JPH0646442U - マルチフイルム用巻取機 - Google Patents

マルチフイルム用巻取機

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JPH0646442U
JPH0646442U JP9091492U JP9091492U JPH0646442U JP H0646442 U JPH0646442 U JP H0646442U JP 9091492 U JP9091492 U JP 9091492U JP 9091492 U JP9091492 U JP 9091492U JP H0646442 U JPH0646442 U JP H0646442U
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JP9091492U
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JPH0748048Y2 (ja
Inventor
栄夫 倉石
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初田工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マルチフイルムの敷きつめが容易に行なえる
と共に敷設状態のマルチフイルムを容易に巻取って収納
できるマルチフイルム用巻取機を提供する。 【構成】 機枠3の一端側に回転可能に保持されてハン
ドル12により回転される一端側リールプレート11
と、このリールプレートに突出して共に回転する止め部
13bを有しかつこの止め部にマルチフイルムの芯パイ
プ1の一端側を固定したり,解放したりするパイプ止め
機構13と、機枠の他端側に回転可能に保持されて芯パ
イプ1の他端側が挿入される突出部14aを有しかつこ
の突出部が芯パイプの他端側から外れる位置に後退する
進退可能な構成を有する他端側リールプレート14とを
備えている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、芯パイプに巻収されているマルチフイルムを芯パイプを回転させ て繰出したり,巻取ったりするマルチフイルム用巻取機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、果実の全面着色による品質向上により有利な価格出荷をするために、果 樹農家において結実した果樹の下地面に日光をよく反射する光沢ある銀紙状のシ ルバーマルチフイルムを樹下一面に敷きつめて、果実の下面に反射日光を当てて 、果実全面を着色することが行なわれている。
【0003】 このシルバーマルチフイルムは、幅が1.5〜2mの範囲で3種類,長さが5 0〜100mとあり、従来はこのシルバーマルチフイルムの芯パイプに鉄パイプ を貫挿し、鉄パイプの両端を2人で持って歩きながらシルバーマルチフイルムを 繰出して敷きつめている。また2人で地面をころがしながら軸パイプに巻取って ゆくか,あるいは折畳むことによりシルバーマルチフイルムを収納している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記したように地面をころがしながら軸パイプに巻取ったり,あるいは折畳む ことによりマルチフイルムを収納する場合、その巻取り,折畳み作業が大変であ るは勿論、その上付着した落葉,ごみ等を取りながらの作業となるので大変な難 作業になるという問題点があった。
【0005】 この考案はかかる問題点を解消するためになされたもので、マルチフイルムの 敷きつめが容易に行なえると共に敷設状態のマルチフイルムを容易に巻取って収 納できるマルチフイルム用巻取機を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】 この考案に係るマルチフイルム用巻取機は、機枠の一端側に回転可能に保持さ れてハンドルにより回転される一端側リールプレートと、この一端側リールプレ ートに突出して共に回転する止め部を有しかつこの止め部にマルチフイルムの芯 パイプの一端側を固定したり,解放したりするパイプ止め機構と、前記機枠の他 端側に回転可能に保持されて前記芯パイプの他端側が挿入される突出部を有しか つこの突出部が前記芯パイプの他端側から外れる位置に後退する進退可能な構成 を有する他端側リールプレートとを備えたものである。
【0007】
【作用】
この考案においては、マルチフイルムの巻収されている芯パイプの一端側をパ イプ止め機構の止め部に嵌めると共に芯パイプの他端側を他端側リールプレート を進退させてその突出部に嵌めた後、パイプ止め機構により芯パイプの一端側を 止め部に固定すると、芯パイプは両端側を両リールプレートにより保持されるの で、ハンドルを回すかあるいはマルチフイルムを引出すかしてマルチフイルムを 芯パイプから繰出すことができる。逆に敷設状態のマルチフイルムをハンドルを 回転させて芯パイプに巻取ることができる。
【0008】
【実施例】
この考案の一実施例を図1〜図5について説明する。図において、1は50〜 100mの長さのマルチフイルム2が巻収されている芯パイプ、3は機枠で、芯 パイプ1の一端1aを保持する一端側枠部3Aと、芯パイプ1の他端1bを保持 する他端側枠部3Bと、両枠部3A,3Bを連結する連結部材3Cとで構成され ている。一端側枠部3Aは、頂点の軸受部材4aと、これより八の字状に広がる 脚部5aと、脚部5aの下方を固定する下支え6aと、脚部5aの上方を固定す る上支え7aとからなっている。他端側枠部3Bは、頂点の軸受部材4bと、こ れより八の字状に広がる脚部5bと、脚部5bの下方を固定する下支え(図示せ ず)と、脚部5bの上方を固定する上支え7bとからなっている。連結部材3C は、両下支え6aの両端にそれぞれ設けられるパイプ8a,8bを貫挿して跨が る下連結杆9aと、両上支え7a,7bの一端側に跨がる上連結杆9bとからな っている。10はガイド杆で、両上支え7a,7bの他端延長部に保持されてい る。
【0009】 11は一端側枠部3Aの軸受部材4aに回転可能に保持される一端側リールプ レートで、ハンドル12により駆動される。13は一端側リールプレート11に 装着したパイプ止め機構で、一端側リールプレート11に進退可能に貫挿される ロッド13aと、ロッド13aの先端側に貫挿されるゴムからなる止め部13b と、止め部13bを一端側リールプレート11との間にワッシャ13cを介して 止める調節ネジ13dと、ロッド13aの後端側に起伏自在に装着されるカムレ バー13eとからなっている。止め部13bの通常の外径は図3に示すように芯 パイプ1の内径より少し小さくなっている。14は他端側枠部3Bの軸受部材4 bに回転・進退可能に保持される他端側リールプレートで、芯パイプ1の他端1 bが嵌まる突出部14aと、基端側の抜止め用Rピン14bと、中間部に着脱自 在に挿入した固定用Rピン14cとからなっている。
【0010】 次に動作について説明する。 パイプ止め機構13のカムレバー13eを図3中実線で示すように起こして止 め部13bを図3中実線で示すように通常の形状にしておくと共に、他端側リー ルプレート14の固定用Rピン14cを抜き取って図4中想像線で示すように他 端側リールプレート14を後退可能としておく。
【0011】 この状態からマルチフイルムの巻収されている芯パイプ1の一端1aを一端側 リールプレート11の止め部13bに嵌めると共に芯パイプ1の他端1bに他端 側リールプレート14を押して突出部14aを嵌めた後、カムレバー13eを矢 印15の方向に倒して止め部13bを図3中想像線で示すように弾性変形させて 芯パイプ1の一端1aを固定し、さらに図4に示すように固定用Rピン14cを 挿入して他端側リールプレート14を固定する。こうすることによって、芯パイ プ1は両リールプレート11,14間に固定された状態となる。 後はハンドル12を回すかあるいはマルチフイルムを引出すかしてマルチフイ ルムを芯パイプ1から繰出して敷きつめてゆけばよい。
【0012】 逆に敷設状態のマルチフイルムは、図1に示すように固定された芯パイプ1に ハンドル12を回すことにより巻取ることができる。この場合、マルチフイルム が芯パイプ1に巻取られるときに付着した落葉,ごみ等が落下するので、只ハン ドル12を回転させるだけでマルチフイルムの巻収ができる。 その際、図2に示すようにマルチフイルム2はガイド杆10によりガイドされ るので、マルチフイルム2のシワ伸しができると共に片寄りも防止できる。
【0013】 芯パイプ1として、別個準備の芯パイプを、マルチフイルムの巻収されていた 芯パイプに変えて使用することもできる。 次に、他端側枠部3Bを、連結部材3Cとの固定位置を変えることにより図1 中想像線で示すように位置を変更できるので、両枠部3A,3Bの間隔,つまり 芯パイプ1の長さに合わせて調整でき、マルチフイルムの幅の変化に対応できる ものである。
【0014】
【考案の効果】
以上のように、この考案によればマルチフイルムの敷きつめが容易に行なえる と共に敷設状態のマルチフイルムを容易に巻取って収納できるという効果が得ら れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す側面図である。
【図2】図1の右側面図である。
【図3】図2の線III −III の拡大断面図である。
【図4】図1の他端側リールプレート付近の拡大断面図
である。
【図5】図4の要部を左からみた図である。
【符号の説明】
1 芯パイプ 3 機枠 3A 一端側枠部 3B 他端側枠部 3C 連結部材 11 一端側リールプレート 12 ハンドル 13 パイプ止め機構 13b 止め部 14 他端側リールプレート 14a 突出部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯パイプに巻収されているマルチフイル
    ムを、前記芯パイプを回転させて繰出したり,巻取った
    りするマルチフイルム用巻取機において、 機枠の一端側に回転可能に保持されてハンドルにより回
    転される一端側リールプレート、この一端側リールプレ
    ートに突出して共に回転する止め部を有しかつこの止め
    部に前記芯パイプの一端側を固定したり,解放したりす
    るパイプ止め機構、および前記機枠の他端側に回転可能
    に保持されて前記芯パイプの他端側が挿入される突出部
    を有しかつこの突出部が前記芯パイプの他端側から外れ
    る位置に後退する進退可能な構成を有する他端側リール
    プレートを備えたことを特徴とするマルチフイルム用巻
    取機。
  2. 【請求項2】 機枠を、一端側リールプレートおよびパ
    イプ止め機構を有する一端側枠部と、他端側リールプレ
    ートを有する他端側枠部と、この両枠部を芯パイプの長
    さに合わせて間隔調整可能に連結する連結部材とで構成
    したことを特徴とする請求項1のマルチフイルム用巻取
    機。
  3. 【請求項3】 マルチフイルムの巻収されている芯パイ
    プに変えて、別の芯パイプを使用することを特徴とする
    請求項1または2のマルチフイルム用巻取機。
JP1992090914U 1992-12-10 1992-12-10 マルチフイルム用巻取機 Expired - Lifetime JPH0748048Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992090914U JPH0748048Y2 (ja) 1992-12-10 1992-12-10 マルチフイルム用巻取機

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JP1992090914U JPH0748048Y2 (ja) 1992-12-10 1992-12-10 マルチフイルム用巻取機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0646442U true JPH0646442U (ja) 1994-06-28
JPH0748048Y2 JPH0748048Y2 (ja) 1995-11-08

Family

ID=14011688

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JP1992090914U Expired - Lifetime JPH0748048Y2 (ja) 1992-12-10 1992-12-10 マルチフイルム用巻取機

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01105441U (ja) * 1987-12-29 1989-07-17

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH01105441U (ja) * 1987-12-29 1989-07-17

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JPH0748048Y2 (ja) 1995-11-08

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