JP2006202380A - 光ピックアップおよび光ディスク装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】光ピックアップ104は支持ブロック3およびレンズホルダ2を有し、支持ブロック3は第3の駆動手段5によりチルト角を変化させる方向に移動される。フレキシブル基板70の長さ方向の一端は支持ブロック3に取着され、フレキシブル基板70の長さ方向の他端は、筐体内の移動しない箇所に取着されている。フレキシブル基板70の第3延在部74は、第3延在部74の幅方向の中間部で長さ方向に延在するスリット7402と、スリット7402の両側においてスリット7402が形成されていない部分よりも小さい幅で長さ方向に延在する細幅部7404で構成され、第3延在部74の剛性が弱められている。
【選択図】 図13
Description
近年、対物レンズをフォーカス方向とトラッキング方向に移動させる機能に加え、対物レンズの光軸が該光軸と交差する光ディスクの半径方向に延在する仮想線となす角度が90度に対してずれている差分の角度をラジアル方向のチルト角とした場合にこのチルト角を調整する機構を備えた光ピックアップが提案されている(特許文献1)。
この光ピックアップは、ベースと、ベース上に設けられた支持ブロックと、ベース上に設けられ光ビームを光ディスクに照射する対物レンズを保持するレンズホルダと、支持ブロックとレンズホルダとを連結し前記レンズホルダをフォーカス方向とトラッキング方向とに移動可能に支持する第1の支持手段と、ベースと前記支持ブロックとを連結し前記レンズホルダがチルト方向に移動する方向に前記支持ブロックを移動可能に支持する第2の支持手段とを有している。
レンズホルダには、レンズホルダをフォーカス方向およびトラッキング方向に動かすフォーカスコイルおよびトラッキングコイルが設けられている。
ベースには、支持ブロックを、レンズホルダがチルト方向に移動する方向に動かすチルトコイルが設けられている。
これら3つのコイルのうち、レンズホルダに設けられたフォーカスコイルおよびトラッキングコイルに対する駆動信号の供給は、支持ブロックに取着されたフレキシブル基板を介して行われている。
本発明はこのような事情に鑑みなされたもので、その目的は支持ブロックをチルト方向に動かすために要する消費電力を低減する上で有利な光ピックアップおよび光ディスク装置を提供することにある。
また、本発明の光ピックアップは、ベースと、前記ベース上に設けられた支持ブロックと、前記ベース上に設けられ光源から出射された光ビームを集光して光ディスクに照射する対物レンズを保持するレンズホルダと、前記支持ブロックとレンズホルダとを連結し前記支持ブロックに対して前記レンズホルダをフォーカス方向とトラッキング方向とに移動可能に支持する第1の支持手段と、前記ベースと前記支持ブロックとを連結しラジアル方向のチルト角が変化する方向に前記ベース上において第1の仮想中心を中心に前記支持ブロックを揺動可能に支持する第2の支持手段と、前記レンズホルダをフォーカス方向に動かす第1の駆動手段と、前記レンズホルダをトラッキング方向に動かす第2の駆動手段と、前記支持ブロックを、前記ラジアル方向のチルト角が変化する方向に動かす第3の駆動手段と、前記第1乃至第3駆動手段に電気信号を供給するフレキシブル基板とを備え、前記フレキシブル基板は、前記支持ブロックに取着される接続部と、この接続部から突設され前記支持ブロックから離れた箇所を延在する延在部を有し、前記接続部と延在部の境目は、タンジェンシャル方向から見て前記第1の仮想中心の近傍に位置していることを特徴とする。
また、本発明の光ピックアップは、光ピックアップは、ベースと、前記ベース上に設けられた支持ブロックと、前記ベース上に設けられ光源から出射された光ビームを集光して光ディスクに照射する対物レンズを保持するレンズホルダと、前記支持ブロックとレンズホルダとを連結し前記支持ブロックに対して前記レンズホルダをフォーカス方向とトラッキング方向とに移動可能に支持する第1の支持手段と、前記ベースと前記支持ブロックとを連結しラジアル方向のチルト角が変化する方向に前記ベースに対して前記支持ブロックを移動可能に支持する第2の支持手段と、前記レンズホルダをフォーカス方向に動かす第1の駆動手段と、前記レンズホルダをトラッキング方向に動かす第2の駆動手段と、前記支持ブロックを、前記ラジアル方向のチルト角が変化する方向に動かす第3の駆動手段と、前記第1乃至第3駆動手段に電気信号を供給するフレキシブル基板とを備え、前記フレキシブル基板は、前記支持ブロックに取着される接続部と、この接続部から突設され前記支持ブロックから離れた箇所を延在する延在部を有し、前記延在部は前記トラッキング方向と平行する方向に延在していることを特徴とする。
また、本発明の光ディスク装置は、光ディスクを保持して回転駆動する駆動手段と、前記駆動手段によって回転駆動する光ディスクに対し光源から記録及びまたは再生用の光ビームを照射し、前記照射された光ビームの前記光記録媒体での反射光による反射光ビームを検出する光ピックアップとを有する光ディスク装置であって、前記光ピックアップは、ベースと、前記ベース上に設けられた支持ブロックと、前記ベース上に設けられ前記光源から出射された光ビームを集光して光ディスクに照射する対物レンズを保持するレンズホルダと、前記支持ブロックとレンズホルダとを連結し前記支持ブロックに対して前記レンズホルダをフォーカス方向とトラッキング方向とに移動可能に支持する第1の支持手段と、前記ベースと前記支持ブロックとを連結しラジアル方向のチルト角が変化する方向に前記ベースに対して前記支持ブロックを移動可能に支持する第2の支持手段と、前記レンズホルダをフォーカス方向に動かす第1の駆動手段と、前記レンズホルダをトラッキング方向に動かす第2の駆動手段と、前記支持ブロックを、前記ラジアル方向のチルト角が変化する方向に動かす第3の駆動手段と、前記第1乃至第3駆動手段に電気信号を供給するフレキシブル基板とを備え、前記フレキシブル基板は長さと、この長さと直交する方向の幅を有し、前記フレキシブル基板は前記長さ方向の一端が前記支持ブロックに取着され、前記支持ブロックから離れた箇所を延在する前記フレキシブル基板の長さ方向の中間の部分は、幅方向の中間部で前記長さ方向に延在するスリットと、前記スリットの両側において前記スリットが形成されていない部分よりも小さい幅で前記長さ方向に延在する細幅部とで構成されていることを特徴とする。
また、本発明の光ディスク装置は、光ディスクを保持して回転駆動する駆動手段と、前記駆動手段によって回転駆動する光ディスクに対し光源から記録及びまたは再生用の光ビームを照射し、前記照射された光ビームの前記光記録媒体での反射光による反射光ビームを検出する光ピックアップとを有する光ディスク装置であって、前記光ピックアップは、ベースと、前記ベース上に設けられた支持ブロックと、前記ベース上に設けられ前記光源から出射された光ビームを集光して光ディスクに照射する対物レンズを保持するレンズホルダと、前記支持ブロックとレンズホルダとを連結し前記支持ブロックに対して前記レンズホルダをフォーカス方向とトラッキング方向とに移動可能に支持する第1の支持手段と、前記ベースと前記支持ブロックとを連結しラジアル方向のチルト角が変化する方向に前記ベース上において第1の仮想中心を中心に前記支持ブロックを揺動可能に支持する第2の支持手段と、前記レンズホルダをフォーカス方向に動かす第1の駆動手段と、前記レンズホルダをトラッキング方向に動かす第2の駆動手段と、前記支持ブロックを、前記ラジアル方向のチルト角が変化する方向に動かす第3の駆動手段と、前記第1乃至第3駆動手段に電気信号を供給するフレキシブル基板とを備え、前記フレキシブル基板は、前記支持ブロックに取着される接続部と、この接続部から突設され前記支持ブロックから離れた箇所を延在する延在部を有し、前記接続部と延在部の境目は、タンジェンシャル方向から見て前記第1の仮想中心の近傍に位置していることを特徴とする。
また、本発明のディスク装置は、光ディスクを保持して回転駆動する駆動手段と、前記駆動手段によって回転駆動する光ディスクに対し光源から記録及びまたは再生用の光ビームを照射し、前記照射された光ビームの前記光記録媒体での反射光による反射光ビームを検出する光ピックアップとを有する光ディスク装置であって、前記光ピックアップは、ベースと、前記ベース上に設けられた支持ブロックと、前記ベース上に設けられ前記光源から出射された光ビームを集光して光ディスクに照射する対物レンズを保持するレンズホルダと、前記支持ブロックとレンズホルダとを連結し前記支持ブロックに対して前記レンズホルダをフォーカス方向とトラッキング方向とに移動可能に支持する第1の支持手段と、前記ベースと前記支持ブロックとを連結しラジアル方向のチルト角が変化する方向に前記ベースに対して前記支持ブロックを移動可能に支持する第2の支持手段と、前記レンズホルダをフォーカス方向に動かす第1の駆動手段と、前記レンズホルダをトラッキング方向に動かす第2の駆動手段と、前記支持ブロックを、前記ラジアル方向のチルト角が変化する方向に動かす第3の駆動手段と、前記第1乃至第3駆動手段に電気信号を供給するフレキシブル基板とを備え、前記フレキシブル基板は、前記支持ブロックに取着される接続部と、この接続部から突設され前記支持ブロックから離れた箇所を延在する延在部を有し、前記延在部は前記トラッキング方向と平行する方向に延在していることを特徴とする。
したがって、駆動手段を駆動するための電気信号を抑制でき消費電力を低減する上で有利となる。
また、本発明は、フレキシブル基板が支持ブロックに接続される接続部と、この接続部から突設され支持ブロックから離れた箇所を延在する延在部の境目を、タンジェンシャル方向から見て支持ブロックの第1の仮想中心の近傍に位置させることで上記目的を達成した。
また、本発明は、フレキシブル基板が支持ブロックに接続される接続部から突設され支持ブロックから離れた箇所を延在するフレキシブル基板の延在部をトラッキング方向と平行する方向に延在させることによって上記目的を実現した。
図1は、本発明の実施例1における光ピックアップを組み込んだ光ディスク装置の構成を示すブロック図である。
また、光ピックアップ104は、光ディスク102の信号記録面からの反射光ビームに基づいて、後述するような各種の光ビームを検出し、各光ビームに対応する信号を信号処理部120に供給できるように構成されている。
ここで、信号変調及びECCブロック108により復調された記録信号が、例えばコンピュータのデータストレージ用であれば、インタフェース111を介して外部コンピュータ130等に送出される。これにより、外部コンピュータ130等は光ディスク102に記録された信号を再生信号として受け取ることができるように構成されている。
光ピックアップ104には送りモータ105が接続され、送りモータ105の回転によって光ピックアップ104が光ディスク102上の所定の記録トラックまで移動されるように構成されている。スピンドルモータ103の制御と、送りモータ105の制御と、光ピックアップ104の対物レンズを保持するアクチュエータのフォーカシング方向及びトラッキング方向の制御は、それぞれサーボ制御部109により行われる。
すなわち、サーボ制御部109は、ATIP信号に基づいてスピンドルモータ103の制御を行ない、フォーカスエラー信号およびトラッキングエラー信号に基づいてアクチュエータの制御を行う。
また、レーザ制御部121は、光ピックアップ104におけるレーザ光源を制御するものである。
図9は支持手段4がベース16に取着された状態を示す斜視図、図10は支持手段4がベース16に取着された状態を示す説明図である。
図11は2つの脚片部46と4つの弾性片部44,48の動きを示す説明図である。
図12はフレキシブル基板の平面図である。
図13はフレキシブル基板が取着された光ピックアップの斜視図、図14は図13のA矢視図、図15はフレキシブル基板を含む光ピックアップの斜視図である。
図16、図17はマウント部材に取着された光ピックアップの斜視図、図18は図17の平面図、図19は図18のA矢視図、図20は図18のB矢視図である。
前記光学系は前記光源から出射された光ビームを集光して光ディスクに照射する対物レンズ7を含んで構成されている。
そして、光ピックアップ104では、対物レンズ7を配設するに際して、図2〜図7に示すように、ベース20と、ベース20上に互いに対向するように配置された支持ブロック3およびレンズホルダ2などが用いられている。
すなわち、対物レンズ7はレンズホルダ2で保持され、これらベース20、支持ブロック3、レンズホルダ2は、光ディスク装置101の筐体内で光ディスク102の半径方向に移動可能に設けられたマウント部材60(図16参照)上に設けられている。
なお、半導体レーザおよび光検出素子は、ベース20の下方のマウント部材60の箇所に配置され、半導体レーザから出射された光ビームが前記光学系を介して光ディスク102に出射され、前記光学系を介して前記反射光ビームを受光するように構成されている。
図2に示すように、ベース20はトラッキング方向Xに沿った幅と、この幅よりも大きい寸法でタンジェンシャル方向Yに沿った長さを有し、ベース20は長さ方向に並べられた支持ブロック3配設用の支持ブロック収容部22と、ヨークベース18配設用のヨークベース取付部24とを有している。
支持ブロック収容部22は、枠状の底壁2202と、底壁2202の幅方向の両側から起立する側壁2204とを有している。
側壁2202は、底壁2204から起立するに従い支持ブロック収容部22の外側に次第に遠のくように傾斜して形成されている。
また、側壁2202の下部には切り欠き2206が形成されている。
図7に示すように、ベース20の長さ方向の両端箇所でベース20の幅方向の中心には、ベース20をマウント部材60に取り付けるためのねじ挿通孔2020と、ねじ孔2022が形成されている。
支持ブロック3は、トラッキング方向Xに沿った幅と、この幅よりも小さい寸法でタンジェンシャル方向Yに沿った長さと、フォーカス方向Zに沿った高さとを有し、トラッキング方向Xに沿った支持ブロック3の両側には、それぞれフォーカス方向Zに間隔をおいて2つのワイヤ支持部14が設けられている。
第2の支持手段4は、図9、図10に示すように、ばね部材40で構成され、ばね部材40は取り付け板16を介してベース20に取着される。
ばね部材40は均一厚みのばね鋼板を屈曲形成することで構成されるとともに、半田付けが容易に行えるように半田めっきが施されている。
ばね部材40は、図9、図10に示すように、支持ブロック3に取着される平坦な支持ブロック用取付片部42と、支持ブロック用取付片部42の両端に屈曲して設けられた弾性片部44と、各弾性片部44から支持ブロック用取付片部42に対して鋭角または鈍角をなして延在する平坦な脚片部46と、各脚片部46の先端にそれぞれ屈曲して設けられた弾性片部48と、各弾性片部48から脚片部46に対して鋭角または鈍角をなして延在し取り付け板16に取着される平坦なベース用取付片部50とを有している。
支持ブロック用取付片部42と、脚片部46と、ベース用取付片部50とは弾性変形しないように形成され(可撓不能に形成され、あるいは、弾性変形不能に形成され)、弾性片部44、48は弾性を有するように例えば肉薄に形成されている。
支持ブロック用取付片部42には、支持ブロック3に取着するための取り付け孔4202が2つ形成されている。
板状部1602の長さ方向の一方に臨む縁部には、幅方向に間隔をおいて2つの切り欠き1606が形成されている。
図10に示すように、板状部1602の各起立片1604寄りの箇所には、それぞれ下方に突出するボス1608が設けられている。
図9、図10に示すように、ばね部材40の各脚片部46を取り付け板16の各切り欠き1606内に収容して各ベース用取付片部50を取り付け板16の板状部1602の下面に臨ませる。
次いで、ばね部材40の各ベース用取付片部50のボス挿通孔5004に取り付け板16の各ボス1608を挿通させて位置決めし、この状態で各ベース用取付片部50の縁部とその縁部に臨む板状部1602の下面箇所との間、および、各ベース用取付片部50のボス挿通孔5004周辺箇所とボス挿通孔5004から突出した各ボス1608との間を半田付けすることでばね部材40が取り付け板16に取着される。
図2、図8に示すように、支持ブロック用取付片部42の各取り付け孔4202が支持ブロック3に設けられた不図示のボスに挿通されて位置決めされ、その状態で支持ブロック3と支持ブロック用取付片部42が接着剤によって接着される。
図3〜図5、図16〜図20に示すように、取り付け板16の各起立片1604がベース20の各側壁2204に臨むように各側壁2204の切り欠き2206内に位置させ、その状態で、互いに対向する各起立片1604の縁部と切り欠き2206の縁部との間を半田付け(あるいは接着)によって接続することでなされる。
このように、ベース20の側壁2202が、底壁2204から起立するに従い支持ブロック収容部22の外側に次第に遠のくように傾斜して形成され、この傾斜した側壁2202の切り欠き2206に取り付け板16の起立片1604を収容して配置したので、ベース20の各側壁2202の外側の下部寄りの箇所にはスペースが確保される。
したがって、このスペースに他の部材を配置することで光ディスク装置101の小型化を図る上で有利となる。
また、光ピックアップ104を調整する調整治具を前記スペースを利用して光ピックアップ104の内部に挿入することができ様々な調整作業の効率化を図る上で有利となる。
また、各起立片1604が各側壁2204の切り欠き2206内に配置された状態で、各起立片1604の上縁と切り欠き2206の上縁との間には、図20に示すように、隙間2207が確保されており、したがって、この隙間2207を利用して、光ピックアップ104を調整する調整治具を光ピックアップ104の内部に挿入することができ様々な調整作業の効率化を図る上で有利となる。
そして、本実施例では、支持ブロック3と取り付け板16と前記2つの脚片部46で4節リンク機構が構成され、弾性片部44,48は、支持ブロック3を、前記チルト角が零となる中立位置に付勢している。
図2、図8に示すように、マグネット51は、トラッキング方向Xに長さを有しフォーカス方向Zに厚さを有する矩形板状を呈し、長さ方向の一側にS極が位置し、他側にN極が位置する二極着磁マグネットとして構成されている。
マグネット51は、取り付け板16の上面に接着剤によって接着されこれによりマグネット51は取り付け板16およびベース20に一体的に取着されている。
ボイスコイル52は、フォーカス方向Zに延在する中心線を中心に巻回され、支持ブロック3が前記中立位置に位置した状態で、ボイスコイル52の前記中心線がマグネット51の中心箇所とほぼ一致するように、支持ブロック3がマグネット51に臨む箇所に接着により取着されている。
したがって、ボイスコイル52にチルト角制御用の駆動信号(電気信号)が供給されることにより、ボイスコイル52に磁界が発生しこのボイスコイル52の磁界とマグネット51の磁界との磁気相互作用により、支持ブロック3のチルト角を変化させる方向の力が発生し支持ブロック3に前記チルト角を変化させる方向の力が作用する。
レンズホルダ2のトラッキング方向Xの両側にはそれぞれ高さ方向に間隔をおいて2つのワイヤ支持部8が設けられている。
そして、トラッキング方向Xの一側において、支持ブロック3の2つのワイヤ支持部14と、レンズホルダ2の2つのワイヤ支持部8とは、それぞれサスペンションワイヤ6a、6bで連結されている。同様に、支持ブロック3の2つのワイヤ支持部14と、レンズホルダ2の2つのワイヤ支持部8とは、それぞれサスペンションワイヤ6c、6dで連結されている。各サスペンションワイヤ6a〜6dは導電性および弾性を有する材質で構成されている。
レンズホルダ2は、これら4つのサスペンションワイヤ6a〜6dを介して支持ブロック3に連結されることで、前記チルト角を変えずに、光ディスク102の厚さ方向であるフォーカス方向Zと光ディスク102の半径方向であるトラッキング方向Xとに移動可能に支持されている。
本実施例では、図8に示すように、2つの脚片部46は、各脚片部46の延在方向に沿った中心線を対物レンズ7方向に延長させた仮想線Lの交点Pと、対物レンズ7の主点Sとがほぼ一致するように構成されている。
これにより、支持ブロック3は前述した仮想線Lの交点Pを中心に揺動され、したがって、対物レンズ7はその主点Sを中心として前記ラジアル方向のチルト角が変化する方向に揺動される。本実施例では、交点Pが特許請求の範囲の第1の仮想中心に相当している。
本実施例では、フォーカスコイル10およびトラッキングコイル11は例えばプリントコイルなどからなる扁平コイルで構成されている。
2つのフォーカスコイル10と2つのトラッキングコイル11は、図6に示すように、前記タンジェンシャル方向Yにおいて互いに対向するレンズホルダ2の端面箇所にそれぞれトラッキング方向Xに沿って間隔をおいて並べられ、2つのフォーカスコイル10は対物レンズ7の光軸を中心として互いに線対称となる箇所に位置し、2つのトラッキングコイル11は対物レンズ7の光軸を中心として互いに線対称となる箇所に位置している。
なお、サスペンションワイヤ6a、6bのレンズホルダ2側の端部はフォーカスコイル10に設けられた接続端子に半田付けなどで接続されている。同様に、サスペンションワイヤ6c、6dのレンズホルダ2側の端部はトラッキングコイル11に設けられた接続端子に半田付けなどで接続されている。
ヨークベース18は、フォーカス方向Zでレンズホルダ2とベース20との間の箇所に配設されている。
ヨークベース18とヨークベース収容部24には、図7に示すように、対物レンズ7の光軸が通る部分に開口1802,2002がそれぞれ設けられている。
ヨークベース18のタンジェンシャル方向の両側には一対のヨーク18aが立設され、各ヨーク18aの互いに対向する面にはフォーカスコイル10とトラッキングコイル11に臨むように一対のマグネット19が取着されている。
したがって、フォーカスコイル10に駆動信号が供給されることにより、フォーカスコイル10に発生した磁界と各マグネット19の磁界との磁気相互作用によってレンズホルダ2がフォーカス方向Zに動かされ、トラッキングコイル11に駆動信号が供給されることにより、トラッキングコイル11に発生した磁界と各マグネット19の磁界との磁気相互作用によってレンズホルダ2がトラッキング方向Xに動かされる。
本実施例では、サスペンションワイヤ6a〜6dによって、支持ブロック3とレンズホルダ2とを連結し支持ブロック3に対してレンズホルダ2をフォーカス方向Zとトラッキング方向Yとに移動可能に支持する第1の支持手段が構成されている。
また、フォーカスコイル10、ヨークベース18、マグネット19によってレンズホルダ2をフォーカス方向Zに動かす第1の駆動手段が構成されている。
また、トラッキングコイル11、ヨークベース18、マグネット19によってレンズホルダ2をトラッキング方向Xに動かす第2の駆動手段が構成されている。
ボイスコイル52と、サスペンションワイヤ6a、6b、6c、6dの支持ブロック3側の端部は、プリント基板15の導電パターン1502(図4)に半田付けにより接続され、これによりプリント基板15はサスペンションワイヤ6a、6b、6c、6dを介して支持ブロック3に取着される。
このプリント基板15の導電パターン1502には、図13に示すように、フレキシブル基板70が接続され、導電パターン1502とサーボ制御部109とが接続されている。
したがって、フォーカスコイル10に、サスペンションワイヤ6a、6bを介してサーボ制御部109からのフォーカス用の駆動信号が供給され、トラッキングコイル11に、サスペンションワイヤ6c、6dを介してサーボ制御部109からのトラッキング用の駆動信号が供給され、ボイスコイル52に、プリント基板15を介してサーボ制御部109からのチルト用の駆動信号が供給される。
図11に示すように、前記チルト角の変化の度合いは、ボイスコイル52に発生する磁界の方向と磁界の大きさによって決定され、言い換えると、ボイスコイル52にサーボ制御部109から供給される前記チルト角制御用の駆動信号の極性と大きさによって決定される。
フレキシブル基板70の長さ方向に一端にはプリント基板15の輪郭よりも小さい輪郭を有するほぼ長方形状の基板用接続部71が形成されている。
基板用接続部71の一方の長辺にはこの長辺と直交する方向に延出する第1延在部72が突設されている。
第1延在部72は屈曲部を介して第1延在部72の延在方向と直交する方向に延在する第2延在部73に接続され、第2延在部73は基板用接続部71と平行して直線状に延在している。
第2延在部73の先端には、第2延在部73の延在方向と直交し基板用接続部71から離れる方向に延在する第3延在部74が接続され、第3延在部74の先端には第4延在部75が接続され、第4延在部75に接続するフレキシブル基板70の長さ方向の他端は、光ディスク装置101の筐体内の移動しない箇所に設けられたサーボ制御部109に接続されている。
第3延在部74は、第3延在部74の幅方向の中間部で長さ方向に延在するスリット7402と、スリット7402の両側においてスリット7402が形成されていない部分(第2延在部73および第4延在部75)よりも小さい幅で長さ方向に延在する細幅部7404で構成され、第3延在部74の剛性が弱められている。
本実施例では、スリット7402は幅方向に間隔をおいて2つ設けられ、細幅部7404は3つ設けられている。
図7、図18に示すように、ベース20のねじ挿通孔2020にねじ2102を挿通してマウント部材60のねじ孔(不図示)に螺合するとともに、ベース20のねじ孔2022にマウント部材60側から突出するねじ(不図示)を螺合することでなされる。
なお、図20に示すように、ねじ2102の頭部とベース20の底壁2202との間にはベース20の底壁2202をマウント部材60の上面箇所に当接する方向に付勢するコイルばね2104が配設されており、前記ベース20のねじ孔2022に螺合するマウント部材60側から突出するねじを回すことにより、ベース20の傾き、すなわち、タンジェンシャル方向のチルト角が調整可能に構成されている。
タンジェンシャル方向のチルト角とは、対物レンズ7の光軸と、該光軸を通り光ディスク102の接線方向(タンジェンシャル方向Y)に延在する仮想線とのなす角度が90度に対してずれている差分の角度をいう。
また、第2延在部73とこの第2延在部73に接続する第3延在部74の端部は、トラッキング方向Xとタンジェンシャル方向Yを含む面上を延在している。より詳細には、第2延在部73はトラッキング方向Xと平行する方向に延在している。
また、第3延在部74はトラッキング方向Xとフォーカス方向Zを含む面に対して平行な面上を延在している。より詳細には、第3延在部74は、フォーカス方向Zと平行する方向に延在している。
また、基板用接続部71がプリント基板15に取着された状態で、図14に示すように、境目7002がタンジェンシャル方向Yから見て前述した仮想線Lの交点Pおよび対物レンズ7の主点Sの近傍に位置している。
また、基板用接続部71がプリント基板15に取着された状態で、フレキシブル基板70の第2延在部73がトラッキング方向Xと平行に延在しているので、支持ブロック3がチルト角度を変化する方向に揺動された場合に、第2延在部73が撓みやすくなっており、支持ブロック3に作用するフレキシブル基板70の反力を第2延在部73により抑制することが可能となる。
さらに、基板用接続部71がプリント基板15に取着された状態で、第1延在部72と基板用接続部71との境目7002がタンジェンシャル方向Yから見て仮想線Lの交点Pの近傍に位置しているので、あるいは、対物レンズ7の主点Sの近傍に位置しているので、支持ブロック3がチルト角度を変化する方向に揺動された場合に、境目7002の部分の移動量を小さなものとすることができるため、支持ブロック3に作用するフレキシブル基板70の反力を抑制することが可能となる。
このように支持ブロック3がチルト角度を変化する方向に揺動された場合に、支持ブロック3に作用するフレキシブル基板70の反力を抑制することによって、駆動手段5によって発生させる支持ブロック3を前記チルト角を変化させる方向の力がより少ないもので済む。
したがって、ボイスコイル52に供給する駆動信号の電流を抑制でき消費電力を低減する上で有利となる。
Claims (18)
- ベースと、
前記ベース上に設けられた支持ブロックと、
前記ベース上に設けられ光源から出射された光ビームを集光して光ディスクに照射する対物レンズを保持するレンズホルダと、
前記支持ブロックとレンズホルダとを連結し前記支持ブロックに対して前記レンズホルダをフォーカス方向とトラッキング方向とに移動可能に支持する第1の支持手段と、
前記ベースと前記支持ブロックとを連結しラジアル方向のチルト角が変化する方向に前記ベースに対して前記支持ブロックを移動可能に支持する第2の支持手段と、
前記レンズホルダをフォーカス方向に動かす第1の駆動手段と、
前記レンズホルダをトラッキング方向に動かす第2の駆動手段と、
前記支持ブロックを、前記ラジアル方向のチルト角が変化する方向に動かす第3の駆動手段と、
前記第1乃至第3駆動手段に電気信号を供給するフレキシブル基板とを備え、
前記フレキシブル基板は長さと、この長さと直交する方向の幅を有し、
前記フレキシブル基板は前記長さ方向の一端が前記支持ブロックに取着され、
前記支持ブロックから離れた箇所を延在する前記フレキシブル基板の長さ方向の中間の部分は、幅方向の中間部で前記長さ方向に延在するスリットと、前記スリットの両側において前記スリットが形成されていない部分よりも小さい幅で前記長さ方向に延在する細幅部とで構成されている、
ことを特徴とする光ピックアップ。 - 前記スリットと細幅部で構成された前記フレキシブル基板の部分は、前記フォーカス方向と平行する方向に延在していることを特徴とする請求項1記載の光ピックアップ。
- 前記スリットは幅方向に間隔をおいて2つ以上設けられ、前記細幅部は3つ以上設けられていることを特徴とする請求項1記載の光ピックアップ。
- 前記スリットと細幅部とで構成された前記フレキシブル基板の長さ方向の中間の部分は、他の部分よりも大きな幅で構成されていることを特徴とする請求項1記載の光ピックアップ。
- ベースと、
前記ベース上に設けられた支持ブロックと、
前記ベース上に設けられ光源から出射された光ビームを集光して光ディスクに照射する対物レンズを保持するレンズホルダと、
前記支持ブロックとレンズホルダとを連結し前記支持ブロックに対して前記レンズホルダをフォーカス方向とトラッキング方向とに移動可能に支持する第1の支持手段と、
前記ベースと前記支持ブロックとを連結しラジアル方向のチルト角が変化する方向に前記ベース上において第1の仮想中心を中心に前記支持ブロックを揺動可能に支持する第2の支持手段と、
前記レンズホルダをフォーカス方向に動かす第1の駆動手段と、
前記レンズホルダをトラッキング方向に動かす第2の駆動手段と、
前記支持ブロックを、前記ラジアル方向のチルト角が変化する方向に動かす第3の駆動手段と、
前記第1乃至第3駆動手段に電気信号を供給するフレキシブル基板とを備え、
前記フレキシブル基板は、前記支持ブロックに取着される接続部と、この接続部から突設され前記支持ブロックから離れた箇所を延在する延在部を有し、
前記接続部と延在部の境目は、タンジェンシャル方向から見て前記第1の仮想中心の近傍に位置している、
ことを特徴とする光ピックアップ。 - 前記第1の仮想中心と前記対物レンズの主点とはほぼ一致していることを特徴とする請求項5記載の光ピックアップ。
- ベースと、
前記ベース上に設けられた支持ブロックと、
前記ベース上に設けられ光源から出射された光ビームを集光して光ディスクに照射する対物レンズを保持するレンズホルダと、
前記支持ブロックとレンズホルダとを連結し前記支持ブロックに対して前記レンズホルダをフォーカス方向とトラッキング方向とに移動可能に支持する第1の支持手段と、
前記ベースと前記支持ブロックとを連結しラジアル方向のチルト角が変化する方向に前記ベースに対して前記支持ブロックを移動可能に支持する第2の支持手段と、
前記レンズホルダをフォーカス方向に動かす第1の駆動手段と、
前記レンズホルダをトラッキング方向に動かす第2の駆動手段と、
前記支持ブロックを、前記ラジアル方向のチルト角が変化する方向に動かす第3の駆動手段と、
前記第1乃至第3駆動手段に電気信号を供給するフレキシブル基板とを備え、
前記フレキシブル基板は、前記支持ブロックに取着される接続部と、この接続部から突設され前記支持ブロックから離れた箇所を延在する延在部を有し、
前記延在部は前記トラッキング方向と平行する方向に延在している、
ことを特徴とする光ピックアップ。 - 前記延在部は前記トラッキング方向とタンジェンシャル方向を含む面に対して平行する面上を延在していることを特徴とする請求項7記載の光ピックアップ。
- 前記接続部は前記トラッキング方向とフォーカス方向を含む面に対して平行する面上を延在していることを特徴とする請求項7記載の光ピックアップ。
- 前記ラジアル方向のチルト角は、前記対物レンズの光軸と、該光軸を通り光ディスクの半径方向に延在する仮想線とのなす角度が90度に対してずれている差分の角度であることを特徴とする請求項1または5または7記載の光ピックアップ。
- 前記フォーカス方向は、前記光ディスクの厚さ方向であり、前記トラッキング方向は、前記光ディスクの半径方向であることを特徴とする請求項1または5または7記載の光ピックアップ。
- 前記タンジェンシャル方向は、前記光ディスクの接線方向であることを特徴とする請求項5または8記載の光ピックアップ。
- 前記第1の支持手段は、前記対物レンズの光軸と、該光軸を通り光ディスクの半径方向に延在する仮想線とのなす角度が90度に対してずれている差分の角度をラジアル方向のチルト角とした場合に、前記レンズホルダを前記チルト角を変えずに前記フォーカス方向と前記トラッキング方向とに移動可能に支持することを特徴とする請求項1または5または7記載の光ピックアップ。
- 前記ベースは筐体内において前記トラッキング方向に移動可能に設けられており、前記フレキシブル基板の長さ方向の他端は前記筐体内の移動しない箇所に取着されていることを特徴とする請求項1記載の光ピックアップ。
- 前記ベースは筐体内において前記トラッキング方向に移動可能に設けられており、前記接続部は、前記フレキシブル基板の長さ方向の一端に形成され、前記フレキシブル基板の長さ方向の他端は前記筐体内の移動しない箇所に取着されていることを特徴とする請求項5または7記載の光ピックアップ。
- 光ディスクを保持して回転駆動する駆動手段と、
前記駆動手段によって回転駆動する光ディスクに対し光源から記録及びまたは再生用の光ビームを照射し、前記照射された光ビームの前記光記録媒体での反射光による反射光ビームを検出する光ピックアップとを有する光ディスク装置であって、
前記光ピックアップは、
ベースと、
前記ベース上に設けられた支持ブロックと、
前記ベース上に設けられ前記光源から出射された光ビームを集光して光ディスクに照射する対物レンズを保持するレンズホルダと、
前記支持ブロックとレンズホルダとを連結し前記支持ブロックに対して前記レンズホルダをフォーカス方向とトラッキング方向とに移動可能に支持する第1の支持手段と、
前記ベースと前記支持ブロックとを連結しラジアル方向のチルト角が変化する方向に前記ベースに対して前記支持ブロックを移動可能に支持する第2の支持手段と、
前記レンズホルダをフォーカス方向に動かす第1の駆動手段と、
前記レンズホルダをトラッキング方向に動かす第2の駆動手段と、
前記支持ブロックを、前記ラジアル方向のチルト角が変化する方向に動かす第3の駆動手段と、
前記第1乃至第3駆動手段に電気信号を供給するフレキシブル基板とを備え、
前記フレキシブル基板は長さと、この長さと直交する方向の幅を有し、
前記フレキシブル基板は前記長さ方向の一端が前記支持ブロックに取着され、
前記支持ブロックから離れた箇所を延在する前記フレキシブル基板の長さ方向の中間の部分は、幅方向の中間部で前記長さ方向に延在するスリットと、前記スリットの両側において前記スリットが形成されていない部分よりも小さい幅で前記長さ方向に延在する細幅部とで構成されている、
ことを特徴とする光ディスク装置。 - 光ディスクを保持して回転駆動する駆動手段と、
前記駆動手段によって回転駆動する光ディスクに対し光源から記録及びまたは再生用の光ビームを照射し、前記照射された光ビームの前記光記録媒体での反射光による反射光ビームを検出する光ピックアップとを有する光ディスク装置であって、
前記光ピックアップは、
ベースと、
前記ベース上に設けられた支持ブロックと、
前記ベース上に設けられ前記光源から出射された光ビームを集光して光ディスクに照射する対物レンズを保持するレンズホルダと、
前記支持ブロックとレンズホルダとを連結し前記支持ブロックに対して前記レンズホルダをフォーカス方向とトラッキング方向とに移動可能に支持する第1の支持手段と、
前記ベースと前記支持ブロックとを連結しラジアル方向のチルト角が変化する方向に前記ベース上において第1の仮想中心を中心に前記支持ブロックを揺動可能に支持する第2の支持手段と、
前記レンズホルダをフォーカス方向に動かす第1の駆動手段と、
前記レンズホルダをトラッキング方向に動かす第2の駆動手段と、
前記支持ブロックを、前記ラジアル方向のチルト角が変化する方向に動かす第3の駆動手段と、
前記第1乃至第3駆動手段に電気信号を供給するフレキシブル基板とを備え、
前記フレキシブル基板は、前記支持ブロックに取着される接続部と、この接続部から突設され前記支持ブロックから離れた箇所を延在する延在部を有し、
前記接続部と延在部の境目は、タンジェンシャル方向から見て前記第1の仮想中心の近傍に位置している、
ことを特徴とする光ディスク装置。 - 光ディスクを保持して回転駆動する駆動手段と、
前記駆動手段によって回転駆動する光ディスクに対し光源から記録及びまたは再生用の光ビームを照射し、前記照射された光ビームの前記光記録媒体での反射光による反射光ビームを検出する光ピックアップとを有する光ディスク装置であって、
前記光ピックアップは、
ベースと、
前記ベース上に設けられた支持ブロックと、
前記ベース上に設けられ前記光源から出射された光ビームを集光して光ディスクに照射する対物レンズを保持するレンズホルダと、
前記支持ブロックとレンズホルダとを連結し前記支持ブロックに対して前記レンズホルダをフォーカス方向とトラッキング方向とに移動可能に支持する第1の支持手段と、
前記ベースと前記支持ブロックとを連結しラジアル方向のチルト角が変化する方向に前記ベースに対して前記支持ブロックを移動可能に支持する第2の支持手段と、
前記レンズホルダをフォーカス方向に動かす第1の駆動手段と、
前記レンズホルダをトラッキング方向に動かす第2の駆動手段と、
前記支持ブロックを、前記ラジアル方向のチルト角が変化する方向に動かす第3の駆動手段と、
前記第1乃至第3駆動手段に電気信号を供給するフレキシブル基板とを備え、
前記フレキシブル基板は、前記支持ブロックに取着される接続部と、この接続部から突設され前記支持ブロックから離れた箇所を延在する延在部を有し、
前記延在部は前記トラッキング方向と平行する方向に延在している、
ことを特徴とする光ディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005011539A JP2006202380A (ja) | 2005-01-19 | 2005-01-19 | 光ピックアップおよび光ディスク装置 |
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JP2005011539A JP2006202380A (ja) | 2005-01-19 | 2005-01-19 | 光ピックアップおよび光ディスク装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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- 2005-01-19 JP JP2005011539A patent/JP2006202380A/ja active Pending
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