JP2003040531A - 索条物巻取り装置 - Google Patents

索条物巻取り装置

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JP2003040531A
JP2003040531A JP2001232636A JP2001232636A JP2003040531A JP 2003040531 A JP2003040531 A JP 2003040531A JP 2001232636 A JP2001232636 A JP 2001232636A JP 2001232636 A JP2001232636 A JP 2001232636A JP 2003040531 A JP2003040531 A JP 2003040531A
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drum
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hose
disc
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Shigeru Takagi
茂 高木
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/33Hollow or hose-like material

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホース等の索条物をそのままの状態でド
ラムに収納することができ、構造が簡単で、操作も安定
して行うことができる索条物巻取り装置を提供するこ
と。 【解決手段】 この発明は、第一円盤11及び第二円
盤12が胴部13を介して平行に対向したドラム14
と、そのドラム14を回転自在に支持する回転軸15と
を有する枠体16とを備え、胴部13に索条物(ホー
ス)50が巻きつけられる索条物巻取り装置において、
枠体16は、第二円盤12側を全面開放し、他の周囲を
部分開放して包囲するとともに、第一円盤11側から突
出する回転軸15によりドラム14を支持し、第二円盤
12には胴部13に巻き付けられたホース50の一端が
外側に導出される貫通孔20が形成されていることを特
徴とする索条物巻取り装置としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空気や水等を送
るホース、電気を送るコード、荷物を結束するワイヤー
や紐等の索条物をドラムから引き出した状態で使用し、
使用後にはドラムに巻き付けて収納する索条物巻取り装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の索条物巻取り装置とし
て、図4及び図5に示すようなホースリール1が知られ
ている。
【0003】このホースリール1は、中空円筒形の胴部
2cの両側に互いに平行に対向する第一円盤2aと第二
円盤2bとを備えたドラム2が、回転軸2dを水平にさ
れて枠体3に回転自在に支持されている。
【0004】枠体3は、開放側の先端が床面に接するコ
字状に形成された一対の支持脚3a、3bと、この支持
脚3a、3bを連結させる連結部3cと、支持脚3a、
3bの間にそれぞれ架け渡されて平行にされた第一支持
板3d及び第二支持板3eとから構成されている。この
枠体3は、第一支持板3dと第二支持板3eとの間にド
ラム2を回転自在に支持している。
【0005】第一円盤2aには第一支持板3dを貫通し
てハンドル4が装着された回転軸2dが設けられてい
る。また、第二円盤2bには第二支持板3eを貫通して
ホース7aのねじれを防止するスイベルジョイント5が
設けられている。さらに、第二支持板3eには外側に突
出したスイベルジョイント5に一端が接続されたホース
7aの自由端側を係止するクリップ6が設けられてい
る。
【0006】別のホース7bは、第二円盤2bの中心を
貫通しているスイベルジョイント5に一端が接続されて
胴部2c内から引き出され、胴部2cの外周に巻きつけ
られて他端が自由端にされている。
【0007】このホースリール1は、ハンドル4を一定
方向に廻してドラム2を回転させ、胴部2cの外周にホ
ース7bを巻き付けて収納し、巻き戻して使用する。こ
のとき、ホース7aは、スイベルジョイント5が回転す
ることでねじれが防止され、第二支持板3eに設けられ
たクリップ6によって固定されたまま、又は水道やエア
源等に接続されたままドラム2を回転することができ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このホ
ースリールを使用するには、通常のホースを高価なスイ
ベルジョイントを介して2本のホースにして使用しなけ
ればならず、市販のホースやコード等をそのまま使用す
ることができずに、手間やコストがかかっていた。
【0009】また、ホースリールのドラムの両側が挟持
されているので、構造が複雑になって重量も重くなり移
動や持ち運びに不適当であり、寸法も角張って大きくな
り狭い場所でホースを使用するには邪魔になっていた。
【0010】さらに、このホースリールにホースを収納
する際には、枠体を押さえつけて安定させるとともに、
ホースが胴部の外周に均一に巻き付くように案内する必
要があるが、ドラムの回転軸が水平に支持されているの
で、一方の手でハンドルを廻しながら他方の手でホース
を案内すると、足で枠体を踏みつけて押えなければなら
ず、十分に安定が図れない上、不自然な体勢になってホ
ースの収納及び案内も簡単に行えなかった。
【0011】そこで、この発明は、ホース等の索条物を
切断することなくそのままの状態でドラムに巻き付けて
収納し、巻き戻して使用することができ、構造が簡単
で、操作も安定して行うことができる索条物巻取り装置
を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、第一円盤及び第二円盤が胴
部を介して平行に対向したドラムと、そのドラムを回転
自在に支持する回転軸を有する枠体とを備え、胴部に索
条物が巻き付けられる索条物巻取り装置において、枠体
は、第二円盤側を全面開放し、他の周囲を部分開放して
包囲するとともに、第一円盤側から突出する回転軸によ
りドラムを支持し、第二円盤には、胴部に巻き付けられ
た索条物の一端が外側に導出される貫通孔が形成されて
いることを特徴としている。
【0013】請求項1の発明によれば、枠体がドラムの
第二円盤側を全面開放し、他を部分開放して包囲すると
ともに、第一円盤側から回転軸によってドラムを支持
し、全面開放された第二円盤には貫通孔が設けられて索
条物を短く導出させておけるので、導出された索条物は
ドラムと一体で回転し、スイベルジョイントを必要とせ
ずに、第二円盤を貫通した索条物をそのままの状態でド
ラムに巻き付けて収納し、巻き戻して使用することがで
きる。
【0014】また、ドラムの両側が枠体によって挟持さ
れずに第二円盤側が全面開放されており、構造が簡単に
なり軽量化も図ることができて移動や持ち運びの際に負
担にならない。さらに寸法も小さくすることができ、狭
い場所で使用する場合に邪魔にならず、第二円盤側を上
にして置くことにより操作も安定して行うことができ
る。
【0015】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
索条物巻取り装置において、第二円盤の外面上には、貫
通孔近傍に導出された索条物を固定する固定手段と、ド
ラムを回転させるとともに索条物を掛止させるハンドル
と、さらに、索条物の先端部を係止させる少なくとも一
つのクリップとが設けられたことを特徴としている。
【0016】請求項2の発明によれば、請求項1の効用
に加え、第二円盤上の外面上には、固定手段と、ハンド
ルと、少なくとも一つ以上のクリップが設けられて、索
条物を係止しているので、貫通孔から導出した索条物
が、急激に曲げられることがなくて、屈曲による劣化や
損傷が防止されるとともに、第二円盤の外面上に確実に
係止することができ、ドラムを回転させた際に貫通孔か
ら導出された索条物が暴れて他に干渉することなく、導
出された索条物が邪魔にならずに操作を容易に行うこと
ができる。
【0017】請求項3に係る発明は、請求項1又は2に
記載の索条物巻取り装置において、枠体は、第一円盤及
び第二円盤のそれぞれと同心に配され、両円盤間から索
条物がはみ出さないように案内規制する2つのリング体
と、その2つのリング体を連結させる複数の索条物ガイ
ドと、第一円盤側で回転軸を支持するとともに第一円盤
側のリング体と連結させる連結板とを有することを特徴
としている。
【0018】請求項3の発明によれば、請求項1又は2
の効用に加え、枠体が、両円盤と同心に配され、その間
から索条物がはみ出さないようにする2つのリング体
と、それらのリング体を連結する複数の索条物ガイド
と、第一円盤側で回転軸を支持してリング体と連結させ
る連結板とを有するので、索条物を収納する際に、索条
物が両円盤間からはみ出すことなく胴部に沿って確実に
巻き付けることができ、案内も容易に行いやすくなっ
て、さらに操作を安定して行うことができる。
【0019】請求項4に係る発明は、請求項3に記載の
索条物巻取り装置において、索条物ガイドは、索条物を
巻き取る際にドラムが回転する方向に向かって、膨出形
成されたことを特徴としている。
【0020】請求項4の発明によれば、請求項3の効用
に加え、索条物ガイドがドラムの巻き付け回転方向に向
かって膨出形成されているので、索条物を収納する際
に、その索条物が両円盤間の中央付近に集められ、索条
物が両円盤間からはみ出すことがより確実に防止され、
ホースを整列案内させることもさらに容易になる。
【0021】請求項5に係る発明は、請求項1ないし4
のいずれかに記載の索条物巻取り装置において、回転軸
は、鉛直方向に沿ってドラムを支持し、第二円盤が上方
に向いていることを特徴としている。
【0022】請求項5に係る発明は、請求項1ないし4
のいずれかの効用に加え、回転軸は、鉛直方向に沿って
ドラムを支持し、第二円盤が上方を向いているので、索
条物を巻き取る際に、ハンドルを上方から押えるように
回転させることとなるため、装置を安定状態で、しかも
足や体を使う無理な姿勢をとらずに片手で索条物の整列
案内しながら確実かつ容易に巻き取り操作を行うことが
可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいてこの発明を
説明する。
【0024】図1は、この発明の一実施例を示す使用状
態の索条物巻取り装置で、索条物の一例であるホース5
0を巻き付けた状態のホースリール10を示したもので
ある。
【0025】このホースリール10は、同一径の第一円
盤11及び第二円盤12が胴部13(図2参照)を介し
て平行に対向しているドラム14と、このドラム14を
回転自在に支持する回転軸15(図2参照)を有する枠
体16とを備えている。
【0026】枠体16は、第二円盤12側を全面開放
し、他の周囲を部分開放してドラム14を包囲し、ま
た、第一円盤11側から回転軸15が突出してドラム1
4を回転自在に支持している。
【0027】そして、枠体16は第一円盤11及び第二
円盤12のそれぞれと同心に配され、胴部13に巻きつ
けられたホース50が両円盤11、12の間からはみ出
さないように案内規制する2つのリング体17a、17
bを有している。また、この枠体16は2つのリング体
17a、17bを連結させる、ここでは周の四等分位置
に4つの索条物ガイド18a、18b、18c、18d
を有している。さらに、枠体16は回転軸15を使用状
態において鉛直方向に沿って支持し、第一円盤11側で
リング体17aとドラム2の直径上で連結する連結板1
9(図2参照)を有している。
【0028】なお、図示しないゴム足が第一円盤11側
のリング体17aの外側、即ち使用状態において下方に
なる側に設けられ、置き場所を傷つけず、また設置抵抗
で動き難いようにしても良い。
【0029】ここで、索条物ガイド18a、18b、1
8c、18dは、第一円盤11側のリング体17aと、
第二円盤12側のリング体17bとの間にドラム14の
回転軸15の軸線方向に沿って架け渡され、ドラム14
の外周側を部分開放している。
【0030】一方、ドラム14は、胴部13の外周にホ
ース50が巻き付けられるものであり、回転軸15によ
り鉛直方向に沿って支持され、第二円盤12側が上方を
向いている状態で枠体16の全面開放側から内部に収納
され、外れないようにリベット等で回転軸15にかしめ
られて装着されている。また、このドラム14は、アル
ミニウムやステンレス等の金属や合成樹脂等で形成され
ている。
【0031】第一円盤11は、中央を回転軸15が貫通
して枠体16に回転自在に支持されている。この第一円
盤11側は下方を向いて配設され、円盤面は外側が連結
板19により覆われ、部分開放されている。
【0032】第二円盤12には、ホース50が胴部13
側から導出される貫通孔20が設けられている。また、
第二円盤12の外面12a上には、貫通孔20の近傍か
ら順に第二円盤12とほぼ同心円上に沿って、あるいは
径が少し大きくなる位置に貫通孔20から導出されたホ
ース50が移動しないように固着させる固定リング21
と、ドラム14を回転させるとともにホース50を掛止
させるハンドル22と、ホース50を係止させる少なく
とも一つの、ここでは2つのクリップ23a、23bと
が設けられ、ホース50の自由端が暴れないようにして
いる。
【0033】ハンドル22は、握り部の側面がホース5
0の径の円弧に合った形状にインバースされて作られ、
中心軸で回転自在にされている。
【0034】胴部13は、平行に対向する第一円盤11
と第二円盤12との間を介し、ここでは回転軸15を包
含した中空の円筒形に形成されている。そして、作業性
を良好にしたり軽量化を図ったりするために、この円筒
形の周面に軽量孔を設けてもよい。また、同様なことか
ら複数の棒体を2つの円盤11、12の間に胴部13と
なるように架け渡してもよい。
【0035】2つのリング体17a、17bのそれぞれ
と、ドラム14との間隙は、ホース50がはみ出さない
距離にされ、ホース50の外径の2/3よりも狭くされ
ることが望ましい。
【0036】なお、索条物ガイド18a、18b、18
c、18dは、図3(a)又は図3(b)に示すよう
に、ホース50を巻き取る際にドラム14が回転する方
向Pに向かって、湾曲又はコ字状に膨出形成されてもよ
い。索条物ガイド18a、18b、18c、18dを膨
出形成させることにより、ホース50を巻き取る際に、
巻き取られたホース50が両円盤11、12の間の中央
付近に集められて巻き取られるので、両円盤11、12
の間からはみ出しにくくなる上、重力によってドラム1
4の第一円盤11側に偏ることも防止できて片手を添え
るだけでホース50の整列案内が容易にできる。
【0037】また、ここではホース50の両端には、そ
れぞれプラグ50a、ソケット50bが設けられてい
る。
【0038】以下に、この索条物巻取り装置10の作用
について説明する。
【0039】この索条物巻取り装置10に、索条物であ
るホース50を装着するには、まず、ホース50の一端
を、ドラム14の外周側を部分開放している索条物ガイ
ド18a、18b、18c、18dの間から胴部13に
向かって挿入し、第二円盤12の外面12aへ貫通孔2
0から導出させて所望の長さ引き出す。そして、貫通孔
20の近傍で固定リング21に固定する。残った導出部
のホース50は、ハンドル22に掛け、続いてクリップ
23a、23bの順に着脱自在に挟み込んで外面12a
に固定する。
【0040】このとき、第二円盤12の外面12aに固
定されたホース50の一端は、貫通孔20から引き出さ
れた後、急激に屈曲することなくほぼ同一円周に沿っ
て、又は少し広がる径に沿って固定され、屈曲による劣
化や損傷は防止される。
【0041】次に、ハンドル22を握り、第二円盤12
の外面12aに掛止させたホース50の一端の掛止方
向、ここでは時計回りに向かってドラム14を回転させ
て、胴部13の外周にホース50を巻きつけていく。こ
のとき、一方の手でドラム14を回転させるだけで枠体
16を含む全重量が地面等の支持面にかかることにより
安定して巻き付けられる。他方の手でホース50を、ド
ラム14の回転方向に湾曲するように膨出形成された索
条物ガイド18a、18b、18c、18dのいずれか
の位置で胴部13の中央よりに案内し、胴部13の外周
に整列して均一に巻きつくように案内することができ
る。したがって、無理な姿勢をとらなくとも確実かつ容
易にホース50を巻き取ることができる。
【0042】また、2本のリング体17a、17b及び
索条物ガイド18a、18b、18c、18dにより、
ホース50が第一円盤11及び第二円盤12の間からは
み出すことなく、確実に胴部13の外周に巻きつけられ
るので、巻き取りをより確実かつ容易に行うことができ
る。
【0043】したがって、ホース50は、途中でスイベ
ルジョイント等を介して分割することなく、貫通孔20
から所望の長さを引き出して第二円盤12の外面12a
に掛止させれば、ドラム14の巻き付けることができる
ので、市販のホースやワイヤー等をそのままの状態でド
ラム14に収納することが可能である。
【0044】一方、ホース50を巻き付けて収納したホ
ースリール10を工事現場等で使用するときは、水源や
エア等の動力源近傍にホースリール10を置き、ホース
50を引き出して使用場所まで先端を引っ張って使用工
具等に接続する。このとき、ドラム14は回転するが、
その外面12aに掛止されているホース50の他端は、
掛止されたままドラム14と一緒に回転して先端が暴れ
たりせずに邪魔にならない。ホース50の先端を所望の
場所まで引っ張ったら、ホース50の他端をクリップ2
3a、23b及びハンドル22から外して例えばエア源
に接続する。使用後の収納は前述の巻き取りと同じであ
る。
【0045】さらに、枠体16がドラム14の外周位置
に同心環状に形成されているので、枠体16を小さく形
成することができ、構造も簡単にすることができる。ま
た、軽量化を図ることも可能になり、移動や持ち運び、
狭い場所での使用の際にも邪魔にならなくなる。枠体1
6に把持部を設けることにより、片手で持ち上げてホー
ス50を巻き取りながら移動することもできて、さらに
ホース50を傷付けることなく容易に巻き取ることがで
き、使い勝手がよくなる。
【0046】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1にか
かる発明よれば、索条物がスイベルジョイントを介する
ことなく第二円盤から一部が導出され、残りがドラムに
収納されるように索条物を分割することなくドラムに収
納することが可能となるとともに、構造が簡単にされて
軽量化を図ることができる。したがって、索条物を切断
することなくドラムに巻き取れるとともに、索条物に取
付けられた接続具を交換しなくても所望の工具等を簡単
に接続させることができる索条物巻取り装置を提供する
ことができる。
【0047】また、枠体の全面開放側を上方に向けて設
置することにより、片手でハンドルを廻しながら枠体を
押えて安定させ、他方の手で確実に整列案内できて、操
作性に優れ安定性もよくなる。
【0048】請求項2にかかる発明によれば、請求項1
の効果に加え、第二円盤から突出した索条物の一端は、
急激に曲げられることなく滑らかに湾曲されて係止さ
れ、屈曲による劣化が防止されるとともに、安定して第
二円盤上に係止することができる。
【0049】請求項3にかかる発明によれば、請求項1
又は2の効果に加え、索条物を巻き取る際に、枠体の外
側にはみ出ることなく、索条物を胴部に沿って確実に巻
き取ることができ、案内もしやすくなっている。また、
コンパクトな枠体とともに、装置全体の寸法も小さくす
ることができる。
【0050】請求項4にかかる発明によれば、請求項3
の効果に加え、索条物を巻き取る際に、胴部の中央より
に索条物を集めながら片手を添えるだけで、簡単に整列
して胴部の外周に巻きつけることができる。
【0051】請求項5にかかる発明によれば、請求項1
ないし4のいずれかの効果に加え、索条物を巻き取る際
に、ハンドルを回転させながら、他方の手で索条物を整
列案内させることができる。装置の重量自体で無理な姿
勢をとらずに索条物の案内が確実かつ容易に行うことが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる索条物巻取り装置にホースを巻
き付けたときの斜視図である。
【図2】本発明にかかる索条物巻取り装置の中央断面図
である。
【図3】本発明にかかる索条物ガイドの変形例を示す要
部拡大側面図である。
【図4】従来の索条物巻取り装置にホースを巻き付けた
場合の斜視図である。
【図5】従来の索条物巻取り装置の中央断面図である。
【符号の説明】
10 ホースリール(索条物巻取り装置) 11 第一円盤 12 第二円盤 13 胴部 14 ドラム 15 回転軸 16 枠体 20 貫通孔 50 ホース(索条物)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第一円盤及び第二円盤が胴部を介して平行
    に対向したドラムと、該ドラムを回転自在に支持する回
    転軸を有する枠体とを備え、前記胴部に索条物が巻き付
    けられる索条物巻取り装置において、 前記枠体は、前記第二円盤側を全面開放し、他の周囲を
    部分開放して包囲するとともに、前記第一円盤側から突
    出する前記回転軸により前記ドラムを支持し、前記第二
    円盤には、前記胴部に巻き付けられた前記索条物の一端
    が外側に導出される貫通孔が形成されていることを特徴
    とする索条物巻取り装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記第二円盤の外面上
    には、前記貫通孔近傍に導出された前記索条物を固定す
    る固定手段と、前記ドラムを回転させるとともに前記索
    条物を掛止させるハンドルと、さらに、前記索条物の先
    端部を係止させる少なくとも一つのクリップとが設けら
    れたことを特徴とする索条物巻取り装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2において、前記枠体は、前
    記第一円盤及び前記第二円盤のそれぞれと同心に配さ
    れ、前記両円盤間から前記索条物がはみ出さないように
    案内規制する2つのリング体と、該2つのリング体を連
    結させる複数の索条物ガイドと、前記第一円盤側で前記
    回転軸を支持するとともに前記第一円盤側の前記リング
    体と連結させる連結板とを有することを特徴とする索条
    物巻取り装置。
  4. 【請求項4】請求項3において、前記索条物ガイドは、
    前記索条物を巻き取る際に前記ドラムが回転する方向に
    向かって、膨出形成されたことを特徴とする索条物巻取
    り装置。
  5. 【請求項5】請求項1ないし4のいずれかにおいて、前
    記回転軸は、鉛直方向に沿って前記ドラムを支持し、前
    記第二円盤側が上方に向いていることを特徴とする索条
    物巻取り装置。
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