JPS624120Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS624120Y2 JPS624120Y2 JP5857582U JP5857582U JPS624120Y2 JP S624120 Y2 JPS624120 Y2 JP S624120Y2 JP 5857582 U JP5857582 U JP 5857582U JP 5857582 U JP5857582 U JP 5857582U JP S624120 Y2 JPS624120 Y2 JP S624120Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drum
- curtain
- electric motor
- rotating shaft
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 9
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 2
- 238000007665 sagging Methods 0.000 description 2
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 1
- 238000005253 cladding Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Building Awnings And Sunshades (AREA)
- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、円筒状ドラムに巻き付けたカーテン
を適宜巻き出し方向へ張り出すことにより、日除
け、雨除け機能を形成する電動日除け装置に関す
る。
を適宜巻き出し方向へ張り出すことにより、日除
け、雨除け機能を形成する電動日除け装置に関す
る。
ベランダあるいは店頭軒先等に取り付けられ、
カーテンを巻き付けた円筒状ドラムを電動機で回
転駆動することにより、カーテンの張り出しを適
宜行えるように構成されている電動日除け装置に
おいては、カーテンの張り出し位置決めに際して
電動機の回転慣性の悪影響を受け易い。
カーテンを巻き付けた円筒状ドラムを電動機で回
転駆動することにより、カーテンの張り出しを適
宜行えるように構成されている電動日除け装置に
おいては、カーテンの張り出し位置決めに際して
電動機の回転慣性の悪影響を受け易い。
この問題について、第2図、第3図に基いて説
明する。
明する。
円筒状のドラム1に巻き付けられているカーテ
ン2は、電動機によつてドラム1をA方向へ回転
させることにより巻き出し方向へ張り出され、逆
にB方向へ回転させることにより巻き上げられる
ように構成されているが、電動機をドラム1の張
り出し終端位置Cで停止させても電動機の回転慣
性によりドラム1を超過回転させて、例えば第3
図中に点線で示される位置までカーテン2を逆方
向へ巻き上げてしまういわゆる逆巻きを生じるこ
とになり、また逆巻きを防止するためにカーテン
2の長さに余裕を持たせている場合には、超過回
転ストローク分だけカーテン2の張り出し状態に
たるみを生じて美観を損い易い。
ン2は、電動機によつてドラム1をA方向へ回転
させることにより巻き出し方向へ張り出され、逆
にB方向へ回転させることにより巻き上げられる
ように構成されているが、電動機をドラム1の張
り出し終端位置Cで停止させても電動機の回転慣
性によりドラム1を超過回転させて、例えば第3
図中に点線で示される位置までカーテン2を逆方
向へ巻き上げてしまういわゆる逆巻きを生じるこ
とになり、また逆巻きを防止するためにカーテン
2の長さに余裕を持たせている場合には、超過回
転ストローク分だけカーテン2の張り出し状態に
たるみを生じて美観を損い易い。
そしてこのような問題を解決するためには、売
り出し位置の検出機構や正確な位置決め停止機構
が必要となり、コストの上昇あるいは故障率が高
くなるという問題を有していた。
り出し位置の検出機構や正確な位置決め停止機構
が必要となり、コストの上昇あるいは故障率が高
くなるという問題を有していた。
本考案はこのような事情に鑑み、カーテンに張
り出し力を付勢する押出機構と、電動機が巻き上
げ方向へ回転するときにこの回転軸をドラムに連
結するワンウェイクラツチとを具備せしめること
に着目してなされたものである。
り出し力を付勢する押出機構と、電動機が巻き上
げ方向へ回転するときにこの回転軸をドラムに連
結するワンウェイクラツチとを具備せしめること
に着目してなされたものである。
以下に本考案を図面に示された実施例に基いて
説明する。
説明する。
第1図は本考案の日除け装置におけるカーテン
の張り出し状態を示す図であり、第4図はドラム
部分の構造を示す断面図である。
の張り出し状態を示す図であり、第4図はドラム
部分の構造を示す断面図である。
第1図において、1は中空円筒状のドラム、2
はドラム1に巻き出し自在に巻き付けられたカー
テン、3はカーテン2の先端縁に取り付けられた
張板、4は軒先等の壁体5へ取付固定されると共
にドラム1を回転自在に支承する支持体、6は張
板3と支持体4とを連結するアームである。
はドラム1に巻き出し自在に巻き付けられたカー
テン、3はカーテン2の先端縁に取り付けられた
張板、4は軒先等の壁体5へ取付固定されると共
にドラム1を回転自在に支承する支持体、6は張
板3と支持体4とを連結するアームである。
アーム6はカーテン2の張り出し方向へ屈伸自
在に形成されており、かつ図示されないバネによ
つてカーテン2の張板3へ張り出し方向への押出
力を付勢するように構成されている。すなわち、
アーム6でカーテン2へ張り出し力を付勢する押
出機構を構成している。
在に形成されており、かつ図示されないバネによ
つてカーテン2の張板3へ張り出し方向への押出
力を付勢するように構成されている。すなわち、
アーム6でカーテン2へ張り出し力を付勢する押
出機構を構成している。
ドラム1は、支持体4に固定されている固定軸
7,8に軸受9,10を介して回転自在に支承さ
れており、またドラム1の内部には第4図に示さ
れるように、回転動力源である減速機付の電動機
11がドラム内壁1aと接触せぬように、かつ固
定軸7に固定された状態で挿入収容されている。
7,8に軸受9,10を介して回転自在に支承さ
れており、またドラム1の内部には第4図に示さ
れるように、回転動力源である減速機付の電動機
11がドラム内壁1aと接触せぬように、かつ固
定軸7に固定された状態で挿入収容されている。
電動機11の回転軸12はワンウェイクラツチ
13を介してドラム1へ取り付けられており、こ
のワンウェイクラツチ13は回転軸12が巻き上
げ方向へ回転するときにこの回転力をドラム1へ
伝達するように構成されている。
13を介してドラム1へ取り付けられており、こ
のワンウェイクラツチ13は回転軸12が巻き上
げ方向へ回転するときにこの回転力をドラム1へ
伝達するように構成されている。
また、固定軸7は中空状に形成されており、電
動機11の口出線14をこの固定軸7を通して外
部へ引き出すように構成されている。
動機11の口出線14をこの固定軸7を通して外
部へ引き出すように構成されている。
次に、以上の構成におけるドラム1によるカー
テン2の張り出し、および巻き上げ動作を説明す
る。
テン2の張り出し、および巻き上げ動作を説明す
る。
まず、カーテン2が第1図中に一点鎖線で示さ
れるようにドラム1へ巻き上げられている状態で
電動機11のロツクをはずして巻き出し方向へ回
転させると、カーテン2はワンウェイクラツチ1
3によつて張り出し速度を電動機11の回転速度
に規制されながらアーム6の押出力によつて張り
出し終端位置まで巻き出される。
れるようにドラム1へ巻き上げられている状態で
電動機11のロツクをはずして巻き出し方向へ回
転させると、カーテン2はワンウェイクラツチ1
3によつて張り出し速度を電動機11の回転速度
に規制されながらアーム6の押出力によつて張り
出し終端位置まで巻き出される。
そして、カーテン2が所定位置まで巻き出され
てドラム1が回転停止力を受けると、電動機11
はワンウェイクラツチ13によつてドラム1との
連結状態が完全に解放されるため回転軸12は空
転状態となる。
てドラム1が回転停止力を受けると、電動機11
はワンウェイクラツチ13によつてドラム1との
連結状態が完全に解放されるため回転軸12は空
転状態となる。
したがつて、電動機11の巻き出し回転時間を
少し長目に設定するだけで、従来のようなカーテ
ン2の逆巻きあるいはたるみ等の問題を確実に防
止することができる。
少し長目に設定するだけで、従来のようなカーテ
ン2の逆巻きあるいはたるみ等の問題を確実に防
止することができる。
また、カーテン2を張り出した状態で電動機1
1を巻き上げ方向へ回転させると、回転軸12は
ワンウェイクラツチ13を介してドラム1へ連結
され、回転軸12の回転力でドラム1を回転させ
て従来と同様にカーテン2を巻き上げることがで
きる。
1を巻き上げ方向へ回転させると、回転軸12は
ワンウェイクラツチ13を介してドラム1へ連結
され、回転軸12の回転力でドラム1を回転させ
て従来と同様にカーテン2を巻き上げることがで
きる。
以上の構成によれば、電動機11の回転速度に
応じた安定な速度でカーテン2の張り出し、およ
び巻き上げを行うことができる。
応じた安定な速度でカーテン2の張り出し、およ
び巻き上げを行うことができる。
そして、電動機11の巻き出し回転時間を少し
長目に設定するだけで、カーテン2の逆巻きある
いはたるみ等を確実に防止することができる。
長目に設定するだけで、カーテン2の逆巻きある
いはたるみ等を確実に防止することができる。
また、ドラム1をカーテン2の巻き上げ状態で
停止させておくためには、電動機11に停止ロツ
ク機構を設けておくだけで十分であるが、電動機
部分の負担を軽減する必要がある場合には、アー
ム6等の押出機構部分を巻き上げ状態でロツクし
ておくロツク装置を別に設けてこのロツクを電動
機11の運転開始と同時に解除する等の従来周知
とされているロツク機構を併設すればよい。
停止させておくためには、電動機11に停止ロツ
ク機構を設けておくだけで十分であるが、電動機
部分の負担を軽減する必要がある場合には、アー
ム6等の押出機構部分を巻き上げ状態でロツクし
ておくロツク装置を別に設けてこのロツクを電動
機11の運転開始と同時に解除する等の従来周知
とされているロツク機構を併設すればよい。
一方、カーテン2の巻き上げ運転終了時におけ
る電動機11の回転慣性の影響については、例え
ば従来から周知の技術手段とされているように、
電動機11の内部の回転子と回転軸12とを摩擦
クラツチや磁気クラツチ等で連結して、過負荷状
態のときに回転子と回転軸12とがスリツプする
ように構成することにより、カーテン2の巻き出
し運転と同様に、回転時間を少し長目に設定する
だけで悪影響を確実に防止することができる。
る電動機11の回転慣性の影響については、例え
ば従来から周知の技術手段とされているように、
電動機11の内部の回転子と回転軸12とを摩擦
クラツチや磁気クラツチ等で連結して、過負荷状
態のときに回転子と回転軸12とがスリツプする
ように構成することにより、カーテン2の巻き出
し運転と同様に、回転時間を少し長目に設定する
だけで悪影響を確実に防止することができる。
また、カーテン2に張り出し力を付勢する押出
機構については、以上記載の実施例のみに限定さ
れるものでなく、例えば渦巻バネでドラム1へ回
転力を付勢したり、カーテン2の先端部分に巻き
出し懸吊用の重錘を取り付ける等のように適宜使
用途に応じて変更実施することが可能である。
機構については、以上記載の実施例のみに限定さ
れるものでなく、例えば渦巻バネでドラム1へ回
転力を付勢したり、カーテン2の先端部分に巻き
出し懸吊用の重錘を取り付ける等のように適宜使
用途に応じて変更実施することが可能である。
以上説明の通り本考案によれば、カーテンの張
り出し状態が良好であり、かつ複雑な調整部分等
がなく構造簡単な電動日除け装置を得ることがで
きる。
り出し状態が良好であり、かつ複雑な調整部分等
がなく構造簡単な電動日除け装置を得ることがで
きる。
第1図は本考案の電動日除け装置のカーテン張
り出し状態を示す図、第2図、第3図はカーテン
張り出し運転における従来の問題を説明するため
の図、第4図は本考案のドラム部分の構造断面図
である。 1……ドラム、2……カーテン、4……支持
体、5……壁体、6……アーム、7,8……固定
軸、11……電動機、12……回転軸、13……
ワンウェイクラツチ、1a……ドラム内壁。
り出し状態を示す図、第2図、第3図はカーテン
張り出し運転における従来の問題を説明するため
の図、第4図は本考案のドラム部分の構造断面図
である。 1……ドラム、2……カーテン、4……支持
体、5……壁体、6……アーム、7,8……固定
軸、11……電動機、12……回転軸、13……
ワンウェイクラツチ、1a……ドラム内壁。
Claims (1)
- カーテンを巻き出し自在に巻き付けた中空円筒
状ドラムと、このドラムを壁体へ回転自在に支承
する支持体と、前記カーテンに張り出し力を付勢
する押出機構と、前記ドラム内へドラム内壁と接
触せぬように収容される電動機と、この電動機が
巻き上げ方向へ回転するときにこの回転軸の回転
力を前記ドラムに伝達するワンウエイクラツチと
を備えることを特徴とする電動日除け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5857582U JPS58161033U (ja) | 1982-04-23 | 1982-04-23 | 電動日除け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5857582U JPS58161033U (ja) | 1982-04-23 | 1982-04-23 | 電動日除け装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58161033U JPS58161033U (ja) | 1983-10-26 |
JPS624120Y2 true JPS624120Y2 (ja) | 1987-01-29 |
Family
ID=30068957
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5857582U Granted JPS58161033U (ja) | 1982-04-23 | 1982-04-23 | 電動日除け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58161033U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5243747B2 (ja) * | 2007-08-08 | 2013-07-24 | 文化シヤッター株式会社 | 開閉装置 |
-
1982
- 1982-04-23 JP JP5857582U patent/JPS58161033U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58161033U (ja) | 1983-10-26 |
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