JPH0216024Y2 - - Google Patents

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JPH0216024Y2
JPH0216024Y2 JP1984071625U JP7162584U JPH0216024Y2 JP H0216024 Y2 JPH0216024 Y2 JP H0216024Y2 JP 1984071625 U JP1984071625 U JP 1984071625U JP 7162584 U JP7162584 U JP 7162584U JP H0216024 Y2 JPH0216024 Y2 JP H0216024Y2
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JP
Japan
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handle
opening
shutter
roller
bracket
Prior art date
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JP1984071625U
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JPS60183228U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 この考案は、ラジエターシヤツターの開閉装置
に関する。
従来技術 従来、ラジエターシヤツターの開閉装置として
は第1図〜第2図に示すようなものがある。
これは、第5図に示すラジエター10の前面に
設けられたシヤツター9に対してロープ7の一端
を結び付け、このロープ7の他端は第1図〜第2
図に示すようにガイドパイプ12を通してフロン
トボデ11の前面へ引き出し、これを四角形状の
枠状に形成された巻き付け器13に巻き付けた後
に、これを結びつけることによつてシヤツター9
の開度を調節しうる様になつている。
しかしながら、このような従来の構成にあつて
はシヤツター9の開度を変える為にはいちいちロ
ープ7を巻き付け器13よりほどいてからロープ
7を手で引き上げ(又は引き下げる)、引き上げ
終了後に再び巻き付け器13に対してロープ7を
巻き付けてから結び付けなくてはならず、ロープ
7の操作が大変面倒であるとともにシヤツター9
の開度の調整が行ないにくいという問題点があつ
た。しかも、ロープ7は直接手で解いたり結んだ
りしなくてはならないので、ロープ7の汚れによ
つて手が汚れるという問題点があり、更に従来の
構成では美観もよくないという問題があつた。
考案の目的 この考案は、このような従来の問題点に着目し
てなされたもので、操作が簡単でかつシヤツター
の開度調節も行ないやすく、さらに操作の際に手
等を汚すことのないラジエターシヤツターの開閉
装置の提供することにより、上記問題点を解決す
ることを目的としている。
考案の構成 本考案は上記目的を達成するために、ラジエタ
ーの前面に配設されたシヤツターに結着されたロ
ープをローラーを介し巻き取つて前記シヤツター
を開閉し得る開閉装置であつて、該開閉装置は、
前記ローラーに固定され自動車ボデイの開口部に
固設されたブラケツトに回転可能に支持されて先
端部が自動車ボデイの外方へ突出する回転軸と、
該回転軸の先端部に起立可能にピン着された回転
支持部を一端部に備え他端側に外方へ突出する棒
状のハンドル本体を備え該ハンドル本体を手で把
持して回すことにより前記回転軸を介し前記ロー
ラーを回すことのできるハンドルと、該ハンドル
の回転支持部を外方側へ付勢し得るように前記ブ
ラケツトに若干の角度を有して固着された弾性板
材よりなるバネ板とを有して構成されているとと
もに、該バネ板及び前記ブラケツトには前記ハン
ドルを起立させて裏返した時に前記ハンドル本体
が係入し得る挿入孔が形成されていることを特徴
とするものである。
実施例 以下、この考案を図面に基づいて説明する。
まず、シヤツター9について説明すると、これ
は第5図に示すようにうす肉状の変形許容部9a
を有する巻き取り可能なシヤツター本体9bと、
このシヤツター本体9bを巻き取るためのドラム
14とからなつている。このドラム14は可転軸
架されており、シヤツター9の一端に結び付けら
れたロープ7を引き上げたり下ろしたりすること
によつてラジエター10の空気取り入れ口の開度
を調節しうる様になつている。
次に、ラジエターシヤツターの開閉装置15に
ついて説明すると、第3図において11は車両の
フロントボデーの一部を示しており、これの前面
(第3図では図示左方)には開口部11aが形成
されている。この開口部11aには四角形状のブ
ラケツト16が取り付けられており、このブラケ
ツト16の中央部に設けられた軸受16aには回
転軸2が回転可能に軸支されている。
この回転軸2の図示右方にはローラー6が嵌入
されており、このローラー6には前記ロープ7の
一部が結び付けられている。なお、前記ローラー
6は回転軸2に対してキー着されているので、ロ
ーラー6は回転軸2と一体になつて回転する。ま
た、ローラー6はEリング8によつて回転軸2に
対して固定されている。
次に、巻き取り装置17について説明すると、
これはバネ板1とハンドル4とを主体としてなつ
ている。
バネ板1は弾力性を有する板材より構成されて
おり、その一端部が前記ブラケツト16に対して
若干の角度を有する状態に固着されている。
一方、バネ板1の先端部(第4図では図示左
方)には回転軸2を挿入するための孔1aが貫設
されており、また、後端部にはハンドル本体4a
を挿入するための挿入孔1aが貫設されている。
(回転軸2の挿入孔1aは前記フロントボデ11
及びブラケツト16にも同様に設けられている。) ハンドル4はその先端部(第4図では図示左
方)に断面三角形状の回転支持部4bが一体に形
成されており、後端部(第4図では図示右方)に
は円柱状のハンドル本体4aが設けられている。
そして、前記回転支持部4bの先端部にはU字状
の溝4cが形成されており、この溝4cには前記
挿入孔1aを介して突出された回転軸2がピン5
によつてピン着されている。
このため、ハンドル本体4aを回転させれば回
転支持部4bがバネ板1と摺動しながら回転軸2
を回転中心として回転するので、この回転によつ
てローラー6が回転されてロープ7を巻き取るこ
とができる。
次に作用について説明する。まず、開閉装置1
5を使用しないときにはハンドル4は第3図の想
像線で示すように収納されている。即ち、第4図
に示す使用状態からハンドル4を上方へ引き上げ
て回転軸2の軸方向へ起立させると、回転支持部
4bの先端部がバネ板1を押圧して起立され、こ
の状態で回転軸2を中心としてハンドル4を180゜
回転させることによりハンドル4が裏返しとな
り、この状態でハンドル本体4aを挿入孔1a内
に係入させると、ハンドル4がバネ板1の付勢力
を受けて密接状態となり、前記ハンドル本体4a
が強固に挿入孔1a内に挿入された状態を保持す
ることができ、回転軸2の回転を防止してシヤツ
ター9の開度を一定に保持することができる。
一方、シヤツター9の開度を調節したい場合に
は次のようにする。すなわち、前述とは逆にハン
ドル4を第4図に示すように引き出し、ハンドル
本体4aを手でつかんで回転させる。そして、ハ
ンドル4を回してシヤツター9を必要なだけ引き
上げるか又は引き下ろしたなら前述と同様にハン
ドル4を180度反転させて収納する。そうすると、
ハンドル本体4aは挿入孔1a内に挿入されて回
転軸2のストツパの役目をするので、回転軸2の
回転は防止され、かつまた外観もきわめてスマー
トなものになる。
以上のようにして本例ではシヤツター9の昇降
がなされるわけである。
なお、本例ではシヤツター9は第5図に示すも
のに限らず布状のもの又はビニール状のもの等、
ラジエター10の前面を覆えるものであれば、ど
のようなものであつてもよいことはもちろんであ
る。また、シヤツター9は巻き取り式のものに限
らず、ロープ7の昇降によつてラジエター10の
開度の調節ができるタイプのものであればどのよ
うなものであつてもよい。
更にまた、本例でのロープ7にはワイヤー、ケ
ーブル及びその他の線材も含まれるものとする。
考案の効果 本考案は、ラジエターの前面に配設されたシヤ
ツターに結着されたロープをローラーを介し巻き
取つて前記シヤツターを開閉し得る開閉装置であ
つて、該開閉装置は、前記ローラーに固定され自
動車ボデイの開口部に固設されたブラケツトに回
転可能に支持されて先端部が自動車ボデイの外方
へ突出する回転軸と、該回転軸の先端部に起立可
能にピン着された回転支持部を一端部に備え他端
側に外方へ突出する棒状のハンドル本体を備え該
ハンドル本体を手で把持して回すことにより前記
回転軸を介し前記ローラーを回すことのできるハ
ンドルと、該ハンドルの回転支持部を外方側へ付
勢し得るように前記ブラケツトに若干の角度を有
して固着された弾性板材よりなるバネ板とを有し
て構成されているとともに、該バネ板及び前記ブ
ラケツトには前記ハンドルを起立させて裏返した
時に前記ハンドル本体が係入し得る挿入孔が形成
されていることにより、ハンドルを回転させてロ
ープを巻き取りシヤツターの開度を簡易に調節す
ることができ、操作が簡単で手等を汚すことがな
く操作性が良好なものとなる。又、使用しない時
にはハンドルを起立させて裏返しにし、棒状のハ
ンドル本体をバネ板とブラケツトの挿入孔に係止
させてハンドルをコンパクトな状態でバネ板側に
収納させることができ、しもハンドル本体が挿入
孔に係入されることにより、バネ板にハンドルを
固定させてシヤツターの開度を一定の開度に保持
することができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来例を示す説明図、第3
図は本考案の一実施例を示す断面図、第4図は巻
き取り装置を主体として示す斜視図、第5図はシ
ヤツターとラジエターを主体として示す斜視図で
ある。 1……バネ板、2……回転軸、4……ハンド
ル、4a……ハンドル本体、6……ローラー、7
……ロープ、9……シヤツター、10……ラジエ
ター。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ラジエター10の前面に配設されたシヤツター
    9に結着されたロープ7をローラー6を介し巻き
    取つて前記シヤツター9を開閉し得る開閉装置で
    あつて、該開閉装置は、前記ローラー6に固定さ
    れ自動車ボデイの開口部11aに固設されたブラ
    ケツト16に回転可能に支持されて先端部が自動
    車ボデイの外方へ突出する回転軸2と、該回転軸
    2の先端部に起立可能にピン着された回転支持部
    4bを一端部に備え他端側に外方へ突出する棒状
    のハンドル本体4aを備え該ハンドル本体4aを
    手で把持して回すことにより前記回転軸2を介し
    前記ローラー6を回すことのできるハンドル4
    と、該ハンドル4の回転支持部4bを外方側へ付
    勢し得るように前記ブラケツト16に若干の角度
    を有して固着された弾性板材よりなるバネ板1と
    を有して構成されているとともに、該バネ板1及
    び前記ブラケツト16には前記ハンドル4を起立
    させて裏返した時に前記ハンドル本体4aが係入
    し得る挿入孔1aが形成されていることを特徴と
    するラジエターシヤツターの開閉装置。
JP7162584U 1984-05-16 1984-05-16 ラジエタ−シヤツタ−の開閉装置 Granted JPS60183228U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7162584U JPS60183228U (ja) 1984-05-16 1984-05-16 ラジエタ−シヤツタ−の開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7162584U JPS60183228U (ja) 1984-05-16 1984-05-16 ラジエタ−シヤツタ−の開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60183228U JPS60183228U (ja) 1985-12-05
JPH0216024Y2 true JPH0216024Y2 (ja) 1990-05-01

Family

ID=30609289

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7162584U Granted JPS60183228U (ja) 1984-05-16 1984-05-16 ラジエタ−シヤツタ−の開閉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60183228U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5724793Y2 (ja) * 1977-12-29 1982-05-28

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60183228U (ja) 1985-12-05

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