JPH0548330Y2 - - Google Patents

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JPH0548330Y2
JPH0548330Y2 JP1987085424U JP8542487U JPH0548330Y2 JP H0548330 Y2 JPH0548330 Y2 JP H0548330Y2 JP 1987085424 U JP1987085424 U JP 1987085424U JP 8542487 U JP8542487 U JP 8542487U JP H0548330 Y2 JPH0548330 Y2 JP H0548330Y2
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wires
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、使用目的に応じて短尺に切断された
複数本の電線を揃えてその外周面に螺旋状にテー
プを巻き付けて集束し、テープ巻きされた一本状
の集束電線を形成するための自動テープ巻き装置
に関するものである。
〈従来の技術〉 従来この種のテープ巻きされた集束電線は、大
型の機械によつて何百米という長尺の電線を連続
して巻回するか、各種電気機器内へ組込むように
した所定長さに切断された短尺の電線にあつては
手巻きによつてテープを巻き付けているのが現状
である。
〈考案が解決しようとする問題点〉 従つて、従来のこの種の大型機械による長尺電
線にテープ巻きされた集束電線は、電線を所定長
さのものとして使用しようとすると、集束電線の
切断された両側において所定寸法分だけの巻きテ
ープを除去しなければならず、この除去に際して
テープ巻き方向の後端側では比較的容易にテープ
を除去することができるが、先端側にあつてはこ
の除去作用が極めて面倒であり、しかも除去した
残余部分の端部のテープの姿勢が乱れ美麗な状態
に始末することが困難であるという問題があつ
た。また、電気機器への各種電線の色分けに対応
した色の電線の組せ集束、大小電線の組合せ集
束、電線集束本数の多寡など極めて多品種のもの
を常備しておかなければならないという問題があ
つた。他方、手巻きによる短尺ものの集束電線は
手巻きであるため、テープの重ね量が一定せず、
美麗な螺旋状にテープ巻きしたものを得ることが
困難であつた。また、多大な時間と労力とを必要
とする問題があつた。
そこで、本考案はかかる従来の問題点を解決す
るために、使用しようとする電気機器への装着長
さに対応した長さに切断された短尺の電線、とき
にはその両端に接続用端子が既に固着されている
短尺の電線に対して任意の長さの部分にだけテー
プ巻きを施すことが簡単容易にかつ自動的にで
き、、テープの重合幅の調整も容易にでき、それ
でいて端から端まで美麗な螺旋巻きができ、作業
能率の向上を図ることができる電線集束自動テー
プ巻き装置を提供することを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 該目的を達成するための本考案の構成を、実施
例に対応する第1図乃至第5図を用いて説明する
と、本考案は、複数本の電線K……の外周面にテ
ープTを巻き付けて一本状の集束電線K′に形成
するテープ巻き装置であつて、車輪12付き台車
11上に取付けた、モーターMからの回転力によ
つて回転されるドラム1と、該ドラム1の中心部
に形成された複数電線K……挿通用貫通孔2と、
該ドラム1の一側面1aに形成された巻テープ
Taの取付け装置3とを台車11上に搭載し、他
方、台車11に取付けたモーターMの回転力を動
力伝達機構(14,16,17,18,19と2
0または12a)を介して台車11または電線保
持体25a,25bを移動させる構造とし、台車
11の前後方向位置に前記複数電線K……を保持
する二つの電線保持体25a,25bを、その電
線保持部分が前記電線挿通用貫通孔2と同高さ位
置に位置するようにして配設形成してあり、更
に、前記電線保持体25a,25bは上下二つ割
りとした断面略コ字形リング体でその一端で互い
に開閉自在に枢支され、他端部で連結金具28で
係脱自在に連結され、中央部に電線保持孔を有す
る半割り弾性体29,29をその内部に嵌合保持
させてある構造としたものである。
〈作用〉 本考案は、このような構造としたものであるか
ら、テープ巻きしようとする複数本の電線K……
を二つの電線保持体25a,25b間に懸架し、
巻テープTaの取付け装置3に巻テープTaを装着
させ、電線に対するテープの巻き付け角度を設定
し、テープTの先端を電線K……に巻き付けてモ
ーターMを回転させることによつて、台車11ま
たは電線保持体25a,25bを移動させるとと
もに、ドラム1を回転させ、テープTの巻付け当
初から最終位置まで皺のない美麗な螺旋状に、テ
ープ巻きされた集束電線を能率よく自動的に得る
ことができるのである。
〈実施例〉 以下本考案の実施例について図面に基づいて説
明する。
図中第1図乃至第5図は、本考案の第1実施例
を示す図で、該実施例は、テープ巻きしようとす
る複数の被覆電線K……を二つの電線保持体25
a,25b間に懸架させて固定しておき、この固
定された複数本の電線Kに対し台車11を移行さ
せながらテープTを巻回するようにした装置の実
施例である。
先ず、前記二本の車輪軸12a,12bにレー
ル13上を走行する左右四つの車輪12……を軸
架した台車11上に原動機としてのモーターMを
載置し、該モーターMの軸14にVプーリー15
とウオームギヤー16とを固着し、該ウオームギ
ヤー16の回転を、該ウオームギヤー16と咬合
うウオームホイール17と同軸に軸架した中間歯
車18を介して前記レール13間に並設したラツ
ク20と咬合う車輪軸12a上のピニオン19に
歯車伝達し、他方、前記台車11上に固着立設さ
せた枠体21に、中央部に貫通孔2を有し、一側
方(第1,3図において左側)に突出する筒部1
bを有するドラム1をベアリング23を介して回
転自在に横架し、該ドラム1の外周に形成してあ
るV字溝1cと前記Vプーリー15との間にVベ
ルト22を架設して回転伝達すべくなし、また、
該ドラム1の他側面(第1,3図において右側
面)1aから突起部4を突出させ、第1,3図に
示した如く、円盤部7の中心部に表裏に突出する
軸6を有するテープ取付け装置3を、その裏面側
に突出させた軸部分を、前記突起部4に設けられ
た軸5を介して前記ドラム1の側面1aに対し該
ドラム1の放射方向に沿う方向に角度変更自在に
軸着し、かつ、円盤部7の表側に突出した軸6部
分に巻きテープTaを嵌着し、その外面側から座
板9を介して締付ボルト8によつて固定する構造
としたものである。また、前記走行レール13の
両端位置には、設置位置を自由に変更できる前後
二つのポール台26a,26bに立設した2本の
ポール24a,24bを配設し、その上部に上半
部分を開閉自在にした電線保持体25a,25b
をその電線保持部分25a′,25b′が前記ドラム
1の貫通孔2と同高さ位置に位置するようにして
設けてある。第1図中27は各電線K……のそれ
ぞれの端部に固着された電線端子である。
而して、電線K……の両端部側を集束保持させ
る電線保持体25a,25bは、第5図に示すよ
うに、上下二つ割りとした断面コ字形リング体で
その一端で互いに開閉可能に枢支され、他端部で
連結金具28で係脱自在に連結され、中央部に電
線保持孔を有するゴム製円盤形の半割り弾性体2
9,29をその内部に嵌合して使用する構造とし
たものである。この半割弾性体29,29は、第
6図イ,ロ,ハ図に示したように中央部の孔の大
きさに大小の変化を持たせた小束用、中束用、大
束用があり、これらを保持する電線束の大小によ
つて、任意に変更して用いることができるように
してある。
このような構造とした該実施例の電線集束テー
プ巻き装置を用いるには、先ず集束しようとする
複数本の電線K……を前記ドラム1の中央に形成
されている電線挿通用の貫通孔2に通し、それぞ
れの両端近く位置をそれぞれ前記電線保持体25
a,25bに挟着保持させて横架したのち、テー
プTの巻始め位置に台車11を移動させてテープ
Tの先端部を電線Kに巻き付けたのち、モーター
Mを回転させると台車11はウオームギヤー16
から回転力を受けたピニオン19の回転によつ
て、第1図矢印aで示した方向に一定速度で移動
し、他方ドラム1はVベルト22を介してVプー
リー15の回転力を受けて一定回転数で回転す
る。このドラム1の回転により、先端が電線Kに
巻付けられているテープTは、一定の傾斜角を以
つて一定の幅先行巻回テープと重畳しながら一定
の螺旋状に順次電線K上に巻回され、テープ巻き
された集束電線K′を形成するのである。
本考案にいう電線集束テープ巻き装置はこのよ
うに、電気機器への接続のために1mなり1m50
cmなりの所定の短尺に形成された電線Kを必要本
数集めてこれをテープ巻きして一本状に集束する
装置であるから、台車11は自走式でなく、固定
台として固定させておいて電線保持体25a,2
5bを移動させることによつて電線Kを移動させ
るようにしてもよい。この具体的手段の一つとし
ては、前記第1,2,4図に示した台車11を固
定台とし、ピニオン19の回転力によつてラツク
20をその長手方向に移動させる構造とし、該ラ
ツク20に対してポール台26a,26bを固定
させておく構造とすればよい。また、ラツク20
に代えて螺旋溝付ロツドを回転させる構造として
もよい。
以上本考案の代表的と思われる実施例について
説明したが、本考案は必ずしもこれらの実施例構
造のみに限定されるものではなく、本考案にいう
構成要件を備え、かつ本考案にいう目的を達成
し、以下にいう効果を有する範囲内において適宜
改変して実施することができるものである。
〈考案の効果〉 以上の説明から既に明らかなように本考案は、
各種の電気機器への機器内の電気的接続のために
使用される所定寸法に切断された短尺の複数本の
電線を所定の間だけテープ巻きして一本状の集束
電線のように集束するようにしたものであつて、
その構造としてモーターからの回転力によつて回
転されるドラムと、該ドラムの中心部に形成され
た複数電線挿通用貫通孔と、該ドラムの一側面に
形成された巻テープの取付け装置と、前記貫通孔
と同一高さ位置に電線を保持させる二つの電線保
持体と、台車とからなり、該台車若しくは電線保
持体を移動させる構成としたものであるから、電
線に対して所定の螺旋状に巻皺と巻き乱れの少な
い状態で美麗なテープ巻きを自動的に施すことが
でき、電線に対し所定の任意の範囲についてだけ
テープ巻きすることが極めて容易にできるので、
手軽に極めて能率よく、しかも、簡易なテープ巻
き集束電線を得ることができる。さらに加えて本
考案では、前記電線保持体25a,25bは上下
二つ割りとした断面略リング体でその一端で互い
に開閉可能に枢支され、他端部で連結金具28で
係脱自在に連結され、中央部に電線保持孔を有す
る半割り弾性体29,29をその内部に嵌合保持
させてある構造としたから、コ字形リング体を開
放させて半割り弾性体29,29の電線保持孔に
集束電線をのせた該リング体を閉じて連結金具2
8で締結することにより簡単な操作で、しかも集
束電線を傷つけることなく適度な弾力性を維持し
た状態で確実に挟着保持することができ、光りフ
アイバー等の傷つきやすい線材に対して効果的に
テープ巻きすることができるという顕著な効果を
期待することができるに至つたのである。
【図面の簡単な説明】
図中第1図乃至第5図は本考案の実施例を示し
た図で、第1図は全体正面図、第2図はギヤート
レーン部の正面図、第3図は要部の縦断正面図、
第4図は要部の一部切欠側面図、第5図は電線支
持体の斜視図、第6図イ,ロ,ハ図はそれぞれ半
割り弾性体の斜視図である。 図中1はドラム、1aは側面、2は電線挿通用
貫通孔、3はテープ取付け装置、11は台車、1
2aは車輪軸、14,16,17,18,19は
動力伝達機構、20はラツク、Kは電線、K′は
集束電線、Mはモーター、Tはテープ、Taは巻
テープである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数本の電線K……の外周面にテープTを巻き
    付けて一本状の集束電線K′に形成するテープ巻
    き装置であつて、車輪12付き台車11上に取付
    けた、モーターMからの回転力によつて回転され
    るドラム1と、該ドラム1の中心部に形成された
    複数電線K……挿通用貫通孔2と、該ドラム1の
    一側面1aに形成された巻テープTaの取付け装
    置3とを台車11上に搭載し、他方、台車11に
    取付けたモーターMの回転力を動力伝達機構(1
    4,16,17,18,19と20または12
    a)を介して台車11または電線保持体25a,
    25bを移動させる構造とし、台車11の前後方
    向位置に前記複数電線K……を保持する二つの電
    線保持体25a,25bを、その電線保持部分が
    前記電線挿通用貫通孔2と同高さ位置に位置する
    ようにして配設形成されており、更に、前記電線
    保持体25a,25bは上下二つ割りとした断面
    略コ字形リング体でその一端で互いに開閉可能に
    枢支され、他端部で連結金具28で係脱自在に連
    結され、中央部に電線保持孔を有する半割り弾性
    体29,29をその内部に嵌合保持させてある短
    尺電線への自動テープ巻き装置。
JP1987085424U 1987-05-30 1987-05-30 Expired - Lifetime JPH0548330Y2 (ja)

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JPS63194419U JPS63194419U (ja) 1988-12-14
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