフォーカスコイルパターンの他の配線例を示す図 本発明の実施の形態3におけるプリントコイル基板の1層目のランド部とトラッキングコイルパターンを示す図 本発明の実施の形態3におけるプリントコイル基板の2層目のチルトコイルパターンとトラッキングコイルパターンを示す図 本発明の実施の形態3におけるプリントコイル基板の3層目のフォーカスコイルパターンとトラッキングコイルパターンを示す図 本発明の実施の形態3におけるプリントコイル基板の4層目のフォーカスコイルパターンとトラッキングコイルパターンを示す図 本発明の実施の形態4におけるプリントコイル基板のランド部の構成を説明する図 本発明の実施の形態4におけるプリントコイル基板の他のランド部の構成を説明する図 本発明の実施の形態5におけるプリントコイル基板を用いる対物レンズ駆動装置のレンズ枠部分を示す斜視図 本発明の実施の形態5におけるプリントコイル基板を用いる対物レンズ駆動装置の他のレンズ枠部分を示す斜視図 本発明の実施の形態5におけるプリントコイル基板と中継基板との合わせ半田部を示す斜視図 本発明の実施の形態5におけるプリントコイル基板と中継基板との他の合わせ半田部を示す斜視図 本発明の実施の形態5における各実施の形態のプリントコイル基板のランド部と対物レンズ駆動装置の中継基板を示す斜視図 本発明の実施の形態7における光ディスク装置の概略構成を示す透過斜視図 対物レンズ駆動装置の概略を示す斜視図 対物レンズ駆動装置の磁石を除いた斜視図 対物レンズ駆動装置のコイルと磁極の配置例を示す図 対物レンズ駆動装置のコイルと磁極の別の配置例(a),(b)を示す図 対物レンズ駆動装置のコイルに発生の推力を説明する図 対物レンズ駆動装置のコイルに発生の別の推力を説明する図 従来のプリントコイル基板のコイルパターンとランド部の配置を示す図 従来のプリントコイル基板の別のコイルパターンとランド部の配置を示す図 多層のプリントコイル基板における層間のコイルパターンの配線を説明する図
符号の説明
1 ベース
2 ヨーク
3 磁石
4 対物レンズ
5 レンズ枠
6 支持ワイヤ
7 フォーカスコイル
8 トラッキングコイル
9 プリントコイル基板
10 ランド部
11 コイルパターン
12 スルーホール
13 フォーカスコイルパターン
14 トラッキングコイルパターン
15 チルトコイルパターン
16 コンタクトプローブの接続点
17 中継基板
18 合わせ半田部
20 光ディスク装置
21 光ディスク
22 キャリッジ
23 光ピックアップ
24 カートリッジ
25 挿入口
26 スピンドルモータ

Claims (14)

  1. 対物レンズを駆動するためレンズ枠に備え、複数の各層に形成した渦巻き状のコイルパターンの末端と接続するランド部を最外層に設けたプリントコイル基板において、
    前記ランド部を持つ層と、前記ランド部を持たない層とを、絶縁層を挟みかつ前記各層を垂直な方向に重ねて配置したことを特徴とするプリントコイル基板。
  2. 前記ランド部を持つ層に形成したコイルパターンを、隣接する層に形成したコイルパターンよりも小さくしたことを特徴とする請求項1記載のプリントコイル基板。
  3. 前記コイルパターンが、駆動に無効な部分の少なくとも一部の線幅と、駆動に有効な部分の線幅とが異なることを特徴とする請求項1記載のプリントコイル基板。
  4. 前記コイルパターンが、5つ以上の辺を持つ多辺形形状として、ランド部の配設位置を避けて形成したことを特徴とする請求項1記載のプリントコイル基板。
  5. 前記コイルパターンを形成した層数を奇数で構成し、前記コイルパターン内側の末端を、ランド部を持つ層とスルーホールを介して、前記ランド部を持つ層上で前記ランド部と接続したことを特徴とする請求項1記載のプリントコイル基板。
  6. 前記ランド部を持つ層上で前記ランド部と重複する位置に形成のコイルパターンを奇数の層数で構成し、前記ランド部と重複しない位置に形成のコイルパターンを偶数の層数で構成したことを特徴とする請求項5記載のプリントコイル基板。
  7. 同一層に形成した前記コイルパターン同士を接続する場合に、ランド部を持つ最外層において前記コイルパターン内側の末端とランド部間を接続したことを特徴とする請求項5記載のプリントコイル基板。
  8. 各層に形成するコイルパターンを、対物レンズを搭載したレンズ枠をフォーカス方向に推力を発生させるフォーカス用のコイルパターンと、前記レンズ枠を傾ける推力を発生させるチルト用のコイルパターンを重ねて配置し、前記フォーカスおよび前記チルト用のコイルパターンの少なくとも一部に最外層のランド部と重ねて配置したことを特徴とする請求項5記載のプリントコイル基板。
  9. 前記ランド部に、他の層のコイルパターンと重ならない領域を設け、前記ランド部の前記コイルパターンと重ならない領域にコンタクトプローブを押圧して検査することを特徴とする請求項1記載のプリントコイル基板。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載のプリントコイル基板と、対物レンズを駆動する前記プリントコイル基板を設けたレンズ枠と、磁石を搭載したベースとを備えたことを特徴とする対物レンズ駆動装置。
  11. 前記レンズ枠のプリントコイル基板を取り付ける方向の幅が、前記プリントコイル基板上の両端部に配設したランド部間の幅より小さく、かつ前記レンズ枠と前記プリントコイル基板の取り付け時には磁石側の面と反対側に前記ランド部を配置したことを特徴とする請求項10記載の対物レンズ駆動装置。
  12. 前記レンズ枠を挟んで両側に配置したプリントコイル基板上のそれぞれのランド部を略1列に並べたことを特徴とする請求項10に記載の対物レンズ駆動装置。
  13. 請求項10〜12のいずれか1項に記載の対物レンズ駆動装置を用いて、光情報記録媒体上に情報の記録,再生および消去を行うための光束を収束させることを特徴とする光ピックアップ。
  14. 請求項13記載の光ピックアップを用いて、光情報記録媒体に対する情報の記録,再生および消去の少なくともいずれか1以上を行うことを特徴とする光ディスク装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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