JP2005228457A - フォーカシング基板を利用したアクチュエータ - Google Patents
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Abstract
【課題】コンパクトなアクチュエータ、および、巻線後にボンディングするタイプに比べて、フォーカシング駆動手段を簡単に組立てできるアクチュエータ、およびそれらに利用されるフォーカシング基板を提供することを目的とする。
【解決手段】フォーカシングコイルが形成されていて表面にランド部が形成されているフォーカシング基板と、対物レンズと、中央部分に前記対物レンズを保持して前記フォーカシング基板を下側に密着固定するブレードと、前記ブレードの両側に位置したワイヤ取り付部と、外部電流を認可するためのPCBと、ワイヤと、トラッキング駆動力を発生させるトラッキングコイルと、前記フォーカシングコイルとトラッキングコイルに磁気力を提供するためのマグネットと、および対称な一対のヨークを形成して前記マグネットを固定して一側端には第2ヨークを形成して前記PCBを固定するヨークプレートを含んで、アクチュエータを構成する。
【選択図】図6
【解決手段】フォーカシングコイルが形成されていて表面にランド部が形成されているフォーカシング基板と、対物レンズと、中央部分に前記対物レンズを保持して前記フォーカシング基板を下側に密着固定するブレードと、前記ブレードの両側に位置したワイヤ取り付部と、外部電流を認可するためのPCBと、ワイヤと、トラッキング駆動力を発生させるトラッキングコイルと、前記フォーカシングコイルとトラッキングコイルに磁気力を提供するためのマグネットと、および対称な一対のヨークを形成して前記マグネットを固定して一側端には第2ヨークを形成して前記PCBを固定するヨークプレートを含んで、アクチュエータを構成する。
【選択図】図6
Description
本発明はアクチュエータおよびそれに利用されるフォーカシングコイルの製造方法に関する。特に内部にフォーカシングコイルが形成されている基板(以下“フォーカシング基板”という)を利用することで空間効率性を極大化してコンパクトな大きさの設計が可能にさせて、組み立て工程を簡素化することができるようにしたアクチュエータおよびそれに利用されるフォーカシング基板の製造方法に関するものである。
一般的に光ピックアップアクチュエータはミニディスクプレーヤー(MDP)、コンパクトディスクプレーヤー(CDP)やレーザーディスクプレーヤー(LDP)などのような各種光学ディスプレーヤーの光記録媒体であるディスクの垂直下方に設置されてデッキのターンテーブル上に安置されたディスクのラジアル方向で直線移動しながらディスク上で目的のトラック位置を検出して、検出されたトラック位置では、ディスク面の記録層にデータが書き込まれたピットにレーザー光を照射したのち、その受信される反射光を光学系を通じて検出し、検出された反射光を電気的信号に変換してディスク面の記録ピットのデータを使用者が見たり、聞いたりできるようにした再生装置である。
図1は従来の光ピックアップ装置の概略的な構造を表わす。図1に図示されたところのように、一般的に光ピックアップ装置10は光ドライバーのデッキパネル1に用意された主軸3と副軸5に結合されて、その軸方向に沿って往復運動しながら各種光ディスク(D)に収録された信号を再生したり、光ディスクに信号を記録する装置である。
光ピックアップ装置は主軸と副軸に結合されて軸方向に沿って往復運動するベース30と、ベースの上面に設置されてベースとともに移動しながら照射される光ビームを集光して、光ディスクの一点で集束させるアクチュエータ20で構成される。
図2は従来の光ピックアップアクチュエータの構成部分を分離して表わした分解斜視図である。図2を参照して従来のアクチュエータを説明する。上面に対物レンズ21が具備されたブレード22は、フォーカシング方向すなわち上下方向と、トラッキング方向すなわち左右方向で、微細に移動させることができるように、フォーカシングコイル23とトラッキングコイル24が銅線で巻線され、これらコイルの周りには電磁気力を発生させるマグネット27とヨーク28が具備される。
また、ブレード22はトラッキング方向に平行に延長されるワイヤ25を通じてワイヤホルダー26に弾性的に支持される。すなわち、ブレードの両側にはワイヤの一端がはんだ付けされて、このワイヤの他端はワイヤホルダーに固定されてワイヤの弾性力によってブレードを上下左右で微細に移動することが可能になる。
このように構成されたアクチュエータ20は、ワイヤ25を通じてそれぞれのコイルに電流が流れると、電磁気力によって対物レンズ21がフォーカシングまたはトラッキング方向に移動する。
巻線コイルを利用したアクチュエータモジュールは、従来から使われた技術として、ブレードを動かすためにローレンツ力の原理を使うものであり、この原理のために使われるのが巻線コイルである。銅線で形成される巻線コイルに電流が流れると、コイル前部に位置した永久磁石の磁場の影響でローレンツ力が発生し、ブレードが上下、左右に移動する。
このとき、上下、左右の動きを別に調整するためにいくつかの巻線コイルを永久磁石とともに配置している。
産業の高度化にしたがって電子製品の小型化が進行したため、現在では市場では小さくて薄い電子製品に適用が可能なアクチュエータが要求されるようになったが、既存のアクチュエータモジュールは、巻線コイルがブレードの横面に配置されるので、電子製品の小型化に対する限界がある。
また、いくつかの部品を組立てて見ると工程が複雑になって、これによる不良率も大きくなる問題点があった。
このような問題点を解決するために、特許文献1にはトラッキングコイル形状のパターンを有する基板(以下では“トラッキング基板”という)を附着して、トラッキングコイルの設置による作業性および生産性を進めて、トラッキング部の全体的な厚さを減らして製品を小型化することができるようにするアクチュエータが開示されている。
図3は従来改善した技術によるアクチュエータの構成を表わした分解斜視図で、図4は改善された従来技術によるトラッキング基板のみを抜粹して表わした斜視図であり、図5は改善された従来技術によるアクチュエータの結合状態を表わした図面である。
図3を参照すれば、対物レンズ30が具備されたブレード32が、対物レンズを透過した光ビームの焦点に合わせるために、フォーカシング方向とトラッキング方向に移動させることができるように、アクチュエータにはフォーカシング駆動手段とトラッキング駆動手段が具備される。
フォーカシング駆動手段は、ブレードを対物レンズの光軸方向に対してフォーカシング方向に駆動するように、フォーカシングコイル34で形成され、トラッキング駆動手段はブレード32をフォーカシング方向と直交する方向にあるトラッキング方向に駆動するように、トラッキングコイル形状のパターンを有する柔軟なトラッキング基板50で構成される。
すなわち、ブレード32の側面には、対物レンズ30をフォーカシング方向で微細に移動させるために、フォーカシングコイルが銅線で巻線され、前面と後面には対物レンズをトラッキング方向で微細に移動させるために、フレキシブルなトラッキング基板50が附着する。
ここでトラッキング基板50は、ブレード32が前面に附着する第1トラッキング部52と、ブレード32の後面に附着する第2トラッキング部54と、前記第1および第2トラッキング部52,54を連結する連結部56で構成される。
このとき、連結部56はトラッキング部より少ない幅で形成するのが望ましく、連結部56の上部と下部一側には後述するワイヤ42と接続される、それぞれのはんだづけ部58,59が形成される。
そして、第1トラッキング部52には所定の間隔を置いて第1パターン60と第2パターン62が形成されて、第1トラッキング部54には所定の間隔を置いて第3パターン64と第4パターン66が形成されて、すべてのパターンは一つの線で繋がれる。すなわち、上部はんだづけ部58で始まったコイルは既存のトラッキングコイル形状のような形状で第1パターン60を形成して続いて第2、第3および第4パターン62,64,66を形成して下部はんだづけ部59で終端される。
一方、ブレード32の周りには電磁気力を発生させるマグネット38とヨーク40が具備される。また、ブレード32はワイヤ42を通じてワイヤホルダー44に弾性的に支持されて、このワイヤホルダーはヨーク40の上面に固定される。
すなわち、ブレード32の両側には上端と下端に一つずつ、二つのワイヤ42の一端が連結されて、このワイヤの他端はワイヤホルダー44に固定され、ワイヤ42の弾性力によってブレード32を上下左右で微細に移動することが可能になる。
このとき、一方側のワイヤ42はトラッキング基板50のはんだづけ部58,59に形成されたパターンに接続されてブレード32に繋がれて、他方側のワイヤ42はフォーカシングコイル34を通じてブレード32に繋がれている。これによりワイヤを通じて電流が流れると、フォーカシングコイル34とトラッキング基板50のパターンに電流が流れて、電磁気力によってアクチュエータがフォーカシングまたはトラッキング方向に移動する。
つぎに、このように構成された改善された従来技術の作動および作用効果を説明する。先に、改善された従来技術によるアクチュエータは、従来のアクチュエータと同じくワイヤ42を通じて電流が流れれば、フォーカシングコイル34とトラッキング基板50のパターンで電流が流れるようになって、ここで発生される電磁気力によって、対物レンズ30が具備されたブレード32が上下左右で微細に移動するようになる。すなわち、電流が流れる方向を調節してブレード32の移動方向および距離を調節することができる。
このように作動する従来改善した技術によるアクチュエータは図4に図示されたところのように、トラッキングコイルがブレードに直接巻線されるのではなくトラッキングコイル形状のパターンを有するトラッキング基板50がブレード32に附着するように構成されているので、組み立て性が向上し、作業時間が短縮される利点がある。
すなわちトラッキングコイルを巻線する作業が省略されるから全体的な生産工程が減って、生産性が向上して、不良率が著しく減少されて、巻線作業による設備投資額が節減される。
また、改善した従来技術によるトラッキングコイル側を基板を利用してパターンタイプで形成してブレードに附着したので全体的な厚さを減らすことができ、結果的にマグネット38とヨーク40の間の空隙を減らすことができるようになる。
すなわち、既存のトラッキングコイルは0.7〜0.8mm程度の厚さを有するようになるが、従来改善した技術では0.2〜0.3mm程度の厚さを維持するので空隙を約0.4mm程度減らすことができるようになる。
このように、改善した従来技術はトラッキングコイルを巻線する作業が省略されるので全体的な生産工程が減って、生産性が向上して、不良率が著しく減少されて、巻線作業による設備投資額が節減される利点があった。また、トラッキングコイルの厚さは0.2〜0.3mm程度の厚さを維持することができるから小型化に寄与することが期待された。
しかし、改善した従来技術は、トラッキング感度確保のためにはトラッキングコイルの磁気場内有効長さが一定位以上確保されなければならないために、トラッキング側基板の高さ方向長さが増加されて小型化に困難がある。またトラッキング基板を二枚使うので経済的に多くの費用が発生する問題点があった。
これを乗り越えるためにフォーカシングコイルおよびトラッキングコイルパターンを一つの基板に形成させて駆動部を駆動させることも考えられるが、トラッキング感度確保の側面で多くの困難があった。すなわち、トラッキング感度確保のためにトラッキングコイルの厚さが0.7〜0.8mmを確保されなければならないのに、基板によるトラッキングコイルの製作においてコイル厚さが0.4mm以上になると、費用増加が大きくなる問題があった。
本発明は上記のような問題点を解決するために、フォーカシング基板を利用してフォーカシング駆動手段を具現することで空間の効率性を極大化して、よりコンパクトな大きさの設計を可能にさせるアクチュエータ、およびそれに利用されるフォーカシング基板の製造方法を提供することを目的とする。
また本発明は、フォーカシング基板を利用してフォーカシング駆動手段を具現することで、巻線後にボンディングするブレードアセンブリータイプに比べて、フォーカシング駆動手段のアセンブリーを簡単に組み立て完成できるアクチュエータ、およびそれに利用されるフォーカシング基板の製造方法を提供することをその目的にする。
前記のような目的を果たすために本発明は、パターン化されたフォーカシングコイルが形成されていて表面にランド部が形成されており、フォーカシング駆動力を発生させて、レーザービームを通過させるためのホールが具備されたフォーカシング基板と、レーザービームを透過する対物レンズと、中央部分に前記対物レンズを保持して前記フォーカシング基板を下側に密着固定するブレードと、前記ブレードの両側に位置して前記ランド部と接続されたワイヤ取り付部と、外部印加電流を前記フォーカシングコイルとトラッキングコイルに供給するPCB(印刷配線回路基板)と、前記ワイヤ取り付部に一端がそして前記PCBに他端が固定されたワイヤと、前記フォーカシング基板の両側にワイヤ方向およびフォーカシング方向に平行に巻線されて、トラッキング駆動力を発生させるトラッキングコイルと、前記フォーカシングコイルとトラッキングコイルに磁気力を提供するためのマグネットと、および対称な一対のヨークを形成して前記マグネットを固定し、一側端には第2ヨークを形成して前記PCBを固定するヨークプレートと、を含んでアクチュエータを構成することを特徴とする。
また、本発明のアクチュエータは、パターン化されたフォーカシングコイルが形成されていて表面にランド部が形成されており、フォーカシング駆動力を発生させて、レーザービームを通過させるためのホールが具備されたフォーカシング基板と、レーザービームを透過する対物レンズと、中央部分に前記対物レンズを保持して前記フォーカシング基板を下側に密着固定するブレードと、前記ブレードの両側に位置して前記ランド部と接続されたワイヤ取り付部と、外部印加電流を前記フォーカシングコイルとトラッキングコイルに供給するPCBと、前記ワイヤ取り付部に一側が、そして前記PCBに他端が固定されたワイヤと、前記ブレードおよびフォーカシング基板の外側まわりに形成された、トラッキング駆動力を発生させるトラッキングコイルと、前記フォーカシングコイルとトラッキングコイルに磁気力を提供するためのマグネットと、対称な一対の外側ヨークを形成して前記マグネットを固定して、一側端には第2ヨークを形成して前記PCBを固定するヨークプレートと、を含んで構成されることを特徴とする。
さらに、本発明のアクチュエータは、パターン化されたフォーカシングコイルが形成されていて、表面にランド部が形成されており、フォーカシング駆動力を発生させて、レーザービームを通過させるためのホールが具備されたフォーカシング基板と、レーザービームを透過する対物レンズと、中央部分に前記対物レンズを保持して、前記フォーカシング基板を下側に密着固定するブレードと、前記ブレードの両側に位置して前記ランド部と接続されたワイヤ取り付部と、外部印加電流を前記フォーカシングコイルとトラッキングコイルに供給するPCBと、前記ワイヤ取り付部に一端がそして前記PCBに他端が固定されたワイヤと、前記ブレードとフォーカシング基板の外側まわりに形成され、トラッキング駆動力を発生させるトラッキングコイルと、前記フォーカシングコイルとトラッキングコイルに磁気力を提供するマグネットと、対称な一対の外側ヨークを形成して前記マグネットを固定して、一側端には第2ヨークを形成して前記PCBを固定するヨークプレートが、一対の外側ヨークからそれぞれ一定間隔離隔されて内側で対称化される一対の内側ヨークを上向き貫通して形成され、前記フォーカシング基板が、前記内側ヨークを上向き貫通して形成できるようにするためのホールを具備することを特徴とする。
そしてまた、本発明のアクチュエータは、パターン化されたフォーカシングコイルが形成されていて表面にランド部が形成されており、フォーカシング駆動力を発生させて、レーザービームを通過させるためのホールが具備されて、内側と外側のそれぞれに右側引っ掛け溝、中央引っ掛け溝、左側引っ掛け溝が形成されているフォーカシング基板と、レーザービームを透過する対物レンズと、中央部分に前記対物レンズを保持して前記フォーカシング基板を下側に密着固定するブレードと、前記ブレードの両側に位置して前記ランド部と接続されたワイヤ取り付部と、外部印加電流を前記フォーカシングコイルとトラッキングコイルに供給するPCBと、前記ワイヤ取り付部に一端がそして前記PCBに他端が固定されたワイヤと、前記フォーカシング基板の引っ掛け溝を利用してそれぞれの角に巻線されている多数のトラッキングコイル部材で形成された、トラッキング駆動力を発生するためのトラッキングコイルと、前記フォーカシングコイルとトラッキングコイルに磁気力を提供するためのマグネットと、および対称な一対のヨークを形成して前記マグネットを固定して、一側端には第2ヨークを形成して前記PCBを固定するヨークプレートを含んで構成されることを特徴とする。
上記のような本発明によれば、空間効率性を極大化してコンパクトな大きさのアクチュエータの設計が可能になる効果がある。また、本発明によれば、アクチュエータ他の器機にも狭小な空間内に磁気力による駆動力確保が可能になる効果がある。
また、本発明によれば、巻線後ボンディングするブレードアセンブリータイプに比べて駆動部のアセンブリーを簡単に組み立てられるようになる効果がある。また、本発明によれば、非対称形スリップタイプのアクチュエータ設計の時に比べて設計上の難しさを相当部分減少できる効果がある。また、本発明によれば、非対称形スリップタイプよりスリムな大きさの駆動部の設計が可能になる効果がある。
図6以下の図面を参照して、本発明の望ましい実施の形態を詳しく説明する。
実施の形態1
図6は本発明の実施の形態1によるフォーカシング基板を利用したアクチュエータの構成図であり、図7は本実施の形態1によるフォーカシング基板を利用したアクチュエータの分解斜視図である。
図6は本発明の実施の形態1によるフォーカシング基板を利用したアクチュエータの構成図であり、図7は本実施の形態1によるフォーカシング基板を利用したアクチュエータの分解斜視図である。
図面を参照すれば、本実施の形態1によるアクチュエータは、レンズホルダー71と固定部72を有するブレード70、フォーカシングコイルが内部にパターン化されたフォーカシング基板73、トラッキング駆動力を提供するためのトラッキングコイル74と、電磁気力を発生させるためのマグネット75a,75bとヨーク76a,76b、電源を供給するためのワイヤ77、ワイヤの一端をブレード70に固定するためのワイヤ取付け部78、ワイヤの一端を固定して上下左右移動を提供するためのPCB 79、マグネット75a,75bとヨーク76a,76b,76cとPCB 79を支持するためのヨークプレート80を具備している。
ブレード70は対物レンズ81を中央に固定させるために、中央に位置した円型のレンズホルダー71と、フォーカシング基板73を固定してフォーカシングコイルによって発生されるフォーカシング駆動力によって対物レンズを上下に移動させるために、一対の固定部72を両側端に具備しており、全体的に円筒状になっている。
対物レンズ81はブレード70のレンズホルダー71に固定されて、照射または反射するレーザービームを透過させる。
フォーカシング基板73は、内部に一層または多層でフォーカシングコイルが渦巻形でパターンが形成され、ワイヤ77を通じて電流の供給を受けて、マグネット75の電磁気力に応じてフォーカシング駆動力を発生させる。
すなわち、マグネット周辺には磁場が生じているので、磁場内に置かれたフォーカシングコイルに電流を流すと、フォーカシングコイルはフレミングの左手法則によってローレンツ力を発生させて、磁場と電流の向きに応じて上下(フォーカシング方向、フォーカシング基板73に垂直な方向)に動く。
図8は、図6に利用される本実施の形態1による、フォーカシング基板73の内部に形成されたフォーカシングコイル83を示す上面断面図である。印刷回路基板の製造技術によってフォーカシングコイルが形成されていることが示される。フォーカス基板の中央には対物レンズ81に照射されたレーザービームが透過されるようにホール82が形成されている。
形成されたフォーカシングコイル83は四角形の渦巻形状を成しながら巻線される。電流が流れるとき磁気場内コイルに力が発生されて、電流流れ方向によって力の方向が変わる。フォーカシングコイルのパターンは、四角形の渦巻きではなく、円形または楕円その他さまざまな形態を成して巻線されることができる。
すなわち、図8ではフォーカシングコイル83が四角形の渦巻形状に巻線されることで表示したが、円型または楕円形などで形成可能であり、それによって電場の生成模様および強さが変わる。もちろんこのようにさまざまな模様でフォーカシングコイル83の形成が可能だが、フォーカシングコイル83を形成するときコイルで発生されるローレンツ力がお互いに相殺されないように気を付けなければならない。
また、図8では一層でフォーカシングコイル83が形成されることを示しているが、多層でフォーカシングコイルを形成することができる。好ましくは4層で形成するのが基板の製造しやすさとコストなどの面で優れている。
図9は、図6に利用される他の例によるフォーカシング基板に形成されたフォーカシングコイルを示す上面断面図である。対物レンズ81に照射されたレーザービームが透過されるように中央にホール82が形成されており、ホール82の両側にフォーカシングコイル83a、83bがそれぞれ形成されている。
形成されたフォーカシングコイル83a,83bは四角形の渦巻形状を成しながら巻線されるので、電流が流れると磁場内に置かれたコイルに力が発生して、電流方向によって力の方向が変わる。もちろん四角形ではなく円形またはその他さまざまな形態を成して巻線されることができる。
すなわち、図9ではフォーカシングコイル83a,83bが四角形の形状に巻線されることで表示したが、円形または楕円形などで形成可能であり、それによって電場の生成模様および強さが変わる。もちろんこのようにさまざまな模様でフォーカシングコイル83a,83bの形成が可能であるが、フォーカシングコイル83a,83bを形成するとき、コイルで発生されるローレンツ力がお互いに相殺されないように気を付けなければならない。
また、図9では一層でフォーカシングコイル83a,83bが形成されることを示しているが、多層でフォーカシングコイル83a,83bを形成することができる。好ましくは4層で形成するのが、基板の製造しやすさとコストなどの面で優れている。
このとき、右側フォーカシングコイル83aと左側フォーカシングコイル83bとにおいて、印刷回路基板の左側または右側側面に対して有する電流方向が等しくなければならない。すなわち、右側フォーカシングコイル83aと左側フォーカシングコイル83bが印刷回路基板の左側または右側側面に対して持つ電流方向がお互いに反対になって、お互いにローレンツ力が相殺されないように具現しなければならない。
一方、図6で一対のトラッキングコイル74a,74bは、フォーカシング基板73の両側に、ワイヤ方向およびフォーカシング方向と平行に巻線され、マグネット75a,75bによって発生する磁場に応じて、電流が流れる場合にトラッキング方向でローレンツ力を発生させる。
すなわち、マグネット75の周辺には磁場が生じているので、磁場内に置かれたトラッキングコイル74a,74bに電流を流すと、トラッキングコイル74a,74bはフレミングの左手法則によるローレンツ力を発生させる。
ヨークプレート80には、対称な一対のヨーク76a,76bを形成して、トラッキングコイル74a,74bおよびフォーカス基板73に磁束を加えて電磁気力を発生させるためのマグネット75a,75bを接着して固定する。
また、ヨークプレート80の一側端には第2ヨーク76cを形成してPCB79をねじで固定して、ワイヤ77の一端をブレード70に形成されたワイヤ取り付部72にはんだ付けして固定し、他端をPCB79に接続させることで、ブレード70がワイヤ77によって浮上されて設置されるようにする。信号処理部(図示せず)からPCB79に印加される電流が、ワイヤ77を通じてトラッキングコイル74a,74bおよびフォーカシング基板73のランド部に伝達される。
PCB 79は、信号処理部(図示せず)から印加される電流が、トラッキングコイル74a,74bおよびフォーカシング基板73のランド部84に伝達するように、ワイヤ77に電流を印加する。ワイヤ77の一端が固定されており、ワイヤ77の弾性力によって、ブレード70を上下左右で微細に移動することが可能になる。
ワイヤ77は、ヨークプレート80の一方側に固定設置されるPCB 79によって支持されており、信号処理部からPCB 79を通じて印加された電流がトラッキングコイル74a,74bおよびフォーカシング基板73に伝達するようにする。
このときワイヤ高さの方向間隔が短絡にならない十分な距離を確保することができるようにする。ワイヤ取り付部78はブレード70のフォーカシング基板73を固定するための固定部72の下端に形成され、ワイヤ77の一端がはんだづけされて固定される。
フォーカシング基板73のランド部84は、基板の内部に形成されたフォーカシングコイル83と外部との電気的接続を提供するために設置され、ワイヤ取り付部78とはんだづけで繋がれていて、ワイヤ77と電気的な接続を維持する。
実施の形態2
図10は本発明の実施の形態2によるフォーカシング基板を利用したアクチュエータの構成図である。図11は本実施の形態2によるフォーカシング基板を利用したアクチュエータの分解斜視図である。
図10は本発明の実施の形態2によるフォーカシング基板を利用したアクチュエータの構成図である。図11は本実施の形態2によるフォーカシング基板を利用したアクチュエータの分解斜視図である。
図面を参照すれば、本実施の形態2によるアクチュエータは、レンズホルダー101を有するブレード100、フォーカシングコイルが内部にパターン化されたフォーカシング基板103、トラッキング駆動力を提供するためのトラッキングコイル104a,104b,104c,104dと、電磁気力を発生させるためのマグネット105a,105b、電源を供給するためのワイヤ107、ワイヤの一端をブレード100に固定するためのワイヤ取り付部108、ワイヤの一端を固定して上下左右移動を提供するためのPCB 109、マグネット105a,105bとヨーク106a,106b,106cとPCB 109を支持するためのヨークプレート110を具備している。
ブレード100は、対物レンズ111を中央に固定させるために、中央に位置した円形のレンズホルダー101と、フォーカシング基板103を接着して固定するために四角い平板で構成された平板部102とを具備している。
そして、ブレード100の両側面にはワイヤ107の一端を固定するためのワイヤ取り付部108が具備されている。
フォーカシング基板103は、内部に一層または多層でフォーカシングコイルが渦巻形でパターンが形成されている。ワイヤ107を通じて電流の供給を受けて、マグネット105a,105bの電磁気力に応じてフォーカシング駆動力を発生させる。
すなわち、マグネット周辺には磁場が生じているので、磁場内に置かれたフォーカシングコイルに電流を流すと、フォーカシングコイルはフレミングの左手法則によってローレンツ力を発生させて、その方向は上下方向(フォーカシング基板103に垂直な方向)になる。ここで利用されるフォーカシングコイルの内部形成パターンは、図8および図9に図示されると同様に、選択的に形成可能である。
このようなフォーカシング基板103はブレード100の下部に位置して、ブレード100の平板部102に接着されてブレード100と一体を形成している。また、対物レンズ101を透過したレーザービームを通過させるようにホール112が形成されている。多数のトラッキングコイル104a,104b,104c,104dはフォーカシング基板103の両側面に巻線されるか、別に巻線されたコイルが接着されて形成され、マグネット105a,105bによって発生する磁場に応じて、電流が流れる場合に左右方向(図ではワイヤ107の長手方向)でローレンツ力を発生させる。
すなわち、マグネット105a,105bの周辺には磁場が生じているので、磁場内に置かれたトラッキングコイル104a,104b,104c,104dに電流を流せば、トラッキングコイル104a,104b,104c,104dはフレミングの左手法則によるローレンツ力を発生させる。
ヨークプレート110には対称な一対のヨーク106a,106bを形成して、トラッキングコイル104a,104b,104c,104dおよびフォーカス基板103に磁束を加えて電磁気力を発生させるためのマグネット105a,105bを接着して固定する。
また、ヨークプレート110の一側端には第2ヨーク106cを形成してPCB 109をねじで固定し、ワイヤ107の一端をブレード100に形成されたワイヤ取り付部108にはんだ付けして固定して、他端をPCB 109に接続させることで、ブレード100がワイヤ107によって浮上されて設置されるようにして、信号処理部(未図示)からPCB 109に印加される電流がワイヤ107を通じてトラッキングコイル104a,104b,104c,104dおよびフォーカシング基板103に伝達するようにする。
ワイヤ取り付部108はブレード100の両側面に形成されており、ワイヤ107の一端がはんだ付けされて固定される。
フォーカシング基板103のランド部(図示せず)は、基板の内部に形成されたフォーカシングコイルと外部と電気的接続を提供するために設置される。ワイヤ取り付部108との電気的接続を提供し、ワイヤ107から電流の入力を受けて内部のフォーカシングコイルへ供給する。
実施の形態3
図12は、本発明の実施の形態3によるフォーカシング基板を利用したアクチュエータの構成図であり、図13は本実施の形態3によるフォーカシング基板を利用したアクチュエータの分解斜視図である。
図12は、本発明の実施の形態3によるフォーカシング基板を利用したアクチュエータの構成図であり、図13は本実施の形態3によるフォーカシング基板を利用したアクチュエータの分解斜視図である。
図面を参照すれば、本発明の実施の形態3によるフォーカシング基板を利用したアクチュエータは、レンズホルダー101を有するブレード100、フォーカシングコイルが内部にパターン化されたフォーカシング基板103、トラッキング駆動力を提供するためのトラッキングコイル104a,104b,104c,104dと、電磁気力を発生させるためのマグネット105a,105b、電源を供給するためのワイヤ107、ワイヤの一端をブレード100に固定するためのワイヤ取り付部108、ワイヤの一端を固定して上下左右移動を提供するためのPCB 109、マグネット105a,105bと外側ヨーク106a,106bと内側ヨーク106d、106eと第2ヨーク106cとPCB 109を支持するためのヨークプレート110を具備している。
ブレード100は、対物レンズ111を中央に固定させるために中央に位置した円型のレンズホルダー101と、フォーカシング基板103を接着して固定するために四角い平板で構成された平板部102と、外側ヨーク106a,106bから一定間隔離隔されて、内側に対称な一対の内側ヨーク106d,106eをヨークプレート110で上向き貫通して形成できるようにするためのホール115a,115bが具備されている。
そして、ブレード100の両側面には、ワイヤ107の一端を固定するためのワイヤ取り付部108が具備されている。フォーカシング基板103は、内部に一層または多層でフォーカシングコイルが渦巻形でパターンが形成されており、ワイヤ107を通じて電流の供給を受けて、マグネット105a,105bの電磁気力に応じたフォーカシング駆動力を発生させる。
すなわち、マグネット周辺には磁場が生じているので、磁場内に置かれたフォーカシングコイルに電流を流すと、フォーカシングコイルはフレミングの左手法則によってローレンツ力を発生させて、その方向はフォーカシング方向(フォーカシング基板103に垂直な方向)になる。ここで利用されるフォーカシングコイルの内部形成パターンは、図8および図9に図示されると同様に、選択的に形成可能である。
フォーカシング基板103には外側ヨーク106a,106bから一定間隔離隔されて、内側に対称な一対の内側ヨーク106d,106eをヨークプレート110で上向きに貫通して形成することができるようにするためのホール115a,115bが具備されており、対物レンズ101を透過したレーザービームを通過させるようにホール112が形成されている。
このようなフォーカシング基板103はブレード100の下部に位置して、ブレード100の平板部102に接着されてブレード100と一体を形成している。多数のトラッキングコイル104a,104b,104c,104dはフォーカシング基板103の両側面に巻線されるか、別に巻線されたコイルが接着されて形成され、マグネット105a,105bによって発生する磁場に応じて、電流が流れる場合にトラッキング方向(図ではワイヤ107の長手方向)でローレンツ力を発生させる。
すなわち、マグネット105a,105bの周辺には磁場が生じているので、磁場内に置かれたトラッキングコイル104a,104b,104c,104dに電流を流せば、トラッキングコイル104a,104b,104c,104dはフレミングの左手法則によるローレンツ力を発生させる。
ヨークプレート110には対称な一対の外側ヨーク106a,106bを形成して、トラッキングコイル104a,104b,104c,104dおよびフォーカシング基板103に磁束を加えて電磁気力を発生させるためのマグネット106a,106bを接着して固定する。
また、ヨークプレート110には外側ヨーク106a,106bから一定間隔離隔された、内側に対称な一対の内側ヨーク106d,106eを上向きに貫通して形成し、マグネット106a,106bの磁束の流れを誘導することで、マグネット106a,106bの磁束がトラッキングコイル104a,104b,104c,104dおよびフォーカシング基板103を基板方向に通過し、内側ヨーク106d,106eおよびヨークプレート110の平面を通ってまたマグネット105a,105bに入っていく磁力線の閉鎖回路を形成する。
また、ヨークプレート110の一側端には第2ヨーク106cを形成して、PCB 109をねじで固定する。ワイヤ107の一端をブレード100に形成されたワイヤ取り付部108にはんだづけして固定して、他端をPCB 109に接続させることで、ブレード100がワイヤ107によって浮上されて設置されるようにして、信号処理部(未図示)からPCB 109に印加される電流が、ワイヤ107を通じてトラッキングコイル104a,104b,104c,104dおよびフォーカシング基板103のランド部に伝達するようにする。
ワイヤ取り付部108はブレード100の両側面に形成されており、ワイヤ107の一端がはんだづけされて固定される。
フォーカシング基板103のランド部(図示せず)は基板の内部に形成されたフォーカシングコイルと外部との電気的接続を提供するために設置される。ワイヤ取り付部108との電気的接続を提供して、ワイヤ107から電流の入力を受けて内部のフォーカシングコイルで提供する。
実施の形態4
図14は、本発明の実施の形態4によるフォーカシング基板を利用したアクチュエータの構成図で、図15は本実施の形態4によるフォーカシング基板を利用したアクチュエータの分解斜視図である。
図14は、本発明の実施の形態4によるフォーカシング基板を利用したアクチュエータの構成図で、図15は本実施の形態4によるフォーカシング基板を利用したアクチュエータの分解斜視図である。
図面を参照すれば、本発明の実施の形態4によるフォーカシング基板を利用したアクチュエータは、レンズホルダー141を有するブレード140、フォーカシングコイルが内部にパターン化されたフォーカシング基板143、トラッキング駆動力を提供するためのトラッキングコイル144a,144b,144c,144dと、電磁気力を発生させるためのマグネット145a,145b、電源を供給するためのワイヤ147、ワイヤの一端をブレードに固定するためのワイヤ取り付部148、ワイヤの一端を固定して上下左右移動を提供するためのPCB 149、マグネット145a,145bとヨーク146a,146bと第2ヨーク146cとPCB 149を支持するためのヨークプレート150を具備している。
ブレード140は、対物レンズ151を中央に固定させるために中央に位置した円形のレンズホルダー141と、フォーカシング基板143を接着して固定するために四角い平板で構成された平板部142とを具備している。そして、ブレード140の両側面にはワイヤ147の一端を固定するためのワイヤ取り付部148が具備されている。
フォーカシング基板143は、内部に一層または多層でフォーカシングコイルが渦巻形でパターンが形成されており、ワイヤ147を通じて電流の供給を受けてマグネット145a,145bの電磁気力に応じてフォーカシング駆動力を発生させる。
すなわち、マグネット周辺には磁場が生じているので、磁場内に置かれたフォーカシングコイルに電流を流すと、フォーカシングコイルはフレミングの左手法則によってローレンツ力を発生させ、その方向はフォーカシング方向(フォーカシング基板143に垂直な方向)になる。ここで利用されるフォーカシングコイルの内部形成パターンは、図8および図9に示されると同様に、選択的に形成可能である。
フォーカシング基板143には対物レンズ151を透過したレーザービームが通過するようにホール152が形成されている。このようなフォーカシング基板143はブレード140の下部に位置してブレード140の平板部142に接着されてブレード140と一体を形成している。
特にフォーカシング基板143の内側と外側に右側引っ掛け溝156a,156f、中央引っ掛け溝156b,156e、左側引っ掛け溝156c,156dを形成してトラッキングコイルをそれぞれの引っ掛け溝を利用して巻線する。
すなわち、トラッキングコイル144a,144b,144c,144dはフォーカシング基板の内側中央引っ掛け溝156bの一側と右側引っ掛け溝156aの一側を利用して巻線されている第1トラッキングコイル部材144aと、内側中央引っ掛け溝156bの一側と左側引っ掛け溝156cの一側を利用して巻線されている第2トラッキングコイル部材144bと、外側中央引っ掛け溝156eの一側と左側引っ掛け溝156dの一側を利用して巻線された第3トラッキングコイル部材144cおよび外側中央引っ掛け溝156eの一側と右側引っ掛け溝156fの一側を利用して巻線された第4トラッキングコイル部材144dで成り立っている。
多数のトラッキングコイル部材144a,144b,144c,144dはマグネット145a,145bによって発生する磁場によって電流が流れる場合に左右方向でローレンツ力を発生させる。
すなわち、マグネット145a,145bの周辺には磁場が生じているので、磁場内に置かれたトラッキングコイル144a,144b,144c,144dに電流を流すと、トラッキングコイル144a,144b,144c,144dはフレミングの左手法則によるローレンツ力を発生させる。
ヨークプレート150には対称な一対のヨーク146a,146bを形成して、トラッキングコイル144a,144b,144c,144dおよびフォーカシング基板143に磁束を加えて電磁気力を発生させるためのマグネット145a,145bを接着して固定する。
また、ヨークプレート150の一側端には第2ヨーク146cを形成してPCB 149をねじで固定して、ワイヤ147の一端をブレード140に形成されたワイヤ取り付部148にはんだづけして固定して、他端をPCB 149に接続させることで、ブレード140がワイヤ147によって浮上されて設置されるようにして、信号処理部(図示せず)からPCB 149に印加される電流が、ワイヤ47を通じてトラッキングコイル144a,144b,144c,144dおよびフォーカシング基板143のランド部に伝達するようにする。
ワイヤ取り付部148はブレード140の両側面に形成されており、ワイヤ147の一端がはんだづけされて固定される。
フォーカシング基板143のランド部(図示せず)は、基板の内部に形成されたフォーカシングコイルと外部と電気的接続を提供するために設置され、ワイヤ取り付部148との電気的接続を提供して、ワイヤ147から電流の入力を受けて内部のフォーカシングコイルへ提供する。
以上で説明したことは本発明によるフォーカシングコイルを利用したアクチュエータを実施するための一つの実施の形態に過ぎない。本発明は記載された実施の形態に限定されることなく、以下の特許請求範囲で請求するところのように、本発明の要旨を脱することなしに、発明が属する分野で通常の知識を有する者なら誰でも、多様な変更実施が可能な範囲まで、本発明の技術的思想がある。
70,100,140 ブレード
73,103,143 フォーカシング基板
74a,74b,104a〜104d,
144a〜144d トラッキングコイル
75a,75b,105a,105b,
145a,145b マグネット
76a〜76c,106a〜106e,
146a〜146c ヨーク
77,107,147 ワイヤ
78,108,148 ワイヤ取り付部
79,109,149 PCB
80,110,150 ヨークプレート
81,111,151 対物レンズ
83,83a,83b フォーカシングコイル
82,112,115a,115b,152 ホール
84 ランド
156a〜156f 引っ掛け溝
73,103,143 フォーカシング基板
74a,74b,104a〜104d,
144a〜144d トラッキングコイル
75a,75b,105a,105b,
145a,145b マグネット
76a〜76c,106a〜106e,
146a〜146c ヨーク
77,107,147 ワイヤ
78,108,148 ワイヤ取り付部
79,109,149 PCB
80,110,150 ヨークプレート
81,111,151 対物レンズ
83,83a,83b フォーカシングコイル
82,112,115a,115b,152 ホール
84 ランド
156a〜156f 引っ掛け溝
Claims (16)
- パターン化されたフォーカシングコイルが形成されていて表面にランド部が形成されており、フォーカシング駆動力を発生させて、レーザービームを通過させるためのホールが具備されたフォーカシング基板と、
レーザービームを透過する対物レンズと、
中央部分に前記対物レンズを保持して、前記フォーカシング基板を下側に密着固定するブレードと、
前記ブレードの両側に位置して前記ランド部と接続されたワイヤ取り付部と、
外部印加電流を前記フォーカシングコイルとトラッキングコイルに供給するPCBと、
前記ワイヤ取り付部に一端がそして前記PCBに他端が固定されたワイヤと、
前記フォーカシング基板の両側にワイヤ方向とフォーカシング方向とに平行に巻線されているし、トラッキング駆動力を発生させるトラッキングコイルと、
前記フォーカシングコイルとトラッキングコイルに磁気力を提供するマグネットと、
対称な一対のヨークを形成して前記マグネットを固定して、一側端には第2ヨークを形成して前記PCBを固定するヨークプレートと、
を含んで構成されるアクチュエータ。 - 前記フォーカシング基板のフォーカシングコイルが、前記フォーカシング基板の内部に渦巻形でパターン化されている請求項1記載のアクチュエータ。
- 前記フォーカシング基板のフォーカシングコイルが、前記ホールの両側にそれぞれ渦巻形でパターン化されていて、前記フォーカシング基板内部に位置した一対のフォーカシングコイル部材で構成される請求項1記載のアクチュエータ。
- 前記フォーカシング基板のフォーカシングコイルが、多層に形成されている請求項2または3記載のアクチュエータ。
- パターン化されたフォーカシングコイルが形成されていて、表面にランド部が形成されており、フォーカシング駆動力を発生させて、レーザービームを通過させるためのホールが具備されたフォーカシング基板と、
レーザービームを透過する対物レンズと、
中央部分に前記対物レンズを保持して、前記フォーカシング基板を下側に密着固定するブレードと、
前記ブレードの両側に位置して前記ランド部と接続されたワイヤ取り付部と、
外部印加電流を前記フォーカシングコイルとトラッキングコイルに供給するPCBと、
前記ワイヤ取り付部に一端がそして前記PCBに他端が固定されたワイヤと、
前記ブレードとフォーカシング基板の外側まわりに形成され、トラッキング駆動力を発生させるトラッキングコイルと、
前記フォーカシングコイルとトラッキングコイルに磁気力を提供するマグネットと、
対称な一対の外側ヨークを形成して前記マグネットを固定して、一側端には第2ヨークを形成して前記PCBを固定するヨークプレートと、
を含んで構成されるアクチュエータ。 - 前記ヨークプレートが、一対の外側ヨークからそれぞれ一定間隔離隔されて内側で対称化される一対の内側ヨークを上向き貫通して形成され、
前記フォーカシング基板が、前記内側ヨークを上向き貫通して形成できるようにするためのホールを具備する請求項5記載のアクチュエータ。 - 前記フォーカシング基板のフォーカシングコイルが、前記フォーカシング基板の内部に渦巻形でパターン化されている請求項5または6記載のアクチュエータ。
- 前記フォーカシング基板のフォーカシングコイルが、多層に形成されている請求項7記載のアクチュエータ。
- 前記フォーカシング基板のフォーカシングコイルが、前記ホールの両側にそれぞれ渦巻形でパターン化されていて、前記フォーカシング基板内部に位置した一対のフォーカシングコイル部材で形成される請求項5または6記載のアクチュエータ。
- 前記フォーカシング基板のフォーカシングコイルが、多層に形成される請求項9記載のアクチュエータ。
- パターン化されたフォーカシングコイルが形成されていて表面にランド部が形成されており、フォーカシング駆動力を発生させて、レーザービームを通過させるためのホールが具備されて、内側と外側のそれぞれに右側引っ掛け溝、中央引っ掛け溝、左側引っ掛け溝が形成されているフォーカシング基板と、
レーザービームを透過する対物レンズと、
中央部分に前記対物レンズを保持して前記フォーカシング基板を下側に密着固定するブレードと、
前記ブレードの両側に位置して前記ランド部と接続されたワイヤ取り付部と、
外部印加電流を前記フォーカシングコイルとトラッキングコイルに供給するPCBと、
前記ワイヤ取り付部に一端がそして前記PCBに他端が固定されたワイヤと、
前記フォーカシング基板の引っ掛け溝を利用してそれぞれの角に巻線されている多数のトラッキングコイル部材で構成される、トラッキング駆動力を発生するためのトラッキングコイルと、
前記フォーカシングコイルとトラッキングコイルに磁気力を提供するマグネットと、
対称な一対のヨークを形成して前記マグネットを固定して、一側端には第2ヨークを形成して前記PCBを固定するヨークプレートと
を含んで構成されるアクチュエータ。 - 前記トラッキングコイルが、
前記フォーカシング基板の前記内側中央引っ掛け溝の一側と前記右側引っ掛け溝の一側を利用して巻線されている第1トラッキングコイル部材と、
前記内側中央引っ掛け溝の一側と前記左側引っ掛け溝の一側を利用して巻線されている第2トラッキングコイル部材と、
前記外側中央引っ掛け溝の一側と前記左側引っ掛け溝の一側を利用して巻線された第3トラッキングコイル部材と、
前記外側中央引っ掛け溝の一側と前記右側引っ掛け溝の一側を利用して巻線された第4トラッキングコイル部材と
を含んで構成される請求項11記載のアクチュエータ。 - 前記フォーカシング基板のフォーカシングコイルが、前記フォーカシング基板の内部に渦巻形でパターン化されている請求項11または12記載のアクチュエータ。
- 前記フォーカシング基板のフォーカシングコイルが、多層に形成されている請求項13記載のアクチュエータ。
- 前記フォーカシング基板のフォーカシングコイルが、前記ホールの両側にそれぞれ渦巻形でパターン化されていて、前記フォーカシング基板内部に位置した一対のフォーカシングコイル部材で構成される請求項11または12記載のアクチュエータ。
- 前記フォーカシング基板のフォーカシングコイルが、多層に形成されている請求項15記載のアクチュエータ。
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060509 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061010 |