JPH0748625Y2 - ホースの巻取機 - Google Patents

ホースの巻取機

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JPH0748625Y2
JPH0748625Y2 JP1990055056U JP5505690U JPH0748625Y2 JP H0748625 Y2 JPH0748625 Y2 JP H0748625Y2 JP 1990055056 U JP1990055056 U JP 1990055056U JP 5505690 U JP5505690 U JP 5505690U JP H0748625 Y2 JPH0748625 Y2 JP H0748625Y2
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JP
Japan
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side plates
hose
winder
stabilizer
drum
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JP1990055056U
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JPH0414265U (ja
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壽雄 高城
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壽雄 高城
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、転倒を防止することができるホース巻取機に
関する。
(ロ) 従来の技術 従来、家庭等において、花壇への散水に利用される延長
用ホースは、ホース巻取機に巻き取って収納されてい
る。
かかるホース巻取機は、巻取機本体に、ドラムを回転自
在に取付け、同ドラムにホースを巻取可能に構成されて
いる。
そして、ホース巻取機は、地面に載置して、ホースの一
端部を引き出すことにより、ドラムよりホースを容易に
解舒することができる。
また、ドラムの側部には、同ドラムを回転させるハンド
ルを設けており、同ハンドルによって、ドラムを回転さ
せることにより、解舒したホースを容易に巻き取ること
ができるようにしている。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 ところが、上記のホース巻取機は、以下のような欠点を
有していた。
即ち、ホース巻取機からホースを解舒する場合は、ドラ
ムを軸支した巻取機本体を地面に載置して、ドラムに巻
き付いたホースの一端を引き出しているが、同巻取機本
体は、地面との接地面積を小さくしている為に、巻取機
本体が移動したり、或いは転倒して、円滑な作業を行う
ことができなかった。
そこで、ホースを解舒する場合は、地面に載置した巻取
機本体を片手で押えて固定し、そして、一方の手でホー
スを引き出して、巻取機本体の移動を防止していた。
しかし、かかるホースの解舒操作は、無理な姿勢で行う
為に、非常に煩雑なものであった。
そこで、実開平2-40764号に開示されているように架台
の前後方向にペダルを上方に回動可能に取付けて、ペダ
ルを足で踏んで固定してリール操作を行うようにしたも
のであったが、これは、ペダルの取付部分が上方に回動
し、かつ左右側板の間に介設されているものであるため
リール操作時にペダルを踏んでいても、架台がペダルと
の枢支部を中心に前後に傾動することになり、確実な安
定が行い難い欠点を有していた。
本考案は、上記の課題を解決することができるホース巻
取機を提供することを目的とする。
(ニ) 課題を解決するための手段 本考案では、左右側板の前後下端に連結パイプを介設す
ることにより左右側板を一定間隔で保持配設すると共
に、左右側板の中心部間にドラムを回転自在に架設して
該ドラムに延長ホースを巻取り、解舒自在に巻回して巻
取機本体を構成し、更には、左右側板の下端縁部で連結
パイプ間に、転倒防止用の方形状の安定板を左右側方に
引出し、収納自在に配設し、収納時には、左右側板の連
結パイプ間に収納されるべく構成してなるホース巻取機
を提供せんとするものである。
また、本考案は、左右側板の前後下端に連結パイプを介
設することにより左右側板を一定間隔で保持配設すると
共に、左右側板の中心部間にドラムを回転自在に架設し
て該ドラム上に延長ホースを巻取り、解舒自在に巻回し
て巻取機本体を構成し、更には、左右側板の下端縁部で
連結パイプ間に、転倒防止用の方形状の安定板を水平状
態から下向きに回動自在に枢支し、安定板使用時には、
左右側板の外側方に水平状態に回動保持し、安定板収納
時には下方に回動して左右側板の連結パイプ間に収納す
べく構成してなるホース巻取機を提供せんとするもので
ある。
(ホ) 作用及び効果 本考案では、ホース巻取機を接地面に載置して、ドラム
からホースを解舒する際に、同ホース巻取機に収納した
安定板を左右側方向に引き出すことにより、他面との接
地面積を大きくし、ホース巻取機を接地面に安定させ
て、ホースを引張っても、同巻取機の転倒を防止するこ
とができる。
また、ホース巻取機に収納した安定板を回転させること
により、同安定板を左右側方向に引き出すこともでき
る。
このように、本考案によれば、方形状の安定板によって
ホース巻取機を接地面に安定させて、転倒しないように
し、ホースの解舒操作を容易に行うことができる。
さらに、ホース巻取機を使用しない場合は、安定板を左
右側板の連結パイプ間のホース巻取機内に収納すること
ができ、ホース巻取機をコンパクトとし、その収納をも
容易に行うことができる。
特に、これらの安定板は、安定板の基端を中心に巻取機
本体が左右側方に傾動することを防止でき、更には安定
板が左右側板に突設されるため、ホースの解舒作業時に
も安定機能をより多く発揮できる効果がある。
(ヘ) 実施例 本考案の実施例を図面にもとづき詳説すれば、第1図の
正面図において、1は本考案に係るホース巻取機を示
し、同巻取機1は、接地面に載置可能とする巻取機本体
2と、延長ホース3を巻き取るドラム4とより構成され
ている。
かかる巻取機本体2は、第1図及び第2図に示すよう
に、略L字状に形成した左右側板5,6を一定の間隔をあ
けて配設し、その間に連結パイプ7,8,9を介して連結さ
れている。特に連結パイプ8,9は左右側板5,6の前後下端
に介設されている。
また、かかる左右側板5,6の中心部には、ドラム4を回
転自在に取付けており、同ドラム4は、左右のガイド板
10,11の間に、小径状とした巻取筒体12を設け、同筒体1
2に延長ホース3を巻取り、解舒自在に巻き取るもので
ある。
すなわち、ドラム4は、ガイド板10,11の中心部に左右
側回転軸13,14を突設し、巻取機本体2の左右側板5,6に
設けた回転孔に、同回転軸13,14を介して回転可能に構
成している。
また、ドラム4には、延長ホース3を巻き取る為のハン
ドル16を取付けており、同ハンドル16によって延長ホー
ス3の巻取操作を容易に行うようにしている。
かかるハンドル16は、第1図及び第2図に示すように、
右側回転軸14内に、その基端部を嵌入してドラム4と連
動可能としている。
従って、ハンドル16の操作によって、ドラム4を回転さ
せて、同ドラム4の回転により、その周面に延長ホース
3を巻き取ることができる。
さらに、本考案では、ホース巻取機1の左右側板5,6の
下端縁部で連結パイプ8,9の間に、転倒を防止する為の
幅広状とした方形状の安定板17を張出し、及び収納自在
に設け、同安定板17を左右側板5,6の左右側方に張出さ
せることによってホース巻取機1を安定状態に載置する
ようにしている。
即ち、第1図〜第3図に示すように、左右側板5,6の下
縁部には、横長状の収納用凹部18を設け、該凹部18に、
安定板17を摺動自在に取付け、同安定板17を左右側板5,
6間の空間内に収納している。
かかる安定板17は、第3図及び第4図に示すように、幅
広状のプレート17aをテーパ状に形成しており、そのプ
レート17aの側面に、嵌合用溝20を設けている。
また、収納用凹部18の左右内側面18aには、第5図に示
すように、嵌合用突部21を設けて、同突部21にプレート
17aの嵌合用溝20を取付け、プレート17aをスライド自在
に構成している。
かかる構成によって、ホース巻取機1を使用しない場
合、安定板17を左右側板5,6の連結パイプ8,9間の空間内
に収納しており、同ホース巻取機1を使用する場合に
は、安定板17を左右側板5,6より引き出して、張り出し
た状態で使用するものである。
しかも、嵌合用溝20は、安定板17の傾斜面17bに沿って
設けられており、左右側板5,6間の空間内に収納した際
に、同安定板17を上方に持ち上げた状態とし、接地面と
の接触を防止している。
なお、23は安定板17の後部に設けた係合用フックを示
し、同フック23を左右側板5,6の内側面5a,6aに係合させ
て、安定板17が左右側板5,6より外れないようにしてい
る。
また、他の実施例としては、収納用凹部18の左右内側面
18aに、嵌合用溝20を設けるとともに、プレート17aの側
面に、嵌合用突部21を設けて、安定板17をスライド自在
に構成することも可能としている。
また、第7図は、ホース巻取機1の安定板17の第2実施
例を示しており、左右側板5,6の下端縁部には、安定板1
7の一側端部を回動自在に枢支連結している。
即ち、第7図〜第11図に示すように、安定板17の後側部
には、左右の枢支用突起部25を設けるとともに、左右側
板5,6の下縁部には、同突起部25が装着する為の枢支用
凹部26を設けている。
そして、左右側板5,6の枢支用凹部26に、安定板17の枢
支用突起部25を装着して、その装着部に枢支ピン27を介
して安定板17を回動自在としている。
しかも、安定板17を使用する際に、この枢支用突起部25
が枢支用凹部26の上面に係合して、安定板17を左右側板
5,6の外側方に水平状態に保持することができる。
一方、左右側板5,6間の空間内に安定板17を収納する際
には、安定板17を反転させ、その傾斜面17bを下方に向
けることにより、接地面との接触を防止している。
かかる構成によって、ホース巻取機1を使用しない場合
は、安定板17を左右側板5,6内に収納しており、同ホー
ス巻取機1を使用する場合には、安定板17を枢支部を中
心にして水平状態に回転させて、左右側板5,6に張り出
した状態とし、その状態で地面に載置するものである。
以上述べてきたように、本考案の実施例は、以下のよう
な作用・効果を有している。
本考案では、ホース巻取機1を接地面に載置して、ドラ
ム4からホース3を解舒する際に、同ホース巻取機1に
収納した安定板17を引き出すことにより、接地面積を大
きくし、ホース巻取機1を安定させて、ホース3を引張
っても、同巻取機1の転倒を防止することができる。
また、ホース巻取機1に収納した安定板17を回転させる
ことにより、同安定板17を引き出すこともできる。
このように、本考案によれば、安定板17によってホース
巻取機1を接地面に安定させて、転倒しないようにし、
ホース3の解舒操作を容易に行うことができる。
特に、安定板が左右側板の外側方に張出しているため、
巻取機本体が左右側方に傾動するおそれがなく、また、
安定板が左右側板の左右側方に突出するものでるため、
ホースの解舒作業にも巻取機本体が前後左右方向に傾動
しにくく、安定したホース解舒作業を行える。
さらに、ホース巻取機1を使用しない場合は、安定板17
をホース巻取機1内に収納することができ、ホース巻取
機1をコンパクトとし、その収納をも容易に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るホース巻取機の正面図、第2図は
ホース巻取機の側面図、第3図はホース巻取機の平面
図、第4図は安定板の斜視図、第5図及び第6図は安定
板の断面図、第7図及び第8図は安定板の第2実施例を
具備するホース巻取機の正面図及び側面図、第9図は同
ホース巻取機の平面図、第10図及び第11図は安定板の断
面図である。 図中、 1:ホース巻取機 4:ドラム 5,6:左右側板 17:安定板

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右側板(5),(6)の前後下端に連結
    パイプ(8),(9)を介設することにより左右側板
    (5),(6)を一定間隔で保持配設すると共に、左右
    側板(5),(6)の中心部間にドラム(4)を回転自
    在に架設して該ドラム(4)に延長ホースを巻取り、解
    舒自在に巻回して巻取機本体を構成し、更には、左右側
    板(5),(6)の下端縁部で連結パイプ(8),
    (9)間に、転倒防止用の方形状の安定板(17)を左右
    側方に引出し、収納自在に配設し、収納時には、左右側
    板(5),(6)の連結パイプ(8),(9)間に収納
    されるべく構成してなるホース巻取機。
  2. 【請求項2】左右側板(5),(6)の前後下端に連結
    パイプ(8),(9)を介設することにより左右側板
    (5),(6)を一定間隔で保持配設すると共に、左右
    側板(5),(6)の中心部間にドラム(4)を回転自
    在に架設して該ドラム(4)に延長ホースを巻取り、解
    舒自在に巻回して巻取機本体を構成し、更には、左右側
    板(5),(6)の下端縁部で連結パイプ(8),
    (9)間に、転倒防止用の方形状の安定板(17)基部を
    水平状態から下向きに回動自在に枢支し、安定板(17)
    使用時には、左右側板(5),(6)の外側方に水平状
    態に回動保持し、安定板(17)収納時には下方に回動し
    て左右側板(5),(6)の連結パイプ(8),(9)
    間に収納すべく構成してなるホース巻取機。
JP1990055056U 1990-05-25 1990-05-25 ホースの巻取機 Expired - Lifetime JPH0748625Y2 (ja)

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JPH0414265U JPH0414265U (ja) 1992-02-05
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JP5664997B2 (ja) * 2010-08-12 2015-02-04 豊晴 松本 ホースリール

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