JP2566275Y2 - リールドラム - Google Patents

リールドラム

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JP2566275Y2
JP2566275Y2 JP1989069470U JP6947089U JP2566275Y2 JP 2566275 Y2 JP2566275 Y2 JP 2566275Y2 JP 1989069470 U JP1989069470 U JP 1989069470U JP 6947089 U JP6947089 U JP 6947089U JP 2566275 Y2 JP2566275 Y2 JP 2566275Y2
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JP
Japan
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handle
frame
rotary core
reel drum
arm portion
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JP1989069470U
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Inventor
康彦 藤田
Original Assignee
株式会社 フジマック
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は中空ホースや絶縁被覆電線等の長尺線材を巻
取るリールドラムに関し、詳細にはリールドラムが正立
姿勢及び転倒姿勢のいずれの状態であっても回転芯が回
転できる様に保持されて線材の巻ほどきをスムーズに行
なうことのできるリールドラムに関するものである。
〔従来の技術〕
第6図は高圧エアホース用のリールドラムの従来例を
示す説明図であり、フレームF内に回転芯1がフラット
板3を介して回転自在に枢支され、該回転芯の両端部に
はフランジ部2,2が形成され、該フランジ部2,2の間に前
記ホースが巻取り収納できる様に構成される。一方前記
回転芯の枢軸4にはハンドル6が取付けられ、該ハンド
ル6を回動することによって、上記ホースHを巻取り又
は巻戻しする様に構成されている。尚巻き戻し時にはホ
ースHの引出しによってハンドル6が被動的に回転する
ものである。
[考案が解決しようとする課題] ところが上記構造のリールドラムにおいては図例の様
な正立姿勢のときのみ回転芯1を回転できる様に構成さ
れており、鎖線矢印に示す如くリールドラム全体が転倒
してしまうと、枢軸4又はハンドル6が床面に当り、ハ
ンドル6の回転ができなくなると、ホースHの巻取りは
おろか、ホースHを引張って回転芯上に巻取られたホー
スを巻ほどくこともできなくなってしまう。例えばホー
スHの巻ほどき作業を行なうに当たっては、作業者がホ
ースHの巻ほどき先端を持ってホース移動先へ移動する
ことがある。この場合リールドラム側は無人となり、フ
レームFを床面に押え付けて固定しておくことができな
いから、ホースHの引出し力によってリールドラムの転
倒を招くことがあり、このときはハンドル6が回転でき
なくなり、ホースHの巻ほどきが中断されてしまう。
そこで本考案者らはリールドラムが転倒した場合でも
長尺線材(ホースや被覆電線類等)を巻ほどきできる様
なリールドラムを提供する目的で工夫を重ね、本考案を
完成した。
[課題を解決するための手段] 本考案は、線材巻取用の両ブランジ型の回転芯と、該
回転芯全体を収納する篭状のフレームと、該フレームか
ら延設されフレームの内側で回転芯両側を支持する支持
部と、アーム部及びそのアーム部の一方端部に設けられ
る取手部からなり、アーム部の他方端部が、支持部より
外側で且つフレームより内側の位置で回転芯の端部に挿
設されているハンドルと、該ハンドルにおける少なくと
も取手部を、回転芯のフランジ面と略平行な状態でフレ
ームの内側に格納される位置とフレームから外側に突出
する位置とに回動し得るハンドル可動部と、を備えたリ
ールドラムである。
[作用及び実施例] 第1図は本考案の代表的な実施例を示す正面図、第2
図は第1図のII方向からの矢視側面図である。リールド
ラムを構成する主要部材は第6図の例と同様であり、回
転芯1を枢支する枢支軸4,4は篭状フレームFの最外部
より突出しない様に内側に配設される。そのため支持部
としてのフラット板3は回転芯1側へ若干入り込む様に
折り曲げられている。また、上記枢支軸4の一方には第
3,4図に詳細を示す様なハンドル6が取付けられる。尚
第3図はハンドル6の取付け部分を示す一部破断説明
図、第4図は第3図のIV−IV線断面矢視図である。
すなわち枢支軸4には該軸の軸芯と交差する方向に貫
通孔4Aが形成され、該貫通孔4Aにアーム部としてのハン
ドル桿12の一端が挿設され、上記貫通孔4Aの出口側及び
入口側に抜止め用のC型リング15,15が嵌着されてい
る。上記枢支軸4およびハンドル桿12はハンドル可動部
としてみなすことができ、請求項(2)の継手として機
能するものである。
前記ハンドル桿12は2箇所の屈曲部を形成して他端側
に取手部13を形成し、該取手部13の外周には回転自在な
円筒形のつまみ片13aが嵌め込まれる。
また前記ハンドル桿12の枢支軸4側には切欠き部12b
が形成され、第4図に示す様に枢支軸4に突設された突
起16を組み合わせ、枢支軸4に対するハンドル桿12の回
転を約90°の範囲内で規制する様に構成される。
従ってハンドル6は実線で示す位置と破線で示す位置
6′の間を揺動可能であり、破線に示す位置(以下収納
位置ともいう)にハンドル6が位置するときに、取手部
13等はフレームFの最外部より内側にあって、クリヤラ
ンスC2を形成し、且つ取手部13の内側とフラット板3の
間にはクリヤランスC1を形成し、収納退避位置に配置さ
れたハンドル6′はフレームFが正立姿勢又は転倒姿勢
のいずれであっても自在に回転できる様になる。これに
よって巻取られたホースH等を引っ張って巻ほどく場合
であっても、回転芯1はスムーズに回転させることがで
きる。
該ハンドル6の揺動自在構造は上記実施例に限定され
ず、第5図に示す如く取手部13がハンドル桿12に枢支さ
れて揺動退避する構造であっても良い。なお上記構造の
リールドラムは高圧エアホースや水流通用のゴムホー
ス、或は被覆電線等の巻き取りに使用できる。なお、図
中12Aは取手軸であり、取手軸12Aおよびハンドル桿12は
ハンドル可動部としてみなすことができ、請求項(3)
の第2の継手として機能するものである。
また第1,2図に示す用にフレームFの足部にはフレー
ム外側に突出するストッパー8を取付ける。該ストッパ
ー8は弾性を有する合成ゴム材又は軟弾性プラスチック
材等によって形成され、リールドラムの荷重の一部を該
ストッパー8によって支持して床面Gを押圧し、フレー
ムFの摺り移動及び転倒を防ぐ。尚該ストッパーの取付
位置はフレームFの下部辺であっても良く、この場合は
ストッパーの存在によってフレームF全体が地上より若
干浮き上がるが、リールドラムの設置地面の凹凸や水平
度を問わないという利点がある。該ストッパー8の形状
は円錐台形状のものを例示したが、この他円柱形や円筒
形又は半球形等であっても良い。
[考案の効果] 本考案は以上の様に構成されているので、リールドラ
ムの正立姿勢又は転倒姿勢の如何に係わりなく、長尺線
材の巻ほどき作業をスムーズに行なうことができ、1人
の作業者で能率的に上記作業ができる様になった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の代表的な実施例を示す正面図、第2図
は第1図の矢印II方向からの矢視側面図、第3図はハン
ドル6の取付構造を示す一部破断説明図、第4図は第3
図のIV−IV線矢視断面図、第5図は本考案の他のハンド
ル例を示す断面説明図、第6図は従来のリールドラムを
示す説明図である。 1…回転芯、2…フランジ部 3…フラット板、4…枢支軸 6…ハンドル、8…ストッパー 12…ハンドル桿、13…取手部 15…C型リング、16…突起。

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】線材巻取用の両フランジ型の回転芯と、該
    回転芯全体を収納する篭状のフレームと、該フレームか
    ら延設され前記フレームの内側で前記回転芯両側を支持
    する支持部と、アーム部及びそのアーム部の一方端部に
    設けられる取手部からなり、前記アーム部の他方端部
    が、前記支持部より外側で且つ前記フレームより内側の
    位置で前記回転芯の端部に挿設されているハンドルと、
    該ハンドルにおける少なくとも前記取手部を、前記回転
    芯のフランジ面と略平行な状態でフレームの内側に格納
    される位置と前記フレームから外側に突出する位置とに
    回動し得るハンドル可動部と、を備えたことを特徴とす
    るリールドラム。
  2. 【請求項2】前記ハンドル可動部が、前記回転芯の端部
    と前記アーム部との挿設部分に設けられた継手からな
    り、前記アーム部の回動範囲を約90°に規制するように
    構成されている請求項(1)に記載のリールドラム。
  3. 【請求項3】前記ハンドル可動部が、前記アーム部と前
    記取手部との連結部分に設けられた第二の継手からな
    り、前記取手部の回動範囲を約90°に規制するように構
    成されている請求項(1)に記載のリールドラム。
JP1989069470U 1989-06-14 1989-06-14 リールドラム Expired - Lifetime JP2566275Y2 (ja)

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JPH0331176U JPH0331176U (ja) 1991-03-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3122875B2 (ja) * 1997-01-23 2001-01-09 株式会社サークル鉄工 ホース等の長尺物自動巻取り装置
JP6774652B2 (ja) * 2016-09-16 2020-10-28 株式会社いなほ ドラム巻条材の引出機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58110666U (ja) * 1982-01-20 1983-07-28 藤井電工株式会社 ロ−プ巻取器
JPS63130470U (ja) * 1987-02-19 1988-08-25

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JPH0331176U (ja) 1991-03-26

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