JPH053499Y2 - - Google Patents

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JPH053499Y2
JPH053499Y2 JP1988039384U JP3938488U JPH053499Y2 JP H053499 Y2 JPH053499 Y2 JP H053499Y2 JP 1988039384 U JP1988039384 U JP 1988039384U JP 3938488 U JP3938488 U JP 3938488U JP H053499 Y2 JPH053499 Y2 JP H053499Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【産業上の利用分野】 本考案は、電線束取装置に係り、特に、誰にで
も簡単に電線束用パラソルを閉じることができ、
容易に電線束を電線束取装置から取り外すことが
できる電線束取装置に関する。
【従来の技術】
連続的に製造されてくる電線は、大型のケーブ
ルドラムに巻取られ、製品化されて出荷される。
しかしながら、この大型ケーブルドラムの径は、
巻かれる電線の種類によつて異なるが一般に700
〜1000mmもあり、この700〜1000mmもある大型の
ケーブルドラムに巻取られている電線は、長さが
200m〜500mという具合に長く、電力ケーブルの
外線等の張替など大量に使用する場合には良い
が、少量ずつ使用する場合には大型のケーブルド
ラムは持ち運びに不便で適さない。そのため、従
来より少量ずつ使用する場合のために大型のケー
ブルドラムに巻取られている電線を例えば400mm
径のドーナツ状のケーブル束に小分けにして販売
することが行なわれている。このケーブル束はケ
ーブルドラムに巻くのではなくボビンに巻いたケ
ーブルをそのままボビンから抜き出しドーナツ状
にしたものである。このケーブル束を作るのが電
線束取装置である。 この電線束取装置は、第4図に示す如くドラム
巻取装置100に設けられている。すなわち、こ
のドラム巻取装置100は、台車200を有して
いる。この台車200には、巻取ドラム用アンダ
ーロール110,120が回転自在に設けられて
いる。この巻取ドラム用アンダーロール110,
120は、大型のケーブルドラムを載置し、この
ケーブルドラムに電線ケーブルを巻き付けるため
にケーブルドラムを回転させるためのものであ
る。また、台車200の巻取ドラム用アンダーロ
ール110,120近傍には、巻取ドラム用アン
ダーロール110,120に載置されるケーブル
ドラムの中心に設けられている孔に貫通させるシ
ヤフトを支える巻取ドラムスタンド130が設け
られている。この巻取ドラム用アンダーロール1
10,120は、台車200上に設けられている
駆動モータ140によつて駆動するようになつて
いる。また、台車200には、巻取ドラム用アン
ダーロール110,120とは別に小型のドーナ
ツ状のケーブルを作る束取機300が設けられて
いる。この束取機300は、小型のケーブルドラ
ムを回転自在に設けたものである。この束取機3
00の近傍には、計尺機160が設けられてい
る。この計尺機160は、束取機300のケーブ
ルドラムに巻取られる電線ケーブル170の長さ
を計るものである。また、この台車200の下部
には、車輪210,220が設けられており、こ
の車輪210,220によつて台車200を適宜
箇所に移動できるように構成されている。 この台車200上に設けられている束取機30
0は、従来第5図〜第7図に示す如き構成を有し
ている(例えば、特公昭49−44633号公報参照)。
すなわち、束取機300は、駆動装置310を有
している。この駆動装置310には、回転自在に
シヤフト301が取付けられている。この回転自
在に構成されるシヤフト301には、円板状のド
ラムフランジ302が固着されている。このドラ
ムフランジ302には、複数枚に分割されたドラ
ム部材303が6〜8枚固着されている。このド
ラム部材303の外側に電線ケーブル120が巻
かれるようになつている。また、この複数のドラ
ム部材303の先端裏面部に係合部304が設け
られている。この係合部304には、回動自在に
リンク部材305がピン315によつて取付けら
れている。このリンク部材305には、パラソル
306が固着されている。このパラソル306
は、ドラムフランジ302に対向するドラムフラ
ンジに相当するもので第7図に示す如くドラム部
材303に相当する数6〜8枚(第5図に示され
ている従来例では8枚)設けられている。このパ
ラソル306は、ドラムフランジとして使用する
場合にはドラム部材306に接するようになつて
いる。 一方、シヤフト301の先端部には、摺動可能
に摺動フランジ307が嵌合されている。この摺
動フランジ307には、適宜数箇所(第5図図示
従来例では、第7図に示す如く8カ所)に係合部
308が設けられている。この係合部308に
は、前記リンク部材305の他端がピン316に
よつて回動自在に取付けられている。また、この
摺動フランジ307には、適宜箇所に貫通孔31
7が設けられており、この貫通孔317に合致す
るようにシヤフト301に穴318が設けられて
いる。この貫通孔317及びシヤフト301の穴
318には、ストツパーピン309が嵌合されて
いる。このストツパーピン309は、摺動フラン
ジ307の摺動を規制している。また、シヤフト
301の摺動フランジ307が取付られている側
とは反対側には、シーブ311が設けられてお
り、このシーブ311には、ベルト312が懸架
されている。このベルト312には、シーブ31
3が懸架されている。このシーブ313は、モー
タ314によつて回転するように構成されてい
る。 このように構成されるものであるから、まず、
摺動フランジ307をシヤフト301に嵌合し、
ストツパーピン309を貫通孔317、穴318
に差し込み摺動フランジ307の摺動を止める。
この状態でパラソル306は、第6図に示す如く
ドラムフランジ302と平行状態に立つた状態と
なつている。このような状態で、いま、モータ3
14によつてシーブ313を回転すると、このモ
ータ314の回転は、ベルト312を介してシー
ブ311に伝達され、このシーブ311の回転に
よつてシヤフト301は、回転する。このシヤフ
ト301の回転によつてドラムフランジ302が
回転し、ドラム部材303が回転する。このドラ
ム部材303を回転することにより電線ケーブル
320をドラム部材303に巻き付ける。このド
ラム部材303に電線ケーブル320を所定長さ
巻き付けると、第6図図示矢印Aに示す如くスト
ツパーピン309を抜き、パラソル306を第6
図図示矢印Bに示す如く手で閉じる。すると、摺
動フランジ307は、第6図図示矢印Cに示す如
く摺動し、ドラムフランジ302に片支持されて
いるドラム部材303が、第6図図示矢印Dに示
す如くたわむ。しかる後ドーナツ状に成形された
電線束をドラム部材303から取り出す。
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の束取機にあつ
ては、ストツパーピンを外し、しかる後パラソル
を手で倒すといつた2段階操作を必要とし、甚だ
手間を要するという問題点を有している。 また、ストツパーピン及びシヤフトを堅固な形
状にすることが甚だ困難であることから長期に渡
つて使用していると、ストツパーピンガ外れにく
くなつたり、シヤフト表面にキズが発生し、パラ
ソルが外れにくくなつたり、シヤフト表面にキズ
が発生し、パラソルが閉じなくなるという問題点
を有している。 本考案の目的とするところは、誰にでも簡単に
電線束用パラソルをワンタツチで閉じることがで
き、電線束取装置から容易に電線束を取り外すこ
とのできる電線束取装置を提供しようというもの
である。
【課題を解決するための手段】
上記目的を解決するために、本考案における電
線束取装置は、駆動装置によつて回転するシヤフ
トと、前記シヤフトの後端近傍に嵌合固着するド
ラムフランジ部と、前記ドラムフランジ部に片支
持固定された複数のドラム部材と、前記シヤフト
の先端部に摺動自在に嵌合する摺動フランジと、
前記ドラム部材に一端が軸支され前記摺動フラン
ジに他端が軸支される複数のリンク部材と、前記
リンク部材に後端が固着された複数のパラソルと
を備え、前記パラソルの先端を閉じることによつ
て複数のドラム部材に渡つて巻かれドーナツ状に
成形された電線束を取り出す電線束取装置におい
て、上記シヤフトの上記ドラムフランジ部の近傍
ドラム外側の位置に摺動自在に嵌合し外周面に周
回して溝の形成された操作部と、前記操作部の端
面と前記ドラムフランジ部を貫通して摺動フラン
ジの端面とを接続固定する少なくとも2本のポー
ルと、前記操作部の溝に摺動自在に嵌合するピン
を備え一端が適宜箇所に回動自在に軸支されるハ
ンドルとを設け、前記ハンドルを押上げ又は押下
げ操作部の溝に嵌合するピンによつて前記操作部
を前記シヤフトの長手方向に摺動させ上記パラソ
ルを開閉するようにしたものである。
【作用】
ハンドルを操作側から下方に引き下げるように
倒し、ハンドルの動きにしたがつて操作部が、操
作部の溝に嵌合しているピンに押されて操作側か
ら手前に向かつてシヤフトの軸方向に摺動しポー
ルを押す。操作部によつて移動するポールは摺動
フランジを摺動させ、摺動フランジの摺動によつ
てドラム部材の先端に設けられている支持部が摺
動フランジに回動自在に取り付けられているリン
グ部材によつて押し上げられていき、撓んでいた
ドラム部材が真つ直ぐになつていく。ドラム部材
が真つ直ぐになるにしたがつて、今まで閉じてい
たパラソルは、立ち上がつて開いていく。そし
て、摺動フランジをシヤフトの先端部まで摺動さ
せたときに、パラソルは、シヤフトと略垂直な状
態、すなわち、ドラムフランジ部と平行な状態に
立つた状態(完全に開いた状態)となる。このよ
うにして電線束取装置のケーブルドラムはセツト
される。 このような状態で、駆動装置を駆動してシヤフ
トを回転させると、ドラム部材はドラムフランジ
部と共に回転する。このドラム部材を回転するこ
とにより電線ケーブルをドラム部材に巻き付けて
いく。このドラム部材に電線ケーブルを所定長さ
巻き付けると、駆動装置を停止してドラムの回転
を停止する。その後、ハンドルを操作側から上方
に押し上げるように起す。すると、このハンドル
の動きにしたがつて操作部が、操作部の溝に嵌合
しているピンに押されて操作側から奥に向かつて
シヤフトの軸方向に摺動し、操作部に固着されて
いるポールを引つ張る。このように操作部によつ
て移動するポールは、摺動フランジを操作側から
奥側に摺動させる。この摺動フランジの摺動によ
つて、摺動フランジに回動自在に取り付けられて
いるリンク部材が徐々に横になつていき、パラソ
ルが閉じていく。これと同時に、摺動フランジの
摺動によつてドラム部材は、ドラム部材の先端に
設けられている支持部が摺動フランジに回動自在
に取り付けられているリング部材によつて引き下
げられていき、真つ直ぐにな状態から撓んでい
く。 しかる後、ドーナツ状に成形された電線束をド
ラム部材から取り出す。
【実施例】
以下、本考案の実施例について説明する。 第1図〜第3図には、本考案の一実施例が示さ
れている。 図において、1は電線束取装置で、ボビンに巻
き付けたケーブルをそのままボビンから抜き出し
てドーナツ状に成形するものである。2は駆動装
置で、ケーブルをボビンに巻き付けるときにボビ
ンを回転駆動するものである。3はモータで、ボ
ビンを回転駆動する駆動源である。4はシーブ
で、モータ3の回転軸に取り付けられている。5
はシーブで、回転可能に構成されている。このシ
ーブ5には、シーブ4との間にベルト6が懸架さ
れており、モータ3によつて回転するシーブ4の
回転がベルト6を介して伝達されるようになつて
いる。 7はシヤフトで、駆動装置2の筺体に回転自在
に取り付けられており、シヤフト7の一端には、
シーブ5が固着されている。したがつて、このシ
ヤフト7は、シーブ5によつて回転力が与えられ
ることになる。8はドラムフランジ部で、円板状
に形成されている。そして、このドラムフランジ
部8は、第2図に示す如く、略中心に貫通するシ
ヤフト7に固着されている。 9はドラム部材で、一端がドラムフランジ部8
に固着されている。このドラム部材9は、板状に
形成され、ドラムフランジ部8に複数枚(本実施
例では8枚)が固着されている。10は支持部
で、複数枚のドラム部材9の先端裏面部にそれぞ
れ設けられている。11はリンク部材で、支持部
10に回動可能に軸支されている。このリンク部
材11の他端は、支持部24に回動可能に軸支さ
れている。 12はパラソルで、一端がリンク部材11に固
着されている。このパラソル12は、ドラムフラ
ンジ部8に対向するドラムフランジに相当するも
ので、板状に形成され、ドラム部材9の枚数と同
一の枚数(本実施例では8枚)設けられている。
このパラソル12は、ドラムフランジとして使用
する場合には、第1図の実線で示す如く、ドラム
部材9の先端部に立設し、ケーブルドラムを形成
するように内側に閉じた状態(パラソル12は開
いた状態)となつている。 13は操作部で、円筒状に形成されシヤフト7
に摺動可能に嵌合されている。14,15は操作
部13の両端に形成されるフランジである。16
は溝で、操作部13の略中央部に周回して形成さ
れている。17はピンで、略L字状のハンドル1
8に貫通して設けられている。このピン17は、
溝16に着脱自在に嵌入されている。このピン1
7は、このハンドル18の下端部は、駆動装置2
の筺体に取り付けられているハンドル支持部材1
9に回動自在に軸支されている。また、ハンドル
18の上端部は、握り部20が取り付けられてい
る。 21,22はポールで、23は摺動フランジで
ある。ポール21,22の一端は、操作部13の
フランジ14に取り付けられており、ドラムフラ
ンジ部8を貫通して、他端が摺動フランジ23に
固着されてている。したがつて、このポール21
とポール22は、ドラムフランジ部8の回転に伴
つてドラムフランジ部8と一緒にシヤフト7の周
りを回転することになる。このポール21とポー
ル22がドラムフランジ部8の回転によつてシヤ
フト7の周りを回転することによりポール21,
22の一端が固着されている操作部13も回転す
ることになる。この操作部13の回転によつて操
作部13の略中央部に周回して形成されているピ
ン17は、溝16内を摺動することになる。ま
た、操作部13がシヤフト7の長手方向に移動す
ると、ポール21とポール22は、操作部13の
移動に伴つて移動することになり、ドラムフラン
ジ部8の貫通部で摺動可能に構成されている。ま
た、このポール21とポール22とは、フランジ
14に中心軸に対称の位置に配設されている。摺
動フランジ23は、リング状に形成され、シヤフ
ト7に摺動可能に嵌合されている。 24は支持部で、第2図に示す如く摺動フラン
ジ23の外周面に複数個(本実施例では8個)設
けられている。この支持部24に、ドラム部材9
の先端裏面部にそれぞれ設けられている支持部1
0に軸支されたリンク部材11の他端が軸支され
ている。 30は電線ケーブルで、第1図に示す如くドラ
ム部材9の外側に巻かれる。 次に、本実施例の動作について説明する。 まず、パラソル12が第1図に図示の一点鎖線
のような状態(パラソル12が閉じた状態)か
ら、ハンドル18を第1図に図示の矢印Aに示す
如き方向に、操作側(第1図左側)から下方に引
き下げるように倒す。すると、ハンドル18は、
第1図に図示の実線に示す位置に移動する。この
ハンドル18の動きにしたがつて操作部13は、
操作部13の溝16に嵌合しているハンドル18
のピン17によつて押されてシヤフト7の上を第
1図に図示の一点鎖線の位置から第1図に図示の
実線に示す位置まで摺動する。 この操作部13の摺動は、操作部13に固着さ
れているポール21,22を押し、ポール21,
22の他端に固着されている摺動フランジ23を
押し第1図に図示の矢印Bに示す如く摺動させ
る。すると、横になつていた摺動フランジ23に
回動自在に取り付けられたリンク部材11が徐々
に起き上がつていき、パラソル12が第1図に図
示の矢印Cに示す如く立ち上がつて(開いて)い
く。これと同時に、摺動フランジ23の摺動によ
つてドラム部材9は、ドラム部材9の先端に設け
られている支持部10が摺動フランジ23に回動
自在に取り付けられているリング部材11によつ
て押し上げられていき、撓んだ状態から真つ直ぐ
な状態になつていく。そして、摺動フランジ23
をシヤフト9の先端部まで摺動させると、パラソ
ル12は、第1図に示す如く、シヤフト7と略垂
直な状態、すなわち、ドラムフランジ部8と平行
な状態に立つた状態(完全に開いた状態)とな
る。このようにして電線束取装置1のケーブルド
ラムはセツトされる。 このような状態で、モータ3によつてシーブ4
を回転すると、このモータ3の回転は、ベルト6
を介してシーブ5に伝達され、このシーブ5の回
転によつてシヤフト7は回転する。このシヤフト
7の回転によつてドラムフランジ部8が回転し、
ドラム部材9がドラムフランジ部8と共に回転す
る。このドラム部材9を回転することにより電線
ケーブル30をドラム部材9に巻き付けていく。
このドラム部材9に電線ケーブル30を所定長さ
巻き付けると、モータ3を停止してドラムの回転
を停止する。 その後、操作側から握り部20を持つてハンド
ル18を第1図に図示の矢印Dに示す如く上方に
押し上げるように起す。すると、このハンドル1
8は、ハンドル支持部材19を中心に回動する。 ハンドル18の回動によつて操作部13は、ハ
ンドル18に取り付けられているピン17に押さ
れて操作側から第1図に図示の矢印Eに示す如く
奥に向かつてシヤフト7の軸方向に摺動する。こ
の操作部13の摺動によつて、この操作部13の
フランジ14に固定されているポール21,22
が第1図に図示の矢印Fに示す方向に引つ張られ
摺動する。この摺動フランジ23が第1図に図示
の矢印Fに示す方向に摺動していくと、リンク部
材11が摺動フランジ23の摺動に伴つて徐々に
横になつていく。 すると、このリンク部材11に固定されている
パラソル12が第1図に図示の矢印Gに示す如く
回動して閉じて(パラソル12をドラムフランジ
としてみると、開いて)いく。このときドラムフ
ランジ部8に片支持されているドラム部材9は、
摺動フランジ23が摺動することによりリンク部
材11が引つ張られ、ドラム部材9の先端裏面部
に設けられている支持部10がリンク部材11に
よつて下方に引つ張られて、先端が第1図に図示
の矢印Hに示す如く真つ直ぐな状態から撓んでい
く。 しかる後、ドーナツ状に成形された電線束をド
ラム部材9から取り出す。
【考案の効果】
本考案は、上述のように構成されているので、
誰にでも簡単に電線束用パラソルをワンタツチで
閉じて、ドラムフランジを簡単に開くことがで
き、電線束取装置から容易に電線束を取り外すこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は、本考案の実施例を示すもの
で、第1図は電線束取装置の全体構成図、第2図
は第1図に図示の電線束取装置のドラム部の一部
断面斜視図、第3図は第1図に図示の電線束取装
置の正面図、第4図はドラム巻取装置の全体図、
第5図は従来の電線束取機の斜視図、第6図は第
5図図示従来の電線束取機の一部断面側面図、第
7図は第5図図示従来の電線束取機の正面図であ
る。 1……電線束取装置、2……駆動装置、7……
シヤフト、8……ドラムフランジ部、9……ドラ
ム部材、11……リンク部材、12……パラソ
ル、13……操作部、16……溝、17……ピ
ン、18……ハンドル、21,22……ポール、
23……摺動フランジ、25……駆動装置、30
……電線ケーブル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動装置によつて回転するシヤフトと、前記シ
    ヤフトの後端近傍に嵌合固着するドラムフランジ
    部と、前記ドラムフランジ部に片支持固定された
    複数のドラム部材と、前記シヤフトの先端部に摺
    動自在に嵌合する摺動フランジと、前記ドラム部
    材に一端が軸支され前記摺動フランジに他端が軸
    支される複数のリンク部材と、前記リンク部材に
    後端が固着された複数のパラソルとを備え、前記
    パラソルの先端を閉じることによつて複数のドラ
    ム部材に渡つて巻かれドーナツ状に成形された電
    線束を取り出す電線束取装置において、上記シヤ
    フトの上記ドラムフランジ部の近傍ドラム外側の
    位置に摺動自在に嵌合し外周面に周回して溝の形
    成された操作部と、前記操作部の端面と前記ドラ
    ムフランジ部を貫通して摺動フランジの端面とを
    接続固定する少なくとも2本のポールと、前記操
    作部の溝に摺動自在に嵌合するピンを備え一端が
    適宜箇所に回動自在に軸支されるハンドルとを設
    け、前記ハンドルを押上げ又は押下げ操作部の溝
    に嵌合するピンによつて前記操作部を前記シヤフ
    トの軸方向に摺動させ上記パラソルを開閉するよ
    うにしたことを特徴とする電線束取装置。
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JPS4944633A (ja) * 1972-06-22 1974-04-26
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